JP2011067050A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2011067050A
JP2011067050A JP2009217115A JP2009217115A JP2011067050A JP 2011067050 A JP2011067050 A JP 2011067050A JP 2009217115 A JP2009217115 A JP 2009217115A JP 2009217115 A JP2009217115 A JP 2009217115A JP 2011067050 A JP2011067050 A JP 2011067050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switchgear
switch
housing
turntable
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009217115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5150589B2 (ja
Inventor
Takuya Kuroki
拓弥 黒木
Kenichi Shoda
謙一 庄田
Ko Ishikawa
工 石川
Naoki Nakatsugawa
直樹 中津川
Kenji Tsuchiya
賢治 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009217115A priority Critical patent/JP5150589B2/ja
Publication of JP2011067050A publication Critical patent/JP2011067050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5150589B2 publication Critical patent/JP5150589B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Abstract

【課題】小型・低廉で信頼性が高く、しかも、内部に配置されている遮断器等の機器の点検作業について、省力化と小スペース化とが図れるスイッチギヤを提供する。
【解決手段】接地金属板で区画形成され、背面部に位置する母線室、母線室の前方の中央部に位置する開閉器室、及び前面側に位置する制御室を有する筐体と、筐体の開閉器室内に、筺体の上下方向に配置され、筺体の前後方向にレールに沿って移動可能な台車とこの台車上に設置した遮断器とを有する開閉器ユニットとを備えたスイッチギヤにおいて、筺体の制御室の前方側部に設けた作業台支持部材と、開閉器室の前側に下部を支点として開閉し、開き時に作業台支持部材に支持され、裏面側が作業台基板を兼ねる密閉カバーと、作業台基板に着脱可能に設けたターンテーブルと、ターンテーブル上に設けた案内レールと、案内レールとレールとをつなぐように作業台基板に着脱可能に設けた補助レールとを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、受変電設備等で使用されるスイッチギヤに係り、さらに詳しくは、内蔵する高圧機器を引出し点検する点検部材を備えたスイッチギヤに関する。
一般に、スイッチギヤ内の遮断器等の高圧機器の点検、清掃作業は、まず、スイッチギヤの主回路から切り離すために、高圧機器をスイッチギヤの筺体から引き出し、その後、専用の付属機器であるリフターを使用して、筺体から搬出する。搬出した高圧機器は例えばスイッチギヤの周辺の点検場所に搬送され、点検場所の床面に降ろされた後に点検、清掃作業等が行われる。次に、点検、清掃作業等の済んだ高圧機器はリフターを使用してスイッチギヤに搬送され、スイッチギヤの筺体の所定位置に収納されることにより、主回路と接離可能な状態に置かれる。
このように、スイッチギヤの高圧機器の点検、清掃作業には、点検のためのスペースが外部に必要になるという問題や、点検や清掃に要する作業量に比べると、高圧機器の引出し、挿入、搬送に要する作業量が多大になり、作業性が悪いという問題がある。
このような問題に対して、スイッチギヤ内に設けられ引出形機器を収納する収納枠と、収納枠上の機器の断路位置に設けられ機器を回転させるターンテーブルを備えたスイッチギヤの機器収納装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平06−52314号公報
上述したスイッチギヤにおいては、ターンテーブルにより機器を回転できるので、スイッチギヤ内で容易に機器の側面及び背面の点検ができるとともに、移動装置が不要となる。この結果、点検のためのスペースを小さくでき、点検作業の省力化も図れる。
しかしながら、上述したスイッチギヤの機器収納装置においては、収納枠上の機器の断路位置にターンテーブルを設ける構造であることから、収納枠の前面にターンテーブルを配置するスペースが必要となる。このため、スイッチギヤのコンパクト化が困難になってしまう。また、例えば多段積みのスイッチギヤにおいては、各段の収納枠毎にターンテーブルを配置する必要が生じ、スイッチギヤの製造コストを上昇させてしまうという問題がある。
本発明は、上述の事項に基づいてなされたもので、その目的は、小型・低廉で信頼性が高く、しかも、内部に配置されている遮断器等の機器の点検作業について、省力化と小スペース化とが図れるスイッチギヤを提供することにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、接地金属板で区画形成され、背面部に位置する母線室、この母線室の前方の中央部に位置する開閉器室、及び前面側に位置する制御室を有する筐体と、前記筐体の開閉器室内に、前記筺体の上下方向に配置され、前記筺体の前後方向にレールに沿って移動可能な台車とこの台車上に設置した遮断器、及び/又は断路器とを有する開閉器ユニットとを備えたスイッチギヤにおいて、前記筺体の前記制御室の前方側部に設けた作業台支持部材と、前記開閉器室の前側に下部を支点として開閉可能で、開き時に前記作業台支持部材に支持され、裏面側が作業台基板を兼ねる密閉カバーと、前記密閉カバーの裏面側の前記作業台基板に着脱可能に設けたターンテーブルと、前記ターンテーブル上に設けた案内レールと、前記案内レールと前記レールとをつなぐように前記作業台基板に着脱可能に設けた補助レールとを備えたものとする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記ターンテーブルにおける前記案内レールの先端側に着脱可能に設けた台車止め部材を備えたものとする。
更に、第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記ターンテーブルを一時的に回転不能とする回転防止金具を前記作業台基板に設けたものとする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記密閉カバーは、上部端面を前記筺体にボルト締結し、下部端面はヒンジ部材によって前記筺体に取付けられているものとする。
更に、第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記作業台支持部材は、前記筺体に取り外し自在に設けられているものとする。
本発明のスイッチギヤによれば、開閉器室の前部密閉カバーを取り外し開閉器室の床面の前方水平に固定可能とし、この密閉カバーに接離可能なターンテーブルを設けたので、小型・低廉で信頼性が高く、しかも、内部に配置されている遮断器等の機器の点検作業について、省力化と小スペース化とが図れるスイッチギヤを提供することができる。
本発明のスイッチギヤの一実施の形態が適用される固体絶縁母線スイッチギヤを一部断面にて示す側面図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態が適用される固体絶縁母線スイッチギヤにおいて遮断器を引き出した状態を示す側面図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態を構成する作業台を示す平面図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台の引出し状態を示す斜視図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台上にターンテーブルを配置する状態を示す斜視図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台上にターンテーブルを組付け後、回転防止金具取付け状態を示す斜視図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台上にターンテーブルを組付け後、補助レール取付け状態を示す斜視図である。 本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台の組み立て完了を示す斜視図である。
以下に、本発明のスイッチギヤの実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明のスイッチギヤの一実施の形態が適用される固体絶縁母線スイッチギヤを一部断面にて示す側面図である。
まず、本発明のスイッチギヤの一実施の形態が適用される固体絶縁母線スイッチギヤについて説明する。図1において、固体絶縁母線スイッチギヤにおける筺体1は、固体絶縁母線を支持する接地された仕切り板2により正面側と背面側とに仕切られ、背面側(図1の左側)に母線室6が区画形成されている。正面側(図1の右側)の上下には、仕切り板2と筺体1の両側面内側とに外周の3辺を固定された略矩形の支持板3,3,3とによって3つの開閉器室5,5,5が区画形成されている。開閉器室5,5,5の前部は密閉カバー4,4,4が設けられている。この密閉カバー4の設置目的は、主に遮断器などの充電部から作業員等の感電を防止するためである。また、密閉カバー4にパッキング等を装着することで開閉器室5を防塵化できる。この結果、開閉器室5の清掃の省力化を図ることも可能となる。
筺体1の前面側には、開閉可能な正面扉1Aが設けられ、同様に背面側には、開閉可能な背面扉1Bが設けられている。また、開閉器室5,5,5と正面扉1Aの裏側との間には、制御室が区画形成されている。この制御室を構成する筺体1の対向する側板部には、作業台支持部材7が3枚の支持板3の高さごとそれぞれ3個計6個設けられている。この作業台支持部材7は、例えば短寸の四角柱の基端部を筺体1の側板部に連結し、先端部を側板部から突出するように設けている。
密閉カバー4,4,4は、図1に示すように仕切り板2に対向して立設され、それぞれの上部端面を支持板3の前側端面又は筺体1に図示しないボルト等を締め付けることで固定している。一方、それぞれの下部端面は、本実施の形態においては、ヒンジ部材8によって支持板3の前側端面に取付けられている。この結果、密閉カバー4の上部端面を固定しているボルト等を取り外すことにより、それぞれの密閉カバー4を、上側から筺体1の正面手前側に引き倒すことが可能になる。この引き倒した密閉カバー4は上述した作業台支持部材7によって、支持板3の上面である開閉器室5の床面と略同一の高さで水平に固定することができる。
各開閉器室5,5,5の底部に配置されている支持板3にはそれぞれレール10が設けられていて、開閉器ユニット9が、それぞれに載置されている。開閉器ユニット9は、上中段に主回路の電流遮断を行う真空遮断器(VCB)9Aが、下段に真空断路器(VDS)9Bが配置されている。
上段の開閉器ユニット9は、真空遮断器9Aの他に、真空遮断器9Aの負荷側の端子に配置された変流器(CT)11と、真空遮断器9Aの電源側の端子に配置された零相変流器(ZCT)12とを備え、中段の開閉器ユニット9は、真空遮断器9Aの他に、真空遮断器9Aの電源側の端子に配置された零相変流器(ZCT)12と、真空遮断器9Aの負荷側の端子に配置された変流器(CT)11とを備えている。また、下段の開閉器ユニット9は、真空断路器9Bの他に、真空断路器9Bの上部又は下部端子に接続され、真空断路器9Bの上側に配置された計器用変圧器(VT)13を備えている。
3つの開閉器ユニット9,9,9は、それぞれの前面側(図1の右側)に正面カバーを備えている。この正面カバーには、その上下方向略中央に棒状の引出し取手15が取り付けられている。3つの開閉器ユニット9,9,9はそれぞれ台車14に搭載されていて、上記レール10に沿って移動可能である。
開閉器室5において、開閉器ユニット9の背部空間には、真空遮断器9Aまたは真空断路器9Bの電極に接続する複数の端子が配置されている。これらの端子は、後述する母線室6内の主母線20に接続した連絡母線21,引出母線22,23,補助連絡母線24に気中断路用ブッシング部を介して接離可能に接続されている。
図1において、母線室6内には、固体絶縁された主母線20が、上段の開閉器室5の背面側と中段の開閉器室5の背面側の略中央部において、筺体1の幅方向に配設されている。この主母線20には、固体絶縁された連絡母線21の一端が接続され、二股に分岐形成された連絡母線21の他端は、一方側が上段の開閉器室5内に導入され、他方側が中段の開閉器室5内に導入されている。また、固体絶縁された補助連絡母線24の一端は、中段の開閉器室5内に導入され、他端は、下段の開閉器室5内に導入されている。開閉器室5に導入されるこれら母線の端部は、それぞれ、気中断路用ブッシング部によって、仕切り板2に固定されている。
母線室6内の最上部及び最下部には、それぞれ固体絶縁された引出母線22,23が配置されている。上側の引出母線22の一端は開閉器室5内に導入され、他端は、ケーブルヘッド28に接続されている。また、下側の引出母線23の一端は開閉器室5内に導入され、他端は、ケーブルヘッド28に接続されている。引出母線22,23の一端は、それぞれ、気中断路用ブッシング部によって、仕切り板2に固定されている。各ケーブルヘッド28,28には、他端を筺体1の上方に引き出すケーブル29の一端がそれぞれ接続されている。
次に、本発明のスイッチギヤの一実施の形態を構成する作業台について図2及び図3を用いて説明する。図2は本発明のスイッチギヤの一実施の形態が適用される固体絶縁母線スイッチギヤにおいて遮断器を引き出した状態を示す側面図、図3は本発明のスイッチギヤの一実施の形態を構成する作業台を示す平面図である。図2及び図3において、図1に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図2は、中段の開閉器室5に配設されている開閉器ユニット9を筺体1から引き出して点検する場合のスイッチギヤの形態を示している。図2に示すように、本実施の形態においては、中段の開閉器室5を構成する密閉カバー4を上側から筺体1の正面手前側に引き倒し、作業台支持部材7によって、支持固定することにより開閉器室5の床面と水平な作業台基板100を構成している。この密閉カバー4の裏面側である作業台基板100に後述するターンテーブル等を配設することにより作業台101が構成され、開閉器ユニット9をこの作業台101に載置し、点検、清掃などの作業を行う。
図3は、本発明のスイッチギヤの一実施の形態を構成する作業台101の平面図である。図3において、100は上述した固定された密閉カバー4からなる作業台基板である。102は作業台基板100に着脱可能に載置される円盤状部材のターンテーブル、102aはターンテーブル102の中心部に配設されるベアリング部材、102bはターンテーブル102の上面に立設する案内レール、102cはターンテーブル102上に配置された開閉器ユニット9の台車を固定するために、案内レール102bの先端側に着脱可能に設けた台車止め部材、103はターンテーブル102を作業台基板100に固定し、ターンテーブル102を一時的に回転不能とする回転防止金具、104は支持板3に設けられたレール10とターンテーブル102に設けられた案内レール102bとをつなぐように着脱可能に作業台基板に設けた補助レールである。
次に、本発明のスイッチギヤの一実施の形態を構成する作業台の組み立て手順について図4乃至図8を用いて説明する。図4は本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台の引出し状態を示す斜視図、図5は本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台上にターンテーブルを配置する状態を示す斜視図、図6は本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台上にターンテーブルを組付け後、回転防止金具の取付け状態を示す斜視図、図7は本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台上にターンテーブルを組付け後、補助レール取付けの状態を示す斜視図、図8は本発明のスイッチギヤの一実施の形態における作業台の組み立て完了状態を示す斜視図である。図4乃至図8において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。なお、図4乃至図8においては、図示の都合上スイッチギヤの筺体1やヒンジ部材8を省略している。
作業台101の第1の組み立て手順を図4に示す。まず、点検する開閉器ユニット9が収納されている開閉器室5の密閉カバー4を上側から下部を支点として筺体1の正面手前側に引き倒し、作業台支持部材7に載置する。次に、例えば図示しないボルト等を作業台支持部材7の下部から締め付けることによって、密閉カバー4を作業台支持部材7に支持固定して作業台基板100を構成する。なお、作業台基板100の上面には、ターンテーブル102のベアリング部材102a,回転防止金具103,補助レール104のそれぞれを固定するスタッド100a,100b,100cが立設している。
次に、作業台101の第2の組み立て手順を図5に示す。予め、所定の場所に保管されていたターンテーブル102を作業台基板100の上面に配設する。具体的には、作業台基板100の上面に立設しているスタッド100aにベアリング部材102aを装着させると共に、ターンテーブル102の中心孔を貫通させることにより、ターンテーブル102を作業台基板100の上面に配設する。なお、台車止め部材102cは図5に示すように略コ字状の板部材からなり、一端部を案内レール102bの先端側に回動及び着脱可能に接続している。
次に、作業台101の第3の組み立て手順を図6に示す。ターンテーブル102の回転を一時的に不能とする回転防止金具103を作業台基板100の上面に取り付ける。具体的には、ターンテーブル102に設けられている案内レール102bの配置方向が、支持板3に設けられているレール10の配置方向と一致する方向に、ターンテーブル102を配置し、作業台基板100の上面に立設しているスタッド100bに回転防止金具103の取付孔を貫通させて、取付孔から突出しているスタッド100bの部分をナット等で締め付けて固定する。
次に、作業台101の第4の組み立て手順を図7に示す。支持板3に設けられたレール10とターンテーブル102に設けられた案内レール102bとを連結する補助レール104を作業台基板100の上面に取り付ける。具体的には、作業台基板100の上面に立設しているスタッド100cに補助レール104の取付孔を貫通させて、取付孔から突出しているスタッド100cの部分をナット等で締め付けて固定する。組立てが完了した作業台101の斜視図を図8に示す。
次に、上述した本発明のスイッチギヤの一実施の形態を構成する作業台を使用した開閉器ユニット9の点検清掃作業の手順について図2乃至図8を用いて説明する。
(1)まず、上述したように作業台101を図3及び図8のように構成する。
(2)次に、開閉器ユニット9を正面カバーの引出取手15を把持しながら開閉器室5からターンテーブル102上まで引き出す。この際、開閉器ユニット9の台車14がレール10、補助レール104、案内レール102bのそれぞれに沿うように留意しながら引き出す。
(3)次に、ターンテーブル102上に配置された開閉器ユニット9の台車14を固定する。具体的には、図8に示す台車止め部材102cを反時計方向に回動することで、開閉器ユニット9の台車14の前輪を固定する。図2は、作業台101に載置され、台車14が固定された開閉器ユニット9を示している。この状態において、開閉器ユニット9の点検清掃作業が実施される。
(4)次に、作業台101上の開閉器ユニット9の配置方向を変更させる場合は、ターンテーブル102を回転させる。具体的には、図8に示す回転防止金具103を締結したナットを緩めて、ターンテーブル102を回転させ、適当な方向に開閉器ユニット9を配置する。なお、固定の必要がある場合には、当該配置において、ナットを締め付けて回転防止金具103を固定する。
(5)次に、開閉器ユニット9の点検清掃作業が終了した場合には、上述した(1)乃至(4)の手順を逆方向に行う。この結果、開閉器ユニット9は開閉器室5に収納される。この後、上述した作業台101の第1から第4の組み立て手順で実施した事項を、逆順に復旧していくことにより、開閉器ユニット9の点検清掃作業着手前のスイッチギヤの状態に復旧することができる。
上述した本発明のスイッチギヤの一実施の形態によれば、開閉器室5の前部の密閉カバー4を取り外し開閉器室5の床面の前方水平に固定可能とし、この密閉カバー4に接離可能なターンテーブル102を設けたので、小型・低廉で信頼性が高く、しかも、内部に配置されている真空遮断器9A等の機器の点検作業について、省力化と小スペース化とが図れるスイッチギヤを提供することができる。
また、本実施の形態によれば、開閉器室5の前部の密閉カバー4を取り外して作業台101に使用し、作業台支持部材7を筺体1の側板部に設けたので、コンパクトなスイッチギヤを提供することができる。
さらに、本実施の形態によれば、多段積みのスイッチギヤであっても、少なくとも1個のターンテーブル102を保管すれば、すべての開閉器ユニット9の点検清掃作業に対応できるので、スイッチギヤの製造コストを上昇させることなく、真空遮断器9A等の機器の点検作業について、省力化と作業性を向上させることができる。
なお、本発明において、密閉カバー4の下部端面の固定は、ヒンジ部材8による場合について説明したが、ヒンジ部材8に限定されるものではなく、例えば、上部端面と同様にボルト等で締め付け固定されていてもよい。また、作業台支持部材7は、筺体1の側板部に取り外し自在に設けてもよい。
また、本発明において、開閉器ユニット9が3段積みのスイッチギヤについて説明したが、これに限られるものではなく、開閉器ユニット9が1段積みのスイッチギヤにおいても、本発明を適用することはできる。
1 筺体
2 仕切り板
3 支持板
4 密閉カバー
5 開閉器室
6 母線室
7 作業台支持部材
8 ヒンジ部材
9 開閉器ユニット
10 レール
100 作業台基板
101 作業台
102 ターンテーブル
102a ベアリング部材
102b 案内レール
102c 台車止め部材
103 回転防止金具
104 補助レール

Claims (5)

  1. 接地金属板で区画形成され、背面部に位置する母線室、この母線室の前方の中央部に位置する開閉器室、及び前面側に位置する制御室を有する筐体と、
    前記筐体の開閉器室内に、前記筺体の上下方向に配置され、前記筺体の前後方向にレールに沿って移動可能な台車とこの台車上に設置した遮断器、及び/又は断路器とを有する開閉器ユニットとを備えたスイッチギヤにおいて、
    前記筺体の前記制御室の前方側部に設けた作業台支持部材と、
    前記開閉器室の前側に下部を支点として開閉可能で、開き時に前記作業台支持部材に支持され、裏面側が作業台基板を兼ねる密閉カバーと、
    前記密閉カバーの裏面側の前記作業台基板に着脱可能に設けたターンテーブルと、
    前記ターンテーブル上に設けた案内レールと、
    前記案内レールと前記レールとをつなぐように前記作業台基板に着脱可能に設けた補助レールとを備えた
    ことを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 請求項1記載のスイッチギヤにおいて、
    前記ターンテーブルにおける前記案内レールの先端側に着脱可能に設けた台車止め部材を備えた
    ことを特徴とするスイッチギヤ。
  3. 請求項1又は2に記載のスイッチギヤにおいて、
    前記ターンテーブルを一時的に回転不能とする回転防止金具を前記作業台基板に設けた
    ことを特徴とするスイッチギヤ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチギヤにおいて、
    前記密閉カバーは、上部端面を前記筺体にボルト締結し、下部端面はヒンジ部材によって前記筺体に取付けられている
    ことを特徴とするスイッチギヤ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスイッチギヤにおいて、
    前記作業台支持部材は、前記筺体に取り外し自在に設けられている
    ことを特徴とするスイッチギヤ。
JP2009217115A 2009-09-18 2009-09-18 スイッチギヤ Active JP5150589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009217115A JP5150589B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 スイッチギヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009217115A JP5150589B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 スイッチギヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011067050A true JP2011067050A (ja) 2011-03-31
JP5150589B2 JP5150589B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=43952680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009217115A Active JP5150589B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 スイッチギヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5150589B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162657A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2013204910A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd クリーンシステム
KR101334976B1 (ko) 2013-07-26 2013-11-29 (주)한국이에프티엔지니어링 수변전 설비
JP2014140267A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
CN105945851A (zh) * 2016-07-18 2016-09-21 国网山东省电力公司聊城供电公司 一种变电设备螺栓带电紧固装置
CN110224324A (zh) * 2019-05-30 2019-09-10 国网安徽省电力有限公司检修分公司 一种可拆卸式便携的检修装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5559512U (ja) * 1978-10-14 1980-04-23
JPS61199105U (ja) * 1985-06-03 1986-12-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5559512U (ja) * 1978-10-14 1980-04-23
JPS61199105U (ja) * 1985-06-03 1986-12-12

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162657A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2013204910A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd クリーンシステム
JP2014140267A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
KR101334976B1 (ko) 2013-07-26 2013-11-29 (주)한국이에프티엔지니어링 수변전 설비
CN105945851A (zh) * 2016-07-18 2016-09-21 国网山东省电力公司聊城供电公司 一种变电设备螺栓带电紧固装置
CN110224324A (zh) * 2019-05-30 2019-09-10 国网安徽省电力有限公司检修分公司 一种可拆卸式便携的检修装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5150589B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5150589B2 (ja) スイッチギヤ
TWI385884B (zh) 開關設備的接地裝置
KR101030290B1 (ko) 고체 절연 모선 스위치 기어
US7790994B2 (en) Draw-out power cell disconnect and isolation mechanism with rack-out guide tray
KR101633567B1 (ko) 스위치 기어
KR200462421Y1 (ko) 진공 차단기의 거더와 트럭 어셈블리
JP3240833B2 (ja) 閉鎖配電盤の閉鎖箱及びそれを用いた閉鎖配電盤の組立方法
JP2011078273A (ja) 配電盤の作業台車および配電盤
TW200839825A (en) Vacuum insulating switchgear
JP3240807B2 (ja) 引出形電気機器用クレードル及びそれを有する閉鎖配電盤
KR102208227B1 (ko) 메탈 클레드 스위치기어
CA2742627C (en) A method of manufacturing a switchgear panel
JP6562755B2 (ja) スイッチギヤ
JP2002112416A (ja) 閉鎖配電盤
JP2011142746A (ja) 金属閉鎖型スイッチギヤ用試験治具
JP5665643B2 (ja) スイッチギヤ
JP4852109B2 (ja) スイッチギヤ
JP2007236074A (ja) スイッチギヤ及びその組立方法
JP4037804B2 (ja) 供給用配電箱内への地中線高圧引込開閉器の取り付け構造
KR102716933B1 (ko) 서랍식 기기 패널을 갖는 배전반
JP2020065336A (ja) 金属閉鎖形配電盤
WO2022254652A1 (ja) 電機機器の引出し装置およびスイッチギヤ
JP3104820B2 (ja) 閉鎖配電盤の電源供給装置
WO2022070235A1 (ja) 変換器盤、ユニット引き出し方法、および、無停電電源装置
JPH11341614A (ja) 母線ユニット及びこれを用いた配電盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5150589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350