JP2011073108A - 工作機械の送り軸冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアモータの近傍に位置する構造体を過冷却することなく、リニアモータの発熱源であるコイル部を冷却することができる工作機械の送り軸冷却装置を提供する。
【解決手段】リニアモータのコイル部18に設けられ、機体温度より低い温度に調節された冷却液を流通させる第1冷却液通路17と、リニアモータのコイル部18の周囲に設けられ、ほぼ機体温度に調節された冷却液を流通させる第2冷却液通路21と、第1冷却液通路17及び第2冷却液通路21に供給する各冷却液の温度を調節し循環させる冷却液供給手段と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニアモータにより駆動される工作機械の送り軸冷却装置に関する。
リニアモータによる移動機構が適用された装置の従来の一例として、特許文献1が開示されている。特許文献1の段落番号0006に記載されているように、特許文献1に記載された発明は、リニアモータのコイルを冷却することにより、リニアモータで発生する熱を除去する装置を提供することを目的としている。段落番号0007には、発明の構成を説明する記載、すなわち「本発明では、コイルと該コイルを覆い内部空間に冷媒が供給されるジャケットを有するリニアモータにおいて、該ジャケットを内側と外側との二重構造とし、コイルの内側ジャケットと外側ジャケットに性質の異なる二種類の冷媒を流すことを特徴とする。」がある。また、段落番号0009には、発明の作用を説明する記載、すなわち「コイル内側ジャケットに不活性冷媒を使用して、コイル表面の絶縁層にダメージを与えることを防止している。また、コイル内側ジャケットに一般的に冷却能力の劣る不活性冷媒を使用したことによる冷却能力の不足を、二重ジャケットの外側ジャケットに冷却効率の良い冷媒を流すことにより、補うことができる。よって、本発明によれば、コイル表面の絶縁層にダメージを与えることなくリニアモータコイルからの発熱を吸収し、精度に及ぼす影響、構造体の熱変形、レーザ干渉計の計測誤差等をなくし、このリニアモータを使用した優れたステージ装置や露光装置、デバイス製造方法などを提供することができる。」がある。
特開2001−25227号公報
特許文献1では、冷却能力を高めるために、ジャケットを内側と外側との二重構造としたものであり、内側ジャケットと外側ジャケットとの間の空間に供給される冷媒は、内側ジャケットで囲まれる空間に供給される冷媒よりも冷却能力の高い冷媒が供給され、リニアモータから発生する熱が冷媒に吸収されて、構造体の温度が高温側へ変化することによる熱変形が防止されるようになっている。しかし、冷却能力の高い冷媒を使用することにより、構造体が過冷却され、構造体の温度が低温側へ変化することによる熱変形が生じるという問題がある。すなわち、構造体は、構造体の温度が基準温度より高くなる場合には膨張変形し、構造体の温度が基準温度より低くなる場合には収縮変形するものとなるが、特許文献1では温度が低くなることによる変形は考慮されていないため、構造体の熱変形を十分には抑えることができない。このため、構造体の熱変形を抑制し、精度の良い加工を行うには、構造体の温度を一定温度に保つ必要がある。
本発明は、リニアモータの近傍に位置する構造体を過冷却することなく、リニアモータの発熱源であるコイル部を冷却することができる工作機械の送り軸の冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、リニアモータにより駆動される工作機械の送り軸冷却装置において、前記リニアモータのコイル部に設けられ、冷却液を流通させる第1冷却液通路と、前記リニアモータの外周部に設けられ、冷却液を流通させる第2冷却液通路と、前記第1冷却液通路には機体温度より低い温度に調節した冷却液を供給し、前記第2冷却液通路には機体温度に調節した冷却液を供給する冷却液供給手段と、を具備することを特徴とした工作機械の送り軸冷却装置が提供される。
また、本発明によれば、前記工作機械は、リニアモータでそれぞれ駆動されるが互いに直交する3つの送り軸を有し、各送り軸には前記第1冷却液通路及び前記第2冷却液通路が設けられ、前記冷却液供給手段は、各送り軸の前記各冷却液通路に個別に温度調節した冷却液を供給する工作機械の送り軸冷却装置が提供される。
また、本発明によれば、前記工作機械は、前記機械本体内に充満されている液体を循環させる熱変形防止手段を有し、前記冷却液供給手段は、前記機械本体の中心部で前記液体中に浸漬されたブロックの温度を前記機体温度として検出し冷却液の温度を調節する工作機械の送り軸冷却装置が提供される。
また、本発明によれば、前記リニアモータの磁石及び前記コイル部周辺に存する空間に、機体温度より低い温度に調節された前記冷却液と熱交換することにより冷却された空気が供給される工作機械の送り軸冷却装置が提供される。
また、本発明によれば、前記冷却液供給手段は、前記第1の冷却液の温度を調節する第1液温調節部と、前記第2の冷却液の温度を調節する第2液温調節部とを有する工作機械の送り軸冷却装置が提供される。
以上の如く、本発明の工作機械の送り軸の冷却装置によれば、リニアモータの外周部が機体温度より低い温度に冷却されることなく、リニアモータのコイル部が機体温度より低い温度に調節された冷媒により冷却されるから、リニアモータの近傍に位置する構造体を過冷却することなく、リニアモータの発熱源であるコイル部を素早く冷却することができる。
工作機械の送り軸冷却装置の一実施形態の要部を示す断面図である。 図1のII−II線に沿って切断した断面図である。 図1のIII−III線に沿って切断した断面図である。 液体が充満している機械本体内部の様子を示す断面図である。 冷却装置のブロック図である。
本発明の工作機械の送り軸冷却装置は、本明細書の図4で示される垂直な主軸を有する立形マシニングセンタ(以下、「立形M/C」という)に適用されることに制限されるものではなく、リニアモータにより駆動される送り軸を有する水平な主軸を備えた横形マシニングセンタや、ターニングセンタ、他の工作機械に適用することができる。
本実施形態の工作機械の送り軸冷却装置10は、直線送り軸X,Y,Zを駆動するリニアモータ15,25,35を冷却する冷却装置であって、リニアモータの可動コイル部18に設けられ、立形M/C1の機体温度より低い温度に調節された液体(第1の冷却液)50を流通させて、可動コイル部18から熱を吸収する第1冷却液通路17と、可動コイル部18の周囲の部分であるリニアモータの磁石19を支持する機械本体部分に設けられ、機械本体が過冷却されることを防止するために機体温度とほぼ等しい温度に調節された液体(第2の冷却液)51を流通させる第2冷却液通路21と、第1冷却液通路17を通る液体50の温度及び第2冷却液通路21を通る液体51の温度を調節する冷却液供給手段と、を具備している。冷却液供給手段は、第1冷却液通路17を通る液体50の温度を調節する第1液温調節部22と、第2冷却液通路21を通る液体51の温度を調節する第2液温調節部23と、を有している。これにより、可動コイル部18の周囲の部分が機体温度より低い温度に冷却されることなく、リニアモータの可動コイル部18を強制的かつ集中的に冷却することができる。つまり、第2冷却液通路21は、可動コイル部18が過冷却されても、その熱を外周部に伝達させない作用をする。
図1には、本発明の送り軸冷却装置の一実施形態を説明するための図が示されている。図示される送り軸は、図4に示す立形M/C1の直線送り軸Yを代表として示している。Y軸のリニアモータ25は、磁石19を支持する固定側の基台14(ベッド4に当たる)に対して、可動コイル部18を有する可動側の移動体16(テーブル7に当たる)を直線運動させるモータである。固定側の基台14は、高い剛性を有する機械本体部分であり、X軸ではコラム5に、Z軸ではサドル8に当たるものである。可動側の移動体16は、直動ガイド26によって沿って移動する部分であり、X軸ではサドル8に、Z軸では主軸頭9に当たるものである。
図1に示すように、本実施形態において、対向する一対の磁石19は磁石支持部14bを介して基台14に設けられている。一対の磁石支持部14bの内面に板状の磁石19の片面が固定的に支持されている。対向する一対の磁石19の間に、移動体16の下面に垂設された可動コイル部18が配置されている。可動コイル部18は、移動体16の幅方向中央に垂設されたコイル支持部18aと、コイル支持部18aの左右両側に固定された電磁コイル18bとを有している。一対の磁石19を有する基台14と一対の電磁コイル18bを有する移動体16とは、左右対称になっている。磁石19は、送り軸方向に極性の異なる磁石19が交互に配置されたものであるため、電磁コイル18bに流す電流を変化させることにより、極性の異なる個々の磁石19と電磁コイル18bとの間で移動体16を送り軸方向に移動させる駆動力が生じる。これにより、移動体16は、直動ガイド26に案内されて高速に移動することが可能となる。
一般に、リニアモータを使用した送り軸は、電磁コイルから生じる熱により電磁コイルの周囲部分の温度が高くなるという問題がある。機械本体の温度が高くなると、機械本体が熱膨張(熱変形)して、加工精度が低下する。このような場合には、リニアモータの電磁コイルを冷却することが行われている。本実施形態の送り軸冷却装置10でも、同様に、電磁コイル18bから熱を奪うための構成として、液体50を流す第1冷却液通路17が電磁コイル18bに備えられている。しかし、電磁コイル18bを冷却すると、電磁コイル18bの周囲に存する構造体部分も同時に冷却され、過冷却により基台14や移動体16などが変形するおそれがある。そこで、本実施形態の送り軸冷却装置10は、電磁コイル18bの周囲の部分である基台14や移動体16の過冷却を防ぐため、磁石19を支持する磁石支持部14bや移動体16にほぼ機体温度に調節された液体51を流す第2冷却液通路21を備えている。
以下において、本実施形態の送り軸冷却装置10を詳細に説明する。
図1に示すように、機体温度より低い温度に調節された液体50が流れる第1冷却液通路17は、一対の電磁コイル18bの内部を通っている。これにより、一対の電磁コイル18bは、強制的に冷却されるようになっている。機体温度とほぼ等しい温度に調節された液体51が流れる第2冷却液通路21は、基台14の磁石支持部14bと移動体16の壁部を貫通している。第2冷却液通路21により、第2冷却液通路21の外側と内側との熱の流れが遮断され、基台14や移動体16の過冷却が防止されている。
図2には、電磁コイル18bを冷却する第1冷却液通路17として、太い冷却液通路17dと、細い冷却液通路17aが示されている。冷却液通路17a,17dには、共に機体温度より低い温度に調節された液体50が一方の入り口から流入し、他方の出口から熱を吸収した液体50が流出するようになっている。液体50には、例えば油性の液体を使用することができる。
図3には、テレスコピックカバー2と共に、基台14の磁石支持部14bと移動体16の壁部を貫通する第2冷却液通路21が示されている。テレスコピックカバー2は、重なり合った板金部材が送り軸方向に伸び縮みする構造のカバーであり、リニアモータを覆いながら移動体16と共にスライドして、粉塵の侵入及びリニアモータに対する粉塵の付着を防止する。第2冷却液通路21には、機体温度とほぼ等しい温度に調節された液体51が一方の入り口から流入し、他方の出口から流出するようになっている。冷却された空気52は、移動体16に導入され、移動体16の下方からリニアモータの間隙に噴出され、テレスコピックカバー2の両端部の開口端から電磁コイル18bの熱を吸収した空気52が排出され、テレスコピックカバー2で囲まれた内部空間の空気のよどみが取り除かれる。液体51には、温度が異なることを除いて、第1冷却液通路17を流れる液体50と同じ油性の液体50を使用することができる。
図4には、本発明の送り軸冷却装置が適用される工作機械の一形態として、リニアモータ15,25,35により駆動される直線送り軸X,Y,Zを有する立形M/C1が示されている。立形M/C1は、ベッド4に対して水平移動可能に支持されたテーブル7と、コラム5に対して紙面に垂直な方向に移動可能に支持されたサドル8と、サドル8に対して上下移動可能に支持された主軸頭9と、を具備している。サドル8はX軸リニアモータ15により駆動され、テーブル7はY軸リニアモータ25により駆動され、主軸頭9はZ軸リニアモータ35により駆動される。3つのリニアモータ15,25,35は、冷却装置10によりそれぞれが個別に冷却されるようになっている。
立形M/C1は、ベッド4とコラム5の内部に充満されている液体6を循環させる熱変形防止手段を有している。熱変形防止手段は、ベッド4とコラム5の内部の空洞に液体6を充満して循環させるポンプ27と、この液体循環部を起動、停止して液体6の循環時間を制御する循環時間制御部28とを備えている。熱変形防止手段により、室温の温度分布の差があっても機械本体各部の温度を略均一に保つことができる。さらに、機械本体は、液体6中に浸漬され、内部に温度センサ11aを有した金属製のブロック11を備えている。ブロック11は、機械本体3からの熱の影響を受けないように、熱伝導率の低い材質で取付け面積の小さいステー12により支持されている。また、ブロック11は、ベッド4とコラム5の上下のほぼ中心で、コラム5の左右、前後のほぼ中心の機械本体中央位置近傍に位置するように、液体6中に浸漬されている。温度センサ11を機械本体の中央位置近傍に位置させることで、機体本体の平均化された温度を機体温度として検出することが可能となる。温度センサ11aにより検出された機体温度に基づいて、第1冷却液通路17の液体50の温度、第2冷却液通路21の液体51の温度が決定され、機械本体の温度が一定の条件の下で、精度の良い加工が行われる。機体温度は、一例として室温に設定することもできる。また、機械本体に液体を充満していない工作機械では、機械本体の数箇所に取り付けた温度センサの平均値を機体温度としてもよい。第1冷却液通路の液体50の温度は、機体温度より所定温度低い値に設定される。
図5には、本実施形態の送り軸冷却装置10のブロック図が示されている。3つの直線送り軸X,Y,Zのリニアモータ15,25,35は、機体温度より低い温度の液体50が通る第1冷却液通路として、それぞれX軸用の第1冷却液通路17a、Y軸用の第1冷却液通路17b、Z軸用の第1冷却液通路17cをそれぞれ有している。X軸用の第1冷却液通路17a、Y軸用の第1冷却液通路17b、Z軸用の第1冷却液通路17cを通る液体50の温度は、X軸第1液温調節部22a、Y軸第1液温調節部22b、Z軸第1液温調節部22cにより、機体温度より低い温度で、個別に異なる温度にすることができる。この温度調節は、X軸用の第1冷却液通路17a、Y軸用の第1冷却液通路17b、Z軸用の第1冷却液通路17cの各戻り液の温度を検出する温度センサ31a,31b,31cが検出した温度をそれぞれX軸第1液温調節部22a、Y軸第1液温調節部22b、Z軸第1液温調節部22cが取り込み、温度センサ11aで検出した機体温度より所定値低い温度になるように制御する。これにより、負荷の大きさに応じてリニアモータ15,25,35の冷却能力を変化させることができる。
また、3つの直線送り軸X,Y,Zは、機体内温度センサ11aにより検出された機体温度と第2冷却液のタンク内温度センサ13により検出された第2冷却液の温度に基づいて、各軸共通の第2液温調節部23により機体温度にほぼ等しい温度に調節された液体51を流す各軸共通の第2冷却液通路21を有している。機体温度にほぼ等しい温度に調節された液体51と、機体温度より低い温度の液体50はタンク内で仕切板30により仕切られている。それぞれの冷却液通路17a,17b,17c,21には、ポンプ20により液体50,51が供給されるようになっている。
タンク内の液体50は、ポンプ20により熱交換器24に循環される。空気供給源29から供給された空気は熱交換器24により冷却され、各送り軸のリニアモータ近傍の空間部に噴出され、空気のよどみを除去し、リニアモータの冷却と粉塵除去の作用をする。
以上のように、本実施形態の工作機械の送り軸冷却装置10によれば、リニアモータ15,25,35の近傍に位置する構造体を過冷却することなく、リニアモータ15,25,35の電磁コイル18bが発生する熱を除去することができる。これにより、工作機械の変形が抑制され、精度の良い加工を行うことができる。
1 立形M/C
10 送り軸冷却装置
11 ブロック
13 タンク内温度センサ
14 基台
14b 磁石支持部
15 X軸のリニアモータ
16 移動体
17 第1冷却液通路
18 可動コイル部
18b 電磁コイル
19 磁石
21 第2冷却液通路
22 第1液温調節部
23 第2液温調節部
25 Y軸のリニアモータ
35 Z軸のリニアモータ

Claims (5)

  1. リニアモータにより駆動される工作機械の送り軸冷却装置において、
    前記リニアモータのコイル部に設けられ、冷却液を流通させる第1冷却液通路と、
    前記リニアモータの外周部に設けられ、冷却液を流通させる第2冷却液通路と、
    前記第1冷却液通路には機体温度より低い温度に調節した冷却液を供給し、前記第2冷却液通路には機体温度に調節した冷却液を供給する冷却液供給手段と、
    を具備することを特徴とした工作機械の送り軸冷却装置。
  2. 前記工作機械は、リニアモータでそれぞれ駆動されるが互いに直交する3つの送り軸を有し、各送り軸には前記第1冷却液通路及び前記第2冷却液通路が設けられ、前記冷却液供給手段は、各送り軸の前記各冷却液通路に個別に温度調節した冷却液を供給する請求項1に記載の工作機械の送り軸冷却装置。
  3. 前記工作機械は、前記機械本体内に充満されている液体を循環させる熱変形防止手段を有し、前記冷却液供給手段は、前記機械本体の中心部で前記液体中に浸漬されたブロックの温度を前記機体温度として検出し冷却液の温度を調節する請求項1又は2に記載の工作機械の送り軸冷却装置。
  4. 前記リニアモータの磁石及び前記コイル部周辺に存する空間に、機体温度より低い温度に調節された前記冷却液と熱交換することにより冷却された空気が供給される請求項1から3の何れか1項に記載の工作機械の送り軸冷却装置。
  5. 前記冷却液供給手段は、第1の冷却液の温度を調節する第1液温調節部と、第2の冷却液の温度を調節する第2液温調節部とを有する請求項1から4の何れか1項に記載の工作機械の送り軸冷却装置。
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