JP2011073526A - ロータリーべーン舵取機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量オープンサイクル油圧システムの作動に必要な諸弁を集合体としてバルブブロックに内装し、このバルブブロックを油圧ポンプユニットと切り離して油圧作動機に装着することにより、圧力損失が少なく、安定した性能で強固な構造の制御装置を構成したロータリーべーン舵取機を提供する。
【解決手段】油圧作動機50は油圧ポンプユニット60において作動油送り管604と作動油戻り管606を介して行なう作動油の出入を制御する集合弁510を有し、集合弁510は制御弁部、オートロック弁部、流量調整逆止弁部および安全弁部を有し、制御油圧は油圧ポンプユニット60の制御油圧ポンプ608からパイロット配管605を介して集合弁510の制御弁部に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明はロータリーベーン舵取機に関し、特に集合弁と油圧システムの技術に係るものである。
従来の舵取機には、ラム式やピストン式の油圧舵取機があり、例えば図14に示すようなラム式の油圧舵取機がある。この舵取機1では、ラム式の油圧アクチュエータ(Actuator)2a、2bのロッド3を軸心方向へ往復駆動することにより舵柄4が揺動して舵軸5を軸心回りに回動させる。左右の油圧アクチュエータ2a、2bにはそれぞれ油圧ポンプユニット6a、6bが接続している。
この構成では、油圧アクチュエータ2a、2bがラム式であり、シリンダーの油圧のシールにグランドシールを採用できるので、高圧作動油の採用が可能である。従って、少油量の作動油で油圧アクチュエータ2を作動させて舵取機1を駆動できる。このため、油圧ポンプユニット6にはアキシャルポンプを使用したクローズドサイクルの油圧回路を採用することができる。
このクローズドサイクルの油圧回路では、例えば面舵のときに、一方の油圧ポンプユニット6aから一方の油圧アクチュエータ2aへ作動油管7aを通して作動油を送油する。そして、他方の油圧アクチュエータ2bから作動油が作動油管8bを通して一方の油圧ポンプユニット6aの油圧ポンプの吸込側に戻る。
他方の油圧ポンプユニット6bを使用する場合は、他方の油圧ポンプユニット6bから一方の油圧アクチュエータ2aへ作動油管8aを通して作動油を送油する。そして、他方の油圧アクチュエータ2bから作動油が作動油管7bを通して他方の油圧ポンプユニット6bの油圧ポンプの吸込側に戻る。
他の舵取機としては、図15に示すように、ロータリーベーン舵取機がある。このロータリーベーン舵取機11の油圧アクチュエータ(Actuator)12は、ハウジング13の中にロータ14を備え、ロータ14と一体の可動ベーン15およびハウジング13と一体のセグメント16を有しており、ロータ14の外周面とハウジング13の内周面との間に可動ベーン15とセグメント16とで仕切った複数の作動油室17を形成している。トップカバー18とロータ14の間にはリングシール19を配置し、可動ベーン15には横シール20および縦シール21を装着し、セグメント16には縦シール28を装着してあり、油圧アクチュエータ12には油圧ポンプユニット22が接続している。
この構成では、作動油室17に作動油を送油し、可動ベーン15に作動油圧を与えてロータ14を回転駆動する。上述した各シールには高分子材料のフラットシールを使用するので、作動油圧を高圧にすることができず、作動油量が多くなる。
従って、油圧ポンプユニット22には低圧大容量の油圧ポンプを使用し、油圧回路にはオープンサイクルのものを採用することになる。また、オープンサイクルの油圧回路を採用する他の理由としては、高分子材料からなる各シールの劣化により残滓が発生するので、密閉された作動油室17から残滓を取り出すためには、オープンサイクルの油圧回路が取扱いの点で便利である。
図15に示すように、オープンサイクルのシステムをなす従来の油圧ポンプユニット22は、油タンク23の内部に油圧ポンプ24を装備し、油タンク23の上に制御弁25を設置しており、油圧アクチュエータ12に装着したオートロック弁26と制御弁との間に連結管27を設けている。なお、制御弁25を作動させるために必要な制御油圧は油圧ポンプ24の出口から得ており、この出口には常に油圧を発生させている。
制御弁25は、制御装置(図示省略)から指示する操舵指令に従って、即ち停止、左操舵、右操舵のそれぞれの操舵指令に対応して作動し、油圧ポンプ24から送られる作動油の流れを制御して油圧アクチュエータ12へ送油する。
オートロック弁26は、制御弁25が中立状態となって作動油が油圧アクチュエータ12に送り込まれなくなったときに、逆止弁作用により自動的にポートを閉鎖して油圧アクチュエータ12の作動油室17から油が抜け出することを防止する機能を持つとともに、油圧アクチュエータ12が舵に作用する水流の力によって回されるような条件になったときに、ポートを閉鎖して水流に抗する力を維持する機能を持つ。
特開2008−37187
上記した構成において、舵位置をある舵角に保持する状態において、制御弁25はその弁が中立の位置にある中立状態となり、オートロック弁26は全てのポートを閉鎖している。制御弁25とオートロック弁26はそれぞれが油圧ポンプユニット22と油圧アクチュエータ12とに分離して装備されているので、制御弁25が中立状態にあると、油圧ポンプユニット22では油圧ポンプ24によって送油する作動油が制御弁25を出ることなく制御弁25から油タンク23に戻油され、作動油が油圧ポンプユニット22の中で循環する。
油圧ポンプ24は制御弁25を作動させるのに必要な制御油圧を常に作動油の全量に対して発生させている。このため、作動油が油圧ポンプユニット22の中で循環すると、制御油圧を発生させる機構において生じる熱が油タンク23の中の作動油に蓄熱されて作動油の温度上昇が発生し、次に舵を制御する際に作動油による油圧アクチュエータ12の動作が阻害される恐れがある。また、制御弁25とオートロック弁26との連結管27は送油、戻油のいずれの用途にも使用されるので、連結管27には高圧管が必要である。
ところで、ロータリーベーン舵取機はシール材として高分子材を採用しており、作動油は低圧の油圧で使用する必要があり、作動油の油量は大油量となる。このような低圧大油量のロータリーベーン舵取機の油圧システムは、汎用高圧小油量の標準油圧品の各種の弁を使用することができず、油圧ポンプも大油量を供給する型式のものを使用する。また、油圧回路はオープンサイクルのものとなる。
オープンサイクルの油圧回路は、使用油圧が40kg/cm〜60kg/cmの範囲では大容量の制御弁とオートロック弁を採用することでロータリーベーン舵取機として求められる必要十分な機能を実現することができた。
ところで、最近ではシール材としての高分子材の性能が向上し、さらにシール材の断面形状の改良、及びシール材に供給するシール油の油圧システムの改良によって使用油圧を80kg/cm〜100kg/cmに上げることが可能となった。
しかしながら、従来のオープンサイクルの油圧回路において、使用油圧を80kg/cm〜100kg/cmとすると、舵に発生する急激な負荷変動および舵特有の負トルクに対応することができず、チャタリング現象やウォーターハンマ現象の発生を防ぐことができない。これらの現象に起因する高音と振動は使用上の不安のみならず、メンテナンスにおいても問題となる。
この現象を防ぐために、オープンサイクルの油圧回路においては、油圧アクチュエータ12からの作動油の出口部位にオリフィス又は流量調整逆止弁を設けて背圧を与えることが必要である。
しかし、従来のオープンサイクルの油圧回路において、マニホールドをベースとして、電磁弁、制御弁、オートロック弁、流量調整逆止弁および安全弁の各要素弁を組み合わせて使用する場合に、別個の流量調整逆止弁を設けることは大型化と複雑化を招いて不安定な構成となることが避けられない。
つまり、高圧小油量のクローズドサイクルの油圧回路ではマニホールドに各要素弁を接続して組み合わせることが可能であるが、大油量に対応するマニホールドは大型で複雑な内部通路を有するものとなり、このマニホールドに安全弁、調整弁等の要素弁を装着する構成は大型化と複雑化を招いて不安定な構成となることが避けられない。
さらに、舵取機を駆動するオープンサイクルの油圧回路においては、舵に発生する負荷の大きさの瞬時的変動、および負荷方向の変化に伴う作動油の油圧の変動、および油圧の方向変化が各弁に作用する。このため、弁と弁との間に配管等による緩衝的容積がないと、上記の油圧変動と油圧の方向変化が緩衝的に吸収されず、相互作用的に各弁に影響が及び、作動が不安定になり易いという問題があった。
また、従来のオープンサイクルの油圧回路においては、制御弁25を作動させるのに必要なパイロット油圧は作動油圧ポンプ24の作動油吐出ラインから取り出しているので、上述した作動油の油圧の変動の影響を受け、制御弁25の作動が不安定になり易く、その不安定さが他のオートロック弁26などの作動の不安定さに影響することがあるという問題があった。
このため、オープンサイクルの油圧回路においては、各要素弁を分離して配置するとともに、流量調整逆止弁を使用せずにオリフィスを採用していた。しかしながら、オリフィスを配置する場合に、オリフィスにおいては正逆双方向に作動油が流れるので、オリフィスを正方向へ流れる作動油、つまり油圧アクチュエータ12から出る作動油には背圧を与えることができるが、逆方向へ流れる作動油、つまり油圧アクチュエータ12へ入る作動油には抵抗となって舵取機としての出力が低下する。したがって、定格出力を得るために、より大出力の舵取機を採用する必要がある。
本発明は上記した課題を解決するものであり、油タンクに貯溜する作動油の温度上昇を抑制することができ、一体のバルブブロックの内部に各要素弁を組み込むことで圧力損失の少ないシステム構成とし、強固で安定した性能を発揮できる集合弁を有するロータリーベーン舵取機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のロータリーベーン舵取機は、舵軸を軸心廻りに回転駆動する油圧アクチュエータと油を貯溜する油タンクとの間にオープンサイクル油圧回路を備えたロータリーベーン舵取機において、オープンサイクル油圧回路は作動油圧系統と制御油圧系統とに分割してなり、作動油圧系統が、油圧アクチュエータにおける作動油の出入を制御する作動油制御手段と、油タンクの油を作動油として圧送する作動油圧ポンプと、作動油圧ポンプから送り出す作動油を作動油制御手段へ供給する作動油送り管と、油圧アクチュエータから排出する作動油を油タンクへ戻す作動油戻り管を有し、制御油圧系統が、作動油制御手段において制御油の出入を制御する制御油制御手段と、作動油圧ポンプとタンデムに連結して油タンクの油を制御油として圧送する制御油圧ポンプと、制御油圧ポンプから送り出す制御油を制御油制御手段へ供給するパイロット配管と、制御油圧を一定に保つ調圧手段を有し、
油圧アクチュエータは作動油制御手段をなす集合弁を備え、集合弁は一体のバルブブロックに、作動油送り管に連通する送油ポートと、作動油戻り管に連通する戻油ポートと、油圧アクチュエータに連通する複数の作動油ポートと、全ポート間に形成する内部回路を有し、かつ内部回路に、作動油ポートを開閉する制御弁部と、作動油圧ポンプの所定圧負荷時に開くオートロック弁部と、油圧アクチュエータから排出する作動油に所定背圧を与える流量調整逆止弁部と、作動油圧ポンプの最高吐出圧を規制する安全弁を有することを特徴とする。
本発明によれば、作動油圧系統と制御油圧系統とがそれぞれ独立することで作動油の温度上昇を抑制できる。すなわち、従来においては作動油圧と制御油圧が同源であるために、作動油の全量に対して常にその作動油圧を、制御油圧として必要な最低圧力に維持する必要がある。
このため、作動油の全量に対して常に制御油圧を与えることになって作動油の温度上昇が起きたが、本発明では制御油圧系統を独立させることで、作動油圧は作動油圧として必要な圧力に維持すればよくなり、作動油の温度上昇を抑制できる。
また、制御油圧系統が作動油圧系統から独立することにより、常時安定した制御油圧で制御弁を作動させることができるので、舵に発生する負荷の大きさの瞬間的変動、および負荷の方向変化に伴う作動油の油圧変動、方向変化の影響を受けて制御弁の作動が不安定になることがなく、したがって制御弁の作動の不安定さが他のオートロック弁などの作動の不安定さを引き起こす恐れもなくなる。
作動油制御手段が油圧アクチュエータに対する作動油の出入を遮断する状態で、油圧ポンプにより送油する作動油は、無負荷で作動油送り管を通して作動油制御手段へ流れた後に、作動油制御手段の内部回路を通り、作動油戻り管を通して油タンクへ戻る。このため、油タンクに貯溜する作動油が作動油送り管および作動油戻り管を循環する間に作動油の熱が管壁を介して放熱され、作動油の昇温が抑制される。よって、次回に舵を制御する際に作動油の熱が作動油による油圧アクチュエータの動作を阻害することがなくなる。
また、各要素弁をマニホールドを介してつなぎ合わせるのでなく、マニホールドを採用せずに、一体構造のボディーをなすバルブブロックの中に制御弁部、オートロック弁部、流量調整逆止弁部の各弁、および安全弁を合理的に組み込むことで、作動油制御手段として必要な総ての要素弁の弁機能をバルブブロックの内部に一体化して油圧アクチュエータに装着することができる。
よって、システム構成が単純化でき、構造的に強固なものとなり、かつ安全で取り扱い易く、補修が容易になる。また、流量調整逆止弁部において戻油だけに背圧を与えることで、舵に発生する急激な負荷変動および舵特有の負トルクに対応することができ、チャタリング現象やウォーターハンマ現象の発生を防ぐことができ、かつ流量調整逆止弁部において送り油に圧力損失を与えない。
本発明の実施の形態におけるロータリーベーン舵取機を示す斜視図 同ロータリーベーン舵取機の構成を示す模式図 同ロータリーベーン舵取機の集合弁を示す油圧回路図 同ロータリーベーン舵取機の集合弁を示す正面図 同ロータリーベーン舵取機の集合弁を示す側面図 同ロータリーベーン舵取機の集合弁を示す平面図 図6のA−A矢視断面図 図4のC−C矢視断面図 図4のB−B矢視断面図 図6のD−D矢視断面図 集合弁のアイドリング状態を示す作動説明図 集合弁の転舵状態を示す作動説明図 集合弁における安全弁の作動状態を示す作動説明図 従来のラム式やピストン式の油圧舵取機を示す模式図 従来のロータリーベーン舵取機の構成を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態を図1から図13に基づいて説明する。図1において、ロータリーベーン舵取機は油圧アクチュエータ50と油圧ポンプユニット60を備えている。油圧アクチュエータ50は作動油の出入を制御する作動油制御手段をなす集合弁510がハウジング501の外周面に取り付けてある。
油圧ポンプユニット60は油圧アクチュエータ50に作動油を送油し、かつ油圧アクチュエータ50から作動油が戻るものであり、油圧アクチュエータ50と油圧ポンプユニット60の間に、作動油圧系統と制御油圧系統とに分割したオープンサイクル油圧回路を備えている。
油圧ポンプユニット60は、作動油を貯溜する油タンク601を有し、作動油圧系統として油タンク601の油を作動油として圧送する作動油圧ポンプ602を天面に配置しており、制御油圧系統として油タンクの油を制御油として圧送する制御油圧ポンプ608を作動油圧ポンプ602とタンデムに連結して配置している。
ここでは作動油圧ポンプ602および制御油圧ポンプ608がベーンポンプからなり、作動油圧ポンプ602の吸込口に接続した吸込配管603が油タンク601の内部で開口している。集合弁510は、高圧管からなる作動油送り管604を介して作動油圧ポンプ602と接続するとともに、パイロット配管605を介して制御油圧ポンプ608と接続し、作動油戻り管606およびリターンフィルタ607を介して油タンク601と接続している。
図2に示すように、油圧アクチュエータ50はハウジング501の中にロータ502を備えており、ロータ502は操舵対象の舵の舵軸503を保持して舵軸503の軸心廻りに回動する。ロータ502にはロータ502と一体の可動ベーン504が設けてあり、ハウジング501にはハウジング501と一体のセグメント505が設けてあり、ロータ502の外周面とハウジング501の内周面との間に可動ベーン504とセグメント505とで仕切る複数の作動油室507を形成している。可動ベーン504とセグメント505のシール対象面にはそれぞれシール材が配置してあり、ここでは可動ベーン504およびセグメント505の縦シール508のみを表示している。
図3から図10に示すように、集合弁510は油圧アクチュエータ50に装着するバルブブロック511にパイロット圧制御弁部520、制御弁部530、安全弁535、オートロック弁部540、流量調整逆止弁部550を一体的に設けている。
バルブブロック511は、油圧アクチュエータ50のセグメント505を隔てた異なる作動油室507に連通する複数の作動油ポート512を有するとともに(図2参照)、作動油送り管604に連通する送油ポート513および作動油戻り管606に連通する戻油ポート514を有しており(図2参照)、かつ作動油ポート512と送油ポート513と戻油ポート514との間に形成する内部回路515を有している(図7参照)。戻油ポート514は送油ポート513の両側に設けるが何れか一方の戻油ポート514を使用し、他方は蓋体によって閉塞する。
図7から図9に示すように、バルブブロック511の内部回路515の途中に制御弁部530、安全弁535、オートロック弁部540、流量調整逆止弁部550が介装してあり、バルブブロック511の上部にパイロット圧制御弁部520が装着してある。
パイロット圧制御弁部520はパイロット配管605(図2、図3参照)に接続しており、制御弁部530に与える制御油圧であるパイロット圧を電磁弁521で切替操作し、調圧手段をなす調圧弁609(図3参照)を介して一定圧のパイロット圧(制御油圧)を制御弁部530に与える。
図7に示すように、制御弁部530はロッド531を軸心方向へ往復動自在に配置し、ロッド531に一対の弁体532が形成してあり、送油ポート513と戻油ポート514が弁体532を隔てた位置にあり、ロッド531が軸心方向へ移動することで一対の弁体532が内部回路515の流路を切り替える。この切替操作については詳述する。バルブブロック511にはロッド531の両側のそれぞれに対応するシリンダ室533が設けてあり、シリンダ室533に配置した付勢スプリング534の付勢力を受けて弁体532が中立位置を保ち、シリンダ室533に作用するパイロット圧を受けてロッド531および弁体532が中立位置から作動位置へ移動する。
双方の弁体532の間において内部回路515には安全弁535が設けてある。図10に示すように、安全弁535は安全弁調整弁536によって安全弁535に対するパイロット圧を調整することにより、設定圧力を調整可能である。
オートロック弁部540は制御弁部530と流量調整逆止弁部550の間にあり、図7に示すように、一対のロック弁体541のそれぞれを各作動油室507に連通する作動油ポート512ごとに対応して設けており、各ロック弁体541は内部回路515の途中において流路を開閉する。
ロック弁体541の背部にはロック弁体541を閉鎖位置に付勢する押圧スプリング542が配置してあり、双方のロック弁体541の間には移動体543が往復移動可能に設けてある。移動体543は双方のロック弁体541にそれそれ復帰用スプリング544を介して接続しており、双方の復帰用スプリング544が釣り合うとともに、双方のロック弁体541の押圧スプリング542が釣り合うことで移動体543が中立位置を保持する。
一方のロック弁体541が作動油の圧力を受けると押圧スプリング542の付勢力に抗してロック弁体541が開方向へ移動するとともに、作動油の圧力を受ける移動体543が復帰用スプリング544の引張力、およびロック弁体541の押圧スプリング542に抗して他方のロック弁体541の側に移動し、移動体543が他方のロック弁体541を開方向へ押圧する。このため、ロック弁体541の何れかが作動油の圧力を受けて開動すると他方のロック弁体541も同期的に開動する。
流量調整逆止弁部550は、図9に示すように、オートロック弁部540と各作動油ポート512の間にあり、一対の流量調整弁体551のそれぞれを各作動油室507に連通する作動油ポート512ごとに対応して設けており、各流量調整弁体551は内部回路515の途中において流路を開閉する。流量調整弁体551の背部には流量調整弁体551を閉方向に付勢する流量調整スプリング552が配置してあり、流量調整弁体551を貫通して配置したニードル553に沿って流量調整弁体551が出退する。無負荷状態で流量調整弁体551は先端開口554にニードル553のテーパ状をなす先端部555が挿入されており、先端開口554と先端部555の間にオリフィスを形成している。
以下、上記した構成における作用を説明する。図11から図13は、集合弁510のバルブブロック511に設けたパイロット圧制御弁部520、制御弁部530、オートロック弁部540、流量調整逆止弁部550を、便宜的に平面的に展開した模式図である。
図11はアイドリング状態を示しており、操舵指示がなくて舵が「舵中央」に位置する状態、あるいは舵および油圧アクチュエータ50が操舵指示を受けて指示舵角に達して後に油圧アクチュエータ50への送油が止まった状態での操舵機における作動油の流れを説明するものである。
アイドリング状態では、何れのシリンダ室533にもパイロット圧が作用せず、制御弁部530のロッド531は付勢スプリング534の付勢力を受けて中立位置にあり、双方の弁体532も中立位置にあって送油ポート513と戻油ポート514が内部流路515で直接に連通している。
このため、油圧ポンプユニット60の作動油圧ポンプ602により油タンク601から作動油送り管604を通して集合弁510に流入する作動油は、バルブブロック511の送油ポート513から内部流路515へ流入し、戻油ポート514から作動油戻り管606およびリターンフィルタ607を通して油タンク601に戻る。この状態で、内部流路515の圧力は低く、オートロック弁部540のロック弁体541は閉状態を維持している。そして、オートロック弁部540が全ての作動油ポート512を遮断し、作動油送り管604から内部回路515を介して作動油戻り管606に作動油が流れることで、油タンク601に貯溜する作動油が作動油送り管604および作動油戻り管606を循環し、この間に作動油の熱が管壁を介して放熱され、作動油の昇温が抑制される。よって、次に舵を制御する際に作動油の熱が作動油による油圧アクチュエータ50の動作を阻害することがなくなる。また、作動油戻り管606は常に戻油が流れるので高圧管を使用する必要がない。
図12は転舵状態を示している。転舵時には、図2に示すように、取舵Pもしくは面舵Sの何れかの方向へ操舵指示が出されるが、図12は、面舵Sの操舵指示が出されたときの作動油の流れを示している。
この転舵状態では、転舵指示によりパイロット圧制御弁部520において電磁弁521が切替操作されて、パイロット配管605に接続しているパイロット圧が、調圧手段をなす調圧弁609を介して一定圧のパイロット圧(制御油圧)として、制御弁部530の一方のシリンダ室533に与えられる。
パイロット圧が作用することで、制御弁部530のロッド531が他方のシリンダ室533の付勢スプリング534の付勢力に抗して移動し、弁体532の移動により内部回路515の流路を切り替える。
この状態で送油ポート513と戻油ポート514の直接の連通が遮断されており、油圧ポンプユニット60の作動油圧ポンプ602により油タンク601から作動油送り管604を通して集合弁510に流入する作動油は、バルブブロック511の送油ポート513から内部流路515へ流入し、オートロック弁部540の一方のロック弁体541が送油ポート513から流入する作動油の圧力を受けて押圧スプリング542の押圧力に抗して開動する。このとき、一方のロック弁体541が開方向へ移動するとともに、移動体543が作動油の圧力を受けて復帰用スプリング544の引張力、および他方のロック弁体541の押圧スプリング542に抗して他方のロック弁体541の側に移動し、移動体543が他方のロック弁体541を開方向へ押圧し、結果として双方のロック弁体541が作動油の圧力を受けて開動する。
この状態で、送油ポート513から流入する作動油は、流量調整逆止弁部550の一方の流量調整弁体551を流量調整スプリング552の付勢力に抗して開方向へ押圧しつつ一方の作動油ポート512から油圧アクチュエータ50のセグメント505で隔てる一方の作動油室507に流入する。
セグメント505で隔てる一方の作動油室507に作動油が流入することで、可動ベーン504に作用する油圧を受けてロータ502が回動して舵軸503および舵が面舵S方向に操舵され、ロータ502および可動ベーン504の回動により他方の作動油室507の作動油が他方の作動油ポート512を通して押し出される。この作動油は他方の作動油ポート512に対応する流量調整弁体551とニードル553とのオリフィスを通して一定の背圧を受けながら内部回路515へ流れ、戻油ポート514から作動油戻り管606を通して油タンク601に戻る。
図13は安全弁535の作動状態を示している。安全弁535は、弁座部に作用する送油ポート513の作動油の油圧による力と安全弁535の背面に導かれた作動油の油圧による力との差、およびスプリングの力によって弁座に押し付けられて、内部回路515における送油ポート513と戻油ポート514との間を遮断している。安全弁535の背面の作動油は安全弁調整弁536にも作用している。
作動油圧ポンプ602から作動油を集合弁510に送油する状態で、オートロック弁部540、流量調整逆止弁部550および油圧アクチュエータ50においてスチック等の何等かの障害が発生して油圧が過度に上昇した時、あるいは舵に過度の負荷がかかった時には、その過度に上昇した油圧によって安全弁調整弁536が押し開かれ、安全弁535の背面に作用していた油圧が安全弁調整弁536を通って戻油ポート514、すなわち作動油戻り管606に逃げる。
安全弁535は、背圧がなくなることにより、作動油によって弁座が押し上げられる。このため、内部回路515は送油ポート513が戻油ポート514に直接に連通した状態となる。この結果、送油ポート513の過度に上昇した油圧が瞬時に戻油ポート514、すなわち作動油戻り管606に抜けて、送油ポート513の過度に上昇した油圧が低下する。この油圧が低下すれば、安全弁調整536は閉に戻り、安全弁535も弁座に再び押し付けられ、送油ポート513と戻油ポート514との直接の連通が妨げられる。
ところで、上述したようなオープンサイクルのシステムにおいては、舵の負荷変動に対応して舵を制御するために、オートロック弁部540が短時間のうちに開閉を自動的に繰り返している。この負荷変動が正負にわたって大きく変化する場合には、しばしば高音の発生と作動油の圧力変動が発生する。制御弁部530とオートロック弁部540を一体的に組み合わせて制御弁部530とオートロック弁部540の間隔が無い構造では、上述した現象が大きく、且つ頻度が増すと考えられる。
このため、本実施の形態では、舵の負荷変動がオートロック弁部540へ直接に及ぶことを緩和するために、油圧アクチュエータ50の作動油室507とオートロック弁部540の間に流量調整逆止弁部550を装備している。すなわち、流量調整弁体551は先端開口554にニードル553のテーパ状をなす先端部555が挿入されており、先端開口554と先端部555の間にオリフィスを形成しており、オリフィスにより戻油に背圧を与えることができ、舵の負荷変動に対応できる。
次に、制御弁部530とオートロック弁部540を一体的に組み合わせる構造において、制御弁部530を制御するために必要なパイロット圧として作動油の油圧を採用する場合は、作動油の油圧が不安定であることが制御弁部530の作動が安定しない要因となる。これを防ぐためには制御弁部530に作動油を供給するためのパイロット油システムを作動油圧ポンプ602とは別途に設けなければならない。
しかしながら、本実施の形態では、作動油圧ポンプ602および制御油圧ポンプ608にベーンポンプを採用し、作動油圧ポンプ602と制御油圧ポンプ608をタンデムに配置することで、1台のモータで制御弁部530へ与えるパイロット圧と油圧アクチュエータ50へ送油する作動油をそれぞれ独立して供給することができる。
また、本実施の形態では、システムを更にコンパクトにするために安全弁535を集合弁510の一部として装着しており、安全弁535を組み込むためにパイロット圧制御弁部520の電磁弁521をバルブブロック511の中心から外れた位置に配置している。
本実施の形態では、集合弁510がバルブブロック511において制御弁部530とオートロック弁部540を垂直方向に配列して一体的に組み合わせ、オートロック弁部540と流量調整逆止弁部550を水平方向に配列して一体的に組み合わせた構造をなす(図5、図8参照)ことで、制御弁部530とオートロック弁部540と流量調整逆止弁部550を合理的に備える集合弁510を油圧アクチュエータ50に対して安定して装着することができる。
また、本実施の形態において集合弁510を油圧アクチュエータ50に装着することで、ロータリーベーン舵取機は以下の効果を奏する。
1.従来においては作動油圧と制御油圧が同源であるために、作動油圧を制御油圧として必要な最低圧力に維持する必要があり、作動油の全量を常に最低圧力に保つことに伴って作動油の温度上昇が起きた。しかしながら、本実施の形態では、作動油圧ポンプ602および制御油圧ポンプ608にベーンポンプを採用し、作動油圧ポンプ602と制御油圧ポンプ608をタンデムに配置することで、1台のモータで制御弁部530へ与えるパイロット圧と油圧アクチュエータ50へ送油する作動油をそれぞれ独立して供給することができる。よって、作動油は油圧アクチュエータ50の負荷に対応するだけでよく、常に最低油圧に維持される必要がなくなり、作動油の温度上昇を抑制できる。
2.油圧ポンプユニット60と油圧アクチュエータ50の集合弁510を接続する作動油送り管604と作動油戻り管606の長い配管中に常に作動油を循環させることで作動油の冷却効果を得ることができ、ロータリーベーン舵取機として必要な冷却能力を実現できる。
3.流量調整弁体551は先端開口554にニードル553のテーパ状をなす先端部555が挿入されており、先端開口554と先端部555の間にオリフィスを形成しており、オリフィスにより戻油に背圧を与えることができ、舵に発生する急激な負荷変動および舵特有の負トルクに対応することができず、チャタリング現象やウォーターハンマ現象の発生を防ぐことができ、安全運航を実現できる。しかも、流量調整弁体551は、送油に対しては抵抗損失を与えない。
4.一体構造のボディーをなすバルブブロック511の中に制御弁部530、オートロック弁部540、流量調整逆止弁部550の各弁を合理的に組み込むことで、必要な総ての要素弁の弁機能をバルブブロック511の内部に一体化して油圧アクチュエータ50のハウジング501に装着することができる。よって、圧力損失の少ないシステム構成で安定した性能を発揮できる強固な構造の集合弁となり、かつ安全で取り扱い易く、補修が容易になる。
5.安全弁535をバルブブロック511の内部に装備し、集合弁510の機能として組み込むことができた。このため、大容量の安全弁を別途に設ける必要がなく、油圧システムとして複雑化を排除して油圧システムの合理化を実現できる。
50 油圧アクチュエータ
60 油圧ポンプユニット
501 ハウジング
502 ロータ
503 舵軸
504 可動ベーン
505 セグメント
507 作動油室
508 縦シール
510 集合弁
511 バルブブロック
512 作動油ポート
513 送油ポート
514 戻油ポート
515 内部回路
520 パイロット圧制御弁部
521 電磁弁
530 制御弁部
531 ロッド
532 弁体
533 シリンダ室
534 付勢スプリング
535 安全弁
536 安全弁調整弁
540 オートロック弁部
541 ロック弁体
542 押圧スプリング
543 移動体
544 復帰用スプリング
550 流量調整逆止弁部
551 流量調整弁体
552 流量調整スプリング
553 ニードル
554 先端開口
555 先端部
601 油タンク
602 作動油圧ポンプ
603 吸込配管
604 作動油送り管
605 パイロット配管
606 作動油戻り管
607 リターンフィルタ
608 制御油圧ポンプ
609 調圧弁

Claims (1)

  1. 舵軸を軸心廻りに回転駆動する油圧アクチュエータと油を貯溜する油タンクとの間にオープンサイクル油圧回路を備えたロータリーべーン舵取機において、オープンサイクル油圧回路は作動油圧系統と制御油圧系統とに分割してなり、
    作動油圧系統が、油圧アクチュエータにおける作動油の出入を制御する作動油制御手段と、油タンクの油を作動油として圧送する作動油圧ポンプと、作動油圧ポンプから送り出す作動油を作動油制御手段へ供給する作動油送り管と、油圧アクチュエータから排出する作動油を油タンクへ戻す作動油戻り管を有し、
    制御油圧系統が、作動油制御手段において制御油の出入を制御する制御油制御手段と、作動油圧ポンプとタンデムに連結して油タンクの油を制御油として圧送する制御油圧ポンプと、制御油圧ポンプから送り出す制御油を制御油制御手段へ供給するパイロット配管と、制御油圧を一定に保つ調圧手段を有し、
    油圧アクチュエータは作動油制御手段をなす集合弁を備え、集合弁は一体のバルブブロックに、作動油送り管に連通する送油ポートと、作動油戻り管に連通する戻油ポートと、油圧アクチュエータに連通する複数の作動油ポートと、全ポート間に形成する内部回路を有し、かつ内部回路に、作動油ポートを開閉する制御弁部と、作動油圧ポンプの所定圧負荷時に開くオートロック弁部と、油圧アクチュエータから排出する作動油に所定背圧を与える流量調整逆止弁部と、作動油圧ポンプの最高吐出圧を規制する安全弁を有することを特徴とするロータリーベーン舵取機。
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