JP2011071835A - 無線通信システム及び無線基地局選択方法 - Google Patents

無線通信システム及び無線基地局選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マクロセルとフェムトセルとが混在していても、確実にハンドオフを行うことができる無線通信システム及び無線基地局選択方法を提供する。
【解決手段】無線通信システム1は、建物B内に設置されたフェムトセル基地局12と、マクロセル基地局11と、フェムトセル基地局12又はマクロセル基地局11との間で通信を行う無線通信端末13と、フェムトセル基地局12の通信エリアに無線通信端末13が位置するか否かを検出するセンサ14と、マクロセル基地局11との間で通信を行っている無線通信端末13に対してパイロットビーコンを送出するパイロットビーコン送出器15とを備えており、フェムトセル基地局12は、無線通信端末13がフェムトセル基地局12の通信エリアに位置することがセンサ14で検出された場合に、パイロットビーコン送出器15にパイロットビーコンを送出させる制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信端末と無線基地局との間で無線信号を送受信して通信を行う無線通信システム、及び無線通信システムに設けられた無線基地局を選択する無線基地局選択方法に関する。
無線通信システムに設けられている無線基地局は、その多くが半径数百メートル〜十数キロメートル程度の大きさの通信エリアを有している。このような通信エリアは、その大きさからマクロセルと呼ばれている。マクロセル同士の境界領域、室内の奥まった場所、或いは地下等においては、無線信号の信号強度が微弱であるため回線が切断されやすくなって通信品質が低下する。そこで、このような場所に、半径数十メートル程度の極めて小さなフェムトセルといわれる通信エリアを有する無線基地局を設置することにより、通信品質の改善が図られている。
マクロセルとフェムトセルとが併存する通信システムでは、マクロセル内に存在する無線通信端末がフェムトセル内に移動する場合に、マクロセルに係る無線基地局との間の接続を、フェムトセルに係る無線基地局との間の接続に切り替える制御(ハンドオフ)を行う必要がある。以下の特許文献1には、複数の無線基地局を備える通信システムにおいて、所謂パイロットビーコン(Pilot Beacon)と呼ばれる制御信号を用いることによってハンドオフを確実に行う技術が開示されている。
特開2007−150476号公報
ところで、従来は、マクロセルに係る無線基地局のチャネルを使用して無線通信端末に対して上述のパイロットビーコンを送出している。このため、近隣に存在する他のマクロセルに係る無線基地局から発せられる電波によって電波干渉が主ずると、無線通信端末に対してパイロットビーコンを送出することができず、確実なハンドオフを実現できない場合が考えられる。かかる場合には、無線通信端末が主導してハンドオフを行わなければならず、回線切断等の通信品質の劣化が生じやすくなるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、マクロセルとフェムトセルとが混在していても、確実にハンドオフを行うことができる無線通信システム及び無線基地局選択方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の無線通信システムは、所定の大きさの領域を通信エリアとする第1基地局と、前記第1基地局の通信エリアよりも広範な領域を通信エリアとする第2基地局と、前記第1基地局又は前記第2基地局との間で無線信号を送受信して通信を行う無線通信端末と、前記第1基地局の通信エリアに前記無線通信端末が位置するか否かを検出する検出装置と、前記第2基地局との間の通信から前記第1基地局との間の通信へ切り替える契機となる制御信号を、前記第1基地局を介して前記無線通信端末に送出する送出装置と、前記無線通信端末が前記第1基地局の通信エリアに位置することが前記検出装置で検出された場合には、前記送出装置に前記制御信号を送出させる制御を行う制御装置とを備えることを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記制御装置が、前記送出装置に前記制御信号を送出させる制御を行ってから所定時間が経過した場合には、前記送出装置に前記制御信号の送出を停止させる制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記制御装置が、前記制御信号の送出に伴い前記第1基地局との間の通信に切り替わって、前記無線通信端末が前記第1基地局の通信エリア内に位置登録された場合には、前記送出装置に前記制御信号の送出を停止させる制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記制御装置が、送出された前記制御信号を受信した前記無線通信端末が前記第1基地局との間の通信に対応していないものであると判定した場合には、前記送出装置に前記制御信号の送出を停止させる制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記第1基地局の通信エリアが、入退室口が設けられた室内に設定されることを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記検出装置が、前記入退室口を介した入室又は退室を検出することを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記制御装置が、前記検出装置で前記入退室口を介した入室が検出された場合には前記送出装置に前記制御信号を送出させる制御を行い、前記検出装置で前記入退室口を介した退室が検出された場合には前記送出装置に前記制御信号の送出をさせない制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の無線通信システムは、前記送出装置が、前記入退室口及びその近傍に前記制御信号を送出することを特徴としている。
本発明の無線基地局選択方法は、所定の大きさの領域を通信エリアとする第1基地局の通信エリアに無線通信端末が位置するか否かを検出する第1ステップと、前記無線通信端末が前記第1基地局の通信エリアに位置することが検出された場合には、前記第1基地局の通信エリアよりも広範な領域を通信エリアとする第2基地局との間の通信から前記第1基地局との間の通信へ切り替える契機となる制御信号を、前記第1基地局を介して前記無線通信端末に送出する第2ステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、マクロセルとフェムトセルとが混在していても、確実にハンドオフを行うことができるという効果がある。
本発明の一実施形態による無線通信システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態による無線通信システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による無線基地局選択方法を示すフローチャートである。 無線端末装置がフェムトセルの通話エリアの近辺を通過する状態を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による無線通信システム及び無線基地局選択方法について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による無線通信システムの構成を模式的に示す図である。図1に示す通り、本実施形態の無線通信システム1は、マクロセル基地局11(第2基地局)、フェムトセル基地局12(第1基地局、制御装置)、無線通信端末13、センサ14(検出装置)、及びパイロットビーコン送出器15(送出装置)を備える。尚、図1においては、フェムトセル基地局12が建物Bの内部に設けられた態様の無線通信システム1を図示してある。
マクロセル基地局11は、フェムトセル基地局12の通信エリアよりも広範なマイクロセルと呼ばれる領域(半径数百メートル〜十数キロメートル程度の領域)を通信エリアとしており、このマクロセル内に位置する無線端末装置との間で無線信号を送受信して通信を行う。フェムトセル基地局12は、フェムトセルと呼ばれる所定の大きさの領域(半径数十メートル程度の領域)を通信エリアとしており、このフェムトセル内に位置する無線端末装置との間で無線信号を送受信して通信を行う。また、フェムトセル基地局12は、センサ14の検出結果に応じて、パイロットビーコン送出器15からのパイロットビーコンの送出を制御する。
図1に示す例では、建物B内にフェムトセル基地局12が設けられているため、フェムトセルは建物Bの内部に設定される。尚、図1では図示を省略しているが、マイクロセル基地局11及びフェムトセル基地局12は、不図示の無線通信ネットワークにそれぞれ接続されており、この無線通信ネットワークを介してお互いに通信することができ、また他の基地局との間で通信することができ、更には不図示のサーバ装置(例えば、メールサーバ装置等)との間で通信を行うことができる。
無線通信端末13は、マクロセル基地局11又はフェムトセル基地局12との間で無線信号の送受信を行うことで、他の無線通信端末との間の通話、又は電子メールの送受信若しくはホームページの閲覧等を実現するものである。この無線通信端末13は、ユーザによって携帯されてユーザの移動に伴って移動する。このため、ユーザの移動に応じて、マクロセル基地局11の通信エリアであるマクロセルや、フェムトセル基地局12の通信エリアであるフェムトセル等の内部に位置する。
センサ14は、フェムトセル基地局12の通信エリアであるフェムトセル内に無線通信端末13が位置するか否かを検出するものである。具体的に、センサ14は、建物Bの入退室口であるドアDの近傍に取り付けられており、無線通信端末13を携帯するユーザがドアDを介して建物Dに入室したか、又は無線通信端末13を携帯するユーザがドアDを介して建物Dから退室したかを検出することによって、無線通信端末13がフェムトセル内に位置するか否かを検出している。尚、無線通信端末13を携帯しないユーザがドアDを介して建物D内に入室する場合も考えられるが、本実施形態では、ドアDを介した入室が検出されれば、フェムトセル内に無線通信端末13が配置されたとみなすこととしている。
このセンサ14としては、例えば赤外線センサ、ドアDの開閉を検出するセンサ、人感センサ等を用いることができる。また、セキュリティチェックをするために、カードを所持する者の入退室のみを許可するシステムが予めドアDに設けられている場合には、そのシステムと連動して入退室が許可されている者であるか否かを検出するセンサを用いることもできる。
パイロットビーコン送出器15は、マクロセル基地局11との間で通信を行っている無線通信端末13が、フェムトセル基地局12との間で通信する契機となる制御信号であるパイロットビーコン送出する。このパイロットビーコン送出器15は、建物Bの入退室口であるドアD付近に取り付けられており、ドアD近辺の領域Rに向けてパイロットビーコンを送出する。
このように、パイロットビーコンが送出される領域をドアD近辺の領域Rに限定するのは、近隣に存在する他のマクロセルに係る無線基地局から発せられる電波による電波干渉を避けるためである。また、ドアDを介して建物Bの内部に入室する無線通信端末以外の無線通信端末(建物Bの屋外であって建物Bの近くに位置する無線通信端末)がフェムトセルにハンドオフするのを極力避けるためである。尚、図1では図示を省略しているが、パイロットビーコン送出器15は、フェムトセル基地局12に接続されており、フェムトセル基地局12の制御の下でパイロットビーコンの送出を行う。
図2は、本発明の一実施形態による無線通信システムの要部構成を示すブロック図である。尚、図2は、無線通信システム1をなす構成のうちの、建物Bの内部又は外部に設置される構成のみを図示している。図2に示す通り、建物Bには、フェムトセル基地局12、センサ14、及びパイロットビーコン送出器15が設置される。フェムトセル基地局12はセンサ14及びパイロットビーコン送出器15とそれぞれ接続されており、センサ14の検出結果がフェムトセル基地局12に入力され、フェムトセル基地局12からの制御信号がパイロットビーコン送出器15に入力される。
フェムトセル基地局12は、制御部21(制御装置)及び記憶部22を備える。制御部21は、主として、センサ14の検出結果に応じて、パイロットビーコン送出器15からのパイロットビーコンの送出及びその停止を制御する。具体的には、無線通信端末13を携帯するユーザがドアDを介して建物Dに入室したことがセンサ14によって検出された場合には、パイロットビーコン送出器15に対してパイロットビーコンを送出させる制御を行う。
また、制御部21は、パイロットビーコンの送出が開始されてから所定時間(例えば、数秒〜十数秒程度)が経過した場合、又はドアDを介して建物Dに入室した無線通信端末13がフェムトセルに係るフェムトセル基地局12で位置登録された場合には、パイロットビーコンの送出を停止させる制御を行う。更に、制御部21は、ドアDを介して建物Dに入室した無線通信端末13がフェムトセル基地局12との通信に対応していないものである場合にも、パイロットビーコンの送出を停止させる制御を行う。記憶部22は、制御部12の制御に必要となる各種情報(例えば、パイロットビーコンの送出を開始してから停止させるまでの時間を示す情報等)を記憶する。
次に、上記構成における無線通信システムの動作について説明する。図3は、本発明の一実施形態による無線基地局選択方法を示すフローチャートである。尚、図3に示すフローチャトで示される処理は、フェムトセル基地局12の電源投入により開始されて繰り返し実行される。また、ここでは、マクロセル基地局11に接続されている(マクロセル基地局11に位置登録されている)無線通信端末13を携帯するユーザが、ドアDを介して建物B内に入室する場合の動作を例に挙げて説明する。
処理が開始されると、まず、ドアDを介した建物Bへのユーザの入室がセンサ14によって検出されたか否かが制御部21で判断される(ステップS11:第1ステップ)。この判断結果が「NO」である場合には、ステップS11の処理が繰り返される。これに対し、ドアDを介したユーザの入室がセンサ14によって検出されると、ステップS11の判断結果は「YES」になり、制御部21の制御の下で、パイロットビーコン送出器15から図1に示す領域Rに向けてパイロットビーコンが送出される(ステップS12:第2ステップ)。
送出されたパイロットビーコンは、ドアDを介して建物Bに入室するユーザが携帯する無線通信端末13で受信される。すると、無線通信端末13では、マクロセル基地局11との間の接続を、フェムトセル基地局12との間の接続に切り替えるハンドオフを行うための処理が開始される。一方、パイロットビーコン送出器15に対してパイロットビーコンを送出させる制御を行った制御部21は、無線通信端末13がフェムトセル基地局12で位置登録されてフェムトセルへ遷移したか否かを判断する(ステップS13)。尚、フェムトセル基地局12での位置登録は、無線通信端末13でのハンドオフが終了した後になされる。
フェムトセルへ遷移したと判断した場合(ステップS13の判断結果が「YES」の場合)には、制御部21はパイロットビーコン送出器15を制御して、パイロットビーコンの送出を停止させる(ステップS14)。他方、フェムトセルへ遷移していないと判断した場合(ステップS13の判断結果が「NO」の場合)には、制御部21はパイロットビーコン送出器15に対してパイロットビーコンを送出させる制御を行ってから予め設定された一定時間(例えば、数秒〜十数秒程度)が経過したか否かを判断する(ステップS15)。
上記の一定時間が経過していない場合には、ステップS15の判断結果が「NO」になって処理はステップS13に戻り、再びフェムトセルへ遷移したか否かが制御部21によって判断される。他方、上記の一定時間が経過すると、ステップS15の判断結果が「YES」になり、制御部21はパイロットビーコン送出器15を制御して、パイロットビーコンの送出を停止させる(ステップS14)。ステップS14の処理が終了すると、図3に示す一連の処理が、再びステップS11の処理から開始される。
以上説明した通り、本実施形態では、センサ14によってフェムトセルが設定された建物Bの内部にユーザが入室したか否かを検出し、入室が検出された場合にドアD近辺の限定された領域Rに一定時間の間だけ無線通信端末13にフェムトセルへの遷移を促すパイロットビーコンを送出している。このため、近隣に存在する他のマクロセルに係る無線基地局から発せられる電波による電波干渉を避けることができ、確実にハンドオフを行うことができる。また、無線通信端末13で確実なハンドオフが行われることによって、無線通信端末13の消費電流の削減及び通信品質の向上を図ることができる。
更に、本実施形態では、不要なハンドオフを抑制することもできる。図4は、無線端末装置がフェムトセルの通話エリアの近辺を通過する状態を模式的に示す図である。図4において、符号A1を付した円形の領域はマクロセル基地局11の通話エリアを、符号A2を付した円形の領域は建物B内に設置されたフェムトセル基地局12の通話エリアをそれぞれ示している。尚、図示の通り、通話エリアA2は、通話エリアA1と重複しており、その一部が建物Bの外にも設定されているとする。
いま、マクロセル基地局11に接続されている(マクロセル基地局11に位置登録されている)無線通信端末13を携帯するユーザが、図中の符号MDが付された方向に移動してフェムトセル基地局12の通話エリアA2を通過する場合を考える。かかる場合において、無線通信端末13が通話エリアA2に入ったときは、電波強度の観点からはフェムトセル基地局12との間の接続に切り替えるハンドオフが行われるのが望ましい。
しかしながら、無線通信端末13が通話エリアA2を単に通過する場合には、無線通信端末13が通話エリアA2に入っても直ちに通話エリアA2から出てしまうため、フェムトセル基地局12との間の接続に切り替えるハンドオフが行われた直後に再びマクロ基地局11との間の接続に切り替えるハンドオフが行われ、無駄なハンドオフの処理が生じてしまう。本実施形態では、センサ14によって入室が検出された場合に一定時間の間だけパイロットビーコンを送出しているため、このような不要なハンドオフを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態による無線通信システム及び無線基地局選択方法について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、フェムトセル基地局12とパイロットビーコン送出器15とが別々に設けられており、フェムトセル基地局12の制御の下でパイロットビーコン送出器15からパイロットビーコンが送出される場合を例に挙げて説明した。しかしながら、パイロットビーコン送出器15をフェムトセル基地局12に内蔵し、パイロットビーコンがフェムトセル基地局12から送出される態様にしても良い。かかる態様の場合には、パイロットビーコンが送出される領域を図1に示す領域Rに限定することは困難であるが、建物B内におけるパイロットビーコンの強度を適宜調整すれば電波干渉の問題は避けることができる。
また、センサ14がドアDを介した入室と退室とを個別に検出することができるものである場合には、センサ14によって入室が検出された場合にのみパイロットビーコンを送出し、退室が検出された場合にはパイロットビーコンを送出させない制御を行うのが望ましい。尚、センサ14がドアDを介した入室と退室とを分けて検出できないものである場合には、センサ14の検出結果が出力される度にパイロットビーコンの送出がなされることになる。
また、上述した実施形態では、建物Bの内部にフェムトセルが設定された場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明は、建物Bの屋外にフェムトセルが設定される場合であっても適用することができる。例えば、マクロセルについての電波状態が悪いバス停等にフェムトセル基地局12、センサ14、及びパイロットビーコン送出器15を設置すれば、そのバス停を中心とした半径数十メートル程度の領域をフェムトセルに設定することができる。
1 無線通信システム
11 マクロセル基地局
12 フェムトセル基地局
13 無線通信端末
14 センサ
15 パイロットビーコン送出器
21 制御部
B 建物
D ドア

Claims (9)

  1. 所定の大きさの領域を通信エリアとする第1基地局と、
    前記第1基地局の通信エリアよりも広範な領域を通信エリアとする第2基地局と、
    前記第1基地局又は前記第2基地局との間で無線信号を送受信して通信を行う無線通信端末と、
    前記第1基地局の通信エリアに前記無線通信端末が位置するか否かを検出する検出装置と、
    前記第2基地局との間の通信から前記第1基地局との間の通信へ切り替える契機となる制御信号を、前記第1基地局を介して前記無線通信端末に送出する送出装置と、
    前記無線通信端末が前記第1基地局の通信エリアに位置することが前記検出装置で検出された場合には、前記送出装置に前記制御信号を送出させる制御を行う制御装置と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記制御装置は、前記送出装置に前記制御信号を送出させる制御を行ってから所定時間が経過した場合には、前記送出装置に前記制御信号の送出を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記制御装置は、前記制御信号の送出に伴い前記第1基地局との間の通信に切り替わって、前記無線通信端末が前記第1基地局の通信エリア内に位置登録された場合には、前記送出装置に前記制御信号の送出を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記制御装置は、送出された前記制御信号を受信した前記無線通信端末が前記第1基地局との間の通信に対応していないものであると判定した場合には、前記送出装置に前記制御信号の送出を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 前記第1基地局の通信エリアは、入退室口が設けられた室内に設定されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の無線通信システム。
  6. 前記検出装置は、前記入退室口を介した入室又は退室を検出することを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 前記制御装置は、前記検出装置で前記入退室口を介した入室が検出された場合には前記送出装置に前記制御信号を送出させる制御を行い、前記検出装置で前記入退室口を介した退室が検出された場合には前記送出装置に前記制御信号の送出をさせない制御を行うことを特徴とする請求項6記載の無線通信システム。
  8. 前記送出装置は、前記入退室口及びその近傍に前記制御信号を送出することを特徴とする請求項5から請求項7の何れか一項に記載の無線通信システム。
  9. 所定の大きさの領域を通信エリアとする第1基地局の通信エリアに無線通信端末が位置するか否かを検出する第1ステップと、
    前記無線通信端末が前記第1基地局の通信エリアに位置することが検出された場合には、前記第1基地局の通信エリアよりも広範な領域を通信エリアとする第2基地局との間の通信から前記第1基地局との間の通信へ切り替える契機となる制御信号を、前記第1基地局を介して前記無線通信端末に送出する第2ステップと
    を有することを特徴とする無線基地局選択方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098448A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 アプリックスIpホールディングス株式会社 送信装置、信号送信システム、信号送信間隔変更方法及びプログラム

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