JP2011083426A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】潜伏状態による遊技上の興味を損なうことなく、遊技者が過大な投資をするのを防止する。
【解決手段】遊技機の球貸スイッチが押されると、CRユニットから送信される貸出要望信号を払出制御装置が受信し(S850:yes)、球貸が可能と判定されると(S855:yes)、払出開始処理を行ない(S860)、球貸信号を主制御装置へ送信する(S865)。球貸信号を受信した主制御装置はサブ統合制御装置に報知許可信号を送信し、サブ統合制御装置は遊技機が高確率状態か否かを遊技者に報知する。既に大量の賞球を得ている遊技者は、遊技球を借りることは通常ないので、潜伏状態による遊技上の興味を維持したまま遊技できる。そして大量の賞球を得ていない遊技者は、球貸しを要求すれば、高確率状態であるか否かの報知を受けられるので、過大な投資をするのを防止できる。
【選択図】 図19

Description

本発明は、始動口へ入球すると乱数を発生させ、その乱数に基づく当否抽選の当選確率を複数持ち、かつ現在、高低いずれの当選確率にて抽選が行なわれるかを遊技者に告知しない遊技状態を有する遊技機に関するものである。
従来より弾球遊技機(単に遊技機とも言う)においては、始動口に入球した際に発生された乱数に基づいて、当否、図柄の変動パターン、高確率状態(確変状態あるいは単に確変ともいう)に移行させるか否か等を決定していた。特に近年の遊技機では、現在の遊技状態が、高確率状態にあるのか否かが判然としない状態(以下、潜伏状態)を有している機種が数多くある。こうした機種において潜伏状態になると、遊技中の者は、「確変かもしれない」という遊技上の興味を楽しむことができる。遊技していない者にとっても、空きの遊技機を見ると「ひょっとすると確変状態かもしれない」と期待することにより、遊技を開始する動機となる。これは、パチンコホール側にとって、顧客に遊技を喚起することになり、また、こうして遊技を始めた(或いは自ら潜伏状態を取得した)遊技者に対しては、確変ではないことを確信するまでは遊技を続行してくれるという魅力的な仕様である。
このようなパチンコホール側にとっての利点が逆に問題点とされることもある。すなわち、確変状態ではないことを遊技者が確信するまで、遊技をやめられなくなり、過大な投資をしてしまう場合がある。この問題点を解決する一案として、特許文献1に記載された技術のように、確変表示ボタンを押すと確変状態か否かを報知するようにすることが考えられる。
特開2004−173825
しかしこれでは、潜伏機能による前記利点までも消失させることとなり、従前の潜伏機能を持たない遊技機と実質的に差がなくなり、ひいては高確率状態か否かが分からないという遊技上の興味もなくなってしまう。
本発明は、係る課題に鑑みなされたものであり、確率非報知状態を有する遊技機において、高確率状態か否かが分からないという遊技上の興味を維持したまま、遊技者が過大な投資をするのを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項1記載の本発明は、遊技域に始動口を備え、該始動口に遊技球が入ると乱数値を発生させ、該乱数値に基づいて当否抽選を行なう遊技機であって、遊技状態として少なくとも、前記当否抽選が通常の当選確率で行なわれる低確率状態と、前記当否抽選が前記通常の当選確率よりも高い当選確率で行なわれる高確率状態と、前記高確率状態及び前記低確率状態のいずれであるかを判別可能な報知が行なわれている確率報知状態と、前記高確率状態及び前記低確率状態のいずれであるかを判別可能な報知が行なわれていない確率非報知状態とを有し、前記遊技球の貸出を受けるために遊技者が操作する貸出指示手段と、該貸出指示手段が操作されたことに起因して、前記遊技球の貸出動作を行なう遊技球貸出制御装置と、前記遊技状態が前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にする確率報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機をその要旨とする。
ここで「高確率状態であることを遊技者が判別可能にする」とは、高確率状態であることを、遊技者に明示することや、示唆することを指す(以下、「高確率状態であることを報知する」ともいう)。なお、多くの遊技機では、遊技者に賞球を払い出す装置が、遊技球貸出制御装置を兼ねているが、本発明において賞球を払い出す行為は「遊技球貸出制御装置が作動する」と呼ばないものとする。その一方で、貸し出しに関するもので、遊技球貸出制御装置が行なうものであれば、実際に遊技者に遊技球を貸し出す以外の行為も「遊技球貸出制御装置が作動する」と呼ぶものとする。例えば、その貸出を完了したこと示す信号を外部(例えば主制御装置)に送信することや、その貸出を許可する信号や指示する信号を外部(例えばCRユニット)から受信する行為も指すものとする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記遊技状態が、前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると抽選を行なう報知抽選手段を備え、前記確率報知手段は、前記報知抽選手段による抽選で当選した場合に、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にするものであることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記確率報知手段は、前記報知抽選手段による抽選の連続落選回数が、予め定められた回数に到達したことに起因して、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にするものであることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、画像表示装置と、前記乱数値に基づいて前記画像表示装置において演出図柄を変動表示させたのち確定表示を行なう演出制御装置とを備え、前記確率報知手段が、当該遊技機が高確率状態であることを報知する態様を複数種類備えたものであり、該態様の一つとして前記画像表示装置において行なう報知である画像報知を有し、前記演出図柄が前記画像表示装置において変動表示されているか否かに応じて報知態様を切り替えるものであることを特徴とする。
なお、この確率報知手段は、複数の報知態様として、画像報知以外に何らかの報知態様を備えたものとしても良いし、複数の報知態様の全てが画像報知である(つまり複数種類の画像報知を備える)構成としても良い。
請求項5に記載の本発明は、請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、画像表示装置と、前記乱数値に基づいて前記画像表示装置において演出図柄を変動表示させたのち確定表示を行なう演出制御装置とを備え、前記確率報知手段が、前記画像表示装置において行なう報知である画像報知を行なうものであって、前記演出図柄の変動表示が行なわれている状態で、前記遊技球貸出制御装置が作動した場合には、前記変動表示が終了してから報知を行なうものであることを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技機において、画像表示装置を備え、前記確率報知手段が、前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にすることを許可する報知許可手段と、該報知許可手段が前記許可を行なったことに起因して、前記画像報知を行なう報知実行手段とを備えたものであり、少なくとも、前記当否抽選を行なう当否抽選手段および前記報知許可手段を有する主制御装置を備え、前記演出制御装置が、少なくとも、前記報知実行手段を備えたものであることを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技機において、少なくとも前記当否抽選を行なう主制御装置と、画像表示装置とを備え、前記確率報知手段が、前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にすることを許可する報知許可手段と、該報知許可手段が前記許可を行なったことに起因して、前記画像報知を行なう報知実行手段とを備えたものであり、前記遊技球貸出制御装置が、前記報知許可手段を備えたものであり、前記演出制御装置が、少なくとも、前記報知実行手段を備えたものであることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機において、遊技球貸出制御装置が作動した際に、遊技状態が高確率状態かつ確率非報知状態であれば、高確率状態である旨を遊技者が判別可能にする。このように構成された遊技機によれば、既に大量の賞球を得ている遊技者は、その状況から更に遊技球の貸出を受けることは通常ないので、確率非報知状態においては今までどおり、高確率状態か低確率状態かに対する遊技上の興味を維持したまま遊技することができる。なお、ここで「大量の賞球」とは、従来の機種において、遊技者が新たに遊技球を借りない程度の数の賞球を指すものとする。したがって、一般入賞口へ入球したことによる数個の賞球や、2ラウンド大当たりなどによる高々二十個程度の賞球は大量の賞球とは呼ばないものとする。
そして大量の賞球を得ていない遊技者は、確率非報知状態において貸出指示手段を介して遊技球の貸出を指示することにより、高確率状態であることを判別できるようになるので、「高確率状態だから、更に球を借りよう」「低確率状態だから諦めよう」等と適切な判断を行なうことができる。
なお、「前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、・・・遊技者が判別可能にする」と記したが、確率報知状態においても遊技球貸出制御装置が作動した際に高確率状態であることを報知しても構わない。確率報知状態においては、既に高確率状態であることを告知ずみであるため、不要の報知動作を更に行なうことになるだけで、前述した本発明の目的効果を何ら損なわないからである。
また、請求項1に記載の構成に加え、低確率状態かつ確率非報知状態において、遊技球貸出制御装置が作動した際には、低確率状態である旨が報知されるように構成しても構わない。これは後述するように請求項2または3に記載の遊技機において特に効果的である。なお、低確率の場合も報知する態様として最も簡単なものの一つとして、確率非報知状態から確率報知状態に移行することが挙げられる。
請求項2に記載の遊技機においては、遊技状態が、高確率状態かつ確率非報知状態である場合に遊技球貸出制御装置が作動すると報知抽選手段が抽選を行ない、この抽選に当選した場合に確率報知手段が高確率状態である旨を確率報知手段が報知する。このように構成された遊技機によれば、1回貸出指示手段を操作しても報知抽選手段の抽選に当選しない限り報知動作が行なわれないので、賞球を得ている遊技者が、1回貸出指示手段を操作するだけで確率非報知状態を無意味化するといった事態を防止することができる。より具体的には、報知を受けるまで(つまり報知抽選手段の抽選に当選するまで)どれだけ投資すればいいか分からないので、貸出指示手段を操作するのを控えると考えられる。
なお、確率報知手段を、低確率状態を報知しないものとして構成すると、報知動作が行なわれなかった場合に、遊技状態が低確率状態なのか、或いは抽選に外れただけなのかが判然としなくなる。これを防止するには、前述したように、低確率状態である場合は低確率状態である旨を報知するように確率報知手段を構成しておくとよい。
請求項3に記載の遊技機においては、報知抽選手段による抽選の連続落選回数が、予め定められた回数に到達すると、遊技機が高確率状態であることを遊技者に報知する。つまりこの確率報知手段は、遊技状態が高確率状態かつ確率非報知状態である場合に報知抽選手段の抽選に当選すると、高確率状態であることを報知するが、たとえ報知抽選に落選しても、その連続回数が予め定められた回数に到達すると、遊技機が高確率状態であることを遊技者に報知する。
このように構成された遊技機によれば、賞球を得ていない遊技者が、確率非報知状態において高確率状態か否かの報知を受けたいがために、遊技球貸出制御装置を何度も作動させる(つまり投資を繰り返す)のを抑制することができる。また、確率報知手段を、低確率状態である旨は報知されない構成とした場合にも、「予め定められた回数に到達」しても高確率である旨が報知されない場合には低確率状態であることを遊技者に報知することができる。
なお、この遊技機においても、低確率状態である旨も報知するように確率報知手段を構成しておくと、報知抽選に外れたのか低確率状態であるのかが「予め定められた回数に到達」する前に報知される可能性が出てくるので一層効果的である。
請求項4に記載の本発明では、遊技機が画像表示装置を備えており、この画像表示装置に演出制御装置が演出図柄を変動表示させた後、確定表示させる。この確定表示された演出図柄は、始動口に遊技球が入ったときに発生される乱数値に対応している。一方、確率報知手段は、当該遊技機が高確率状態であることを報知する態様を複数種類備えており、その態様の一つとして画像表示装置において行なう報知である画像報知を有している。そして、演出図柄が画像表示装置において変動表示がされているか否かに応じて報知態様を切り替える。
このように構成された遊技機によれば、変動表示が為されているか否かに応じ報知態様を切り替えることができる。具体的には、画像報知によって変動表示を阻害したくない場合には、変動表示が行なわれていない場合のみ画像報知を行なったり、或いは逆に画像報知によって変動表示が見えなくなるという演出を行なったりすることが可能となる。
なお、変動表示が行なわれている状態で、この変動表示を妨げることなく確率の報知を行ないたい場合は、音やランプの光等で報知することが考えられる。
請求項5に記載の遊技機も、画像表示装置を備えており、この画像表示装置に演出制御装置が演出図柄の変動表示を行なう。確率報知手段は、当該遊技機が高確率状態であることの報知を画像表示装置において行なう(画像報知)。そして、演出図柄が画像表示装置において変動表示がされている場合には、その変動表示が終了してから画像報知を行なう。
このように構成された遊技機によれば、確率報知手段による画像報知が変動表示を阻害することがない。なお、この確率報知手段も、請求項4と同様、複数の報知態様を備え、その一つが画像報知である構成としても良い。
請求項6に記載の本発明は、確率報知手段が、少なくとも報知許可手段と報知実行手段とからなる。報知許可手段は、高確率状態かつ確率非報知状態である場合において、遊技球貸出制御装置が作動すると、遊技者に当該遊技機が高確率状態であることを報知することを許可する。この報知許可手段は、当否抽選を行なう当否抽選手段を具備する主制御装置に設けられる。
一方、報知実行手段は、報知許可手段が許可を行なったことに起因して、画像報知を行なうもので、演出制御装置に設けられる。
このように構成された遊技機によれば、主制御装置において、画像報知を行なう必要がなくなるので、主制御装置の処理負担を軽減することができる。また、演出制御装置において、画像報知を行なうので、主制御装置から画像報知の許可が送信されてきても、演出制御装置の処理負担が重い場合には画像報知を取りやめるといったことも可能となる。
なお、この遊技機を請求項2または3に記載の遊技機に適用した場合、報知抽選手段は、主制御装置に設けてもよいし、演出制御装置に設けてもよい。報知抽選手段を主制御装置に設けた場合は、報知抽選に当選した場合に報知を許可することになる。また、報知抽選手段を演出制御装置に設けた場合は、報知許可手段が報知を許可し、更に報知抽選手段で抽選に当選した場合に画像報知を実行することになる。
請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の遊技機と共通点が多いが、報知許可手段を遊技球貸出制御装置が備えており、この結果、遊技球貸出制御装置の作動に基づく確率報知の許可が、主制御装置を介することなく演出制御装置の報知実行手段に伝わることになる点が異なる。
このように構成された遊技機によれば、主制御装置において、報知許可に係る処理を行なう必要がなくなるので、主制御装置の処理負担を軽減することができる。また、演出制御装置において画像報知を行なうので、遊技球貸出制御装置から画像報知の許可が送信されてきても、演出制御装置の処理負担が重い場合には画像報知を取りやめるといったことも可能となる。
パチンコ遊技機50の正面図 遊技盤1の正面図 パチンコ遊技機50の裏面図 パチンコ遊技機50の電気的構成を示すブロック図 主制御装置80が実行するメインルーチンのフローチャート 主制御装置80が実行する始動入賞確認処理のフローチャート 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート1 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート2 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート3 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート4 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート1 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート2 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート3 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート4 主制御装置80が実行する小当り遊技処理のフローチャート1 主制御装置80が実行する小当り遊技処理のフローチャート2 主制御装置80が実行する小当り遊技処理のフローチャート3 主制御装置80が実行する小当り遊技処理のフローチャート4 払出制御装置81が実行する球貸処理のフローチャート 主制御装置80が実行する遊技状態報知処理のフローチャート サブ統合制御装置83が実行する遊技状態報知処理のフローチャート サブ統合制御装置83が実行する演出図柄停止処理のフローチャート 大当り図柄、開放パターン、および時短非作動時の大当たり後のモードの対応を示すテーブル 演出図柄表示装置6で行われる報知動作の例を示す説明図 演出図柄表示装置6で行われる報知動作の例を示す説明図 第2実施例のパチンコ遊技機50の電気的構成を示すブロック図 主制御装置80が実行する球貸処理のフローチャート サブ統合制御装置83が実行する状態報知処理のフローチャート 演出図柄表示装置6で行われる報知動作の例を示す説明図 サブ統合制御装置83が実行する状態報知処理のフローチャート サブ統合制御装置83が実行する演出図柄停止処理のフローチャート サブ統合制御装置83が実行する状態報知処理のフローチャート
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[第1実施例]
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化したりする。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、球貸スイッチ57、精算スイッチ58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。CRユニット56に残金のあるプリペイドカードが挿入され、球貸スイッチ57が押されると、払出制御装置(後述)が稼動して球貸しが行なわれるように構成されている。
図2は本実施例のパチンコ機50の遊技盤1の正面図である。図2に示すように遊技盤1には、公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域3が設けられている。この遊技領域3には多数の遊技釘4が打ち付けられている。
遊技領域3のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり疑似図柄を表示する。)の画面6aを臨ませる窓5a等を備えている。
窓5aの上側にはドットマトリクスの普通図柄表示装置7及び7セグメントの第1特別図柄表示装置9と第2特別図柄表示装置10と4個のLEDからなる普通図柄保留記憶表示装置8が設置され、下側には第1特別図柄保留記憶表示装置18と第2特別図柄保留記憶表示装置19が設置されている。
センターケース5の向かって左横には普通図柄作動ゲート17が配置されている センターケース5の下方には、第1始動口11と第2始動口12とがユニット化された複合入賞装置13が配置されている。
第1始動口11は、いわゆるチャッカーであり、常時入球可能である。
第2始動口12は電動チューリップであり、周知の電動チューリップと同様に開閉変化するが、上方に第1始動口11があるために図示の閉鎖状態では遊技球を入球させることができない。しかし、遊技球が普通図柄作動ゲート17を通過すると行われる普通図柄抽選で当り、普通図柄表示装置7に当りの普通図柄が確定表示されると、第2始動口12は開放されて入球容易になる。
複合入賞装置13の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置され、その下方にはアウト穴15が設けられている。また、複合入賞装置13の左側には第1左入賞口31と第2左入賞口32が、右側には第1右入賞口33と第2右入賞口34がガイドレール2bに沿うように設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。また、符号100で示されているのは状態報知ランプである。
図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、前述した遊技盤1を脱着可能に取り付ける内枠70が前述した外枠51に収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤1上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。
また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置(サブ制御装置とも呼ぶ)83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、この外部接続端子板78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータ87に送られる。なお、従来はホールコンピュータ87へ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)と枠用(枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータ87へ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子板78を介してホールコンピュータ87へ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
このパチンコ機50の電気的構成は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するだけのためのいわゆる中継基板及び電源回路等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31、第2左入賞口32に入球した遊技球を検出する左入賞口スイッチ31a、第1右入賞口33、第2左入賞口34に入球した遊技球を検出する右入賞口スイッチ33a等の検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留記憶表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通電動役物ソレノイド(図2では普電役物ソレノイドと表記)12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出センサ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出センサ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81はガラス枠開放スイッチ35、内枠開放スイッチ36、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンクに遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は遊技球等貸出装置接続端子24を介してプリペイドカードユニットと交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、遊技球等貸出装置接続端子24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン、精算を要求するための返却ボタン、残高表示器が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報、枠(内枠、前枠)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータに送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドルからの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドルを操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドルを触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドルを触っていても遊技球は発射できないようになっている。
サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当し、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26や状態報知ランプ100を制御する。 また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67が接続されており、遊技者が演出ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、疑似図柄等の演出画像を画面6aに表示させる。
次に、主制御装置80が、メインルーチンとして行う各処理を図5に従って説明する。図5に示すフローチャートは、主制御装置80のマイコンにより実行されるメイン処理を表したものであり、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される処理である。本実施形態では、S10〜S65までの各処理は割り込み処理において1回だけ実行される処理であって「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS70の処理を「残余処理」と称する。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みでないと判断されると(S10:NO)、前記メモリの所定領域に所定値を書き込む、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み、即ち初期設定が為され(S15)、残余処理に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると、まず初期値乱数更新処理が実行される(S20)。この処理は、初期値乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期値乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「349」のときには次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「349」までの350個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S20に続く大当り決定用乱数更新処理(S25)は、初期値乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、最大値である「349」のときは次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「349」までの350個の整数を繰り返し昇順に作成する。
なお、大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行なう。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「9」の10個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
S30に続く当り決定用乱数更新処理(S35)は、「0」〜「5」の6個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、当選することとなる値の数は通常確率状態時、高確率状態時ともに3であり、値は「0」、「3」、「5」である。 なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
リーチ判定用乱数更新処理(S40)は、「0」〜「228」の229個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、通常確率状態時で変動時間短縮機能未作動時に当選する値の数は21で、値は「0」〜「20」であり、通常確率状態時で変動時間短縮機能作動時に当選する値の数は5で、値は「0」〜「4」であり、高確率状態時に当選する値の数は6で、値は「0」〜「5」である。
変動パターン決定用乱数更新処理(S45)は、「0」〜「1020」の1021個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く入賞確認処理(S50)では、第1始動口11、第2始動口12の入賞の確認及びパチンコ機50に設けられ主制御装置80に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12それぞれ4個までとしており、第1保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11に入賞又は第2保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての当否判定処理(S55)を行う。この当否判定処理については後述する。この当否判定処理(S55)が終了すると、続いて画像出力処理等の各出力処理(S60)が実行される。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
続く不正監視処理(S65)は、普通入賞口(第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34)に対する不正が行われていないか監視する処理であり、所定時間内における入賞口への遊技球の入球が予め決定された規定数よりも多いか否かを判断して、多かった場合には不正と判断され、その旨を報知する処理である。つまり、不正判断手段は、主制御装置80に設けている。
本処理に続く前述の残余処理は、初期値乱数更新処理(S70)から構成されるが、前述したS20と全く同じ処理である。この処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S65までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図5に示された割り込み処理が1回実行されることにより初期値乱数の更新される(加算される)値も一律ではなくなる。これにより、初期値乱数が大当り決定用乱数と同期する可能性はなくなる。なお、本実施形態においては、大当り決定用乱数の更新は初期値乱数の値により変更される構成なので同期の虞は全くない。また、前述した当り決定用乱数更新処理(S35)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
図6に示す始動入賞確認処理では、主制御装置80は、第1始動口スイッチ11aの検出信号に基づいて、第1始動口11に遊技球が入球したか否かを判断する(S100)。
肯定判断なら(S100:YES)、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第1保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S105)。
第1保留記憶が満杯でなければ(S105:NO)、上記の各乱数を第1保留記憶として記憶し、第1特別図柄保留記憶表示装置18の点灯数を1増加させる(S110)。既に4個の第1保留記憶があれば(S105:YES)保留記憶せず、第1特別図柄保留記憶表示装置18の点灯数も増やすことなくS115へ移行する。
第1始動口に遊技球が入球していないと判定された場合(S100:NO)もS115に進み、第2始動口スイッチ12aの検出信号に基づいて、第2始動口12に遊技球が入球したか否かを判断する。肯定判断なら(S115:YES)、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第2保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S120)。
第2保留記憶が満杯でなければ(S120:NO)、上記の各乱数を第2保留記憶として記憶し、第2特別図柄保留記憶表示装置19の点灯数を1増加させる(S125)。既に4個の第2保留記憶がある場合(S120:YES)、または第2始動口12に遊技球が入球していない場合(S115:no)は、第2保留記憶せず、第2特別図柄保留記憶表示装置19の点灯数も増やさない。
図7〜10に示す当否判定処理では、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S200)。S200の判定が否定判断で、特別図柄が変動中でなく(S205:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S210:no)、第2特別図柄保留記憶(前記S125による保留記憶)があるか否かを判断する(図8のS250)。第2特別図柄保留記憶がある場合(S250:yes)は、第2特別図柄保留記憶の中で最も古いものを読み込むとともにその特別図柄保留記憶は保留記憶から消去するため保留記憶を1減算し(S355)、S270に移行する。第2特別図柄保留記憶がない場合(S250:no)は、第1特別図柄保留記憶(前記S110による保留記憶)があるか否かを判断する(S260)。第1特別図柄保留記憶がある場合(S260:yes)は、第1特別図柄保留記憶の中で最も古いものを読み込むとともにその保留記憶を1減算し(S265)、S270に移行する。第1特別図柄保留記憶もない場合(S260:no)は、特別遊技処理に移行する。
S270では確変フラグがセットされているか(高確率状態か)否かを判定する。肯定判断であれば(S270:yes)、読み込んだ大当り決定用乱数を確変テーブルに記録されている当り値と照合し(S275)、否定判断であれば、読み込んだ大当り決定用乱数を通常テーブルに記録されている当り値と照合する(S280)。
本実施例の場合、通常確率状態時には1/350の確率で当選し、高確率遊技状態には1/35の確率で当選する。
S275又はS280の判定で当りなら(S285:yes)、大当り図柄決定用乱数によって当り図柄を決定し(S290)、変動パターン決定用乱数によって変動パターンを決定し(S295)、そして大当り設定処理を行う(S300)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(確変や開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当り開始演出時間や開放パターン、大当り終了演出時間等)を取得する処理である。
また、外れのときは(S285:no)、次に小当りであるか判断する(S305)。小当りなら(S305:yes)、小当り図柄を決定し(S310)、変動パターン決定用乱数によって変動パターンを決定する(S315)。なお、本実施例では小当り当選時の図柄が複数存在するので図柄決定処理(S310)を行なったが、小当り図柄が1つしかない構成に対しても本発明は適用可能であり、その場合は図柄設定を行なう必要がない。
小当りも外れのときは(S305:no)、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数に基づいて変動パターンを決定する(S320)。こうしてS315またはS320により変動パターンが設定されると、ハズレ設定処理を行なう(S325)。ハズレ設定処理では、時短回数または確変回数がプラスであれば、それぞれ−1する。
S300又はS325に続いては、上述の抽選結果を示すデータ、具体的には通常大当り、確変大当り、リーチ外れ(外れであるがリーチ表示有り)、リーチ表示無しの外れのいずれかを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータが含まれる変動開始コマンド(表示制御コマンド)をサブ統合制御装置83に出力し、また特別図柄表示装置9を制御して特別図柄の変動表示を開始させ(S330)、特別遊技処理を実行する。
変動開始コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出制御を行い、また演出図柄制御装置82に変動開始コマンドを送る。
主制御装置80は、特別図柄の変動中であれば(S205:yes)、所定の図柄変動時間(S295、S315、S又は320の変動パターンに基づく)が経過したか否かを判断する(図9のS350)。
肯定判断(S350:yes)なら確定図柄を表示設定する(S355)。
確定表示させた特別図柄が大当りになる組み合わせ(配列)であれば(S360:yes)、確変フラグが1か否かを判定する(S365)。確変フラグが1であれば(S365:yes)、S370にて確変フラグを0にし、S375に移行する。確変フラグが1でなければ(S365:no)、そのままS375に移行する。S375では、時短フラグが1か否かを判定する。時短フラグが1であれば(S375:yes)、S380にて時短フラグを0にし、S385に移行する。時短フラグが1でなければ(S375:no)、そのままS385に移行する。
S385では条件装置作動開始処理により、大当りフラグをセットする。続くS390にて役物連続作動装置を作動させ、S395にて大当り開始演出処理を行なうと、特別遊技処理(図11)を行なう。
S360で、確定表示させた特別図柄が大当りになる表示でないと判定された場合は、確変フラグが1か否かを判定し、1であれば(S400:yes)、確変回数が0か否かを判定する(S405)。確変回数が0であれば(S405:yes)、S410にて確変フラグを0にしてS415に進む。確変フラグが1でないとき(S400:no)又は確変回数が0ではないとき(S405:no)はそのままS415に移行する。
S415では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S415:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S420)。時短回数が0であれば(S420:yes)、S425にて時短フラグを0にしてS530に進む。時短フラグが1でないとき(S415:no)又は時短回数が0ではないとき(S420:no)はそのままS430に移行する。
S430では、確定表示させた特別図柄が小当りになる組み合わせ(配列)か否かを判定する。小当りになる組み合わせであれば(S430:yes)、特別電動役物の作動を開始させ(S435)、S440にて小当り開始演出処理を行なうと、特別遊技処理(図11)を実行する。
図7にて、確定図柄が表示中である場合は(S210:yes)、図10に示すように確定図柄表示時間が終了したか判断し(S450)、終了した場合は(S450:yes)確定図柄の表示を終了する(S455)。表示時間が終了していない場合は(S450:no)そのまま特別遊技処理へ移行する。
図11に示す特別遊技処理では、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S500)。役物連続作動装置が作動中なら(S500:yes)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S505)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S505:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S510)。インターバル中でもない場合は(S510:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S515)。これも否定判断の場合は(S515:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S520)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S520:yes)、大入賞口開放処理(S525)を行なって本処理を終了(リターン)する。
S505で大入賞口14が開放中であると判定された場合は、図12のS550に進み、大入賞口14に10個入賞したか否かを判定する。なお、本実施例では10個だが、9個、8個でもよく、特に限定するものではない。大入賞口14に10個入賞した場合(S550:yes)にはS560に進み、大入賞口閉鎖処理を行う。そして大当りインターバル処理(S565)を行なって、特別遊技処理を終了する。大入賞口14に10個入賞していない場合(S550:no)にはS555に進み、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する。本実施例では、15ラウンドでの大当りの場合は各ラウンドの最大開放時間は28秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。開放時間が終了した場合(S555:yes)には、S560に合流し、終了していない場合(S555:no)は特別遊技処理を終了する。
S510でインターバル中であると判定された場合は、図13のS570に進み、大当りインターバル時間が経過したか否かを判定する。インターバル時間が経過している場合(S570:yes)は、直前に大入賞口14が開いていたのが最終ラウンドか否かを判定する(S575)。最終ラウンドであれば(S575:yes)、大当り終了演出処理(S580)を行い、特別遊技処理を終了する。最終ラウンドでなければ(S575:no)、再び大入賞口14を開放する処理(S585)を行い、特別遊技処理を終了する。なお、大当りインターバル時間が経過していないと判定された場合(S570:no)には、そのまま特別遊技処理を終了する。
S515で大当りの終了演出中であると判定された場合は、図14のS600に進み、大当り終了演出時間が経過したか否かを判定する。大当り終了演出時間が経過した場合には(S600:yes)、役物連続作動装置の作動を停止し(S605)、条件装置の作動を停止する(S610)。そして、S300で取得した次回の遊技状態で確変に移行するか否かを判定する(S615)。確変に移行する場合(S615:yes)は、確変回数を設定し(S620)、確変フラグを1に設定し(S625)、S630に移行する。確変フラグを1にすると本実施例では特別図柄の当選確率が向上する。確変に移行しない場合(S615:no)はそのままS630に移行する。なお、確定図柄が2ラウンド大当り図柄であった場合には、S615でyesと判定されて確変が設定される。
S630では、次回の遊技状態で時短に移行するか否かを判定する。時短に移行する場合(S630:yes)は、時短回数を設定し(S635)、時短フラグを1に設定し(S640)、大当り終了コマンドをサブ統合制御装置83に送信する処理(S645)を行なって特別遊技処理を終了する。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通電動役物12の開放延長機能をセットし、時短回数カウンタの値をセットする。時短に移行しない場合(S630:no)はそのまま特別遊技処理を終了する。なお、確定図柄が2ラウンド大当り図柄であった場合には、S630でnoと判定されて時短に移行しない。ただし時短中に確定図柄が2ラウンド大当り図柄であった場合には、S630でyesと判定され、時短状態が維持される。以上が特別遊技処理である。
特別遊技処理で役物連続作動装置が作動していないと判定された場合(S500:no)には、図15に示す小当り遊技処理を実行する。なお小当りが発生する前と後とで、パチンコ機50の遊技状態は変化しない。本処理が起動すると、S650にて特別電動役物が作動中であるか判断し、作動中であれば(S650:yes)、大入賞口14が開放中か判断する(S655)。否定判断の場合(S655:no)は、小当り遊技間のインターバル中であるか判断する(S660)。小当り遊技間のインターバルではなく(S660:no)、小当り遊技の終了演出中でもない場合は(S665:no)、小当り開始演出に要する時間が経過するのを待ち(S670:yes)、大入賞口14を開放させ(S675)、本処理を終了する。なお、特別電動役物が作動していないか(S650:no)、または小当り開始演出に要する時間が経過していないと判定された場合(S670:no)には、そのまま本処理を終了する。
図15のS655で大入賞口14が開放中であると判定された場合は、図16のS700に進み、大入賞口14に10個入賞したか否かを判定する。大入賞口14に10個入賞していない場合(S700:no)はS705に進み、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する。本実施例では、小当りの場合は各開放の最長時間は0.8秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。開放時間が終了した場合(S705:yes)には、S710にて大入賞口閉鎖処理を行う。そして小当りインターバル処理(S715)を行なって、小当り遊技処理を終了する。
大入賞口14に10個入賞した場合(S700:yes)にはS710に直行し、また大入賞口14の開放時間が終了していない場合(S705:no)は小当り遊技処理を終了する。
図15のS660で小当りインターバル中であると判定された場合は、図17のS750に進み、小当りインターバル時間が経過したか否かを判定する。小当りインターバル時間が経過している場合(S750:yes)にはS755にて大入賞口14が2回開放済みか又は開放時間が終了したか否かを判定する。肯定判定の場合(S755:yes)は、小当り終了演出処理(S760)を行なって小当り遊技処理を終了する。否定判定の場合(S755:no)は、大入賞口開放処理(S765)により大入賞口14を0.8秒間、1回開放し、小当り遊技処理を終了する。つまり小当りでは、大入賞口14が基本的に0.8秒、2回開放されるが、1回の開放で10個以上の入賞があった場合や開放時間が終了した場合は1回の開放のみで小当りが終了する。なお、実際には1回の開放で10個以上の入賞が発生することは殆どない。
図15のS815で小当り終了演出中であると判定された場合は、図18のS800に進み、小当り終了演出時間が経過したか否かを判定する。小当り終了演出時間が経過したと判定された場合(S800:yes)は、S805にて特別電動役物の作動を停止させ、小当り終了コマンドをサブ統合制御装置83に送信(S810)して小当り遊技処理を終了する。小当り終了演出時間が経過していないと判定された場合(S800:no)は、そのまま小当り遊技処理を終了する。
図19に払出制御装置81のCPUにより実行される球貸処理のフローチャートを示す。本処理は球貸スイッチ57が押されると起動する。球貸スイッチ57が押されると、CRユニット56は払出制御装置81に対して貸出要望信号を送信する。払出制御装置81がこの信号を受信すると(S850:yes)、S855にて球貸が可能か否かを判定する。球貸が可能と判定されると(S855:yes)、S860の払出開始処理を行なう。具体的には、CRユニット56に対して要求了解信号を出力し、CRユニット56から貸出指示信号を受信するのを待って貸出動作を行なう。そしてS865にて球貸信号を主制御装置80へ送信する。続くS870では、25個分の払出が完了したか否かを判定する。この払出制御装置81では、100円単位(ここでは25個)で球の貸出を行なう。なお、賞球の未払い分と球貸しの未払い分は、個別に管理されており、ここでは球貸しの未払い分の有無のみを判定する。25個分の払出が完了している場合(S870:no)は本処理を終了(リターン)する。25個分の払出が完了していない場合(S25:yes)は、S875でリトライカウンタに3をセットし、S880にて払出リトライ処理を行なう。続くS885で不足分の払出が完了したか否かを判定し、完了している場合(S885:yes)は本処理を終了する。不足分の払出が完了していない場合(S885:no)は、リトライカウンタを−1し(S890)、S895にてリトライカウンタが0になったか否かを判定する。0になっていない場合(S895:no)はS880に戻り、再度、払出リトライ処理を行なう。リトライカウンタが0になった場合(S895:yes)は、S895で払出不足エラー処理を行い、本処理を終了する。なお、S850で貸出動作信号も貸出要求信号も受信できなかった場合(S850:no)、またはS855で球貸しができないと判定された場合(S855:no)は、そのまま本処理を終了する。
S865にて送信された球貸信号を受信した主制御装置80は図20に示す遊技状態報知処理を実行する。すなわち、払出制御装置81から球貸信号を受信すると(S950:yes)、報知許可信号をサブ統合制御基板83に送信し、本処理を終了(リターン)する。
S950にて送信された報知許可信号を受信したサブ統合制御装置83は図21に示す遊技状態報知処理を実行する。すなわち、主制御装置80から報知許可信号を受信すると(S1000:yes)、S1005にて報知フラグが1か否かを判定する。報知フラグが1でなければ(S1005:no)本処理を終了し、報知フラグが1であれば(S1005:yes)、S1010にて報知抽選を行い、S1015にて報知抽選に当選したか否かを判定する。報知抽選に当選した場合(S1015:yes)は、S1018にて抽選カウンタをクリアし、S1035に移行する。報知抽選に当選しなかった場合(S1015:no)は、S1020にて抽選カウンタをインクリメントし、抽選カウンタが20であれば(S1025:yes)、S1030にて抽選カウンタをクリアし、S1035に移行する。なお、抽選カウンタが20ではない場合(S1025:no)は、本処理を終了する。
S1035では、現在が確変状態か否かを判定し、確変状態であれば(S1035:yes)、高確報知処理を行う(S1040)。具体的には、状態報知ランプ100を赤色で30秒間点灯させることにより、高確率であることを報知する。なお、パチンコ機50の電源投入時や潜伏モード(後述)においては状態報知ランプ100は消灯している。高確報知処理を実行すると報知フラグを0にし(S1050)、本処理を終了する。確変状態でなければ(S1035:no)、低確率であることを報知する処理(状態報知ランプ100を青色で30秒間点灯させる)を行い(S1045)、報知フラグを0にし(S1050)、本処理を終了する。
図22に、サブ統合制御装置83にて実行される演出図柄停止処理を示す。本処理はサブ統合制御装置83が主制御装置80から図柄停止コマンドを受信すると起動する。すなわち、主制御装置80から図柄停止コマンドを受信すると(S1100:yes)、図柄確定表示処理を行なう(S1105)。そしてS1110にて報知フラグが1であるか否かを判定し、報知フラグが1であれば(S1110:yes)、15ラウンドの大当たりであるか否かを判定する(S1115)。
ここで、本実施例のパチンコ機50における当たり図柄とそのときの大入賞口14の開放パターンについて図23のテーブルを用いて説明する。当たり図柄が15ラウンド(テーブルではRと表記)確変時短有図柄であった場合は、大入賞口14は1回最長28秒間、開放し、これを15回連続作動させる。そして大当たり後は確変モードとなる。なお、この確変モードでは時短状態も発生する。当たり図柄が15ラウンド通常時短有図柄であった場合は、大入賞口14は1回最長28秒間、開放し、これを15回連続作動させる。そして大当たり後は時短モードとなる。
当たり図柄が2ラウンド確変時短有図柄であった場合は、大入賞口14は0.8秒間、開放し、これを2回連続作動させる。大当たり後のモードについては後述する。また、当たり図柄が2ラウンド通常時短有図柄であった場合は、大入賞口14は0.8秒間、開放し、これを2回連続作動させる。なお、これら2ラウンドの大当たり図柄が時短非作動時に発生した場合は大当たり終了後に時短が発生しないものとする。当たり図柄が小当り図柄であった場合は、大入賞口14は0.8秒間、2回開放する。小当りの場合は、その発生の前後で遊技状態が変化しないので、時短状態で小当りが発生した場合は時短状態が維持され、非時短状態で小当りが発生した場合は小当りが終了しても時短状態は発生しない。しかも小当りの開放パターンは2ラウンド確変時短有図柄および2ラウンド通常時短有図柄のいずれの開放パターンとも同じであるので、これら2ラウンド確変時短有図柄、2ラウンド通常時短有図柄、および小当り図柄のいずれかが表示された場合は、当たり終了後に確変しているのかしていないのか判然としない潜伏モードとなる。
図22に戻る。15ラウンドの大当たりであれば(S1115:yes)、報知フラグを0にし(S1120)、抽選カウンタをクリアして(S1125)本処理を終了する。15ラウンドの大当たりでなければ(S1115:no)、そのまま本処理を終了する。
S1110にて報知フラグが1ではないと判定された場合には、2ラウンドの大当たりか又は小当りであるか否かを判定する(S1130)。肯定判定であれば(S1130:yes)、時短が作動していないかどうかを判定し(S1135)、時短が作動していなければ(S1135:yes)、報知フラグを1にし(S1140)、本処理を終了する。S1130で否定判定された場合、およびS1135で時短が作動していると判定された場合(S1135:no)は、そのまま本処理を終了する。
つまり演出図柄停止処理では、図柄が停止するごとに、その図柄に応じて報知フラグを0又は1に切り替えている。具体的には、停止させた図柄により15ラウンドの大当たりが発生する場合には、報知フラグを0にし、これにより図21の遊技状態報知処理で遊技状態の報知が行なわれないようにする。パチンコ機50においては、15ラウンド大当たりが発生した場合、大当たり遊技の終了後に確変であれば画面6aに図25(b)のような映像が出力され、確変でなければ図25(a)のような図25(b)とは明らかに異なる映像が画面6aに出力される確率報知状態となるからである。確率報知状態では、改めて報知せずとも確変か否かが遊技者に分かる。
一方、停止させた図柄により2ラウンドの大当たり又は小当たりが発生する場合には、報知フラグを1にし、これにより図21の遊技状態報知処理で遊技状態の報知が行なわれる可能性を発生させる。遊技状態の報知が行なわれる場合とは、報知抽選に当選した場合(S1015:yes)と、20回連続して報知抽選に外れた場合(S1025:yes)である。
なお、2ラウンドの大当たり又は小当たりが発生し、それが終了した場合には、画面6aに図24(b)のような映像が出力される。この状態が確率非報知状態である。報知抽選に外れた場合は、図24(b)の映像が表示され続けるが、報知抽選が当たった場合(または報知抽選に20回連続で外れた場合)は、通常モードであれば図24(a)、確変モードであれば図24(c)に映像が切り替わる。これにより、たとえ遊技者が状態報知ランプ100の点灯を見逃しても、遊技状態を知ることができるよう構成されている。なお、図24(b)の画像は、演出図柄が100回転変動すると、確変モードであっても図24(a)の状態になる。その後の報知抽選で当選した場合には、状態報知ランプ100により確変モードか否かの報知が行なわれる。
このように構成されたパチンコ機50によれば、既に大当たりによる大量の賞球を得ている遊技者は、その状況から更に遊技球の貸出を受けることは通常ないので、確率非報知状態においては今までどおり、高確率状態か低確率状態かの遊技上の興味を維持したまま遊技することができる。そして大量の賞球を得ていない遊技者は、確率非報知状態において球貸スイッチ57を押して遊技球の貸出を受けることにより、高確率状態であることの報知を受けられるので、「高確率状態だから、更に球を借りよう」等と適切な追加投資を行なうことができる。
ただし、球貸スイッチ57を押すだけではなく、S1010の報知抽選処理により当選した(S1015:no)場合に、報知動作が行なわれるので、大量の賞球を得ている遊技者が、球貸スイッチ57を押して遊技球の貸し出しを受けるだけで確率非報知状態を無意味化するといった事態を防止することができる。つまり、S1010の抽選に当選するまでどれだけ遊技球を借りればいいか分からないので、球貸スイッチ57を押すのを控えると考えられる。
その一方で、S1010の抽選に外れた場合でも、20回連続で外れる(S1025:yes)と、報知動作が行なわれるので、賞球を得ていない遊技者が、確率非報知状態において高確率状態か否かの報知を受けたいがために、球貸スイッチ57を何度も押して遊技球を借りるのを抑制することができる。また、球貸しが行なわれた際に、主制御装置80が行なうのは基本的に図20の遊技状態報知処理のみであるため、主制御装置80の処理負担が増大するのを抑制することができる。
また、払出開始処理(S860)の後に球貸信号送信処理(S865)を行なうので、プリペイドカードをCRユニット56に投入することなく球貸スイッチ57を押しただけでは、高確率か否かを報知を受けることはできないという効果がある。しかも払出の途中でトラブルが発生した際にも、既にサブ統合制御装置83に球貸信号が送信されており、遊技者が報知動作を受けることができる(正確には、報知抽選に当選した場合などに報知動作を受ける可能性がある)。
ここで本実施例の構成と、本発明の構成要件との対応関係を示す。球貸スイッチ57が本発明の「貸出指示手段」に相当し、払出制御装置81が本発明の「遊技球貸出制御装置」に相当し、サブ統合制御装置83が本発明の「演出制御装置」に相当し、演出図柄表示装置6が本発明の「画像表示装置」に相当し、S270〜S280の処理が本発明の「当否抽選手段」に相当し、S1010の処理が本発明の「報知抽選手段」に相当し、S1035〜S1045の処理が本発明の「報知実行手段」に相当し、図20の遊技状態報知処理が本発明の「報知許可手段」に相当し、図20〜22の処理を統合したものが本発明の「確率報知手段」に相当する。
[第2実施例]
第2実施例について図26〜29を用いて説明する。なお、本実施例は第1実施例と共通点が多いため、異なる点のみを重点的に説明する。図26は、第2実施例のパチンコ機50の電気的構成を示すブロック図である。第1実施例のパチンコ機50との違いは、払出制御装置81から主制御装置80を介さずに演出中継端子板65経由でサブ統合制御装置83に至る信号の流れがある点である。これにより、図20の遊技状態報知処理が不要となり、球貸信号を払出制御装置81からサブ統合制御装置83に直接(演出中継端子板65は除く)送信することが可能となり、主制御装置80の処理負担を軽減し、報知動作のレスポンスを良くすることができる。
第2実施例の払出制御装置81で実行される球貸処理を図27に示す。第1実施例の球貸処理との違いは、球貸信号送信処理(S1240)が、払出開始処理(S1215。第1実施例ではS860)の直後から不足分の払出を完了(S1235:yes。第1実施例ではS885:yes)した後に移動している点である。
第2実施例のサブ統合制御装置83で実行される状態報知処理を図28に示す。第1実施例の状態報知処理との違いは、報知許可信号ではなく球貸し信号を受信すると起動する(S1300:yes)点と、S1318又はS1330にて抽選カウンタをクリアした後のS1335で、図柄演出中か否かを判定し、図柄演出中であれば(S1335:yes)、状態報知ランプ100を用いた報知動作のみ(その報知態様は実施例1と同様)を行ない、図柄演出中でなければ(S1335:no)、別の態様にて報知動作を行なう点である。
すなわち、図柄演出中(演出図柄が変動中)でなければ(S1335:no)、現在が確変状態か否かを判定し、確変状態であれば(S1355:yes)、高確報知処理2(S1360)を行う。具体的には、図29(b)のような画像を画面6aに出力することにより、高確率であることを報知する。確変状態でなければ(S1355:no)、低確報知処理2(S1365)を行い、図29(a)のような画像を画面6aに出力することにより、低確率であることを報知する。こうして高確報知処理2または低確報知処理2を実行すると報知フラグを0にし(S1370)、本処理を終了する。
以上のように構成された第2実施例のパチンコ機50によれば、主制御装置80において、確率報知に係る処理を行なう必要がなくなるので、主制御装置80の処理負担が増大するのを防止することができる。また、演出図柄が変動中か否かに応じて、報知処理を切り替えているため、演出図柄が変動している状態(S1335:yes)においてはその変動している様子を邪魔しない状態報知ランプ100による報知を行い、演出図柄が変動していない状態(S1335:no)においては演出図柄表示装置6の画面を最大限利用した図29(a)、図29(b)に示したような画像報知を行うことができる。また、球貸信号の送信を、不足分の払出を完了した後に行なうので、払出が正常に行なわれなかった場合には報知動作を行なわないという効果がある。なお、図29(a),図29(b)に示した画像が画像報知に相当する。
[第3実施例]
第3実施例について図30〜32を用いて説明する。なお、本実施例も第1実施例と共通点が多いため、異なる点のみを重点的に説明する。
第3実施例のサブ統合制御装置83で実行される状態報知処理を図30に示す。第1実施例の状態報知処理との違いは、S1420又はS1435にて抽選カウンタをクリアした後のS1440で、第2実施例と同様、図柄演出中か否かを判定する点である。そして、図柄演出中であれば(S1445:yes)、確変の場合(S1445:yes)には高確報知フラグを1とし(S1450)、通常の場合(S1445:no)には低確報知フラグを1とする(S1455)。また、図柄演出中でない場合(S1440:no)、確変であれば(S1460:yes)には高確報知処理を行い(S1465)、通常の場合(S1460:no)には低確報知処理を行なう(S1470)。S1465で行なわれる報知動作は図29(b)に示した画像報知であり、S1470で行なわれる報知動作は図29(a)に示した画像報知である。
この差異に対応して、演出図柄停止処理は図31のように変化する。まず、15ラウンドの大当たりとなる場合(S1515:yes)、抽選カウンタをクリア後(S1525)に、高確報知フラグ又は低確報知フラグが1か否かを判定する(S1530)点が異なる。いずれかのフラグが1であれば(S1530:yes)、そのフラグを0にする(S1535)。つまり高確報知フラグおよび低確報知フラグを共に0にする。
そして、報知フラグが0の状態(S1510:no)で2ラウンド大当たりも発生しなかった場合(S1540:no)には第1実施例では演出図柄停止処理を終了していたが、ここでは状態報知処理(S1555)を行なう。状態報知処理の概要を図32に示す。本処理が起動されると、まず高確率報知フラグが1か否かを判定する(S1600)。高確率報知フラグが1であれば(S1600:yes)、高確率報知処理を行い(S1605)、高確率報知フラグを0にし(S1610)、本処理を終了(リターン)する。なお、S1605で行なわれる報知動作は図29(b)に示した画像報知であり、状態報知ランプ100による報知は行なわれない。高確率報知フラグが1でなければ(S1600:no)、低確率報知フラグが1か否かを判定し(S1615)、肯定判定であれば(S1615:yes)、低確率報知処理を行い(S1620)、低確率報知フラグを0にし(S1625)、本処理を終了する。S1620で行なわれる報知動作は図29(a)に示した画像報知であり、状態報知ランプ100による報知は行なわれない。
以上のように構成された第3実施例のパチンコ機50によれば、報知を行なう場合(S1415:yesまたはS1430:yes)に、演出図柄が変動中(S1440:yes)であれば、高確率状態か否かに応じ、高確報知フラグ(S1450)または低確報知フラグ(S1455)を立てるだけにし、演出図柄の変動が停止した後に、状態報知処理(S1555:図32)の処理により確変状態か否かを報知する(S1605,S1620)。したがって、S1605またはS1620で画像報知を行なっても、演出図柄の変動が終了しているので、演出図柄の変動を阻害することがない。
[他の実施例]
前記実施例のパチンコ機50では、いずれも高確率状態だった場合、低確率状態だった場合の双方において、各状態を報知していたが、高確率状態のみを報知するように構成してもよい。また、15ラウンド大当たりが発生した場合には、高確率か否かが告知されるので、報知フラグを0にし(S1120,S1520)、画像報知も状態報知ランプ100による報知も行なわないものとしたが、こうした報知動作を15ラウンド大当たりが発生した際にも行なうようにしてもよい。
第3実施例のパチンコ機50における状態報知処理は、報知許可信号を受信すると起動するものであったが、パチンコ機50の電気的構成を第2実施例と同様に、払出制御装置81を演出中継端子板65を経由してサブ統合制御装置83に接続し、球貸信号を受信すると状態報知処理が起動するように構成してもよい。
球貸信号送信処理を図19、図27のいずれのタイミングとも異なるタイミングで実行しても良い。例えば、1回、球貸スイッチ57を押し、それに応じた球貸し動作が完了すると、CRユニット56から払出制御装置81に貸出動作終了信号が出力されるが、この信号を払出制御装置81が受信してから球貸信号送信処理を実行しても良い。
第3実施例の高確報知処理(S1605)および低確報知処理(S1620)を除き、画像報知と状態報知ランプ100の双方で報知動作を行なう態様としたが、いずれか一方のみで報知を行なうように構成してもよい。また、これら以外の報知態様(例えば音声、可動体の動作)で報知しても良い。点灯した状態報知ランプ100は30秒で消灯するものとしたが、点灯時間をこれより増減しても構わない。また、報知フラグが0になるまで状態報知ランプ100が点灯し続けるように構成してもよい。
前記いずれの実施例においても、CRユニット56は球貸しの代金として、プリペイドカードを受け入れるものであったが、有価情報が記録されたコイン状の媒体を受け入れる構成や現金を受け入れる構成としてもよい。
1 : 遊技盤 、 6 : 演出図柄表示装置
6a : 画面 、 11 : 第1始動口
12 : 第2始動口 、 50 : パチンコ機
57 : 球貸スイッチ 、 80 : 主制御装置
83 : サブ統合制御装置 、 100 : 状態報知ランプ

Claims (7)

  1. 遊技域に始動口を備え、該始動口に遊技球が入ると乱数値を発生させ、該乱数値に基づいて当否抽選を行なう遊技機であって、
    遊技状態として少なくとも、
    前記当否抽選が通常の当選確率で行なわれる低確率状態と、
    前記当否抽選が前記通常の当選確率よりも高い当選確率で行なわれる高確率状態と、
    前記高確率状態及び前記低確率状態のいずれであるかを判別可能な報知が行なわれている確率報知状態と、
    前記高確率状態及び前記低確率状態のいずれであるかを判別可能な報知が行なわれていない確率非報知状態と
    を有し、
    前記遊技球の貸出を受けるために遊技者が操作する貸出指示手段と、
    該貸出指示手段が操作されたことに起因して、前記遊技球の貸出動作を行なう遊技球貸出制御装置と、
    前記遊技状態が前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にする確率報知手段と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技状態が、前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると抽選を行なう報知抽選手段
    を備え、前記確率報知手段は、前記報知抽選手段による抽選で当選した場合に、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にするものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記確率報知手段は、前記報知抽選手段による抽選の連続落選回数が、予め定められた回数に到達したことに起因して、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にするものであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
    画像表示装置と、
    前記乱数値に基づいて前記画像表示装置において演出図柄を変動表示させたのち確定表示を行なう演出制御装置と
    を備え、前記確率報知手段が、当該遊技機が高確率状態であることを報知する態様を複数種類備えたものであり、該態様の一つとして前記画像表示装置において行なう報知である画像報知を有し、前記演出図柄が前記画像表示装置において変動表示されているか否かに応じて報知態様を切り替えるものであることを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
    画像表示装置と、
    前記乱数値に基づいて前記画像表示装置において演出図柄を変動表示させたのち確定表示を行なう演出制御装置と
    を備え、前記確率報知手段が、前記画像表示装置において行なう報知である画像報知を行なうものであって、前記演出図柄の変動表示が行なわれている状態で、前記遊技球貸出制御装置が作動した場合には、前記変動表示が終了してから報知を行なうものであることを特徴とする遊技機。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技機において、
    画像表示装置を備え、
    前記確率報知手段が、
    前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にすることを許可する報知許可手段と、
    該報知許可手段が前記許可を行なったことに起因して、前記画像報知を行なう報知実行手段と
    を備えたものであり、
    少なくとも、前記当否抽選を行なう当否抽選手段および前記報知許可手段を有する主制御装置を備え、
    前記演出制御装置が、少なくとも、前記報知実行手段を備えたものであることを特徴とする遊技機。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技機において、
    少なくとも前記当否抽選を行なう主制御装置と、
    画像表示装置とを備え、
    前記確率報知手段が、
    前記高確率状態かつ前記確率非報知状態である場合において、前記遊技球貸出制御装置が作動すると、当該遊技機が高確率状態であることを遊技者が判別可能にすることを許可する報知許可手段と、
    該報知許可手段が前記許可を行なったことに起因して、前記画像報知を行なう報知実行手段と
    を備えたものであり、
    前記遊技球貸出制御装置が、前記報知許可手段を備えたものであり、
    前記演出制御装置が、少なくとも、前記報知実行手段を備えたものであることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016187556A (ja) * 2016-04-15 2016-11-04 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2017012901A (ja) * 2016-10-26 2017-01-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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