JP2011066366A - 電気機器及び冷却ファン回転数制御方法 - Google Patents

電気機器及び冷却ファン回転数制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却用の消費電力を低減できる電気機器及び冷却ファン回転数制御方法を提供する。
【解決手段】冷却ファン2と冷却ファン2の回転数を制御する制御IC3とを有する複数の冷却ファンユニット4を着脱可能に装着するための冷却ファンユニット装着部5と、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に対応させて冷却ファン2の回転数を記憶するメモリ6と、冷却ファンユニット装着部5に装着された冷却ファンユニット4のうち正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数を検出し、検出された正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に基づいてメモリ6から回転数を読み出して各冷却ファンユニット4に回転数を指示する制御部7(19)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却用の消費電力を低減できる電気機器及び冷却ファン回転数制御方法に関する。
発熱部を有する電気機器においては、発熱部を冷却するために、発熱部によって熱せられた空気を筐体外へ排出する冷却ファンを備える。冷却ファンは、一般に回転数により風量が異なり、回転数が高い方が風量が多く、したがって冷却効果が大きい。冷却ファンの回転数は、発熱部を冷却できる風量が得られる回転数に設定されるのが好ましい。
特許文献1によれば、冷却ファンの回転数を、温度センサにより検出した発熱部の温度とマイクにより検出した冷却ファン近傍の騒音、電気機器の周囲の騒音とに応じて制御する。
特開2009−59898号公報
ところで、複数の冷却ファンユニットを着脱することが可能に構成された電気機器を想定する。冷却ファンユニットとは、冷却ファンと冷却ファンの回転数を制御する制御ICとを有するものである。このような電気機器では、冷却ファンユニットが故障したとき、冷却ファンユニットを容易に交換することができる。
複数の冷却ファンユニットを着脱可能に構成された電気機器において、装着されている冷却ファンユニットの故障に備えて、個々の冷却ファンの風量にマージンを持たせるものとする。この場合、全ての冷却ファンユニットにおいて、冷却ファンの回転数は、必要な回転数にマージンを上乗せした回転数に設定される。このため、冷却ファンユニットに故障がない通常時は、全ての冷却ファンユニットによる総風量が必要な総風量を過度に上回る状態で電気機器が運転される。この結果、電気機器の消費電力が高くなるという課題が生じる。
従来技術は、複数の冷却ファンユニットを着脱可能に構成された電気機器には対応していないため、前記の課題を解決することはできない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、冷却用の消費電力を低減できる電気機器及び冷却ファン回転数制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の電気機器は、冷却ファンと該冷却ファンの回転数を制御する制御ICとを有する複数の冷却ファンユニットを着脱可能に装着するための冷却ファンユニット装着部と、正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に対応させて冷却ファンの回転数を記憶するメモリと、前記冷却ファンユニット装着部に装着された前記冷却ファンユニットのうち正常に稼働する冷却ファンユニットの個数を検出し、前記検出された正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に基づいて前記メモリから回転数を読み出して各冷却ファンユニットの前記制御ICに回転数を指示する制御部とを備えたものである。
前記メモリは、正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に関わらず総風量が所定の範囲内となるように個数ごとに回転数を記憶してもよい。
また、冷却ファン回転数制御方法は、冷却ファンと該冷却ファンの回転数を制御する制御ICとを有する複数の冷却ファンユニットを着脱可能に電気機器を構成し、正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に対応させて冷却ファンの回転数を前記電気機器に記憶させておき、前記電気機器において前記冷却ファンユニット装着部に装着された前記冷却ファンユニットのうち正常に稼働する冷却ファンユニットの個数を検出し、前記電気機器において前記検出された正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に基づいて前記記憶されている回転数を読み出して各冷却ファンユニットの前記制御ICに回転数を指示するものである。
正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に関わらず総風量が所定の範囲内となるように個数ごとの回転数を前記電気機器に記憶させておいてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)冷却用の消費電力を低減できる。
本発明の一実施形態を示す電気機器のブロック構成図である。 本発明に用いる回転数テーブルの図である。 本発明の制御部における冷却ファン回転数制御アルゴリズムを表すフローチャートである。 本発明の制御部における冷却ファン回転数制御アルゴリズムを表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る電気機器1は、冷却ファン2と冷却ファン2の回転数を制御する制御IC3とを有する複数の冷却ファンユニット4を着脱可能に装着するための冷却ファンユニット装着部5と、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に対応させて冷却ファン2の回転数を記憶するメモリ6と、冷却ファンユニット装着部5に装着された冷却ファンユニット4のうち正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数を検出し、検出された正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に基づいてメモリ6から回転数を読み出して各冷却ファンユニット4に回転数を指示する制御部7とを備える。
ここで、電気機器1は、例えば、シャーシ型スイッチングハブである。電気機器1の筐体8内には、筐体8に固定されたバックボード9を有する。バックボード9には、着脱可能に構成された各種の着脱アセンブリが機械的に装着されるように図ると共に電気的に接続されるように図る複数のコネクタ10、11、12が実装されている。バックボードに装着される着脱アセンブリとして、冷却ファンユニット4、管理カード13、ラインカード14、電源ユニット(図示せず)などがあり、各着脱アセンブリはバックボード9のコネクタ10、11、12に適合するコネクタ15、16、17を備えることによりバックボード9に対して着脱可能に構成される。バックボード9に装着された着脱アセンブリ同士は、バックボード9を介して相互に電気的に接続される。
具体的には、バックボード9には冷却ファンユニット4を装着するためのコネクタ10が6個実装されている。これにより、冷却ファンユニット4は、1から6まで任意の個数、バックボード9に着脱可能である。つまり、バックボード9は、冷却ファンユニット装着部5を構成する部材である。また、バックボード9には管理カード13を装着するためのコネクタ11が1個実装されている。管理カード13は、1枚のみバックボード9に着脱可能で、必ず1枚、バックボード9に装着される。また、バックボード9にはラインカード14を装着するためのコネクタ12が4個実装されている。これにより、ラインカード14は、1から4まで任意の枚数、バックボード9に着脱可能である。この実施形態では、6個の冷却ファンユニット4と、1枚の管理カード13と、4枚のラインカード14がバックボード9に装着されている。
電気機器1は、図示右側を筐体8の表面とし図示左側を筐体8の裏面とする。管理カード13とラインカード14は、バックボード9の表面側に装着される。冷却ファンユニット4は、バックボード9の裏面側に装着される。電源ユニットは、バックボード9の表面側か裏面側いずれかに装着される。
次に、各着脱アセンブリについて詳しく説明する。
冷却ファンユニット4は、バックボード9のコネクタ10に挿入できるコネクタ15を有することにより、バックボード9に対して着脱可能である。冷却ファンユニット4のコネクタ15をバックボード9のコネクタ10に装着することにより、冷却ファンユニット4は、電源ユニットからの電力をバックボード9を介して供給されて動作する。
冷却ファンユニット4に搭載された冷却ファン2は、供給電圧に応じて回転数が変化し、回転数に応じて風量が変化する。一般に、冷却ファン2の風量は回転数に正比例する。
制御IC3は、制御部7からの回転数の指示をバックボード9を介して受け取り、受け取った回転数の指示に応じて冷却ファン2への供給電圧を変化させることによって冷却ファン2の回転数を制御する。制御IC3は、当該冷却ファンユニット4が正常に稼働するとき、当該冷却ファンユニット4が正常に稼働することを示すパルス信号を出力し、このパルス信号がバックボード9を介して制御部7に伝達される。制御IC3は、当該冷却ファンユニット4が正常に稼働しないときはパルス信号を出力しない。
管理カード13は、バックボード9のコネクタ11に挿入できるコネクタ16を有することにより、バックボード9に対して着脱可能である。管理カード13のコネクタ16をバックボード9のコネクタ11に装着することにより、管理カード13は、電源ユニットからの電力をバックボード9を介して供給されて動作する。管理カード13には、CPU18とメモリ6が実装されている。本実施形態では、制御部7がCPU18において実行されるプログラムにより実現されるものとする。
管理カード13のCPU18により実現される制御部7には、各冷却ファンユニット4の制御IC3が出力するパルス信号がそれぞれバックボード9を介して個別に入力される。制御部7は、パルス信号が伝達された冷却ファンユニット4は正常に稼働し、パルス信号が伝達されない冷却ファンユニット4は正常に稼働しないと判定する。制御部7は、この判定に基づいて、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数を検出する。
メモリ6は、例えば、フラッシュメモリであるが、メモリ6の種類は限定されない。メモリ6は、CPU18から記憶内容の読み出し、書込みができるようCPU18に電気的に接続されている。メモリ6は、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数で参照して冷却ファン2の回転数を決定するための回転数テーブルを有する。
図2に示されるように、回転数テーブル21は、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数と冷却ファン2の回転数とを対応付けて格納したものである。回転数テーブル21の内容は、冷却ファン2の風量が回転数に正比例することに基づき、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数と冷却ファン2の回転数との積が一定の目標値Xとなるように設定されている。目標値Xは、発熱部を冷却するのに必要な総風量が確保され、かつ、総風量が過度に大きくならないよう、すなわち総風量が所定の範囲内となるように決められる。
管理カード13には、図1に示されたCPU18、メモリ6以外にもLSI、IC、抵抗器、コンデンサなどのデバイスが実装される。CPU18、メモリ6を含むこれらのデバイスそれぞれが、電気機器1の発熱部のひとつとなり得る。
ラインカード14は、バックボード9のコネクタ12に挿入できるコネクタ17を有することにより、バックボード9に対して着脱可能である。ラインカード14のコネクタ17をバックボード9のコネクタ12に装着することにより、ラインカード14は、電源ユニットからの電力をバックボード9を介して供給されて動作する。ラインカード14には、図示しないLSI、IC、抵抗器、コンデンサなどのデバイスが実装される。これらのデバイスそれぞれが、電気機器1の発熱部のひとつとなり得る。
次に、制御部7における冷却ファン回転数制御アルゴリズムを説明する。
冷却ファン回転数制御アルゴリズムは、図3に示される。
ステップS31;制御部7は、各冷却ファンユニット4の制御IC3からのパルス信号を監視することにより、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数を検出する。
ステップS32;制御部7は、検出された正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数によりメモリ6の回転数テーブルを参照して冷却ファン2の回転数を読み出す。
ステップS33;制御部7は、読み出した回転数を全ての冷却ファンユニット4の制御IC3に対して指示する。
ステップS34;正常に稼働する冷却ファンユニット4において、制御IC3は、受け取った回転数の指示に応じて冷却ファン2への供給電圧を変化させることによって冷却ファン2の回転数を制御する。
図1の電気機器1における冷却ファン回転数制御の動作を説明する。
いま、電気機器1に6個の冷却ファンユニット4が装着されており、これら6個の冷却ファンユニット4が正常に稼働する状態とする。各冷却ファンユニット4の制御IC3がパルス信号を出力するので、管理カード13のCPU18により実現される制御部7では、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数として6を検出する。制御部7は、個数6により図2の回転数テーブル21を参照して回転数1/6Xを読み出す。制御部7は、回転数1/6Xを全ての冷却ファンユニット4の制御IC3に対して指示する。正常に稼働する6個の冷却ファンユニット4では、制御IC3は、受け取った回転数1/6Xに応じて冷却ファン2への供給電圧を変化させることによって冷却ファン2の回転数を1/6Xに制御する。この結果、6個の冷却ファン2からそれぞれ回転数1/6Xに比例する風量が得られ、その6倍である総風量は、所定の範囲内となる。
次に、装着された6個の冷却ファンユニット4の内、5個の冷却ファンユニット4が正常に稼働する状態とする。正常に稼働する5個の冷却ファンユニット4の制御IC3がパルス信号を出力し、正常に稼働しない冷却ファンユニット4の制御IC3はパルス信号を出力しないので、制御部7では、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数として5を検出する。制御部7は、個数5により回転数テーブル21を参照して回転数として1/5Xを読み出す。制御部7は、回転数1/5Xを全ての冷却ファンユニット4の制御IC3に対して指示する。正常に稼働しない冷却ファンユニット4の制御IC3は冷却ファン2を回転させず、5個の正常に稼働する冷却ファンユニット4の制御IC3のみが受け取った回転数1/5Xに応じて冷却ファン2への供給電圧を変化させることによって冷却ファン2の回転数を制御する。この結果、5個の冷却ファン2からそれぞれ1/5Xの回転数1/5Xに比例する風量が得られ、その5倍である総風量が所定の範囲内となる。
装着された6個の冷却ファンユニット4の内、4個以下の冷却ファンユニット4が正常に稼働する状態であっても、同様の手順を経て回転数が1/4X、1/3X、…となり、正常に稼働する冷却ファンユニット4の冷却ファン2による総風量は、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に関わらず所定の範囲内となる。
電気機器1に5個以下の冷却ファンユニット4が装着されている場合でも、制御部7が検出する正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に応じて冷却ファン2の回転数が指示されるので、正常に稼働する冷却ファンユニット4の冷却ファン2による総風量は、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に関わらず所定の範囲内となる。
このように、本発明の電気機器1では、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に応じて冷却ファン2の回転数が指示されるので、装着された冷却ファンユニット4の個数や正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に関係なく、総風量が所定の範囲内となり、電気機器1の消費電力が従来より低減される。
また、本発明の電気機器1では、装着された冷却ファンユニット4の個数ではなく、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に応じて冷却ファン2の回転数が指示されるので、装着されている冷却ファンユニット4のいずれかに故障が生じた場合でも、総風量が不足することがなく、電気機器1を運転し続けることができる。
前記実施形態では、電気機器1は、6個の冷却ファンユニット4を着脱可能とし、実際に6個の冷却ファンユニット4が装着されるものとしたが、これに限らず着脱可能な冷却ファンユニット4の個数は、5個以下でも7個以上でもよく、また、実際に装着される冷却ファンユニット4の個数は、着脱可能な冷却ファンユニット4の個数より少なくてもよい。任意の複数の冷却ファンユニット4が着脱可能に構成され電気機器1において、実際に装着される冷却ファンユニット4の個数に関係なく本発明を適用することができる。
前記実施形態では、電気機器1は、シャーシ型スイッチングハブであるとしたが、これに限らず電気機器1は、ボックス型スイッチングハブ、ルータ、サーバなどの電気機器1であればよく、1つ以上の発熱部を有するものであって、複数の冷却ファンユニット4が着脱可能に構成された全ての電気機器1に本発明を適用することができる。
前記実施形態では、電気機器1は、4個のラインカード14を着脱可能とし、実際に4個のラインカード14が装着されるものとしたが、これに限らず着脱可能なラインカード14の枚数は、3枚以下でも5枚以上でもよく、実際に装着されるラインカード14の枚数は、着脱可能なラインカード14の枚数より少なくてもよい。ラインカード14は発熱部を有するので、実際に装着されるラインカード14の枚数が3個以下の場合、発熱部を冷却するのに必要な総風量が前記実施形態より少なくてよい。よって、回転数テーブル21に設定する総風量が所定の範囲内となるように決められる目標値Xは、前記実施形態より小さくするのが好ましい。実際に装着されるラインカード14の枚数が5個以上の場合、目標値Xは、前記実施形態より大きくするのが好ましい。あるいは、回転数テーブル21の回転数欄をラインカード14の枚数ごとに設けておき、回転数テーブル21を参照するときにラインカード14の枚数に応じた回転数欄を読み出すようにしてもよい。
前記実施形態では、冷却ファン2は、供給電圧に応じて回転数が変化するものとし、制御IC3は、回転数の指示に応じて冷却ファン2への供給電圧を変化させるものとしたが、冷却ファン2が電流や周波数に応じて回転数が変化する場合でも制御IC3が電流や周波数を変化させることで本発明を適用することができる。
前記実施形態では、管理カード13とラインカード14をバックボード9の表面側に装着し、冷却ファンユニット4をバックボード9の裏面側に装着するものとしたが、これらの着脱アセンブリをバックボード9のどの面に装着したものであっても本発明を適用することができる。
前記実施形態では、回転数テーブル21において、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数と冷却ファン2の回転数との積が一定の目標値Xとなるように各欄の回転数を設定したが、これに限らず、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に対して実験や経験から求めた任意の値を各欄の回転数に設定しても、本発明の目的である冷却用の消費電力の低減に寄与できる。
前記実施形態では、制御部7が管理カード13のCPU18において実行されるプログラムにより実現されるものとしたが、これとは異なり、各冷却ファンユニット4の制御IC3に本発明の制御部19が設置されてもよい。
次に、制御IC3に制御部19が設置された実施形態における冷却ファン回転数制御アルゴリズムを説明する。なお、この実施形態では、制御IC3に設置された制御部19は、管理カード13のCPU18を介するか又は介さずにメモリ6の読み出し、書込みが可能に構成される。制御部19がメモリ6に書き込む情報は、当該制御部19が判断した当該冷却ファンユニット4についての正常に稼働するかどうかを表す情報である。制御部19がメモリ6から読み出す情報は、当該冷却ファンユニット4及び他の冷却ファンユニット4についての正常に稼働するかどうかを表す情報と、回転数テーブル21に設定されている回転数である。
冷却ファン回転数制御アルゴリズムは、図4に示される。
ステップS41;各冷却ファンユニット4の制御部3は、それぞれ当該冷却ファンユニット4が正常に稼働するかどうかを判断する。
ステップS42;各冷却ファンユニット4の制御部3は、当該冷却ファンユニット4が正常に稼働するかどうかを表す情報を管理カード13のメモリ6に格納する。
ステップS43;正常に稼働する冷却ファンユニット4の制御部19は、管理カード13のメモリ6を参照することにより、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数を認識し、認識された正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数によりメモリ6の回転数テーブル21を参照して冷却ファン2の回転数を読み出す。
ステップS44;正常に稼働する冷却ファンユニット4の制御IC3は、制御部19が読み出した回転数に応じて冷却ファン2への供給電圧を変化させることによって冷却ファン2の回転数を制御する。
この実施形態においても、正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に基づいて回転数テーブル21から読み出された回転数で冷却ファン2が制御される。よって、前記実施形態と同様に、装着された冷却ファンユニット4の個数や正常に稼働する冷却ファンユニット4の個数に関係なく、総風量が所定の範囲内となり、電気機器1の消費電力が従来より低減される。
1 電気機器
2 冷却ファン
3 制御IC
4 冷却ファンユニット
5 冷却ファンユニット装着部
6 メモリ
7,19 制御部
8 筐体
9 バックボード
10,11,12 バックボードのコネクタ
13 管理カード
14 ラインカード
15 冷却ファンユニットのコネクタ
16 管理カードのコネクタ
17 ラインカードのコネクタ
18 CPU
21 回転数テーブル

Claims (4)

  1. 冷却ファンと該冷却ファンの回転数を制御する制御ICとを有する複数の冷却ファンユニットを着脱可能に装着するための冷却ファンユニット装着部と、
    正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に対応させて冷却ファンの回転数を記憶するメモリと、
    前記冷却ファンユニット装着部に装着された前記冷却ファンユニットのうち正常に稼働する冷却ファンユニットの個数を検出し、前記検出された正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に基づいて前記メモリから回転数を読み出して各冷却ファンユニットの前記制御ICに回転数を指示する制御部とを備えたことを特徴とする電気機器。
  2. 前記メモリは、正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に関わらず総風量が所定の範囲内となるように個数ごとに回転数を記憶することを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 冷却ファンと該冷却ファンの回転数を制御する制御ICとを有する複数の冷却ファンユニットを着脱可能に電気機器を構成し、
    正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に対応させて冷却ファンの回転数を前記電気機器に記憶させておき、
    前記電気機器において前記冷却ファンユニット装着部に装着された前記冷却ファンユニットのうち正常に稼働する冷却ファンユニットの個数を検出し、
    前記電気機器において前記検出された正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に基づいて前記記憶されている回転数を読み出して各冷却ファンユニットの前記制御ICに回転数を指示することを特徴とする冷却ファン回転数制御方法。
  4. 正常に稼働する冷却ファンユニットの個数に関わらず総風量が所定の範囲内となるように個数ごとの回転数を前記電気機器に記憶させておくことを特徴とする請求項3記載の冷却ファン回転数制御方法。
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