JP2011087032A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印象的な映像効果を有する動画像を含む動画像データを容易に作成することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 被写体からの光を撮像する撮像素子6と、撮像素子からの撮像信号に基づく複数のフレーム画像により形成される動画像の撮影を開始してから動画像の撮影を終了するまでの間、撮影画面内における被写体像の該撮影画面に対する相対的な大きさに関する情報を検出する大きさ情報検出部26と、大きさ情報検出部により検出される撮影画面に対する被写体像の大きさ情報に基づいて、単位時間に記録されるフレーム画像の数を示す記録フレームレートを、第1記録フレームレートから該第1記録フレームレートとは異なる第2記録フレームレートに切り換える切換部4と、動画像の撮影を開始してから、途中切換部による切換えを介して動画像の撮影を終了するまでの間に記録される複数のフレーム画像に基づいて、動画像データを作成する動画像データ作成部4とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像を記録可能な撮像装置に関するものである。
イメージセンサからの動画像に含まれる移動体の画像に基づいて移動体の移動速度を検出し、この検出された移動体の移動速度が所定値以下の時はイメージセンサを30枚/秒の標準フレームレートで動作させ、所定値より大きい時は標準フレームレートより高いフレームレートで動作させる撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−358984号公報
しかしながら、上述の従来技術では、撮像装置に対して遠い位置にいる移動体が遠くで速く移動している場合において標準フレームレートと異なるフレームレートに切り換えられる等、フレームレートの切換え効果が得られない場合においてもフレームレートの切換えが行われる場合があった。
ところで、動画像を撮影する場合において、略等速で移動している被写体が遠くで速く、近くで遅く移動しているように変化する動画像のような、印象的な映像効果を有する動画像を、容易に取得可能な技術が所望されている。しかしながら、上述のような印象的な映像効果を有する動画像を、使用者がビデオカメラ等を手動操作して撮影しようとした場合には高度な操作技術を要していた。
本発明の目的は、印象的な映像効果を有する動画像を含む動画像データを容易に作成することができる撮像装置を提供することである。
本発明は以下のような解決手段により上記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施の形態に対応する符号を付して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の撮像装置は、被写体からの光を撮像する撮像素子(6)と、前記撮像素子(6)からの撮像信号に基づく複数のフレーム画像により形成される動画像の撮影を開始してから前記動画像の撮影を終了するまでの間、撮影画面内における前記被写体像の該撮影画面に対する相対的な大きさに関する情報を検出する大きさ情報検出部(26)と、前記大きさ情報検出部(26)により検出される前記撮影画面に対する前記被写体像の大きさ情報に基づいて、単位時間に記録される前記フレーム画像の数を示す記録フレームレートを、第1記録フレームレートから該第1記録フレームレートとは異なる第2記録フレームレートに切り換える切換部(4)と、前記動画像の撮影を開始してから、途中前記切換部(4)による切換えを介して前記動画像の撮影を終了するまでの間に記録される複数の前記フレーム画像に基づいて、動画像データを作成する動画像データ作成部(4)とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、印象的な映像効果を有する動画像を含む動画像データを容易に作成することができる。
実施の形態に係る電子カメラのシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影する際の処理について説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る表示部の表示例を示す図である。 実施の形態に係る表示部の表示例を示す図である。 実施の形態に係る表示部の表示例を示す図である。 実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影するための設定を行う際の処理について説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る表示部の表示例を示す図である。 テンプレートを示す図である。 第1の実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影する際の処理について説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影する際の処理について説明するためのタイムチャートである。 動画像ファイルの作成について説明するための図である。 第2の実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影する際の処理について説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影する際の処理について説明するためのタイムチャートである。 第3の実施の形態に係る電子カメラにおいて動画像を撮影する際の処理について説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る表示部の表示例を示す図である。 実施の形態に係る表示部の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置としての電子カメラについて説明する。なお、この実施の形態に係る電子カメラは、レンズ交換式の電子カメラであって、図示しない撮影レンズが装着されているものとして説明するが、レンズ一体式の電子カメラであってもよい。また、この実施の形態においては、静止画像及び動画像が撮影可能な電子カメラを例に挙げて説明するが、動画像のみ撮影可能な電子カメラであってもよい。
図1は、第1の実施の形態に係る電子カメラ2のシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子カメラ2は、マイクロプロセッサ等により構成され、電子カメラ2の各部を統括的に制御する制御部4を備えている。制御部4には、撮像素子6、アンプ・A/D変換部8、動画用バッファメモリ12、静止画用バッファメモリ14、音声用バッファメモリ16、記録媒体18、表示部20、スピーカ22、操作部24、及び大きさ情報検出部26が接続されている。
撮像素子6は、CCDまたはCMOS等により構成され、図示しない撮影レンズを介した被写体からの光を撮像して撮像信号を制御部4に対して出力する。アンプ・A/D変換部8は、マイク10により集音された電子カメラ2周辺の音声のアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換された音声のデジタル信号を制御部4に対して出力する。
動画用バッファメモリ12は、撮像素子6からの撮像信号に基づき作成され、制御部4内の図示しない縮小回路を介することにより動画像用の解像度にリサイズ(解像度大から小へ)された動画像データを一時的に記憶する。静止画用バッファメモリ14は、撮像素子6からの撮像信号に基づき作成された静止画像データを一時的に記憶する。音声用バッファメモリ16は、アンプ・A/D変換部8から出力された音声のデジタル信号に基づき作成された音声データを一時的に記憶する。
記録媒体18は、電子カメラ2に設けられたカードスロット(図示せず)に着脱可能に装着される可搬性を有する記録媒体であり、例えば、CFカード、SDカード、スマートメディア等が用いられる。記録媒体18には、制御部4において作成された動画像データに制御部4内の図示しない動画用信号処理回路により動画像用の画像処理が施され、制御部4内の図示しない動画用圧縮回路により動画像用の圧縮処理が施された動画像データが記録される。同様に、記録媒体18には、制御部4において作成された静止画像データに制御部4内の図示しない静止画用信号処理回路により静止画像用の圧縮処理が施された静止画像データ、及び制御部4において作成され、対応する動画像データに付加された音声データ等が記録されている。
表示部20は、電子カメラ2の背面部に配置されるLCD等により構成されるモニタまたはEVF等により構成され、撮像素子6からの撮像信号に基づくスルー画像、記録媒体18に記録されている画像データに基づく静止画像や動画像、後述するシナリオ動画撮影モード毎にサンプル動画データとしてカメラ内の不図示のメモリに記憶されているサンプル動画、及び撮影に関する情報等を表示する。スピーカ22は、記録媒体18に記録されている音声データや、前述のカメラ内の不図示のメモリに記憶されているサンプル動画データに付随して不図示のメモリに記録されている音声データに基づく音声を出力する。
操作部24は、電子カメラ2の電源をオン/オフする電源スイッチ、静止画像や動画像及び音声の記録を開始する際に操作される録画開始ボタン(例えば、RECボタンやシャッタボタン等)、動画像及び音声の記録を終了する際に操作される録画終了ボタン(例えば、RECボタンやシャッタボタン等)、表示部20にメニュー等を表示させるためのメニューボタン、メニュー項目等の選択や様々な設定時に操作される十字キー、メニュー項目等の選択や様々な設定に対する確定操作を行うためのOKボタン等を含んで構成されている。
大きさ情報検出部26は、電子カメラ2において動画像の撮影を開始してから動画像の撮影を終了するまでの間、撮影画面内における主要被写体像の撮影画面に対する相対的な大きさに関する情報(以下、大きさ情報という)を検出する。具体的には、予め主要被写体のテンプレートを作成し、作成したテンプレートを図示しないメモリ等に記憶させておく。そして、動画像を撮影する際に、メモリ等に記憶されているテンプレートから主要被写体を特定し、例えば撮影画面全体の画素数に対する主要被写体像の画素数を算出する等の周知の画像処理技術を用いて、主要被写体像の大きさ情報を検出する。なお、大きさ情報には、主要被写体像の撮影画面に対する相対的な面積、主要被写体像の撮影画面に対する相対的な縦方向の長さ、及び主要被写体像の撮影画面に対する相対的な横方向の長さの少なくとも1つが含まれる。
この実施の形態に係る電子カメラ2では、撮像素子6からの撮像信号に基づくフレーム画像の単位時間に記録される数を制御することにより、略等速で移動している被写体が電子カメラ2に対して遠いときは速く、近いときは遅く移動しているように再生される動画像を自動的に撮影することができる。以下、図2に示すフローチャートを参照して、第1の実施の形態に係る電子カメラ2において上述の動画像を撮影する際の処理について説明する。
まず、制御部4は、ユーザーにより動画撮影メニューの表示指示(例えば、メニューボタンの押下)がなされると、表示部20に、例えば図3に示すような動画撮影メニュー画面27を表示する(ステップS10)。動画撮影メニュー画面27には、様々な動画撮影モードを選択可能な項目(図3では、シナリオ動画撮影モードA,B,C,D,E)が表示される。ユーザーにより十字キー等を用いて1つの動画撮影モード(図3では、シナリオ動画撮影モードB)が選択され、OKボタンが押下されると、制御部4は、表示部20に、例えば図4に示すような画面28を表示する。画面28には、「サンプル動画を表示しますか?」等のメッセージ、及びメッセージに対する回答を選択するための項目(図4では、「Yes」及び「No」)が表示される。
なお、この実施の形態では、シナリオ動画撮影モードBが動いている被写体が近づくとスロー再生される動画像を撮影するモードであるものとする。また、サンプル動画は、各シナリオ動画撮影モードについての特徴的な映像効果を的確にユーザーに示すためにシナリオ動画撮影モード毎に予め作成されて電子カメラ2内の不図示のメモリ内に記憶されている動画像であり、ユーザーは、サンプル動画を視認することにより、選択したシナリオ動画撮影モードで撮影できる動画像がどういった形態(態様)のものかを容易に理解することができる。
ユーザーにより十字キー等を用いて「Yes」が選択され、OKボタンが押下されると(ステップS11、Yes)、制御部10は、表示部20に、例えば図5に示すようなサンプル動画の表示を行うための画面29を表示する(図4から図5に表示が切り替わる)。画面29には、サンプル動画を表示するためのサンプル動画表示エリア29a、選択されたシナリオ動画撮影モードBについて説明するための簡単な説明文(図5では、「動いている被写体が近づくとスロー再生される動画を撮影します。」)を表示するメッセージ表示エリア29b、サンプル動画の再表示または動画撮影への移行を選択するためのアイコン(図5では、「再表示」及び「撮影へ」)がそれぞれ表示される。そして、制御部4は、サンプル動画表示エリア29aに、シナリオ動画撮影モードBのサンプル動画を表示する(ステップS12)。
なお、シナリオ動画撮影モードには、図5中の説明文にあるような動画を撮影するモード以外にも、例えば、撮影画面内で撮影距離の異なる被写体に対して順次フォーカスを切り換えながら動画を撮影するモードや、フォーカス状態とズーム状態を同時に変更しながら動画を撮影するモード等、モード毎に互いに異なるシナリオの下で再生表示されて様々な映像効果が得られる動画撮影モード(他のシナリオ動画撮影モードA,C〜E)が設けられている。
ユーザーにより十字キー等を用いて「再表示」が選択され、OKボタンが押下されると(ステップS13、Yes)、制御部4は、図5に示す画面29において、サンプル動画表示エリア29aにシナリオ動画撮影モードBに対応するサンプル動画を再表示する(ステップS12)。一方、図4に示す画面28においてユーザーにより「No」が選択された場合(ステップS11、No)、または図5に示す画面29においてユーザーにより「撮影へ」が選択された場合(ステップS13、No)には、制御部4は、シナリオ動画撮影モードB、即ち動いている被写体が近づくとスロー再生される動画像を撮影するための設定へと移行する(ステップS14)。
図6は、シナリオ動画撮影モードBの動画像を撮影するための設定を行う際の処理について説明するためのフローチャートである。
まず、制御部4は、図7に示すように、表示部20の表示面にスルー画像30、主要被写体を指定するための指定枠(図7では四隅を示す記号)32、表示面上部にユーザーに対して主要被写体の指定を促すメッセージ(図7では「十字キーで主要被写体を枠内に移動させてください。」)34a、及び表示面右下部にユーザーに対して主要被写体体を指定した後にOKボタンを押下する旨を示すメッセージ34b等を表示する(ステップS20)。ユーザーは、表示部20の表示面に表示されているスルー画像30上において、主要被写体(図7では車)を指定する。なお、指定枠32の大きさは、変更可能に構成されている。そして、ユーザーにより主要被写体が指定され、OKボタンが押下されると、制御部4は、指定枠32内の被写体を主要被写体として設定し(ステップS21)、図8に示すように、ステップS21において設定された主要被写体のテンプレート(図8では、車のテンプレート)36を図示しないメモリ等に記憶する(ステップS22)。この際、表示部20の表示面上に「テンプレートを記憶しました。」等のメッセージを表示させることもできる。
なお、この実施の形態では、シナリオ動画撮影モードBの動画像を撮影する直前に図6に示すステップS20〜S22の処理を行っているが、事前に主要被写体のテンプレート36を作成し、記憶させておくこともできる。
動画像撮影のための設定(テンプレートの設定)を終えた後、制御部4は、動画像の撮影へと移行する(図2のステップS15)。なお、シナリオ動画撮影モードBの動画像には、「電子カメラ2に対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」と、「電子カメラ2に対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」とが存在する。
まず、図9のフローチャート及び図10のタイムチャートを参照して、シナリオ動画撮影モードBの「電子カメラ2に対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」を撮影するための処理について説明する。
図9に示すようにまず、制御部4は、表示部20の表示面にスルー画像、表示面上部にユーザーに対して録画開始を促す「RECボタンで撮影を開始します。」等のメッセージ、及び表示面右下部にユーザーに対して動画像の記録を開始する際に録画開始ボタン(この実施の形態ではRECボタン)を押下する旨を示すメッセージ等を表示する(ステップS30)。
次に、制御部4は、ユーザーにより録画開始ボタン(RECボタン)が押下されたか否かを判別する(ステップS31)。ステップS31において録画開始ボタンが押下されたと判別された場合には(ステップS31、Yes)、制御部4は、切換前の記録フレームレートで動画像の記録を開始する(ステップS32、図10では時間t1)。
記録フレームレートとは、単位時間に記録されるフレーム画像の数を示すものであり、切換前の記録フレームレート(以下、第1記録フレームレート)、及び第1記録フレームレートとは異なる切換後の記録フレームレート(以下、第2記録フレームレートという)は、予め設定され、図示しないメモリ等に記憶されている。「電子カメラ2に対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」、即ち被写体像の大きさが所定閾値(後述する)よりも小さい値から大きい値へ変化する動画像を撮影する場合には、第1記録フレームレートは、第2記録フレームレートよりも少ない記録フレームレートに設定されている。この実施の形態では、第1記録フレームレートは6枚/秒、第2記録フレームレートは30枚/秒に設定されている。
ステップS32において、制御部4は、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される30枚/秒のフレーム画像の中から、6枚/秒(第1記録フレームレート)のフレーム画像40,42のみを記録する。即ち、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される5枚のフレーム画像の中の1枚のフレーム画像40,42のみを記録していく。この場合において、制御部4は、記録するフレーム画像40,42のみを動画用バッファメモリ12に格納するよう制御する。または、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力されるすべてのフレーム画像を一旦、動画用バッファメモリ12に格納し、後述する動画像ファイル作成時(ステップS39)に動画像バッファメモリ12から記録すべきフレーム画像40,42のみを読み出し、記録するよう制御してもよい。
次に、制御部4は、主要被写体像の大きさ情報を検出する(ステップS33)。具体的には、制御部4は、大きさ情報検出部26に対して制御信号を出力し、大きさ情報検出部26は、制御部4からの制御信号に従い、メモリ等に記憶されているテンプレート36(図8参照)から、例えばフレーム画像42においてテンプレートマッチングを行うことにより撮影画面内の主要被写体像(車の像)42aを特定し、例えば撮影画面全体の画素数に対する主要被写体像の画素数を算出する等の周知の画像処理技術を用いて、撮影画面に対する主要被写体像の相対的な大きさ情報を検出する。この実施の形態では、撮影画面に対する車の像の相対的な面積を検出する。そして、大きさ情報検出部26は、制御部4に対して検出結果を出力する。
次に、制御部4は、ステップS33において検出した車の像の大きさ情報(撮影画面に対する相対的な面積)が所定閾値以上であるか否かを判別する(ステップS34)。所定閾値は、予め設定されており、図示しないメモリ等に記憶されている。ステップS34において所定閾値以上でないと判別された場合には(ステップS34、No)、制御部4は、ステップS33の処理に戻り、ステップS34において所定閾値以上であると判別されるまでステップS33及びS34の処理を繰り返す。
一方、ステップS34において所定閾値以上であると判別された場合には(ステップS34、Yes)、制御部4は、記録フレームレートを、第1記録フレームレートから第2記録フレームレートに切り換える(ステップS35、図10では時間t2)。即ち、制御部4は、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される30枚/秒のフレーム画像のすべて(図10では、30枚/秒(第2記録フレームレート)のフレーム画像44,46,48,50)を記録する。
次に、制御部4は、録画可能時間が経過したか否かを判別する(ステップS36)。録画可能時間は、1つの動画像を記録する最大時間であって、記録媒体18の容量等に基づいて予め設定されており、図示しないメモリ等に記憶されている。ステップS36において録画可能時間が経過していないと判別された場合には(ステップS36、No)、制御部4は、ユーザーにより録画終了ボタン(この実施の形態ではRECボタン)が押下されたか否かを判別する(ステップS37)。ステップS37において録画終了ボタンが押下されていないと判別された場合には(ステップS37、No)、制御部4は、ステップS36の処理に戻り、ステップS36及びS37の処理を繰り返す。
一方、ステップS36において録画可能時間が経過したと判別された場合(ステップS36、Yes)、またはステップS37において録画終了ボタンが押下されたと判別された場合(ステップS37、Yes)には、制御部4は、動画像の記録を終了し(ステップS38、図10では時間t3)、図11に示すように、第1記録フレームレート下で記録されたフレーム画像40,42、及び第2記録フレームレート下で記録されたフレーム画像44,46,48,50を順次連結させて形成される動画像に基づいて動画像ファイル52を作成する(ステップS39)。そして、ステップS39において作成した動画像ファイル52を記録媒体18に記録する。なお、ステップS39の処理の前に、「記録してもよいですか?」等の記録媒体18への記録を確認するメッセージ、及び「はい・いいえ」等の記録媒体18への記録の有無を選択する選択肢を表示してもよい。
また、ステップS31〜S35の処理を行っている間に、録画可能時間が経過した場合、またはユーザーにより録画終了ボタンが押下された場合には、制御部4は、動画像の記録を終了し(ステップS38)、ステップS39の処理に移行する。
動画像ファイル52内の動画像を再生する際は、制御部4は、記録媒体18から動画像ファイル52を読出し、フレーム画像40から順次、表示部20の表示面上に表示する。即ち、時間t1からt2までの間に記録された動画像においては、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される5枚のフレーム画像のうちの1枚のフレーム画像のみが表示されるため、5倍速再生となり、車が実速度より5倍の速度で近づいてくる動画像が再生される。そして、時間t2からt3までの間に記録された動画像においては、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力されるすべてのフレーム画像が表示されるため、1倍速(等速)再生となり、車が実速度で移動する動画像が再生される。即ち、時間t1からt2までは車が高速で表示され、時間t2からt3までは、時間t1から時間t2までと比較して車がスローな速度で表示される。
次に、シナリオ動画撮影モードBの「電子カメラ2に対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」を撮影するための処理について説明する。制御部4は、図9に示すステップS30及びS31の処理を行った後、切換前の記録フレームレートで動画像の記録を開始する(ステップS32)。「電子カメラ2に対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」、即ち被写体像の大きさが所定閾値よりも大きい値から小さい値へ変化する動画像を撮影する場合には、第2記録フレームレートは、第1記録フレームレートよりも少ない記録フレームレートに設定されている。具体的には、第1記録フレームレートは30枚/秒、第2記録フレームレートは6枚/秒に設定されている。
制御部4は、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される30枚/秒(第1記録フレームレート)のフレーム画像のすべてを記録する。そして、図9に示すステップS33の処理を行った後、ステップS34の処理に代えて、ステップS33において検出した被写体像の大きさ情報が所定閾値以下であるか否かを判別する。所定閾値以下であると判別されると、制御部4は、記録フレームレートを、第1記録フレームレートから第2記録フレームレートに切り換える。即ち、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される5枚のフレーム画像の中の1枚のフレーム画像のみを記録していく。そして、図9に示すステップS36〜S38の処理を行った後、第1記録フレームレート(30枚/秒)下で記録されたフレーム画像、及び第2記録フレームレート(6枚/秒)下で記録されたフレーム画像を順次連結させて形成される動画像に基づいて動画像ファイルを作成する(ステップS39)。
この場合には、時間t1からt2までの間に記録された動画像においては1倍速(等速)再生となり、被写体が実速度で移動する動画像が再生される。そして、時間t2からt3までの間に記録された動画像においては5倍速再生となり、被写体が実速度より5倍の速度で遠ざかる動画像が再生される。
第1の実施の形態に係る電子カメラ2によれば、被写体像の大きさ情報に基づいて記録フレームレートを自動的に切り換えることができるため、略等速で移動している被写体が電子カメラ2に対して遠いときは速く、近いときは遅く移動しているように再生される動画像、即ち印象的な映像効果を有する動画像を容易に作成することができる。即ち、電子カメラ2に対して車が遠くにいるときには数倍速で再生し、近くに到達したときには等倍で再生することにより、近づいた車の詳細を時間をかけて鑑賞することができる動画像を容易に作成することができる。
次に、図面を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る電子カメラについて説明する。なお、第2の実施の形態に係る電子カメラにおいては、第1の実施の形態に係る電子カメラ2の構成と同一の構成を有しているため、その説明を省略し、同一の構成には同一の符号を用いて説明を行う。
第2の実施の形態に係る電子カメラにおいても、第1の実施の形態に係る電子カメラ2と同様に、略等速で移動している被写体が電子カメラに対して遠いときは速く、近いときは遅く移動しているように再生される動画像を自動的に撮影することができる。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、制御部4は、図2に示すステップS10〜S14の処理を終えた後、ステップS15の処理に移行する。図12は、第2の実施の形態に係る電子カメラにおいて、シナリオ動画撮影モードBの「電子カメラ2に対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」を撮影するための処理について説明するためのフローチャート、図13は、タイムチャートである。なお、ステップS40及びS41の処理は、図9に示すステップS30及びS31の処理と同一のため、その説明を省略する。
次に、制御部4は、主要被写体像の大きさ情報を検出する(ステップS42)。即ち、図9に示すステップS33の処理と同様の処理を行う。そして、ステップS42において検出された主要被写体像の大きさ情報に基づいて、動画像の記録開始時の第1記録フレームレートを設定する(ステップS43)。この実施の形態では、主要被写体像の大きさ情報に対応する第1記録フレームレートのテーブルが図示しないメモリ等に記憶されており、テーブルに基づいて第1記録フレームレートを設定する。具体的には、主要被写体像の大きさ情報が所定閾値を超えない範囲で順次大きくなると、第1記録フレームレートも順次上げる。例えば、主要被写体像の面積が撮影画面に対して10%、20%、30%と大きくなるに従い、第1記録フレームレートを6枚/秒、12枚/秒、18枚/秒と上げていく。なお、第1記録フレームレートは、第2記録フレームレートを超えない範囲内で上げる。
この実施の形態では、ステップS42において主要被写体像の面積が撮影画面に対して10%であると検出され、ステップS43において第1記録フレームレートが6枚/秒に設定されたものとする。
次に、制御部4は、ステップS43において設定された第1記録フレームレートで動画像の記録を開始する(ステップS44、図13では時間t10)。即ち、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される30枚/秒のフレーム画像の中から、6枚/秒のフレーム画像54のみを記録する。次に、制御部4は、主要被写体像の大きさ情報を検出し(ステップS45)、検出した主要被写体像の大きさ情報が所定閾値以上であるか否かを判別する(ステップS46)。ステップS46において所定閾値以上でないと判別された場合には(ステップS46、No)、制御部4は、第1記録フレームレートを上げるか否かを判別する(ステップS47)。即ち、ステップS45において検出された主要被写体像の面積が撮影画面に対して10%以上20%未満であった場合には、第1記録フレームレートを上げないと判別し、20%以上であった場合には、第1記録フレームレートを上げると判別する。
ステップS47において第1記録フレームレートを上げると判別された場合には(ステップS47、Yes)、制御部4は、第1記録フレームレートを上げる(ステップS48)。例えば、図13に示す時間t20において主要被写体像の面積が撮影画面に対して20%であると検出された場合には(ステップS45)、第1記録フレームレートを6枚/秒から12枚/秒に上げる(ステップS48)。同様に、図13に示す時間t30において主要被写体像の面積が撮影画面に対して30%であると検出された場合には(ステップS45)、第1記録フレームレートを12枚/秒から18枚/秒に上げる(ステップS48)。
一方、ステップS47において第1記録フレームレートを上げないと判別された場合には(ステップS47、No)、ステップS45の処理に戻り、ステップS46において所定閾値以上であると判別されるまで、ステップS45〜S48の処理を繰り返す。なお、ステップS46,S49〜S52の処理は、図9に示すステップS34〜S38の処理と同一のため、その説明を省略する。また、図13に示す時間t40は、ステップS49において記録フレームレートの切換えが行われた時間であり、時間t50は、ステップS52において動画像の記録が終了した時間である。
そして、制御部4は、第1記録フレームレート(6枚/秒、12枚/秒、18枚/秒)下で記録されたフレーム画像54,56,58、及び第2記録フレームレート(30枚/秒)下で記録されたフレーム画像60を順次連結させて形成される動画像に基づいて動画像ファイル62を作成する(ステップS53)。
この場合には、時間t10からt20まで5倍速で、時間t20からt30まで2.5倍速で、時間t30からt40まで約1.7倍速で、時間t40からt50まで1倍速(等速)で動画像が再生される。
次に、第2の実施の形態に係る電子カメラにおいて、シナリオ動画撮影モードBの「電子カメラ2に対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」を撮影するための処理について説明する。
制御部4は、図12に示すステップS40及びS41の処理を行った後、ステップS42及びS43の処理を行うことなく、切換前の記録フレームレートで動画像の記録を開始する(ステップS44)。即ち、撮像素子6からの撮像信号に基づき出力される30枚/秒(第1記録フレームレート)のフレーム画像のすべてを記録する。そして、図12に示すステップS45の処理を行った後、ステップS46の処理に代えて、ステップS45において検出した被写体像の大きさ情報が所定閾値以下であるか否かを判別する。所定閾値以下であると判別されると、制御部4は、記録フレームレートを、第1記録フレームレートから第2記録フレームレートに切り換える。
次に、制御部4は、主要被写体像の大きさ情報を検出し、検出された主要被写体像の大きさ情報に基づいて、第2記録フレームレートを下げるか否かの判別を行う。この実施の形態では、主要被写体像の大きさ情報に対応する第2記録フレームレートのテーブルが図示しないメモリ等に記憶されており、テーブルに基づいて第2記録フレームレートを設定する。具体的には、主要被写体像の大きさ情報が所定閾値以下の範囲内で順次小さくなると、第2記録フレームレートも順次下がる。例えば、主要被写体像の面積が撮影画面に対して30%、20%、10%と小さくなるに従い、第2記録フレームレートを18枚/秒、12枚/秒、6枚/秒と下げていく。なお、第2記録フレームレートは、第1記録フレームレート未満の範囲内で下げる。このように、録画可能時間が経過するまで(ステップS50、Yes)、または録画終了ボタンが押下されるまで(ステップS51、Yes)、制御部4は、第2記録フレームレートの制御を行う。
そして、制御部4は、第1記録フレームレート(30枚/秒)下で記録されたフレーム画像、及び第2記録フレームレート(18枚/秒、12枚/秒、6枚/秒)下で記録されたフレーム画像を順次連結させて形成される動画像に基づいて動画像ファイルを作成する(ステップS53)。
第2の実施の形態に係る電子カメラよれば、第1の実施の形態に係る電子カメラ2における効果に加えて、被写体像が大きくなるに従い第1記録フレームレートを上げることができるため、遠くから近くに移動する車を違和感なく倍速再生し、かつ近づいた車の詳細を鑑賞することができる動画像を容易に作成することができる。また、被写体像が小さくなるに従い第2記録フレームレートを下げることができるため、電子カメラに対して近くを移動中の車の詳細を鑑賞することができ、かつ近くから遠くに移動する車を違和感なく倍速再生することができる動画像を容易に作成することができる。
なお、第1及び第2の実施の形態においては、主要被写体像の大きさ情報に基づいて第1記録フレームレートから第2記録フレームレートに切り換えているが、主要被写体像の大きさ情報及び撮影画面内における主要被写体像の位置に基づいて、第1記録フレームレートから第2記録フレームレートに切り換える構成にすることもできる。この場合には、主要被写体像の位置を検出する位置検出部を更に備え、大きさ情報検出部及び位置検出部による検出結果に基づいて記録フレームレートの切換えを行う。位置検出部は、テンプレートから撮影画面内の主要被写体像を特定し、撮影画面内における主要被写体像の位置を検出する。そして、主要被写体が電子カメラに対して遠くから近くに移動している場合には、例えば所定閾値以上であり、かつ位置検出部により主要被写体像の位置が撮影画面内の中央部に位置していると検出されたとき、記録フレームレートを切り換える。また、主要被写体が撮影画面に対して左から右へ(または右から左へ)移動している場合には、例えば所定閾値以上であり、かつ位置検出部により主要被写体像の位置が撮影画面内の右側部(左側部)に位置していると検出されたとき、記録フレームレートを切り換える。
また、第1及び第2の実施の形態においては、第1記録フレームレート及び第2記録フレームレートが予め設定されているが、第1記録フレームレート及び第2記録フレームレートの少なくとも1つを変更可能に構成することもできる。この場合には、メニューの中のメニュー項目に第1記録フレームレート及び第2記録フレームレートの少なくとも1つを設定する項目を加え、動画像を撮影する前に、メニュー画面を表示部20に表示し、十字キー等を用いて操作することにより第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間の少なくとも1つの設定を行う。
次に、図面を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る電子カメラについて説明する。なお、第3の実施の形態に係る電子カメラの構成は、第1の実施の形態に係る電子カメラ2の構成から大きさ情報検出部26(図1参照)を取り除いたものである。したがって、第3の実施の形態に係る電子カメラについては、図1に示す電子カメラ2の構成と同一の構成には同一の符号を用いてその説明を行う。
第3の実施の形態に係る電子カメラにおいても、第1の実施の形態に係る電子カメラ2と同様に、略等速で移動している被写体が電子カメラに対して遠いときは速く、近いときは遅く移動しているように再生される動画像を自動的に撮影することができる。第3の実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、制御部4は、図2に示すステップS10〜S13の処理を終えた後、ステップS14(図6に示すステップS20〜S22)の処理を行うことなく、ステップS15の処理に移行する。図14は、第3の実施の形態に係る電子カメラにおいて、シナリオ動画撮影モードBの「電子カメラ2に対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」を撮影するための処理について説明するためのフローチャートである。なお、ステップS60〜S62の処理は、図9に示すステップS30〜S32の処理と同一のため、その説明を省略する。
次に、制御部4は、動画像の記録を開始してから所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS63)。所定時間は、第1記録フレームレート(6枚/秒)で動画像を記録する時間であり、予め設定され、図示しないメモリ等に記憶されている。ステップS63において所定時間が経過したと判別された場合には(ステップS63、Yes)、制御部4は、記録フレームレートを、第1記録フレームレートから第2記録フレームレート(30枚/秒)に切り換える(ステップS64)。なお、ステップS65〜S68の処理は、図9に示すステップS36〜S39の処理と同一のため、その説明を省略する。
また、第3の実施の形態に係る電子カメラにおいて、シナリオ動画撮影モードBの「電子カメラに対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」を撮影するための処理も、「電子カメラに対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」を撮影するための処理(図14に示すステップS60〜S68)と同様の処理である。なお、「電子カメラに対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」を撮影する場合には、第1記録フレームレートは30枚/秒、第2記録フレームレート6枚/秒に設定されている。
第3の実施の形態に係る電子カメラよれば、第1記録フレームレートで動画像を記録する時間である所定時間が予め設定されているため、大きさ情報検出部26を備えていなくとも、第1の実施の形態において撮影したのと同様の動画像を容易に撮影することができる。
なお、第3の実施の形態に係る電子カメラにおいて、第2の実施の形態に係る電子カメラで撮影する動画像(第1記録フレームレートを徐々に上げる動画像、または第2記録フレームレートを徐々に下げる動画像)を撮影することもできる。この場合には、所定時間よりもさらに短い時間を設定し、その時間が経過する度に第1記録フレームレートを徐々に上げる(または、第2記録フレームレートを徐々に下げる)。
また、第3の実施の形態においては、第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間が予め設定されているが、予め設定された第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間の少なくとも1つをデフォルトとし、第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間の少なくとも1つを変更可能に構成することもできる。この場合には、メニューの中のメニュー項目に第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間の少なくとも1つを設定する項目を加え、動画像を撮影する前に、メニュー画面を表示部20に表示し、十字キー等を用いて操作することにより第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間の少なくとも1つの設定を行う。
また、「電子カメラに対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」を撮影する場合には、図14に示すステップS60の処理の前に、図15に示すような第1記録フレームレート及び所定時間を設定する設定画面70を表示部20に表示してもよい。ユーザーにより、設定画面70上において十字キー等を用いて、所定時間(図15では、3秒)、及び第1記録フレームレート(図15では、3倍速(10枚/秒))が設定され、OKボタンが押下されると、制御部4は、ステップS60の処理に移行する。
また、「電子カメラに対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」を撮影する場合には、図14に示すステップS60の処理の前に、図16に示すような第2記録フレームレート及び所定時間を設定する設定画面72を表示部20に表示してもよい。ユーザーにより、設定画面72上において十字キー等を用いて、所定時間(図16では、3秒)、及び第2記録フレームレート(図16では、3倍速(10枚/秒))が設定され、OKボタンが押下されると、制御部4は、ステップS60の処理に移行する。
なお、十字キーやOKボタンを用いる代わりに、電子カメラにタッチパネルI/F、及びタッチパネルI/Fに接続され、表示部20の表示画面上に設けられるタッチパネルを備え、このタッチパネルを用いて設定画面70,72上において第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間を設定する構成にしてもよい。この場合には、制御部4は、タッチパネル(表示部20の表示画面)上に例えばユーザーの指、ペン等で触れることによりタッチパネルI/Fを介して認識し、認識結果に基づいた処理を行う。
また、第1及び第2の実施の形態においては、十字キーやOKボタンを用いてテンプレートを設定しているが(図6に示すステップS21)、上述のタッチパネルを用いてテンプレートを設定する構成にしてもよい。この場合には、タッチパネル上でユーザーの指、ペン等により主要被写体像を指定する。
また、動画用バッファメモリ12内にすべての動画像を格納しておき、動画像の撮影後において、第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間等を設定し、設定に基づいて動画像ファイルを作成してもよい。
なお、上述のように、第1記録フレームレート、第2記録フレームレート及び所定時間の少なくとも1つを手動で設定する場合には、設定可能な範囲外の記録フレームレート(例えば、撮像素子6から出力可能なフレームレートより多いフレームレート)や時間(例えば、録画可能時間より長い所定時間等)をユーザーが設定できないよう制御する構成にするとよい。
なお、上述の各実施の形態においては、「電子カメラに対して主要被写体が遠くから近くに移動する動画像」と、「電子カメラに対して主要被写体が近くから遠くに移動する動画像」とを撮影しているが、これらを組み合わせた動画像、即ち「電子カメラに対して主要被写体が遠くから近くに、更に近くから遠くに移動する動画像」及び「電子カメラに対して主要被写体が近くから遠くに、更に遠くから近くに移動する動画像」を撮影することもできる。
また、上述の各実施の形態においては、録画可能時間が予め設定されており、録画可能時間より長い時間の録画を禁止しているが、ユーザーにより録画終了ボタンが押下されるまで本発明に係る動画像の記録を継続する構成にすることもできる。また、予め設定された録画可能時間をデフォルトとし、録画可能時間を変更可能に構成することもできる。
また、上述の各実施の形態においては、動画像の記録と同時に音声を記録することもできる。
なお動画像記録と同時に音声を記録する際には、再生時と同じフレームレート30枚/秒(高フレームレート)で撮影している期間は、動画像の記録と並行して撮影シーンのリアルタイムな音声を同時記録するのが好ましい。このように構成することで、この高フレームレート撮影期間の動画像を再生するときには、映像とリアルタイム音声とを合わせて再生することができ、本シナリオ動画モードで撮影された動画の印象を更に深めることが出来る。
その一方、6枚/秒などの少ないフレームレート(低フレームレート)で撮影している期間については、再生フレームレートが高フレームレート(例えば30枚/秒)であるとすると、その撮影期間に録音した音声は再生しても効果がない(音声も高速に再生されることになるたり耳障りな音声再生になる虞が高い)ため無音とするのが好ましい。或いはこの期間については高速での画像再生に合わせた音声(例えばカメラ内メモリに予め記憶されている効果音や音楽など)を、この撮影期間(低フレームレート撮影期間)の動画像データに対応付けして記録するようにしても良い。
2…電子カメラ、4…制御部、6…撮像素子、8…アンプ・A/D変換部、10…マイク、12…動画用バッファメモリ、14…静止画用バッファメモリ、16…音声用バッファメモリ、18…記録媒体、20…表示部、22…スピーカ、24…操作部、26…大きさ情報検出部。

Claims (4)

  1. 被写体からの光を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子からの撮像信号に基づく複数のフレーム画像により形成される動画像の撮影を開始してから前記動画像の撮影を終了するまでの間、撮影画面内における前記被写体像の該撮影画面に対する相対的な大きさに関する情報を検出する大きさ情報検出部と、
    前記大きさ情報検出部により検出される前記撮影画面に対する前記被写体像の大きさ情報に基づいて、単位時間に記録される前記フレーム画像の数を示す記録フレームレートを、第1記録フレームレートから該第1記録フレームレートとは異なる第2記録フレームレートに切り換える切換部と、
    前記動画像の撮影を開始してから、途中前記切換部による切換えを介して前記動画像の撮影を終了するまでの間に記録される複数の前記フレーム画像に基づいて、動画像データを作成する動画像データ作成部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1記録フレームレート及び前記第2記録フレームレートの少なくとも一方を設定する設定部を備え、
    前記設定部は、前記被写体の大きさ情報が所定閾値よりも小さい値から該所定閾値よりも大きい値に変化する第1の場合には、前記第1記録フレームレートを前記第2記録フレームレートよりも少ない記録フレームレートに設定し、
    前記被写体の大きさ情報が前記所定閾値よりも大きい値から該所定閾値よりも小さい値に変化する第2の場合には、前記第2記録フレームレートを前記第1記録フレームレートより少ない記録フレームレートに設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記設定部は、
    前記第1の場合であって、且つ前記被写体像の前記大きさ情報が順次大きくなる場合には、該大きさ情報の当該変化に従って、前記第1記録フレームレートを前記第2記録フレームレートを超えない範囲内で順次上げていき、
    一方、前記第2の場合であって、且つ前記被写体像の前記大きさ情報が順次小さくなる場合には、該大きさ情報の当該変化に従って、前記第2記録フレームレートを前記第1記録フレームレート未満の範囲内で順次下げていくことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮影画面内における前記被写体像の位置を検出する位置検出部を備え、
    前記切換部は、前記位置検出部により検出される前記被写体像の位置に基づいて、前記記録フレームレートを、前記第1記録フレームレートから前記第2記録フレームレートに切り換えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
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