JP2011076558A - 電子機器の固定器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
設置床面への電子機器の固定に際し、電子機器の移動や転倒を抑制する粘着物に対し略均一に加圧させることができる電子機器の固定器具を提供する。
【解決手段】
電子機器の固定に粘着物への加圧にて、ジャッキによる電子機器の荷重を分散する圧力調整部を設けて粘着物への加圧を略均一にかけることが可能な構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機・現金自動取引装置・券売機・両替機・コンピューターサーバー・医療機器・各種計測器・精密機器・冷蔵庫等の電子機器が、地震や振動等で移動したり倒れたりするのを防止する固定器具に関するものである。
現金自動取引装置等の比較的重量のある機器は、地震や振動等によって移動したり倒れたりするのを防止する為、アンカーボルトを使用して床面に固定する方法や、電子機器の側面をL字型の板金にて地面に固定する方法や、吸盤を使用して機器を固定する等の方法が提案されている。
従来の固定構造としては、例えば、特開平11−315887号公報(特許文献1)に示される耐震固定器具が提案されている。この耐震固定器具は、剛体を有する板状体の上面に、機器側との固定用部材を設け、板状体の下面には衝撃吸収材を貼着している。
特開平11−315887号公報
しかしながら特許文献1に記載された耐震固定器具を使用した設置構造の場合、装置のジャッキは、一般的に極力転倒しない様に装置の四隅に設けられる。一方、衝撃吸収材は、機器の質量が大きくなればなる程、より面積を大きくする必要があるが、装置の四隅のジャッキ下方に設けられる衝撃吸収材を、装置設置エリアからはみ出さないように配置しようとすると、衝撃吸収材の中心にジャッキを配置することは困難となる。ジャッキを衝撃吸収材の中心からずれた位置に配置すると、装置設置エリアからはみ出すことは無いが、装置の荷重による衝撃吸収材への負荷が不均一になり、衝撃吸収材の設置床面に対する吸着性能を十分に発揮しない可能性がある。
また、特許文献1に記載された耐震固定器具の場合、地震などの振動で破損や変形した際に、耐震固定器具が一体になっていることから、耐震固定器具一式を交換する必要がある。また交換時には、一度機器を移動させなければならない。
本発明の目的は、電子機器等への設置、交換が容易な耐震固定器具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、被固定物からの荷重を受ける床板部と、床板部の上面には被固定物を固定する接続部と、床板部の下面に具備し床面から伝わる振動を減衰する動作抑制部と、被固定物に当接し床板部へ被固定物の荷重を分散する圧力調整部によって構成するものとする。
本発明によれば、被固定物の荷重を床板部へ分散、調整することが可能な圧力調整部を設けることで、ジャッキと異なる位置にも被固定物の荷重を粘着物に分散でき、粘着物の設置床面への吸着力を向上させることができる。
一実施形態を示す固定器具の斜視図 固定器具を電子機器に設置した斜視図 固定器具の正面図 圧力調整部を複数設けた固定器具の斜視図 電子機器の床面と締結した固定器具の斜視図 電子機器の床面と締結した固定器具の断面図 圧力調整部の位置が点対称にある固定器具の上面図 電子機器の複数ジャッキを固定する固定器具の斜視図 床板部の下面に突起部を設けた固定器具の斜視図 床板部の下面に突起部を設けた固定器具の正面図 床板部が弾性体の固定器具の斜視図 図11を加圧した時の状態変化図 圧力調整部がジャッキと連結した固定器具の斜視図 圧力調整部がジャッキと連結した固定器具の上面図 図1の固定器具からジャッキと接続部を外した斜視図 図1の接続部のみの斜視図 図8の固定器具からジャッキと接続部を外した斜視図 図8の接続部のみの斜視図 図10をB方向から見た図 図13の張り出し部のみの斜視図
本発明は、自動取引装置等の電子機器の固定器具に関するものである。以下に、圧力調整部を設けることで被固定物の荷重を床板部に分散することによって、電子機器の移動や転倒の抑制を可能にする固定器具について、図1から図20を用いて説明する。
本実施形態は、例えば電子機器が、地震や振動等で移動したり倒れたりするのを防止する固定器具に関するものである。
図1、15、16は、固定器具の一実施形態を示した詳細図であり、図2は、その固定装置を電子機器に設置した斜視図である。図3は、図1の正面図である。
図1、15、16を用いて、本実施形態の各構成要素を説明する。
図1、15のように、地震等の振動に対して移動、転倒しないように設置する固定器具として、電子機器のジャッキ5を載せる床板部2があり、床板部2はジャッキ5を載せる面14の強度確保のために垂直方向に立ち曲げした面15を有し、ジャッキ5を載せても変形しない剛性を有している。
床板部2の前面側(A方向)には、ジャッキ5を載せる面14から垂直方向に立ち曲げした接続部6との固定面17を設け、一方、後面側にはコの字状の曲げ面18を持ち、曲げ面18には角穴28を開け、その部分で接続部6と勘合させ、左右両側面15は床板部の面強度を確保させている。床板部2の左右両側面15は、さらに下方向への突起部20を設け、粘着物1への過剰に負荷が掛かった場合、設置床面に突起部20が当たり、それ以上、粘着物1を潰し過ぎない曲げ高さ寸法としている。
図1、16のように接続部6は、L字形状の部品であり、ジャッキ5と固定する面は、前方から後方に向かって延びたU字状の切欠き22と、そのU字状の切欠き22の後端部は床板部2に差込む平面状の差込み部23を設け、前面側(図1のA方向)は、接続部6とネジ7で固定するための面16を設けている。
電子機器側と接続した固定器具を設置面に固定する場合、床板部2の設置面側(床板部2の下面側)に対して摩擦力を有した動作抑制のための弾性体を設け、電子機器の移動を抑止するが、ここでは弾性体の一例として設置面に対し粘着力を発揮する粘着物1を例に挙げ、以後粘着物1として説明する。設置面と粘着物1との摩擦力については、床板部2とジャッキ5との摩擦力以上を有するものとする。
本固定器具にて、電子機器を設置面に強固に固定(固着)させるためには、粘着物1が設置面と、より強固に吸着する必要があり、電子機器による荷重を粘着物1に均一に掛ける必要がある。このため、床板部2の中央部からジャッキ5が外れた位置に設置される場合、床板部2のジャッキ5以外の部分にも荷重を負荷することが可能なよう圧力調整部8を設けている。圧力調整部8は、床板部2にジャッキ5が載っている位置以外の箇所に設けられ、ボルト3とボルト3を締結するナット4が床板部2に対し立設した状態で構成され、上下方向に動作し床板部2へ負荷することが可能である。
本実施形態では、粘着物1に対してジャッキ5が偏心している場合にも、装置の設置エリア外に固定器具がはみ出すことなく粘着物1の面積を広く確保することができ、圧力調整部8をジャッキ5の位置以外の箇所に設けることで粘着物1への圧力の掛かりが少ない部分にも電子機器の荷重を分散でき、装置の固定(固着)がより強固にできる。
次に図2と3を用いて本固定器具の設置方法と取替え方法を説明する。
まず、図2のように電子機器が設置された状態で、ジャッキ5を一度上方に回転させ浮かせる。次に、ジャッキ5が取付いている位置に粘着物1を貼付けた床板部2を設置する。床板部2を設置する際には、接続部6とのネジ固定面を電子機器の外面側に配置する。
次に、ジャッキ5を下方に回転させ床板部2に接地させ、電子機器が水平になるようにジャッキ5の上下調整する。調整したジャッキ5に接続部6のU字状の切欠きを通し、さらに床板部2の後部角穴に接続部6の差込み部23を差込み、前方はネジ7で床板部2と接続部6を固定する。次に、圧力調整部8のボルト3を回転させ、上方向に動作させ、図3のようにボルト3の上面が電子機器の下面に接し、電子機器側を加圧させる反力で粘着物1に加圧させる。ボルト3の調整量は、床板部2の突起部が設置床面と接するまで、または電子機器の水平を確認しつつ調整を行う。以上の作業を全箇所のジャッキ5の全箇所対応すれば取付け完了となる。作業のアクセス方向は一方向で作業可能であり、電子機器側や設置床面に新たに施工をすることも無く電子機器を固定できる。
地震等による振動が発生した場合のジャッキ5と接続部6の固定状態として、被固定物が床面の振動によって可動できる可動領域としては、左右方向と前方向は接続部6のU字の幅とジャッキ5の外径差のガタ分であり、後方向はジャッキ5の台座部と床板部2の隙間であり、上下方向にはジャッキ5の上下調整ナット上面と接続部6の隙間であり、この各隙間を極力小さくすることにより振動に対しより強固な保持が可能となる。
但し、この可動領域を限りなく小さくすればするほど床面からの振動を直接に受けることから強力な振動が掛かった場合、固定器具の破損の可能性が大きくなる。しかしながら、本固定器具は、床板部2と接続部6は分離構成されているため、床板部2は振動によるジャッキの動きに対して影響は無く、破損する部位は接続部6のみであり、接続部6が変形した場合には、床板部2と接続部6を固定しているネジ7と、接続部6の差込み部23を外すことで新しい接続部6に交換が可能になる。
図4は、一つの固定器具に対し、四箇所に圧力調整部8を配置させた図である。図4を用いて、本実施形態を説明する。なお、圧力調整部8の配置以外は、図1と同様であるので説明を省略する。
本固定器具は、ジャッキ5を載せる位置を床板部2の中央に配置し、圧力調整部8を床板部2の四隅に設けたものである。設置方法や取替え方法は図1と同様であり、床板部2に接続部6をネジ7で取付けた後、圧力調整部8を四箇所調整する。この構成は床板部2の中心に設置されているジャッキ5のみによる電子機器の荷重では床板部2の四隅にかかる荷重が弱くなるが、圧力調整部8を四隅に設けることで粘着物1に対する加圧範囲が広
範囲にすることができる。なお、圧力調整部8の数は、1つ又は4つに限るものではない。
図5は、固定器具の圧力調整部8を電子機器の床面側と締結させた斜視図であり、図6は図5における圧力調整部8の断面図である。各図を用いて、本実施形態の各構成要素を説明する。
本固定器具は、図5において圧力調整部8の構成以外は図1と同様である。上下に調整可能な圧力調整部8は図6に示す通り、3つの部品で構成され、圧力を調整するために電子機器の底面を貫通する長さを持ったボルト3と、ボルト3と床板部2を締結するために床板部2に接合しているナット4と、ボルト3と締結する電子機器側に接合している装置固定用ナット9で構成されている。また電子機器は、ボルト3を締結するため、底面にボルト3を通す貫通穴が設けられている。設置方法については、図1と同様に床板部2と接続部6を固定した後、圧力調整部8のボルト3を電子機器の内部側から装置固定用ナット9に嵌合させ回転させ、床板部2に接合したナット4と締結する。圧力調整部8の調整方法は、電子機器の内部側から下方向にボルト3を締め付けていくと、ナット4が接合している床板部2の面に当たり、粘着物1に圧力が掛かる状態になり、床板部2の突起部が設置床面と接するまで、または電子機器の水平を確認しつつ調整を行う。
本実施例では、装置設置後ブース等が取り付けられていたり、設置床面と電子機器床面との隙間が小さい場合、圧力調整を電子機器の装置内から実施可能な為、作業性が向上する。
図7は、上述の図1、図5に示す実施形態において、圧力調整部8の加圧中心位置が床板部2の面上の中心点10に対してジャッキ5が直接作用する荷重点と略点対称に配置した固定器具の図である。図7を用いて、本実施形態について説明する。
本固定器具の主な構成は、圧力調整部8の加圧中心位置が床板部2の中心位置に対し、ジャッキ5の荷重中心位置と略点対称に配置している。このような対称的な配置関係にすることで、ジャッキ5の床板部2に対する加圧が弱いところに圧力調整部8が設置され、そこに加圧をかけることで床板部2下の粘着物1に掛かる荷重を分散し略均一にすることが可能となる。
図8、17、18は、一つの固定器具に対し、二箇所のジャッキ5を固定する固定器具の図である。図8、17,18を用いて、本実施形態について説明する。
本固定器具の主な構成は、図1と同様であるが、床板部2において、電子機器の左右又は前後二箇所のジャッキ5を載せることが可能であり、接続部6は各ジャッキに合わせ二箇所のU字状の切欠き24を持ち、その二箇所を接続し強度を上げるため、各接続部6を固定する補強用接続部11がある。また、圧力調整部8は、各ジャッキ5の中央近傍に構成されている。
設置方法については、まずジャッキ5の位置に合わせ床板部2を前後又は左右にそれぞれ設置する。次に、二箇所のジャッキ5を床板部2に載せ、電子機器が水平になるように調整する。調整した二箇所のジャッキ5に補強用接続部11のU字状の切欠き24をはめ込み、さらに床板部2に設けてある角穴25に差込み部を差し込む。床板部2に補強用接続部11を固定し、最後に圧力調整部8を調整する。
本実施形態では、二箇所のジャッキ5を一つの固定器具で固定することにより、粘着物1の面積を広く確保でき、また圧力調整部8を二つのジャッキ5による電子機器の床板部2に対する荷重点の中心を結ぶ直線上の中央近傍に構成することで粘着物1の受ける荷重範囲が広がり、分散された略均一の加圧が可能になる。また、二箇所のジャッキを同時に固定することができるため作業性も向上する。
図9と図10は、上述の図1に示す実施形態において、床板部2の下面に長方形の剛体を持つ突起部12を設けた固定器具の図である。図19は、B方向(床板部下面側)から見た突起部12を示す。図4、5、8等の実施形態においても、下面に同様の突起部12を設けても良いが、図1に突起部12を設けた実施形態図9、10、19を用いて説明する。
本固定器具の構成要素は図1と同様であるが、床板部2において、下面にジャッキ5が直接作用する荷重点と圧力調整部8の荷重点を結ぶ直線に直交した線上の位置に、粘着物1の厚みより薄い高さで剛性を有した突起部12を設ける。突起部12は、ジャッキ5及び圧力調整部8の加圧により粘着物1が潰れる場合に、突起部12が設置床面に接触し、突起部12は粘着物1が必要以上に潰れるのを防ぐと同時に、床板部2の支点となる。ジャッキ5による電子機器の荷重で突起部12が地面に接触し、ジャッキ5が荷重する方向に傾こうとするが、圧力調整部8側にて床板部2にも加圧することで突起部12を支点として左右のバランスを取り、粘着物1への加圧力が略均一にすることが出来る。なお、突起部12が粘着物1への加圧力が略均一にするものであれば、突起部12の形状は長方形でなくともよい。例えば、突起部12の形状は楕円や切り欠きの付いた形状でもよい。
図11は、床板部2が下方向に向かって凸状の形状をした固定器具の図であり、図12は図11を電子機器に設置する場合の形状変化において、加圧前と加圧後を示した図である。本構成は、床板部2の形状、圧力調整部8の配置以外は、図1と同様であるため説明を省略する。
床板部2は、一部又は全体が弾性を有した板材を使用し、設置床面方向に向かって凸状に撓んだ形状をしている。設置方法についても図1と同様であり、装置を設置する前は、図12(a)のように固定器具の凸状の先端一部しか設置床面に接触していないが、ジャッキ5からの荷重と圧力調整部8からの加圧した後の粘着物1は図12(b)のように粘着物1全体が設置床面に密着する。本事例により、床板部2の凸状の先端部を支点にジャッキ5側からの荷重と圧力調整部8側の加圧が掛かり略均一に加圧可能となる。
図13、20は、圧力調整部8をジャッキ5と連結した固定器具の図であり、図14はその上面図である。構成要素は図1と同様であるが、圧力調整部8は、張り出し部13とボルト3から構成され、張り出し部13は、ジャッキ5と連結するU字状の切り欠きを有する面26に対し、左右両側面には強度確保のための立ち曲げ部21を有し、ジャッキ5と連結する逆側には、ボルト3を接合している。張り出し部13が連結した状態で、ボルト3は床板部2の上面に接している。
本事例では、ジャッキ5を下方向に調整した場合、ジャッキ5と同様にボルト3を有した張り出し部13も下方向に移動するため、ジャッキ5を調整するだけで、圧力調整部8の調整が不要となり、作業性が向上できる。
上述の各実施例に限らず、電子機器の固定器具として、ジャッキ5による電子機器の荷重に加え圧力調整部8による加圧で設置面に固定可能な固定装置であればよい。例えば、実施例に使用した粘着物1の代わりに摩擦力を有した弾性体を使用してもよい。また、実施例に使用したジャッキ5の代わりに電子機器の移動用のキャスター等の電子機器を支える部分又は固定する部分を固定する場合に使用してもよい。また、圧力調整部として実施例に使用したボルト3の代わりに、電子機器側と床板部2に当接して垂直方向に伸縮する弾性体を使用して装置荷重を分散できるものでもよい。
特に、電子機器等の被固定物からの荷重を受ける床板部と、床板部の上方に配置され被固定物を固定する接続部と、床板部の下面側に配置され床面から伝わる振動を減衰する粘着物等の動作抑制部(振動抑制部ともいう)と、床板部上面に配置され床板部への被固定物の荷重を分散する圧力調整部と、を有することにより、移動や転倒を抑制する効果を有する固定器具であればよい。
また、圧力調整部が、床板部に対し垂直方向に伸縮し、被固定物と当接することにより圧力を伝達し、床板部への被固定物の荷重を分散することにより、移動や転倒を抑制する効果を有する固定器具であってもよい。
また、圧力調整部が、床板部に複数箇所配置されることにより、移動や転倒をより効果的に抑制する固定器具であってもよい。
また、圧力調整部が、床板部の中心位置に対し被固定物が直接作用する荷重点と略点対称となるように床板部に配置されたことにより、移動や転倒を抑制する効果を有する固定器具であってもよい。
また、圧力調整部は、剛性を有する張り出し部を備え、張り出し部は、その一部を被固定物と連結することにより、操作性の向上が可能となる。
また、接続部を少なくとも二箇所備え、圧力調整部は、接続部の間の床板部に配置されていることにより、装置の設置場所によっては、操作性の向上が可能となる。
また、床板部の下面に、圧力調整部の負荷する荷重にて設置面に接する突起部を備え、突起部は、圧力調整部による荷重点と、被固定物が直接作用する荷重点とを結ぶ線に直交する方向に沿って配置されていることにより、床板部下面の弾性部材が偏った潰れ方をすることを防止することが可能となる。
1…粘着物、2…床板部、3…ボルト、4…ナット、5…ジャッキ、6…接続部、7…ネジ、8…圧力調整部、9…装置固定用ナット、10…中心点、11…補強用接続部、12…突起部、13…張り出し部、14…ジャッキ5を載せる面、15…立ち上げ面、16…接続部6の前側面、17…接続部6との固定面、18…固定器具の曲げ面、20…突起部、21…強度確保用立ち曲げ部、22…U字の切り欠き部、23…差込み部、24…U字の切り欠き部、25…角穴、26…U字状の切り欠きを有する面、28…角穴、29…U字の切り欠き部

Claims (8)

  1. 被固定物を設置面に固定する固定器具であって、前記被固定物と当接し、前記固定物からの荷重を受ける床板部と、前記床板部の上方に配置され前記被固定物を固定する接続部と、前記床板部の下面に配置され設置面から伝わる振動を減衰する振動抑制部と、前記床板部上面に配置され前記床板部への前記被固定物の荷重を分散する圧力調整部と、を有することを特徴とする固定器具。
  2. 請求項1記載の固定器具であって、
    前記圧力調整部は、前記床板部に対し垂直方向に伸縮し、前記被固定物と当接することにより圧力を伝達し、前記床板部への前記被固定物の荷重を分散することを特徴とする固定器具。
  3. 請求項1又は2記載の固定器具であって、
    前記圧力調整部が、前記床板部に複数箇所配置されたことを特徴とする固定器具。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の固定器具であって、
    前記圧力調整部は、前記床板部の中心位置に対し前記被固定物が直接作用する荷重点と略点対称となるように前記床板部に配置されたことを特徴とする固定器具。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の固定器具であって、
    前記圧力調整部は、剛性を有する張り出し部を備え、
    前記張り出し部は、その一部を被固定物と連結することを特徴とする固定器具。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の固定器具であって、
    前記接続部を少なくとも二箇所備え、
    前記圧力調整部は、前記接続部の間の床板部に配置されていることを特徴とする固定器具。
  7. 請求項1乃至5いずれかに記載の固定器具であって、
    前記床板部の下面に、圧力調整部の負荷する荷重にて設置面に接する突起部を備え、
    前記突起部は、前記圧力調整部による荷重点と、前記被固定物が直接作用する荷重点とを結ぶ線に直交する方向に沿って配置されていることを特徴とする固定器具。
  8. 請求項1乃至6いずれかに記載の固定装置であって、
    前記床板部は、一部または全てを弾性材で構成され、
    前記弾性材は、圧力調整部の負荷する荷重によって弾性体が変形することを特徴とする固定器具。
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