JP2011069697A - Navigation system, route information display system, traffic difficulty notification method, and route information display method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、現在地から目的地までの経路を探索し誘導するナビゲーション装置等に関する。 The present invention relates to a navigation device and the like for searching and guiding a route from a current location to a destination.
近年、車両に搭載され、現在地から、設定された目的地までの経路を誘導するナビゲーション装置が普及している。従来のナビゲーション装置には、渋滞を適切に回避するよう誘導する機能を有するものが存在している。例えば、道路交通情報センターから渋滞情報を取得して、車両位置、車両方位を用いて、車両が現在走行中の道路における進行方向前方に渋滞が発生しているか判別する。そして、所定の基準値以上の渋滞量が予想される場合には、渋滞に巻き込まれないように迂回する経路を探索し、表示する。 In recent years, navigation devices that are mounted on vehicles and guide a route from a current location to a set destination have become widespread. Some conventional navigation devices have a function of guiding to avoid traffic congestion appropriately. For example, traffic jam information is acquired from a road traffic information center, and using a vehicle position and a vehicle direction, it is determined whether or not there is traffic jam ahead in the traveling direction on a road on which the vehicle is currently traveling. Then, when the amount of traffic congestion is expected to be greater than a predetermined reference value, a route that is detoured so as not to be involved in the traffic congestion is searched and displayed.
一般に、ユーザが通勤や買い物等により車両を日常的に利用する場合には、走行する経路はユーザにとって既知であるため、特に目的地の設定やそれによる経路探索と誘導の機能を働かせることなく、車両を出発させる場合が多い。上記従来の技術では、ユーザにより任意の目的地が入力設定され、その目的地までの経路が探索されて確定し、その経路上での誘導が行われている状態でしか、上述した渋滞回避のための誘導が行われない。したがって、上記日常的な利用の場合には、上記従来技術による渋滞回避効果を得ることはできない。この結果、当該経路上で事故や工事などの交通障害が生じていた場合、ユーザは、出発後にその現場の近くに到達し渋滞に巻き込まれてから、ようやく当該交通障害に気付くことになる。この場合、ユーザは予定している時刻通りの行動が難しくなるため、予定時刻に間に合わせようとして焦った運転を行ったりスピードを増大させた運転を行うようになり、余裕のある運転ができなくなる。 In general, when a user uses a vehicle on a daily basis, such as commuting or shopping, the route to travel is known to the user. In many cases, the vehicle is departed. In the above-described conventional technology, an arbitrary destination is input and set by the user, a route to the destination is searched and fixed, and the above-described congestion avoidance can be performed only when guidance on the route is performed. There is no guidance for. Therefore, in the case of the above-mentioned daily use, it is not possible to obtain the traffic jam avoidance effect by the above prior art. As a result, when a traffic obstacle such as an accident or construction has occurred on the route, the user finally notices the traffic obstacle after reaching the site after the departure and getting involved in a traffic jam. In this case, since it becomes difficult for the user to act according to the scheduled time, he / she performs a rushed drive or an increased speed operation in time for the scheduled time, making it impossible to drive with a margin. .
本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。 The problem to be solved by the present invention includes the above-described problem as an example.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、過去の車両走行履歴における目的地と当該目的地までに通過した第1経由地と当該目的地に到達するまでの第1所要時間とを含む第1通常経路情報を、車両の出発時の条件(以下、出発時条件と称する)に対応付けて記憶した通常経路記憶手段と、車両の出発時にその時の前記出発時条件に対応する前記第1通常経路情報を前記通常経路記憶手段から取得する第1通常経路取得手段と、車両の出発時に渋滞情報を取得する渋滞情報取得手段と、前記渋滞情報取得手段が取得した前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得手段が取得した前記第1通常経路情報に含まれる前記目的地まで、最短の第2所要時間で到達できる、第2経由地経由の経路を探索する第1探索手段と、前記渋滞情報取得手段が取得した前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得手段が取得した前記第1通常経路情報が示す通常経路を走行して前記目的地へ到達するまでの、第3所要時間を算出する所要時間算出手段と、前記第1探索手段の探索に基づく前記第2所要時間と、前記所要時間算出手段が算出した前記第3所要時間との間の差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段が算出した前記差分が所定のしきい値以上の場合に、前記第1通常経路情報が示す通常経路上への交通障害の発生を報知する交通障害報知手段と、を有することを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
上記課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、車両の出発時に、少なくとも当該出発時の日時と現在位置とに基づいて、過去に走行した経路、当該走行した日時ならびに当該経路における目的地に到達するまでの実所要時間を含む走行履歴情報から第2通常経路情報を取得する第2通常経路取得手段と、車両の出発時に、前記第2通常経路情報で示される経路を走行した場合にその走行の障害となる交通障害情報を取得する交通障害情報取得手段と、前記交通障害情報を考慮した場合に、前記第2通常経路情報で示される経路における目的地に到達するまでの所要時間が最短となる推奨経路を探索する第2探索手段と、前記推奨経路の少なくとも一部が前記第2通常経路情報で示される経路と異なる場合、前記推奨経路ならびに当該推奨経路における所要時間を含む推奨経路情報と前記第2通常経路情報とを対比可能となるように表示するとともに、当該推奨経路情報と当該第2通常経路情報とで異なる内容の表示部分を強調して表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。 In order to solve the above-described problem, the invention according to claim 8 is directed to a route that has traveled in the past, a date and time that the vehicle has traveled, and the route, based on at least the date and time at the time of departure and the current position. The second normal route acquisition means for acquiring the second normal route information from the travel history information including the actual time required to reach the destination, and the vehicle traveled on the route indicated by the second normal route information when the vehicle departed The traffic obstacle information acquisition means for acquiring the traffic obstacle information that becomes an obstacle to the driving in the case, and the required time to reach the destination in the route indicated by the second normal route information when the traffic obstacle information is considered Second search means for searching for a recommended route with the shortest time, and when at least a part of the recommended route is different from the route indicated by the second normal route information, the recommended route and the relevant route The recommended route information including the required time in the recommended route and the second normal route information are displayed so that they can be compared, and the display portions having different contents are emphasized in the recommended route information and the second normal route information. And display means for displaying.
上記課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、過去の車両走行履歴における目的地と当該目的地までに通過した第1経由地と当該目的地に到達するまでの第1所要時間とを含む第1通常経路情報を、車両の出発時の条件(以下、出発時条件と称する)に対応付けて記憶した通常経路記憶手段から、前記車両の出発時にその時の前記出発時条件に対応する前記第1通常経路情報を取得する第1通常経路取得工程と、車両の出発時に渋滞情報を取得する渋滞情報取得工程と、前記渋滞情報取得工程にて取得された前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得工程にて取得された前記第1通常経路情報に含まれる前記目的地まで、最短の第2所要時間で到達できる、第2経由地経由の経路を探索する第1探索工程と、前記渋滞情報取得工程にて取得された前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得工程にて取得された前記第1通常経路情報が示す通常経路を走行して前記目的地へ到達するまでの、第3所要時間を算出する所要時間算出工程と、前記第1探索工程の探索に基づく前記第2所要時間と、前記所要時間算出工程にて算出された前記第3所要時間との間の差分を算出する差分算出工程と、前記差分算出工程にて算出された前記差分が所定のしきい値以上の場合に、前記第1通常経路情報が示す通常経路上への交通障害の発生を報知する交通障害報知工程と、を有することを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
上記課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、車両の出発時に、少なくとも当該出発時の日時と現在位置とに基づいて、過去に走行した経路、当該走行した日時ならびに当該経路における目的地に到達するまでの実所要時間を含む走行履歴情報から第2通常経路情報を取得する第2通常経路取得工程と、車両の出発時に、前記第2通常経路情報で示される経路を走行した場合にその走行の障害となる交通障害情報を取得する交通障害情報取得工程と、前記交通障害情報を考慮した場合に、前記第2通常経路情報で示される経路における目的地に到達するまでの所要時間が最短となる推奨経路を探索する第2探索工程と、前記推奨経路の少なくとも一部が前記第2通常経路情報で示される経路と異なる場合、前記推奨経路ならびに当該推奨経路における所要時間を含む推奨経路情報と前記第2通常経路情報とを対比可能となるように表示するとともに、当該推奨経路情報と当該第2通常経路情報とで異なる内容の表示部分を強調して表示する表示制御工程と、を備えたことを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the invention described in
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施形態のナビゲーション装置の構成例を示すシステム構成図である。 FIG. 1 is a system configuration diagram illustrating a configuration example of a navigation device according to the present embodiment.
このナビゲーション装置100は、CPU1、VICS受信部2、記憶部3、GPSユニット4、スピーカ5、及びディスプレイ6を有している。
The
CPU1は、所定のプログラムの動作によって各種の演算を行うとともに、他の各部との間で情報の交換や各種の制御指示を出力することで、ナビゲーション装置100全体を制御する機能を有する。
The
VICS受信部2は、VICSセンター51から出力されるVICS渋滞情報(Vehicle Information and Communication System渋滞情報)を、FM放送局52から送信するFM放送波を用いて、電波ビーコン53、及び光ビーコン54を介して受信する機能を有する。
The VICS receiving
記憶部3は、ROM3a、RAM3b及び記憶媒体3cを有する。ROM3aは、後述する各種の処理プログラムやその他必要な情報が予め書き込まれた情報記憶媒体である。RAM3bは、上記各種のプログラムを実行する上で必要な情報の書き込み及び読み出しが行われる情報記憶媒体である。記憶媒体3cは、例えばフラッシュメモリ、ハードディスクなどの情報記憶媒体である。この記憶媒体3cは通常経路記憶手段に相当し、後述するように出発日時区分に対応付けて通常経路情報を不揮発的に記憶する機能を有する。
The
GPSユニット4は、GPSセンサ(特に図示せず)を利用して車両の現在地の測位を行うとともに、予め記憶している地図情報に基づいて所定の経路探索や経路誘導を行うナビゲーション装置100の主要機能を有する。 The GPS unit 4 uses a GPS sensor (not shown in particular) to measure the current location of the vehicle, and performs a predetermined route search and route guidance based on map information stored in advance. It has a function.
スピーカ5は、CPU1の制御によって車両の内部に音を出力する機能を有する。ディスプレイ6は、CPU1の制御によって、例えば上記地図データに基づく地図画像を表示させたり、その他各種情報を表示させる機能を有する。
The speaker 5 has a function of outputting sound to the inside of the vehicle under the control of the
図2は、図1に示すナビゲーション装置100において動作する交通障害表示プログラムのソフトウェア構成例を示すブロック図である。
FIG. 2 is a block diagram illustrating a software configuration example of a traffic fault display program that operates in the
交通障害表示プログラムは、その機能として渋滞情報受信部11、経路探索部12、誘導部13、差分算出部14、制御部15、及び所要時間算出部16を有し、後述する各機能をナビゲーション装置において発揮させる。
The traffic obstacle display program has a traffic jam
渋滞情報受信部11は渋滞情報取得手段に相当し、上記VICS受信部2によりVICS渋滞情報を取得する。なお、本実施形態の例では渋滞情報を取得する手段としてVICSシステムを利用しているが、これに限らずに同等の渋滞情報を取得可能な他のシステムを利用してもよい。
The traffic jam
経路探索部12は、現在地から目的地までの経路を探索する機能を有する。このとき、制御部15の制御によって、単純に経路を探索する場合と、渋滞情報受信部11が取得したVICS渋滞情報に基づいて渋滞を回避可能な経路を探索する場合の両方を区別して行うことができる。そして、後述するように探索した経路の情報のいずれかを後述する通常経路情報として通常経路情報PDに適宜記録する。
The
誘導部13は、地図データMDに基づく地図上に、自車の現在地から目的地までの誘導経路を表示させつつ誘導する。このとき、自車が誘導経路上に沿って右折又は左折すべき交差点の付近に到達した際には、右左折の指示などの誘導案内をスピーカ5による音声又はディスプレイ6での表示により出力する。
The
所要時間算出部16は所要時間算出部に相当し、通常経路情報PDから取得された通常経路を走行するために必要な所要時間(第3所要時間)を算出する。
The required
差分算出部14は差分算出手段に相当し、上記所要時間算出部16で算出された、通常経路を走行するために必要な所要時間と、経路探索部12がVICS渋滞情報に基づいて渋滞を回避するように探索した経路を走行するために必要な所要時間(後述する第2所要時間)との、差分を算出する。
The
制御部15は、上述した渋滞情報受信部11、経路探索部12、誘導部13、差分算出部14、及び所要時間算出部16の各部との間で各種情報の送受と指示命令の出力を行い、交通障害表示プログラム全体の処理を制御する。
The
図3は、過去の車両走行履歴に基づく通常経路情報を記録管理する通常経路情報テーブルの構成例を示す図である。この通常経路情報テーブルは記憶媒体3cに記録管理される情報である。
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of a normal route information table that records and manages normal route information based on past vehicle travel histories. This normal path information table is information recorded and managed in the
この図3に示す例の通常経路情報テーブルにおいては、自車の電装電源投入時つまりアクセサリー起動時(以下適宜、ACC ONという)を出発時とみなしてその時間区分である出発日時区分の項目(図中最も左端の項目)が設けられている。この例では5分間隔の区分とし、平日と休日の区別まで記録される。 In the normal route information table of the example shown in FIG. 3, an item of a departure date / time section (time section) that considers the time when the vehicle is powered on, that is, when the accessory is activated (hereinafter referred to as ACC ON as appropriate) as the departure time ( The leftmost item in the figure is provided. In this example, a 5-minute interval is used, and a distinction between weekdays and holidays is recorded.
そして、各出発日時区分に対応して、走行回数、目的地、経由地(第1経由地に相当)、所要時間(第1所要時間に相当)、及び走行距離が通常経路情報として記録されている。 Corresponding to each departure date and time category, the number of travels, the destination, the waypoint (corresponding to the first route), the required time (corresponding to the first required time), and the travel distance are recorded as normal route information. Yes.
「走行回数」の項目は、対応する通常経路をそれまでに自車が走行した回数を示している。「所要時間」の項目は、対応する通常経路を走行したときの実際の所要時間(実測時間)を示している。「走行距離」の項目は、対応する通常経路を走行したときの走行距離を示している。 The item “number of times traveled” indicates the number of times the vehicle has traveled the corresponding normal route. The item “Required Time” indicates the actual required time (actually measured time) when traveling on the corresponding normal route. The item “travel distance” indicates the travel distance when traveling on the corresponding normal route.
なお、上述のように出発日時区分を区別して通常経路情報を記録するのは、以下の理由による。すなわち、市街地における時間通行規制や、スクールゾーンなどの影響によって走行時刻が少し前後することで経路が大きく変更する可能性があったり、また同じ経路でも走行時刻によって所要時間が大きく相異(特に朝夕の通勤ラッシュ時間帯など)する場合があるためである。また、平日と休日とでは目的地が異なることが考えられるため、通常経路情報が区別されている。また、途中での寄り道などにより同じ出発日時区分でも一度でも異なる目的地・走行経路が設定された場合でも、それに対応する通常経路情報が追加記録される(上記図3中の上から3つ目の例)。また、同じ出発日時区分でも走行回数が最も多い通常経路が優先的に取得される。 The reason why the normal route information is recorded by distinguishing the departure date and time division as described above is as follows. In other words, there is a possibility that the route will change greatly due to the time travel restrictions in the city area and the influence of the school zone, etc., so that the route may change significantly. Commuting rush hours, etc.). Further, since the destination may be different between weekdays and holidays, normal route information is distinguished. In addition, even when a different destination / travel route is set even at the same departure date and time due to a detour on the way, the corresponding normal route information is additionally recorded (the third from the top in FIG. 3 above). Example). In addition, the normal route having the largest number of travels is preferentially acquired even in the same departure date and time classification.
なお、出発地は常に同じ地点を想定しており、また図示の便宜上、図3中には経由地は1項目しか示していないが、実際の経路情報としては多数の経由地を記録してもよい。 Note that the departure point is always assumed to be the same point, and for the sake of illustration, only one waypoint is shown in FIG. 3, but a large number of waypoints may be recorded as actual route information. Good.
以上の基本構成及び動作において、本実施形態の要部は、ユーザが車両に乗り込んで利用開始する場合に、日常利用の目的地に対し渋滞予測を加味した探索が自動的に行われるとともに、その探索ルートの走行所要時間に基づき交通障害(アクシデント)の発生報知が行われることにある。以下、その詳細を順次説明する。 In the above basic configuration and operation, the main part of the present embodiment is that when a user gets into a vehicle and starts using it, a search that considers traffic jam prediction is automatically performed for a destination for daily use, and that The occurrence of traffic faults (accidents) is reported based on the travel time required for the searched route. Hereinafter, the details will be sequentially described.
ユーザが、出発地で自車のACC ONを行うと、前述の図3の通常経路情報テーブルが参照され、そのときの日時区分に対応した通常経路情報のうち、走行回数が最も多い通常経路情報が取得される。例えばACC ONした日時が平日の8:07である場合には、図3の上から2段目の、目的地aaa及び経由地bbbを含む通常経路情報が取得される。 When the user performs ACC ON of his / her vehicle at the departure place, the normal route information table of FIG. 3 described above is referred to, and the normal route information having the largest number of travels among the normal route information corresponding to the date / time classification at that time. Is acquired. For example, when the date and time when the ACC is turned on is 8:07 on weekdays, the normal route information including the destination aaa and the route bbb in the second row from the top of FIG. 3 is acquired.
図4(a)及び図4(b)は、上記の例の通常経路情報が取得されたときの、前述のVICS渋滞情報を加味した経路探索部12による自動探索の内容を説明する図である。上記の例では目的地aaaを含む通常経路情報が取得されており、この場合、同一の目的地aaaへの最短経路の探索が自動的に実行される。
FIGS. 4A and 4B are diagrams for explaining the contents of the automatic search by the
図4(a)は、VICS渋滞情報により上記aaaまでの通常経路上には渋滞が予測されなかった場合に探索される探索経路を示している。この場合は、通常経路上に渋滞の発生が予測されないため、探索経路は、上記通常経路情報テーブルから取得した通常経路と一致する。この結果、この探索経路を走行した場合に予測される所要時間(第2所要時間)は、上記通常経路情報テーブルの通常経路情報に含まれる実績としての所要時間(第1所要時間)とほとんど変わらず、これらの偏差(差分)は小さい。この場合、ナビゲーション装置100は、上記出発時において、探索経路(通常経路と同一経路)のみを表示する。この結果、車両は当該通常経路を走行開始する。走行終了後には、その走行実績に対応して、上記通常経路情報テーブルにおいて、当該通常経路情報における走行回数が1増加される。
FIG. 4A shows a search route searched when no traffic jam is predicted on the normal route to aaa according to the VICS traffic jam information. In this case, since occurrence of traffic jam is not predicted on the normal route, the searched route matches the normal route acquired from the normal route information table. As a result, the required time (second required time) predicted when traveling on the searched route is almost the same as the required time (first required time) included in the normal route information in the normal route information table. These deviations (differences) are small. In this case, the
なお、通常経路情報は、上記のような手法による自動蓄積以外に、一般的なナビゲーション走行によっても上記通常経路情報テーブルに蓄積される。すなわち、ユーザの操作に基づき経路を探索して表示誘導し、実際に車両が目的地まで走行完了したときに、当該誘導に係る上記目的地、経由地、所要時間、走行距離等が実績値として記録される。 Note that the normal route information is stored in the normal route information table not only by automatic storage by the above-described method but also by general navigation travel. In other words, when a vehicle searches for a route based on a user's operation and is displayed and guided, and the vehicle actually travels to the destination, the destination, waypoint, required time, travel distance, etc. related to the guidance are the actual values. To be recorded.
一方、図4(b)は、VICS渋滞情報により上記aaaまでの通常経路上に事故等の交通障害による渋滞が予測されたため、経由地cccを迂回するように探索された探索経路を示している。この場合、仮に上記渋滞が発生している通常経路上を走行した場合に予測される所要時間(第3所要時間)は、通常経路情報テーブルの通常経路情報に含まれる実績としての所要時間(第1所要時間)よりも、当然長くなる。したがって、迂回路としての上記探索経路を走行した場合に予測される所要時間(第2所要時間)は、上記渋滞が発生した通常経路の所要時間(第3所要時間)よりは短くなる。この場合、ナビゲーション装置100は、上記出発時において、上記それら第2所要時間と第3所要時間との偏差(差分)の大小に応じて、探索経路(通常経路とは異なる迂回した経路)の経由地cccや所要時間を表示する。その際、上記通常経路上における事故等の交通障害の発生を明確にするために、それら経由地情報や所要時間情報をそれ以外の周囲の情報より強調して表示する(後述の図6参照)とともに、対応する上記通常経路情報テーブルからの通常経路情報(実績値)も併せて表示する(後述の図6参照)。さらに、当該交通障害の発生箇所を地図表示する(後述の図6参照)。
On the other hand, FIG. 4B shows a search route searched for bypassing the route ccc because traffic congestion such as an accident is predicted on the normal route to aaa based on the VICS traffic information. . In this case, the required time (third required time) predicted when the vehicle travels on the normal route where the traffic jam occurs is the required time (the first required time) included in the normal route information of the normal route information table. Naturally, it will be longer than 1 required time). Therefore, the required time (second required time) predicted when traveling on the searched route as a detour is shorter than the required time (third required time) of the normal route where the traffic jam occurs. In this case, at the time of departure, the
図5は、以上説明したような内容を実行するための交通障害表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。この交通障害表示処理は、上記交通障害表示プログラムがCPU1の制御によって動作することにより実現される手順を含んでいる。なお、このフローは、既に述べたように、自車のACC ON時、もしくは自車の出発時とみなせる時点で、特にユーザがナビゲーション装置100に対して特別な操作を行わずとも自動的に実行を開始する。
FIG. 5 is a flowchart showing an example of the procedure of a traffic fault display process for executing the contents as described above. This traffic fault display process includes a procedure realized by the traffic fault display program operating under the control of the
この図5において、ステップS5では、渋滞情報受信部11の処理によってVICS受信部2を介して渋滞情報を取得する。
In FIG. 5, in step S <b> 5, traffic jam information is acquired via the
その後、ステップS10で、上記図3の通常経路情報テーブルを参照して、その時点の出発日時区分に対応する、通常経路情報があるかどうかを判定する。そのような通常経路情報があった場合は判定が満たされ、ステップS15で、当該出発日時区分に対応する、最も走行回数の多い通常経路情報における目的地を取得する。 Thereafter, in step S10, the normal route information table of FIG. 3 is referred to and it is determined whether there is normal route information corresponding to the departure date and time classification at that time. If there is such normal route information, the determination is satisfied, and in step S15, the destination in the normal route information with the largest number of travels corresponding to the departure date and time division is acquired.
そして、ステップS17に移り、ステップS15で目的地を取得した通常経路情報における当該出発日時区分に対応する経由地、所要時間、走行距離を取得する。その後、後述のステップS25に移る。 Then, the process proceeds to step S17, and the transit point, the required time, and the travel distance corresponding to the departure date / time segment in the normal route information obtained in step S15 are obtained. Thereafter, the process proceeds to step S25 described later.
一方、ステップS10で、その時点の出発日時区分で出発することがそれまでになく該当する通常経路情報が記録されていなかった場合は、ステップS10の判定が満たされず、ステップS20に移る。ステップS20では、目的地の手動操作入力を表すフラグF(予め0に初期設定されている)を1とし、ステップS22に移る。 On the other hand, if it is determined in step S10 that no departure has been made in the departure date and time classification and the corresponding normal route information has not been recorded, the determination in step S10 is not satisfied, and the process proceeds to step S20. In step S20, a flag F (initially set to 0 in advance) indicating a manual operation input for the destination is set to 1, and the process proceeds to step S22.
ステップS22では、目的地の操作入力設定をユーザに要求し、ユーザが設定した目的地を取得する。その後、ステップS25へ移る。 In step S22, the user is requested to set a destination operation input, and the destination set by the user is acquired. Thereafter, the process proceeds to step S25.
ステップS25では、上記ステップS5で取得した渋滞情報を参照して、上記ステップS15で取得された目的地(又はステップS22で入力設定された目的地)までの最短の所要時間で到達できる経路を探索し、その探索経路を取得する。なお、この渋滞情報に基づく経路探索処理は、公知の渋滞回避のための経路探索手法によって行われるものであり、ここでの詳細な説明は省略する。 In step S25, a route that can be reached in the shortest required time to the destination acquired in step S15 (or the destination set in step S22) is searched with reference to the traffic jam information acquired in step S5. The search route is acquired. Note that the route search processing based on the traffic jam information is performed by a known route search method for avoiding traffic jams, and detailed description thereof is omitted here.
その後、ステップS30へ移り、F=1であるか否かを判定する。上述のようにユーザにより目的地が操作入力されている場合にはステップS20でF=1とされていることから判定が満たされ、後述のステップS55Aへ移る。上述のステップS15において通常経路情報から目的地が取得されている場合にはF=0のままであり判定が満たされず、ステップS35へ移る。 Thereafter, the process proceeds to step S30, and it is determined whether or not F = 1. As described above, when the destination is operated and input by the user, the determination is satisfied because F = 1 in step S20, and the process proceeds to step S55A described later. If the destination is acquired from the normal route information in step S15 described above, F = 0 remains and the determination is not satisfied, and the routine goes to step S35.
ステップS35では、上記ステップS5で取得した渋滞情報を参照して、この時点で、上記ステップS15で取得された目的地まで上記ステップS17で取得された経由地を介して走行するときに要する所要時間を予測し算出する。なお、この渋滞情報に基づく所要時間算出処理は、渋滞を考慮した公知の経路探索手法に沿って行われるものであり、ここでの詳細な説明は省略する。 In step S35, referring to the traffic jam information acquired in step S5, at this time, the time required to travel to the destination acquired in step S15 via the transit point acquired in step S17. Is predicted and calculated. The required time calculation process based on the traffic jam information is performed in accordance with a known route search method considering traffic jams, and detailed description thereof is omitted here.
ステップS40では、差分算出部14の処理により、上記ステップS35で算出した通常経路走行時の所要時間と、上記ステップS25で取得した探索経路を走行したときの所要時間との間の差分を算出する。
In step S40, the
その後、ステップS45へ移り、上記ステップS40で算出した差分が所定値以上であるか否か、つまり通常経路走行時所要時間と探索経路走行時所要時間とが、大きく相異する否かを判定する。差分が所定値以上である場合は判定が満たされ、すなわち渋滞情報に基づいて当該経路上に何らかの交通障害が発生しているとみなされ、ステップS50へ移る。 Thereafter, the process proceeds to step S45, and it is determined whether or not the difference calculated in step S40 is greater than or equal to a predetermined value, that is, whether or not the required time during normal route travel and the required time during search route travel are significantly different. . If the difference is greater than or equal to the predetermined value, the determination is satisfied, that is, it is considered that some kind of traffic obstacle has occurred on the route based on the traffic jam information, and the process proceeds to step S50.
ステップS50では、ディスプレイ6に対し、ステップS25で探索した探索経路情報を、ステップS15及びステップS17で取得した通常経路情報と比較して表示する。これにより、通常経路上に何らかの交通障害が発生していることを報知する(表示態様の詳細については後述の図6参照)。このとき、スピーカ5から表示音を発音させてユーザの注意を促すようにしてもよい。そしてこのフローを終了する。
In step S50, the searched route information searched in step S25 is displayed on the
一方、上記ステップS30においてF=1であり判定が満たされた場合、ステップS55Aで、ディスプレイ6に対し、ステップS25で探索した探索経路情報を表示する。この場合、目的地は操作者により操作入力されていることから、上記ステップS22で入力された目的地へ向かう探索経路情報が、その時点の出発日時区分に対応する適切な経路情報として初めて表示される。
On the other hand, if F = 1 in step S30 and the determination is satisfied, the search route information searched in step S25 is displayed on the
そして、ステップS70に移り、ディスプレイに表示されている探索経路が、その時点の出発日時区分に対応して初めて探索された経路であることから、上記図3の通常経路情報テーブルに、その時点の出発日時区分に対応する新たな通常経路情報として追加記録する。そしてこのフローを終了する。 Then, the process proceeds to step S70, and since the searched route displayed on the display is a route searched for the first time corresponding to the departure date and time classification at that time, the normal route information table of FIG. It is additionally recorded as new normal route information corresponding to the departure date / time classification. Then, this flow ends.
一方、上記ステップS45において、上記ステップS40で算出した差分が所定値未満であった場合は、判定が満たされず、経路上に交通障害は発生していないとみなされ、ステップS55Bへ移る。ステップS55Bでは、上記ステップS55Aと同様、ディスプレイ6に対し、ステップS25で探索した探索経路情報を表示する。この場合、上記のように通常経路走行時所要時間と探索経路走行時所要時間とがあまり相異せず、実際にはステップS25で探索された探索経路は、ステップS15及びステップS17で取得された通常経路とほぼ同一である。したがってこの場合、探索経路は、上記通常経路とほぼ同一の経路として表示される。
On the other hand, if the difference calculated in step S40 is less than the predetermined value in step S45, the determination is not satisfied and it is considered that no traffic obstacle has occurred on the route, and the process proceeds to step S55B. In step S55B, the search route information searched in step S25 is displayed on the
そして、ステップS65に移り、ディスプレイ6に表示している探索経路がその時点の出発日時区分に対応する通常経路とほぼ同一であるとみなして、上記図3の通常経路情報テーブルにおけるその時点の出発日時区分に対応する走行回数の値を1増加して更新する。そしてこのフローを終了する。
Then, the process proceeds to step S65, where the searched route displayed on the
図6は、上記図5のフローにおけるステップS50の手順でのディスプレイ6の表示態様の一例を示す図である。
FIG. 6 is a diagram showing an example of a display mode of the
図示する例において、ディスプレイ6上には、左側に、通常経路情報21及び探索経路情報31が表示されている(探索経路情報31の表示部分は探索表示手段に相当している)。また、右側に、渋滞の原因となっている原因事象が発生している周辺地域の地図画像Mと、当該原因事象を説明するテキスト情報41(欄外記事)とが表示されている。
In the illustrated example, the
通常経路情報21は、上から順に、2つの経由地情報22,23、走行距離情報24、所要時間情報26、及び高速料金情報27の情報項目を表示している。経由地情報22,23、走行距離情報24、及び所要時間情報26は、前述したように図3に示したテーブルから取得した内容をそのまま表示しており、ユーザに対して通常経路の概略的な経路構成を示している。高速料金情報27は、当該通常経路を走行する際に必要な高速道路の料金を示している。
The
探索経路情報31は、上から順に、2つの経由地情報32,33、走行距離情報34、所要時間情報35、及び高速料金情報36の情報項目を表示している。経由地情報32,33と走行距離情報34は、探索経路を探索した際に検出・算出されたものを表示し、ユーザに対して探索経路の概略的な経路構成を示している。所要時間情報35は、上記の探索結果に基づき、その時点から出発して当該探索経路を走行し目的地まで到達するまでの所要時間を示している。高速料金情報36は、探索経路上を走行する際に必要な高速道路の料金を示している。
The searched
このとき、図5のフローのステップS45の判定が満たされた(すなわち、ステップS40で算出した探索経路走行時所要時間と通常経路走行時所要時間とに大きな差があった)ことに対応して、経由地情報33の1つ「経由地1」や所要時間情報35は、通常経路との差異を特に強調して示す情報項目として、周囲よりも強調した表示態様(図示する例では枠線を太くしている)で表示される。なお、上記の探索経路走行時所要時間と通常経路走行時所要時間との差の値に応じて(言い換えれば重大な交通障害であるか、軽度の交通障害であるかに応じて)、例えば図7に示すように、経由地情報33のみを強調表示するようにしてもよい。あるいは、所要時間情報35のみを強調表示することも考えられる。
At this time, in response to the determination in step S45 of the flow of FIG. 5 being satisfied (that is, there is a large difference between the required time for traveling on the search route calculated in step S40 and the required time for traveling on the normal route). , One of the
図6に戻り、ディスプレイ右側の地図画像Mには、渋滞発生の原因(図示する例では地下鉄工事)となっている地点にマーカー61を表示し、それに関するテキスト情報41として規制内容42、規制詳細43、原因事象44、及び原因詳細45の情報項目を表示している。これは、VICS渋滞情報により取得した内容に基づき表示を行う。
Returning to FIG. 6, in the map image M on the right side of the display, a
以上のように、通常経路情報21、探索経路情報31、及びテキスト情報41をディスプレイ6上に表示することにより、ユーザは、通常経路上における交通障害の発生とその詳細を把握することができる。
As described above, by displaying the
図8は、上記図5のフローにおけるステップS55Bの手順でのディスプレイ6の表示態様の一例を示す図である。
FIG. 8 is a diagram showing an example of the display mode of the
図示する例において、ディスプレイ6上には、左側に、探索経路情報21及び探索経路情報31が表示されている。また、右側に、探索経路情報21に対応した地図画像Mo(車両の位置を表すマーカーを含む。詳細図示を省略)が表示されている。
In the illustrated example, the
探索経路情報41は、上から順に、2つの経由地情報42,43、走行距離情報44、現時点での所要時間情報45、及び高速料金情報47の情報項目を表示している。経由地情報42,43及び走行距離情報44は、前述した図6及び図7の経由地情報32,33、走行距離情報34に対応しており、探索経路を探索した際に検出・算出されたものを表示している。所要時間情報45は、図6及び図7の所要時間情報35に対応しており、上記の探索結果に基づき、その時点から出発して当該探索経路を走行し目的地まで到達するまでの所要時間を示している。高速料金情報47は、図6及び図7の高速料金情報37に対応しており、当該探索経路上を走行する際に必要な高速道路の料金を示している。
The searched
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、過去の車両走行履歴における目的地と当該目的地までに通過した第1経由地と当該目的地に到達するまでの第1所要時間とを含む第1通常経路情報を、車両の出発時の条件(以下、出発時条件と称する)に対応付けて記憶した記憶媒体3c(通常経路記憶手段に相当)と、車両の出発時にその時の前記出発時条件に対応する前記第1通常経路情報を前記記憶媒体3cから取得するステップS15、ステップS17の手順(第1通常経路取得手段に相当)と、車両の出発時に渋滞情報を取得する渋滞情報受信部11(渋滞情報取得手段に相当)と、前記渋滞情報受信部11が取得した前記渋滞情報を考慮した場合に、前記ステップS15、ステップS17の手順が取得した前記第1通常経路情報に含まれる前記目的地まで、最短の第2所要時間で到達できる、第2経由地経由の経路を探索するステップS25の手順(第1探索手段に相当)と、前記渋滞情報受信部11が取得した前記渋滞情報を考慮した場合に、前記ステップS15、ステップS17の手順が取得した前記第1通常経路情報が示す通常経路を走行して前記目的地へ到達するまでの、第3所要時間を算出するステップS35の手順(所要時間算出手段に相当)と、前記ステップS25の手順での探索に基づく前記第2所要時間と、前記ステップS35の手順が算出した前記第3所要時間との間の差分を算出する差分算出部14(差分算出手段に相当)と、前記差分算出部14が算出した前記差分が所定のしきい値以上の場合に、前記第1通常経路情報が示す通常経路上への交通障害の発生を報知するステップS50の手順(交通障害報知手段に相当)と、を有する。
In the
上記実施形態のナビゲーション装置100で実行する交通障害報知方法においては、過去の車両走行履歴における目的地と当該目的地までに通過した第1経由地と当該目的地に到達するまでの第1所要時間とを含む第1通常経路情報を、車両の出発時の条件(以下、出発時条件と称する)に対応付けて記憶した記憶媒体3c(通常経路記憶手段に相当)から、前記車両の出発時にその時の前記出発時条件に対応する前記第1通常経路情報を取得するステップS15、ステップS17の手順(第1通常経路取得工程に相当)と、車両の出発時に渋滞情報を取得するステップS5の手順(渋滞情報取得工程に相当)と、前記ステップS5にて取得された前記渋滞情報を考慮した場合に、前記ステップS15、ステップS17の手順にて取得された前記第1通常経路情報に含まれる前記目的地まで、最短の第2所要時間で到達できる、第2経由地経由の経路を探索するステップS25の手順(第1探索工程に相当)と、前記ステップS5の手順で取得された前記渋滞情報を考慮した場合に、前記ステップS15、ステップS17の手順にて取得された前記第1通常経路情報が示す通常経路を走行して前記目的地へ到達するまでの、第3所要時間を算出するステップS35の手順(所要時間算出工程に相当)と、前記ステップS25の手順での探索に基づく前記第2所要時間と、前記ステップS35の手順にて算出された前記第3所要時間との間の差分を算出するステップS40の手順(差分算出工程に相当)と、前記ステップS40の手順で算出された前記差分が所定のしきい値以上の場合に、前記第1通常経路情報が示す通常経路上への交通障害の発生を報知するステップS50の手順(交通障害報知工程に相当)と、を有する。
In the traffic fault notification method executed by the
このようにすると、ユーザがナビゲーション装置100に対して何ら操作せずとも、車両の出発時には渋滞情報と、その時の出発時の条件に対応する通常経路情報を自動的に取得することができるため、通常経路情報に基づいてユーザがその時点に出発して向かおうとする目的地とそれまでの通常経路を推定できるとともに、渋滞情報に基づいて当該通常経路上における渋滞発生の検知とその表示まで自動的に行うことができるようになる。これにより、ユーザは、車両に乗り込んだ後、ナビゲーション装置100を手動操作しなくても、直ちに、走行する通常経路上での交通障害の発生を認識することができる。この結果、余裕をもって運転することができる。
In this way, traffic information and normal route information corresponding to the conditions at the time of departure can be automatically acquired when the vehicle departs without any operation on the
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、上記した構成に加えてさらに、前記ステップS25の手順(第1探索手段に相当)による前記経路の探索結果を表示する探索表示手段を有し、前記ステップS50の手順(交通障害報知手段に相当)は、前記交通障害の発生として、ステップS25の手順で表示した探索結果のうち、経由地情報33(第2経由地に相当)を強調表示することにより、前記交通障害の発生を報知する。
In addition to the above-described configuration, the
このようにすると、探索経路情報の表示において異なる経由地の経路が探索されたことを明確化することができる。また、通常経路とは異なった経由地、言い換えれば迂回された経路が探索されたことを明らかにすることで、何らかの交通障害が発生したことを確実にユーザに認識させることができる。 In this way, it is possible to clarify that a route at a different waypoint has been searched in the display of the searched route information. Further, by clarifying that a transit point different from the normal route, in other words, a bypassed route has been searched, the user can be surely recognized that some kind of traffic trouble has occurred.
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、上記した構成に加えてさらに、前記ステップS50の手順は、前記交通障害の発生として、前記ステップS25の手順が表示した探索結果のうち、さらに前記所要時間情報35(第2所要時間に相当)を強調表示することにより、前記交通障害の発生を報知する。
In the
このようにすると、探索経路情報の表示において、経由地のみならず、所要時間も通常経路から変化したことを明確化することができる。また、経由地のみならず所要時間の変化も明らかにすることで、何らかの交通障害が発生したことをさらに確実にユーザに認識させることができる。 In this way, in the search route information display, it can be clarified that not only the transit point but also the required time has changed from the normal route. In addition, by clarifying not only the transit point but also the change in required time, it is possible to make the user more surely recognize that some kind of traffic obstacle has occurred.
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、上記した構成に加えてさらに、前記ステップS50の手順は、前記ステップS15、ステップS17の手順で取得した前記第1通常経路情報のうち、少なくとも、経由地情報22,23(第1経由地に相当)及び通常時所要時間情報26(第1所要時間に相当)を表示する。
In the
このようにすると、ユーザが出発地と、上記通常経路の経由地や所要時間を基準として、上記探索経路情報31がどれだけ迂回し、どれだけ遅延するかを把握することができる。
In this way, the user can grasp how much the
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、上記した構成に加えてさらに、前記ステップS50の手順は、前記渋滞情報受信部11が取得した前記テキスト情報41の原因事象44(渋滞情報の原因事象に相当)をテキスト表示する。
In the
このようにすると、ユーザは、渋滞の原因となった交通障害の内容やその詳細を確認することができ、探索経路を採用するか否かの判断を助ける。 In this way, the user can confirm the details and details of the traffic fault that caused the traffic jam, and help determine whether or not to adopt the searched route.
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、上述した構成に加えてさらに、前記ステップS50の手順は、前記テキスト情報41の原因事象44の発生箇所を地図上にて地図画像Mとして表示する。
In the
このようにすると、ユーザは、渋滞の原因となった交通障害の発生箇所を地図上で確認することができる。また、ユーザが車両に乗り込みACC ONを行ったとき、特に何ら操作していないのに地図画像Mが表示されることで、これから行こうとするいつもの目的地までの間に交通障害が発生したことをユーザは直感的に認識することができる。さらに、ナビゲーション装置100を操作したときに通常まず表示される地図画像(例えば出発地付近の地図画像)とは別の場所である地図画像Mが表示されることで、これによっても上記交通障害の発生をユーザは直感的に認識することができる。
If it does in this way, the user can confirm on the map the occurrence location of the traffic fault which caused the traffic jam. In addition, when the user gets into the vehicle and performs ACC ON, the map image M is displayed even though no operation is performed, and a traffic obstacle has occurred between the usual destination to be visited from now on. The user can intuitively recognize this. Furthermore, the map image M which is a different place from the map image normally displayed when the
上記実施形態におけるナビゲーション装置100においては、上述した構成に加えてさらに、前記出発時条件は、出発時刻、平日か休日かの区別、及び走行回数の少なくとも一つである。
In the
このようにすると、特に朝有の通勤ラッシュや時間通行規制などの影響を考慮した適切な経路探索及びその所要時間の算出が可能となる。 In this way, it is possible to search for an appropriate route in consideration of the influence of morning commuting rush and time traffic restrictions, and to calculate the required time.
なお、上記においては、図5のフローにおいて、ステップS35で渋滞を考慮し算出した通常経路走行時の所要時間と、ステップS25で探索した経路を走行した時の所要時間との間の差分が大きいか小さいかを基準とし、それらの差分が比較的大きいときに、探索経路情報と通常経路情報と比較して表示した。しかしながら、そのような差分の大小を基準とするのではなく、通常経路と探索経路との同一性を基準としてもよい。すなわち、ステップS15及びステップS17で取得した通常経路情報に含まれる経路と、ステップS25で探索された、最短の所要時間で到達できる経路とが同一であるかに応じ、少なくとも一部が異なる場合に、探索経路情報と通常経路情報と比較して表示してもよい。 In the above flow, in the flow of FIG. 5, there is a large difference between the required time for traveling on the normal route calculated in consideration of traffic jam in step S35 and the required time for traveling on the route searched in step S25. When the difference between them is relatively large, the search route information is displayed in comparison with the normal route information. However, instead of using the magnitude of the difference as a reference, the identity between the normal route and the searched route may be used as a reference. That is, when the route included in the normal route information acquired in step S15 and step S17 differs from the route that can be reached in the shortest required time searched in step S25 at least in part. Alternatively, the search route information may be displayed in comparison with the normal route information.
図9はそのような変形例における表示処理手順の一例を表すフローチャートであり、上記図5に対応する図である。図9のフローでは、図5におけるステップS35、ステップS40、ステップS45に代えて新たにステップS32が設けられている。 FIG. 9 is a flowchart showing an example of a display processing procedure in such a modification, and corresponds to FIG. In the flow of FIG. 9, step S32 is newly provided instead of step S35, step S40, and step S45 in FIG.
図9において、上記と同様のステップS30でF=1であるか否かを判定し、判定が満たされなかった場合は、新たに設けたステップS32へ移る。 In FIG. 9, it is determined whether or not F = 1 in the same step S30 as described above. If the determination is not satisfied, the process proceeds to a newly provided step S32.
ステップS32では、ステップS15及びステップS17で取得された通常経路情報に含まれる通常経路と、ステップS25で最短の所要時間であるとして取得された探索経路(推奨経路に相当)とが、全く同一経路であるかどうかを判定する。少なくとも一部が異なっていた場合にはステップS32の判定が満たされず、上記同様のステップS50に移り、ディスプレイ6に対し、ステップS25で探索した探索経路情報(推奨経路情報に相当)を、ステップS15及びステップS17で取得した通常経路情報(第2通常経路情報に相当)と比較して表示する。その際は、図10に示すように、探索経路情報31に含まれる経由地情報32,33、走行距離情報34、所要時間情報35、及び高速料金情報36の各情報項目のうち、通常経路情報21と異なるものについて周囲よりも強調した表示態様(図示する例では枠線を太くしている)で表示するようにしてもよい。その後、このフローを終了する。
In step S32, the normal route included in the normal route information acquired in steps S15 and S17 and the searched route (corresponding to the recommended route) acquired as the shortest required time in step S25 are exactly the same route. It is determined whether or not. If at least a portion is different, the determination in step S32 is not satisfied, and the process proceeds to step S50 similar to the above, and the search route information (corresponding to the recommended route information) searched in step S25 is displayed on the
一方、上記ステップS32において、通常経路と探索経路とが全く同一経路であった場合には判定が満たされ、上記同様のステップS55Bに移り、ステップS25で探索した探索経路情報を表示する。その場合、図11に示すように、探索経路情報41に含まれる経由地情報42,43、走行距離情報44、所要時間情報45、及び高速料金情報47の各情報項目のうち、所要時間情報45について周囲よりも強調した表示態様(図示する例では枠線を太くしている)で表示するようにしてもよい。その後のステップS65については図5と同様であるので説明を省略する。
On the other hand, if the normal route and the searched route are exactly the same in step S32, the determination is satisfied, and the process proceeds to step S55B similar to the above, and the searched route information searched in step S25 is displayed. In that case, as shown in FIG. 11, the required
この変形例のナビゲーション装置100(経路情報表示装置に相当)においては、車両の出発時に、少なくとも当該出発時の日時と現在位置とに基づいて、過去に走行した経路、当該走行した日時ならびに当該経路における目的地に到達するまでの実所要時間を含む走行履歴情報から通常経路情報を取得するステップS15、ステップS17の手順(第2通常経路取得手段に相当)と、車両の出発時に、前記ステップS15及びステップS17で示される経路を走行した場合にその走行の障害となる交通障害情報を取得する渋滞情報受信部11(交通障害情報取得手段に相当)と、前記交通障害情報を考慮した場合に、前記通常経路情報で示される経路における目的地に到達するまでの所要時間が最短となる探索経路を探索するステップS25の手順(第2探索手段に相当)と、前記探索経路の少なくとも一部が前記通常経路情報で示される経路と異なる場合、前記探索経路ならびに当該探索経路における所要時間を含む探索経路情報31と前記通常経路情報21とを対比可能となるように表示するとともに、当該探索経路情報31と当該通常経路情報21とで異なる内容の経由地情報33、走行距離情報34、所要時間情報35、及び高速料金情報36を強調して表示するステップS50、ステップS55Bの手順(表示手段に相当)とを備える。
In the navigation device 100 (corresponding to the route information display device) of this modified example, at the time of departure of the vehicle, based on at least the date and time at the time of departure and the current position, the route traveled in the past, the date and time of travel, and the route Steps S15 and S17 for obtaining normal route information from the travel history information including the actual time required to reach the destination in step S15 (corresponding to the second normal route acquisition means), and at the time of departure of the vehicle, step S15 When the traffic information is taken into consideration when the traffic jam information receiving unit 11 (corresponding to the traffic fault information acquisition means) that acquires the traffic fault information that becomes an obstacle to the driving when the route shown in step S17 is traveled, Step S2 for searching for a search route that takes the shortest time to reach the destination in the route indicated by the normal route information. And at least a part of the searched route is different from the route indicated by the normal route information, the searched
上記実施形態のナビゲーション装置100で実行する経路情報表示方法においては、車両の出発時に、少なくとも当該出発時の日時と現在位置とに基づいて、過去に走行した経路、当該走行した日時ならびに当該経路における目的地に到達するまでの実所要時間を含む走行履歴情報から通常経路情報を取得するステップS15、ステップS17の手順(第2通常経路取得工程に相当)と、車両の出発時に、前記ステップS15及びステップS17で示される経路を走行した場合にその走行の障害となる交通障害情報を取得するステップS5の手順(交通障害情報取得工程に相当)と、前記交通障害情報を考慮した場合に、前記通常経路情報で示される経路における目的地に到達するまでの所要時間が最短となる探索経路を探索するステップS25の手順(第2探索工程に相当)と、前記探索経路の少なくとも一部が前記通常経路情報で示される経路と異なる場合、前記探索経路ならびに当該探索経路における所要時間を含む探索経路情報31と前記通常経路情報21とを対比可能となるように表示するとともに、当該探索経路情報31と当該通常経路情報21とで異なる内容の経由地情報33、走行距離情報34、所要時間情報35、及び高速料金情報36を強調して表示するステップS50、ステップS55Bの手順(表示制御工程に相当)とを備える。
In the route information display method executed by the
このようにすると、過去の走行履歴に基づくユーザの認識に近い感覚で、渋滞を加味しない通常経路の所要時間情報26と、交通障害の発生により現時点で比較しなければならなくなった経路の所要時間情報35とを対比して表示することができる。
In this way, the required
また、この変形例のナビゲーション装置100においては、前記ステップS55Bの手順(表示手段に相当)は、前記探索経路と前記第2通常経路情報で示される経路とが同じである場合には、前記探索経路情報41のみを表示するとともに、当該表示された探索経路情報41の所要時間情報45を当該探索経路情報41における他の情報と比して強調して表示することを特徴とする。
In the
これにより、ユーザに対し、交通障害が発生しているものの、いつもと同じ経路を運転すればいつもと同じくらいの所要時間で到着できることを確実に伝達でき、ユーザに安心感を与えることができる。 Thereby, although a traffic obstacle has occurred to the user, it can be surely transmitted that it can arrive in the required time as much as usual if driving the same route as usual, and a sense of security can be given to the user.
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。 In addition to those already described above, the methods according to the above-described embodiments and modifications may be used in appropriate combination.
1 CPU
2 VICS受信部
3 記憶部
3a ROM
3b RAM
3c 記憶媒体(通常経路記憶手段に相当)
4 GPSユニット
5 スピーカ
6 ディスプレイ
11 渋滞情報受信部(渋滞情報取得手段に相当)
12 経路探索部
13 誘導部
14 差分算出部(差分算出手段に相当)
15 制御部
21 通常経路情報
31 探索経路情報
41 渋滞情報
100 ナビゲーション装置
MD 地図データ
PD 通常経路情報
1 CPU
2
3b RAM
3c Storage medium (equivalent to normal path storage means)
4 GPS unit 5
12
15
Claims (11)
車両の出発時にその時の前記出発時条件に対応する前記第1通常経路情報を前記通常経路記憶手段から取得する第1通常経路取得手段と、
車両の出発時に渋滞情報を取得する渋滞情報取得手段と、
前記渋滞情報取得手段が取得した前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得手段が取得した前記第1通常経路情報に含まれる前記目的地まで、最短の第2所要時間で到達できる、第2経由地経由の経路を探索する第1探索手段と、
前記渋滞情報取得手段が取得した前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得手段が取得した前記第1通常経路情報が示す通常経路を走行して前記目的地へ到達するまでの、第3所要時間を算出する所要時間算出手段と、
前記第1探索手段の探索に基づく前記第2所要時間と、前記所要時間算出手段が算出した前記第3所要時間との間の差分を算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段が算出した前記差分が所定のしきい値以上の場合に、前記第1通常経路情報が示す通常経路上への交通障害の発生を報知する交通障害報知手段と、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。 The first normal route information including the destination in the past vehicle travel history, the first waypoint that has passed to the destination, and the first required time to reach the destination is determined based on the conditions at the time of departure of the vehicle ( Hereinafter, the normal route storage means stored in association with the departure condition),
First normal route acquisition means for acquiring, from the normal route storage means, the first normal route information corresponding to the starting condition at the time of departure of the vehicle;
A traffic information acquisition means for acquiring traffic information when the vehicle departs;
In consideration of the traffic information acquired by the traffic information acquisition means, the destination included in the first normal route information acquired by the first normal route information can be reached in the shortest second required time. First search means for searching for a route via the second waypoint;
In consideration of the traffic jam information acquired by the traffic jam information acquisition unit, the vehicle travels on a normal route indicated by the first normal route information acquired by the first normal route acquisition unit and reaches the destination. A required time calculating means for calculating a third required time;
Difference calculating means for calculating a difference between the second required time based on the search of the first searching means and the third required time calculated by the required time calculating means;
A traffic fault notifying means for notifying the occurrence of a traffic fault on the normal route indicated by the first normal route information when the difference calculated by the difference calculating means is not less than a predetermined threshold;
A navigation device comprising:
前記交通障害報知手段は、
前記交通障害の発生として、前記探索表示手段が表示した探索結果のうち、前記第2経由地を強調表示することにより、前記交通障害の発生を報知する
ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。 Search display means for displaying a search result of the route by the first search means;
The traffic fault notification means is
The navigation according to claim 1, wherein the occurrence of the traffic obstacle is notified by highlighting the second waypoint among the search results displayed by the search and display means as the occurrence of the traffic obstacle. apparatus.
前記交通障害の発生として、前記探索表示手段が表示した探索結果のうち、さらに前記第2所要時間を強調表示することにより、前記交通障害の発生を報知する
ことを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。 The traffic fault notification means is
The occurrence of the traffic fault is reported as the occurrence of the traffic fault by further highlighting the second required time among the search results displayed by the search display means. Navigation device.
前記第1通常経路取得手段が取得した前記第1通常経路情報のうち、少なくとも、前記第1経由地及び前記第1所要時間を表示する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のナビゲーション装置。 The traffic fault notification means is
4. The navigation device according to claim 2, wherein at least the first waypoint and the first required time among the first normal route information acquired by the first normal route acquisition unit are displayed. 5. .
前記渋滞情報の原因事象をテキスト表示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のナビゲーション装置。 The traffic fault notification means is
5. The navigation device according to claim 1, wherein a cause event of the traffic jam information is displayed as text.
前記原因事象の発生箇所を地図上にて表示する
ことを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。 The traffic fault notification means is
The navigation device according to claim 5, wherein the occurrence location of the cause event is displayed on a map.
出発時刻、平日か休日かの区別、及び走行回数、の少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のナビゲーション装置。 The departure conditions are:
The navigation apparatus according to any one of claims 1 to 6, comprising at least one of a departure time, a distinction between weekdays and holidays, and a number of times of travel.
車両の出発時に、前記第2通常経路情報で示される経路を走行した場合にその走行の障害となる交通障害情報を取得する交通障害情報取得手段と、
前記交通障害情報を考慮した場合に、前記第2通常経路情報で示される経路における目的地に到達するまでの所要時間が最短となる推奨経路を探索する第2探索手段と、
前記推奨経路の少なくとも一部が前記第2通常経路情報で示される経路と異なる場合、前記推奨経路ならびに当該推奨経路における所要時間を含む推奨経路情報と前記第2通常経路情報とを対比可能となるように表示するとともに、当該推奨経路情報と当該第2通常経路情報とで異なる内容の表示部分を強調して表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする経路情報表示装置。 When the vehicle departs, at least based on the travel history information including the route traveled in the past, the travel date and time and the actual required time to reach the destination on the route, based on at least the date and time of the departure and the current position. 2 normal route acquisition means for acquiring 2 normal route information;
Traffic obstacle information acquisition means for acquiring, when the vehicle departs, a traffic obstacle information that becomes an obstacle to the traveling when traveling on the route indicated by the second normal route information;
A second search means for searching for a recommended route that takes a shortest time to reach a destination on the route indicated by the second normal route information when considering the traffic obstacle information;
When at least a part of the recommended route is different from the route indicated by the second normal route information, the recommended route information including the recommended route and the required time in the recommended route can be compared with the second normal route information. Display means for highlighting and displaying a display portion having different contents between the recommended route information and the second normal route information,
A route information display device comprising:
前記推奨経路と前記第2通常経路情報で示される経路とが同じである場合には、前記推奨経路情報のみを表示するとともに、当該表示された推奨経路情報の所要時間を当該推奨経路情報における他の情報と比して強調して表示することを特徴とする請求項8に記載の経路情報表示装置。 The display means includes
When the recommended route and the route indicated by the second normal route information are the same, only the recommended route information is displayed, and the time required for the displayed recommended route information is set in the other recommended route information. The route information display device according to claim 8, wherein the route information display device emphasizes and displays the information.
車両の出発時に渋滞情報を取得する渋滞情報取得工程と、
前記渋滞情報取得工程にて取得された前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得工程にて取得された前記第1通常経路情報に含まれる前記目的地まで、最短の第2所要時間で到達できる、第2経由地経由の経路を探索する第1探索工程と、
前記渋滞情報取得工程にて取得された前記渋滞情報を考慮した場合に、前記第1通常経路取得工程にて取得された前記第1通常経路情報が示す通常経路を走行して前記目的地へ到達するまでの、第3所要時間を算出する所要時間算出工程と、
前記第1探索工程の探索に基づく前記第2所要時間と、前記所要時間算出工程にて算出された前記第3所要時間との間の差分を算出する差分算出工程と、
前記差分算出工程にて算出された前記差分が所定のしきい値以上の場合に、前記第1通常経路情報が示す通常経路上への交通障害の発生を報知する交通障害報知工程と、
を有することを特徴とする交通障害報知方法。 The first normal route information including the destination in the past vehicle travel history, the first waypoint that has passed to the destination, and the first required time to reach the destination is determined based on the conditions at the time of departure of the vehicle ( A first normal route acquisition step of acquiring the first normal route information corresponding to the departure time condition at the time of departure of the vehicle from the normal route storage means stored in association with the departure time condition hereinafter) ,
A traffic jam information acquisition process for acquiring traffic jam information when the vehicle departs;
In consideration of the traffic information acquired in the traffic information acquisition step, the shortest second required distance to the destination included in the first normal route information acquired in the first normal route acquisition step A first search step for searching for a route via the second waypoint that can be reached in time;
In consideration of the traffic information acquired in the traffic information acquisition step, the vehicle travels on the normal route indicated by the first normal route information acquired in the first normal route acquisition step and reaches the destination. A required time calculating step for calculating the third required time until
A difference calculating step of calculating a difference between the second required time based on the search in the first searching step and the third required time calculated in the required time calculating step;
A traffic fault notification step of notifying the occurrence of a traffic fault on the normal route indicated by the first normal route information when the difference calculated in the difference calculation step is equal to or greater than a predetermined threshold;
A traffic fault notification method characterized by comprising:
車両の出発時に、前記第2通常経路情報で示される経路を走行した場合にその走行の障害となる交通障害情報を取得する交通障害情報取得工程と、
前記交通障害情報を考慮した場合に、前記第2通常経路情報で示される経路における目的地に到達するまでの所要時間が最短となる推奨経路を探索する第2探索工程と、
前記推奨経路の少なくとも一部が前記第2通常経路情報で示される経路と異なる場合、前記推奨経路ならびに当該推奨経路における所要時間を含む推奨経路情報と前記第2通常経路情報とを対比可能となるように表示するとともに、当該推奨経路情報と当該第2通常経路情報とで異なる内容の表示部分を強調して表示する表示制御工程と、
を備えたことを特徴とする経路情報表示方法。
When the vehicle departs, at least based on the travel history information including the route traveled in the past, the travel date and time and the actual required time to reach the destination on the route, based on at least the date and time of the departure A second normal route acquisition step of acquiring two normal route information;
When the vehicle departs, a traffic obstacle information acquisition step of acquiring traffic obstacle information that becomes an obstacle to the traveling when the vehicle travels on the route indicated by the second normal route information;
A second search step of searching for a recommended route that takes the shortest time to reach the destination on the route indicated by the second normal route information when considering the traffic obstacle information;
When at least a part of the recommended route is different from the route indicated by the second normal route information, the recommended route information including the recommended route and the required time in the recommended route can be compared with the second normal route information. And a display control step for highlighting and displaying a display portion having different contents between the recommended route information and the second normal route information,
A route information display method characterized by comprising:
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