JP2011086578A - 有機el装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号供給源の実装不良を抑制することが可能な有機EL装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記アクティブエリアの外側に配置された電極パッドと、前記アクティブエリアと前記電極パッドとの間に配置されたストッパと、を備えたアレイ基板と、前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置された封止基板と、前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間に配置された充填層と、を備えたことを特徴とする有機EL装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)装置に関する。
近年、自発光型で、高速応答、広視野角、高コントラストの特徴を有し、かつ、更に薄型軽量化が可能な有機エレクトロルミネセンス(EL)素子を用いた表示装置の開発が盛んに行われている。
例えば、特許文献1によれば、素子基板上に有機電界発光素子を形成し、この有機電界発光素子を覆う保護膜で形成し、この保護膜側に接着剤となる樹脂材料を介して封止基板を貼り合わせる固体封止構造が提案されている。
特開2007−242313号公報
本発明の目的は、信号供給源の実装不良を抑制することが可能な有機EL装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、
絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記アクティブエリアの外側に配置された電極パッドと、前記アクティブエリアと前記電極パッドとの間に配置されたストッパと、を備えたアレイ基板と、前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置された封止基板と、前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間に配置された充填層と、を備えたことを特徴とする有機EL装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記アクティブエリアの外側に配置された電極パッドと、前記アクティブエリアと前記電極パッドとの間に配置された第1ストッパ部と、前記アクティブエリアを挟んで前記前記第1ストッパ部と対向配置された第2ストッパ部と、を備えたアレイ基板と、前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置された封止基板と、前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間に配置された充填層と、を備えたことを特徴とする有機EL装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記アクティブエリアを囲む枠状のシール部材と、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記シール部材の外側に配置された電極パッドと、前記シール部材と前記アクティブエリアとの間もしくは前記シール部材と前記電極パッドとの間に配置されたストッパと、を備えたアレイ基板と、前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置され前記シール部材と接した封止基板と、前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間において前記シール部材によって囲まれた内側に配置された充填層と、を備えたことを特徴とする有機EL装置が提供される。
本発明によれば、信号供給源の実装不良を抑制することが可能な有機EL装置を提供することができる。
図1は、この発明の一態様に係る有機EL表示装置の構成を概略的に示す平面図である。 図2は、図1に示した有機EL表示装置の表示パネルをII−II線で切断した有機EL素子を含む概略断面図である。 図3は、図1に示した有機EL表示装置の表示パネルをIII−III線で切断した概略断面図である。 図4は、本実施形態の他の構成例における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。 図5は、本実施形態のさらに他の構成例における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。 図6は、本実施形態のさらに他の構成例における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。 図7は、複数のアレイ基板を形成するためのマザー基板の概略平面図である。 図8は、図7に示したマザー基板の一部を拡大した図であり、割断工程における割断線を図示したものである。 図9は、図7に示したマザー基板の一部を拡大した図であり、他の割断工程における割断線を図示したものである。 図10は、他の実施形態における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。 図11は、他の実施形態の他の構成例における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。 図12は、他の実施形態のさらに他の構成例における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。 図13は、他の実施形態のさらに他の構成例における表示パネルの構成を概略的に示す平面図である。
以下、本発明の一態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、有機EL装置の一例として、アクティブマトリクス駆動方式を採用した有機EL表示装置の構成を概略的に示す平面図である。
すなわち、有機EL表示装置は、略矩形状の表示パネル1を備えている。この表示パネル1は、アレイ基板100及び封止基板200を備えている。アレイ基板100は、画像を表示する略矩形状のアクティブエリア(第1領域)102と、このアクティブエリア102の周辺に枠状に形成された周辺エリア(第2領域)104と、を有している。アレイ基板100のアクティブエリア102には、マトリクス状に配置された複数の有機EL素子OLEDが含まれている。
封止基板200は、アクティブエリア102において、アレイ基板100に備えられた有機EL素子OLEDと向かい合っている。この封止基板200は、ガラス基板やプラスチック基板などの光透過性を有する絶縁基板である。
表示パネル1は、さらに、アクティブエリア102を囲む枠状に形成されたシール部材300、及び、アレイ基板100と封止基板200との間において、シール部材300によって囲まれた内側に配置された充填層320を備えている。シール部材300は、例えば、ファイバーや微粒子を含んだ熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂などの有機系材料によって形成されている。充填層320は、例えば、熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂などの有機系材料によって形成されている。
アレイ基板100及び封止基板200は、シール部材300及び充填層320によって貼り合わせされている。シール部材300は、アレイ基板100の側に形成されても良いし、封止基板200の側に形成されても良い。シール部材300がアレイ基板100の側に形成され完全に硬化した後に封止基板200と貼り合わせられた場合には、シール部材300は、封止基板200と接しているものの封止基板200に接着されていない。この場合には、充填層320が硬化する前にアレイ基板100及び封止基板200が貼り合わされるため、充填層320が接着剤として機能し、アレイ基板100と封止基板200との双方に接着される。なお、シール部材300及び充填層320が完全に硬化する前にアレイ基板100と封止基板200とが貼り合わせられた場合には、シール部材300及び充填層320が接着剤として機能し、アレイ基板100と封止基板200との双方に接着される。このような充填層320は、アレイ基板100と封止基板200との間の空間すべてに充填されていない場合もあり、この場合には、一部に空隙が残るが、望ましくはアレイ基板100と封止基板200との間の空間すべてに充填されている。
また、アレイ基板100の周辺エリア104には、第1方向D1に沿った封止基板200の端辺200Eから外方(つまり、第1方向D1に直交する第2方向D2)に向かって延在した延在部110が形成されている。この延在部110には、接続部130が設けられている。このような接続部130には、電源や各種制御信号などの有機EL素子OLEDに対して駆動に必要な信号を供給する駆動ICチップやフレキシブル・プリンテッド・サーキット(以下、FPCと称する)などの信号供給源が実装可能である。
接続部130は、シール部材300の外側に位置し、シール部材300から離間している。このような接続部130は、図1の部分拡大図に示すように、複数の電極パッドPDを備えている。
図示した例では、接続部130は、FPCと接続される第1接続部131と、駆動ICチップと接続される第2接続部132とを有している。第1接続部131は、第2接続部132よりもアレイ基板100の端辺100Eの側に形成されている。第1接続部131においては、複数の電極パッドPDが第1方向D1に一列に並んでいる。第2接続部132においては、複数の電極パッドPDが第1方向D1に2列に並んでいる。これらの接続部130に配置された複数の電極パッドPDは、いずれもシール部材300から離間している。なお、以下で参照する有機EL表示装置の平面図においては、接続部130の構成は簡略化して図示する。
アレイ基板100は、さらに、周辺エリア104に配置されたストッパ140を備えている。図1に示した例では、ストッパ140は、アクティブエリア102と電極パッドPDとの間、より厳密にはシール部材300の外側であってシール部材300と電極パッドPDとの間に配置されている。
このストッパ140は、シール部材300と電極パッドPDとの間において、第1方向D1に沿って途中で途切れることなく、一直線状に連続的に形成されている。また、図示した例では、ストッパ140は、第1方向D1に沿って延在した1列のみである。
このようなストッパ140は、アレイ基板100と封止基板200とを貼り合わせた際に、シール部材300の内側に塗布された充填層320を形成するための未硬化の樹脂材料が溢れ出し、シール部材300を乗り越えて電極パッドPDに到達するのを防止する土手として機能する。これにより、溢れだした樹脂材料による電極パッドPDの汚染、あるいは、溢れだした樹脂材料による電極パッドPDの被覆を抑制することができる。このため、接続部130に信号供給源を実装する際の信号供給源の実装不良を抑制することが可能となる。
なお、ストッパ140は、封止基板200の端辺200Eよりも第2方向D2の側つまり電極パッドPDの側に位置しているが、封止基板200の直下、つまり、端辺200Eよりもシール部材300の側に位置していても良い。ストッパ140が封止基板200の直下に位置している場合、ストッパ140は、封止基板200に接していても良いし、封止基板200に接していなくても良い。いずれの場合においても、同様の効果が得られる。
また、シール部材300と電極パッドPDと間にストッパ140を配置したことにより、シール部材300から電極パッドPDまでの第2方向D2に沿った距離を短縮しても、溢れ出した樹脂材料による電極パッドPDの汚染や被覆を抑制できるため、シール部材300からアレイ基板100の端辺100Eまでの第2方向D2に沿った距離すなわち額縁幅を低減することができる。このため、表示パネル1の狭額縁化が実現できる。
なお、ストッパ140は、蛇行するなど非直線的に形成されていたり、第2方向D2に並んだ複数列で形成されていたりしても良いが、図示した例のように、ストッパ140が第1方向D1に沿って直線的に形成された1列のみである場合、複数列のストッパ140を形成した場合と比較して、表示パネル1の狭額縁化には有利である。
図2は、図1に示した有機EL表示装置の有機EL素子OLEDを含む表示パネル1の断面図である。なお、ここに示した有機EL素子OLEDは、封止基板200の側から光を放射するトップエミッションタイプであっても良いし、アレイ基板100の側から光を放射するボトムエミッションタイプであっても良い。
アレイ基板100は、ガラス基板やプラスチック基板などの光透過性を有する絶縁基板101、絶縁基板101の上方に形成されたスイッチング素子SW及び有機EL素子OLEDなどを備えている。
絶縁基板101の上には、第1絶縁膜111が配置されている。このような第1絶縁膜111は、アクティブエリア102の概ね全体に亘って延在している。この第1絶縁膜111は、例えば、シリコン酸化物やシリコン窒化物などの無機化合物によって形成された透明絶縁層あるいは誘電体層である。
第1絶縁膜111の上には、スイッチング素子SWの半導体層SCが配置されている。この半導体層SCは、例えばポリシリコンによって形成されている。この半導体層SCには、チャネル領域SCCを挟んでソース領域SCS及びドレイン領域SCDが形成されている。
半導体層SCは、第2絶縁膜112によって被覆されている。また、この第2絶縁膜112は、第1絶縁膜111の上にも配置されている。このような第2絶縁膜112は、アクティブエリア102の概ね全体に亘って延在している。この第2絶縁膜112は、例えば、シリコン酸化物やシリコン窒化物などの無機化合物によって形成された透明絶縁層である。
第2絶縁膜112の上には、チャネル領域SCCの直上にスイッチング素子SWのゲート電極Gが配置されている。この例では、スイッチング素子SWは、トップゲート型のpチャネル薄膜トランジスタである。ゲート電極Gは、第3絶縁膜113によって被覆されている。また、この第3絶縁膜113は、第2絶縁膜112の上にも配置されている。このような第3絶縁膜113は、アクティブエリア102の概ね全体に亘って延在している。この第2絶縁膜112は、例えば、シリコン酸化物やシリコン窒化物などの無機化合物によって形成された透明絶縁層である。
第3絶縁膜113の上には、スイッチング素子SWのソース電極S及びドレイン電極Dが配置されている。ソース電極Sは、半導体層SCのソース領域SCSにコンタクトしている。ドレイン電極Dは、半導体層SCのドレイン領域SCDにコンタクトしている。スイッチング素子SWのゲート電極G、ソース電極S、及び、ドレイン電極Dは、例えば、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)などの導電材料を用いて形成されている。
これらのソース電極S及びドレイン電極Dは、第4絶縁膜114によって被覆されている。また、この第4絶縁膜114は、第3絶縁膜113の上にも配置されている。このような第4絶縁膜114は、アクティブエリア102の概ね全体に亘って延在している。この第4絶縁膜114は、例えば、熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂などの有機化合物や、シリコン窒化物などの無機化合物によって形成されている。
有機EL素子OLEDを構成する画素電極PEは、第4絶縁膜114の上に配置されている。画素電極PEは、スイッチング素子SWのドレイン電極Dに電気的に接続されている。この画素電極PEは、例えば陽極に相当する。
このような画素電極PEの構造については、特に制限はなく、反射層及び透過層が積層された2層構造であっても良いし、反射層単層、あるいは、透過層単層であっても良いし、さらには、3層以上の積層構造であっても良い。反射層は、例えば、銀(Ag)、アルミニウム(Al)などの光反射性を有する導電材料によって形成されている。透過層は、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)、インジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。有機EL素子OLEDがトップエミッションタイプの場合には、画素電極PEは少なくとも反射層を含んでいる。
第4絶縁膜114の上には、隔壁PIが配置されている。この隔壁PIは、画素電極PEの周縁に沿って配置されている。また、この隔壁PIは、画素電極PEの一部に重なっている。このような隔壁PIは、例えば、熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂などの有機化合物や、シリコン窒化物などの各種無機化合物などの絶縁材料によって形成されている。有機EL素子OLEDは、このような隔壁PIによって囲まれ、分離されている。
有機EL素子OLEDを構成する有機層ORGは、画素電極PEの上に配置されている。この有機層ORGは、少なくとも発光層を含み、さらに、ホール注入層、ホール輸送層、電子注入層、電子輸送層などを含んでいても良い。なお、有機層ORGは、アクティブエリア102の概ね全体に亘って延在した連続膜であっても良い。また、有機層ORGの少なくとも一部は、蛍光材料によって形成されていても良いし、燐光材料によって形成されていても良い。
有機EL素子OLEDを構成する対向電極CEは、有機層ORGの上に配置されている。この例では、対向電極CEは、陰極に相当する。この対向電極CEは、アクティブエリア102の概ね全体に亘って延在した連続膜であり、有機層ORG及び隔壁PIを被覆している。
このような対向電極CEは、例えば半透過層によって形成されている。半透過層は、例えば、マグネシウム(Mg)・銀(Ag)などの導電材料によって形成されている。なお、対向電極CEは、半透過層及び透過層が積層された2層構造であっても良いし、透過層単層構造、または、半透過層単層構造であっても良い。透過層は、例えば、ITOやIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成可能である。有機EL素子OLEDがボトムエミッションタイプの場合には、対向電極CEは少なくとも反射層あるいは半透過層を含んでいる。
対向電極CEの上には、保護膜115が配置されている。このような保護膜115は、アクティブエリア102の全体に亘って延在している。つまり、保護膜115は、有機EL素子OLEDを覆うとともに、有機EL素子OLEDの周囲に配置された隔壁PIの直上にも延在している。この保護膜115は、光透過性を有し且つ水分が浸透しにくい材料、例えば、シリコン窒化物やシリコン酸窒化物、酸化アルミニウムなどの無機化合物によって形成されている。つまり、この保護膜115は、有機EL素子OLEDへの水分の浸透を防止する水分バリア膜として機能する。
なお、上述した第1絶縁膜111、第2絶縁膜112、第3絶縁膜113、第4絶縁膜114、保護膜115などは、アクティブエリア102のみならず、図示しない周辺エリア104にも延在していても良い。
封止基板200は、アレイ基板100の保護膜115の上方に配置されている。
アレイ基板100の保護膜115と封止基板200との間には、充填層320が配置されている。すなわち、充填層320は、アレイ基板100の保護膜115の上に積層されている。有機EL素子OLEDがトップエミッションタイプの場合、この充填層320は、光透過性を有する樹脂材料によって形成されている。封止基板200の内面200Aは、充填層320に接している。なお、充填層320は、保護膜115及び封止基板200に密着していることが望ましいが、保護膜115との間や封止基板200との間に微小な空隙が形成されていたり、他の薄膜が介在していたりしても良い。
図3は、図1に示した表示パネル1の概略断面図である。なお、この図3において、アレイ基板100は、既に説明したように第1絶縁膜111、第2絶縁膜112、第3絶縁膜113、第4絶縁膜114、スイッチング素子SW、有機EL素子OLED、隔壁PIなどを備えているが、図示を省略する。また、この図3において、アレイ基板100の第4絶縁膜114よりも上方に配置された有機EL素子OLED及び隔壁PIを表示素子部150と表記する。アレイ基板100の絶縁基板101と表示素子部150との間に配置された第1絶縁膜111、第2絶縁膜112、第3絶縁膜113、第4絶縁膜114を総称して絶縁膜120とする。表示素子部150は、絶縁膜120の上において、アクティブエリア102に対応して形成されている。また、この図3においては、シール部材300に最も近い電極パッドPDのみを図示している。
上述したように、表示パネル1において、アレイ基板100の表示素子部150は、保護膜115によって覆われている。つまり、保護膜115は、表示素子部150を構成する有機EL素子OLEDの対向電極CEの上を覆っている。封止基板200は、アレイ基板100の保護膜115が配置された側と向かい合っている。
シール部材300は、アレイ基板100と封止基板200との間に配置されている。このシール部材300は、アクティブエリア102よりも外側の絶縁膜120の上に配置され、アクティブエリア102から離間している。充填層320は、アレイ基板100の保護膜115と封止基板200との間において、シール部材300の内側に配置されている。電極パッドPDは、絶縁基板101の上方において、アクティブエリア102の外側に配置されている。
ストッパ140は、絶縁基板101の上方において、アクティブエリア102と電極パッドPDとの間の絶縁膜120の上に配置されている。このストッパ140は、絶縁膜120の上面120Tよりも上方に向かって突出した凸状体である。このようなストッパ140は、シール部材300や、図示を省略した表示素子部150の隔壁PIと同一材料によって形成可能である。ストッパ140がシール部材300または隔壁PIと同一工程において同一材料を用いて同時に形成される場合には、ストッパ140を形成するための別途の工程が不要である。
図4は、本実施形態の他の構成例における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。なお、図1に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図4に示した例は、図1に示した例と比較して、ストッパ140が同一直線上に点在している点で相違している。つまり、ストッパ140は、第1方向D1に沿って不連続的に形成され、途中で途切れている。
なお、図示した例では、ストッパ140は、図1に示した例と同様に、シール部材300の外側であってシール部材300と電極パッドPDとの間に配置され、第1方向D1に沿って延在した1列のみである。このような構成例においても、図1に示した例と同様の効果が得られる。
図5は、本実施形態のさらに他の構成例における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。なお、図1に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図5に示した例は、図1に示した例と比較して、ストッパ140が一直線状に連続的に形成されているのに加えてその両端部がシール部材300に連結している点で相違している。
すなわち、ストッパ140は、略U字状に形成され、第1ストッパ部141、第2ストッパ部142、及び、第3ストッパ部143を有している。第1ストッパ部141は、図1に示した例と同様に、シール部材300の外側であってシール部材300と電極パッドPDとの間に配置され、第1方向D1に沿って形成されている。第2ストッパ部142は、第2方向D2に沿って延在し、第1ストッパ部141の一端部141Aとシール部材300とを繋いでいる。第3ストッパ部143は、第2方向D2に沿って延在し、第1ストッパ部141の他端部141Bとシール部材300とを繋いでいる。このような構成例においても、図1に示した例と同様の効果が得られる。
なお、図示した例では、これらの第1ストッパ部141、第2ストッパ部142、及び、第3ストッパ部143は、途切れることなく連続的に形成されているが、図4に示した例と同様に、途中で途切れ点在していても良い。
図6は、本実施形態のさらに他の構成例における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。なお、図1に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図6に示した例は、図1に示した例と比較して、ストッパ140が第1ストッパ部141及び第2ストッパ部142を有している点で相違している。
すなわち、第1ストッパ部141は、図1に示した例と同様に、シール部材300の外側であってシール部材300と電極パッドPDとの間に配置されている。第2ストッパ部142は、アクティブエリア102を挟んで第1ストッパ部141と対向する位置に配置されている。
これらの第1ストッパ部141及び第2ストッパ部142は、アレイ基板100に形成されている。第1ストッパ部141は、封止基板200の端辺200Eよりも電極パッドPD側に位置しているが、封止基板200の直下に位置していても良い。第2ストッパ部142は、封止基板200の直下に位置している。つまり、第2ストッパ部142は、アレイ基板100と封止基板200との間に配置されている。第1ストッパ部141及び第2ストッパ部142は、互いに平行であり、ともに第1方向D1に沿って形成されている。このような構成例においても、図1に示した例と同様の効果が得られる。
なお、図示した例では、これらの第1ストッパ部141、及び、第2ストッパ部142は、途切れることなく連続的に形成されているが、図4に示した例と同様に、途中で途切れ点在していても良い。
次に、上述した表示パネル1の製造工程の一部について説明する。
図7は、複数のアレイ基板を形成するためのマザー基板Mの概略平面図である。この図7に示したマザー基板Mには、6×6のマトリクス状に並んだ36個のアレイ基板のアクティブエリア102及び接続部130が形成されている。各アクティブエリア102については、詳細を図示しないが、スイッチング素子SW、画素電極PE、有機層ORG、対向電極CEなどが形成されている。接続部130についても、詳細を図示しないが、複数の電極パッドPDなどが形成されている。各アクティブエリア102については、さらに、図示しない保護膜115によって覆われている。この保護膜115を形成するにあたっては、アクティブエリア102を露出するとともに接続部130を覆うマスクを介して蒸着する手法を適用することが望ましい。
このようにして保護膜115によって覆われたアクティブエリア102の各々は、シール部材300によって囲まれている。さらに、マザー基板Mの外周は、外周シール部材330によって囲まれている。また、各シール部材300とシール部材300に近接した接続部130との間には、ストッパ140が形成されている。このようなシール部材300、ストッパ140、及び外周シール部材330は、例えば、紫外線硬化型樹脂を塗布し、紫外線照射によって硬化させることにより同一工程で形成されている。この際、アクティブエリア102内の有機EL素子には紫外線が照射されないようにマスキングすることが望ましい。
その後、シール部材300によって囲まれた内側に充填層320を形成するための液状の樹脂材料を滴下する。この樹脂材料は、例えば熱硬化型樹脂である。その後、封止基板を載置し、適度に加圧しながら加熱することによって樹脂材料を硬化させることにより充填層320を形成するとともに、この充填層320によって封止基板がマザー基板Mに接着される。上記の有機EL素子及び保護膜115の形成以降、充填層320の塗布、封止基板貼合わせまでの工程は少なくとも真空装置内の連続工程で形成することが望ましい。また、封止基板200とアレイ基板100との貼合わせ時にはアライメント調整、及び図示していないが位置ずれ防止のために仮止め用の紫外線硬化型樹脂の塗布、仮止め硬化を行なうことが望ましい。外周シール330のパターン形状は、図7のように外周を取り囲んだ形状に限定されるものではなく、例えばアレイ基板端部に複数の開口部を有するようなパターン形状でもよい。また、上記説明ではシール部材300、ストッパ140、及び外周シール部材330は、同一工程で硬化を行なったが、外周シール330の硬化のみを封止基板との貼合わせ後に行なうようにしてもよい。また、更には、シール部材300、ストッパ140、及び外周シール部材330の硬化を、充填層320の滴下、封止基板200の貼合わせ後に一括で行なうようにしてもよい。その後は、必要に応じて絶縁基板や封止基板を研磨した後、割断され、36個の表示パネルが取り出される。
次に、割断工程について説明する。
図8は、図7に示したマザー基板Mの一部を拡大した図であり、割断工程における割断線を図示したものである。
割断線C11乃至C14は、第1方向D1に平行である。割断線C11は、図中の上段のアクティブエリア102を囲むシール部材300に近接している。割断線C11と割断線C12との間には、図中の上段のアクティブエリア102及びこのアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130と、シール部材300と接続部130との間に配置されたストッパ140とが形成されている。
割断線C13は、図中の下段のアクティブエリア102を囲むシール部材300に近接している。割断線C12と割断線C13との間には、上段の接続部130と下段のシール部材300との間に配置されたストッパ140が形成されている。割断線C13と割断線C14との間には、図中の下段のアクティブエリア102及びこのアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130と、シール部材300と接続部130との間に配置されたストッパ140とが形成されている。
割断線C21乃至C24は、第2方向D2に平行である。割断線C21と割断線C22との間には、図中の左側のアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130と、シール部材300と接続部130との間に配置されたストッパ140とが形成されている。割断線C23と割断線C24との間には、図中の右側のアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130と、シール部材300と接続部130との間に配置されたストッパ140とが形成されている。
これらの割断線C11乃至C14及びC21乃至C24に沿って割断した場合には、図1に示したように、シール部材300と接続部130との間にストッパ140が配置された表示パネル1が取り出される。
図9は、図7に示したマザー基板Mの一部を拡大した図であり、他の割断工程における割断線を図示したものである。
割断線C11乃至C13は、第1方向D1に平行である。割断線C11と割断線C12との間には、図中の上段のアクティブエリア102及びこのアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130とに加えて、シール部材300と接続部130との間に配置された第1ストッパ部141及びアクティブエリア102を挟んで第1ストッパ部141に対向配置された第2ストッパ部142を有するストッパ140が形成されている。
割断線C12と割断線C13との間には、図中の下段のアクティブエリア102及びこのアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130とに加えて、シール部材300と接続部130との間に配置された第1ストッパ部141及びアクティブエリア102を挟んで第1ストッパ部141に対向配置された第2ストッパ部142を有する第1ストッパ部141及び第2ストッパ部142を有するストッパ140が形成されている。
割断線C21乃至C24は、第2方向D2に平行である。割断線C21と割断線C22との間には、図中の左側のアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130と、が形成されている。割断線C23と割断線C24との間には、図中の右側のアクティブエリア102を囲むシール部材300と、接続部130と、第1ストッパ部141及び第2ストッパ部142を有するストッパ140とが形成されている。
これらの割断線C11乃至C13及びC21乃至C24に沿って割断した場合には、図6に示したように、ストッパ140を構成する第1ストッパ部と第2ストッパ部との間にアクティブエリア102を囲むシール部材300が配置された表示パネル1が取り出される。
次に、他の実施形態について説明する。
図10は、他の実施形態における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。なお、図1に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図10に示した例は、図1に示した例と比較して、ストッパ140がシール部材300の内側であってアクティブエリア102と電極パッドPDとの間に配置された点で相違している。
このストッパ140は、アクティブエリア102とシール部材300との間において、第1方向D1に沿って途中で途切れることなく、一直線状に連続的に形成されている。また、図示した例では、ストッパ140は、第1方向D1に沿って延在した1列のみである。
このような構成例においても、ストッパ140は、アレイ基板100と封止基板200とを貼り合わせた際に、シール部材300の内側に塗布された充填層320を形成するための未硬化の樹脂材料の電極パッドPDに向かう広がりを抑制する土手として機能するため、図1に示した例と同様の効果が得られる。
図11は、他の構成例における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。なお、図10に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図11に示した例は、図10に示した例と比較して、ストッパ140が同一直線上に点在している点で相違している。つまり、ストッパ140は、第1方向D1に沿って不連続的に形成され、途中で途切れている。
なお、図示した例では、ストッパ140は、図10に示した例と同様に、シール部材300の内側であってシール部材300と電極パッドPDとの間に配置され、第1方向D1に沿って延在した1列のみである。このような構成例においても、図10に示した例と同様の効果が得られる。
図12は、さらに他の構成例における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。なお、図10に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図12に示した例は、図10に示した例と比較して、ストッパ140が第1ストッパ部141及び第2ストッパ部142を有している点で相違している。
すなわち、第1ストッパ部141は、図10に示した例と同様に、シール部材300の内側であってシール部材300と電極パッドPDとの間に配置されている。第2ストッパ部142は、アクティブエリア102を挟んで第1ストッパ部141と対向する位置に配置されている。ここでは、第2ストッパ部142は、第1ストッパ部141と同様に、シール部材300の内側であってシール部材300とアクティブエリア102との間に配置したが、シール部材300の外側に配置されても良い。
なお、図示した例では、これらの第1ストッパ部141、及び、第2ストッパ部142は、途切れることなく連続的に形成されているが、図11に示した例と同様に、途中で途切れ点在していても良い。このような構成例においても、図10に示した例と同様の効果が得られる。
図13は、さらに他の構成例における表示パネル1の構成を概略的に示す平面図である。図4に示した例と同一構成については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略し、また、電極パッドPDについては、最もシール部材300に近い列のみを図示している。この図13に示した例は、図4に示した例と比較して、同一直線上に点在するストッパ140が2列に形成され、千鳥配置された点で相違している。
すなわち、図4及び図11においては、ストッパ140が同一直線上に点在し、しかも、ストッパ140が第1方向D1に沿って1列のみ延在している例について説明したが、途切れている箇所からの樹脂材料の漏れをさらに抑制することが要求される場合がある。同一直線上に点在するストッパ140が2列に千鳥配置されたことにより、アクティブエリア102側の列のストッパ140から漏れた樹脂材料を後列のストッパ140が受け止め、さらなる漏れ出しを抑制することができる。ここでは、ストッパ140が2列の場合を図示したが3列以上であっても良い。また、図13では、2列のストッパ140がシール部材300の外側に配置された例を図示しているが、図11の例と同様に、2列のストッパ140がシール部材300の内側に配置されていても良い。
上述した表示パネル1の各々についても、図7などを参照して説明した製造工程を経て形成されるので、ここでは説明を省略する。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本実施形態は、有機EL装置として、有機EL表示装置について説明したが、有機EL照明や有機ELプリンターヘッドなどにも利用可能である。
本実施形態に適用可能なストッパ140の形態については、上述した例に限定されず、例えば、ストッパ140は、略矩形状のアクティブエリア102の四方を一周取り囲むように形成されても良い。また、マザー基板Mを形成する段階では、ストッパ140は格子状に形成されても良い。なお、狭額縁化が望まれる表示パネル1の仕様については、シール部材300の周辺のストッパ140をできる限り残さない方が望ましい。アクティブエリア102と電極パッドPDとの間のストッパ140は残るものの、他の辺に沿ったストッパはできるだけ割断の際に切り落とすことにより、狭額縁化が可能である。
1…表示パネル
100…アレイ基板 102…アクティブエリア
OLED…有機EL素子
PE…画素電極 CE…対向電極 ORG…有機層
115…保護膜
130…接続部 PD…電極パッド
140…ストッパ 141…第1ストッパ部 142…第2ストッパ部
300…シール部材 320…充填層

Claims (5)

  1. 絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記アクティブエリアの外側に配置された電極パッドと、前記アクティブエリアと前記電極パッドとの間に配置されたストッパと、を備えたアレイ基板と、
    前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置された封止基板と、
    前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間に配置された充填層と、
    を備えたことを特徴とする有機EL装置。
  2. 絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記アクティブエリアの外側に配置された電極パッドと、前記アクティブエリアと前記電極パッドとの間に配置された第1ストッパ部と、前記アクティブエリアを挟んで前記前記第1ストッパ部と対向配置された第2ストッパ部と、を備えたアレイ基板と、
    前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置された封止基板と、
    前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間に配置された充填層と、
    を備えたことを特徴とする有機EL装置。
  3. 前記アレイ基板は、さらに、前記有機EL素子を囲む隔壁、及び、前記アクティブエリアを囲む枠状のシール部材を備え、
    前記ストッパは、前記隔壁または前記シール部材と同一材料によって形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の有機EL装置。
  4. 絶縁基板と、前記絶縁基板の上方に配置された有機EL素子を含むアクティブエリアと、前記アクティブエリアを囲む枠状のシール部材と、前記有機EL素子を覆う保護膜と、前記絶縁基板の上方における前記シール部材の外側に配置された電極パッドと、前記シール部材と前記アクティブエリアとの間もしくは前記シール部材と前記電極パッドとの間に配置されたストッパと、を備えたアレイ基板と、
    前記アレイ基板の前記保護膜の上方に配置され前記シール部材と接した封止基板と、
    前記アレイ基板の前記保護膜と前記封止基板との間において前記シール部材によって囲まれた内側に配置された充填層と、
    を備えたことを特徴とする有機EL装置。
  5. 前記ストッパは、一直線状に連続的に形成される、または、同一直線上に点在していることを特徴とする請求項1、2、4のいずれか1項に記載の有機EL装置。
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