JP2011075250A - 給湯機の運転方法及び給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】予測天候情報により貯湯タンクに確保する熱量が変化する給湯機の運転方法及び給湯機を提供する。
【解決手段】太陽熱により熱せられた熱媒を、循環回路15を経由して貯湯タンク13内に配置された熱交換器16に送る太陽熱集熱装置17と、夜間時間帯に加熱装置18を作動させ、夜間時間帯の終了時までの所定時刻に、貯湯タンク13に1日の給湯に必要な目標貯湯熱量の湯を確保する制御装置19とを有し、制御装置19は、前日以前の過去複数日分の貯湯タンク13の給湯負荷熱量の値により算出した予測給湯負荷熱量を目標貯湯熱量とし、晴天情報を受信したことを条件として、目標貯湯熱量から、更に太陽熱集熱装置17により貯湯タンク13に供給される1日の熱量の予測集熱量を差し引いて新たな目標貯湯熱量とし、貯湯タンク13の残湯熱量が目標貯湯熱量より小さいときに加熱装置18を作動して夜間加熱運転を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯湯タンクに貯留した湯水を、ヒートポンプ等を備えた加熱装置及び太陽熱集熱装置により加熱する給湯機の運転方法及び給湯機に関する。
太陽熱により熱媒を加熱し、循環回路を介して加熱された熱媒を貯湯タンク内に配置された熱交換器(放熱器)に送って、貯湯タンクの湯水を加熱する太陽熱集熱装置と、夜間時間帯に作動し、貯湯タンクの湯水を加熱する夜間加熱運転を行うヒートポンプを備えた加熱装置とを有する給湯機が提案されており、その具体例が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−162109号公報
しかしながら、特許文献1の給湯機では、貯湯タンクが、加熱装置の夜間加熱運転によって確保する熱量を、常にある特定の値となるようにすると、日中の天候が晴天の場合、太陽熱の集熱量を効率的に貯湯タンクの湯水に与えることができなくなり、日中が雨天の場合、昼間の時間帯に加熱装置を作動する機会が多くなる等の問題が生じる。
更に、一般的に、季節間、例えば夏と冬では、使用される貯湯タンクの湯の熱量は異なるので、夜間加熱運転により貯湯タンクに確保する熱量を固定の値にすると、夏場には、貯湯タンク内の湯の大部分が使用されず、冬場には、給湯用の湯が足らず、日中に加熱装置を作動する機会が増加する問題も発生する。しかも、1日の給湯量は、季節が異なる場合に限らず、同季節でも日によって異なり得る。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、翌日の予測天候情報、及び翌日の貯湯タンクの湯の予測使用熱量により、夜間加熱運転で確保する貯湯タンクの湯の熱量を変動する給湯機の運転方法及び給湯機の提供を目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る給湯機の運転方法は、貯湯タンクの湯水が、夜間時間帯に加熱装置によって加熱され、更に、日中には太陽熱集熱装置によっても加熱される給湯機の運転方法において、前日以前の複数の日の前記貯湯タンクから使用された湯の各日の給湯負荷熱量を求め、該各日の給湯負荷熱量の値により算出した予測給湯負荷熱量を、前記貯湯タンクに確保する目標貯湯熱量とし、「日中の予測は晴れ」という入力があったことを条件として、前記目標貯湯熱量から、前記太陽熱集熱装置によって供給される熱量の予測集熱量を差し引き、新たな目標貯湯熱量とし、前記加熱装置による前記夜間時間帯での前記貯湯タンクの湯水の加熱を行う。
本発明に係る給湯機の運転方法において、前日以前の複数の日の前記太陽熱集熱装置から前記貯湯タンクに供給された各日の熱量の最大値と、予め設定された所定の値とを比較して大きい値を、前記予測集熱量とするのが好ましい。
本発明に係る給湯機の運転方法において、前日以前の複数の日の前記太陽熱集熱装置から前記貯湯タンクに供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により前記予測集熱量を算出することができる。
前記目的に沿う本発明に係る給湯機は、給湯用の湯水を貯留し、水道水が給水される給水口及び湯を出湯する出湯口を備える貯湯タンクと、前記貯湯タンクに設けられ、該貯湯タンク内の湯水の温度を計測する温度計測手段と、太陽熱により熱せられた熱媒を、循環回路を経由して前記貯湯タンク内に配置された熱交換器に送る太陽熱集熱装置と、前記貯湯タンクの内部又は外部に配置され、該貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱装置と、夜間時間帯に前記加熱装置を作動させ、前記貯湯タンクに1日の給湯に必要な目標貯湯熱量を、該夜間時間帯の終了時までの所定時刻に確保する夜間加熱運転を行う制御装置とを有し、前記制御装置には、前記加熱装置を制御する加熱装置制御手段と、前記温度計測手段を介して前記貯湯タンク内の湯水の温度を検知し、残湯熱量を導出する残湯熱量算出手段と、日中の予測天候情報を受信する天候情報受信手段と、前記太陽熱集熱装置が前記貯湯タンクに供給する1日の熱量の予測集熱量を検知する集熱量検出手段と、前記貯湯タンクから出湯された湯の熱量から前記給水口を介して該貯湯タンクに給水された水道水の熱量を減じた1日の給湯負荷熱量を検知して記録すると共に、前日以前の過去複数日分の該給湯負荷熱量の値により予測給湯負荷熱量を算出する給湯負荷熱量算出手段とが設けられ、前記加熱装置制御手段は、前記予測給湯負荷熱量を前記目標貯湯熱量とし、前記天候情報受信手段が晴天情報を受信することを条件として、前記目標貯湯熱量から、更に前記予測集熱量を差し引いて新たな目標貯湯熱量とし、前記残湯熱量が該新たな目標貯湯熱量より小さいときに前記加熱装置を作動し、前記残湯熱量が前記新たな目標貯湯熱量以上のときに前記加熱装置を停止する前記夜間加熱運転を行う。
本発明に係る給湯機において、前記集熱量検出手段は、前記予測集熱量の最小値として予め設定された下限集熱量値を有し、前日以前の過去数日間で前記太陽熱集熱装置が1日に前記貯湯タンクに供給した熱量値のうちの最大値と、前記下限集熱量値を比較し、大きい値を前記予測集熱量にするのが好ましい。
本発明に係る給湯機において、前記集熱量検出手段は、前日以前の複数の日の前記太陽熱集熱装置から前記貯湯タンクに供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により前記予測集熱量を算出することができる。
本発明に係る給湯機において、前記残湯熱量算出手段は、前記夜間時間帯に一定の時間間隔で、前記温度計測手段を介して前記貯湯タンク内の湯水の温度を検知して前記残湯熱量を導出し、前記加熱装置制御手段は、該残湯熱量の導出ごとに前記加熱装置を作動するか否かの判定をするのが好ましい。
本発明に係る給湯機において、前記予測天候情報は、前記天候情報受信手段に信号接続された操作盤で入力されることができる。
請求項1〜3記載の給湯機の運転方法は、「日中の予測は晴れ」という入力があった場合には、太陽熱集熱装置によって供給される熱量の予測集熱量を差し引き、新たな目標貯湯熱量として、加熱装置による夜間時間帯での貯湯タンクの湯水の加熱を行うので、貯湯タンク内の湯水は、太陽熱集熱装置により効率的に加熱され、電力の使用量を減らすことができ、二酸化炭素の排出量を抑制すると共に、貯湯タンク内の湯水の加熱コストを低減することが可能である。
請求項2記載の給湯機の運転方法は、前日以前の複数の日の太陽熱集熱装置から貯湯タンクに供給された各日の熱量の最大値と、予め定められた所定の値とを比較して大きい値を、予測集熱量とするので、過去数日間に晴天がなかった場合にも、晴天時に太陽熱集熱装置から貯湯タンクに供給される熱量として期待される値を予測集熱量として、加熱装置による貯湯タンクの湯水の加熱を行うことが可能である。
請求項3記載の給湯機の運転方法は、前日以前の複数の日の太陽熱集熱装置から貯湯タンクに供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により予測集熱量を算出するので、「日中の予測は晴れ」という入力があったことを条件に、実績値の単純平均より大きい値を、次の日中に期待される太陽熱集熱装置の供給熱量として、夜間時間帯での加熱装置の湯水沸き上げ量を抑え、二酸化炭素の排出量を効率的に抑制することができる。
請求項4〜8記載の給湯機は、天候情報受信手段が晴天情報を受信した場合に、予測集熱量を差し引いて新たな目標貯湯熱量として、残湯熱量が新たな目標貯湯熱量より小さいときに加熱装置を作動し、残湯熱量が新たな目標貯湯熱量以上のときに加熱装置を停止する夜間加熱運転を行うので、太陽熱集熱装置は、太陽熱で熱せられた熱媒により、貯湯タンク内の湯水を効率的に加熱して、電力の使用量を減らすことができ、二酸化炭素の排出量を抑制すると共に、貯湯タンク内の湯水の加熱コストを低く保つことが可能である。
特に、請求項5記載の給湯機は、前日以前の過去数日間で太陽熱集熱装置が1日に貯湯タンクに供給した熱量値のうちの最大値と、予測集熱量の最小値である下限集熱量値を比較し、大きい値を予測集熱量にするので、過去数日間に晴天がなかった場合にも、晴天時に太陽熱集熱装置から貯湯タンクに供給される熱量として期待される熱量値を予測集熱量として、加熱装置による貯湯タンクの湯水の加熱を行うことが可能である。
請求項6記載の給湯機は、前日以前の複数の日の太陽熱集熱装置から貯湯タンクに供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により予測集熱量を算出するので、「日中の予測は晴れ」という入力があったことを条件に、実績値の単純平均より大きい値を、次の日中に期待される太陽熱集熱装置の供給熱量として、夜間時間帯での加熱装置の湯水沸き上げ量を抑え、二酸化炭素の排出量を効率的に抑制することができる。
請求項7記載の給湯機は、残湯熱量算出手段が、夜間時間帯に一定の時間間隔で、残湯熱量を導出し、加熱装置制御手段が、残湯熱量の導出ごとに加熱装置を作動するか否かの判定をするので、夜間時間帯に貯湯タンクからの出湯等により、残湯熱量に変化が生じても、変化後の残湯熱量に応じて加熱装置の作動を判定でき、目標貯湯熱量を確実に確保可能である。
請求項8記載の給湯機は、予測天候情報が、天候情報受信手段に信号接続された操作盤で入力されるので、天候情報受信手段は、操作盤で入力された予測天候情報を即座に、かつ確実に取得することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る給湯機の説明図である。 同給湯機の制御装置のブロック図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る給湯機10は、給湯用の湯水を貯留し、水道水が給水される給水口11及び湯を出湯する出湯口12を備える貯湯タンク13と、貯湯タンク13に設けられ、貯湯タンク13内の湯水の温度(℃)を計測する温度計測手段14と、太陽熱により熱せられた熱媒を、循環回路15を経由して貯湯タンク13内に配置された熱交換器16に送る太陽熱集熱装置17とを有している。更に、給湯機10は、貯湯タンク13の外部に配置され、貯湯タンク13内の湯水を加熱する外部加熱装置(加熱装置の一例)18と、夜間時間帯に外部加熱装置18を作動させ、貯湯タンク13に1日の給湯に必要な目標貯湯熱量の湯を、夜間時間帯の終了時までの所定時刻(終了時を含む)に確保する夜間加熱運転を行う制御装置19とを有している。以下詳細に説明する。
貯湯タンク13は、天井部に出湯口12が設けられた第1のサブタンク21と、底部に給水口11が設けられ、下部内側に熱交換器16が配置された第2のサブタンク22と、第1のサブタンク21の底部と第2のサブタンク22の天井部を接続し、第1のサブタンク21及び第2のサブタンク22間で湯水を行き来させる連結管23とを備えている。給水口11には、逆止弁24、水道水の圧力を調整する減圧弁25、水道水の温度を計測する給水サーミスタ26、及び逆止弁27が直列接続され、図示しない水道管から給水口11を介して第2のサブタンク22に水道水が入水される。
第1、第2のサブタンク21、22の貯湯容量はそれぞれ、230リットルであり、第1のサブタンク21には、異なる高さ位置、例えば、天井部と、天井部から50リットルの位置と、天井部から150リットルの位置とに、それぞれ湯水の温度を計測する第1、第2、第3の貯湯サーミスタ28、29、30が配置されている。また、第2のサブタンク22にも、異なる高さ位置、例えば、天井部と、天井部から70リットルの位置と、天井部から140リットルの位置と、底部とに、それぞれ湯水の温度を計測する第4、第5、第6、第7の貯湯サーミスタ31、32、33、34が配置されている。
第1、第2のサブタンク21、22にはそれぞれ、常に230リットルの湯水が貯留されており、第1、第2のサブタンク21、22の異なる高さ位置で湯水の温度を計測することで、第1、第2のサブタンク21、22内の湯水全体が有する熱量の近似値を算出することができる。なお、温度計測手段14は、第1〜第7の貯湯サーミスタ28〜34を有して構成されている。
外部加熱装置18は、水を加熱して湯にするヒートポンプ式加熱器36と、第2のサブタンク22の底部に設けられた取水口37から水を取り出してヒートポンプ式加熱器36に水を送る循環ポンプ38と、ヒートポンプ式加熱器36から送り出された湯の送り先を、第1のサブタンク21の天井部にするか、第2のサブタンク22の底部にするかを切り替える湯戻り三方弁39とを有している。
ヒートポンプ式加熱器36の作動直後でヒートポンプ式加熱器36が取水口37から取り出された水を加熱可能な状態にないとき、ヒートポンプ式加熱器36から送り出された低温水は、湯戻り三方弁39を経由して第2のサブタンク22の底部に送られるので、低温水が第1のサブタンク21の天井部に供給されることによる、第1のサブタンク21内の湯の温度低下を防止することができる。
太陽熱集熱装置17には、太陽熱を集熱し熱媒を加熱するソーラーパネル41と、循環回路15を経由して第2のサブタンク22に設けられた熱交換器16に、加熱された熱媒を送り、循環回路15を経由してソーラーパネル41に戻すソーラーポンプ42とが設けられている。なお、熱交換器16では、加熱された熱媒を熱源にし、第2のサブタンク22内の水を加熱する熱交換が行なわれる。
循環回路15には、ソーラーパネル41で加熱された熱媒の温度を計測するソーラーサーミスタ43が取り付けられ、熱交換器16の熱媒の流入側及び流出側に、熱媒の温度を計測する流入側サーミスタ44及び流出側サーミスタ45がそれぞれ配置されている。
また、循環回路15には、加熱による熱媒の膨張を吸収するために、アキュームタンク46が設けられ、アキュームタンク46には、アキュームタンク46から膨張した熱媒が流入するリザーブタンク47、48が接続されている。
そして、循環回路15には、ソーラーパネル41から送り出された熱媒の送り先を切り替えるソーラー三方弁49が取り付けられている。ソーラー三方弁49は、ソーラーサーミスタ43で計測される熱媒の温度と、第7の貯湯サーミスタ34によって計測される第2のサブタンク22の底部の水温との温度差が、一定温度以上、例えば7℃以上のとき、ソーラーパネル41から送り出された熱媒を熱交換器16に送り、7℃未満のとき、熱媒の送り先を切り替え、熱媒を熱交換器16に送らず、ソーラーパネル41に戻すバイパス管50に熱媒を送るようにする。
給湯機10には、第1のサブタンク21の出湯口12、及び第2のサブタンク22の天井部に設けられた第2の出湯口52から出湯された湯に水道水を混合して、蛇口や、浴槽等に湯を供給する給湯管53が設けられている。
給湯管53には、出湯口12及び第2の出湯口52から出湯された湯を混合する出湯混合弁54と、出湯混合弁54から送り出される湯の温度を計測する出湯サーミスタ55と、逆止弁56と、出湯混合弁54から送られる湯に、水道水を混合する給湯混合弁57とが直列接続され設けられている。また、給湯混合弁57への水道水の入水側には、逆止弁58が配置されている。
更に、給湯管53には、給湯混合弁57から送り出される湯の流量を計測する流量センサ60、及び湯の温度を計測する給湯サーミスタ61が設けられている。
図2に示すように、給湯機10の制御装置19は、第7の貯湯サーミスタ34及びソーラーサーミスタ43を介して第2のサブタンク22の底部の水温、及びソーラーパネル41から送り出される熱媒の温度をそれぞれ検知し、その温度差Aにより、ソーラー三方弁49の切り替えを行う集熱制御手段70が備えられている。集熱制御手段70は、ソーラーポンプ42に信号接続されており、ソーラーポンプ42を運転してソーラーサーミスタ43を介して熱媒の温度を検知し、温度差Aが例えば7℃未満の場合には、温度差Aが7℃以上になるまで、ソーラーポンプ42を定期的に(例えば10〜20分毎に)、一定時間(例えば2〜3分)だけ運転して温度差Aの定期的な計測を行う。そして、温度差Aが7℃以上になったとき、ソーラーパネル41から送り出される熱媒を熱交換器16に送るように、ソーラー三方弁49を切り替える。
給湯機10には、台所等の給湯温度の入力操作等が行われる操作盤71が設けられており、制御装置19は、給湯混合弁57を制御して、出湯混合弁54から送られてきた湯と水道水を混合し、操作盤71で入力された給湯温度の湯にする給湯制御手段72を備えている。給湯制御手段72は、第1、第4の貯湯サーミスタ28、31により計測された第1、第2のサブタンク21、22の天井部の温度、及び給水サーミスタ26を介して得た水道水の温度を取得して、出湯混合弁54及び給湯混合弁57を制御する。なお、給湯制御手段72は、出湯サーミスタ55及び給湯サーミスタ61に信号接続されているので、出湯混合弁54及び給湯混合弁57から出湯された湯の温度を実際に計測しながら、出湯混合弁54及び給湯混合弁57を制御することができる。
また、制御装置19には、太陽熱集熱装置17が第2のサブタンク22内の湯水に供給する1日(例えば午前7時から翌日の午前7時までの24時間)の熱量の予測集熱量を検知する集熱量検出手段73が設けられている。
集熱量検出手段73は、ソーラーポンプ42から、ソーラーポンプ42に備えられた図示しないモータの単位時間当たりの回転数を検出し、単位時間に循環回路15内を流れる熱媒の流量をソーラーポンプ42のモータの回転数に応じたテーブル(モータの回転数に対応した熱媒の流量を定めた)から読み込む。また、集熱量検出手段73は、流入側サーミスタ44及び流出側サーミスタ45を介して熱交換器16に流入する前の熱媒の温度、及び第2のサブタンク22内の水を加熱し熱交換器16から流出する熱媒の温度をそれぞれ検出して、その温度差と循環回路15内を流れる熱媒の流量とから第2のサブタンク22内の湯水に供給した熱量を検知する。
そして、集熱量検出手段73は、1日に太陽熱集熱装置17が第2のサブタンク22内の湯水に供給した熱量値を直近(前日以前)の過去数日分、例えば7日分記録し、その7日間のそれぞれの日の熱量値のうちの最大値と、予測集熱量の最小値として予め設定された下限集熱量値(所定の値)を比較し、大きい値を予測集熱量Q1(キロカロリー)とする。
下限集熱量値は、例えば5,000キロカロリーであり、ソーラーパネル41の集熱容量等から決定することや、前年に太陽熱集熱装置17から第2のサブタンク22に供給した1日の集熱量値の実績から同時期の下限集熱量値を算出して決定することができる。この下限集熱量値を設けることにより、前日以前の7日間に晴天がない場合にも、予測集熱量Q1を晴天時に期待される集熱量の値にすることが可能である。
また、集熱量検出手段73は、前日以前の複数の日(例えば7日間)の太陽熱集熱装置17から第2のサブタンク22に供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により予測集熱量Q1’(キロカロリー)を算出することもできる。
具体的には、前日以前の7日間の各日の値を大きい順にP1〜P7とし、重み係数をS1〜S7とすると、予測集熱量Q1’は以下の式1で算出される。
Q1’=(1/7)×(P1×S1+P2×S2+P3×S3
+P4×S4+P5×S5+P6×S6+P7×S7) (式1)
ここで、S1〜S7は、以下の式2が成立する値であり、更に、nを1〜6の整数として、S≧Sn+1の関係が成り立つ。
S1+S2+S3+S4+S5+S6+S7=7 (式2)
S1〜S7の値は、具体的には、例えば、それぞれS1=2、S2=1.5、S3=1、S4=1、S5=0.5、S6=0.5、S7=0.5にすることができる。
なお、集熱量検出手段73が予測集熱量として、Q1及びQ1’のうち、どちらを算出して用いるかは、予め設定可能である。
制御装置19には、第1〜第7の貯湯サーミスタ28〜34を介して第1、第2のサブタンク21、22内に貯留されている湯水の温度を検知し、第1、第2のサブタンク21、22の残湯熱量を導出する残湯熱量算出手段74が設けられている。
第1〜第7の貯湯サーミスタ28〜34で計測した第1、第2のサブタンク21、22の湯水の温度から給水サーミスタ26で計測した水道水の温度を減じた温度をそれぞれT1〜T7とし、また、第1、第2の貯湯サーミスタ28、29間、第2、第3の貯湯サーミスタ29、30間、第3、第4の貯湯サーミスタ30、31間、第4、第5の貯湯サーミスタ31、32間、第5、第6の貯湯サーミスタ32、33間、第6、第7の貯湯サーミスタ33、34間に貯留されている湯水の量(リットル)をそれぞれV1〜V6とすると、残湯熱量算出手段74は、残湯熱量Q2(キロカロリー)を以下の式3で算出する。
Q2=(T1+T2)×0.5×V1+(T2+T3)×0.5×V2
+(T3+T4)×0.5×V3+(T4+T5)×0.5×V4
+(T5+T6)×0.5×V5+(T6+T7)×0.5×V6 (式3)
ここで、例えば、V1〜V6はそれぞれ50リットル、100リットル、80リットル、70リットル、70リットル、90リットルである。
また、制御装置19には、出湯口12及び第2の出湯口52を介して第1、第2のサブタンク21、22から出湯された湯の熱量から給水口11を介して貯湯タンク13の第2のサブタンク22に給水された水道水の熱量を減じた1日の給湯負荷熱量を検知して記録する給湯負荷熱量算出手段75が設けられている。
具体的には、流量センサ60を介して検知された給湯混合弁57から出湯された湯量をVd(リットル)、給湯サーミスタ61で計測された給湯温度から給水サーミスタ26で計測された水道水の温度を減じて得た温度をTdとして、給湯負荷熱量算出手段75は、以下の式4で瞬間的な給湯負荷熱量dQを算出する。
dQ=Vd×Td (式4)
そして、給湯負荷熱量算出手段75は、例えば午前7時から翌日の午前7時までの24時間で、dQの積分計算を行い、1日の給湯負荷熱量(キロカロリー)を検知している。なお、第1、第2のサブタンク21、22には、出湯口12及び第2の出湯口52から出湯された湯量と同量の水道水が給水口11から流入するため、式4により瞬間的な給湯負荷熱量dQが求められる。
また、給湯負荷熱量算出手段75は、記録している直近(前日以前)の過去複数日分、例えば7日分の給湯負荷熱量に応じて大きくなるような重みを付けた(正確には、給湯負荷熱量の値が大きいものに大きい重みを付け、小さいものに小さい重みを付けた)加重平均により予測給湯負荷熱量Q3(キロカロリー)を算出する。具体的には、直近7日間の各日の値を大きい順にL1〜L7とし、重み係数をK1〜K7とすると、予測給湯負荷熱量Q3は以下の式5で算出される。
Q3=(1/7)×(K1×L1+K2×L2+K3×L3
+K4×L4+K5×L5+K6×L6+K7×L7) (式5)
ここで、K1〜K7は、以下の式6が成立する値であり、更に、nを1〜6の整数として、K≧Kn+1の関係が成り立つ。
K1+K2+K3+K4+K5+K6+K7=7 (式6)
K1〜K7の値は、具体的には、例えば、それぞれK1=2、K2=1.5、K3=1、K4=1、K5=0.5、K6=0.5、K7=0.5にすることができる。
給湯負荷熱量算出手段75は、式5の加重平均で、予測給湯負荷熱量Q3を算出しており、単純平均により予測給湯負荷熱量を算出するのに比べて、日中の通常電力料金の時間帯にヒートポンプ式加熱器36を作動する機会を少なくすることが可能であり、貯湯タンク13内の湯水の加熱コストを低減することができる。
特に、第1、第2のサブタンク21、22から出湯される湯量(正確には湯の熱量)が日々大きく変動するような場合には、単純平均により予測給湯負荷熱量を算出すると、例えば、5割近くの確率で、日中でのヒートポンプ式加熱器36の作動が必要となり、湯水の加熱コスト上昇を招来するので、式5による予測給湯負荷熱量Q3の算出は、湯水の加熱コスト削減に大きな効果を発揮する。
また、操作盤71では、次の日中の予測天候情報、例えば「日中の予測は晴れ」という晴天情報が入力可能であり、制御装置19には、操作盤71に信号接続され、操作盤71で入力された予測天候情報を受信する天候情報受信手段76が設けられている。
制御装置19は、第1、第4の貯湯サーミスタ28、31を介して第1のサブタンク21の出湯口12及び第2のサブタンク22の第2の出湯口52にある湯の温度を計測し、操作盤71で入力されている給湯温度と比較して、所定条件下でヒートポンプ式加熱器36及び循環ポンプ38を作動し、第2のサブタンク22内の湯水を加熱する加熱装置制御手段77を備えている。具体的には、出湯口12にある湯の温度が操作盤71で入力された給湯温度より低温の場合等に、第2のサブタンク22内の湯水を加熱する。
加熱装置制御手段77は、残湯熱量算出手段74に信号接続されており、夜間時間帯に、予め設定された一定の時間間隔、例えば10秒間隔で残湯熱量算出手段74から残湯熱量Q2の情報を取得することができる。
また、加熱装置制御手段77は、集熱量検出手段73、給湯負荷熱量算出手段75、及び天候情報受信手段76にも信号接続されており、集熱量検出手段73から太陽熱集熱装置17が第2のサブタンク22に供給する1日の熱量の予測集熱量Q1(または、予測集熱量Q1’)の情報を受信すると共に、給湯負荷熱量算出手段75から予測給湯負荷熱量Q3の情報を取得可能であり、しかも、天候情報受信手段76を介して、操作盤71で入力された予測天候情報を取得することができる。
加熱装置制御手段77は、夜間時間帯の前に、集熱量検出手段73及び給湯負荷熱量算出手段75から最新の予測集熱量Q1(または、予測集熱量Q1’)の情報及び予測給湯負荷熱量Q3の情報をそれぞれ取得して、記録し、夜間時間帯になってから、残湯熱量算出手段74により10秒間隔で残湯熱量Q2が導出されるごとに、最新の残湯熱量Q2の情報を取得し、外部加熱手段18を作動するか停止するかの判定を行う。
加熱装置制御手段77は、天候情報受信手段76が操作盤71から晴天情報を受信していないとき、記録している最新の予測給湯負荷熱量Q3を、目標貯湯熱量Q4とし、夜間時間帯になった後、10秒間隔で残湯熱量算出手段74から残湯熱量Q2を取得するごとに、最新の残湯熱量Q2と目標貯湯熱量Q4を比較する。
そして、加熱装置制御手段77は、以下の式7が成立するとき、外部加熱手段18を停止状態にし、以下の式8が成立するときには、式7が成立するまで外部加熱手段18を作動して、第1、第2のサブタンク21、22の湯水を加熱する。
Q2≧Q4 (式7)
Q2<Q4 (式8)
また、加熱装置制御手段77は、天候情報受信手段76が操作盤71から晴天情報を受信する(晴天情報の入力があった)ことを条件として、天候情報受信手段76を介してその晴天情報を受け取り、目標貯湯熱量Q4から、更に記録している最新の予測集熱量Q1(または、予測集熱量Q1’)を差し引き、新たな目標貯湯熱量Q4’として、式7、式8の代わりに、以下の式9、式10によって、外部加熱手段18を作動するか停止するかを決定する。
Q2≧Q4’ (式9)
Q2<Q4’ (式10)
即ち、加熱装置制御手段77は、式9が成立するとき、外部加熱手段18を停止状態にし、式10が成立するときには、式9が成立するまで外部加熱手段18を作動する。
なお、集熱制御手段70、給湯制御手段72、集熱量検出手段73、残湯熱量算出手段74、給湯負荷熱量算出手段75、天候情報受信手段76、及び加熱装置制御手段77は、前述した各制御等を実行するためのプログラムを格納したマイクロコンピュータ、メモリを有して構成されている。
また、操作盤71には、入力された晴天情報を取り消す機能が設けられている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、加熱装置は貯湯タンク内に設けられ、貯湯タンクの湯水を加熱する電熱線を有して構成することができ、貯湯タンクは、2つのサブタンクを有さず1つのタンクを有して構成することもできる。
また、予測天候情報は、操作盤で入力されるのに限定されず、天候情報受信手段にインターネット回線や、専用回線を接続し、リモートサーバから発信される予測天候情報を定期的に受信することもできる。
更に予測天候情報として、晴天情報だけでなく、曇り時々晴れ等の情報を加えることもでき、天候情報受信手段が曇り時々晴れの情報を受信した場合には、晴天時の予測集熱量に補正係数(例えば0.5)を掛けて予測集熱量を算出することも可能である。
なお、前記実施の形態においては、前日以前の複数の日を7日間として説明したが、他の複数の日数(m日間)としてもよく、この場合、前記実施の形態の説明において、「7」を「m」に置き換えることになる。
10:給湯機、11:給水口、12:出湯口、13:貯湯タンク、14:温度計測手段、15:循環回路、16:熱交換器、17:太陽熱集熱装置、18:外部加熱装置、19:制御装置、21:第1のサブタンク、22:第2のサブタンク、23:連結管、24:逆止弁、25:減圧弁、26:給水サーミスタ、27:逆止弁、28:第1の貯湯サーミスタ、29:第2の貯湯サーミスタ、30:第3の貯湯サーミスタ、31:第4の貯湯サーミスタ、32:第5の貯湯サーミスタ、33:第6の貯湯サーミスタ、34:第7の貯湯サーミスタ、36:ヒートポンプ式加熱器、37:取水口、38:循環ポンプ、39:湯戻り三方弁、41:ソーラーパネル、42:ソーラーポンプ、43:ソーラーサーミスタ、44:流入側サーミスタ、45:流出側サーミスタ、46:アキュームタンク、47、48:リザーブタンク、49:ソーラー三方弁、50:バイパス管、52:第2の出湯口、53:給湯管、54:出湯混合弁、55:出湯サーミスタ、56:逆止弁、57:給湯混合弁、58:逆止弁、60:流量センサ、61:給湯サーミスタ、70:集熱制御手段、71:操作盤、72:給湯制御手段、73:集熱量検出手段、74:残湯熱量算出手段、75:給湯負荷熱量算出手段、76:天候情報受信手段、77:加熱装置制御手段

Claims (8)

  1. 貯湯タンクの湯水が、夜間時間帯に加熱装置によって加熱され、更に、日中には太陽熱集熱装置によっても加熱される給湯機の運転方法において、
    前日以前の複数の日の前記貯湯タンクから使用された湯の各日の給湯負荷熱量を求め、
    該各日の給湯負荷熱量の値により算出した予測給湯負荷熱量を、前記貯湯タンクに確保する目標貯湯熱量とし、
    「日中の予測は晴れ」という入力があったことを条件として、前記目標貯湯熱量から、前記太陽熱集熱装置によって供給される熱量の予測集熱量を差し引き、新たな目標貯湯熱量とし、前記加熱装置による前記夜間時間帯での前記貯湯タンクの湯水の加熱を行うことを特徴とする給湯機の運転方法。
  2. 請求項1記載の給湯機の運転方法において、前日以前の複数の日の前記太陽熱集熱装置から前記貯湯タンクに供給された各日の熱量の最大値と、予め設定された所定の値とを比較して大きい値を、前記予測集熱量とすることを特徴とする給湯機の運転方法。
  3. 請求項1記載の給湯機の運転方法において、前日以前の複数の日の前記太陽熱集熱装置から前記貯湯タンクに供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により前記予測集熱量を算出することを特徴とする給湯機の運転方法。
  4. 給湯用の湯水を貯留し、水道水が給水される給水口及び湯を出湯する出湯口を備える貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクに設けられ、該貯湯タンク内の湯水の温度を計測する温度計測手段と、
    太陽熱により熱せられた熱媒を、循環回路を経由して前記貯湯タンク内に配置された熱交換器に送る太陽熱集熱装置と、
    前記貯湯タンクの内部又は外部に配置され、該貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱装置と、
    夜間時間帯に前記加熱装置を作動させ、前記貯湯タンクに1日の給湯に必要な目標貯湯熱量を、該夜間時間帯の終了時までの所定時刻に確保する夜間加熱運転を行う制御装置とを有し、
    前記制御装置には、前記加熱装置を制御する加熱装置制御手段と、
    前記温度計測手段を介して前記貯湯タンク内の湯水の温度を検知し、残湯熱量を導出する残湯熱量算出手段と、
    日中の予測天候情報を受信する天候情報受信手段と、
    前記太陽熱集熱装置が前記貯湯タンクに供給する1日の熱量の予測集熱量を検知する集熱量検出手段と、
    前記貯湯タンクから出湯された湯の熱量から前記給水口を介して該貯湯タンクに給水された水道水の熱量を減じた1日の給湯負荷熱量を検知して記録すると共に、前日以前の過去複数日分の該給湯負荷熱量の値により予測給湯負荷熱量を算出する給湯負荷熱量算出手段とが設けられ、
    前記加熱装置制御手段は、前記予測給湯負荷熱量を前記目標貯湯熱量とし、
    前記天候情報受信手段が晴天情報を受信することを条件として、前記目標貯湯熱量から、更に前記予測集熱量を差し引いて新たな目標貯湯熱量とし、前記残湯熱量が該新たな目標貯湯熱量より小さいときに前記加熱装置を作動し、前記残湯熱量が前記新たな目標貯湯熱量以上のときに前記加熱装置を停止する前記夜間加熱運転を行うことを特徴とする給湯機。
  5. 請求項4記載の給湯機において、前記集熱量検出手段は、前記予測集熱量の最小値として予め設定された下限集熱量値を有し、前日以前の過去数日間で前記太陽熱集熱装置が1日に前記貯湯タンクに供給した熱量値のうちの最大値と、前記下限集熱量値を比較し、大きい値を前記予測集熱量にすることを特徴とする給湯機。
  6. 請求項4記載の給湯機において、前記集熱量検出手段は、前日以前の複数の日の前記太陽熱集熱装置から前記貯湯タンクに供給された各日の熱量の値に応じて大きくなるような重みをつけた加重平均により前記予測集熱量を算出することを特徴とする給湯機。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の給湯機において、前記残湯熱量算出手段は、前記夜間時間帯に一定の時間間隔で、前記温度計測手段を介して前記貯湯タンク内の湯水の温度を検知して前記残湯熱量を導出し、前記加熱装置制御手段は、該残湯熱量の導出ごとに前記加熱装置を作動するか否かの判定をすることを特徴とする給湯機。
  8. 請求項4〜7のいずれか1項に記載の給湯機において、前記予測天候情報は、前記天候情報受信手段に信号接続された操作盤で入力されることを特徴とする給湯機。
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