JP2011072374A - 医用画像診断支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読影対象の関連する2つの画像をそれぞれ各モニタ上に表示させる際、読影医の視線移動距離を小さくする医用画像診断支援装置を提供する。
【解決手段】読影対象の左右MLO画像301と左右CC画像302をモニタ18A、18B上に表示させる際、左右MLO画像301と左右CC画像302同士を、近接させて表示させる(D4<D3)ことで、読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する前記読影医の疲労を軽減することができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像診断装置(モダリティ)により得られた画像を並置させて読影可能とする医用画像診断支援装置に関し、たとえばマンモグラフィ装置の出力画像等に適用して好適な医用画像診断支援装置に関する。
従来から、同一撮影部位に係る現在のX線画像と過去のX線画像を1つのシャーカステンを利用し、同一の明るさで並置して表示させることで、X線画像を読影する読影医(医者)の目の疲労を軽減させ、かつ参照しようとする過去画像の検索作業を効率化する医用画像診断支援装置が提供されている(特許文献1)。
また、モニタ(ソフトコピー)を利用する診断において、読影医は、通常、モニタに表示される画像を、ビューワの各種機能(拡大、縮小、画像階調の変換、画像の並置)や、診断支援ソフト(CAD:Computer−Aided Diagnosis)の機能を使用しながら最終判断を目視にて実施している(特許文献2)。
さらに、診断を効率的に実施するため、情報の全部又は一部を適切に他のビューワーに送信するシステムも提供されている(特許文献3)。
特開平7−275209号公報{[0010]、図2の(a)} 特開2004−33790号公報(図28、[0104]) 特開2008−259707号公報([0103])
しかしながら、マンモグラフィ装置のように、読影する部位によっては複数の診断モニタの画像を見比べる必要があり、複数の診断モニタに比較対象の画像を表示した場合には、読影医の視線が動く頻度が高くなり、読影医が疲労し易いという課題がある。
また、特許文献1のように、1つのシャーカステン上に配置されたフイルム上の現在X線画像と、表示パネル上の過去X線画像とを比較する場合にも、画像同士が離れており、読影医の視線の動く距離が長くなり、読影医が疲労し易いという課題は解決されていない。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、画像を目視により比較する読影医の疲労を軽減することを可能とする医用画像診断支援装置を提供することを目的とする。
この発明に係る医用画像診断支援装置は、読影対象の関連する少なくとも2つの画像をモニタ上に表示させる際、前記画像同士の隣接する側の非画像部分を削除することで、前記画像同士を近接させて表示させる機能を有するので、読影医による画像間の視線移動距離が小さくなり、画像同士を目視により比較する前記読影医の疲労を軽減することができる。
この場合、具体的には、前記モニタが1台の場合には、画面の中央に前記画像同士を近接させて表示させ、前記モニタが2台並置される場合には、両モニタの画面の隣接する辺側に各画像を寄せて表示させ、又は前記モニタが4台行列状に配置される場合には中心を共有する各画面の2辺の前記中心側に各画像を寄せて表示させることで、モニタが1台、2台、又は4台の場合であっても読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する読影医の疲労を軽減することができる。
なお、近接させて表示させた画像を近接させたまま画像が欠けないように拡大し、又は寄せて表示させた画像を寄せたまま画像が欠けないように拡大する機能を有することで、拡大画像の比較であっても、視線の移動を最小限にしながら読影することができる。
この場合、画面上に、拡大画像表示機能と拡大前画像表示機能を切り替え可能なボタンを表示することが好ましい。
また、前記少なくとも2つの画像が、マンモグラフィ装置により得られた左右乳房のCC(Craniocaudal:頭尾方向撮影)画像と左右乳房のMLO(Mediolateral Oblique:内外斜位方向撮影)画像であるとすると好適である。
さらに、前記モニタが2台並置される場合には、両モニタの画面の隣接する辺側に各画像を寄せて表示させる前記両モニタに関し、当該両モニタの前記隣接する辺側の枠が細く形成され、又は前記モニタが4台行列状に配置される場合には中心を共有する各画面の2辺の前記中心側に各画像を寄せて表示させる前記モニタに関し、当該モニタの前記各2辺側の枠が細く形成されるようにモニタを作製することで、読影医の視線移動を最小限に抑制することができる。
この発明によれば、読影対象の関連する少なくとも2つの画像をモニタ上に表示させる際、前記画像同士を、近接させて表示させる機能を有するので、読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する前記読影医の疲労を軽減することができるという効果を達成する。
また、モニタが1台、2台、又は4台の場合であっても、各画像を近接させて又は画像が近接するように対向する辺に寄せて表示することで、読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する読影医の疲労を軽減することができる。
この発明の実施形態に係る医用画像診断支援装置が適用された医用画像診断支援システムの模式構成図である。 図2Aは、機能表示ボタンの一例の説明図、図2Bは、機能表示ボタンの他の例の説明図である。 図1例の医用画像診断支援装置の動作説明に供されるフローチャートである。 図4Aは1画面2画像原表示の説明図、図4Bは1画面2画像近接表示の説明図、図4Cは1画面2画像拡大原表示の説明図、図4Dは1画面2画像拡大近接表示の説明図である。 図5Aは2画面2画像原表示の説明図、図5Bは2画面2画像拡大原表示の説明図、図5Cは2画面2画像近接表示の説明図、図5Dは2画面2画像拡大近接表示の説明図である。 1画面1画像で、合計4画面4画像近接表示の説明図である。 2画面2画像近接表示をするのに好適な一部の枠が狭いモニタの説明図である。 4画面4画像近接表示するのに好適な一部の枠の狭いモニタの説明図である。
以下、この発明に係る医用画像診断支援装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係る医用画像診断支援装置10が適用された医用画像診断支援システム12の模式構成図である。
医用画像診断支援システム12は、医用画像診断支援装置10を有し、この医用画像診断支援装置10は、画像表示処理装置16(ビューワともいわれる。)と高精細画像を表示可能なモニタ18(診断用モニタ)とから構成されている。
この実施形態において、モニタ18は、テーブル20上に並置された、例えば、20インチ程度の同一仕様の縦長のモニタ18Aとモニタ18Bの2つのモニタにより構成されている。モニタ18Aとモニタ18Bの解像度は、それぞれ縦2500画素、横2000画素のものが選択されている。モニタ18Aとモニタ18Bとは、それぞれ、同一幅の上下枠17U、17Dと同一幅の左右枠17R、17Lと、これらの枠17(17U、17D、17R、17L)に囲まれた表示部である画面19A、19Bとを備えている。
各モニタ18A、18Bは、鉛直方向に延びる中心線(不図示)に対して対称に形成されている。そして、各モニタ18A、18Bは、隣接する(対向する)左枠17Lと右枠17Rとの間の距離dが最小となるように並置されている。
画像表示処理装置16は、例えばパーソナルコンピュータにより構成され、本体部22と、ディスプレイ24と、マウス26A・キーボード26Bからなる入力部26とを構成要素として含み、テーブル20上に配置される。なお、ディスプレイ24は、モニタ18に統合し、削除してもよい。
この実施形態において、向かって左側のモニタ18Aの画面19Aの上部側には、図2Aに示すように、入力部26により選択可能な1画面表示ボタン101、2画面表示ボタン102、拡大表示ボタン103、及び近接表示ボタン104が、画像表示処理装置16のボタン表示機能(ボタン表示部)により表示されるようになっている。
図1において、画像表示処理装置16の本体部22には、PACS(医用画像を保管、転送するシステムでPicture Archiving & Communicating System)等の画像サーバ30が接続され、この画像サーバ30には、マンモグラフィ装置40、CT(Computed Tomography:X線コンピュータ断層撮影)装置42、及びCR装置{Computed Radiography:IP(Imaging Plate)を有する一般X線撮影装置}44等からデジタルデータでの画像データが供給され、蓄積される。
画像サーバ30の記憶部(メモリ)に蓄積された画像データが、当該画像サーバ30から画像表示処理装置16からの要求に応じて当該画像表示処理装置16の本体部22に転送され、本体部22において、モニタ18A、18B上で読影が容易なように表示されるよう画像データが処理され、モニタ18A、18Bに処理後の画像データが転送される。
なお、入力部26を利用して、モニタ18A、18Bに表示された画像に対して、上述した表示ボタン101〜104及び図示しない機能表示ボタンを選択することにより所望の画像処理(拡大、縮小、位置設定、階調変換処理、並びに、診断支援ソフトの機能による画像処理)等を行うことができる。
マンモグラフィ装置40は、基台46と、該基台46に配置され矢印A方向に旋回可能な旋回軸48に固定されるアーム部材50と、アーム部材50の一端部に固定され図示していない被写体である乳房に対して放射線を照射する放射線源52と、前記アーム部材50の他端部に固定され乳房を透過した放射線を検出して放射線画像情報を取得する平面固体検出器、いわゆるFPD(Flat Panel Detector)を収納する撮影台54と、撮影台54に対して矢印B方向に移動し、乳房Mを押圧して保持する押圧板56とを備える。
このような構成において、放射線源52及び撮影台54が固定されたアーム部材50が、旋回軸48を中心に矢印A方向に旋回することで、乳房に対する撮影方向が調整可能とされる。
乳房に対する撮影方向として、乳房の上部外側の深部組織を描出する左右MLO(Medio Lateral Oblique:内外側斜位)撮影、及び乳輪下、中央内側及び外側組織の一部を描出する左右CC(Cranio−Caudal:頭尾方向)撮影等が選択される。
基台46には、マンモグラフィ装置40によって検出された乳房の撮影方向等の撮影情報、乳房を有する検査対象(人)のID情報、管電圧、管電流、ターゲットの種類、フィルタの種類等の撮影条件、放射線の吸収線量等を表示する表示部58、及び、前記各情報や条件を設定可能な操作パネル60が配置される。
マンモグラフィ装置40によって撮影された乳房の放射線画像情報及び当該乳房を有する検査対象のID情報等の撮影条件が、それぞれ乳房の画像データを含むデジタルデータとして画像サーバ30に供給される。
この実施形態おいて、マンモグラフィ装置40から画像サーバ30に格納される画像データは、検査対象の左右MLO画像及び左右CC画像であるものとする。
基本的には以上のように構成される医用画像診断支援システム12における医用画像診断支援装置10のモニタ18に対する表示動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、ディスプレイ24に表示された検査対象のID情報が入力部26により選択されると選択されたID情報に対応する検査対象の左右CC画像と左右MLO画像が画像サーバ30から送信され画像表示処理装置16の本体部22にて受信される。
次いで、ステップS2において、モニタ18A上の画面19Aに表示されている図2Aに示す表示ボタン101〜104中、どの表示ボタン101〜104が医師等により選択されたか否かが判断される。なお、1画面表示ボタン101と2画面表示ボタン102は、択一的に必ず一方が選択される切替ボタンであり、拡大表示ボタン103及び近接表示ボタン104は、それぞれ必要に応じて選択されるオンオフボタンである。
入力部26により1画面表示ボタン101が選択されている場合には、ステップS2の判断で1画面側とされる。
次に、ステップS3において、近接表示ボタン104が選択されているかどうかが判断される。近接表示ボタン104が選択されていなかった場合には「原表示」と判断される。
次いでステップS4において、拡大表示ボタン103が選択されているかどうかが判断される。
拡大表示ボタン103が選択されていなかった場合には、ステップS5において、「1画面の原表示」が確定し、図4Aに示すように、モニタ18Aの画面19A中の上下に左右MLO画像201と左右CC画像が通常の表示の仕方(原表示)により表示される。この場合、左右MLO画像201と左右CC画像202との間の間隔D1が原画像の間隔のまま表示される。
ステップS4において、拡大表示ボタン103が選択されていた場合には、ステップS6において、「1画面の拡大原表示」が確定し、図4Cに示すように、モニタ18Aの画面19A中の上下に拡大された左右MLO画像201aと拡大された左右CC画像202aが通常の表示の仕方(拡大原表示)により表示される。この場合、それぞれの画像の中央を基準に拡大されるので、間隔D1は間隔D1´(D1´<D1)に狭まる。
その一方、ステップS3において近接表示ボタン103が選択されていた場合には「近接表示」が選択される。
次いでステップS7において、拡大表示ボタン103が選択されているかどうかが判断される。
拡大表示ボタン103が選択されていなかった場合には、ステップS8において、「1画面の近接表示」が確定し、図4Bに示すように、モニタ18Aの画面19A中の上下に左右MLO画像201と左右CC画像202が近接表示の仕方(近接表示)により表示される。この場合、左右MLO画像201と左右CC画像202との間の間隔が間隔D2となり、間隔D1(D2<<D1)に比較して狭い間隔で表示される。なお、「1画面の近接表示」が実行される際、実際には、左右MLO画像201と左右CC画像202に対して、外接四角形処理により画像存在部が画定され、外接四角形の外側は、画像の存在しないいわゆる「素抜け部」と認識され不要部として削除される。左右MLO画像201の下側の素抜け部及び左右CC画像202の上側の素抜け部を不要部として削除する、換言すれば、左右MLO画像201と左右CC画像202との互いに隣接する側の素抜け部を不要部として削除することで左右MLO画像201と左右CC画像202とを近接表示することができる。
ステップS7において、拡大表示ボタン103が選択されていた場合には、ステップS10において、「1画面の拡大近接表示」が確定し、図4Dに示すように、モニタ18Aの画面19A中の上下に拡大された左右MLO画像201cと拡大された左右CC画像201cが狭い間隔D2で拡大近接表示の仕方(拡大近接表示)により表示される。
次いで、ステップS2において、モニタ18A上の表示ボタン101〜104中、医師等によりどの表示ボタン101〜104が選択されたか否かが判定され、例えば、入力部26により2画面表示ボタン102が選択されている場合には、ステップS2の判断で2画面側とされる。
次に、ステップS11において近接表示ボタン104が選択されているかどうかが判断される。近接表示ボタン104が選択されている場合には「近接表示」と判断される。
次いでステップS12において、拡大表示ボタン103が選択されているかどうかが判断される。
拡大表示ボタン103が選択されていなかった場合には、ステップS13において、「2画面の原表示」が確定し、図5Aに示すように、モニタ18Aの画面19Aに左右MLO画像301が表示され、モニタ18Bの画面19Bに左右CC画像302が、それぞれ通常の表示の仕方(原表示)により表示(2画面表示)される。この場合、左右MLO画像301と左右CC画像302との間の間隔D3が原画像の間隔のまま表示される。
ステップS12において、拡大表示ボタン103が選択されていた場合には、ステップS14において、「2画面の拡大原表示」が確定し、図5Bに示すように、モニタ18Aの画面19Aに拡大された左右MLO画像301aが表示され、モニタ18Bの画面19Bに拡大された左右CC画像302aが、それぞれ通常の表示の仕方(拡大原表示)により表示される。この場合、それぞれの画像の中央を基準に拡大されるので、間隔D3は、間隔D3´(D3´<D3)に狭まる。
その一方、ステップS11において近接表示ボタン104が選択されていた場合には「近接表示」が選択される。
次いでステップS15において、拡大表示ボタン103が選択されているかどうかが判断される。
拡大表示ボタン103が選択されていなかった場合には、ステップS16において、「2画面の近接表示」が確定し、図5Cに示すように、モニタ18Aの画面19Aの左右MLO画像301cと、モニタ18Bの画面19Bの左右CC画像302cが近接表示の仕方(近接表示)により表示される。この場合、左右MLO画像301cと左右CC画像302との間の間隔が間隔D4と間隔D3(D4<D3)に比較して狭い間隔で表示される。この場合においても、「2画面の近接表示」が実行される際、実際には、左右MLO画像301と左右CC画像302に対して、外接四角形処理により画像存在部が画定され、外接四角形の外側は、画像の存在しないいわゆる「素抜け部」と認識され不要部として削除される。左右MLO画像301の図5A中向かって右側の素抜け部及び左右CC画像302の図5A中左側の素抜け部を不要部として削除することで左右MLO画像301と左右CC画像302とを近接表示することができる。
ステップS15において、拡大表示ボタン103が選択されていた場合には、ステップS17において、「2画面の拡大近接表示」が確定し、図5Dに示すように、モニタ18Aの画面19Aに拡大された左右MLO画像301cが表示され、モニタ18Bの画面19Bに拡大された左右CC画像302c表示され、画像間隔が、図5Cの「2画面の近接表示」と同間隔D4と、原表示における間隔D3に比較してより狭い間隔D4で拡大近接表示の仕方(拡大近接表示)により表示される。
以上説明したように、この実施形態に係る医用画像診断支援装置10は、読影対象の関連する少なくとも2つの画像、例えば左右MLO画像と左右CC画像をモニタ18上に表示させる際、例えば図4B又は図5Cに示すように、左右MLO画像201(301)と左右CC画像202(302)同士の隣接する(対向する)側の非画像部分(いわゆる、素抜け部)を削除することで、左右MLO画像201(301)と左右CC画像202(302)同士を近接させて表示させる機能を有するので、読影医による左右MLO画像201(301)と左右CC画像202(302)の画像間の視線移動距離が小さくなり、画像同士を目視により比較する前記読影医の疲労を軽減することができる。
この場合、モニタ18がモニタ18Aのみの1台の場合には、図4B、図4Dに示すように、画面の中央に左右MLO画像201(201c)と左右CC画像202(202c)同士を近接させて表示させ、モニタ18がモニタ18A、18Bと2台並置される場合には、図5C、図5Dに示すように、両モニタ18A、18Bの画面19A、19Bの隣接する(対向する)辺側に左右MLO画像301(301c)と左右CC画像302(302c)を寄せて(近接させて)表示させる。この場合においても、左右MLO画像301(301c)と左右CC画像302(302c)の画像間の視線移動距離が小さくなり、画像同時を目視により比較する前記読影医の疲労を軽減することができる。
この場合、図6に示すように、モニタ18がモニタ18Ca、18Cb、18Cc、18Cdと4台行列状に配置される場合には中心21を共有する各画面19Ca、19Cb、19Cc、19Cdの2辺の前記中心21側にそれぞれ右MLO画像201R、左MLO画像201L、右CC画像202R、及び左CC画像202Lの各画像を寄せて表示させることで、モニタが1台(図4B、図4D)、2台(図5C、図5D)、又は4台(図6)の場合であっても読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する読影医の疲労を軽減することができる。図示していないが、図6例の場合、例えば、モニタ18caの画面19Caの上部側に「拡大表示ボタン」及び「近接表示ボタン」が、入力部に選択可能に表示され、図6例の場合には、「近接表示ボタン」が押されている。
上述したように、外接四角形を利用してす抜け部を不要部として削除させる手法を用いて、近接させて表示させた画像を近接させたまま画像が欠けないように拡大し、又は寄せて表示させた画像を寄せたまま画像が欠けないように拡大する機能を備えているので、拡大画像の比較(図4Dに示すように、拡大された左右MLO画像201cと拡大された左右CC画像202cの比較、又は図5Dに示すように、拡大された左右MLO画像301cと拡大された左右CC画像302cの比較)であっても、視線の移動を少なく読影することができる。
この場合、画面上に、拡大画像表示機能と拡大前画像表示機能(原画像表示機能)を切り替え可能な拡大表示ボタン103(押されているときに拡大表示、押されていないときに非拡大の原表示)を表示するようにしているので、医師は、簡単に拡大近接画像を得ることができる。
さらに、図7に示すように、モニタ18がモニタ18A´、18B´と2台並置される場合には、両モニタ18A´、18B´の画面の隣接する(対向する)辺側に左右MLO画像301と左右CC画像302を寄せて(近接させて)表示させる際、当該両モニタ18A´、18B´の対向する辺側の枠17Lt、17Rtを細く形成する。これにより、左右MLO画像301と左右CC画像302との間の間隔が間隔D5と、図5Cに示した間隔D4より狭く(D5<D4)することができる。又は、モニタ18が、図8に示すように、モニタ18Ca´、18Cb´、18Cc´、18cd´と4台行列状に配置される場合には、当該モニタ18Ca´、18Cb´、18Cc´、18Cd´の前記各2辺側の枠が細く形成されるようにモニタ18Ca´、18Cb´、18Cc´、18Cd´を作製することで、読影医の視線移動をより少なく最小限に抑制することができる。
なお、上述した実施形態においては、比較対象の画像を、今回撮影したMLO画像と今回撮影したCC画像としたが、前回撮影したMLO画像(CC画像)と今回撮影したMLO画像(CC画像)を経時的な比較対象として表示してもよく、マンモグラフィ装置40からの出力画像の比較に限らず、CT装置42で得られる画像同士の比較、CR装置44で得られる画像同士の比較に適用してもよい。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、読影対象の関連する少なくとも2つの画像、例えば左右MLO画像と左右CC画像をモニタ上に表示させる際、前記画像同士を、近接させて表示させる機能を有するので、読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する前記読影医の疲労を軽減することができる。
その際、モニタが1台、2台、又は4台の場合であっても、各画像を近接させて又は画像が近接するように隣接する(対向する)辺に寄せて表示するので、読影医の視線移動距離が小さくなり、画像を目視により比較する読影医の疲労を軽減することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、例えば、図2Bに示すように、入力部26により選択可能な1画面原表示ボタン121、1画面拡大原表示ボタン122、2画面原表示ボタン123、2画面原表示ボタン123、2画面拡大原表示ボタン124、1画面近接表示ボタン111、1画面拡大近接表示ボタン112、2画面近接表示ボタン113、2画面拡大近接表示ボタン114と機能毎に択一的に選択可能なボタン表示に変更する等、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…医用画像診断支援装置 12…医用画像診断支援システム
16…画像表示処理装置 18(18A、18B)…モニタ
26…入力部 30…画像サーバ
40…マンモグラフィ装置

Claims (6)

  1. 読影対象の関連する少なくとも2つの画像をモニタ上に表示させる際、
    前記画像同士の隣接する側の非画像部分を削除することで、前記画像同士を近接させて表示させる機能
    を有することを特徴とする医用画像診断支援装置。
  2. 請求項1記載の医用画像診断支援装置において、
    前記モニタが1台の場合には、画面の中央に前記画像同士を近接させて表示させ、前記モニタが2台並置される場合には、両モニタの画面の隣接する辺側に各画像を寄せて表示させ、又は前記モニタが4台行列状に配置される場合には中心を共有する各画面の2辺の前記中心側に各画像を寄せて表示させる
    ことを特徴とする医用画像診断支援装置。
  3. 請求項1又は2記載の医用画像診断支援装置において、
    近接させて表示させた画像を近接させたまま画像が欠けないように拡大し、又は寄せて表示させた画像を寄せたまま画像が欠けないように拡大する機能を
    有することを特徴とする医用画像診断支援装置。
  4. 請求項3記載の医用画像診断支援装置において、
    画面上に、拡大画像表示機能と拡大前画像表示機能を切り替え可能なボタンを表示する
    ことを特徴とする医用画像診断支援装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の医用画像診断支援装置において、
    前記少なくとも2つの画像が、マンモグラフィ装置により得られた左右乳房のCC画像と左右乳房のMLO画像である
    ことを特徴とする医用画像診断支援装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の医用画像診断支援装置において、
    前記モニタが2台並置される場合には、両モニタの画面の隣接する辺側に各画像を寄せて表示させる前記両モニタに関し、当該両モニタの前記隣接する辺側の枠が細く形成され、又は前記モニタが4台行列状に配置される場合には中心を共有する各画面の2辺の前記中心側に各画像を寄せて表示させる前記モニタに関し、当該モニタの前記各2辺側の枠が細く形成される
    ことを特徴とする医用画像診断支援装置。
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