JP2023036308A - 制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム - Google Patents
制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023036308A JP2023036308A JP2021143292A JP2021143292A JP2023036308A JP 2023036308 A JP2023036308 A JP 2023036308A JP 2021143292 A JP2021143292 A JP 2021143292A JP 2021143292 A JP2021143292 A JP 2021143292A JP 2023036308 A JP2023036308 A JP 2023036308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- display
- image
- medical image
- display control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 23
- 101100031795 Caenorhabditis elegans pacs-1 gene Proteins 0.000 description 20
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 15
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 8
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 5
- 101001133640 Homo sapiens Phosphofurin acidic cluster sorting protein 1 Proteins 0.000 description 4
- 102100034078 Phosphofurin acidic cluster sorting protein 1 Human genes 0.000 description 4
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000002872 contrast media Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000002601 radiography Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させる。【解決手段】制御プログラムは、医用画像の表示制御を行う医用画像表示制御装置2のコンピューターに実行させるものであって、コンピューターに、自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って医用画像を表示させる第一モード、又は第一モードと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一処理と、表示制御モードが第一モード又は第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた医用画像I1を、切り替え後も表示させ続ける第二処理と、を実行させる。【選択図】図6
Description
本発明は、制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システムに関する。
医用画像の表示又は表示制御を行う装置において、従来、表示規則が異なる複数の表示制御モードを有し、ユーザーによってなされた選択操作に応じて表示制御モードを切り替えることが行われている。
例えば、特許文献1には、患者固定ボタンが押下されると、表示対象患者が設定されて、当該表示対象患者に対応する関連情報及び医用画像情報のみを表示する患者固定モードとなり、リセットボタンが押下されると患者固定モードが解除される医用画像表示装置について記載されている。
例えば、特許文献1には、患者固定ボタンが押下されると、表示対象患者が設定されて、当該表示対象患者に対応する関連情報及び医用画像情報のみを表示する患者固定モードとなり、リセットボタンが押下されると患者固定モードが解除される医用画像表示装置について記載されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の医用画像表示装置は、ある表示制御モード(例えば、上記患者固定モードが解除された状態)から、他の表示制御モード(例えば、上記患者固定モード)へ切り替わる際に、画面も読影用画面から初期設定画面(患者選択画面)へと切り替わり、それまで表示していた医用画像を全て消去してしまっていた。
このため、従来の医用画像表示装置を用いた読影では、表示制御モードを切り替える度に、ユーザーが表示する医用画像(被検者)の選択をやり直さなければならない等、手間がかかっていた。
このため、従来の医用画像表示装置を用いた読影では、表示制御モードを切り替える度に、ユーザーが表示する医用画像(被検者)の選択をやり直さなければならない等、手間がかかっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る制御プログラムは、
医用画像の表示制御を行う医用画像表示制御装置のコンピューターに実行させるものであって、
前記コンピューターに、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一処理と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二処理と、
を実行させることを特徴とする。
医用画像の表示制御を行う医用画像表示制御装置のコンピューターに実行させるものであって、
前記コンピューターに、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一処理と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二処理と、
を実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る医用画像表示制御装置は、
医用画像の表示制御を行うものであって、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段と、
を備えることを特徴とする。
医用画像の表示制御を行うものであって、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る医用画像表示制御装置は、
医用画像の表示制御を行うものであって、
ユーザーが操作可能な操作ボタンと、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
を備え、
前記第一手段は、前記操作ボタンが操作されたことを契機として前記表示制御モードの切り替えを行う、
ことを特徴とする。
医用画像の表示制御を行うものであって、
ユーザーが操作可能な操作ボタンと、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
を備え、
前記第一手段は、前記操作ボタンが操作されたことを契機として前記表示制御モードの切り替えを行う、
ことを特徴とする。
また、本発明に係る医用画像表示システムは、
医用画像の表示を行うものであって、
前記医用画像の画像データを保存する保存手段と、
前記医用画像を表示する表示手段と、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段と、
を備えることを特徴とする。
医用画像の表示を行うものであって、
前記医用画像の画像データを保存する保存手段と、
前記医用画像を表示する表示手段と、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、以下の実施形態及び図示例に限定されるものではない。
<1.医用画像表示システムの概要>
はじめに、本実施形態に係る医用画像表示システム(以下、システム100)の概要について説明する。
図1はシステム100の一例を示すブロック図である。
はじめに、本実施形態に係る医用画像表示システム(以下、システム100)の概要について説明する。
図1はシステム100の一例を示すブロック図である。
〔1-1.医用画像表示システムの概略構成〕
システム100は、医用画像の表示を行うものである。
また、システム100は、例えば図1に示したように、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:以下、PACS1)と、医用画像表示制御装置(以下、表示制御装置2)と、を備えている。
また、本実施形態に係るシステム100は、モダリティー3を更に備えている。
各装置1~3は、例えば通信ネットワークN(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して互いに通信可能となっている。
システム100は、医用画像の表示を行うものである。
また、システム100は、例えば図1に示したように、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:以下、PACS1)と、医用画像表示制御装置(以下、表示制御装置2)と、を備えている。
また、本実施形態に係るシステム100は、モダリティー3を更に備えている。
各装置1~3は、例えば通信ネットワークN(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して互いに通信可能となっている。
なお、システム100は、図示しない病院情報システム(Hospital Information System:HIS)、放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)等と通信可能となっていてもよい。
(モダリティー)
モダリティー3は、被写体(被検者の診断対象部位)を撮影し、被写体が写った画像(医用画像)のデジタルデータ(以下、画像データ)を生成するものである。
モダリティー3には、例えば、FPD(Flat Panel Detector)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、超音波診断装置等が含まれる。
モダリティー3は、被写体(被検者の診断対象部位)を撮影し、被写体が写った画像(医用画像)のデジタルデータ(以下、画像データ)を生成するものである。
モダリティー3には、例えば、FPD(Flat Panel Detector)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、超音波診断装置等が含まれる。
本実施形態に係るモダリティー3は、静止画撮影による静止画の医用画像の他、動画撮影による動画の医用画像を生成することが可能となっている。
ここで、「動画」とは、複数の静止画を高速で順次表示することにより、その中に写っているものが連続して動いていると見る人に認識させることが可能な画像を指す。
本発明における動画撮影には動態撮影が含まれ、動画には動態画像が含まれる。
動態撮影とは、被写体に対し、パルス状の放射線(例えば、X線)を所定のフレームレートで繰り返し照射(パルス照射)する、又は低線量の放射線を所定の撮影時間の間継続して照射(連続照射)することで、複数のフレームを得ることをいう。
動態画像とは、動態撮影により得られた一連のフレームのことをいう。
このような動態画像によれば、被写体(例えば、肺、心臓等の動きのある診断対象部位)の経時変化を捉えることが可能である。
ここで、「動画」とは、複数の静止画を高速で順次表示することにより、その中に写っているものが連続して動いていると見る人に認識させることが可能な画像を指す。
本発明における動画撮影には動態撮影が含まれ、動画には動態画像が含まれる。
動態撮影とは、被写体に対し、パルス状の放射線(例えば、X線)を所定のフレームレートで繰り返し照射(パルス照射)する、又は低線量の放射線を所定の撮影時間の間継続して照射(連続照射)することで、複数のフレームを得ることをいう。
動態画像とは、動態撮影により得られた一連のフレームのことをいう。
このような動態画像によれば、被写体(例えば、肺、心臓等の動きのある診断対象部位)の経時変化を捉えることが可能である。
また、モダリティー3は、DICOM規格に準拠しており、画像データをDICOMファイル形式で生成するようになっている。
DICOMファイル形式の画像データは、画像部と、ヘッダー部と、を有している。
画像部には、医用画像の実データが書き込まれる。
ヘッダー部には、各種付帯情報が書き込まれる。
付帯情報は、医用画像に付帯される情報である。
DICOMファイル形式の画像データは、画像部と、ヘッダー部と、を有している。
画像部には、医用画像の実データが書き込まれる。
ヘッダー部には、各種付帯情報が書き込まれる。
付帯情報は、医用画像に付帯される情報である。
本実施形態に係る付帯情報には、被検者情報、検査情報、シリーズ情報、画像情報、GSPS(Grayscale Softcopy Presentation State)情報、オーバレイ情報等が含まれる。
被検者情報には、例えば、被検者ID、被検者氏名、生年月日、年齢、性別、身長、体重等が含まれる。
検査情報には、例えば、検査ID、検査日、検査時刻、検査記述、シリーズ数、画像枚数等が含まれる。
シリーズ情報には、例えば、使用モダリティー、撮影部位、撮影方法(例えば、撮影方向(スライス方向)、造影剤の有無)、シリーズ記述、側性、シリーズ番号、画像枚数、AEタイトル等が含まれる。
画像情報には、例えば、画像番号、被検者方向、画像タイプ、ピクセル構造、縦幅、横幅、管電圧、mA、管電流、画素間隔、スライス厚、スライス位置、フレーム番号、フレーム数、TR、TE、WW/WC等が含まれる。
被検者情報には、例えば、被検者ID、被検者氏名、生年月日、年齢、性別、身長、体重等が含まれる。
検査情報には、例えば、検査ID、検査日、検査時刻、検査記述、シリーズ数、画像枚数等が含まれる。
シリーズ情報には、例えば、使用モダリティー、撮影部位、撮影方法(例えば、撮影方向(スライス方向)、造影剤の有無)、シリーズ記述、側性、シリーズ番号、画像枚数、AEタイトル等が含まれる。
画像情報には、例えば、画像番号、被検者方向、画像タイプ、ピクセル構造、縦幅、横幅、管電圧、mA、管電流、画素間隔、スライス厚、スライス位置、フレーム番号、フレーム数、TR、TE、WW/WC等が含まれる。
なお、モダリティー3は、各種撮影条件を設定したり、モダリティー3各部の動作を制御したりする図示しないコンソールを備えていていてもよい。
また、モダリティー3は、撮影室内に据え付けられるように構成されていてもよいし、移動できるように(回診車として)構成されていてもよい。
また、モダリティー3は、撮影室内に据え付けられるように構成されていてもよいし、移動できるように(回診車として)構成されていてもよい。
(画像保存通信システム)
PACS1は、モダリティー3から取得した医用画像を保存するものである。
すなわち、本実施形態に係るPACS1は保存手段をなす。
PACS1は、PC、専用の装置等で構成されている。
本実施形態に係るPACS1は、複数の医用画像の画像データを、対応する検査情報と共にデータベースの形で保存している。
なお、PACS1は、保存している医用画像の画像データに基づいて、対応する医用画像のサムネイルを生成するようになっていてもよい。
PACS1は、モダリティー3から取得した医用画像を保存するものである。
すなわち、本実施形態に係るPACS1は保存手段をなす。
PACS1は、PC、専用の装置等で構成されている。
本実施形態に係るPACS1は、複数の医用画像の画像データを、対応する検査情報と共にデータベースの形で保存している。
なお、PACS1は、保存している医用画像の画像データに基づいて、対応する医用画像のサムネイルを生成するようになっていてもよい。
(医用画像表示制御装置)
表示制御装置2は、PACS1から取得した医用画像の表示制御を行うものである。
表示制御装置2は、専用のプログラムがインストールされたPC、専用の装置等で構成されている。
本実施形態に係る表示制御装置2は、表示部を備えている。
そして、本実施形態に係る表示制御装置2は、医用画像を表示部に表示するようになっている。
すなわち、本実施形態に係る表示制御装置2は、表示装置(表示手段)でもある。
表示制御装置2は、PACS1から取得した医用画像の表示制御を行うものである。
表示制御装置2は、専用のプログラムがインストールされたPC、専用の装置等で構成されている。
本実施形態に係る表示制御装置2は、表示部を備えている。
そして、本実施形態に係る表示制御装置2は、医用画像を表示部に表示するようになっている。
すなわち、本実施形態に係る表示制御装置2は、表示装置(表示手段)でもある。
なお、表示制御装置2は、モダリティー3から直接(PACS1を介さずに)取得した医用画像を表示するようになっていてもよい
この表示制御装置2の詳細については後述する。
この表示制御装置2の詳細については後述する。
〔1-2.画像表示システムを用いた診断の流れ〕
このように構成されたシステム100を用いた診断は、以下のよう流れで行われる。
まず、ユーザーがモダリティー3を用いて被写体を撮影すると、モダリティー3は、被写体が写った医用画像の画像データを生成し、PACS1へ送信する。
PACS1は、モダリティー3から画像データを取得すると、取得した画像データを保存する。
また、PACS1は、表示制御装置2等から画像データを要求する信号を受信すると、対応する画像データを表示制御装置2へ送信する。
表示制御装置2は、PACS1から画像データを取得すると、取得した画像データに基づく医用画像を表示する。
医師は、表示制御装置2に表示された医用画像を読影して被検者の診断を行う。
このように構成されたシステム100を用いた診断は、以下のよう流れで行われる。
まず、ユーザーがモダリティー3を用いて被写体を撮影すると、モダリティー3は、被写体が写った医用画像の画像データを生成し、PACS1へ送信する。
PACS1は、モダリティー3から画像データを取得すると、取得した画像データを保存する。
また、PACS1は、表示制御装置2等から画像データを要求する信号を受信すると、対応する画像データを表示制御装置2へ送信する。
表示制御装置2は、PACS1から画像データを取得すると、取得した画像データに基づく医用画像を表示する。
医師は、表示制御装置2に表示された医用画像を読影して被検者の診断を行う。
〔1-3.画像表示システムの変形例〕
ここまで、PACS1、表示制御装置2、及びモダリティー3を備えたシステム100について説明してきたが、PACS1及びモダリティー3の少なくとも一方が表示部を有している場合、表示制御装置2の少なくとも一部の機能を、PACS1及びモダリティー3の少なくとも一方が有していてもよい。
その場合、システム100は、表示制御装置2を備えていなくてもよい。
また、PACS1の少なくとも一部の機能を、表示制御装置2及びモダリティー3の少なくとも一方が有していてもよい。
その場合、システム100は、PACS1を備えていなくてもよい。
ここまで、PACS1、表示制御装置2、及びモダリティー3を備えたシステム100について説明してきたが、PACS1及びモダリティー3の少なくとも一方が表示部を有している場合、表示制御装置2の少なくとも一部の機能を、PACS1及びモダリティー3の少なくとも一方が有していてもよい。
その場合、システム100は、表示制御装置2を備えていなくてもよい。
また、PACS1の少なくとも一部の機能を、表示制御装置2及びモダリティー3の少なくとも一方が有していてもよい。
その場合、システム100は、PACS1を備えていなくてもよい。
また、システム100は、医用画像(特に動態画像)を解析する解析装置を備えていてもよい。
その場合、PACS1は、解析装置から取得した解析画像を保存するようになっていてもよい。
また、その場合、表示制御装置2は、PACS1又は解析装置から取得した解析画像の表示制御を行うようになっていてもよい。
その場合、PACS1は、解析装置から取得した解析画像を保存するようになっていてもよい。
また、その場合、表示制御装置2は、PACS1又は解析装置から取得した解析画像の表示制御を行うようになっていてもよい。
<2.画像表示制御装置の詳細>
次に、上記システム100が備える表示制御装置2の詳細について説明する。
図2は表示制御装置2を示すブロック図、図3~図5は表示制御装置2が表示する画面の一例を示す画像図、図6は表示制御装置2が表示する画面の変遷を示す図である。
次に、上記システム100が備える表示制御装置2の詳細について説明する。
図2は表示制御装置2を示すブロック図、図3~図5は表示制御装置2が表示する画面の一例を示す画像図、図6は表示制御装置2が表示する画面の変遷を示す図である。
〔2-1.画像表示制御装置の構成〕
表示制御装置2は、例えば図2に示したように、制御部21と、通信部22と、を備えている。
本実施形態に係る表示制御装置2は、記憶部23と、上述した表示部24と、操作部25と、を更に備えている。
各部21~25は、バス等で電気的に接続されている。
表示制御装置2は、例えば図2に示したように、制御部21と、通信部22と、を備えている。
本実施形態に係る表示制御装置2は、記憶部23と、上述した表示部24と、操作部25と、を更に備えている。
各部21~25は、バス等で電気的に接続されている。
制御部21は、CPU、RAM、ROM等により構成されている。
ROMは、CPUが実行する各種プログラムやプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している。
そして、CPUは、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、表示制御装置2各部の動作を集中制御するようになっている。
なお、ROMは、書き換え(プログラム更新)が可能となっていてもよい。
ROMは、CPUが実行する各種プログラムやプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している。
そして、CPUは、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、表示制御装置2各部の動作を集中制御するようになっている。
なお、ROMは、書き換え(プログラム更新)が可能となっていてもよい。
通信部22は、通信モジュール等で構成されている。
そして、通信部22は、通信ネットワークNを介して有線又は無線で接続された他の装置(PACS1、モダリティー3、解析装置等)との間で各種信号や各種データを送受信するようになっている。
そして、通信部22は、通信ネットワークNを介して有線又は無線で接続された他の装置(PACS1、モダリティー3、解析装置等)との間で各種信号や各種データを送受信するようになっている。
記憶部23は、不揮発性のメモリーやハードディスク等により構成されている。
そして、記憶部23は、医用画像の画像データを記憶するようになっている。
そして、記憶部23は、医用画像の画像データを記憶するようになっている。
表示部24は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成されている。
そして、表示部24は、制御部21から受信した画像信号に応じた医用画像等を表示するようになっている。
そして、表示部24は、制御部21から受信した画像信号に応じた医用画像等を表示するようになっている。
操作部25は、キーボード(カーソルキー、数字入力キー、各種機能キー等)、ポインティングデバイス(マウス等)、表示部24の表面に積層されたタッチパネル等で構成されている。
そして、操作部25は、ユーザーによってなされた操作に応じた制御信号を制御部21へ出力するようになっている。
そして、操作部25は、ユーザーによってなされた操作に応じた制御信号を制御部21へ出力するようになっている。
ここまで、表示部24及び操作部25を備えた表示制御装置2について説明してきたが、表示制御装置2は、表示部24を備えず、通信部22を介して、表示制御装置2とは別に設けられた他の装置(専用のモニター、PACS3、解析装置等)へ画像信号を出力する(他の装置へ医用画像を表示させる表示制御を行う)ようになっていてもよい。
また、表示制御装置2は、操作部25を備えず、通信部22等を介して、表示制御装置2とは別に設けられた他の装置(専用の入力装置、PACS3、解析装置等)から、通信部22を介して制御信号を受信するようになっていてもよい。
また、表示制御装置2は、操作部25を備えず、通信部22等を介して、表示制御装置2とは別に設けられた他の装置(専用の入力装置、PACS3、解析装置等)から、通信部22を介して制御信号を受信するようになっていてもよい。
〔2-2.医用画像表示制御装置の動作〕
上記のように構成された表示制御装置2の制御部21は、以下のような動作をする。
上記のように構成された表示制御装置2の制御部21は、以下のような動作をする。
例えば、制御部21は、所定条件が成立したことを契機として、記憶部23に記憶された制御プログラムに基づく医用画像表示処理を実行する。
所定条件には、例えば、表示制御装置2の電源がオンにされたこと、他の装置から画像データを取得したこと、他の装置から所定の制御信号を受信したこと、操作部25に所定の開始操作がなされたこと等が含まれる。
所定条件には、例えば、表示制御装置2の電源がオンにされたこと、他の装置から画像データを取得したこと、他の装置から所定の制御信号を受信したこと、操作部25に所定の開始操作がなされたこと等が含まれる。
(表示制御モード設定)
本実施形態に係る医用画像表示処理で、制御部21は、まず、設定処理を実行する。
この設定処理で、制御部21は、デフォルトの表示制御モードを設定する。
本実施形態に係る表示制御モードには、第一モードと、第二モードと、が含まれる。
第一モードは、所定の表示規則に従って医用画像を表示させるモードである。
本実施形態に係る第一モードは、第一画像I1を表示する際に、第二画像I2を併せて表示することを許可するモードである。
第一画像I1は、第一被検者の医用画像である。
また、第二画像I2は、第一被検者とは異なる第二被検者の医用画像である。
本実施形態に係る医用画像表示処理で、制御部21は、まず、設定処理を実行する。
この設定処理で、制御部21は、デフォルトの表示制御モードを設定する。
本実施形態に係る表示制御モードには、第一モードと、第二モードと、が含まれる。
第一モードは、所定の表示規則に従って医用画像を表示させるモードである。
本実施形態に係る第一モードは、第一画像I1を表示する際に、第二画像I2を併せて表示することを許可するモードである。
第一画像I1は、第一被検者の医用画像である。
また、第二画像I2は、第一被検者とは異なる第二被検者の医用画像である。
第二モードは、第一モードと異なる表示規則に従って医用画像を表示させるモードである。
本実施形態に係る第二モードは、第一画像I1を表示する際に、第二画像I2の表示を許可しないモードである。
本実施形態に係る第二モードは、第一画像I1を表示する際に、第二画像I2の表示を許可しないモードである。
なお、表示規則は、第二画像I2の表示許可・不許可以外の内容であってもよい。
また、表示制御モードには、第一モードとも第二モードとも異なるモードが含まれていてもよい。
また、表示制御モードには、第一モードとも第二モードとも異なるモードが含まれていてもよい。
(読影用画面等の表示)
デフォルトの表示制御モードを設定した後、制御部21は、画面表示処理を実行する。
この画面表示処理で、制御部21は、読影用画面S1を表示部24に表示させる。
読影用画面S1は、医用画像を表示させるための画面である。
本実施形態に係る読影用画面S1は、例えば図3に示したように、医用画像表示領域R1と、操作ボタン表示領域R2と、を有している。
デフォルトの表示制御モードを設定した後、制御部21は、画面表示処理を実行する。
この画面表示処理で、制御部21は、読影用画面S1を表示部24に表示させる。
読影用画面S1は、医用画像を表示させるための画面である。
本実施形態に係る読影用画面S1は、例えば図3に示したように、医用画像表示領域R1と、操作ボタン表示領域R2と、を有している。
医用画像表示領域R1は、医用画像の表示領域である。
本実施形態に係る医用画像表示領域R1は、複数の小領域に分割可能となっており、各小領域に一つの医用画像を表示可能となっている。
表示制御モードが第一モードの場合であって、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合は、複数の小領域の1つが第二画像I2の表示領域となり、残りが第一画像I1の表示領域となる。
一方、表示制御モードが第二モードの場合であって、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合、複数の小領域は全て第一画像I1の表示領域となる、又は複数の小領域の1つが医用画像を表示しない領域となり、残りが第一画像I1の表示領域となる。
本実施形態に係る医用画像表示領域R1は、複数の小領域に分割可能となっており、各小領域に一つの医用画像を表示可能となっている。
表示制御モードが第一モードの場合であって、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合は、複数の小領域の1つが第二画像I2の表示領域となり、残りが第一画像I1の表示領域となる。
一方、表示制御モードが第二モードの場合であって、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合、複数の小領域は全て第一画像I1の表示領域となる、又は複数の小領域の1つが医用画像を表示しない領域となり、残りが第一画像I1の表示領域となる。
なお、図3には、4つの小領域を有する医用画像表示領域R1を例示したが、医用画像表示領域R1は、2つ、3つ、又は5つ以上の領域に分割されていてもよい。
また、医用画像表示領域R1は、表示する医用画像の数に応じて分割数を変更するようになっていてもよい。
また、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合、複数の小領域の2つ以上が第二画像I2の表示領域となっていてもよい。
また、医用画像表示領域R1は、医用画像を一つだけ表示する(小領域に分割されない)ことがあってもよい。
また、医用画像表示領域R1は、表示する医用画像の数に応じて分割数を変更するようになっていてもよい。
また、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合、複数の小領域の2つ以上が第二画像I2の表示領域となっていてもよい。
また、医用画像表示領域R1は、医用画像を一つだけ表示する(小領域に分割されない)ことがあってもよい。
操作ボタン表示領域R2は、各種操作ボタンBの表示領域である。すなわち、本実施形態に係る操作ボタンBは、読影用画面S1に併せて表示されている。
本実施形態に係る操作ボタン表示領域R2は、医用画像表示領域R1の下に設けられている。すなわち、本実施形態に係る操作ボタンBは、読影用画面S1における、医用画像の表示領域に隣接する領域に表示されている。
本実施形態に係る操作ボタンBは、操作部25(マウス、タッチパネル等)を介してユーザーが間接的に操作可能なものとなっている。
なお、表示制御装置2は、表示部24の近傍に、操作ボタンBの代わりとなる物理的なスイッチ、ボタン等を備えていてもよい。
本実施形態に係る操作ボタン表示領域R2は、医用画像表示領域R1の下に設けられている。すなわち、本実施形態に係る操作ボタンBは、読影用画面S1における、医用画像の表示領域に隣接する領域に表示されている。
本実施形態に係る操作ボタンBは、操作部25(マウス、タッチパネル等)を介してユーザーが間接的に操作可能なものとなっている。
なお、表示制御装置2は、表示部24の近傍に、操作ボタンBの代わりとなる物理的なスイッチ、ボタン等を備えていてもよい。
また、本実施形態に係る画面表示処理で、制御部21は、所定の表示開始条件が成立したことを契機として、選択用画面S2を表示部24に表示させる。
表示開始条件には、例えば、読影用画面S1が表示されたこと、所定の表示開始操作がなされたこと等が含まれる。
選択用画面S2は、一又は複数の医用画像に対応する情報(被検者ID、氏名、生年月日、性別、検査日、検査内容、医用画像のシリーズ等)の一覧を表示させるための画面である。
本実施形態に係る選択用画面S2は、読影用画面S1とは別ウインドウで表示される。
また、本実施形態に係る選択用画面S2は、上記一又は複数の医用画像に対応する一又は複数のサムネイルTを表示するようになっている。
表示開始条件には、例えば、読影用画面S1が表示されたこと、所定の表示開始操作がなされたこと等が含まれる。
選択用画面S2は、一又は複数の医用画像に対応する情報(被検者ID、氏名、生年月日、性別、検査日、検査内容、医用画像のシリーズ等)の一覧を表示させるための画面である。
本実施形態に係る選択用画面S2は、読影用画面S1とは別ウインドウで表示される。
また、本実施形態に係る選択用画面S2は、上記一又は複数の医用画像に対応する一又は複数のサムネイルTを表示するようになっている。
なお、制御部21は、選択用画面S2を表示させずに、被検者に関する情報の一覧の表示領域を有する読影用画面を表示するようになっていてもよい。
また、表示する医用画像が他の装置で選択済みとなっており、且つ表示部24が医用画像のみを表示する(操作ボタンB等を表示しない)ようになっているような場合は、後述する画像表示処理を実行すれば足りるため、制御部21は、この画面表示処理を実行しないようになっていてもよい。
また、表示する医用画像が他の装置で選択済みとなっており、且つ表示部24が医用画像のみを表示する(操作ボタンB等を表示しない)ようになっているような場合は、後述する画像表示処理を実行すれば足りるため、制御部21は、この画面表示処理を実行しないようになっていてもよい。
(医用画像の画像データの要求・取得)
読影用画面S1が表示されている間に所定の表示開始条件が成立した場合、制御部21は、要求処理を実行する。
表示開始条件には、例えば、選択用画面S2に表示された情報の一覧のいずれかに選択操作がなされたこと、選択用画面S2に表示されているサムネイルTに選択操作(クリック、タッチ、ドラッグ&ドロップ等)がなされたこと等が含まれる。
この要求処理で、制御部21は、選択された医用画像の画像データを、通信部22を介してPACS1に要求する。
画像データの要求を受けたPACS1は、要求された医用画像の画像データを表示制御装置2へ送信する。その結果、制御部21は、画像データを取得することができる。
読影用画面S1が表示されている間に所定の表示開始条件が成立した場合、制御部21は、要求処理を実行する。
表示開始条件には、例えば、選択用画面S2に表示された情報の一覧のいずれかに選択操作がなされたこと、選択用画面S2に表示されているサムネイルTに選択操作(クリック、タッチ、ドラッグ&ドロップ等)がなされたこと等が含まれる。
この要求処理で、制御部21は、選択された医用画像の画像データを、通信部22を介してPACS1に要求する。
画像データの要求を受けたPACS1は、要求された医用画像の画像データを表示制御装置2へ送信する。その結果、制御部21は、画像データを取得することができる。
表示制御モードが第二モードになっている場合、制御部21は、第二画像I2の選択操作がなされても、それを受け付けないようになっている。
なお、この要求処理で、制御部21は、PACS1以外の他の装置へ画像データを要求する(他の装置から画像データを取得する)ようになっていてもよい。
また、PACS1が医用画像の選択を受け付けるようになっていてもよい。その場合、この要求処理の実行は不要である。
また、PACS1が医用画像の選択を受け付けるようになっていてもよい。その場合、この要求処理の実行は不要である。
(医用画像の表示)
医用画像の画像データを取得した後、制御部21は、画像表示処理(第二処理)を実行する。
この画像表示処理で、制御部21は、PACS3から取得した画像データに基づく医用画像を表示部24に表示させる。
本実施形態に係る画像表示処理で、制御部21は、医用画像を読影用画面S1の医用画像表示領域R1に表示させる。
医用画像の画像データを取得した後、制御部21は、画像表示処理(第二処理)を実行する。
この画像表示処理で、制御部21は、PACS3から取得した画像データに基づく医用画像を表示部24に表示させる。
本実施形態に係る画像表示処理で、制御部21は、医用画像を読影用画面S1の医用画像表示領域R1に表示させる。
表示制御モードが第一モードの場合であって、医用画像表示領域R1が複数の小領域に分割されている場合、制御部21は、例えば図4に示したように、複数の小領域のうち指定した(例えば、サムネイルTをドラッグした先の)小領域に選択された第一画像I1を表示させる。
また、第一画像I1が表示されている状態で、第二画像I2を表示させる操作が行われた場合、制御部21は、複数の小領域のうち残りの小領域に第二画像I2を表示させる。
一方、表示制御モードが第二モードの場合、制御部21は、例えば図5に示したように、選択された第一画像I1のみを医用画像表示領域R1(小領域)に表示させる。
また、第一画像I1が表示されている状態で、第二画像I2を表示させる操作が行われた場合、制御部21は、複数の小領域のうち残りの小領域に第二画像I2を表示させる。
一方、表示制御モードが第二モードの場合、制御部21は、例えば図5に示したように、選択された第一画像I1のみを医用画像表示領域R1(小領域)に表示させる。
また、本実施形態に係る画像表示処理で、制御部21は、医用画像における、被写体が写っていない余白領域に、付帯情報を表示させる。
この付帯情報には、被検者情報が含まれる。このため、ユーザーは、表示されている医用画像が第一画像I1と第二画像I2のどちらであるかを容易に識別することができる。
この付帯情報には、被検者情報が含まれる。このため、ユーザーは、表示されている医用画像が第一画像I1と第二画像I2のどちらであるかを容易に識別することができる。
(表示制御モードの切り替え)
上記画像表示処理の実行中、操作ボタンBが操作された場合に、モード切替処理を実行する。
このモード切替処理で、制御部21は、自身の表示制御モードを、第一モード又は第二モードへ切り替える。
それまでの表示制御モードが第一モードであった場合、制御部21は、表示制御モードを第二モードへ切り替える。
一方、それまでの表示制御モードが第二モードであった場合、制御部21は、表示制御モードを第一モードへ切り替える。
本実施形態に係る制御部21は、上記モード切替処理(第一処理)を実行することにより第一手段をなす。
上記画像表示処理の実行中、操作ボタンBが操作された場合に、モード切替処理を実行する。
このモード切替処理で、制御部21は、自身の表示制御モードを、第一モード又は第二モードへ切り替える。
それまでの表示制御モードが第一モードであった場合、制御部21は、表示制御モードを第二モードへ切り替える。
一方、それまでの表示制御モードが第二モードであった場合、制御部21は、表示制御モードを第一モードへ切り替える。
本実施形態に係る制御部21は、上記モード切替処理(第一処理)を実行することにより第一手段をなす。
なお、このモード切替処理で、制御部21は、操作ボタンBの表示態様(色、形、中の文字等)を切り替え後の表示制御モードに応じて変更するようになっていてもよい。
このようにすれば、現在の表示制御モードが第一モードと第二モードのどちらであるのかをユーザーが容易に把握することができる。
このようにすれば、現在の表示制御モードが第一モードと第二モードのどちらであるのかをユーザーが容易に把握することができる。
(医用画像の表示:続き)
上記モード切替処理が実行されると(操作ボタンBが操作され、表示制御モードが第一モード又は第二モードへ切り替わる際に)、制御部21は、並行して実行中の画像表示処理の中で、切替時処理を更に実行する。
この切替時処理で、制御部21は、切り替え前に表示させていた医用画像を、切り替え後も表示させ続ける。
本実施形態に係る切替時処理で、制御部21は、切り替え前に表示させていた医用画像を、切り替え後も、切り替え後の表示制御モードの表示規則に従って表示させ続ける。
上記モード切替処理が実行されると(操作ボタンBが操作され、表示制御モードが第一モード又は第二モードへ切り替わる際に)、制御部21は、並行して実行中の画像表示処理の中で、切替時処理を更に実行する。
この切替時処理で、制御部21は、切り替え前に表示させていた医用画像を、切り替え後も表示させ続ける。
本実施形態に係る切替時処理で、制御部21は、切り替え前に表示させていた医用画像を、切り替え後も、切り替え後の表示制御モードの表示規則に従って表示させ続ける。
具体的には、第一モードのときに読影用画面S1に第一画像I1を表示させていた場合、制御部21は、第一モードから第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた第一画像I1を、切り替え後も第二モードの表示規則に従って表示させ続ける。
また、第二モードのときに読影用画面S1に第一画像I1を表示させていた場合、制御部21は、第二モードから第一モードへ切り替わる際にも、切り替え前に表示させていた第一画像I1を、切り替え後も第一モードの表示規則に従って表示させ続ける。
すなわち、切り替え前に表示されている医用画像が第一画像I1のみの場合、読影用画面S1は、表示制御モードの切り替えの前後で変化しない。
また、第二モードのときに読影用画面S1に第一画像I1を表示させていた場合、制御部21は、第二モードから第一モードへ切り替わる際にも、切り替え前に表示させていた第一画像I1を、切り替え後も第一モードの表示規則に従って表示させ続ける。
すなわち、切り替え前に表示されている医用画像が第一画像I1のみの場合、読影用画面S1は、表示制御モードの切り替えの前後で変化しない。
一方、第一モードのときに、例えば図6上段に示したように、読影用画面S1に第二画像I2を表示させていた場合、この切替時処理で、制御部21は、第一モードから第二モードへ切り替わる(操作ボタンBが操作された)際に、第二画像I2を非表示とする。
このため、第一モードのときに読影用画面S1に第一画像I1及び第二画像I2を表示させていた場合、切替時処理実行後の読影用画面S1には、例えば図6下段に示したように、第一画像I1のみが表示される。
このため、第一モードのときに読影用画面S1に第一画像I1及び第二画像I2を表示させていた場合、切替時処理実行後の読影用画面S1には、例えば図6下段に示したように、第一画像I1のみが表示される。
なお、上述したように、読影用画面S1に表示させていた第二画像I2を、第一モードから第二モードへ切り替える(戻す)際に非表示とした場合、制御部21は、第二モードから第一モードへ切り替える際に、それまで非表示となっていた第二画像I2を再表示させるようになっていてもよい。
また、読影用画面S1に表示させていた第二画像I2を、第一モードから第二モードへ切り替える際に非表示とした場合、制御部21は、第二モードから第一モードへ切り替える際に、それまで非表示となっていた第二画像I2を、切り替え後も非表示とし続けるようになっていてもよい。
また、読影用画面S1に表示させていた第二画像I2を、第一モードから第二モードへ切り替える際に非表示とした場合、制御部21は、第二モードから第一モードへ切り替える際に、それまで非表示となっていた第二画像I2を、切り替え後も非表示とし続けるようになっていてもよい。
本実施形態に係る制御部21は、以上説明してきた画像表示処理(第二処理)を実行することにより、第二手段をなす。
<3.効果>
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御プログラムは、表示制御装置2の制御部21(コンピューター)に、自身の表示制御モードを、第一モード又は第二モードへ切り替える第一処理と、表示制御モードが第一モード又は第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二処理と、を実行させる。
これにより、表示制御装置2の表示制御モードが第一(第二)モードから、第二(第一)モードへ切り替わる際に、それまで表示部24に表示していた医用画像が消去されない。
その結果、表示制御モードを切り替える度に、ユーザーが表示する医用画像(被検者)の選択をやり直す必要がなくなる。
このため、この制御プログラム、この制御プログラムを記憶部23に記憶している表示制御装置2、又はこの表示制御装置2を備えるシステム100によれば、表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させることができる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御プログラムは、表示制御装置2の制御部21(コンピューター)に、自身の表示制御モードを、第一モード又は第二モードへ切り替える第一処理と、表示制御モードが第一モード又は第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二処理と、を実行させる。
これにより、表示制御装置2の表示制御モードが第一(第二)モードから、第二(第一)モードへ切り替わる際に、それまで表示部24に表示していた医用画像が消去されない。
その結果、表示制御モードを切り替える度に、ユーザーが表示する医用画像(被検者)の選択をやり直す必要がなくなる。
このため、この制御プログラム、この制御プログラムを記憶部23に記憶している表示制御装置2、又はこの表示制御装置2を備えるシステム100によれば、表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させることができる。
また、本実施形態に係る表示制御装置2は、ユーザーが操作可能な操作ボタンBと、自身の表示制御モードを、第一モード又は第二モードへ切り替える制御部21(第一手段)と、を備え、制御部21は、操作ボタンBが操作されたことを契機として表示制御モードの切り替えを行う。
これにより、表示制御装置2の表示制御モードが、一のステップで第一(第二)モードから、第二(第一)モードへ切り替わる。
その結果、画面を読影用画面から表示制御モードを選択する画面へ切り替えるステップ、表示制御モードの選択を受け付けるステップ等が不要になる。
このため、この表示制御装置2、又はこの表示制御装置2を備えるシステム100によれば、表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させることができる。
これにより、表示制御装置2の表示制御モードが、一のステップで第一(第二)モードから、第二(第一)モードへ切り替わる。
その結果、画面を読影用画面から表示制御モードを選択する画面へ切り替えるステップ、表示制御モードの選択を受け付けるステップ等が不要になる。
このため、この表示制御装置2、又はこの表示制御装置2を備えるシステム100によれば、表示制御モードが切り替わり、それまでと異なる表示規則に従って医用画像を表示させる際の、ユーザーの手間を低減させることができる。
<4.変形例>
なお、本発明は上記の実施形態等に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は上記の実施形態等に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記の説明では、本発明に係る制御プログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係る制御プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
また、本発明に係る制御プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
100 医用画像表示システム
1 画像保存通信システム(PACS)
2 医用画像表示制御装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 表示部
S1 読影用画面
R1 医用画像表示領域
I1 第一画像
I2 第二画像
R2 操作ボタン表示領域
B 操作ボタン
S2 選択用画面
T サムネイル
25 操作部
3 モダリティー
N 通信ネットワーク
1 画像保存通信システム(PACS)
2 医用画像表示制御装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 表示部
S1 読影用画面
R1 医用画像表示領域
I1 第一画像
I2 第二画像
R2 操作ボタン表示領域
B 操作ボタン
S2 選択用画面
T サムネイル
25 操作部
3 モダリティー
N 通信ネットワーク
Claims (13)
- 医用画像の表示制御を行う医用画像表示制御装置のコンピューターに実行させる制御プログラムであって、
前記コンピューターに、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一処理と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二処理と、
を実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 前記第一モードは、第一被検者の医用画像である第一画像を表示する際に、前記第一被検者とは異なる第二被検者の医用画像である第二画像を併せて表示することを許可するモードであり、
前記第二モードは、前記第一画像を表示する際に、前記第二画像の表示を許可しないモードであり、
前記第二処理では、前記第一モードから前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記第一画像を、切り替え後も表示させ続ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。 - 前記第一モードのときに前記第二画像を表示させていた場合、前記第二処理では、前記第一モードから前記第二モードへ切り替わる際に、前記第二画像を非表示とする、ことを特徴とする請求項2に記載の制御プログラム。
- 医用画像の表示制御を行う医用画像表示制御装置であって、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段と、
を備えることを特徴とする医用画像表示制御装置。 - 前記第一モードは、第一被検者の医用画像である第一画像を表示する際に、前記第一被検者とは異なる第二被検者の医用画像である第二画像を併せて表示することを許可するモードであり、
前記第二モードは、前記第一画像を表示する際に、前記第二画像の表示を許可しないモードであり、
前記第二手段は、前記第一モードから前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記第一画像を、切り替え後も表示させ続ける、
ことを特徴とする請求項4に記載の医用画像表示制御装置。 - 前記第一モードのときに前記第二画像を表示させていた場合、前記第二手段は、前記第一モードから前記第二モードへ切り替わる際に、前記第二画像を非表示とする、ことを特徴とする請求項5に記載の医用画像表示制御装置。
- 医用画像の表示制御を行う医用画像表示制御装置であって、
ユーザーが操作可能な操作ボタンと、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
を備え、
前記第一手段は、前記操作ボタンが操作されたことを契機として前記表示制御モードの切り替えを行う、
ことを特徴とする医用画像表示制御装置。 - 前記操作ボタンは、前記医用画像を表示させる読影用画面に併せて表示されている、ことを特徴とする請求項7に記載の医用画像表示制御装置。
- 前記操作ボタンは、前記読影用画面における、前記医用画像の表示領域に隣接する領域に表示されている、ことを特徴とする請求項8に記載の医用画像表示制御装置。
- 前記第一モードは、第一被検者の医用画像である第一画像を表示する際に、前記第一被検者とは異なる第二被検者の医用画像である第二画像を併せて表示することを許可するモードであり、
前記第二モードは、前記第一画像を表示する際に、前記第二画像の表示を許可しないモードである、
ことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の医用画像表示制御装置。 - 前記操作ボタンが操作され、前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段を更に備える、ことを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示制御装置。
- 前記第一モードのときに前記第二画像を表示させていた場合、前記第二手段は、前記操作ボタンが操作され、前記第一モードから前記第二モードへ切り替わる際に、前記第二画像を非表示とする、ことを特徴とする請求項11に記載の医用画像表示制御装置。
- 医用画像の表示を行う医用画像表示システムであって、
前記医用画像の画像データを保存する保存手段と、
前記医用画像を表示する表示手段と、
自身の表示制御モードを、所定の表示規則に従って前記医用画像を表示させる第一モード、又は前記第一モードと異なる表示規則に従って前記医用画像を表示させる第二モードへ切り替える第一手段と、
前記表示制御モードが前記第一モード又は前記第二モードへ切り替わる際に、切り替え前に表示させていた前記医用画像を、切り替え後も表示させ続ける第二手段と、
を備えることを特徴とする医用画像表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021143292A JP2023036308A (ja) | 2021-09-02 | 2021-09-02 | 制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021143292A JP2023036308A (ja) | 2021-09-02 | 2021-09-02 | 制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023036308A true JP2023036308A (ja) | 2023-03-14 |
Family
ID=85508658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021143292A Pending JP2023036308A (ja) | 2021-09-02 | 2021-09-02 | 制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023036308A (ja) |
-
2021
- 2021-09-02 JP JP2021143292A patent/JP2023036308A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8397170B2 (en) | Medical image display apparatus | |
US9855013B2 (en) | Radiography system and radiography method | |
JP2007117739A (ja) | 画像診断支援方法および装置 | |
KR101474768B1 (ko) | 의료기기 및 이를 이용한 영상표시방법 | |
US11169693B2 (en) | Image navigation | |
US11763930B2 (en) | Information processing apparatus, radiographing apparatus, radiographing system, information processing method, and storage medium | |
JP2011078527A (ja) | 医用画像管理装置、及び医用画像表示装置 | |
US20200167918A1 (en) | Image display control system, image display system, and image analysis device | |
CN1671325B (zh) | 医用图像诊断装置 | |
JP2006271800A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム | |
JP2019180883A (ja) | 放射線画像表示装置及び放射線撮影システム | |
JP2023036308A (ja) | 制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム | |
US20090244006A1 (en) | Information processing apparatus, image display control method thereof, and image display control program thereof | |
JP2023036299A (ja) | 制御プログラム、医用画像表示制御装置及び医用画像表示システム | |
JP7099064B2 (ja) | 表示制御装置、医用画像表示システム及びプログラム | |
JP2006102044A (ja) | 医用画像処理システム及び医用画像処理方法 | |
JP2004305272A (ja) | 医用画像表示方法及び医用画像表示システム | |
JP6179368B2 (ja) | 画像表示装置及び画像表示方法 | |
JP6870763B1 (ja) | 医用画像出力制御装置、プログラム、医用画像表示システム及び医用画像表示方法 | |
US20230062463A1 (en) | Storage medium, display control device, and medical image display system | |
JP7428055B2 (ja) | 診断支援システム、診断支援装置及びプログラム | |
US20230025725A1 (en) | Storage medium, medical image display apparatus and medical image display system | |
JP2011059440A (ja) | 画像表示装置及び画像表示方法 | |
JP2018180834A (ja) | 医用画像表示装置及びプログラム | |
JP7483333B2 (ja) | 医用情報処理システム、端末装置及びプログラム |