JP2011082002A - プロジェクタ型前照灯及びシェード装置 - Google Patents

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【課題】プロジェクタ型前照灯を左側通行にも右側通行にも使用できるようにする。
【解決手段】プロジェクタ型前照灯1が、楕円面状の反射面21を有するリフレクタ20と、第一焦点F1近傍に配置された光源10と、反射面21で反射された反射光の一部を遮光するシェード装置40と、第二焦点40よりも前側に配置され、遮光されていない反射光を前方に投影するレンズ30と、を備える。シェード装置40が、第二焦点F2近傍に配置され、左右方向に延びる水平な上縁51を有する遮光部50と、第二焦点F2近傍であって光軸の左側で上縁51から上に突き出た状態と、上縁51から下に引き込んだ状態とに移動可能に設けられた左遮光部60と、第二焦点F2近傍であって光軸の右側で上縁51から上に突き出た状態と、上縁51から下に引き込んだ状態とに移動可能に設けられた右遮光部70と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタ型前照灯及びシェード装置に関し、特に左側通行・右側通行の何れにも利用できるプロジェクタ型前照灯及びシェード装置に関する。
従来、プロジェクタ型前照灯では、光源がリフレクタの楕円反射面の第一焦点近傍に設けられ、シェードが第二焦点近傍に設けられ、投影レンズが第二焦点の前方に設けられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。このようなプロジェクタ型前照灯では、光源から発した光が楕円反射面で反射され、反射光が第二焦点に集光され、反射光の一部がシェードによって遮光され、遮光されない反射光が投影レンズによって前方に投影される。シェードによって反射光の一部が遮光されることによって、すれ違い走行用の配光パターン、つまり、ロービームが形成される。ロービームの配光パターンでは、対向車線側で上向きの光がなく、自車線側で上向きの光がある。これにより、対向車にとってはグレアの発生を抑えることができるとともに、自車にとっては自車線側の路肩にある標識や通行人を視認しやすくすることができる。
特開平8−241602号公報 特開平5−347101号公報
ところで、右側通行の国と左側通行の国がある。異なる通行規則の国に乗り入れた場合、上向きの光が対向車線側になり、対向車にとってグレアが発生し、多大な迷惑を与えてしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、プロジェクタ型前照灯を左側通行にも右側通行にも使用できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタ型前照灯は、楕円面状の反射面を有するリフレクタと、前記反射面の第一焦点近傍に配置された光源と、前記反射面で反射された反射光の一部を前記反射面の第二焦点近傍で遮光するシェード装置と、前記第二焦点よりも前側に配置され、前記シェード装置によって遮光されていない反射光を前方に投影するレンズと、を備え、前記シェード装置が、前記第二焦点近傍に配置され、左右方向に延びる水平な上縁を有する遮光部と、前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の左側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた左遮光部と、前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の右側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた右遮光部と、を有することとした。
また、本発明に係るシェード装置は、楕円面状の反射面の第一焦点に配置された光源から発して前記反射面で反射された反射光の一部を前記反射面の第二焦点近傍で遮光するシェード装置であって、前記反射面の第二焦点近傍に配置され、左右方向に延びる水平な上縁を有する遮光部と、前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の左側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた左遮光部と、前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の右側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた右遮光部と、を備えることとした。
好ましくは、前記左遮光部が、左右方向に延びる左部上エッジと、前記左部上エッジの右端から右に向かって下りに傾斜した第一傾斜エッジと、を有し、前記左遮光部が突出状態にある場合に、前記左部上エッジが前記上縁よりも上において前記上縁に対して平行とされ、前記反射面の光軸方向に見て前記第一傾斜エッジが前記上縁に交差するとともに前記上縁に対して傾斜し、前記左遮光部が引込状態にある場合に、前記左部上エッジと前記第一傾斜エッジの交差部が前記上縁よりも下に位置することとした。
好ましくは、前記右遮光部が、左右方向に延びる右部上エッジと、前記右部上エッジの左端から左に向かって下りに傾斜した第二傾斜エッジと、を有し、前記右遮光部が突出状態にある場合に、前記右部上エッジが前記上縁よりも上において前記上縁に対して平行とされ、前記反射面の光軸方向に見て前記第二傾斜エッジが前記上縁に対して前記上縁に交差するとともに前記上縁に対して傾斜し、前記右遮光部が引込状態にある場合に、前記右部上エッジと前記第2傾斜エッジの交差部が前記上縁よりも下に位置することとした。
好ましくは、前記シェード装置が、前記左遮光部及び前記右遮光部を突出状態から引込状態及びその逆に駆動する駆動機構を更に有することとした。
好ましくは、前記駆動機構が、前記左遮光部及び前記右遮光部のうち一方を突出状態に保つとともに、他方を引込状態に保つこととした。
好ましくは、前記駆動機構が、前記左遮光部及び前記右遮光部のうち一方を突出状態から引込状態に駆動する時に、他方を突出状態から引込状態に駆動することした。
好ましくは、前記駆動機構が、前記左遮光部及び前記右遮光部のうち一方を突出状態に保った状態で他方を引込状態から突出状態に駆動した後、その他方を突出状態に保った状態でその一方を突出状態から引込状態に駆動することとした。
本発明によれば、左遮光部が引込状態であり、右遮光部が突出状態であると、右側が上向きの配光パターンが形成されるので、右側通行に適している。一方、左遮光部が突出状態であり、右遮光部が引込状態であると、左側が上向きの配光パターンが形成されるので、左側通行に適している。従って、右側通行用の配光パターンと左側通行用の配光パターンを切り替えることができ、右側通行にも左側通行にも使用することができるプロジェクタ型前照灯を提供することができる。
本発明の第一実施形態におけるプロジェクタ型前照灯の垂直断面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の上面図である。 同実施形態におけるシェード装置の一部を拡大して示した正面図である。 同実施形態におけるプロジェクタ型前照灯により仮想スクリーンに形成される配光パターンを示した図である。 本発明の第二実施形態におけるシェード装置の正面図である。 本発明の第三実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 本発明の第四実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 本発明の第五実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の一部を拡大して示した正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の一部を拡大して示した正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の正面図である。 同実施形態におけるシェード装置の一部を拡大して示した正面図である。 変形例におけるシェード装置の上面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
また、以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、それぞれ、プロジェクタ型前照灯が装備された車両の「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、プロジェクタ型前照灯1の垂直断面図である。プロジェクタ型前照灯1は、光源10、リフレクタ20、投影レンズ30及びシェード装置40を備える。これらリフレクタ20、投影レンズ30及びシェード装置40はハウジングに取り付けられて、これら光源10、リフレクタ20、投影レンズ30及びシェード装置40がユニット化されている。
リフレクタ20が略椀状に設けられ、そのリフレクタ20が前方に向けて開口している。リフレクタ20の前側の凹面にはアルミ蒸着、銀塗装等の反射膜が施されていて、反射面21が形成されている。反射面21は、楕円面の形状に形成されている。楕円面とは、回転楕円面若しくは複合楕円面又はこれらを基調とした自由曲面をいう。複合楕円面とは、その垂直断面形状が楕円形状を成し、その水平断面形状が放物線又は楕円形状(垂直断面の楕円形状の焦点距離と水平断面の楕円形状の焦点距離が異なる。)で成すものをいう。
反射面21が楕円面に形成されているので、その反射面21が第一焦点F1と、第一焦点F1よりも前側の第二焦点F2と、光軸Ax1とを有する。なお、反射面21が複合楕円面又はそれを基調とした自由曲面に形成されている場合には、第二焦点F2は焦線をいう。焦線は水平左右方向に延びるとともに、左右方向中央部が後ろに凸となるよう湾曲している。
反射面21の頂点には、光軸Ax1に沿う装着孔22が形成されている。光源10が装着孔22に通され、その光源10がソケット等の固定具11によってリフレクタ20に取り付けられている。この光源10は、反射面21の第一焦点F1又はその近傍に配置されている。この光源10は、放電灯(例えば、高輝度放電灯(HID)、高圧金属蒸気放電灯等)、半導体発光素子(例えば、発光ダイオード)、ハロゲン電球、白熱電球その他の光源である。
反射面21は光源10から発した光を前に向けて反射させ、反射光を第二焦点F2に集光する。第二焦点F2の近傍にはシェード装置40が設けられている。シェード装置40は、反射面21によって反射された反射光の一部を第二焦点F2近傍で遮光する。
シェード装置40の前には、投影レンズ30が配設されている。この投影レンズ30は、凸レンズである。投影レンズ30の焦点が反射面21の第二焦点F2又はその近傍に位置するよう、投影レンズ30が配置されている。投影レンズ30の光軸が反射面21の光軸に揃っていてもよいし、僅かにずれていてもよい。投影レンズ30は、遮光されていない反射光を前方に投影する。
図2、図3は、投影レンズ30から光源10に向かって見た場合のシェード装置40の正面図である。図4は、シェード装置40の上面図である。
シェード装置40は、遮光板50、左遮光部60及び右遮光部70を有する。
遮光板50は、その一方の面が前に向き、その他方の面が後ろに向いたで状態で配設されている。遮光板50は、第二焦点F2の下に配置されている。遮光板50の前後方向の位置は、第二焦点F2の前後方向の位置又はその近傍にある。遮光板50は上縁51を有する。この上縁51は、左右方向に延びるとともに、水平に設けられている。上縁51の上下位置は、光軸Ax1に揃っているか、又は光軸Ax1よりも僅かに下にある。
左遮光部60は、左右方向に長尺な薄板状に設けられている。左遮光部60の一方の面が前に向き、他方の面が後ろに向くとともに遮光板50の前面に接触している。左遮光部60の左端部が、光軸Ax1よりも左にある回転軸61によって遮光板50の左上角部に連結されている。左遮光部60が回転軸61から右方へ延出し、回転軸61が前後方向に対して平行に設けられ、左遮光部60が回転軸61を中心にして上下に揺動可能に設けられている。
左遮光部60は、その上縁に、左部上エッジ62、第一傾斜エッジ63及び第一エルボ64を有する。左部上エッジ62が、反射面21の光軸Ax1の左側において左右方向に延びているとともに、光軸Ax1の方向に見て直線状に形成されている。第一傾斜エッジ63は、左部上エッジ62の右端から右下りに傾斜している。左部上エッジ62と第一傾斜エッジ63の成す角度は、例えば、165°又は135°である。第一エルボ64は、左部上エッジ62と第一傾斜エッジ63との端が接続する部位である。
右遮光部70は、左右方向に長尺な薄板状に設けられている。右遮光部70の一方の面が前に向き、他方の面が後ろに向くとともに遮光板50の前面に接触している。右遮光部70の左端部が、光軸Ax1よりも右にある回転軸71によって遮光板50の右上角部に連結されている。右遮光部70が回転軸71から左方へ延出し、回転軸71が前後方向に対して平行に設けられ、右遮光部70が回転軸71を中心にして上下に揺動可能に設けられている。
右遮光部70は、その上縁に、右部上エッジ72、第二傾斜エッジ73及び第二エルボ74を有する。右部上エッジ72が、反射面21の光軸Ax1の右側において左右方向に延びているとともに、光軸Ax1の方向に見て直線状に形成されている。第二傾斜エッジ73は、右部上エッジ72の左端から左下りに傾斜している。右部上エッジ72と第二傾斜エッジ73の成す角度は、例えば、165°又は135°である。第二エルボ74は、右部上エッジ72と第二傾斜エッジ73との端が接続する部位である。
左遮光部60と右遮光部70は左右にオーバーラップしている。つまり、左遮光部60は右遮光部70の左先端から右に延び出ているとともに、右遮光部70は左遮光部60の右先端から左に延び出ていて、左遮光部60の右部と右遮光部70の左部が前後に重なっている。
左遮光部60の右部の前面には、段部65が凹設されており、その段部65における前後厚が他の部分の前後厚よりも薄くなっている(例えば、他の部分の前後厚の半分である)。一方、右遮光部70の左部の後面には、段部75が凹設されており、その段部75における前後厚が他の部分の前後厚よりも薄くなっている(例えば、他の部分の前後厚の半分である)。左遮光部60の段部65と右遮光部70の段部75が前後に重なっている。段部65,75同士が重なっているので、遮光部60,70が互いに干渉せずに上下に起伏できるようになっている。また、遮光部60,70は段部65,75以外の部分で強度を保っている。
遮光板50の前面には、第一ストッパ69が凸設されている。第一ストッパ69は、光軸Ax1よりも右に配置されているとともに、左遮光部60の右端部よりも上に配置されている。左遮光部60が回転軸61を中心にして振り上げられると、左遮光部60の右端部が第一ストッパ69に当接し、これにより左遮光部60のそれ以上の振り上げが制限される。逆に、左遮光部60が回転軸61を中心にして振り下げられると、左遮光部60の右端部が第一ストッパ69から離れる。
左遮光部60が第一ストッパ69に当接した状態にあっては、左遮光部60が遮光板50の上縁51から上に突き出た状態にある(図3参照)。このように左遮光部60が突出状態にある場合には、第一エルボ64が遮光板50の上縁51よりも上に突き出ているとともに、左部上エッジ62が遮光板50の上縁51の上において上縁51に対して平行になっている。
また、左遮光部60が突出状態にある場合には、光軸Ax1の方向に見て、第一傾斜エッジ63が遮光板50の上縁51に対して所定角度θで交差している(図5参照)。角度θは、15°又は45°であることが好ましい。
また、左遮光部60が突出状態にある場合には、左部上エッジ62の上下位置は光軸Ax1に揃っているか、又は光軸Ax1よりも僅かに上にある。
また、左遮光部60が突出状態にある場合には、第一エルボ64の上下位置が光軸Ax1に揃っているか、光軸Ax1よりも上にある。
また、左遮光部60が突出状態にある場合には、第一エルボ64の左右位置が光軸Ax1に揃っていることが好ましい。
遮光板50の前面には、第二ストッパ79が凸設されている。第二ストッパ79は、光軸Ax1よりも左に配置されているとともに、右遮光部70の左端部よりも上に配置されている。右遮光部70が回転軸71を中心にして振り上げられると、右遮光部70の左端部が第二ストッパ79に当接し、これにより右遮光部70のそれ以上の振り上げが制限される。逆に、右遮光部70が回転軸71を中心にして振り下げられると、右遮光部70の左端部が第二ストッパ79から離れる。
右遮光部70が第二ストッパ79に当接した状態にあっては、右遮光部70が遮光板50の上縁51から上に突き出た状態にある(図2参照)。このように右遮光部70が突出状態にある場合には、第二エルボ74が遮光板50の上縁51よりも上に突き出ているとともに、右部上エッジ72が遮光板50の上縁51の上において上縁51に対して平行になっている。また、左遮光部60が突出状態にある場合には、光軸Ax1の方向に見て、第一傾斜エッジ63が遮光板50の上縁51に対して所定角度(例えば、15°又は45°)で交差している。また、右遮光部70が突出状態にある場合には、右部上エッジ72の上下位置は光軸Ax1に揃っているか、又は光軸Ax1よりも僅かに上にある。また、右遮光部70が突出状態にある場合には、第二エルボ74の上下位置が光軸Ax1に揃っているか、光軸Ax1よりも上にある。また、右遮光部70が突出状態にある場合には、第二エルボ74の左右位置が光軸Ax1に揃っていることが好ましい。
シェード装置40は、遮光部60,70を上下に揺動する駆動機構80を更に有する。この駆動機構80は、楕円カム81、ソレノイド82及びバネ83,84を有する。楕円カム81が遮光板50に前面に取り付けられており、楕円カム81の重心が回転軸となって、楕円カム81が遮光板50に対してその回転軸回りに回転可能に設けられている。楕円カム81は、左遮光部60と右遮光部70が互いに重なり合った部分の下に配置されている。具体的には、楕円カム81の回転軸が光軸Ax1、エルボ73,74よりも下に配置されている。
左遮光部60の右部が楕円カム81の上から楕円カム81の右半分の外周面に接している。右遮光部70の左部が楕円カム81の上から楕円カム81の左半分の外周面に接している。楕円カム81は、その回転軸を中心に回転することによって、遮光部60,70を上下に揺動するものである。
バネ83の一端が回転軸61よりも右側において左遮光部60に連結され、バネ83の他端が左遮光部60の下側で遮光板50に連結されている。バネ83は下向きの付勢力を左遮光部60に与えるものであり、バネ83の付勢力によって左遮光部60が楕円カム81の外周面に常に接している。
バネ84の一端が回転軸71よりも左側において右遮光部70に連結され、バネ84の他端が右遮光部70の下側で遮光板50に連結されている。バネ84は下向きの付勢力を右遮光部70に与えるものであり、バネ84の付勢力によって右遮光部70が楕円カム81の外周面に常に接している。
ソレノイド82は、楕円カム81を回転させるものである。ソレノイド82のプランジャがリンク85の一端に回転可能に連結され、リンク85の他端が楕円カム81に回転可能に連結されている。リンク85と楕円カム81の連結部は楕円カム81の回転軸からずれており、具体的には、その連結部が楕円カム81の回転軸から左にずれている。ソレノイド82は例えば遮光板50又はハウジングに固定されている。ソレノイド82のプランジャが上に進出することによって、楕円カム81の長径が右下りに傾斜し(図2参照)、ソレノイド82のプランジャが下に引き込むことによって、楕円カム81の長径が左下りに傾斜する(図3参照)。なお、楕円カム81を回転させるための動力源がソレノイド82に限るものではなく、モータであってもよいし、ピエゾ素子であってもよいし、その他の動力源であってもよい。
プロジェクタ型前照灯1及びシェード装置40の動作について説明する。
ソレノイド82のプランジャが上に進出すると、図2、図3の方向に見て楕円カム81が反時計回りに回転し、楕円カム81の長径が左上がりに傾斜する。そうすると、楕円カム81によって右遮光部70の左部がバネ84に抗して押し上げられ、右遮光部70が回転軸71を中心にして振り上げられ、右遮光部70が遮光板50の上縁51から上に突き出る。同時に、左遮光部60は、バネ83の付勢力によって楕円カム81の外周面に押し付けられた状態で回転軸61を中心にして振り下げられ、左遮光部60が遮光板50の上縁51から下に引き込む。
その後、右遮光部70の左端部が第二ストッパ79に当接すると、ソレノイド82が止まる(図2参照)。ソレノイド82が止まることによって、図2の状態が保たれる。
図2の状態では、右遮光部70が上述のように突出状態に保たれているとともに、左遮光部60が遮光板50の上縁51から下に引き込んだ状態に保たれている。このように左遮光部60が引込状態にある場合には、第一エルボ64が遮光板50の上縁51よりも下に位置しているとともに、第一傾斜エッジ63の全体が遮光板50の上縁51よりも下に位置している。
ソレノイド82のプランジャが下に引き込むと、楕円カム81が時計回りに回転し、楕円カム81の長径が右上がりに傾斜する。そうすると、楕円カム81によって左遮光部60の右部がバネ83に抗して押し上げられ、左遮光部60が回転軸71を中心にして振り上げられ、左遮光部60が遮光板50の上縁51から上に突き出る。同時に、右遮光部70は、バネ84の付勢力によって楕円カム81の外周面に押し付けられた状態で回転軸71を中心にして振り下げられ、右遮光部70が遮光板50の上縁51から下に引き込む。
その後、左遮光部60の右端部が第一ストッパ69に当接すると、ソレノイド82が止まる(図3参照)。ソレノイド82が止まることによって、図3の状態が保たれる。
図3の状態では、左遮光部60が上述のように突出状態に保たれているとともに、右遮光部70が遮光板50の上縁51から下に引き込んだ状態に保たれている。このように左遮光部60が引込状態にある場合には、第二エルボ74が遮光板50の上縁51よりも下に位置しているとともに、第二傾斜エッジ73の全体が遮光板50の上縁51よりも下に位置している。
このプロジェクタ型前照灯1の配光パターンについて図6を参照して説明する。図6は、プロジェクタ型前照灯1によって前方に所定距離離れた仮想スクリーンに形成される配光パターンを示した図である。図6において、H線は光軸Ax1を通る水平面と仮想スクリーンの交線を表し、V線は光軸Ax1を通る鉛直面と仮想スクリーンの交線を表し、横軸は光軸Ax1から左右方向への角度を表し、縦軸は光軸Ax1から上下方向への角度を表す。
図6において、実線は、シェード装置40が図2の状態にある場合に、プロジェクタ型前照灯1によって仮想スクリーンに形成される明部と暗部を区切る境界線(カットオフライン)を表す。実線の上が暗部であり、実線の下が明部である。
図2に示すように、右遮光部70が突出状態にあり、且つ、左遮光部60が引込状態にある場合には、反射面21で反射した反射光が主に遮光板50及び右遮光部70によって遮光される。そのため、図6に示す実線のようなカットオフラインを明部の上縁に有する右側通行用のすれ違い配光パターンが仮想スクリーンに形成される。実線のカットオフラインは、V線よりも右側の自車線側水平カットオフラインCT1と、V線よりも左側の対向車線側水平カットオフラインCT2と、対向車線側水平カットオフラインCT2の右端から右上がりに傾斜した斜めカットオフラインCT3と、自車線側水平カットオフラインCT1の右端から右下りに傾斜したカットオフラインCT4とから構成される。自車線側水平カットオフラインCT1は、遮光板50の上縁51によって形成される。対向車線側水平カットオフラインCT2は、右遮光部70の右部上エッジ72によって形成される。斜めカットオフラインCT3は、第二傾斜エッジ73によって形成される。左遮光部60の左部上エッジ62が遮光板50の上縁51に対して傾斜し、左部上エッジ62の一部が遮光板50の上縁51よりも上にあるから、その部分によってカットオフラインCT4が形成されるが、このカットオフラインCT4が形成されても、規格に適合している。第二エルボ74の左右位置が光軸Ax1に揃っているから、対向車線側水平カットオフラインCT2と斜めカットオフラインCT3の交差部がV線に重なっている。
図6において、二点鎖線は、シェード装置40が図3の状態にある場合に、プロジェクタ型前照灯1によって仮想スクリーンに形成される明部と暗部を区切る境界線(カットオフライン)を表す。二点鎖線の上が暗部であり、二点鎖線の下が明部である。
図3に示すように、左遮光部60が突出状態にあり、且つ、右遮光部70が引込状態にある場合には、反射面21で反射した反射光が主に遮光板50及び左遮光部60によって遮光される。そのため、図6に示す二点鎖線のようなカットオフラインを明部の上縁に有する左側通行用のすれ違い配光パターンが仮想スクリーンに形成される。二点鎖線のカットオフラインは、V線よりも左側の自車線側水平カットオフラインCT5と、V線よりも右側の対向車線側水平カットオフラインCT6と、対向車線側水平カットオフラインCT6の左端から左上がりに傾斜した斜めカットオフラインCT7と、自車線側水平カットオフラインCT5の左端から左下りに傾斜したカットオフラインCT8とから構成される。自車線側水平カットオフラインCT5は、遮光板50の上縁51によって形成される。対向車線側水平カットオフラインCT6は、左遮光部60の左部上エッジ62によって形成される。斜めカットオフラインCT7は、第一傾斜エッジ63によって形成される。右遮光部70の右部上エッジ72が遮光板50の上縁51に対して傾斜し、右部上エッジ72の一部が遮光板50の上縁51よりも上にあるから、その部分によってカットオフラインCT8が形成されるが、このカットオフラインCT8が形成されても、規格に適合している。第一エルボ64の左右位置が光軸Ax1に揃っているから、対向車線側水平カットオフラインCT6と斜めカットオフラインCT7の交差部がV線に重なっている。
以上のように本実施形態によれば、右側通行用のすれ違い配光パターンから左側通行用のすれ違い配光パターンに切り替えることができるとともに、左側通行用のすれ違い配光パターンから右側通行用のすれ違い配光パターンに切り替えることができる。そのため、このプロジェクタ型前照灯1は、右側通行にも、左側通行にも用いることができる。
また、正面から見て、左遮光部60と右遮光部70が互いに左右線対称になっているから、左側通行用のすれ違い配光パターンの明るさと、右側通行用のすれ違い配光パターンの明るさがほぼ同じにすることができる。
〔第2の実施の形態〕
図7を参照して第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態におけるシェード装置40Aの正面図である。シェード装置40Aの構成要素のうち、第1実施形態のシェード装置40の各部に対応する部分には、同一の符号を付す。また、以下に説明することを除いて第2実施形態のシェード装置40Aと第1実施形態のシェード装置40は同様に設けられている。
このシェード装置40Aは、第1実施形態のシェード装置40に代えてプロジェクタ型前照灯1に設けられるものである。第1実施形態のシェード装置40では、楕円カム81を用いて単一の動力源(ソレノイド82)によって遮光部60,70を上下に揺動していたが、第2実施形態のシェード装置40Aでは、2つの動力源によって遮光部60,70を個別に上下に揺動するようになっている。
つまり、このシェード装置40Aの駆動機構80Aは、2つのソレノイド82A,83Aを有する。
ソレノイド82Aは左遮光部60を上下に揺動するものである。ソレノイド82Aのプランジャがリンク84Aの一端に回転可能に連結され、リンク84Aの他端が左遮光部60に回転可能に連結されている。リンク84Aと左遮光部60の連結部は回転軸61よりも右側であってもよいし、左側であってもよい。
ソレノイド83Aは右遮光部70を上下に揺動するものである。ソレノイド83Aのプランジャがリンク85Aの一端に回転可能に連結され、リンク85Aの他端が右遮光部70に回転可能に連結されている。リンク85Aと右遮光部70の連結部は回転軸71よりも右側であってもよいし、左側であってもよい。
なお、遮光部60,70を上下に揺動するための動力源がソレノイド82A,83Aに限るものではなく、モータであってもよいし、ピエゾ素子であってもよいし、その他の動力源であってもよい。
このシェード装置40Aでは、第三ストッパ86Aが遮光板50の前面に凸設されている。第三ストッパ86Aは光軸Ax1及び遮光部60,70よりも下に配置されている。第三ストッパ86Aの左右位置は光軸Ax1に揃っている。
シェード装置40Aの動作について説明する。
左遮光部60が突出状態にあって、右遮光部70が引込状態にある場合には、ソレノイド82Aによる左遮光部60の振り下げ動作と、ソレノイド83Aによる右遮光部70の振り上げ動作とが同時であるか、又は、どちらかが先に行われる。
ここで、左遮光部60がソレノイド82Aによって回転軸61を中心にして振り下げられると、左遮光部60が第三ストッパ86Aに当接し、これにより左遮光部60のそれ以上の振り下げが制限される。左遮光部60が第三ストッパ86Aに当接したら、ソレノイド82Aが停止する。左遮光部60が第三ストッパ86Aに当接した場合には、左遮光部60が引込状態にあり、第一エルボ64が遮光板50の上縁51よりも下に位置している。ソレノイド82Aが停止しているので、左遮光部60の引込状態が保たれる。
一方、右遮光部70がソレノイド83Aによって回転軸71を中心にして振り上げられると、右遮光部70が第二ストッパ79に当接し、その後、ソレノイド83Aが停止する。右遮光部70が第二ストッパ79に当接した場合には、右遮光部70が突出状態にある。ソレノイド83Aが停止しているので、右遮光部70の突出状態が保たれる。
左遮光部60が引込状態であり、且つ、右遮光部70が突出状態である場合には、図6に示す実線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
なお、リレー回路がソレノイド82A,83Aを順序制御することによって、ソレノイド83Aによる右遮光部70の振り上げ動作がソレノイド82Aによる左遮光部60の振り下げ動作よりも先に行われることが好ましい。これは、明部のV線よりも左側の部分と、明部のV線よりも右側の部分が、同時にH線よりも上に形成されないようにするためである。つまり、図6におけるカットオフラインCT1とカットオフラインCT5を結んだ水平カットオフラインが配光パターンの切替時に形成されないようにして、配光パターンの切替時にグレアが発生することを抑えるためである。具体的には、ソレノイド82Aによる左遮光部60の振り下げ動作が行われる前に、ソレノイド83Aによる右遮光部70の振り上げ動作が行われると、遮光部60,70がともに突出状態になる。この状態では、光軸Ax1の方向に見てエルボ64,74が前後に重なり、上エッジ62,72が揃って一直線状になっているから、図6に示すH線よりも下に水平カットオフライン(カットオフラインCT2とカットオフラインCT6を組み合わせたカットオフライン)が形成される。そのため、配光パターンの切替時のグレアの発生を抑えることができる。その後、ソレノイド82Aによる左遮光部60の振り下げ動作が行われ、図6に示す実線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
右遮光部70が突出状態にあって、左遮光部60が引込状態にある場合には、ソレノイド83Aによる右遮光部70の振り下げ動作と、ソレノイド82Aによる左遮光部60の振り上げ動作とが同時であるか、又は、どちらかが先に行われる。
ここで、右遮光部70がソレノイド83Aによって回転軸71を中心にして振り下げられると、右遮光部70が第三ストッパ86Aに当接し、これにより右遮光部70のそれ以上の振り下げが制限される。右遮光部70が第三ストッパ86Aに当接したら、ソレノイド83Aが停止する。右遮光部70が第三ストッパ86Aに当接した場合には、右遮光部70が引込状態にあり、第二エルボ74が遮光板50の上縁51よりも下に位置している。ソレノイド83Aが停止しているので、右遮光部70の引込状態が保たれる。
一方、左遮光部60がソレノイド82Aによって回転軸61を中心にして振り上げられると、左遮光部60が第一ストッパ69に当接し、その後、ソレノイド82Aが停止する。左遮光部60が第一ストッパ69に当接した場合には、左遮光部60が突出状態にある。ソレノイド82Aが停止しているので、左遮光部60の突出状態が保たれる。
左遮光部60が突出状態であり、且つ、右遮光部70が引込状態である場合には、図6に示す二点鎖線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
なお、リレー回路がソレノイド82A,83Aを順序制御することによって、ソレノイド82Aによる左遮光部60の振り上げ動作がソレノイド83Aによる右遮光部70の振り下げ動作よりも先に行われることが好ましい。具体的には、ソレノイド83Aによる右遮光部70の振り下げ動作が行われる前に、ソレノイド82Aによる左遮光部60の振り上げ動作が行われると、遮光部60,70がともに突出状態になるので、図6に示すH線よりも下に水平カットオフライン(カットオフラインCT2とカットオフラインCT6を組み合わせたカットオフライン)が形成される。その後、ソレノイド83Aによる右遮光部70の振り下げ動作が行われる。
〔第3の実施の形態〕
図8〜図10を参照して第3実施形態について説明する。図8〜図10は、第3実施形態におけるシェード装置40Bの正面図である。シェード装置40Bの構成要素のうち、第1実施形態のシェード装置40の各部に対応する部分には、同一の符号を付す。また、以下に説明することを除いて第3実施形態のシェード装置40Bと第1実施形態のシェード装置40は同様に設けられている。
このシェード装置40Bは、第1実施形態のシェード装置40に代えてプロジェクタ型前照灯1に設けられるものである。第1実施形態のシェード装置40では、遮光部60,70のうち一方が駆動機構80によって振り上げられるのと同時に他方がその駆動機構80によって振り下げられていたが、第3実施形態のシェード装置40Bでは、遮光部60,70のうち一方が駆動機構80Bによって振り上げられた後に、他方がその駆動機構80Bによって振り下げられる。
このシェード装置40Bの駆動機構80Bは、カム81B、ソレノイド82B及びバネ83,84を有する。
バネ83,84は、遮光部60,70を下に向けて付勢する。
カム81Bが遮光板50に前面に取り付けられており、カム81Bが遮光板50に対して回転可能に設けられている。カム81Bは、左遮光部60と右遮光部70が互いに重なり合った部分の下に配置されている。具体的には、カム81Bの回転軸が光軸Ax1、エルボ73,74よりも下に配置されている。カム81Bの回転軸の左右位置は、光軸Ax1に揃っている。
カム81Bは、その外周面に、カム面86B,87Bを有する。カム面86B,87Bはともにカム81Bの回転軸を中心にした円弧状に形成されている。カム面86Bの径は、カム面87Bの径よりも大きい。
ソレノイド82Bは、カム81Bを回転させるものである。ソレノイド82Bのプランジャがリンク85Bの一端に回転可能に連結され、リンク85Bの他端がカム81Bに回転可能に連結されている。リンク85Bとカム81Bの連結部は、カム81Bの回転軸に関してカム面86Bの反対側である。なお、カム81Bを回転させるための動力源がソレノイド82Bに限るものではなく、モータであってもよいし、ピエゾ素子であってもよいし、その他の動力源であってもよい。
左遮光部60は、その下縁に、摺接面66B,67Bを有する。摺接面66Bは、左部上エッジ62に対して平行に設けられている。摺接面67Bは、摺接面66Bの右端から右下りに傾斜している。
右遮光部70は、その下縁に、摺接面76B,77Bを有する。摺接面76Bは、右部上エッジ72に対して平行に設けられている。摺接面77Bは、摺接面76Bの左端から左下りに傾斜している。
図8に示すように、ソレノイド82Bのプランジャが右に進出した状態でソレノイド82Bが止まっており、カム面86Bが左に傾斜している。この状態では、左遮光部60の摺接面67Bがカム面87Bに接触し、左遮光部60が引込状態に保たれている。右遮光部70の摺接面77Bがカム面86Bに接触し、右遮光部70が突出状態に保たれている。従って、図8に示す状態では、図6に示す実線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
図8に示す状態からソレノイド82Bのプランジャが左に引き込むと、カム81Bが反時計回りに回転し、カム面86Bが摺接面77B及び摺接面66Bに摺接し、左遮光部60がカム面86Bによって押し上げられ、右遮光部70が突出状態を保つ。そして、図9に示すように、カム面86Bが摺接面67Bに接触すると、左遮光部60が突出状態になるが、右遮光部70は突出状態に保たれている。図9に示す状態では、光軸Ax1の方向に見てエルボ64,74が前後に重なり、上エッジ62,72が揃って一直線状になっている。従って、図9に示す状態では、図6に示すH線よりも下に水平カットオフライン(カットオフラインCT2とカットオフラインCT6を組み合わせたカットオフライン)が形成される。そのため、配光パターンの切替時にグレアが発生することを抑えることができる。なお、図9に示す状態では、ソレノイド82Bが停止しないことが望ましい。
その後、ソレノイド82Bのプランジャが更に左に引き込むと、カム81Bが反時計回りに回転し、カム面86Bが摺接面67B及び摺接面76Bに摺接し、右遮光部70が振り下げられ、左遮光部60が突出状態を保つ。そして、図10に示すように、右遮光部70の摺接面77Bがカム面87Bに接触すると、右遮光部70が引込状態になり、ソレノイド82Bが止まる。左遮光部60の摺接面67Bとカム面86Bが接触しているから、左遮光部60は突出状態に保たれている。従って、図10に示す状態では、図6に示す二点鎖線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
図10に示す状態からソレノイド82Bのプランジャが右に進出すると、左遮光部60が突出状態を保った状態で、右遮光部70が振り上げられ、図9に示す状態になる。その後、ソレノイド82Bのプランジャが更に右に進出すると、右遮光部70が突出状態を保った状態で、左遮光部60が振り下げられ、図8に示す状態になり、ソレノイド82Bが止まる。そのため、図8に示す状態が保たれる。
なお、ソレノイド82Bがカム81Bの左方に配設されていたが、カム81Bの右方に配設されていてもよい。
〔第4の実施の形態〕
図11〜図12を参照して第4実施形態について説明する。図11〜図12は、第4実施形態におけるシェード装置40Cの正面図である。シェード装置40Cの構成要素のうち、第1実施形態のシェード装置40の各部に対応する部分には、同一の符号を付す。また、以下に説明することを除いて第4実施形態のシェード装置40Cと第1実施形態のシェード装置40は同様に設けられている。
このシェード装置40Cは、第1実施形態のシェード装置40に代えてプロジェクタ型前照灯1に設けられるものである。第1実施形態のシェード装置40では、楕円カム81によってソレノイド82の動力が遮光部60,70に伝動して、遮光部60,70が上下に揺動していたが、第4実施形態のシェード装置40Bでは、リンク機構によって動力が遮光部60,70に伝動するようになっている。
このシェード装置40Cの駆動機構80Cは、ソレノイド82C、バネ83,84及びリンク85C〜89Cを有する。
バネ83,84は、遮光部60,70を下に向けて付勢する。
ソレノイド82Cのプランジャがリンク85Cの一端に回転可能に連結され、リンク85Cの他端がリンク86Cの一端に回転可能に連結されている。リンク86Cの他端が三角形状のリンク87Cの第一角部に連結されている。リンク87Cの第二角部がリンク88Cの一端に回転可能に連結され、リンク87Cの第三角部がリンク89Cの一端に回転可能に連結されている。リンク88Cの他端が左遮光部60の右部に回転可能に連結されている。リンク89Cの他端が右遮光部70の左部に回転可能に連結されている。
図11に示すように、ソレノイド82Cのプランジャが左に引き込んだ状態でソレノイド82Cが止まっており、リンク86C,87Cが左に傾いている。この状態では、左遮光部60が引込状態に保たれているとともに、右遮光部70が突出状態に保たれている。従って、図11に示す状態では、図6に示す実線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
図11に示す状態からソレノイド82Cのプランジャが右に進出すると、リンク86C,87Cが右に傾く。これにより、左遮光部60がバネ83の付勢力に抗して引込状態から突出状態に駆動され、それと同時に、右遮光部70が突出状態から引込状態に駆動される。そして、ソレノイド82Cが停止し、左遮光部60が突出状態に保たれるとともに、右遮光部70が引込状態に保たれる(図12参照)。従って、図12に示す状態では、図6に示す二点鎖線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
図12に示す状態からソレノイド82Cのプランジャが左に引き込むと、リンク86C,87Cが左に傾く。これにより、左遮光部60が突出状態から引込状態に駆動され、それと同時に、右遮光部70がバネ84の付勢力に抗して引込状態から突出状態に駆動される。そして、ソレノイド82Cが停止し、左遮光部60が引込状態に保たれるとともに、右遮光部70が突出状態に保たれる(図11参照)。
なお、ソレノイド82Cがリンク87Cの左方に配設されていたが、リンク87Cの右方に配設されていてもよい。
〔第5の実施の形態〕
図13〜図18を参照して第5実施形態について説明する。図13、図15、図17は、第4実施形態におけるシェード装置40Dの正面図である。図14、図16、図18は、シェード装置40Dの一部を拡大して示した正面図である。シェード装置40Dの構成要素のうち、第1実施形態のシェード装置40の各部に対応する部分には、同一の符号を付す。また、以下に説明することを除いて第5実施形態のシェード装置40Dと第1実施形態のシェード装置40は同様に設けられている。
このシェード装置40Dは、第1実施形態のシェード装置40に代えてプロジェクタ型前照灯1に設けられるものである。第1実施形態のシェード装置40では、楕円カム81の回転によって遮光部60,70を上下に揺動していたが、第5実施形態のシェード装置40Dでは、スライダ86Dの摺動によって遮光部60,70を上下に揺動するようになっている。
このシェード装置40Dの駆動機構80Dは、ソレノイド82D、バネ83,84、スライダ86D及びレール87Dを有する。
レール87Dは、左遮光部60と右遮光部70が互いに重なり合った部分の下において遮光板50の前面に取り付けられている。レール87Dは、左右に延在している。スライダ86Dがレール87Dに取り付けられている。このスライダ86Dは、レール87Dに沿って左右方向にスライド可能に設けられている。
一方、左遮光部60の右端部の下縁には、凸部68Dが凸設されている。右遮光部70の左端部の下縁には、凸部78Dが凸設されている。凸部68Dの下端面が左部上エッジ62に対して平行に設けられ、凸部78Dの下端面が右部上エッジ72に対して平行に設けられている。凸部68D,78Dが左右にオーバーラップしており、凸部68Dの左部と凸部78Dの右部が前後に重なっている。
バネ83によって左遮光部60が下に向けて付勢され、左遮光部60の下縁がスライダ86Dに常に接するようになっている。また、バネ84によって右遮光部70が下に向けて付勢され、右遮光部70の下縁がスライダ86Dに常に接するようになっている。
ソレノイド82Dは、スライダ86Dを左右にスライドさせるものである。ソレノイド82Dのプランジャがリンク85Dの一端に回転可能に連結され、リンク85Dの他端がスライダ86Dに回転可能に連結されている。ソレノイド82Dがスライダ86Dの右方に配設されている。図14,図16,図18では、図面を見やすくするために、リンク85Dの図示を省略する。
なお、ソレノイド82Dがスライダ86Dの左方に配設されていてもよい。また、スライダ86Dをスライドさせるための動力源がソレノイド82Dに限るものではなく、モータであってもよいし、ピエゾ素子であってもよいし、その他の動力源であってもよい。
図13、図14に示すように、ソレノイド82Dのプランジャが左に進出した状態でソレノイド82Dが停止している場合には、スライダ86Dがレール87Dの左端部に位置している。この状態においては、右遮光部70の凸部78Dがスライダ86D上に載置されており、右遮光部70が突出状態に保たれている。一方、スライダ86Dが左遮光部60の凸部68Dの左方に位置しており、左遮光部60の下縁のうち凸部68Dよりも左側の部分がスライダ86D上に載置されており、左遮光部60が引込状態に保たれている。従って、図6に示す実線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
図13、図14に示す状態からソレノイド82Dのプランジャが右に引き込むと、スライダ86Dがレール87Dに沿って右にスライドする。スライダ86Dが右にスライドすると、凸部78Dがスライダ86D上に載置された状態で、スライダ86Dと凸部78Dが摺接するので、右遮光部70が突出状態に保たれる。そして、左遮光部60の凸部68Dがスライダ86D上に乗り上げると、左遮光部60が振り上げられて、突出状態になる(図15、図16参照)。図15、図16に示す状態では、凸部68D,78Dが共にスライダ86D上に載置されているから、遮光部60,70がともに突出状態にあり、光軸Ax1の方向に見てエルボ64,74が前後に重なり、上エッジ62,72が揃って一直線状になっている。従って、図15,16に示す状態では、図6に示すH線よりも下に水平カットオフライン(カットオフラインCT2とカットオフラインCT6を組み合わせたカットオフライン)が形成される。そのため、配光パターンの切替時にグレアが発生することを抑えることができる。なお、図15,16に示す状態では、ソレノイド82Bが停止しないことが望ましい。
その後、図15、図16に示す状態からソレノイド82Dのプランジャが更に右に引き込むと、スライダ86Dがレール87Dに沿って右にスライドする。ここで、スライダ86Dが右にスライドすると、スライダ86Dが凸部78Dの右方に位置し、凸部78Dがスライダ86Dから外れるので、右遮光部70が突出状態から引込状態に振り下げられる。一方、スライダ86Dが右にスライドしても、凸部68Dがスライダ86D上に載置された状態であるから、左遮光部60が突出状態に保たれる。
そして、スライダ86Dがレール87Dの右端に位置したら、ソレノイド82Dが止まる(図17、図18参照)。ソレノイド82Dが止まっているから、図17、図18に示すように、左遮光部60の突出状態が保たれ、右遮光部70の引込状態が保たれる。従って、図6に示す二点鎖線のカットオフラインが仮想スクリーンに形成される。
図17、図18に示す状態からソレノイド82Dのプランジャが左に進出すると、左遮光部60が突出状態を保った状態で、右遮光部70が振り上げられ、図15,図16に示す状態になる。その後、ソレノイド82Dのプランジャが更に左に進出すると、右遮光部70が突出状態を保った状態で、左遮光部60が振り下げられ、図13,図14に示す状態になり、ソレノイド82Bが止まる。そのため、図13,図14に示す状態が保たれる。
〔変形例〕
本発明を適用可能な実施形態は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例を挙げる。以下に挙げる変形例は、上記第1〜第5実施形態の何れを変形したものでもよい。また、以下に挙げる変形例は、可能な限り組み合わせてもよい。
〔変形例1〕
図19に示すように、遮光板50、左遮光部60及び右遮光部70が第二焦点F2に係る焦線に沿うように湾曲していてもよい。
〔変形例2〕
遮光部60,70が遮光板50の前面に配設されていたが、遮光部60,70が遮光板50の後面に配設されていてもよい。また、遮光部60,70のうち一方が遮光板50の前面に配設され、他方が遮光板50の後面に配設されていてもよい。
〔変形例3〕
上記各実施形態では、遮光板50が固定されていたが、遮光板50が上下に移動可能に設けられていてもよい。遮光板50が上昇して、遮光板50の上縁51が光軸Ax1に揃った位置か、又は光軸Ax1よりも僅かに下の位置に停止した場合、上記各実施形態のようにすれ違い配光パターン(つまり、ロービーム用の配光パターン)が形成される。一方、遮光板50が下降して、遮光板50の上縁51が反射面21による反射光の照射範囲の下方に停止した場合には、反射面21による反射光が遮光板50によって遮光されないから、ハイビーム用の配光パターンが形成される。遮光部60,70やそれらを駆動する駆動機構80,80A,80B,80C,80Dは遮光板50とともに上下動する。遮光板50の上下動は、昇降用の駆動装置(例えば、ソレノイド、モータ等)によって行われる。
〔変形例4〕
遮光部60,70は回転軸61,71を中心にして上下に回転可能に設けられていたが、遮光部60,70が上下に平行移動可能に設けられていてもよい。例えば、ガイドレールが遮光板50の前面に取り付けられ、ガイドレールが上下に延在しており、遮光部60,70がガイドレールに沿って上下方向にスライド可能に設けられている。左遮光部60がガイドレールの上端に位置した場合には、左遮光部60が上述のように突出状態にある。そして、左遮光部60がその位置から下に平行移動し、左遮光部60の左部上エッジ62が遮光板50の上縁51に揃うか、その上縁51よりも下に位置したら、左遮光部60が引込状態になり、左遮光部60が止まる。右遮光部70についても同様である。
〔変形例5〕
上記各実施形態では、遮光部60,70が駆動機構80,80A,80B,80C,80Dによって上下に揺動されていたが、遮光部60,70が手動によって上下に動かされるようにしてもよい。この場合、遮光部60,70を突出状態や引込状態にロックするロック機構を設けるとよい。
20 リフレクタ
21 反射面
30 投影レンズ
40 シェード装置
50 遮光板
51 上縁
60 左遮光部
62 左部上エッジ
63 第一傾斜エッジ
70 右遮光部
72 右部上エッジ
73 第二傾斜エッジ
80、80A、80B、80C、80D 駆動機構

Claims (8)

  1. 楕円面状の反射面を有するリフレクタと、
    前記反射面の第一焦点近傍に配置された光源と、
    前記反射面で反射された反射光の一部を前記反射面の第二焦点近傍で遮光するシェード装置と、
    前記第二焦点よりも前側に配置され、前記シェード装置によって遮光されていない反射光を前方に投影するレンズと、を備え、
    前記シェード装置が、
    前記第二焦点近傍に配置され、左右方向に延びる水平な上縁を有する遮光部と、
    前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の左側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた左遮光部と、
    前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の右側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた右遮光部と、を有することを特徴とするプロジェクタ型前照灯。
  2. 前記左遮光部が、左右方向に延びる左部上エッジと、前記左部上エッジの右端から右に向かって下りに傾斜した第一傾斜エッジと、を有し、
    前記左遮光部が突出状態にある場合に、前記左部上エッジが前記上縁よりも上において前記上縁に対して平行とされ、前記反射面の光軸方向に見て前記第一傾斜エッジが前記上縁に交差するとともに前記上縁に対して傾斜し、
    前記左遮光部が引込状態にある場合に、前記左部上エッジと前記第一傾斜エッジの交差部が前記上縁よりも下に位置することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ型前照灯。
  3. 前記右遮光部が、左右方向に延びる右部上エッジと、前記右部上エッジの左端から左に向かって下りに傾斜した第二傾斜エッジと、を有し、
    前記右遮光部が突出状態にある場合に、前記右部上エッジが前記上縁よりも上において前記上縁に対して平行とされ、前記反射面の光軸方向に見て前記第二傾斜エッジが前記上縁に対して前記上縁に交差するとともに前記上縁に対して傾斜し、
    前記右遮光部が引込状態にある場合に、前記右部上エッジと前記第2傾斜エッジの交差部が前記上縁よりも下に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ型前照灯。
  4. 前記シェード装置が、前記左遮光部及び前記右遮光部を突出状態から引込状態及びその逆に駆動する駆動機構を更に有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のプロジェクタ型前照灯。
  5. 前記駆動機構が、前記左遮光部及び前記右遮光部のうち一方を突出状態に保つとともに、他方を引込状態に保つことを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ型前照灯。
  6. 前記駆動機構が、前記左遮光部及び前記右遮光部のうち一方を突出状態から引込状態に駆動する時に、他方を突出状態から引込状態に駆動することを特徴とする請求項4又は5に記載のプロジェクタ型前照灯。
  7. 前記駆動機構が、前記左遮光部及び前記右遮光部のうち一方を突出状態に保った状態で他方を引込状態から突出状態に駆動した後、その他方を突出状態に保った状態でその一方を突出状態から引込状態に駆動することを特徴とする請求項4又は5に記載のプロジェクタ型前照灯。
  8. 楕円面状の反射面の第一焦点に配置された光源から発して前記反射面で反射された反射光の一部を前記反射面の第二焦点近傍で遮光するシェード装置であって、
    前記反射面の第二焦点近傍に配置され、左右方向に延びる水平な上縁を有する遮光部と、
    前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の左側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた左遮光部と、
    前記第二焦点近傍であって前記反射面の光軸の右側で前記上縁から上に突き出た突出状態と、前記上縁から下に引き込んだ引込状態とに移動可能に設けられた右遮光部と、を備えることを特徴とするシェード装置。
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