JP2011079579A - 身の回り品ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】 構成が簡単ながら身の回り品を確実に収納でき、また蓋の開閉といった操作が不要なので取り出し、収納を面倒なく速やかに行なうことができる身の回り品ケースを提供する。
【解決手段】 球状体1は弾性材料で形成し、内部は収納空間1Aになっている。球状体1は球面部1Aに略半周の長さの切り込み2、3が形成してあり、その両端には亀裂拡大防止用のハトメ4が設けてある。5は球状体1の頂部1Cに設けた吊紐である。
【選択図】図2
【解決手段】 球状体1は弾性材料で形成し、内部は収納空間1Aになっている。球状体1は球面部1Aに略半周の長さの切り込み2、3が形成してあり、その両端には亀裂拡大防止用のハトメ4が設けてある。5は球状体1の頂部1Cに設けた吊紐である。
【選択図】図2
Description
本発明は、おしぼり、ウェットティッシュ、鍵、その他の身の回り品を収納するのに好適な身の回り品ケースに関するものである。
おしぼりは食事の際よく使用される馴染みの深いものであり、よく喫茶店やレストラン等では無料サービスとして供されている。
従来、このようなおしぼりは、くり返し使用可能なタオル地のものや使い捨て可能な不織布等を丸めたり、あるいは扁平状としたものを裸のまま、あるいは薄い樹脂フィルムで密封したものが使用されてきた。(特許文献1参照)
ポリエチレン、ビニール、紙、などのチャック付き袋容器に液体を湿潤させたおしぼりタオルを入れて密封包装したチャック袋入りおしぼりタオルが提案されている(特許文献2参照)。また、鍵等の小物はキーホルダー、マスコット等を付けて紛失を防止しているが、使う時にはカバンの中を探すといった面倒がある。
従来、このようなおしぼりは、くり返し使用可能なタオル地のものや使い捨て可能な不織布等を丸めたり、あるいは扁平状としたものを裸のまま、あるいは薄い樹脂フィルムで密封したものが使用されてきた。(特許文献1参照)
ポリエチレン、ビニール、紙、などのチャック付き袋容器に液体を湿潤させたおしぼりタオルを入れて密封包装したチャック袋入りおしぼりタオルが提案されている(特許文献2参照)。また、鍵等の小物はキーホルダー、マスコット等を付けて紛失を防止しているが、使う時にはカバンの中を探すといった面倒がある。
そのため、次のような問題点があった。
(イ)おしぼりを使用する際、その度に蓋を取り外さなければならなかった。
(ロ)使用するとき、硬い蓋をケースから取り外すことが困難であった。
(ハ)蓋の取り外しに手間がかかりとっさのときに間に合わず不便であった。
(ニ)吊り手がないので利用範囲が限られていた。
(ホ)蓋を元に戻すという行為は、力の弱い幼児や高齢者にとって、難しい作業であった。
(イ)おしぼりを使用する際、その度に蓋を取り外さなければならなかった。
(ロ)使用するとき、硬い蓋をケースから取り外すことが困難であった。
(ハ)蓋の取り外しに手間がかかりとっさのときに間に合わず不便であった。
(ニ)吊り手がないので利用範囲が限られていた。
(ホ)蓋を元に戻すという行為は、力の弱い幼児や高齢者にとって、難しい作業であった。
本発明はこれらの問題点に鑑みなされたもので、構成が簡単ながら身の回り品を確実に収納でき、また蓋の開閉といった操作が不要なので取り出し、収納を面倒なく速やかに行なうことができる身の回り品ケースを提供することを目的とする。
弾性材料により形成し、内部が収納空間になった球状体と、該球状体の球面部に形成した開閉可能な切り込みとからなり、該切り込みを介して前記収納空間におしぼりその他の身の回り品を取り出し自由に収納したものからなる。
前記球状体の頂部に吊紐を設けるとよい。
前記切り込みは縁が重畳可能にするとよい。
前記球状体は前記切り込みの両端に例えばハトメ、加熱溶着などで亀裂防止部を設けるとよい。
本発明は、上述のごとく構成したから、下記の諸効果を奏する。
(イ)球状体は弾性材料で形成し、球面部に切り込みを設けたから、使用する際、両サイ ドを指で押すだけで容易に開口し、収納してある身の回り品を取り出すことができ る。
(ロ)従来のように使用の都度、蓋を取り外す必要がないので、瞬時に取り出して使うこ とができる。
(ハ)頂部に吊紐を取り付けることにより、手首、ズボン、バッグなど、吊り下げて携帯 することで幅広く利用することができる。
(ニ)切り込み縁を重畳する様に形成したから、携帯中に収納物が不用意に落下すること を確実に防止することができる。
(ホ)切り込みの両端に亀裂防止部を設けたから、繰り返し開閉して使用しても、切り込 みが拡大することがなく、安心して長期間使用できる。
(イ)球状体は弾性材料で形成し、球面部に切り込みを設けたから、使用する際、両サイ ドを指で押すだけで容易に開口し、収納してある身の回り品を取り出すことができ る。
(ロ)従来のように使用の都度、蓋を取り外す必要がないので、瞬時に取り出して使うこ とができる。
(ハ)頂部に吊紐を取り付けることにより、手首、ズボン、バッグなど、吊り下げて携帯 することで幅広く利用することができる。
(ニ)切り込み縁を重畳する様に形成したから、携帯中に収納物が不用意に落下すること を確実に防止することができる。
(ホ)切り込みの両端に亀裂防止部を設けたから、繰り返し開閉して使用しても、切り込 みが拡大することがなく、安心して長期間使用できる。
1は球状体を示し、該球状体1はPVC(非フタル酸素材)からなる弾性材料で、ほぼテニスボールの大きさに形成し内部は収納空間1Aになっている。
2、3は前記球状体1の球面部1Bに形成した上下切り込みを示し、該上下切り込み2、3は球状体1の略半周の長さからなっている。4、4は上下切り込みの2、3の両端に位置して球状体1に設けたハトメで、該ハトメ4、4は切り込み2、3の亀裂拡大を防止している。
5は例えばゴム紐からなる吊紐で、該吊紐5はループ状に折り返して、その先端側は球状体1の頂部1Cに設けた紐止め用ハトメ6に通して裏側で止めてある。
次に上述の構成からなる身の回り品ケースの使用方法について説明する。
球状体1の収納空間1Aには、使用者が日常使う適宜のもの、例えば、鍵、おしぼり、飴、ガム等の身の回り品Aを入れて携帯する。球状体1にこれらの身の回り品Aを収納する時は、亀裂防止用ハトメ4、4のあたりを両側から力を加えて扁平にさせる。すると、切り込み2、3が開口するから身の回り品Aを収納することができる。
球状体1の収納空間1Aには、使用者が日常使う適宜のもの、例えば、鍵、おしぼり、飴、ガム等の身の回り品Aを入れて携帯する。球状体1にこれらの身の回り品Aを収納する時は、亀裂防止用ハトメ4、4のあたりを両側から力を加えて扁平にさせる。すると、切り込み2、3が開口するから身の回り品Aを収納することができる。
球状体1は弾性材料で形成してあるから、力を抜くと球状に復元し切り込み2、3は閉塞した状態になり、収納している身の回り品Aを確実に保持した状態になる。身の回り品Aを取り出す時は、上記と同様に、球状体1に力を加えて、切り込み2、3を開口させれば容易に取り出すことができる。
切り込み2、3の切り込み縁2A、3Aは閉塞時に重畳させることにより確実に使用物を安心して保持することができる。
球状体1の頂部1Cにゴム紐からなる吊紐5を設けたので、手首、ズボン、バッグなどに吊下げて幅広く利用することができるし、駐輪場で自分の自転車に吊下げておけば位置確認の目印にもなる。
なお、本発明は球状体1の大きさの例として、テニスボールを挙げたが、大きさはこれに限定されるものではないし、形状も球体に限らず、たとえばラグビーボールの様な球体も含むものである。
1球状体
1A収納空間
1B球面部
1C頂部
2下切り込み
3上切り込み
4亀裂防止用ハトメ
5吊紐
6吊紐用ハトメ
A身の回り品
1A収納空間
1B球面部
1C頂部
2下切り込み
3上切り込み
4亀裂防止用ハトメ
5吊紐
6吊紐用ハトメ
A身の回り品
Claims (4)
- 弾性材料により形成し、内部が収納空間になった球状体と該球状体の球面部に形成した開閉可能な切り込みとからなり、切り込みを介して前収納空間におしぼりその他の身の回り品を取り出し、自由に収納してなる身の回り品ケース。
- 前記球状体の頂部に吊紐を設けたことを特徴とする請求項1記載の身の回り品ケース。
- 前記切り込みは、切り込み縁が重畳可能であることを特徴とする請求項1記載の身の回り品ケース。
- 前記球状体は、前記切り込みの両端に亀裂防止部を設けてあることを特徴とする請求項1記載の身の回り品ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009249489A JP2011079579A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 身の回り品ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009249489A JP2011079579A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 身の回り品ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011079579A true JP2011079579A (ja) | 2011-04-21 |
Family
ID=44074068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009249489A Pending JP2011079579A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 身の回り品ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011079579A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55113405A (en) * | 1979-02-14 | 1980-09-02 | Burumubeeru Sa Ets | Small article receptacle and production |
JPS56100367U (ja) * | 1979-12-28 | 1981-08-07 | ||
JPS57154316U (ja) * | 1981-03-25 | 1982-09-28 | ||
JPS57166739U (ja) * | 1981-04-15 | 1982-10-20 | ||
JP2003265214A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-24 | Ikedaya Kabanten:Kk | 小銭入れ |
-
2009
- 2009-10-07 JP JP2009249489A patent/JP2011079579A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57154316U (ja) * | 1981-03-25 | 1982-09-28 | ||
JPS57166739U (ja) * | 1981-04-15 | 1982-10-20 | ||
JP2003265214A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-24 | Ikedaya Kabanten:Kk | 小銭入れ |
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