JP2011077817A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像素子の水平同期信号の間隔が均等でない場合に、撮像素子の各ラインの画素信号の蓄積時間の差によって生じる輝度段差現象を低減することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】この撮像装置は、同期信号発生部105で発生した垂直同期信号及び水平同期信号に従って、各ラインの画素の信号の蓄積開始タイミングを順次ずらして処理する撮像素子102と、該撮像素子102に対する画素信号の蓄積時間を設定する設定部104と、水平同期信号の間隔から撮像素子102の各ラインの画素信号の蓄積時間を算出し、算出した蓄積時間と設定部104により設定された蓄積時間とに基づき、補正係数を生成する補正係数生成部106と、撮像素子102から出力される映像信号に前記補正係数を乗算することにより、該映像信号を補正する補正部107とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】この撮像装置は、同期信号発生部105で発生した垂直同期信号及び水平同期信号に従って、各ラインの画素の信号の蓄積開始タイミングを順次ずらして処理する撮像素子102と、該撮像素子102に対する画素信号の蓄積時間を設定する設定部104と、水平同期信号の間隔から撮像素子102の各ラインの画素信号の蓄積時間を算出し、算出した蓄積時間と設定部104により設定された蓄積時間とに基づき、補正係数を生成する補正係数生成部106と、撮像素子102から出力される映像信号に前記補正係数を乗算することにより、該映像信号を補正する補正部107とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ローリングシャッター方式の撮像素子を有する撮像装置及び撮像方法に関する。
デジタルビデオカメラ等の撮像装置では、CMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子は、垂直同期期間を表す垂直同期信号及び水平同期期間を表す水平同期信号に従って、各画素の出力信号の蓄積及び読み出しを行う。
垂直同期期間は、NTSC,PAL等の動画規格によって予め定められた固定的な間隔で動作する。これに対して、水平同期期間は、撮像素子から読み出される画素数や読み出し方式によって必要とされる期間が異なるため、必ずしも、一定の水平同期期間の整数倍が垂直同期期間に一致するとは限らない。
例えば、図3に示すように、垂直同期期間をV、水平同期期間をH、垂直同期期間Vに対する水平同期期間Hの数をNとした場合に、V=N×H+αのように、端数期間αが生じることがある。
従来、垂直同期信号及び水平同期信号を発生する同期信号発生回路は、垂直同期期間中のいずれかの水平同期期間をH+αに変更して端数期間αを吸収し、その他の期間がHになるように同期信号を生成することで垂直同期期間Vが一定になるように動作している。
また、近年、CMOSセンサに代表されるように、撮像素子の画素の各ラインが水平同期信号に同期して、順次、画素信号の蓄積の開始および読み出しを行うローリングシャッター方式のものが多くなってきている(特許文献1)。
ローリングシャッター方式は、撮像素子の全画素の信号を同時に蓄積及び読み出しを行うCCDセンサのようなグローバルシャッター方式に比較してラインごとに画素信号の蓄積期間が異なるという特徴がある。
しかし、ローリングシャッター方式の撮像素子を用いた撮像装置では、上記のように、端数期間αを吸収するために水平同期期間をH+αに変更した期間(以下「端数調整期間」という。)有する水平同期信号で撮像素子を駆動した場合に、次の問題が生じる。
図3は、同期信号に従って、撮像素子の各ラインがローリングシャッター方式で画素信号の蓄積および読み出しを行う様子を示すタイミングチャート図である。
図3において、VDは垂直同期信号、HDは水平同期信号、HCNTはライン番号、RSTは各ラインの画素信号の蓄積開始タイミング、RDは各ラインの画素信号の読み出しタイミングである。水平同期信号HDに従って、各ラインの画素信号の蓄積開始タイミングRST及び読み出しタイミングRDが順次切り替わっている。あるラインにおいて画素信号の蓄積開始タイミングRSTから読み出しタイミングRDまでの時間がそのラインの蓄積時間に相当する。
水平同期期間が一定の場合には、各ラインの画素信号の蓄積時間は均等になるが、水平同期信号において端数調整期間により水平同期期間の間隔の均等性が失われると、蓄積時間中に端数調整期間が存在するラインと存在しないラインとで蓄積時間に差が生じる。
そのため、撮像素子から出力される画像信号において、あるラインの上下での蓄積時間差によって信号レベルに差が生じて映像信号の明るさの違い(以下「輝度段差現象」という。)が発生してしまう。
そこで、本発明は、撮像素子の水平同期信号の間隔が均等でない場合に、撮像素子の各ラインの画素信号の蓄積時間の差によって生じる輝度段差現象を低減することができる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、あらかじめ定められた間隔の垂直同期信号を発生するとともに、2つの垂直同期信号の間に所定数の水平同期信号を発生する同期信号発生手段と、前記垂直同期信号及び前記水平同期信号に従って、各ラインの画素の信号の蓄積開始タイミングを順次ずらして処理する撮像素子と、該撮像素子に対する画素信号の蓄積時間を設定する設定手段と、前記水平同期信号の間隔から前記撮像素子の各ラインの画素信号の蓄積時間を算出し、算出した蓄積時間と前記設定手段により設定された蓄積時間とに基づき、補正係数を生成する補正係数生成手段と、前記撮像素子から出力される映像信号に前記補正係数を乗算することにより、該映像信号を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子の水平同期信号の間隔が均等でない場合に、撮像素子の各ラインの画素信号の蓄積時間の差によって生じる輝度段差現象を低減することができる。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である撮像装置の構成例を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置は、レンズ群101を通じて撮像素子102に被写体の光学像が結像される。撮像素子102は、水平・垂直同期信号に従って、ラインごとに画素信号の蓄積開始および読出し処理を行うローリングシャッター方式とされている。AFE(アナログフロントエンド)103は、撮像素子102から出力されたアナログ映像信号を増幅してA/D変換し、変換したデジタル映像信号を補正部107に出力する。
設定部104は、撮像素子102の各画素の蓄積開始・読み出しタイミング(蓄積時間)や読出しライン数を設定し、設定した情報を撮像素子102、同期信号発生部105、及び補正係数生成部106に出力する。同期信号発生部105は、あらかじめ定められた間隔の垂直同期信号を発生するとともに、2つの垂直同期信号の間に所定数の水平同期信号を発生して、補正係数生成部106及び撮像素子102に出力する。
ここで、撮像素子102の受光面上に光学像が結像されると、撮像素子102の各画素のフォトダイオードに、各々の画素での信号の蓄積開始・読み出しタイミング及び入射光量に応じた光電荷が発生する。
そして、撮像素子102は、同期信号発生部105から出力された垂直同期信号及び水平同期信号に従って、各ラインの画素の信号の蓄積開始タイミングおよび読出しタイミングを順次ずらして処理するローリングシャッター方式の蓄積・読出し処理を行う。
補正係数生成部106は、同期信号発生部105から出力された水平同期信号の間隔に従って、各ラインの実際の画素信号の蓄積時間を算出し、算出した蓄積時間と設定部104で設定された蓄積時間とに基づき補正係数を生成する。なお、補正係数の生成処理の詳細については、後述する。補正部107は、AFE103から出力されたデジタル映像信号に補正係数生成部106で生成された補正係数を乗算して該デジタル映像信号を補正し、カメラ信号処理部108に出力する。
カメラ信号処理部108は、補正部107で補正されたデジタル映像信号に対して所定のカメラ信号処理を施し、処理後の映像信号を表示部110に出力するとともに、記録用信号処理部109を介してDVDディスクやメモリカード等の記録媒体111に出力する。これにより、表示部110に撮像画像が表示されるとともに、記録媒体111に撮像画像が記録される。
次に、図2を参照して、補正係数生成部106における補正係数の生成処理について説明する。図2は、同期信号に従って、撮像素子102の各ラインがローリングシャッター方式で画素信号の蓄積および読み出しを行う様子を示すタイミングチャート図である。
図2において、VDは垂直同期信号、HDは水平同期信号、HCNTはライン番号、RSTは各ラインの画素信号の蓄積開始タイミング、RDは各ラインの画素信号の読み出しタイミングである。
図2に示すように、撮像素子102は、水平同期信号HDに従って、各ラインの画素信号の蓄積開始タイミングRST及び読み出しタイミングRDが順次切り替わっている。あるラインの画素信号の蓄積時間Tは、蓄積開始タイミングRSTから読み出しタイミングRDまでの時間に相当する。
例えば、垂直同期期間をV、水平同期期間をH、端数調整期間をH+αとし、1つの垂直同期期間Vに対する水平同期期間Hの数をNライン、撮像素子102からの有効画素の読出しラインを第Psラインから第Peラインとする。そして、設定部104において、蓄積開始タイミングRSTから読出しタイミングRDまでに相当する画素信号の蓄積時間をMラインとして設定した場合、通常期間として設定される蓄積時間T1は、T1=M×Hになる。
これに対して、端数調整期間H+α以降の蓄積時間Mラインの期間で読み出されるラインの画素信号の蓄積時間T2は、T2=M×H+αとなり、設定部104で設定された蓄積時間T1に対して実際の蓄積時間が変動する。ここで、端数調整期間H+α以降の蓄積時間Mラインの期間を「蓄積時間変動期間」という。
次に、端数調整期間H+αを第(Ps−1)ラインに発生させる場合を考える。蓄積時間がMラインであるので、蓄積時間変動期間は、第Psラインから第(Ps+M−1)ラインまでになる。
ここで、補正係数生成部106は、通常期間の設定された蓄積時間T1と蓄積時間変動期間の蓄積時間T2とが略同一になるように補正係数Kを生成する。補正係数生成部106は、例えば、通常期間の補正係数K1をK1=1とすると、蓄積時間変動期間の補正係数K2をK2=T1/T2=(M×H)/(M×H+α)として生成する。
そして、補正部107において、AFE103から出力されたデジタル映像信号に対して、補正係数生成部106で生成された補正係数を乗算して該デジタル映像信号を補正する。これにより、撮像素子102の水平同期信号の間隔が均等でない場合においても、撮像素子102の各ラインの蓄積時間の差によって生じる輝度段差現象を低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
102 撮像素子
104 設定部
105 同期信号発生部
106 補正係数生成部
107 補正部
104 設定部
105 同期信号発生部
106 補正係数生成部
107 補正部
Claims (3)
- あらかじめ定められた間隔の垂直同期信号を発生するとともに、2つの垂直同期信号の間に所定数の水平同期信号を発生する同期信号発生手段と、
前記垂直同期信号及び前記水平同期信号に従って、各ラインの画素の信号の蓄積開始タイミングを順次ずらして処理する撮像素子と、
該撮像素子に対する画素信号の蓄積時間を設定する設定手段と、
前記水平同期信号の間隔から前記撮像素子の各ラインの画素信号の蓄積時間を算出し、算出した蓄積時間と前記設定手段により設定された蓄積時間とに基づき、補正係数を生成する補正係数生成手段と、
前記撮像素子から出力される映像信号に前記補正係数を乗算することにより、該映像信号を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記補正係数生成手段は、前記算出した蓄積時間と前記設定手段により設定された蓄積時間とが略同一になるように前記補正係数を生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- あらかじめ定められた間隔の垂直同期信号を発生するとともに、2つの垂直同期信号の間に所定数の水平同期信号を発生する同期信号発生ステップと、
前記垂直同期信号及び前記水平同期信号に従って、各ラインの画素の信号の蓄積開始タイミングを順次ずらして処理する撮像素子に対する画素信号の蓄積時間を設定する設定ステップと、
前記水平同期信号の間隔から前記撮像素子の各ラインの画素信号の蓄積時間を算出し、算出した蓄積時間と前記設定ステップで設定された蓄積時間とに基づき、補正係数を生成する補正係数生成ステップと、
前記撮像素子から出力される映像信号に前記補正係数を乗算することにより、該映像信号を補正する補正ステップと、を備えることを特徴とする撮像方法。
Priority Applications (1)
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JP2009227128A JP2011077817A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 撮像装置及び撮像方法 |
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