JP2011085689A - 前立腺肥大モデルおよび前立腺手術用シミュレーションモデル - Google Patents

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【課題】HoLEP手術を忠実に再現してトレーニングすることができる前立腺肥大モデルおよび前立腺手術用シミュレーションモデルを提供する。
【解決手段】肥大した前立腺およびその周辺組織を立体的に再現した前立腺肥大モデル12であって、膀胱を模した中空の膀胱モデル部12aから尿道を模した尿道モデル部が延設され、その尿道モデル部の尿道を取り囲むようにして、尿管狭窄部分を形成する肥大前立腺部品13が設けられ、上記肥大前立腺部品13は、肥大した内腺を模した内腺部品と、その内腺部品の外周面を被覆する外腺膜部品と、上記内腺部品と上記外腺膜部品の境界に配置される粘着層とを有し、上記粘着層は、水、または生理食塩水等の電解液中に浸漬された状態でホルミウムヤグレーザーによって切断し得るように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、前立腺肥大症を治療する手術手技を習得するための前立腺肥大モデルおよび前立腺手術用シミュレーションモデルに関するものである。
現在、日本人男性の約80%が80歳までに前立腺肥大症になるといわれている。前立腺肥大症において、薬物治療で改善が望めない場合には手術による治療が必要になる。
最も、スタンダードな手術方法は、経尿道的前立腺切除術(TUR−P)と呼ばれる方法であり、内視鏡で患部を見ながら切除が行われる。
具体的には、内視鏡を尿道出口から挿入し、膀胱へ向けて移動させ、膀胱手前の前立腺をモニターに映し出す。映し出された肥大した前立腺は、尿道の内側に向けて膨出しているため、その部分の尿道が細くなって見える。
次に、図8に示すように、膀胱50の手前で膨出している前立腺(内腺)51を電気メス52で切除し、尿道狭窄部分を拡張する。
上記したTUR−Pは、内視鏡を用いて行われるため腹部に傷がつかないという利点がある反面、電気メスで肥大部を細切しながら手術を行うため、大きな肥大症では出血が多いという欠点がある。
また、一般的には還流液として電解質を含まない液体を用いるため、還流液が静脈から循環系に入り、低ナトリウム血症をきたすこともある。特に、近年ではα1遮断薬が第一選択とされ、内科的治療を行う期間が長期化しているため、非常に大きな前立腺肥大症が手術対象になることが多く、これらTUR−Pにおける合併症は大きな問題となっている。
このような状況において、内視鏡手術の概念としては、まったく異なった方法が開発された。それがホルミウムレーザー前立腺核出術(holmium laser enucleation of the prostate;HoLEP)である。
これまでの前立腺核出術は、開腹による被膜下摘除術という方法で行われてきたが、HoLEPは内視鏡下で外科的被膜と腺腫との間を剥離し、前立腺内腺を核出する。
したがって、従来、開腹手術が選択されるような100g以上の大きな前立腺症例に対しても、輸血の危険性が低く安全に施行できる術式であり、有用性が高く、開腹手術に替わる低侵襲な手術として注目を集めている。さらに、入院期間が従来のTUR−Pに比較してより短期間となる可能性があり、患者に優しい治療方法として普及しつつある。
このように、HoLEP手術は前立腺肥大症において非常に優れた手術方法であるが、その手技の習得は、熟練医師の指導のもとに実際の手術を行いながら技術を高めているのが実情である。
従来より、内視鏡トレーニング方法としては腸モデルや臓器モデルを用意し、そのモデルに内視鏡を挿入してトレーニングを行う方法が知られおり(例えば、特許文献1参照)、また、前立腺の断面模型も市販されている。
特開2003−180612号公報
しかしながら、上記HoLEP手術のように特殊な手術方法を再現できるシミュレーションモデルは存在しておらず、HoLEP手術を行う医師を育成するためのトレーニング手段としてリアルなシミュレーションモデルの開発が要望されている。
本発明は以上のような従来の前立腺症手術における課題を考慮してなされたものであり、HoLEP手術を忠実に再現してトレーニングすることができる前立腺肥大モデルおよび前立腺手術用シミュレーションモデルを提供するものである。
本発明は、肥大した前立腺およびその周辺組織を立体的に再現した前立腺肥大モデルであって、
膀胱を模した中空の膀胱モデル部と、
この膀胱モデル部から延設され尿道を模した尿道モデル部と、
上記尿道モデル部の尿道を取り囲むようにして設けられ、尿管狭窄部分を形成する肥大前立腺部品とを有し、
上記肥大前立腺部品は、肥大した内腺を模した内腺部品と、その内腺部品の外周面を被覆する外腺膜部品と、上記内腺部品と上記外腺膜部品の境界に配置される粘着層とを有し、上記粘着層は、水、または生理食塩水等の電解液中に浸漬された状態でホルミウムヤグレーザーによって切断し得るように構成されている前立腺肥大モデルである。
上記前立腺肥大モデルに従えば、肥大した内腺を模した内腺部品が、粘着層を介して外腺膜部品と接続されているため、実際のHoLEP手術と同様に、内腺と外腺の境界を見つけてその境界層、すなわち、粘着層をホルミウムヤグレーザーを使って切除することにより、内腺の核出を疑似体験することができる。
上記前立腺肥大モデルにおいて、上記内腺部品として右葉を模した右葉部品、左葉を模した左葉部品および中葉を模した中葉部品を有し、各部品は上記粘着層によって接続されていることが好ましい。
また、上記前立腺肥大モデル内には水、または生理食塩水等の電解液を充填することができる。
本発明は、下腹部を立体的に再現した下腹部モデルと、上記下腹部モデル内に着脱自在に装着される上記構成を有する前立腺肥大モデルとからなり、
上記下腹部モデルには、尿管を模した通路が設けられるとともに、上記前立腺肥大モデルを装着するための凹部が設けられ、
上記凹部内に配置された上記前立腺肥大モデルの尿道モデル部を、上記通路に接続するための接続部が備えられている前立腺手術用シミュレーションモデルである。
上記前立腺手術用シミュレーションモデルにおいて、上記前立腺肥大モデル内に水、または生理食塩水等の電解液を充填することができる。
本発明の前立腺肥大モデルおよび前立腺手術シミュレーションモデルによれば、HoLEP手術を忠実に再現してトレーニングすることができるという長所を有する。
本発明に係る前立腺手術を説明するための、前立腺およびその周辺組織を示した縦断面図である。 肥大した前立腺を示す要部拡大図である。 本発明に係る前立腺手術用シミュレーションモデルの全体構成を示す斜視図である。 図1の前立腺肥大モデルの接続状態を示す縦断面図である。 (a)は図4のA部を拡大した平面図、(b)はその側面図である。 図1の前立腺肥大モデル接続部の構成を示す拡大図である。 (a)〜(d)は本発明に係る前立腺手術シミュレーションモデルによるトレーニング方法を説明する工程図である。 従来の前立腺の手術方法を示す説明図である。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1において、前立腺1は膀胱2の出口付近に尿道3を取り巻くようにして存在しており、クルミの実程度の大きさからなり2層構造になっている。その内側部分を内腺1a、外側部分を外腺1bと呼び、正常な状態では内腺と外腺の厚さはほぼ同じである。なお、図中、4は精嚢、5は尿道括約筋である。
前立腺が肥大すると、図2の要部拡大図に示すように、内腺1aが膨張して腺腫となる一方で外腺1bは拡張され、あたかもミカンの中身(内腺1a)と皮(外腺1b)のような形状になる。
前立腺肥大症になると、内腺1aが肥大して尿道3を圧迫し排尿困難や頻尿を引き起こすため、手術による治療においてその内腺1a部分を除去することになる。
図3は、本発明に係る前立腺手術用シミュレーションモデル(以下、シミュレーションモデルと略称する)の全体構成を示した斜視図である。
同図において、シミュレーションモデル10は、塩化ビニル樹脂、シリコン樹脂、ポリウレタン樹脂等の樹脂を金型に充填して成形した下腹部モデル11から構成されている。
下腹部モデル11の11aは腹部に相当する腹部モデル部、11bは右脚の一部に相当する右脚部分モデル部、11cは左脚の一部に相当する左脚部分モデル部、11dはペニスに相当するペニスモデル部を示している。
上記腹部モデル部11aには平面から見て楕円形の凹部11eが形成されており、この凹部11e内には、前立腺およびその周辺構造を模して一体化した前立腺肥大モデル12を着脱自在に配置することができるようになっている。
上記前立腺肥大モデル12は上記下腹部モデル11と同じ材質の他、PVA(ポリビニルアルコール)、ろう、ゴム、鶏肉等の生体由来材料など、用途に応じて素材として用いる。
図4は上記前立腺肥大モデル12を凹部11eに配置した状態を示す縦断面図である。
同図において、前立腺肥大モデル12は後述する前立腺肥大モデル接続部11fを介して下腹部モデル11と接続されるようになっている。
上記前立腺肥大モデル接続部11fから脚側に向けて延びる通路11gは尿道を模しており、湾曲しながらペニスモデル部11dの出口部11hと連通している。
上記前立腺肥大モデル12は、膀胱を模した中空の膀胱モデル部12aと、肥大した前立腺部品を収納する中空の肥大前立腺部品収容部12bとを有し、膀胱モデル部12aと肥大前立腺部品収容部12bのサイズは、実際の症例から蓄積されたデータベースに基づいて決定されている。
なお、膀胱モデル部12aには、前立腺肥大モデル12および膀胱モデル部12aの内部に水、または生理食塩水等の電解液を満たす際に空気を抜くための細孔12cが設けられている。
上記肥大前立腺部品収容部12b内には肥大前立腺部品13が収納されており、膀胱モデル部12a内には水、または生理食塩水等の電解液Wが充填され、さらに前立腺肥大モデル12と凹部11eの間にも上記電解液Wが充填されている。
図5は図4のA部拡大図であり、(a)は肥大前立腺部品13の正面図、(b)はその側面図である。
図5(a)において、肥大前立腺部品13は、右葉を模した右葉部品13a、左葉を模した左葉部品13b、中葉を模した中葉部品13cの三つの部品を有し、これらは内腺を模している。
右葉部品13aの右側側壁13dは、粘膜を模した第1粘着層14を介して膜状の外腺膜部品13eと接続されている。
左葉部品13bの左側側壁13fは、粘膜を模した第2粘着層15を介して膜状の外腺膜部品13eと接続されている。
右葉部品13aおよび左葉部品13bの下方に配置されている中葉部品13cは、図5(b)に示すように、粘膜を模した第3粘着層16を介して外腺膜部品13eと接続され、第4粘着層17を介して右葉部品13aおよび左葉部品13bと接続されている。
上記肥大前立腺部品13は、膨張状態の内腺、すなわち右葉部品13a、左葉部品13bおよび中葉部品13cを模しており、それにより、尿道を模した通路11gにおいて膀胱モデル部12aの頸部に狭窄部11iが意図的に形成されている(図5(a)参照)。なお、図中、11jは膀胱モデル部12aから延出されている尿道モデル部である。
また、肥大前立腺部品13は、通路11gを取り囲むようにして組み立てられた後、上記膀胱モデル部12a内に充填された上記電解液W中によって浸漬されるようになっている。
上記各粘着層14〜17を形成する粘着材としては、機械的には容易に剥がすことができないが上記電解液W中でホルミウムヤグレーザーによって切断し得る材料、例えば、樹脂製接着剤、ろう、ラテックスゴム、鶏肉等の生体材料やこれらの混合材料を使用することができる。
また、粘着層14〜17を形成するにあたっては、粘着材を膜状に塗布することにより形成することができ、また、筋状に塗布することによって形成することもでき、さらにまた、予め膜状または網状に形成したものを貼り付けることによって形成することもできる。また、各粘着層14〜17については、ホルミウムヤグレーザーによって切断した跡がその他の粘着層と明瞭に識別できるものが好ましい。
HoLEP手術のトレーニングを行う術者は、ホルミウムヤグレーザーを用いて例えば第1粘着層14を特定の方向に焼き切ることにより、右葉部品13aを外腺膜部品13eから徐々に剥がしていく感覚を体験できるようになっている。
図6は、図4に示した前立腺肥大モデル接続部11fの構成を示した拡大図である。
前立腺肥大モデル接続部11fは、通路11gの端部に接続され凹部11eの側壁から突出する状態で設けられる雄型接続部品18aと、前立腺肥大モデル12における膀胱モデル部12aと反対側の端部に設けられ、上記雄型接続部品18aと嵌合し得る雌型接続部品18bとから構成されている。
上記雄型接続部品18aおよび上記雌型接続部品18bにはそれぞれ環状のマグネット18cおよび18dが鍔状に備えられており、マグネット18cおよび18dの接続側にはさらに環状のパッキン18eおよび18fが装着されている。
したがって、雄型接続部品18aの挿入筒部18gを雌型接続部品18bの筒孔部18h内に挿入すれば、マグネット18cおよび18dの吸着力によって両接続部品18aおよび18bが強固に接続され、また、パッキン18eおよび18fによって密着される。
このように、前立腺肥大モデル12は前立腺肥大モデル接続部11fに対して着脱自在に構成されているため、複数の前立腺肥大モデル12を用意すれば、HoLEP手術のトレーニングを何度も繰り返し行うことができる。
次に、上記シミュレーションモデルを用いた前立腺治療の手術トレーニング方法について図4、図5および図7の工程図を参照しながら説明する。
1) 図7(a)において、ペニスモデル部11dの出口部11h(図4参照)から、HoLEP用の内視鏡20を挿入し、尿道を模した通路11gを通して膀胱モデル部12a内に挿入する。
2) 肥大前立腺部品13、尿道括約筋モデル(図示しない)、膀胱モデル部12aを観察する。還流液は上記したように電解液Wとする。
3) 前立腺の内腺は、右葉部品13a、左葉部品13bおよび中葉部品13cの3つの部分で構成されており、まず、核出トレーニングを行うにあたり、中葉の核出トレーニングを行う。
4) 精嚢の横で肥大前立腺部品13における第4粘着層17をホルミウムヤグレーザーによって切開し(図5(b)参照)、肥大前立腺部品13における内腺と外腺膜部品13eとの境の層を見つける。
ホルミウムヤグレーザーは水、または生理食塩水等の電解液への吸収率が高く、2.0mm以下の距離では組織の切除が可能になり同時に組織を焼くことで止血が行われ、また、レーザーファイバーの先端を組織から5.0mm離すと組織に影響を与えない。
本発明のシミュレーションモデルでは、ホルミウムヤグレーザーによって切除する粘膜として第1粘着層14〜第4粘着層17を備えているため、それらの粘膜層に対してホルミウムヤグレーザーのレーザーファイバー先端を近づけ、切除作業を行うことにより、実際の手術における核出とほぼ同じような操作を体験することができる。
5) その見つけ出した境界層に沿って中葉部品13cの背面側に入り、中葉部品13cをめくり上げるように膀胱モデル部12a側に向かって剥離していく。
6) 膀胱モデル部12aの膀胱頸部から中葉部品13cの両側について第4粘膜層17を切開し、上記境界層まで切開を進める。
7) このとき、中葉部品13cは膀胱頸部のみで付着している状態になるため、この付着部分を切離し、中葉部品13cを膀胱モデル部12a内に遊離させ、それにより、中葉の核出トレーニングが完了する。
8) 次に、右葉の核出トレーニングを行う。なお、左葉から核出トレーニングを行なってもよい。
上記境界層にホルミウムヤグレーザー21を照射することにより、右葉部品13aを外腺膜部品13eから剥離していく(図7(b)参照)。具体的には、括約筋18側背側から膀胱モデル部12a側、および腹側に向かって剥離を行う。
9) ある程度の剥離ができると、腹側の第1粘着層14を切開する。右葉部品13aの括約筋側の第1粘着層14を切開する。
10) 尿道括約筋側で、腹側から背側へ、あるいは背側から腹側に向かって、内腺の輪郭に沿って、外腺と内腺の間の境界層、すなわち粘着層を剥離して剥離部分を連続させる。
11) 腹側から背側につながった、外腺と内腺の間の層を、尿道括約筋側から膀胱頸部に向かって腹側背側均等に剥離していく。この剥離が進むと、右葉部品13aはほとんど膀胱頸部のみで付着している状態となる(図7(c)参照)。
12) 膀胱頸部を切り離し、右葉部品13aを遊離させ、右葉の核出トレーニングを終了する(図7(d)参照)。
13) 左葉の核出トレーニングも上記右葉の核出トレーニングと同様の方法で行い、内腺の核出トレーニングが完了する。
14) 通路11gから腎盂鏡(ストルツ)を挿入し、モルセレーターを用いて、核出された腺の細切と回収を行う。
15) 通路11gから20Fr程度の尿道カテーテルを留置してトレーニングが終了する。
10 シミュレーションモデル
11 下腹部モデル
11a 腹部モデル部
11b 右脚部分モデル部
11c 左脚部分モデル部
11d ペニスモデル部
11e 凹部
11f 前立腺肥大モデル接続部
11g 通路
11h 出口部
11i 狭窄部
11j 尿道モデル部
12 前立腺肥大モデル
12a 膀胱モデル部
12b 肥大前立腺部品収容部
13 肥大前立腺部品
13a 右葉部品
13b 左葉部品
13c 中葉部品
14 第1粘着層
15 第2粘着層
16 第3粘着層
17 第4粘着層
18a 雄型接続部品
18b 雌型接続部品
20 内視鏡
21 ホルミウムヤグレーザー

Claims (5)

  1. 肥大した前立腺およびその周辺組織を立体的に再現した前立腺肥大モデルであって、
    膀胱を模した中空の膀胱モデル部と、
    この膀胱モデル部から延設され尿道を模した尿道モデル部と、
    上記尿道モデル部の尿道を取り囲むようにして設けられ、尿管狭窄部分を形成する肥大前立腺部品とを有し、
    上記肥大前立腺部品は、肥大した内腺を模した内腺部品と、その内腺部品の外周面を被覆する外腺膜部品と、上記内腺部品と上記外腺膜部品の境界に配置される粘着層とを有し、上記粘着層は、水、または生理食塩水等の電解液中に浸漬された状態でホルミウムヤグレーザーによって切断し得るように構成されていることを特徴とする前立腺肥大モデル。
  2. 上記内腺部品として右葉を模した右葉部品、左葉を模した左葉部品および中葉を模した中葉部品を有し、各部品が上記粘着層によって接続されている請求項1記載の前立腺肥大モデル。
  3. 上記前立腺肥大モデル内に水、または生理食塩水等の電解液が充填されている請求項1または2記載の前立腺肥大モデル。
  4. 下腹部を立体的に再現した下腹部モデルと、
    上記下腹部モデル内に着脱自在に装着される請求項1または2記載の前立腺肥大モデルとからなり、
    上記下腹部モデルには、尿管を模した通路が設けられるとともに、上記前立腺肥大モデルを装着するための凹部が設けられ、
    上記凹部内に配置された上記前立腺肥大モデルの尿道モデル部を、上記通路に接続するための接続部が備えられていることを特徴とする前立腺手術用シミュレーションモデル。
  5. 上記前立腺肥大モデル内に水、または生理食塩水等の電解液が充填されている請求項4記載の前立腺手術用シミュレーションモデル。
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