JP2011085161A - 電動弁装置の健全性診断方法及び健全性診断装置並びにプログラム - Google Patents

電動弁装置の健全性診断方法及び健全性診断装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】直流機で駆動される電動弁装置の健全性、つまり劣化の進行あるいは異常の発生を診断する方法、装置並びにプログラムを提供する。
【解決手段】電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定段階と、前記推定段階で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断段階とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動弁装置の健全性を診断する方法及び装置並びにプログラムに関する。
一般に、各種プラント、例えば、火力・原子力発電所、化学プラント、上下水道設備等に設置された電動弁装置の健全性は、定期点検時に当該プラントの運転を停止してチェックしている。しかし、定期点検は所定の時間的間隔を空けて行われるから、プラントが稼働している間に進行する劣化や、突然に発生する異常を、この方法で知ることはできない。そこで、稼働中の電動弁装置をモニタして、電動弁装置の劣化の進行あるいは異常の発生を診断する方法及び装置が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、電動弁の駆動部に供給される電圧及び電流を検出するセンサと、電動弁の開閉方向の作動または停止をさせる信号を検出するセンサ、及び、モータコントロールセンタにおいて弁の開閉状態を監視するためのランプ信号を検出するセンサから出力される検知信号に基づいて、電動弁の異常の有無を診断する装置が開示されている。
また、本願発明者は、誘導電動機で駆動される電動弁装置に入力される電流と電圧を検出して、検出された電流と電圧から、当該誘導電動機の回転トルクと回転速度を推定し、推定された回転トルクと回転速度を所定の正常値と比較して、電動弁装置の劣化の進行あるいは異常の発生を診断する方法及び装置を発明し、特許文献2で開示している。
特開2000−65246号公報 特開2006−83928号公報
特許文献1,2に開示された発明によれば、電動弁装置の劣化あるいは異常をプラントの稼働中に実時間で診断することができる。しかしながら、いずれも交流機(誘導機)で駆動される電動弁装置の劣化あるいは異常を診断するものであり、直流機で駆動される電動弁装置に特許文献1,2に開示された発明を適用することはできなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、直流電動機で駆動される電動弁装置の健全性を診断する方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電動弁装置の健全性診断方法は、電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定段階と、前記推定段階で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断段階とを有することを特徴とする。
前記診断段階は、前記推定段階で推定された前記回転速度が、所定の基準値を下回る場合に、前記電動弁装置は不健全な状態にあると診断するものであってもよい。
前記診断段階は、前記推定段階で推定された前記負荷トルクが、所定の基準値を上回る場合に、前記電動弁装置は不健全な状態にあると診断するものであってもよい。
前記推定段階は、前記電機子電流、前記界磁電流、及び前記電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記電機子に生じる誘起電圧を推定し、 前記誘起電圧の推定値と前記電機子印加電圧の計測値と前記電機子電流の計測値を用いて、観測ノイズを控除した正味の電機子電流を推定する誘起電圧・正味電流推定段階と、前記誘起電圧・正味電流推定段階で推定された誘起電圧を積算して誘起電圧積算値を得て、更に前記誘起電圧積算値を前記電機子の回転角度で除して、前記電機子の誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出段階と、を有するようにしてもよい。
前記推定段階は、さらに、前記誘起電圧・正味電流推定段階で推定された前記誘起電圧を前記誘起電圧定数算出段階で算出された前記誘起電圧定数で除して、前記電機子の回転速度を推定する回転速度推定段階を有するようにしてもよい。
前記推定段階は、さらに、前記誘起電圧・正味電流推定段階で推定された前記正味の電機子電流に、前記誘起電圧定数算出段階で算出された前記誘起電圧定数、及び前記界磁電流の計測値を乗じて、前記直流電動機に負荷される負荷トルクを推定する負荷トルク推定段階を有するようにしてもよい。
本発明の電動弁装置の健全性診断装置は、電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定手段と、前記推定手段で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断手段と、を備えることを特徴とする。
前記推定手段は、前記電機子電流、前記界磁電流、及び前記電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記電機子に生じる誘起電圧を推定し、 前記誘起電圧の推定値と前記電機子印加電圧の計測値と前記電機子電流の計測値を用いて、観測ノイズを控除した正味の電機子電流を推定する誘起電圧・正味電流推定手段と、前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された誘起電圧を積算して誘起電圧積算値を得て、更に前記誘起電圧積算値を前記電機子の回転角度で除して、前記電機子の誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出手段とを備えるようにしてもよい。
前記推定手段は、さらに、前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記誘起電圧を前記誘起電圧定数算出手段で算出された前記誘起電圧定数で除して、前記電機子の回転速度を推定する回転速度推定手段を備えるようにしてもよい。
前記推定手段は、さらに、前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記正味の電機子電流に、前記誘起電圧定数算出手段で算出された誘起電圧定数、及び前記界磁電流の計測値を乗じて、前記直流電動機に負荷される負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段を備えるようにしてもよい。
また、本発明のプログラムは、コンピュータにインストールされて、当該コンピュータを、電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定手段と、前記推定手段で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断手段と、を備える電動弁装置の健全性診断装置として機能させることを特徴とする。
前記推定手段は、前記電機子電流、前記界磁電流、及び前記電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記電機子に生じる誘起電圧を推定し、 前記誘起電圧の推定値と前記電機子印加電圧の計測値と前記電機子電流の計測値を用いて、観測ノイズを控除した正味の電機子電流を推定する誘起電圧・正味電流推定手段と、前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された誘起電圧を積算して誘起電圧積算値を得て、更に前記誘起電圧積算値を前記電機子の回転角度で除して、前記電機子の誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出手段を備えるるようにしてもよい。
前記推定手段は、さらに、前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記誘起電圧を前記誘起電圧定数算出手段で算出された前記誘起電圧定数で除して、前記電機子の回転速度を推定する回転速度推定手段を備えるようにしてもよい。
前記推定手段は、さらに、前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記正味の電機子電流に、前記誘起電圧定数算出手段で算出された前記誘起電圧定数、及び前記界磁電流の計測値を乗じて、前記直流電動機に負荷される負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、直流電動機の電機子電流、界磁電流、及び電機子印加電圧の計測値から前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定して、該回転速度又は負荷トルクに基づいて電動弁装置の健全性を診断するので、直流電動機で駆動される電動弁装置の健全性を、当該電動弁装置の稼働中に診断することができる。
また、電機子電流の計測値から観測ノイズを除いた正味の電機子電流を推定し、該正味の電機子電流に基づいて直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定するので、精度の高い診断を行うことができる。
本発明の実施形態の一例を示す電動弁装置診断システムの概念図である。 2慣性系モデルと電動弁装置の関係を説明する概念図である。 モニタ装置と診断装置の機能的な構成を示す概念図である。 モニタ装置あるいは診断装置を構成するコンピュータの物理的な構成例である。 診断プログラムによる処理の概略を示すフローチャートである。
本発明の方法は、例えば図1に示すようなシステムによって実施される。
図1において、電動弁装置1は該システムの診断対象であって、弁装置本体2と直流電動機3から構成される。
弁装置本体2は、駆動部4とボデー5とから構成される。駆動部4の内部には図示しない歯車装置等があって、直流電動機3から供給される回転トルクを推力に変換して弁体6を昇降させる。またボデー5の内部には図示しない管路があって、該管路は弁体6によって開閉される。また弁体6はステム7に連結されて、ステム7は駆動部4の内部の前記歯車装置等によって駆動される。
また、該システムは、モニタ装置8、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11を備える。
電機子電流計9は直流電動機3の電機子に供給される電機子電流を計測し、界磁電流計10は直流電動機3の界磁巻線に供給される界磁電流を計測する。また電機子電圧計11は直流電動機3の電機子に印加される電機子印加電圧を計測する。
また、モニタ装置8は、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11から出力される信号を受けて、電機子電流、界磁電流及び電機子印加電圧の計測値を記録する。
そして、モニタ装置8に記録された計測値は、診断装置12に送られて、解析される。診断装置12はこの解析結果に基づいて、電動弁装置1の健全性の有無を診断する。
なお、モニタ装置8は電動弁装置1の機側、つまり、電動弁装置1が設置されるプラント(例えば原子力発電プラント)の内部に配置され、診断装置12は電動弁装置1から離れた場所、例えば、プラントを遠隔制御する制御室に配置される。
ここで、直流電動機3の電機子電流、界磁電流及び電機子印加電圧の計測値から、直流電動機3の回転速度及び負荷トルクを推定する手法を、2慣性系モデル20を使って説明する。
図2に示すように、2慣性系モデル20は、2個の慣性系、つまりモータ21と負荷22を伝達バネ23で連結した力学モデルであり、モータ21は電動弁装置1の直流電動機3に相当し、負荷22は弁装置本体2に相当する。また、伝達バネ23は直流電動機3の動力を弁装置本体2に伝達するカップリング24と等価なバネ要素である。
また、TDCMはモータ21で発生する発生トルクであり、Tは負荷22がモータ21に負荷する負荷トルクである。Jはモータ21の回転慣性であり、Jは負荷22の回転慣性であり、Kは伝達バネ23のバネ定数である。
モータ21は直流電動機である。モータ21の電機子抵抗をR、インダクタンスをL、誘起電圧定数をK、回転速度をωとし、モータ21の電機子印加電圧をV、電機子電流をI、界磁電流をiμとすると式(1)が成り立つ事が知られている。
Figure 2011085161

また、2慣性系モデル20において、式(2)が成り立つ事も知られている。なお、Sはラプラス演算子であり、Nはモータ21と負荷22の間の減速比である。
Figure 2011085161

また、直流電動機の発生トルクTDCMと、誘起電圧定数K、界磁電流iμ、及び電機子電流Iの間には式(3)に示すような関係がある。
Figure 2011085161

式(1)と式(2)から式(4)が導かれる。
Figure 2011085161

電動弁装置1のカップリング24は十分に剛だから、K=∞と見なすことができるので式(4)は式(5)のように変形できる。
Figure 2011085161

但し、式(5)中のJは、式(6)で表される。
Figure 2011085161

式(5)をさらに一次近似して解くと、式(7)が得られる。
Figure 2011085161

式(7)と式(1)から式(8)が得られる。つまり、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11で計測された直流電動機3の電機子電流I、界磁電流iμ、及び電機子印加電圧Vから、直流電動機3の電機子電流Iの推定値および速度外乱Kωの推定値を推定する推定器(オブザーバ)の式が得られる。なお、式(8)中の「^」は推定値を意味する(以下、同じ)。
Figure 2011085161

なお、速度外乱Kωは、式の形から理解できるように、誘起電圧定数Kと直流電動機3の回転速度ωの積、すなわち誘起電圧である。すなわち式(8)によれば、直流電動機3の電機子に生じる誘起電圧の大きさを推定することができる。
また、電機子電流計9による電機子電流Iの計測値には、観測ノイズ、すなわち予測できない雑音成分が含まれるが、式(8)から得られる電機子電流Iの推定値は電機子電流計9による電機子電流Iの計測値から観測ノイズを控除した正味の電機子電流に相当する。つまり、式(8)によれば、直流電動機3の電機子電流Iの計測値、界磁電流iμの計測値、及び電機子印加電圧Vの計測値及から誘起電圧(=速度外乱Kω)を推定し、推定された誘起電圧と電機子電流Iの計測値及び電機子印加電圧Vの計測値を用いて観測ノイズを推定し、推定された観測ノイズを電機子電流Iの計測値から控除して、正味の電機子電流を求めることができる。
なお、式(8)を解く過程で、式(8)は時間積分されるので、電機子電流計9によって計測された電機子電流Iに含まれる観測ノイズはキャンセルされる。そのため、式(8)を解いて得られる直流電動機3の電機子電流Iの推定値に含まれる誤差は小さくなる。つまり、正味の電機子電流が得られる。
さて、式(9)に示すように、式(8)から得られた速度外乱Kωの推定値を時間積分して、その値をモータ21の回転角度XSTで割れば、誘起電圧定数Kを推定できる。
なお、回転角度XSTは電動弁装置1の動作量から算出される。例えば、電動弁装置1が全閉状態から全開状態まで動作するとき、つまり全ストローク動作するときに、直流電動機3がY回転するように設計されている場合に、電動弁装置1が全ストローク動作の25%だけ動作(つまり、全閉状態から25%開放状態まで動作)する時の回転角度XSTは、0.5πYラジアンになる。つまり、電動弁装置1の動作量が与えられれば、回転角度XSTが決定される。
Figure 2011085161

また式(8)を解いて得られた電機子電流Iの推定値と、式(9)から得られた誘起電圧定数Kの推定値を、式(10)に代入すれば、モータ21の発生トルクTDCMが推定される。
Figure 2011085161

そして、式(7)と式(10)から式(11)が得られる。つまり、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11で計測された直流電動機3の電機子電流I、界磁電流Iμ、及び電機子印加電圧Vから、負荷トルクTを推定する推定器(オブザーバ)が得られる。
Figure 2011085161

また、式(8)を離散化すると式(12)が得られる。
Figure 2011085161

同様に、式(11)を離散化すると式(13)が得られる。なお、式(13)中のl及びlはオブザーバフィードバックゲインである。
Figure 2011085161

また、式(9)を離散化すると式(14)が得られる。
Figure 2011085161

同様に、式(10)を離散化すると式(15)が得られる。
Figure 2011085161

さて、上記で説明した推定手法は、モニタ装置8及び診断装置12で実行されるので、モニタ装置8及び診断装置12の構成を詳細に説明する。
図3に示すように、モニタ装置8は、電機子電流記憶部31、界磁電流記憶部32、電機子電圧記憶部33、及び通信制御装置34を備える。
電機子電流記憶部31、界磁電流記憶部32及び電機子電圧記憶部33は、それぞれ、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11で計測された、電機子電流、界磁電流、及び電機子印加電圧の計測値を記憶する装置である。なお、モニタ装置8は所定の時間間隔でサンプリングを行う。つまり、所定の時間間隔で計測を繰り返し、その結果を逐次、電機子電流記憶部31、界磁電流記憶部32及び電機子電圧記憶部33に記憶し、時系列にしたがって蓄積する。
また、通信制御装置34はモニタ装置8と診断装置12の間のデータ通信を制御する装置であって、所定のスケジュールに従って、あるいは診断装置12の求めに応じて、電機子電流記憶部31、界磁電流記憶部32及び電機子電圧記憶部33に記憶された計測データを診断装置12に転送する。
診断装置12は、通信制御装置41、記憶装置42、誘起電圧・正味電流推定装置43、誘起電圧定数推定装置44、回転速度推定装置45、負荷トルク推定装置46、健全性判定装置47及び警報装置48を備える。
通信制御装置41はモニタ装置8と診断装置12の間のデータ通信を制御する装置である。また、記憶装置42はモニタ装置8から転送された計測データを記憶する装置である。
誘起電圧・正味電流推定装置43、誘起電圧定数推定装置44、回転速度推定装置45、負荷トルク推定装置46、及び健全性判定装置47は、記憶装置42に記憶された計測データを解析して、直流電動機3の回転速度及び直流電動機3に負荷される負荷トルクを推定し、該回転速度又は負荷トルクに基づいて直流電動機3の健全性の有無を判断する装置である。
また、これらの装置はソフトウェア的に実現される。つまり、これらの装置は診断装置12に所定のプログラムをインストールして、該プログラムを実行することによって機能する。なお、これらの装置の機能は、プログラムの説明において後述する。
また、警報装置48は健全性判定装置47が電動弁装置1の健全性が損なわれていると判定した場合、例えば、電動弁装置1の劣化が進行して修理を必要とすると判定した場合、
あるいは電動弁装置1に突発的な異常が発生して修理を必要とすると判定した場合に外部に警報を送出する装置、例えば、警告灯、ブザーなどである。専用の警報装置48に代えて、診断装置12に入出力インターフェイスとして備える画像表示装置(不図示)に所定の文字あるいは画像を表示するようにしてもよい。あるいは上位のコンピュータシステム(例えば、プラント全体を監視するシステム)に信号を送出して、その上位のコンピュータシステムが警報を送出するようにしてもよい。
また、モニタ装置8及び診断装置12は、図4に示すようなコンピュータ51、すなわち、中央処理装置(CPU)52、記憶装置53、入出力インターフェイス(I/F)54、通信インターフェイス(I/F)55を備えるコンピュータ51に所定のプログラムをインストールして構成される。
すなわち、コンピュータ51をモニタ装置8とする場合は、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11から出力される信号は、入出力インターフェイス(I/F)54を介して入力され、記憶装置53に記憶される。つまり、記憶装置53が電機子電流記憶部31、界磁電流記憶部32及び電機子電圧記憶部33として機能する。また、通信インターフェイス(I/F)55を介して、診断装置12との間で信号の遣り取りを行う。この場合、コンピュータ51にインストールされた所定の通信プログラムと通信インターフェイス(I/F)55がモニタ装置8の通信制御装置34に相当する。
同様に、コンピュータ51を診断装置12とする場合は、モニタ装置8から送信された信号は、通信インターフェイス(I/F)55を介してコンピュータ51に入力され、記憶装置53に記憶される。つまり、この場合、コンピュータ51にインストールされた所定の通信プログラムと通信インターフェイス(I/F)55が診断装置12の通信制御装置41に相当し、コンピュータ51の記憶装置53が診断装置12の記憶装置42に相当する。
最後に、コンピュータ51にインストールされて、コンピュータ51を診断装置12として機能させる診断プログラムの概略フローを図5を使って説明する。なお、診断装置12を構成するコンピュータ51には診断プログラムの他に、通信制御プログラムが必要とされるが、この通信制御プログラムは、周知の一般的な通信制御プログラムと変わるところが無いので、説明を省略する。
診断プログラムは、例えば、診断装置12に設定された所定のスケジュールに従って定期的に、あるいはオペレータの操作に従って随時、起動される。また、診断プログラムが起動される前に、コンピュータ51(つまり診断装置12)には、電機子電流Iの計測データI(k)(k=1,2,3,‥‥,n、但しnはサンプル数、以下同じ)、界磁電流iμの計測データiμ(k)及び電機子印加電圧Vの計測データV(k)がモニタ装置8から転送され、記憶装置53に記憶されている。
そして、診断プログラムが起動されると、中央処理装置52は記憶装置53から、計測データI(k)、iμ(k)及びV(k)、を読み出す(ステップS01)。
以下、前掲の式(12)〜式(15)を利用して、回転速度ω及び負荷トルクTを推定する。
すなわち、まず、計測データI(k)、iμ(k)及びV(k)を式(12)に代入して、速度外乱Kω(k)の推定値(誘起電圧)及び電機子電流I(k)の推定値(正味の電機子電流)を得る(ステップS02)。
次に、ステップS02で得た速度外乱Kω(k)の推定値を式(14)に代入して、誘起電圧定数Kを推定する(ステップS03)。
次に、ステップS02で得られた速度外乱Kω(k)の推定値を、ステップS03で得られた誘起電圧定数Kの推定値で割って、回転速度ω(k)を得る(ステップS04)。
次に、ステップS02で得られた電機子電流I(k)の推定値、ステップS03で得られた誘起電圧定数Kの推定値、及び界磁電流の計測値iμ(k)を式(15)に代入して、発生トルクTDCM(k)を推定する(ステップS05)。
次に、ステップS05で得られた発生トルクTDCM(k)を式(13)に代入して、負荷トルクT(k)を推定する(ステップS06)。
回転速度ω(k)が所定の閾値ωより小さいか、負荷トルクT(k)が所定の閾値Tより大きければ(ステップS07;Yes)ステップS08に進む。回転速度ω(k)が閾値ω以上、かつ負荷トルクT(k)が閾値T以下であれば(ステップS07;No)、処理を終了する。
なお、閾値ω及び閾値Tは、経験的、実験的に定める。例えば、回転速度ω(k)が所定の閾値ωを下回ると、プラント全体の健全性に影響が及ぶような閾値ωを選ぶ。あるいは、直流電動機3の許容負荷を閾値Tに選ぶ。負荷トルクT(k)が許容負荷を超えれば直流電動機3が焼損し、電動弁装置1の機能が停止することが予想されるからである。
ステップS07が”Yes”であれば、警報装置48から警報を外部に送出して(ステップS08)、処理を終了する。
なお、診断装置12の誘起電圧・正味電流推定装置43、誘起電圧定数推定装置44、回転速度推定装置45、負荷トルク推定装置46、及び健全性判定装置47は診断プログラムをコンピュータ51にインストールすることによって、コンピュータ51上で実現される。
つまり、診断プログラムのステップS02を実行する時、コンピュータ51は誘起電圧・正味電流推定装置43として機能する。同様に診断プログラムのステップS03を実行する時、コンピュータ51は誘起電圧定数推定装置44として機能し、ステップS04を実行する時、コンピュータ51は回転速度推定装置45として機能する。また、ステップS05及びステップS06を実行する時、コンピュータ51は負荷トルク推定装置46として機能し、ステップS07及びステップS08を実行する時、コンピュータ51は健全性判定装置47として機能する。
なお、以上説明した実施形態は本発明の具体的な実施形態の例示であって、本発明の技術的範囲は上記実施形態に示された装置方法に限定されない。本発明は特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲において、自由に変形、応用、あるいは改良して実施することができる。
例えば、上記実施形態では直流電動機3で駆動されるゲートバルブを電動弁装置1の例として示したが、本発明の適用対象はゲートバルブには限定されない。バタフライバルブ、グローブバルブ、ボールバルブ、ニードルバルブなどバルブの形式に関係なく、直流電動機3で駆動されるバルブに本発明を適用することができる。
また、上記実施形態ではモニタ装置8と診断装置12を備えて、モニタ装置8に記憶された計測データを診断装置12に転送して解析する例を示したが、本発明の装置はこのように構成された装置には限定されない。モニタ装置8を省いて、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11で計測されたデータを直接、診断装置12で収集するようにしてもよい。あるいは診断装置12を電動弁装置1の機側に配置して、プラント内で診断を行うようにすることもできる。
また、上記実施形態ではモニタ装置8と診断装置12の間を通信線で結んだ例、つまりモニタ装置8と診断装置12の間をオンライン接続した例を示したが、モニタ装置8と診断装置12の間をオフラインで結んでもよい。例えば、モニタ装置8の内部に着脱可能な記憶媒体を備えて、電機子電流計9、界磁電流計10、及び電機子電圧計11で計測されたデータを該記憶媒体に記憶して、必要に応じて該記憶媒体をモニタ装置8から取り外して、診断装置12に装着して計測データを読み出すようにしてもよい。
また、上記実施形態ではモニタ装置8を電動弁装置1の機側、つまりプラント内に配置して、診断装置12を該プラントの制御室に配置する例を示したが、診断装置12を更に遠隔配置するようにしてもよい。例えば、公衆通信回線を介してモニタ装置8と診断装置12を結んで、電動弁装置1から地理的に離隔した場所で電動弁装置1の健全性を診断するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、直流電動機3の回転速度および負荷トルクを推定する具体的な手法として、式(1)ないし式(15)の数式を示したが、これらの数式は回転速度および負荷トルクを推定する手法の例示であって、本発明の技術的範囲はこれらの数式を使用する方法や装置には限定されない。
また、上記実施形態では、直流電動機3の回転速度および負荷トルクを推定する手順を記述したプログラムをコンピュータにインストールして、当該コンピュータを診断装置12として機能させる例、つまり、誘起電圧・正味電流推定装置43、誘起電圧定数推定装置44、回転速度推定装置45、負荷トルク推定装置46、及び健全性判定装置47をソフトウェアによって構成する例を示したが、本発明の装置はソフトウェアによって構成される装置には限定されない。誘起電圧・正味電流推定装置43、誘起電圧定数推定装置44、回転速度推定装置45、負荷トルク推定装置46、及び健全性判定装置47の全部又は一部を専用のハードウェアで構成した装置も、当然に、本発明の技術的範囲に包含される。
1 電動弁装置
2 弁装置本体
3 直流電動機
4 駆動部
5 ボデー
6 弁体
7 ステム
8 モニタ装置
9 電機子電流計
10 界磁電流計
11 電機子電圧計
12 診断装置
20 2慣性系モデル
21 モータ
22 負荷
23 伝達バネ
24 カップリング
31 電機子電流記憶部
32 界磁電流記憶部
33 電機子電圧記憶部
34 通信制御装置
41 通信制御装置
42 記憶装置
43 誘起電圧・正味電流推定装置
44 誘起電圧定数推定装置
45 回転速度推定装置
46 負荷トルク推定装置
47 健全性判定装置
48 警報装置
51 コンピュータ
52 中央処理装置(CPU)
53 記憶装置
54 入出力インターフェイス(I/F)
55 通信インターフェイス(I/F)

Claims (14)

  1. 電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定段階と、
    前記推定段階で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断段階とを有する
    ことを特徴とする電動弁装置の健全性診断方法。
  2. 前記診断段階は、前記推定段階で推定された前記回転速度が、所定の基準値を下回る場合に、前記電動弁装置は不健全な状態にあると診断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁装置の健全性診断方法。
  3. 前記診断段階は、前記推定段階で推定された前記負荷トルクが、所定の基準値を上回る場合に、前記電動弁装置は不健全な状態にあると診断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁装置の健全性診断方法。
  4. 前記推定段階は、
    前記電機子電流、前記界磁電流、及び前記電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記電機子に生じる誘起電圧を推定し、 前記誘起電圧の推定値と前記電機子印加電圧の計測値と前記電機子電流の計測値を用いて、観測ノイズを控除した正味の電機子電流を推定する誘起電圧・正味電流推定段階と、
    前記誘起電圧・正味電流推定段階で推定された誘起電圧を積算して誘起電圧積算値を得て、更に前記誘起電圧積算値を前記電機子の回転角度で除して、前記電機子の誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出段階と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁装置の健全性診断方法。
  5. 前記推定段階は、さらに、
    前記誘起電圧・正味電流推定段階で推定された前記誘起電圧を前記誘起電圧定数算出段階で算出された前記誘起電圧定数で除して、前記電機子の回転速度を推定する回転速度推定段階を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の電動弁装置の健全性診断方法。
  6. 前記推定段階は、さらに、
    前記誘起電圧・正味電流推定段階で推定された前記正味の電機子電流に、前記誘起電圧定数算出段階で算出された誘起電圧定数、及び前記界磁電流の計測値を乗じて、前記直流電動機に負荷される負荷トルクを推定する負荷トルク推定段階を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電動弁装置の健全性診断方法。
  7. 電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定手段と、
    前記推定手段で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断手段と、を備える
    ことを特徴とする電動弁装置の健全性診断装置。
  8. 前記推定手段は、
    前記電機子電流、前記界磁電流、及び前記電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記電機子に生じる誘起電圧を推定し、 前記誘起電圧の推定値と前記電機子印加電圧の計測値と前記電機子電流の計測値を用いて、観測ノイズを控除した正味の電機子電流を推定する誘起電圧・正味電流推定手段と、
    前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された誘起電圧を積算して誘起電圧積算値を得て、更に前記誘起電圧積算値を前記電機子の回転角度で除して、前記電機子の誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出手段とを備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の電動弁装置の健全性診断装置。
  9. 前記推定手段は、さらに、
    前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記誘起電圧を前記誘起電圧定数算出手段で算出された前記誘起電圧定数で除して、前記電機子の回転速度を推定する回転速度推定手段を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の電動弁装置の健全性診断装置。
  10. 前記推定手段は、さらに、
    前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記正味の電機子電流に、前記誘起電圧定数算出手段で算出された誘起電圧定数、及び前記界磁電流の計測値を乗じて、前記直流電動機に負荷される負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の電動弁装置の健全性診断装置。
  11. コンピュータにインストールされて、当該コンピュータを、
    電動弁装置を駆動する直流電動機の電機子に供給される電機子電流、前記直流電動機の界磁巻線に供給される界磁電流、及び前記直流電動機の電機子に印加される電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記直流電動機の回転速度又は負荷トルクを推定する推定手段と、
    前記推定手段で推定された前記回転速度又は前記負荷トルクを判断指標として、前記電動弁装置の健全性を診断する診断手段と、を備える電動弁装置の健全性診断装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 前記推定手段は、
    前記電機子電流、前記界磁電流、及び前記電機子印加電圧の計測値に基づいて、前記電機子に生じる誘起電圧を推定し、 前記誘起電圧の推定値と前記電機子印加電圧の計測値と前記電機子電流の計測値を用いて、観測ノイズを控除した正味の電機子電流を推定する誘起電圧・正味電流推定手段と、
    前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された誘起電圧を積算して誘起電圧積算値を得て、更に前記誘起電圧積算値を前記電機子の回転角度で除して、前記電機子の誘起電圧定数を算出する誘起電圧定数算出手段を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記推定手段は、さらに、
    前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記誘起電圧を前記誘起電圧定数算出段階で算出された前記誘起電圧定数で除して、前記電機子の回転速度を推定する回転速度推定手段を備える
    ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記推定手段は、さらに、
    前記誘起電圧・正味電流推定手段で推定された前記正味の電機子電流に、前記誘起電圧定数算出手段で算出された誘起電圧定数、及び前記界磁電流の計測値を乗じて、前記直流電動機に負荷される負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段を備える
    ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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