JP2011084376A - エレベータの据付仮設材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベータの据付仮設材は、エレベータを仮設するときに移動作業床の支持台をフロア大梁に据付するエレベータの据付仮設材において、正規な位置に垂れ下がるピアノ線と干渉しないように切り欠きが設けられるとともに上記移動作業床を支持するウインチビームを備え、上記ウインチビームの両端を支持するとともに上記ウインチビームを前後方向または左右方向にスライドするスライド式受材を備える。
【選択図】図1
Description
またクライミングエレベータは、建物の建築状態に合わせて仮り機械室位置を移動して行く、例えば10階まで建屋の骨組みが完成していると10階に仮の機械室を設置し1階から8階程度までエレベータを運行できるようにして、工事用エレベータとして運用する。次に、15階まで建屋の骨組みが完成すると、仮機械室を15階に移動し1〜13階程度まで工事用エレベータとして運用する(例えば、特許文献2参照)。
また、ピアノ線が正規の位置に降ろされているので、エレベータ部品の取り付けがし易くなるという効果を奏する。
図1は、この発明の実施の形態に係るエレベータの据付仮設材を昇降路上部から見た平面図である。図2は、この発明の実施の形態に係るエレベータの据付仮設材の正面図である。図3は、この発明の実施の形態に係るスライド式受材の拡大斜視図である。図4は、この発明の実施の形態に係るスライド式受材の平面図である。図5は、この発明の実施の形態に係るスライド式受材の正面図である。図6は、この発明の実施の形態に係るスライド式受材を断面C−Cから見た拡大正面図である。図7は、この発明の実施の形態に係るスライド式受材を断面D−Dから見た拡大断面図である。図8は、この発明の実施の形態に係るスライド式受材を断面E−Eから見た拡大断面図である。
スライド式受材5は、ウインチビーム2の一方のフランジ2aの端部を下方から支持するベアリングプレート5a、ウインチビーム2の一方のフランジ2aを上下方向に拘束するとともにベアリングプレート5aに固定される外れ止め金5b、ウインチビーム2の両端をボルト端で押すことによりウインチビーム2の前後手方向の位置を調整する第1前後方向位置調整ボルト5c、ウインチビーム2の一方のフランジ2aに当て金固定ボルト5eに固定される当て金5d、当て金5dをボルト端で押すことによりウインチビーム2の前後手方向の位置を調整する第2前後方向位置調整ボルト5f、ウインチビーム2のフランジ2aの一方の端面をボルト端で押すことによりウインチビーム2の左右方向の位置を調整する左右方向位置調整ボルト5g、フロア大梁4の上側のフランジ4a上に置かれるとともにベアリングプレート5aに溶接で固定される被せガイド金具5h、を有する。
また、ベアリングプレート5aの両端に立ち上がりが設けられ、その立ち上がりに左右方向位置調整ボルト5gが通過するネジ穴が設けられている。
最初に昇降路上部に型板支持材7を設置し、その上に型板6をピアノ線8が正規な位置に降りるように設置する。
次に、ウインチビーム2をタワークレーン10により吊り上げ、予定のフロアのおおよその位置のフロア大梁4に被せガイド金具5hを載せる。
このとき型板6から降りているピアノ線8がウインチビーム2の切り欠き2bを通過しているか否かを確認し、ピアノ線8と切り欠き2bとの位置ずれが、ウインチビーム2の調整可能範囲、例えば、プラスマイナス15mm以内ならばタワークレーン10を使った作業は終了する。他方、ピアノ線8と切り欠き2bとの位置ずれが、ウインチビーム2の調整可能範囲外のときにはタワークレーン10で再度ウインチビーム2を吊り上げてウインチビーム2の位置を変更し、ピアノ線8と切り欠き2bとの位置ずれが、ウインチビーム2の調整可能範囲以内になるまで作業を継続する。
次に、第1前後方向位置調整ボルト5c、第2前後方向位置調整ボルト5f、左右方向位置調整ボルト5gを締め付けたり緩めたりしてウインチビーム2の切り欠き2bにピアノ線8が通過するように調整する。前後方向は、4個の第1前後方向位置調整ボルト5cと4個の第2前後方向位置調整ボルト5fを使用し、左右方向は4個の左右方向位置調整ボルト5gを使用して調整する。
ピアノ線を正規の位置に降ろす。
次に、ウインチビームを正規の位置に仮置きする。
次に、ピアノ線とウインチビームの干渉量に応じて、ピアノ線の位置を変更する。
次に、ピアノ線の位置を変更する為、ピアノ線を固定する型板に穴明け加工し、ピアノ線を再設定する。
このように、変更したピアノ線を元にエレベータ部品の取り付けを行なうため、エレベータ部品の取付のたびに変更量を加算して取付けを行なう必要がある。また、ウインチビームを吊り上げた状態での位置調整作業となり危険であった。
また、ピアノ線8が正規の位置に降ろされているので、エレベータ部品の取り付けがし易くなる。
また、ウインチビーム2をフロア大梁4に載せる作業において、スライド式受材5の被せガイド金具5hの下にフロア大梁4のフランジ4aがあるため、見にくいところであるが載せるのが容易になるとともに、載せた後外れて落ちる心配がなくなる。
また、クレーン作業はリース代金が高価であったが、クレーン作業が短くなり安価とすることができる。
Claims (3)
- エレベータを仮設するときに移動作業床の支持台をフロア大梁に据付するエレベータの据付仮設材において、
正規な位置に垂れ下がるピアノ線と干渉しないように切り欠きが設けられるとともに上記移動作業床を支持するウインチビームを備えることを特徴とするエレベータの据付仮設材。 - 上記ウインチビームの両端を支持するとともに上記ウインチビームを前後方向または左右方向にスライドするスライド式受材を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの据付仮設材。
- 上記スライド式受材は、上記フロア大梁に沿って案内する被せガイド金具を有することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ据付仮設材。
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JP2001335255A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-12-04 | Toshiba Corp | エレベーターの据付工法及びエレベーターの据付用ユニット |
JP2005053637A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-03 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのかご用ガイドレール芯出し装置及びその芯出し工法 |
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