JP2011078529A - 人工膝関節設置用ジグ - Google Patents

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Abstract

【課題】回旋角度の大きさに関わらず大腿骨の後設置面の位置が変化しない人工膝関節設置用ジグを提供する。
【解決手段】本発明は、膝が屈曲位にあるときに用いる人工膝関節設置用ジグに関する。本発明による人工膝関節設置用ジグ1は、大腿骨Fの内側及び外側顆骨後部Fp1,Fp2に当接する顆骨後部当接平面8を有する脚部2と、大腿骨Fの遠位端面Fc1に当接し且つ顆骨後部当接平面8と垂直である遠位端当接平面10を有する本体部4を有する。本体部4は、遠位端面Fc1に孔をあけするためのガイド孔38a〜38dと、大腿骨Fの内側上顆骨と外側上顆骨を結ぶ連結線と平行に配置すべき指標40を有する。本体部4は、遠位端当接平面10に対して垂直な回動軸線46を中心に回動可能に脚部2に取付けられ、回動軸線46は、内側顆骨後部Fp1と顆骨後部当接平面8とが当接する箇所に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人工膝関節設置用ジグに関し、詳細には、膝が屈曲位にあるときに使用される人工膝関節設置用ジグに関する。
膝の軟骨がすり切れることにより変形性関節症又は慢性リウマチ等になった患者の治療に人工膝関節が使用されることがある。図6は、人工膝関節を設置した左脚の大腿骨及び脛骨を示す概略的な側面断面図である。図6に示すように、人工膝関節100は、脛骨Tの近位端部Teに固定される脛骨トレイ102及びサーフェスライナ104と、大腿骨Fの遠位端部Feを覆うように大腿骨Fに固定される大腿骨コンポーネント106とを有している。場合によって、脛骨トレイ102と脛骨Tの間にスペーサ(図示せず)が挿入される。大腿骨Fと脛骨Tとは、主に、その左右両側に配置された靭帯(図示せず)によって連結され且つ互いに引っ張られており、それにより、大腿骨コンポーネント106は、サーフェスライナ104に押付けられている。人工膝関節100では、膝を、曲げた位置(屈曲位)と伸ばした位置(伸展位)との間で動かすと、大腿骨コンポーネント106がサーフェスライナ104に沿って摺動する。
図7は、人工膝関節を設置するために部分的に切除された左脚の脛骨及び大腿骨を示す概略的な側面図である。図7に示すように、脛骨Tの近位端部Teは、すり切れた軟骨を除去するために、且つ、脛骨トレイ102を脛骨Tに固定するための設置面、即ち、近位端面Tcを形成するために切除されている。同様に、大腿骨Fの遠位端部Feは、すり切れた軟骨を除去するために、且つ、大腿骨コンポーネント106を大腿骨Fに固定するための5つの設置面Fc1〜Fc5を形成するために切除されている。5つの設置面は、遠位端面Fc1と、遠位端面Fc1に対して垂直な前設置面Fc2及び後設置面Fc3と、遠位端面Fc1と前設置面Fc2及び後設置面Fc3との間の2つの傾斜設置面Fc4、Fc5である。
脛骨Tの近位端面Tc及び大腿骨Fの遠位端面Fc1はそれぞれ、人工膝関節100を取付けた後の患者の身長が変化しないように、脛骨Tの近位端及び大腿骨の遠位端から予め決められた距離LT、LFのところに形成される。一般的に、脛骨Tの近位端面Tcは、脛骨Tの軸線に対して垂直に形成される。脛骨Tの近位端面Tc及び大腿骨Fの遠位端面Fc1を形成した後、近位端面Tcと遠位端面Fc1の間に所定の厚さのスペーサを介在させ、膝が伸展位にあるときの靭帯の緊張状態が調整される。
大腿骨Fにおいて、遠位端面Fc1を形成した後、前設置面Fc2及び後設置面Fc3を形成する。前設置面Fc2及び後設置面Fc3を形成するのに、2つの方法がある。第1の方法は、大腿骨Fの前面Fa(図1参照)を基準にして前設置面Fc2を形成してから、後設置面Fc3を形成する方法である。第2の方法は、大腿骨Fの後方顆(内側顆骨後部Fp1及び外側顆骨後部Fp2、図8参照)を基準にして後設置面Fc3を形成してから、前設置面Fc2を形成する方法である。術後の患者の屈曲安定有用性を考えると、第2の方法が、第1の方法よりもばらつきが少なく、よいとされている。以下、第2の方法を説明する。
図8は、大腿骨Fの後方顆を基準にして2つのピン孔をあけるための従来の人工膝関節設置用ジグの位置関係を示す、左脚の大腿骨の遠位側端面図である。
図8において、大腿骨Fの内側顆骨後部Fp1と外側顆骨後部Fp2を結んだ線を、遠位端面Fc1を含む平面に投影した線L1を引き、この線L1を、以下、「後方顆連結線」と称する。
また、大腿骨Fの内側上顆Fs1と外側上顆Fs2を結んだ線を、遠位端面Fc1を含む平面に投影した線L2を引き、この線L2を、以下、「内外上顆連結線」と称する。膝が伸展位と屈曲位との間を移動するときの大腿骨コンポーネント106の回転軸線は、内外上顆連結線L2と平行であることが好ましいので、内外上顆連結線L2は、大腿骨コンポーネント106の好ましい回転軸線の指標となる。
後方顆を基準として得られた後方顆連結線L1と、内外上顆連結線L2とは平行ではない。以下、後方顆連結線L1と内外上顆連結線L2とがなす角度θを「回旋角度」と称する。
大腿骨Fの後方顆を基準にして2つのピン孔の位置を決定するために、上記平面において、後方顆連結線L1の中心C1から、内外上顆連結線L2と垂直な線L3を引く。この線上で、上記中心から所定の距離D1のところに、ピン孔基準点Pを定める。次に、ピン孔基準点Pを通り且つ内外上顆連結線L2と平行であるピン孔基準線L4を引き、ピン孔基準線L4上に、所定のピッチの2つのピン孔Hの位置が決定される。
従来の人工膝関節設置用ジグは、後方顆に当接する板状の第1の部材と、第1の部材に枢動可能に連結された第2の部材を有し、第2の部材は、2つのピン孔をあけるための2つのガイド孔を有し、この2つのピン孔は、内外上顆連結線L2と平行に合わせることができる指標としても機能する。従って、第1の板状の部材を後方顆に当接させ、第2の部材を、その2つのガイド孔を結んだ線が内外上顆連結線L2と平行になるように位置決めすることにより、ピン孔Hの位置が自動的に決定される。
従来の人工膝関節設置用ジグを用いて大腿骨Fの遠位端面Fc1に2つのピン孔Hをあけた後、2つのピン孔Hにピン(図示せず)を挿入し、このピンに、後設置面形成用ジグ、即ち、骨切りガイド(図示せず)を取付ける。骨切りガイドを用いて、ピン孔基準線L4から所定の距離D2のところに、内外上顆連結線L2と平行な後設置面Fc3を形成する。上述した所定の距離D1、D2は、膝が屈曲位にあるときの靭帯の緊張状態が伸展位における靭帯の緊張状態と同じになるように定められる。
上述した従来の人工膝関節設置用ジグと類似した人工膝関節設置用ジグが特許文献1に記載されている。
特開平11−221244号公報
人工関節を必要とする患者は、内側顆骨が変形(欠損)している場合が多いので外側靭帯に比べ内側靭帯が緊張している場合が多い。そのため、内側靭帯に合わせた大腿骨コンポーネント106の設置を行う要望がある。
しかしながら、従来の人工膝関節設置用ジグを用いて後設置面Fc3を決定する場合、回旋角度θが異なると、内側顆骨後部Fp1に対する後設置面Fc3の位置が変化し、内側靭帯に合わせた大腿骨コンポーネント106の設置を十分に行うことができない場合がある。このことを、図9を参照して説明する。図9は、従来の人工関節設置ジグを用いた場合における回旋角度の変化と後設置面の位置の変化との関係を説明するための、左脚の大腿骨の遠位側端面図である。なお、図9は、説明のために、回旋角度θの変化を実際よりも大きく記載している。
図9は、図8に示した回旋角度の場合を点線で示し、それよりも大きい回旋角度の場合を実線で示している。また、図9において、図8に示した回旋角度の場合の説明を省略するために、図8で用いた符号と同じ符号を用いている。図9に示すように、回旋角度がθからθ’に大きくなると、後方顆連結線がL1からL1’に移動することにより、その中心がC1からC1’に移動すると共に、ピン孔基準点がPからP’に移動する。従って、ピン孔基準点P’は、ピン孔基準点Pよりも内側顆骨後部Fp1から離れてしまう。また、ピン孔基準点P’を通るピン孔基準線L4’上の2つのピン孔H’を基準にして骨切りガイドを取付けて骨切りを行うことによって形成される後設置面Fc3’は、ピン孔基準点Pを通るピン孔基準線L4上の2つのピン孔Hを基準にして同じ骨切りガイドを取付けて骨切りを行うことによって形成される後設置面Fc3よりも、内側顆骨後部Fp1から離れてしまう。従って、内側顆骨後部Fp1から後設置面Fc3’までの骨切り量は、内側顆骨後部Fp1から後設置面Fc3までの骨切り量よりも大きくなる。
このことから分かるように、回旋角度θが大きくなるほど、大腿骨Fと脛骨Tとの間の空間が大きくなる。そのため、同じ大腿骨コンポーネント106を使用した場合、回旋角度θが大きくなるほど、膝関節が屈曲位にあるときの靭帯の緊張状態が、膝が伸展位にあるときの靭帯の緊張状態よりも緩くなる傾向がある。一例を挙げると、内側顆骨後部Fp1と外側顆骨後部Fp2の間の距離を47mmとした場合、回旋角度θが3、6、9度のときの後設置面Fc3はそれぞれ、回旋角度θが0度のときの後設置面Fc3よりも、内側顆骨後部Fp1から約1.2mm、2.5mm、3.7mm遠ざかる。
従来の施術においては、左右の靭帯の緊張状態が均等であることが望ましいとされていたため、上述した緩みは許容範囲とされていた。しかしながら、患者の内側靭帯に合わせるように患者にいっそう適合した人工膝関節の施術を行うためには、回旋角度θの大きさに関わらず、後設置面Fc3の位置が変化しないことが望ましい。
従って、本発明の目的は、回旋角度の大きさに関わらず、大腿骨の後設置面の位置が変化しない人工膝関節設置用ジグを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による人工膝関節設置用ジグは、膝が屈曲位にあるときに用いる人工膝関節設置用ジグであって、大腿骨の内側顆骨後部及び外側顆骨後部に当接する顆骨後部当接平面を有する脚部と、切除することにより形成された大腿骨の遠位端面に当接し且つ前記顆骨後部当接平面と垂直である遠位端当接平面を有する本体部と、を有し、前記本体部は、大腿骨の遠位端面に孔をあけするためのガイド孔と、大腿骨の内側上顆骨と外側上顆骨を結ぶ連結線と平行に配置すべき指標と、有し、前記本体部は、前記遠位端当接平面に対して垂直な回動軸線を中心に回動可能に前記脚部に取付けられ、更に、前記脚部に対する前記本体部の回動角度を調整する調整機構を有し、前記回動軸線は、大腿骨の内側顆骨後部と前記脚部の顆骨当接平面とが当接する箇所に位置することを特徴としている。
このように構成された人工膝関節設置用ジグを使用するとき、本体部の遠位端当接平面を大腿骨の遠位端面に当接させ、脚部の顆骨後部当接平面を大腿骨の内側顆骨後部及び外側顆骨後部に当接させる。次いで、本体部が、脚部に回動軸線を中心に回動可能に取付けられているので、脚部に対する本体部の回動角度を調整機構によって調整する。本体部の指標が、大腿骨の内側上顆骨と外側上顆骨を結ぶ内外上顆骨連結線と平行に配置されたら、ガイド孔を用いて大腿骨の遠位端面に孔あけする。本発明による人工膝関節設置用ジグでは、上記回動軸線が、大腿骨の内側顆骨後部と前記脚部の顆骨当接平面とが当接する箇所に位置している。このため、後で詳しく説明するように、回旋角度が変化しても、後設置面の位置はほとんど変化しない。その結果、膝が屈曲位にあるときの靭帯の緊張状態を、回旋角度に関わらず、安定化させることができる。
本発明による人工膝関節設置用ジグの実施形態において、好ましくは、少なくとも2つの上記ガイド孔が上記指標を構成する。
また、本発明による人工膝関節設置用ジグの実施形態において、好ましくは、更に、大腿骨コンポーネントのサイズを決定するためのスタイラスを有し、本体部は、スタイラスを取付けるためのスタイラス取付け部を有する。
上記人工膝関節設置用ジグにおいて、好ましくは、スタイラス取付け部は、取付けベースと、取付けベースに対して上下方向に摺動可能な上下方向摺動部材と、上下方向摺動部材に対して上下方向軸線を中心に回転可能な回転部材と、を有し、スタイラスは、回転部材の上部から大腿骨に沿って延び、大腿骨の前面に当接するように下方に曲げられた先端部を有し、スタイラス及び取付けベースは、大腿骨コンポーネントのサイズを決定するための目盛りを有する。
このように構成された人工膝関節設置用ジグによれば、脚部と本体部の回動角度を回旋角度に合わせて調整した後、スタイラスにより、大腿骨コンポーネントのサイズを決定し、そのサイズを目盛りにより読取ることができる。
上記人工膝関節設置用ジグにおいて、好ましくは、本体部は、遠位端当接平面を含む部分と、上記部分に取り外し可能に取付けられ且つ脚部と連結されたカップリング部分とを有する。
このように構成された人工膝関節設置用ジグによれば、脚部は、左脚用のものと右脚用のものが必要になる。カップリング部材により、本体部の共通化を図ると共に、左脚用の脚部と右脚用の脚部の交換を容易にすることができる。
本発明による人工膝関節設置用ジグは、回旋角度の大きさに関わらず、大腿骨の後設置面の位置が変化しない。
大腿骨遠位端面に当接させた本発明の大腿骨設置用ジグの斜視図である。 本発明の大腿骨設置用ジグの分解斜視図である。 本発明の大腿骨設置用ジグの正面図である。 脚部に対する本体部の回動角度が3、6、9度の時の人工膝関節設置用ジグの背面図である。 本発明による人工膝関節設置用ジグを用いた場合における回旋角度の変化と後設置面の位置の移動との関係を説明するための、左脚の大腿骨の遠位側端面図である。 人工膝関節を設置した左脚の大腿骨及び脛骨を示す概略的な側面断面図である。 人工膝関節を設置するために部分的に切除された左脚の脛骨及び大腿骨を示す概略的な側面図である。 大腿骨Fの後方顆を基準にして2つのピン孔をあけるための従来の人工膝関節設置用ジグの位置関係を示す、左脚の大腿骨の遠位側端面図である。 従来の人工膝関節設置用ジグを用いた場合における回旋角度の変化と後設置面の位置の変化との関係を説明するための、左脚の大腿骨の遠位側端面図である。
以下、図面を参照して、本発明による人工膝関節設置用ジグの実施形態を説明する。本発明による人工膝関節設置用ジグは、膝が屈曲位にあるときに用いられる。従って、以下、用語「遠位側」及び「近位側」を、膝が屈曲位にあるときの大腿骨の向きを基準として用いる。また、以下に説明する実施形態では、左脚用の人工膝関節設置用ジグを説明する。従って、用語「内側」及び「外側」はそれぞれ、左脚の右側及び左側に対応する。
図1〜図3に示すように、本発明による人工膝関節設置用ジグ1は、脚部2と、脚部2に取付けられた本体部4と、本体部4に取付けられたスタイラス6とを有している。脚部2は、大腿骨Fの内側顆骨後部Fp1(図5参照)及び外側顆骨後部Fp2に当接する顆骨後部当接平面8を有している。本体部4は、切除することにより形成された大腿骨の遠位端面Fc1に当接する遠位端当接平面10を有している。顆骨後部当接平面8と遠位端当接平面10は、互いに垂直である。
図2に示すように、脚部2は、大腿骨Fの内側顆骨後部Fp1に当接する内側プレート12と、大腿骨Fの外側顆骨後部Fp2に当接する外側プレート14とを有している。内側プレート12の上面12aと外側プレート14の上面14aは、同一平面内に位置しており、内側プレート12の上面12aと外側プレート14の上面14aとによって、脚部2の顆骨後部当接平面8が構成される。内側プレート12の下面12bと外側プレート14の下面14bも、同一平面内に位置している。
脚部2は、更に、内側プレート12と外側プレート14を連結するブリッジ16を有している。ブリッジ16は、本実施形態では、遠位側から見て逆凹形状である。即ち、ブリッジは、内側プレート12の遠位端部に連結された内側部分16aと、外側プレート14の遠位端部に連結された外側部分16bと、内側部分16aの上部と外側部分16bの上部を連結する中間部分16cとを有している。
本体部4は、脚部2の内側部分16aの上方に位置する内側部分18と、脚部2の外側部分16bの上方に位置する外側部分20と、内側部分18と外側部分20を連結する中間部分22と、中間部分22と脚部2を連結するカップリング部分24と、を有している。内側部分18の近位端面18aと外側部分20の近位端面20aは、同一平面内に位置しており、内側部分18の近位端面18aと外側部分20の近位端面20aとによって、本体部4の遠位端当接平面10が構成されている。内側部分18及び外側部分20の近位端面18a、20aが大腿骨Fの遠位端面Fc1に当接することを確保するために、中間部分22及びカップリング部分24は、遠位端当接平面10から遠位側Aに位置している。なお、中間部分22及びカップリング部分24のうち、遠位側から見て大腿骨Fの遠位端面Fc1と重ならない部分については、この限りでない。
中間部分22は、本実施形態では、内側部分18と外側部分20を連結するシャフト26及び連結部28を有している。シャフト26は、円形断面を有している。連結部28は、シャフト26の下方に配置され、下方に延びている。連結部28は、シャフト26と平行な第1の上面28a及び遠位面28bを有することが好ましい。また、連結部28の下部に、遠位側Aに突出する突出部分28cが形成され、突出部分28cは、シャフト26と平行な第2の上面28dを有することが好ましい。
本体部4は、更に、スタイラス取付け部30を有している。スタイラス取付け部30は、中間部分22に取付けられる取付けベース32と、取付けベース32に対して上下方向に摺動可能な上下方向摺動部材34と、上下方向摺動部材34に対して上下方向軸線36aを中心に回転可能な回転部材36とを有している。
取付けベース32は、シャフト26に嵌合する横方向孔32aを有し、シャフト26に沿って横方向に摺動可能であることが好ましい。取付けベース32は、それがシャフト26を中心に回転することを防止するための当接面を有し、この当接面は、連結部材28の第1の上面28aに当接する第1の下面32bであってもよいし、連結部材28の遠位面28bに当接する近位面32cであってもよいし、連結部材28の第2の上面28dに当接する第2の下面32dであってもよい。
また、取付けベース32は、上下方向摺動部材34が嵌合する上下方向孔32eと、それと平行に取付けベース32の遠位面32fに設けられたスロット32gとを有している。上下方向孔32eは、円形断面を有し、スロット32gに貫通していることが好ましい。スロット32gの上端及び下端は閉じていることが好ましい。
上下方向摺動部材34は、円筒形状であることが好ましく、回転部材36が嵌合する上下方向孔34aを有している。上下方向摺動部材34の下部に、上下方向孔34aまで貫通する孔34bが設けられ、ピン又はねじ34cが孔34bに固定され、上下方向孔34の中まで延びている。上下方向摺動部材34を取付けベース32の上下方向孔32eに嵌合させたとき、ピン又はねじ34cの遠位端部は、スロット32g内に配置され、スロット32g内を上下方向に移動可能である。また、ピン又はねじ34cの遠位端部により、上下方向摺動部材34が上下方向軸線36aを中心に回転することが阻止される。
回転部材36は、円形断面を有している。回転部材36は、その下部に、環状の溝36aを有している。回転部材36を上下方向摺動部材34の上下方向孔34aに嵌合させたとき、ピン又はねじ34cの近位端部は、環状の溝36a内に配置される。かくして、回転部材36aは、上下方向摺動部材34と一緒に上下方向に移動可能であり、且つ、上下方向摺動部材34に対して回転可能である。回転部材36はまた、その頂部に、スタイラスを摺動可能に受入れる溝36bを有している。大腿骨設置用ジグ1の使用時、回転部材は、溝36bが遠位側から近位側に向かって延びるように配置される。溝36bは、ほぞ孔形状であることが好ましい。
スタイラス6は、例えば、細長い板状であり、回転部材36の溝36bに嵌合する断面形状を有しており、溝36に沿って摺動可能である。また、スタイラス6は、回転部材36の頂部から大腿骨Fに沿って近位側Bに延び、大腿骨Fの前面Fa(図1参照)に当接するように下方に曲げられた先端部6aを有している。
スタイラス6及び取付けベース32の遠位面32fは、大腿骨コンポーネント106のサイズを決定するための目盛りを有することが好ましい。スタイラス6の複数の目盛り6bは、スタイラス6の縁に長手方向に配列されている。これに対応して、回転部材36の頂部に、目盛り6bを指示する指示部36c(本実施形態では指示線)が設けられている。また、取付けベース32の複数の目盛り32hは、スロット32gの縁に上下方向に配列されている。これに対応して、ピン又はねじ34cの近位端部に、目盛り32hを指示する指示部34d(本実施形態では指示線)が設けられている。
本体部4は、大腿骨Fの遠位端面Fc1にピン孔Hをあけるためのガイド孔38a〜38dを有している。ガイド孔38a〜38dによってあけられるピン孔Hには、ピンが挿入され、このピンは、大腿骨コンポーネント106(図6参照)を大腿骨Fに装着するための後設置面Fc3を大腿骨Fに骨切りするための骨切りジグを位置決めするために使用される。好ましくは、ガイド孔38a〜38dは、円形の孔であり、本実施形態では、下側のガイド孔38a、38bと、上側のガイド孔38c、38dが設けられている。本実施形態では、下側のガイド孔38a、38bはそれぞれ、本体部4の内側部分18及び外側部分20に設けられ、ガイド孔38a、38bを結ぶ線は、シャフト26と平行である。同様に、下側のガイド孔38c、38dはそれぞれ、本体部4の内側部分18及び外側部分20に設けられ、ガイド孔38c、38dを結ぶ線は、シャフト26と平行である。通常、下側のガイド孔38a、38bが使用される。
また、本体部4は、大腿骨Fの内側上顆骨Fs1と外側上顆骨Fs2を結ぶ連結線L37(図5参照)と平行に配置すべき指標40を有している。本実施形態では、指標40は、下側のガイド孔38a、38bによって構成されてもよいし、上側のガイド孔38c、38dによって構成されてもよいし、シャフト26によって構成されてもよいし、本体部4の他の部分によって構成されてもよい。
カップリング部分24は、中間部分22の連結部28に取外し可能に取付けられる。具体的には、カップリング部分24は、中間部分22の連結部28の近位面28eから突出部分28cの中に延びる孔28fに嵌合可能な突出部分24aを有している。孔28f及び突出部分24aの形状は、中間部分22及びカップリング部分24が互いに遠位側及び近位側に相対移動可能であるけれども、それ以外の相対移動及び相対回転移動をしないように定められる。
また、カップリング部分24は、遠位端当接平面10に対して垂直な回動軸線46を中心に回動可能に、脚部2に取付けられている。回動軸線46は、大腿骨Fの内側顆骨後部Fp1と脚部2の顆骨当接平面8(内側プレート12の上面12a)とが当接する箇所に位置している。例えば、回動軸線46は、内側プレート12の上面12a上の左右方向中心に位置する。本実施形態では、カップリング部分24は、突出部分24aから脚部2の内側部分16aの下部に向かって延びる延長部分24bを有している。延長部分24bは、回動軸線46を中心に設けられた孔48aを有している。これに対応して、脚部2の内側部分16aは、回動軸線46を中心に設けられた孔48bを有しており、ピン48cが、カップリング部分24の孔48a及び脚部2の孔48bに挿入されている。例えば、ピン48cが、孔48aに固定され且つ孔48bに対して回転できるように構成され、それにより、本体部4がピン48cを介して回動可能に脚部2に取付けられる。
人工膝関節用設置ジグ1は、更に、脚部2に対する本体部4の回動角度を調整する調整機構50を有している。調整機構50は、回動軸線46と平行に脚部2の内側部分16aに取付けられるハンドルシャフト52と、ハンドルシャフト52を中心に回転可能にハンドルシャフト52に取付けられるハンドル54と、ハンドルシャフト52に対して偏心させてハンドル54に固定された円形輪郭の偏心カム56と、偏心カム56に嵌合するリング58aを有し且つそれから外側部分16bに向かって延びるリンクアーム58とを有している。リンクアーム58は、板状であり、脚部2とカップリング部分24の間に配置されている。リンクアーム58の先端部は、脚部2の外側部分16bに設けられた溝部16dに嵌り、それにより、リンクアーム58は、脚部2のブリッジ16に沿って揺動可能である。
リンクアーム58は、脚部2の中間部分16cと本体部4のカップリング部分24の両方に向かって延びるピン58bを有している。脚部2の中間部分16cは、ピン58bを摺動可能に受入れる細長い溝60aを有し、本体部4のカップリング部分24は、ピン58を摺動可能に受入れる細長い溝60bを有している。細長い溝60a、60bは、ハンドル54を回転させたときに、脚部2に対する本体部4の回動角度が変化するように、即ち、脚部2の顆骨後部当接平面8に対する指標40の回旋角度が変化するように定められる。本実施形態では、脚部2の細長い溝60aは、顆骨後部当接平面8とほぼ平行に延び、本体部4の細長い溝60bは、外側から内側に向って斜め上方向に延びている。
ハンドル54は、回動(回旋)角度を示す目盛り54aを有することが好ましく、脚部2の内側部分16aは、目盛り54aを指示する指示部(本実施形態では指示線)を有している。回旋角度は、例えば、3度〜9度まで変化可能である。
次に、本発明による人工膝関節設置用ジグの調整機構の動作を説明する。図4は、脚部に対する本体部の回動角度が3、6、9度の時の人工膝関節設置用ジグの背面図である。
図4の(a)に示すように、ハンドル54の目盛り54aを3度に合わせると、偏心カム56は、ハンドルシャフト52に対して外側(図4の左方)に位置し、リンクアーム58のピン58bは、脚部2の溝60a及び本体部4の溝60bの最も外側に位置する。それにより、脚部2に対する本体部4の回動角度が3度になる。
図4の(b)に示すように、ハンドル54の目盛り54aを6度まで回転させると、偏心カム56は、ハンドルシャフト52に対して上側(図4の左方)に位置し、リンクアーム58のピン58bは、脚部2の溝60a及び本体部4の溝60bのほぼ中間に位置する。それにより、脚部2が本体部4に対して回動軸線46を中心に回動し、脚部2に対する本体部4の回動角度が6度になる。
図4の(c)に示すように、ハンドル54の目盛り54aを9度まで回転させると、偏心カム56は、ハンドルシャフト52に対して内側(図4の右方)に位置し、リンクアーム58のピン58bは、脚部2の溝60a及び本体部4の溝60bの最も内側に位置する。それにより、脚部2が本体部4に対して回動軸線46を中心に回動し、脚部2に対する本体部4の回動角度が9度になる。
次に、本発明による人工膝関節設置用ジグの使用方法を説明する。
図1に示すように、大腿骨Fの遠位端面Fc1を形成した後、膝を屈曲位にする。大腿骨Fの下に脚部2を挿入して、本体部4の遠位端当接平面10を大腿骨Fの遠位端面Fc1に当接させ、脚部2の顆骨後部当接平面8を大腿骨Fの内側顆骨後部Fp1及び外側顆骨後部Fp1に当接させる。次いで、脚部2に対する本体部4の回動角度を調整機構50によって調整する。具体的には、本体部4の指標40、例えば、ガイド孔38a、38bを結ぶ線、ガイド孔38c、38dを結ぶ線、又はシャフト26が、大腿骨Fの内側上顆骨Fs1と外側上顆骨Fs2を結ぶ内外上顆骨連結線L3(図5参照)と平行に配置されるように、ハンドル54を回転させる。
図5は、大腿骨Fの後方顆を基準にして2つのピン孔をあけるための本発明による人工膝関節設置用ジグの位置関係を示す、左脚の大腿骨の遠位側端面図である。図5に示すように、大腿骨Fの内側顆骨後部Fp1と外側顆骨後部Fp2を結んだ線を、遠位端面Fc1を含む平面に投影した線、即ち、後方顆連結線L1を引く。また、大腿骨Fの内側上顆Fs1と外側上顆Fs2を結んだ線を、遠位端面Fc1を含む平面に投影した線、即ち、内外上顆連結線L2を引く。上記平面において、後方顆連結線L1と内側顆骨後部Fp1とが接触する箇所P1から、内外上顆連結線L2と垂直な線L3Pを引く。この線上で、上記箇所P1から所定の距離D1のところに、ピン孔基準点P2を定める。
膝が伸展位と屈曲位との間を移動するときの大腿骨コンポーネント106の回転軸線は、内外上顆連結線L2と平行であることが好ましいことに鑑み、ピン孔基準点P2を通り且つ内外上顆連結線L2と平行であるピン孔基準線L4Pを引く。ピン孔基準線L4P上に、所定のピッチの2つのピン孔HPの位置が決定される。
大腿骨Fの遠位端面Fc1に2つのピン孔Hをあけた後、2つのピン孔Hにピン(図示せず)を挿入し、このピンに、後設置面形成(骨切り)用ジグ(図示せず)を取付ける。後設置面形成用ジグを用いて、ピン孔基準線L4から所定の距離D2のところに、内外上顆連結線L2と平行な後設置面Fc3を形成する。
図5に示すように、後方顆の形態が個人差によって異なることにより回旋角度がθ’に変化しても、後方顆連結線L1と内側の内側顆骨後部Fp1とが接触する箇所P1は変化しない。従って、回旋角度θの大きさに関わらず、ピン孔基準点P2、ピン孔基準線L4P及びピン孔HPの位置は変化しない。その結果、回旋角度θの大きさに関わらず、後設置面Fc3の位置は変化しない。このため、患者により適合した人工関節の施術を行うことが可能になる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 人工膝関節設置用ジグ
2 脚部
4 本体部
6 スタイラス
6a 先端部
6b 目盛り
8 顆骨後部当接平面
10 遠位端当接平面
24 カップリング部分
26 シャフト
30 スタイラス取付け部
32 取付けベース
34 上下方向摺動部材
36 回転部材
36a 上下方向軸線
38a〜38d ガイド孔
40 指標
46 回動軸線
50 調整機構
106 大腿骨コンポーネント
F 大腿骨
Fa 大腿骨の前面
Fc1 大腿骨の遠位端面
Fp1 大腿骨の内側顆骨後部
Fp2 大腿骨の外側顆骨後部
Fs1 大腿骨の内側上顆骨
Fs2 大腿骨の外側上顆骨
L2 連結線
P1 箇所

Claims (5)

  1. 膝が屈曲位にあるときに用いる人工膝関節設置用ジグであって、
    大腿骨の内側顆骨後部及び外側顆骨後部に当接する顆骨後部当接平面を有する脚部と、
    切除することにより形成された大腿骨の遠位端面に当接し且つ前記顆骨後部当接平面と垂直である遠位端当接平面を有する本体部と、を有し、
    前記本体部は、大腿骨の遠位端面に孔をあけするためのガイド孔と、大腿骨の内側上顆骨と外側上顆骨を結ぶ連結線と平行に配置すべき指標と、有し、
    前記本体部は、前記遠位端当接平面に対して垂直な回動軸線を中心に回動可能に前記脚部に取付けられ、
    更に、前記脚部に対する前記本体部の回動角度を調整する調整機構を有し、
    前記回動軸線は、大腿骨の内側顆骨後部と前記脚部の顆骨後部当接平面とが当接する箇所に位置することを特徴とする人工膝関節設置用ジグ。
  2. 少なくとも2つの前記ガイド孔が前記指標を構成することを特徴とする、請求項1に記載の人工膝関節設置用ジグ。
  3. 更に、大腿骨コンポーネントのサイズを決定するためのスタイラスを有し、
    前記本体部は、スタイラスを取付けるためのスタイラス取付け部を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の人工膝関節設置用ジグ。
  4. 前記スタイラス取付け部は、取付けベースと、前記取付けベースに対して上下方向に摺動可能な上下方向摺動部材と、前記上下方向摺動部材に対して上下方向軸線を中心に回転可能な回転部材と、を有し、
    前記スタイラスは、前記回転部材の上部から大腿骨に沿って延び、大腿骨の前面に当接するように下方に曲げられた先端部を有し、
    前記スタイラス及び前記取付けベースは、大腿骨コンポーネントのサイズを決定するための目盛りを有することを特徴とする請求項3に記載の人工膝関節設置用ジグ。
  5. 前記本体部は、前記遠位端当接平面を含む部分と、前記部分に取り外し可能に取付けられ且つ前記脚部と連結されたカップリング部分とを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の人工膝関節設置用ジグ。
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