JP2011082999A - 3次元撮影装置および方法並びにプログラム - Google Patents

3次元撮影装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3次元表示のための複数の画像を撮影するに際し、ズーム動作中における立体視できないことによる不快感を軽減する。
【解決手段】撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2に、3次元処理部30が3次元処理を行って、表示制御部28が3次元処理により得られた3次元表示用画像をモニタ20に3次元表示する。撮影部21A,21Bのズーム動作が開始されると、表示制御部28は、第1の画像G1のみをモニタ20に表示する。撮影部21A,21Bのズーム動作が終了すると、再度3次元表示用画像をモニタ20に3次元表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を異なる位置から撮影することにより、3次元表示するための複数の画像を取得する3次元撮影装置および方法並びに3次元撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
複数の画像を組み合わせて3次元表示することにより、視差を利用して立体視できることが知られている。このような立体視は、同一の被写体を異なる位置から複数のカメラを用いて撮影することにより複数の画像を取得し、複数の画像に含まれる被写体の視差を利用して複数の画像を3次元表示することにより生成することができる。
具体的には、裸眼平衡法により立体視を実現する方式の場合、複数の画像を並べて配置して3次元表示を行うことができる。また、複数の画像の色を例えば赤と青のように異ならせて重ね合わせたり、複数の画像の偏光方向を異ならせて重ね合わせることにより、複数の画像を合成して3次元表示を行うことができる。この場合赤青メガネや偏光メガネ等の画像分離メガネを用いて、3次元表示された画像を目の自動焦点機能により融合視することにより、立体視を行うことができる(アナグリフ方式、偏光フィルタ方式)。
また、偏光メガネ等を使用しなくても、パララックスバリア方式およびレンチキュラー方式のように、複数の画像を立体視可能な3次元表示モニタに表示して立体視することも可能である。この場合、複数の画像を垂直方向に短冊状に切り取って交互に配置することにより、3次元表示が行われる。また、画像分離メガネを使用したり、光学素子を液晶に貼ることで左右の画像の光線方向を変えながら、左右の画像を交互に表示することにより、3次元表示を行う方式も提案されている(スキャンバックライト方式)。
また、このような3次元表示を行うための撮影を行う、複数の撮影部を有する複眼カメラが提案されている。このような複眼カメラは、所定の間隔にて配置された複数の撮影部を備え、複数の撮影部が取得した画像から3次元表示用画像を生成し、生成した3次元表示用画像をモニタに3次元表示することができる。また、このような複眼カメラにおいて、複数の画像における対応する領域の視差量に応じて、複数の画像を並べる位置を変更することにより、立体視を良好に行う手法が提案されている(特許文献1参照)。
ところで、複眼カメラを用いて撮影を行う場合、レリーズボタンを押下する前にはスルー画像がモニタに3次元表示されるが、各撮像部が備えたズーム機能を用いることにより、撮影する画角を変更することが可能である。この場合、撮影者は3次元表示されたスルー画像を見ながら複眼カメラに対してズーム操作を行うことにより、被写体が所望とするサイズとなるように撮影を行うことが可能である。
特開平8−9421号公報
上述したように、複眼カメラがズーム動作を行うと画角が変更されるが、ズーム動作中は被写体にピントが合わなくなる場合が多い。また、複眼カメラは複数の撮影部を備えているため、ズーム動作は複数の撮影部において同期して行われるが、各撮影部におけるズーム機能を行うためのモータおよび機構に個体差が存在することから、各撮影部におけるズーム動作を完全に一致させて行うことは非常に困難である。ここで、3次元表示は目の錯覚を利用して画像を立体的に表示するものであるため、スルー画像が3次元表示されている最中にズーム動作が行われると、ピントが合わなくなったり、撮影部毎に画角が異なったりする。このため、ズーム動作中においては3次元表示された画像の立体感が変わったり、立体感が現れたり現れなかったりすることから、非常に立体視しにくいものとなる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、3次元表示のための複数の画像を撮影するに際し、ズーム動作中における立体視できないことによる不快感を軽減することを目的とする。
本発明による3次元撮影装置は、互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、視差を有する複数の画像を取得する、光学ズーム機能を有する複数の撮影手段と、
前記複数の画像に対して3次元表示のための3次元処理を行う3次元処理手段と、
前記複数の画像の3次元表示を含む各種表示を行う表示手段と、
前記撮影手段がズーム動作を行っている間、前記複数の画像における視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
「視差を小さくした3次元表示」とは、ズーム動作前の3次元表示された画像を見た場合の立体感を小さくする3次元表示であり、「2次元表示」とは、視差を0として立体感をなくした表示である。
なお、本発明による3次元撮影装置においては、前記3次元処理手段を、前記撮影手段がズーム動作を行っている間、視差を小さくして前記3次元処理を行う手段としてもよい。
また、複数の撮影手段の間の間隔を小さくすることによっても、視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行うことができる。
また、本発明による3次元撮影装置においては、前記表示制御手段を、前記3次元表示された画像に重ねてオブジェクトを3次元表示するに際し、前記撮影手段がズーム動作を行っている間、前記オブジェクトについても視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行う手段としてもよい。
オブジェクトとは、表示手段に表示される撮影により取得され画像以外の画像を意味し、具体的には、F値およびシャッタ速度等の撮影条件、撮影枚数および撮影日時等、手ぶれ防止、フラッシュのオン/オフおよび人物モード等を表すためのアイコン、絵文字並びに各種操作を行うためのメニュー等が挙げられる。
また、本発明による3次元撮影装置においては、前記視差を小さくした3次元表示または前記2次元表示中であることを通知する通知手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による3次元撮影装置においては、前記表示制御手段を、前記ズーム動作の開始後、視差が0となるまで徐々に視差を小さくして前記2次元表示を行う手段としてもよい。
また、本発明による3次元撮影装置においては、前記表示制御手段を、前記ズーム動作の開始後、所定の視差となるまで徐々に視差を小さくして前記視差を小さくした3次元表示を行う手段としてもよい。
本発明による3次元撮影方法は、互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、視差を有する複数の画像を取得する、光学ズーム機能を有する複数の撮影手段と、
前記複数の画像に対して3次元表示のための3次元処理を行う3次元処理手段と、
前記複数の画像の3次元表示を含む各種表示を行う表示手段とを備えた3次元撮影装置における3次元撮影方法において、
前記撮影手段がズーム動作を行っている間、前記複数の画像における視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行うことを特徴とするものである。
なお、本発明による3次元撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、撮影手段がズーム動作を行っている間、複数の画像における視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行うようにしたため、撮影者がズーム操作を行うと、3次元表示における立体感を小さくすることができる。これにより、ズーム動作中において立体視ができなくなっても、立体感の変動の程度が小さくなるため、ズーム動作中における不快感を軽減することができる。とくに、視差を0として立体感をなくした3次元表示、すなわち2次元表示を行うことにより、ズーム動作中において立体感が変動することがなくなるため、ズーム動作中における不快感を確実に軽減することができる。
また、撮影手段がズーム動作を行っている間、視差を小さくして3次元処理を行うことにより、装置の構成部品を増やすことなく立体感を小さくできるため、装置の構成を複雑なものとなることを防止できる。
また、3次元表示された画像に重ねてオブジェクトを3次元表示するに際し、撮影手段がズーム動作を行っている間、オブジェクトについても視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行うことにより、撮影者がズーム操作を行うと、3次元表示におけるオブジェクトの立体感も小さくすることができる。これにより、ズーム動作中において立体視ができなくなっても、オブジェクトの立体感の変動の程度が小さくなることから、ズーム動作中における不快感を軽減することができる。
また、視差を小さくした3次元表示または2次元表示中であることを通知することにより、撮影者は通知に基づいて、視差を小さくした3次元表示または2次元表示中であることを認識することができる。
また、ズーム動作の開始後、視差が0となるまで徐々に視差を小さくして2次元表示を行う、または所定の視差となるまで徐々に視差を小さくして3次元表示を行うことにより、ズーム動作の開始により急激に立体感が変動することがなくなるため、不快感をより軽減できる。
本発明の実施形態による3次元撮影装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図 撮影部の構成を示す図 表示切り替え時における立体感を示す図(その1) 表示切り替え時における立体感を示す図(その2) 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート オブジェクトを重ねて表示した画像を示す図 2Dのマークを表示した状態を示す図 視差を小さくする場合の表示切り替え時における立体感を示す図(その1) 視差を小さくする場合の表示切り替え時における立体感を示す図(その2) 撮影部の基線長および輻輳角の変更を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による3次元撮影装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように本実施形態による複眼カメラ1は、2つの撮影部21A,21B、撮影制御部22、画像処理部23、圧縮/伸長処理部24、フレームメモリ25、メディア制御部26、内部メモリ27、および表示制御部28を備える。なお、撮影部21A,21Bは、所定の基線長および輻輳角を持って被写体を撮影可能なように配置されている。
図2は撮影部21A,21Bの構成を示す図である。図2に示すように、撮影部21A,21Bは、フォーカスレンズ10A,10B、ズームレンズ11A,11B、絞り12A,12B、シャッタ13A,13B、CCD14A,14B、アナログフロントエンド(AFE)15A,15BおよびA/D変換部16A,16Bをそれぞれ備える。また、撮影部21A,21Bは、フォーカスレンズ10A,10Bを駆動するフォーカスレンズ駆動部17A,17Bおよびズームレンズ11A,11Bを駆動するズームレンズ駆動部18A,18Bを備える。
フォーカスレンズ10A,10Bは被写体に焦点を合わせるためものであり、モータとモータドライバとからなるフォーカスレンズ駆動部17A,17Bによって光軸方向に移動可能である。フォーカスレンズ駆動部17A,17Bは、後述する撮影制御部22が行うAF処理により得られる合焦データに基づいてフォーカスレンズ10A,10Bの移動を制御する。
ズームレンズ11A,11Bは、ズーム機能を実現するためのものであり、モータとモータドライバとからなるズームレンズ駆動部18A,18Bによって光軸方向に移動可能である。ズームレンズ駆動部18A,18Bはズームレバー34Aを操作することによりCPU33において得られるズームデータに基づいて、ズームレンズ11A,11Bの移動を制御する。
絞り12A,12Bは、撮影制御部22が行うAE処理により得られる絞り値データに基づいて、不図示の絞り駆動部により絞り径の調整が行われる。
シャッタ13A,13Bはメカニカルシャッタであり、不図示のシャッタ駆動部により、AE処理により得られるシャッタスピードに応じて駆動される。
CCD14A,14Bは、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、被写体光がこの光電面に結像して光電変換されてアナログ撮影信号が取得される。また、CCD14A,14Bの前面にはR,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタが配設されている。
AFE15A,15Bは、CCD14A,14Bから出力されるアナログ撮影信号に対して、アナログ撮影信号のノイズを除去する処理、およびアナログ撮影信号のゲインを調節する処理(以下アナログ処理とする)を施す。
A/D変換部16A,16Bは、AFE15A,15Bによりアナログ処理が施されたアナログ撮影信号をデジタル信号に変換する。なお、撮影部21Aにより取得されるデジタルの画像データにより表される画像を第1の画像G1、撮影部21Bにより取得される画像データにより表される画像を第2の画像G2とする。
撮影制御部22は、不図示のAF処理部およびAE処理部からなる。AF処理部は入力部34に含まれるレリーズボタンの半押し操作により撮影部21A,21Bが取得したプレ画像に基づいて合焦領域を決定するとともにレンズ10A,10Bの焦点位置を決定し、撮影部21A,21Bに出力する。AE処理部は、プレ画像に基づいて絞り値とシャッタ速度とを決定し、撮影部21A,21Bに出力する。
ここで、AF処理による焦点位置の検出方式としては、例えば、所望とする被写体にピントが合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式が考えられる。より具体的には、プレ画像を複数のAF領域に分割し、各AF領域内の画像に対してハイパスフィルタによるフィルタリング処理を施して、AF領域毎にAF評価値を算出し、最も評価が高い、すなわちフィルタによる出力値が最も高いAF領域を合焦領域として検出する。
また、撮影制御部22は、レリーズボタンの全押し操作により、撮影部21A,21Bに対して第1および第2の画像G1,G2の本画像を取得させる本撮影の指示を行う。なお、レリーズボタンが操作される前は、撮影制御部22は、撮影部21Aに対して撮影範囲を確認させるための、第1および第2の画像G1,G2よりも画素数が少ないスルー画像を、所定時間間隔(例えば1/30秒間隔)にて順次取得させる指示を行う。
なお、撮影制御部22は、スルー画像の撮影中においてもAF処理を行う。この場合のAF処理は、プレ画像に基づくAF処理と比較して、簡易な演算により行われるものである。
画像処理部23は、撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2のデジタルの画像データに対して、ホワイトバランスを調整する処理、階調補正、シャープネス補正、および色補正等の画像処理を施す。なお、画像処理部23における処理後の第1および第2の画像についても、処理前の参照符号G1,G2を用いるものとする。
圧縮/伸長処理部24は、画像処理部23によって処理が施され、後述するように3次元表示のために第1および第2の画像G1,G2の本画像から生成された3次元表示用画像を表す画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、3次元表示を行うための3次元画像ファイルを生成する。この3次元画像ファイルは、第1および第2の画像G1,G2の画像データおよび3次元表示用画像の画像データを含むものとなる。また、この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付与される。
フレームメモリ25は、撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2を表す画像データに対して、前述の画像処理部23が行う処理を含む各種処理を行う際に使用する作業用メモリである。
メディア制御部26は、記録メディア29にアクセスして3次元画像ファイル等の書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ27は、複眼カメラ1において設定される各種定数、およびCPU33が実行するプログラム等を記憶する。
表示制御部28は、撮影時においてフレームメモリ25に格納された第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に2次元表示させたり、記録メディア29に記録されている第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に2次元表示させたりする。また、表示制御部28は、後述するように3次元処理が行われた第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に3次元表示したり、記録メディア29に記録されている3次元画像ファイルをモニタ20に3次元表示することも可能である。なお、2次元表示と3次元表示との切り替えは自動で行ってもよく、後述する入力部34を用いての撮影者からの指示により行ってもよい。ここで、3次元表示が行われている場合、レリーズボタンが押下されるまでは、第1および第2の画像G1,G2のスルー画像がモニタ20に3次元表示される。
なお、表示モードが3次元表示に切り替えられた場合には、後述するように第1および第2の画像G1,G2の双方が表示に用いられ、2次元表示に切り替えられた場合は第1および第2の画像G1,G2のいずれか一方が表示に用いられる。本実施形態においては、第1の画像G1を2次元表示に用いるものとする。
また、表示制御部28は、後述するようにスルー画像の3次元表示中に、撮影部21A,21Bがズーム動作を行う場合に、表示を2次元表示に切り替える処理も行う。
また、本実施形態による複眼カメラ1は3次元処理部30を備える。3次元処理部30は、第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に3次元表示させるために、第1および第2の画像G1,G2に3次元処理を行う。ここで、本実施形態における3次元表示としては、公知の任意の方式を用いることができる。例えば、第1および第2の画像G1,G2を並べて表示して裸眼平衡法により立体視を行う方式、またはモニタ20にレンチキュラーレンズを貼り付け、モニタ20の表示面の所定位置に画像G1,G2を表示することにより、左右の目に第1および第2の画像G1,G2を入射させて3次元表示を実現するレンチキュラー方式を用いることができる。さらに、モニタ20のバックライトの光路を光学的に左右の目に対応するように交互に分離し、モニタ20の表示面に第1および第2の画像G1,G2をバックライトの左右への分離にあわせて交互に表示することにより、3次元表示を実現するスキャンバックライト方式等を用いることができる。
3次元処理部30は、3次元表示の方式に応じた3次元処理を第1および第2の画像G1,G2に対して行う。例えば、3次元表示の方式が裸眼平衡法によるものである場合、第1および第2の画像G1,G2を左右に並べた立体画像を生成することにより3次元処理を行う。また、3次元表示の方式がレンチキュラー方式の場合には、第1および第2の画像G1,G2を垂直方向に短冊状に切り取って交互に配置した立体画像を生成することにより3次元処理を行う。また、3次元表示の方式がスキャンバックライト方式の場合には、第1および第2の画像G1,G2を、モニタ20のバックライトの左右への分離にあわせて交互にモニタ20に出力する3次元処理を行う。
なお、モニタ20は3次元処理部30が行う3次元処理の方式に応じた加工がなされている。例えば、3次元表示の方式がレンチキュラー方式の場合には、モニタ20の表示面にレンチキュラーレンズが取り付けられており、スキャンバックライト方式の場合には、左右の画像の光線方向を変えるための光学素子がモニタ20の表示面に取り付けられている。
ここで、本実施形態においては、第1および第2の画像G1,G2のスルー画像の表示中に、撮影者がズームレバー34Aを用いてズーム操作を行うと、撮影部21A,21Bがズーム動作を行い、表示制御部28が3次元表示を2次元表示に切り替える。具体的には、3次元処理部30が生成した3次元表示用画像に代えて、第1の画像G1をモニタ20に表示する。この場合、撮影部21Bの駆動を停止し、撮影部21Aのみにより被写体を撮影して第1の画像G1のみを取得するようにしてもよい。なお、3次元処理部30において、第1および第2の画像G1,G2に含まれる被写体の視差が0となるように第1および第2の画像G1,G2をモーフィングにより加工することによって2次元表示用画像を生成し、生成した2次元表示用画像をモニタ20に2次元表示するようにしてもよい。また、撮影部21A,21Bのズーム動作が終了すると、表示制御部28は、2次元表示を3次元表示に切り替える。図3は表示切り替え時における立体感を示す図である。図3に示すように撮影者によるズーム操作が開始されると3次元表示が2次元表示に切り替わることから立体感が0となる。また、撮影者によるズーム操作が終了すると、2次元表示が3次元表示に切り替わることから、立体感が表れることとなる。
なお、3次元表示から2次元表示への切り替え、および2次元表示から3次元表示への切り替えを立体感が徐々に変更されるように行うようにしてもよい。この場合、図4に示すように、撮影者によるズーム操作が開始されると3次元表示が2次元表示に徐々に切り替わることから、立体感が徐々に0となる。また、撮影者によるズーム操作が終了すると、2次元表示が3次元表示に徐々に切り替わることから、徐々に立体感が表れることとなる。
なお、3次元表示から2次元表示に切り替える際の立体感は、第1および第2の画像G1,G2の視差すなわちずれ量を徐々に小さくするように3次元処理を行うことにより変更すればよい。逆に2次元表示から3次元表示に切り替える際の立体感は、第1および第2の画像G1,G2の視差すなわちずれ量を徐々に元のずれ量に戻すように3次元処理を行うことにより変更すればよい。
また、第1および第2の画像G1,G2のずれ量を変更することに代えて、第1の画像G1を基準として、第1の画像G1に含まれる被写体との視差が徐々に小さくなる補間画像を、第1および第2の画像G1,G2から順次生成し、第1の画像G1および補間画像を用いた3次元処理、並びに3次元処理により生成された3次元表示用画像の表示を補間画像が生成される毎に行うようにしても、立体感を徐々に変更することができる。
CPU33は、レリーズボタン等を含む入力部34からの信号に応じて複眼カメラ1の各部を制御する。
データバス35は、複眼カメラ1を構成する各部およびCPU33に接続されており、複眼カメラ1における各種データおよび各種情報のやり取りを行う。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図5は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、複眼カメラ1のモニタ20には、撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2に3次元処理部30が3次元処理を行うことにより、第1および第2の画像G1,G2のスルー画像が3次元表示されているものとする。また、本発明は撮影部21A,21Bのズーム動作中における処理に特徴を有するため、スルー画像表示中におけるズームレバー34Aを用いてのズーム操作が行われた場合の処理についてのみ説明する。
CPU33は撮影者によりズームレバー34Aが操作されたか否かを監視しており(ステップST1)、ステップST1が肯定されると、撮影部21A,21Bがズーム動作を開始することから、表示制御部28が第1の画像G1のみをモニタ20に表示する2次元表示に切り替える(ステップST2)。そして、CPU33は撮影者によるズーム操作が終了したか否かの監視を開始し(ステップST3)、ステップST3が肯定されると、撮影部21A,21Bがズーム動作を停止することから、撮影制御部22が撮影部21A,21BのAF処理を行う(ステップST4)。
この後、表示制御部28が、モニタ20への表示をスルー画像の3次元表示に切り替え(ステップST5)、リターンする。
この後、レリーズボタンを押下することにより撮影が行われると、撮影部21A,21Bが第1および第2の画像G1,G2の本画像を取得する。そして、3次元処理部30が第1および第2の画像G1,G2から3次元表示用画像を生成し、圧縮/伸張処理部24が、第1および第2の画像G1,G2並びに3次元表示用画像の画像データからなる3次元画像ファイルを生成し、メディア制御部26が3次元画像ファイルを記録メディア29に記録する。
このように本実施形態においては、撮影部21A,21Bがズーム動作を行っている間、2次元表示を行うようにしたため、ズーム動作中にモニタ20に表示される画像の立体感が変動することがなくなり、その結果、ズーム動作中における立体感が変動することによる不快感を確実に軽減することができる。
また、ズーム動作終了後は、撮影部21A,21BのAF処理を行ってから3次元表示に切り替えているため、第1および第2の画像G1,G2のピントがあった状態で3次元表示がなされることとなる。このため、ズーム動作終了後の立体視を良好に行うことができる。
なお、上記本実施形態においては、スルー画像の表示中に、オブジェクトを画像に重ねて表示する場合がある。図6はオブジェクトを重ねて表示した画像を示す図である。なお、ここでは説明のため、2次元画像にオブジェクトが重ねて表示された状態を示している。図6に示すようにモニタ20に表示された画像には、左上隅にフラッシュの発光を示すアイコンが、右上隅に今までの撮影枚数が、左下隅にF値およびシャッタ速度が、右下隅に撮影日を表す文字が、オブジェクトとして画像に重ねて表示されている。
この場合、第1および第2の画像G1,G2のそれぞれに対して視差を有するようにオブジェクトを配置することにより、オブジェクトも3次元表示されて立体視することができる。このようにオブジェクトを3次元表示する場合においても、撮影部21A,21Bのズーム動作中には第1および第2の画像G1,G2と同様にオブジェクトの3次元表示を2次元表示に切り替えるようにしてもよい。これにより、オブジェクトの立体感の変動の程度が小さくなることから、ズーム動作中における不快感を軽減することができる。
また、上記実施形態において、3次元表示から2次元表示に切り替わると立体視ができなくなるため、撮影者が装置1が故障したと勘違いする場合がある。このため、図7に示すように、表示制御部28が、撮影者に2次元表示中であることを通知するための「2D」のマークM0をモニタ20に表示するようにしてもよい。なお、この場合、表示制御部28が通知手段に相当する。これにより、撮影者はマークM0に基づいて、2次元表示中であることを認識することができる。なお、マークM0の表示に代えて、装置1に音声出力部を設け、音声により2次元表示中であることを撮影者に知らせるようにしてもよい。また、音声およびマークM0の表示の双方を用いて、2次元表示中であることを撮影者に知らせるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、撮影者によるズーム操作が開始されると3次元表示を2次元表示に切り替えているが、2次元表示に代えて第1および第2の画像G1,G2における視差を小さくした3次元処理を行うことにより、視差が小さい3次元表示を行うようにしてもよい。
なお、第1および第2の画像G1,G2に含まれる被写体の視差、すなわちずれ量を小さくすることにより、視差を小さくした3次元処理を行うことができる。また、第1の画像G1を基準として、第1の画像G1に含まれる被写体の視差を小さくした補間画像を、第1および第2の画像G1,G2をモーフィングによって加工することにより生成し、第1の画像G1および補間画像を用いることによっても、視差を小さくした3次元処理を行うことができる。
図8は視差を小さくした3次元処理を行った場合における、表示切り替え時における立体感を示す図である。図8に示すように撮影者によるズーム操作が開始されると3次元表示の立体感が小さくなる。また、撮影者によるズーム操作が終了すると、立体感が大きくなる。なお、この場合においても、図9に示すように立体感の切り替えを徐々に行うようにしてもよい。
なお、撮影部21A,21Bの間隔を小さくすることによっても、第1および第2の画像G1,G2の視差を小さくすることができる。すなわち、図10に示すように撮影者によるズーム操作前における撮影部21A,21Bの基線長K1および輻輳角α1を、ズーム操作開始時にそれぞれK2,α2となるように変更することによっても、第1および第2の画像G1,G2の視差を小さくすることができる。ここで、撮影部21A,21Bの間隔の変更は、公知の機構を用いて行うことができる。
また、上記実施形態においては、複眼カメラ1に2つの撮影部21A,21Bを設け、2つの画像G1,G2を用いて3次元表示を行っているが、3以上の撮影部を設け、3以上の画像を用いて3次元表示を行う場合にも本発明を適用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、コンピュータを、上記の表示制御部28および3次元処理部30に対応する手段として機能させ、図5に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
1 複眼カメラ
21A,21B 撮影部
22 撮影制御部
28 表示制御部
30 3次元処理部

Claims (7)

  1. 互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、視差を有する複数の画像を取得する、光学ズーム機能を有する複数の撮影手段と、
    前記複数の画像に対して3次元表示のための3次元処理を行う3次元処理手段と、
    前記複数の画像の3次元表示を含む各種表示を行う表示手段と、
    前記撮影手段がズーム動作を行っている間、前記複数の画像における視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする3次元撮影装置。
  2. 前記3次元処理手段は、前記撮影手段がズーム動作を行っている間、視差を小さくして前記3次元処理を行う手段であることを特徴とする請求項1記載の3次元撮影装置。
  3. 前記視差を小さくした3次元表示または前記2次元表示中であることを通知する通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の3次元撮影装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記ズーム動作の開始後、視差が0となるまで徐々に視差を小さくして前記2次元表示を行う手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の3次元撮影装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記ズーム動作の開始後、所定の視差となるまで徐々に視差を小さくして前記視差を小さくした3次元表示を行う手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の3次元撮影装置。
  6. 互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、視差を有する複数の画像を取得する、光学ズーム機能を有する複数の撮影手段と、
    前記複数の画像に対して3次元表示のための3次元処理を行う3次元処理手段と、
    前記複数の画像の3次元表示を含む各種表示を行う表示手段とを備えた3次元撮影装置における3次元撮影方法において、
    前記撮影手段がズーム動作を行っている間、前記複数の画像における視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行うことを特徴とする3次元撮影方法。
  7. 互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、視差を有する複数の画像を取得する、光学ズーム機能を有する複数の撮影手段と、
    前記複数の画像に対して3次元表示のための3次元処理を行う3次元処理手段と、
    前記複数の画像の3次元表示を含む各種表示を行う表示手段とを備えた3次元撮影装置における3次元撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記撮影手段がズーム動作を行っている間、前記複数の画像における視差を小さくした3次元表示または2次元表示を行う手順をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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