JP2011071748A - テレビインターホン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 居室親機2は、子機カメラ14の撮像映像を9分割してそのうちの中央の分割エリアP5を拡大してモニタ21に表示させる。この拡大映像をパンチルト操作した際に、顔の位置及び大きさを判断して顔エリアEを生成する顔検知部33と、モニタ21に表示している映像の顔エリアEの割合を判断する表示エリア判定部35と、パンチルト操作を受けてモニタ21の表示映像を隣接する分割エリアに移動させる映像処理部26とを有し、映像処理部26がモニタ21の表示エリアPmを移動する途中で、表示エリア判定部35が顔エリアEの表示割合が最大となる状態を判定したら、親機CPU32は映像の移動をその最大表示状態で一時停止させる。
【選択図】 図2
Description
そして、電子式ズーム機能を備えたものの中には、制御及び操作の簡易化を図るためにズームの大きさとズーム部位が予め設定されたものがある。例えば、特許文献2では、カメラ撮像映像を9分割し、ズーム操作したら9分割したエリアのうちの何れかの映像がモニタに表示されるし、その後パンチルト操作すると操作方向に隣接するエリアがモニタに表示されるよう構成されている。
更に、パンチルト制御は、ワンタッチ操作で顔画像を表示するよう動作するので、パンチルトボタンを顔が表示されるまで押し続けるような面倒な操作が必要なく、利便性が良い。
この構成によれば、人物の表示が不十分な場合は、映像の移動を停止させないので、不必要な画面移動の停止がなく、人物認証をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、顔エリアが四角形或いは円で形成されるので、髪型や帽子の有無等に関わらず顔エリアの表示割合を簡易な演算で判定できるし、表示割合の演算が容易である。
この構成によれば、顔が画面中央に最も近づいた状態で移動が停止する。そのため、最も見やすい状態で停止することになり、画面の偏った位置に人物が表示された状態で停止することが無く、居住者が不安定感を抱くようなことがない。
尚、子機カメラ14は、例えば略180°の広角で撮像する広角カメラであり、呼出ボタン11の操作、または後述する居室親機2のモニタボタンの操作により起動する。
呼出操作された段階では、まずP0で示す子機カメラ14の撮像映像全体がモニタ21に表示される。そして、映像切替ボタン28が操作されると、映像処理部26の制御により、映像全体P0を9分割したエリアのうち、図2(a)に示す中央の分割エリアP5が拡大されてモニタ21に表示される。尚、9分割の仕方は、モニタ21に表示された画面上で9等分に分割して各エリアが決定される。
そして、顔検知部33が求めた顔エリアEの情報と、表示エリア検知部34からの表示エリアPmの移動情報をもとに、表示エリア判定部35により顔エリアEが最も大きくモニタ21に表示される表示エリアPmの移動部位が演算される。
図2(f)は、こうして顔エリアEの最大面積を表示する部位に表示エリアPmが移動した状態を示し、この状態で例えば3秒間停止し、その後図2(g)に示す分割エリアP7を表示する状態まで移動して終了となる。尚、図2(f)では顔エリアEは表示エリアPmに全て含まれるため、この時100%が表示される。
更に、パンチルト操作は、ワンタッチ操作で顔画像を表示できるので、十字キー29を顔が表示されるまで押し続けるような面倒な操作が必要なく、利便性が良い。
また、人物の表示が不十分な場合は、映像の移動を停止させないので、不必要な画面移動の停止がなく、人物認証をスムーズに行うことができる。
更に、顔エリアが四角形で形成されるので、髪型や帽子の有無等に関わらず顔エリアの表示割合を簡易な演算で判定できるし、表示割合の演算が容易である。
また、顔が画面中央に最も近づいた状態で移動が停止するため、最も見やすい状態で停止することになり、画面の偏った位置に人物が表示された状態で停止することが無く、居住者が不安定感を抱くようなことがない。
そして、図2(d)、図2(e)は下方向へチルト操作した場合を示し、中心M1,M2同士が最も接近した、図2(d)に示す位置において50%以上と判断したら表示エリアPmの移動を一時的に停止し、その後図2(e)に示す分割エリアP8を表示させて移動は終了する動作を示している。
表示エリア判定部35は、具体的に、四角形の顔エリアEの周囲4辺と表示エリアPmの周囲4辺の位置を認識し、表示エリアPm内にある顔エリアEの何れかの辺が表示エリアPmの内部から外れる際に辺同士が重なる状態を認識し、この時に表示エリアPmに顔エリアEの含まれる割合を演算し、その情報を親機CPU32に出力する。
図3(f)は、顔エリアEの上辺が表示エリアPmの上辺に重なった状態を示し、この状態で例えば3秒間停止し、図3(g)は分割エリアP7に表示エリアPmが移動して、移動を終了した状態を示している。
また、人物の表示が不十分な場合は、映像の移動を停止させないので、不必要な画面移動の停止がなく、人物認証をスムーズに行うことができる。
また、呼び出しを受けた際に表示される映像は、最初から分割した中央部を拡大した映像であっても良いし、顔エリアEは四角形でなくとも良く、例えば円形として演算しても良い。
更に、顔エリアEの50%以上が表示された場合に一時停止させているが、更に割合を大きく70%以上としても良いし、逆に割合を限定せずに最接近したらその位置で停止させても良い。
Claims (4)
- 来訪者が居住者を呼び出して通話する機能、及び来訪者を撮像するカメラを備えた玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しを受けて居住者が応答する機能、及び前記カメラで撮像された映像を表示するモニタを備えた居室親機とを有するテレビインターホン装置であって、
前記居室親機は、前記カメラの撮像映像を予め複数のエリアに分割したうちの所定エリアを拡大して前記モニタに表示させる映像切替ボタンと、
前記モニタに表示された前記拡大映像をパンチルト操作するパンチルト操作部と、
パンチルト操作を受けて、前記モニタの表示映像を隣接する前記エリアに移動させる映像処理部と、
前記カメラの撮像映像から人物の顔を検知して、顔の位置及び大きさを判断して顔エリアを生成する顔検知部と、
前記モニタに表示されている映像における前記顔エリアの割合を判断する表示エリア判定部と、
前記モニタの表示映像のパンチルトを制御する映像移動制御部とを有し、
前記映像移動制御部は、パンチルト操作に従い前記映像処理部が前記モニタに表示する前記エリアを移動する途中で、前記表示エリア判定部が前記顔エリアの表示割合が最大となる状態を判定したら、映像の移動をその最大表示状態で停止させ、その後一定時間が経過したら移動を再開させることを特徴とするテレビインターホン装置。 - 前記表示エリア判定部が顔エリアの表示割合が最大となる前記表示エリアの移動部位を判定しても、その最大値が顔エリア全体の50%未満の場合は、前記映像移動制御部は移動を停止させないことを特徴とする請求項1記載のテレビインターホン装置。
- 前記顔検知部は、前記顔エリアを四角形或いは円で生成し、
前記表示エリア判定部は、前記四角形或いは円が前記モニタに表示される割合で判定することを特徴とする請求項2記載のテレビインターホン装置。 - 前記表示エリア判定部は、顔エリアの中心位置と表示エリアの中心位置を求め、前記中心位置間の距離を基に前記顔エリアの表示割合が最大となる前記表示エリアの移動部位を判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のテレビインターホン装置。
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