JP2011065826A - Led照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者が快適に過ごしうる色合いや照度の調節が可能なLED照明システムを提供すること。
【解決手段】 複数のLEDチップ132、LEDチップ132を発光制御するLEDドライバ75A,75B、LEDドライバ75A,75Bに対して発光量指示信号を送信する制御部、および発光量指示無線信号を受信可能であり、上記制御部に対して全体発光量指示信号を送信する無線子機ユニット7、を備える複数のLED照明装置B1と、上記発光量指示無線信号を送信する複数の無線親機部を有する無線コントローラ8と、を備えており、複数のLED照明装置B1は、複数のLED照明装置グループに区分けされており、複数のLED照明装置B1のうち同一の上記LED照明装置グループに属するものは、同一の上記無線親機部から上記発光量指示無線信号を受信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線を用いたLED照明システムに関する。
図66は、従来のLED照明装置の一例を示している(たとえば特許文献1参照)。同図に示されたLED照明装置X1は、長矩形状の基板191と、基板191上に実装された複数のLEDモジュール192と、基板191を収容する管193と、端子194と、LEDモジュール192を点灯させるための回路195とを備えている。LEDモジュール192は、LEDチップ(図示略)を内蔵しており、たとえば白色光を発する。基板191上には複数のLEDモジュール192および端子194に接続される図示しない配線が形成されている。このLED照明装置X1は、端子194を一般用蛍光灯照明器具のソケットの差込口に嵌合させることにより、複数のLEDモジュール192を発光させることができるように構成されている。LEDモジュール192は、低消費電力であるとともに長寿命であることから、LED照明装置X1を蛍光ランプの代替として利用すれば、コスト面および環境面において改善が期待できる。なお、一般用蛍光灯照明器具とは、主に屋内の一般照明に広く用いられる照明器具であり、たとえば日本国内においては、商用100V電源を用い、JIS C7617に定められた直管形蛍光ランプまたはJIS C7618に定められた環形蛍光ランプが取り付けられる照明器具をいう。
事務机の天面を照らす照明器具としては、いわゆる電気スタンドが広く用いられている。図67は、LEDチップを用いた電気スタンド型のLED照明装置の一例を示している(たとえば、特許文献2参照)。同図に示されたLED照明装置X2は、基板291にLEDチップを有するLEDモジュール292が搭載されている。基板291は、フード293に取り付けられている。フード293は、連結軸294を介してベース295に連結されている。LEDモジュール292からは、たとえば昼白色の光が発せられる。連結軸294は、屈曲可能に構成されている。これにより、フード293を事務机の天面の所望の場所に向けることにより、この場所を昼白色の光によって照らすことができる。
しかしながら、LED照明装置X1,X2が用いられる場所は、屋内の様々な部屋が想定される。居間、寝室、会議室など、その場所に適した光の色合いや照度は、おのずと異なる。また、季節や時間によっても、照明光として好ましい色合いや照度は様々である。LED照明装置X1,X2は、単一の波長の光を発するため色合いを調整しえない。また、照度を調整するには、使用者が照度を調節する作業を個々のLED照明装置X1,X2について行うことが強いられる。このように、LED照明装置X1,X2によっては、使用者が快適に過ごすのに十分な程度に色合いや照度を調節することが困難であった。
実開平6−54103号公報 特開2006−107851号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、使用者が快適に過ごしうる色合いや照度の調節が可能なLED照明システムを提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED照明システムは、複数のLEDチップ、上記LEDチップを発光制御するLEDドライバ、上記LEDドライバに対して発光量指示信号を送信する制御部、および発光量指示無線信号を受信可能であり、上記制御部に対して全体発光量指示信号を送信する無線子機部、を備える複数のLED照明装置と、上記発光量指示無線信号を送信する複数の無線親機部と、を備えており、上記複数のLED照明装置は、複数のLED照明装置グループに区分けされており、上記複数のLED照明装置のうち同一の上記LED照明装置グループに属するものは、同一の上記無線親機部から上記発光量指示無線信号を受信することを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各LED照明装置は、上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを認識していない状態で、上記複数の無線親機部のいずれかとの通信を開始し、上記各無線親機部は、上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを認識していない状態の上記LED照明装置に対して、上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを設定するグループ設定信号を送信する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の無線親機部と、上記各無線親機部の通信制御を各別に独立して行う複数の副制御部と、上記複数の副制御部の動作を制御する主制御部と、を備える無線親機ユニットをさらに備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の無線親機部は、それぞれが1つの上記副制御部を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記主制御部は、上記複数のLED照明装置が上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを設定するグループ設定情報を記憶可能であり、かつ上記各副制御部は、上記主制御部から得た上記グループ設定情報に基づいて、上記グループ設定信号を対応する上記無線親機部に送信する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記各LED照明装置は、それぞれが上記LEDチップを有しており、互いに異なる波長の光を発する複数の第1のLEDモジュールおよび複数の第2のLEDモジュールと、複数の上記LEDドライバとしての、上記第1のLEDモジュールを発光制御する第1のLEDドライバ、および上記第2のLEDモジュールを発光制御する第2のLEDドライバと、を備えており、上記発光量指示無線信号は、上記LED照明装置が発する光の色合い情報および照度情報を含み、上記制御部は、上記第1および第2のLEDドライバに対して上記第1および第2のLEDモジュールの発光時間率情報を含む第1および第2の発光量指示信号を送信する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記発光量指示無線信号は、上記LED照明装置が発する光の色合いおよび照度の少なくともいずれかを変化させるときの変化速度情報を含み、上記制御部は、上記変化速度情報にもとづいて、上記第1および第2の発光量指示信号を変化させる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLED照明装置は、上記複数の第1および第2のLEDモジュールの少なくともいくつかずつが、第1の方向に沿って列をなして配置されており、かつ複数の上記第1のLEDモジュールと複数の上記第2のLEDモジュールとが交互に配置された細長状発光LED照明装置を含んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記細長状発光LED照明装置は、上記第1の方向に延びており、上記複数の第1および第2のLEDモジュールが搭載された基板と、上記第1の方向に延びており、上記基板が取り付けられた支持部材と、を備えており、上記無線子機部は、上記支持部材に対して上記第1の方向において隣り合う位置に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLED照明装置は、複数の上記第1のLEDモジュールと、複数の上記第2のLEDモジュールとが、それぞれが列をなして配置されており、かつ上記第1のLEDモジュールの列と上記第2のLEDモジュールの列とが交互に配置された面状発光LED照明装置を含んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記面状発光LED照明装置は、上記複数の第1および第2のLEDモジュールを露出させる開口と、上記発光量指示無線信号を通過させる無線信号通過孔とを有するケースをさらに備えており、上記無線信号通過孔が上記ケースを貫通する方向視において、上記無線信号通過孔と上記無線子機部とが重なっている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくLED照明システムを示すシステム構成図である。 図1に示すLED照明システムの無線コントローラを示すシステムブロック図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置を示すシステムブロック図である。 図1に示すLED照明システムの無線コントローラの動作フロー図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置の動作フロー図である。 図1に示すLED照明システムの立ち上げ動作を示す動作シーケンス図である。 図1に示すLED照明システムがLED照明装置グループの本接続を完了した状態を示すシステム構成図である。 図1に示すLED照明システムの調光年間スケジュールを示す表である。 LEDモジュールの発光時間率とLED照明装置の色温度の関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に基づくLED照明システムを示すシステム構成図である。 図10に示すLED照明システムのLED照明装置を示すシステムブロック図である。 本発明の第1および第2実施形態に基づくLED照明システムのLED照明装置の使用状態を示す正面図である。 本発明の第1および第2実施形態に基づくLED照明システムのLED照明装置の使用状態を示す側面図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置の一例を示す要部斜視図である。 図14のXV−XV線に沿う断面図である。 図14に示すLED照明装置のLEDユニットを示す断面図である。 図16に示すLEDユニットの基板およびLEDモジュールを示す平面図である。 図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 図16に示すLEDユニットの電源基板および電子部品を示す平面図である。 図12に示すLED照明装置を示す平面図である。 図16に示すLEDユニットを示す、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が底面図、(d)が右側面図である。 図12に示すLED照明装置を示す要部平面図である。 図22に示すLEDユニットを示す、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が底面図、(d)が右側面図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置の他の例を示す平面図である。 図24に示すLED照明装置を示す左側面図である。 図24に示すLED照明装置を示す右側面図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置のさらに他の例を示す平面図である。 図27に示すLED照明装置を示す左側面図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置のさらに他の例を示す正面図である。 図29に示すLED照明装置を示す要部正面図である。 図29に示すLED照明装置を示す要部底面図である。 図30のXXXII−XXXII線に沿う断面図である。 図1に示すLED照明システムのLED照明装置のさらに他の例を示す要部平面図である。 図33に示すLED照明装置を示す要部正面図である。 図33に示すLED照明装置を示す要部底面図である。 図34のXXXVI−XXXVI線に沿う断面図である。 図10に示すLED照明システムのLED照明装置の使用状態を示す要部平面図である。 図10に示すLED照明システムのLED照明装置の使用状態を示す要部正面図である。 図10に示すLED照明システムのLED照明装置の使用状態を示す要部側面図である。 図39のXL−XL線に沿う断面図である。 図40のXLI−XLI線に沿う要部断面図である。 図10に示すLED照明システムのLED照明装置を示す底面図である。 図41に示すLED照明装置のケースを示す側面図である。 図41に示すLED照明装置のケースを示す底面図である。 図41に示すLED照明装置のケースを図43の一点鎖線方向から見た図である。 図41に示すLED照明装置のケースおよびブラケットを示す断面図である。 図41に示すLED照明装置のケースおよびブラケットを示す平面図である。 図41に示すLED照明装置のケースおよびブラケットを示す底面図である。 図41に示すLED照明装置の内ケースを示す平面図である。 図49のL−L線に沿う断面図である。 図41に示すLED照明装置の内ケースを示す底面図である。 図41に示すLED照明装置の電源部を示す平面図である。 図41に示すLED照明装置の電源部を示す正面図である。 図41に示すLED照明装置のリフレクタを示す底面図である。 図41に示すLED照明装置のリフレクタを示す正面図である。 図41に示すLED照明装置のリフレクタを示す底面図である。 図55のLVII−LVII線に沿う断面図である。 図41に示すLED照明装置の基板およびLEDモジュールを示す平面図である。 図58に示すLEDモジュールを示す拡大平面図である。 図59のLX−LX線に沿う断面図である。 図41に示すLED照明装置のセンサ支持部を示す平面図である。 図61のLXII−LXII線に沿う断面図である。 図41に示すLED照明装置のセンサ支持部を示す底面図である。 図41に示すLED照明装置のタッチセンサを示す平面図である。 図41に示すLED照明装置のタッチセンサを示す正面図である。 従来のLED照明装置の一例を示す断面図である。 従来のLED照明装置の他の例を示す側面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に基づくLED照明システムを示している。本実施形態のLED照明システムC1は、無線コントローラ8と複数のLED照明装置B1とを備えている。LED照明システムC1は、無線コントローラ8と複数のLED照明装置B1との間で無線通信を行うことにより、複数のLED照明装置B1の照明光の色合いおよび照度を自動的に調節可能とされている。後述するようにLED照明装置B1は、直接机上を照らす照明として、あるいは、屋内の天井を照らすいわゆる間接照明として用いられるものである。
図2に示すように、無線コントローラ8は、7つの無線親機部80、AC/DC変換器81、レギュレータ82、メインMPU83、EEPROM84、RTC85、LANユニット87、7つのサブMPU86、および拡張パネル88を備えている。
無線親機部80は、2.4GHz帯の無線通信を行う無線通信デバイスであり、たとえばIEEE802.15.4規格にしたがった物理層を有する。各無線親機部80は、複数のLED照明装置B1を4つのLED照明装置グループに区分けして、独立に通信可能とされている。本実施形態においては、6つの無線親機部80が、複数のLED照明装置B1との通信に用いられる。残りの1つの無線親機部80は、たとえば人感センサや照度センサなどとの無線通信に用いられる。これにより、無線コントローラ8は、24個のLED照明装置グループとの間で無線通信が可能である。1つのLED照明装置グループには、最大50個のLED照明装置B1が属することができ、無線コントローラ8によって、最大300個のLED照明装置B1を制御することができる。サブMPU86は、無線親機部80の通信動作を制御する制御部であり、それぞれが無線親機部80と対となっている。
メインMPU83は、7つのサブMPU86の上位に位置し、これらのサブMPU86に対して、それぞれが制御するLED照明装置B1との無線通信について指令を行う。EEPROM84は、不揮発性のメモリであり、LED照明装置B1の制御に必要なデータを記憶している。これらのデータとしては、たとえば、調光年間スケジュール、調光用変数、および無線チャネルなどがある。図8は、調光年間スケジュールの一例を示している。カレンダの日付に応じてパターンが選択される。各パターンは、時間ごとに選択されるべきシーンを有している。各シーンには、各LED照明装置グループごとの色合いおよび照度が設定されている。図2に示すように、メインMPU83には、RTC85が接続されている。RTC85は、いわゆるリアルタイムクロックであり、メインMPU83は、調光年間スケジュールを参照するときにRTC85から時刻を取得する。
AC/DC変換器81は、交流電力を直流電力に変換するものであり、本実施形態においては、商用の交流100Vを直流9Vに変換する。レギュレータ82は、AC/DC変換器81からの直流9Vを直流5Vに変換し、メインMPU83、サブMPU86、無線親機部80などに供給する。LANユニット87は、メインMPU83とパーソナルコンピュータPCとの間の通信を行うためのものである。拡張パネル88は、無線コントローラ8の機能を追加するためのインターフェースである。
図3に示すようにLED照明装置B1は、無線子機ユニット7、AC/DC変換器71、レギュレータ73、MCU74、複数のLEDドライバ75A,75B、および複数のLEDモジュール103A,103Bを備えている。
無線子機ユニット7は、無線子機部70とMCU74とを備えており、無線コントローラ8との間で無線通信を行う。無線子機部70は、2.4GHz帯の無線通信を行う無線通信デバイスであり、たとえばIEEE802.15.4規格にしたがった物理層を有する。MCU74は、いわゆるMicro Control Unitであり、演算処理回路に加えてROMやRAMなどのメモリやI/O処理部を内蔵している。MCU74は、無線子機部70の無線通信処理を制御する。LEDドライバ75A,75Bは、LEDモジュール103A,103Bの発光制御を行う。
AC/DC変換器71は、交流電力を直流電力に変換するものであり、本実施形態においては、商用の交流100Vを直流5Vに変換する。レギュレータ73は、AC/DC変換器71からの直流5Vを直流3.3Vに変換し、無線子機部70およびMCU74に供給する。AC/DC変換器71からの直流5Vは、複数のLEDドライバ75A,75Bおよび複数のLEDモジュール103A,103Bに供給される。
LEDモジュール103AとLEDモジュール103Bとは、互いに異なる波長(色温度)の光を発する。本実施形態においては、LEDモジュール103Aは、色温度が5,000K程度の昼白色を発し、LEDモジュール103Bは、色温度が3,000K程度の電球色を発する。LEDモジュール103A,103Bは、いわゆるPWM制御によって発光時間率が制御される。この発光時間率は、無線子機ユニット7が無線コントローラ8から受信する発光量指示無線信号によって設定される。
たとえば、LED照明装置B1に昼白色を発光させたいときには、LEDモジュール103Aの発光時間率を100%とし、LEDモジュール103Bの発光時間率を0%とする。一方、LED照明装置B1に電球色を発光させたいときには、LEDモジュール103Aの発光時間率を0%とし、LEDモジュール103Bの発光時間率を100%とする。このようなPWM制御により、LED照明装置B1(LEDユニットA1)が発する光の色合いを昼白色から電球色の間で自在に調整可能である。また、LED照明装置B1(LEDユニットA1)の照度も調整できる。
次に、無線コントローラ8の動作フローについて、図4を参照しつつ、以下に説明する。
まず、ステップSp1では、無線コントローラ8が起動する。次いで、ステップSp2
では、メインMPU83がRTC85から現在時刻を取得する。次いで、ステップSp3では、メインMPU83が、不揮発性メモリであるEEPROM84から各種設定を読み込む。このとき読み込まれるデータは、調光年間スケジュール、調光用変数、無線チャネルなどである。ついで、ステップSp4では、無線親機部80モジュールが起動する。
ステップSp5以降は、ループ終端であるステップSp12との間でループ処理を行う。ステップSp6では、LED照明装置B1からデータ受信できているかを判断する。OKであれば、ステップSp9に進み、NGであれば、ステップSp7に進む。ステップSp7では、スケジュール更新が完了したかを判断する。OKであればステップSp8に進み、NGであればステップSp7aに進む。ステップSp7aでは、EEPROMから調光年間スケジュールを取得する。ステップSp8では、パーソナルコンピュータPCからのデータ受信を確認する。そして。ステップSp8aでは、照明制御用データを確認する。
次いで、ステップSp9では、LED照明装置B1へのデータ送信処理を行う。このときに送信されるデータは、たとえば色合い、照度、調光速度などである。次いで、ステップSp10では、パーソナルコンピュータPCへのデータ送信を行う。このときに送信されるデータは、たとえば、全LED照明装置B1のステータス、LED照明装置グループ毎の色合い、照度、調光速度、そしてLED照明装置グループの状況などである。次いで、ステップSp11では、無線チャネル変更の有無を確認する。OKであれば、ステップSp11aにおいてリスタート準備をする。そして、ステップSp12が、ループ処理の終端となる。
次に、LED照明装置B1の動作フローについて、図5を参照しつつ以下に説明する。
まず、ステップSc1では、LED照明装置B1が起動する。次いで、ステップSc2では、動作モード選択がなされる。本実施形態のLED照明装置B1の場合、後述する構成により、アッパーダウンライトが選択される。次いで、ステップSc3では、モード別にハードウエア初期設定がなされる。次いで、ステップSc4では、MCU74内の不揮発メモリ(図示略)から設定データが読み込まれる。このデータは、たとえば、MACアドレス、無線接続先MACアドレス、ネットワークID、LED照明装置グループナンバーなどである。ステップSc5では、LED照明装置グループが確定したかを判断する。確定していなければ、ステップSc5aにおいて、無線接続の仮設定を行う。
次いで、ステップSc6では、初期光量を設定する。ステップSc7では、他のLED照明装置B1との干渉を回避するために、ランダムに設定された時間だけ待ち状態を継続する。そして、ステップSc8において、無線子機部70を起動する。
ステップSc9では、無線コントローラ8との無線接続が確立しているか判断する。確立していなければ、ステップSc9aにおいて、LED照明装置グループが確定しているか判断する。確定していなければ、ステップSc9bにおいて、無線接続仮設定を更新する。次いで、ステップSc10では、光量データ(発光量指示無線信号)をリクエストし、設定する。
ステップSc11以降は、ループ終端であるSc22との間でループ処理を行う。ステップSc12では、モードを確認し、ステップSc13では、調光開始フラグがONであるか判断する。調光開始フラグがONの場合、ステップSc14において、光量ステップ更新フラグがONであるか判断する。ONの場合、ステップSc14aにおいて、光量ステップを更新する。ついで、ステップSc14bでは、調光が完了したか判断する。完了している場合、ステップSc14cにおいて調光フラグをOFFにする。
ステップSc13の結果、調光開始フラグがOFFの場合、ステップSc15において無線接続確認フラグがONであるか判断する。ONであれば、ステップSc15aにおいて無線接続確認用データを送信する。次いでステップSc15bにおいて、無線接続がOKであるか判断する。OKであれば、ステップSc15cにおいて、無線切断カウンタをクリアする。NGであれば、ステップSc15dにおいて無線切断カウンタを更新し、ステップSc15eにおいて無線切断カウンタが規定値以内であるか判断する。
ステップSc16では、無線が有効であるか判断し、ステップSc17では、無線コントローラ8の無線親機部80からデータを受信したか判断する。ステップSc18では、受信したデータが自グループへのデータか判断する。そして、ステップSc19では、受信データにもとづいた処理を行う。この処理は、たとえば調光開始フラグON(調光データ、速度取得)、各種ステータス送信、無線チャネル変更、LED照明装置グループ変更、デモ点灯開始および終了、などである。
次いで、ステップSc20では、MCU74の不揮発メモリ更新フラグがONであるか判断し、ONの場合、ステップSc20aにおいて不揮発メモリを更新する。ステップSc21では、リスタートフラグがONであるか判断し、ONの場合、ステップSc21aにおいてリスタートの準備をする。そして、ステップSc22が、ループ処理の終端となる。
図6は、LED照明システムC1の立ち上げ時における、無線コントローラ8と複数のLED照明装置B1との通信シーケンスを示している。複数のLED照明装置B1のうち8つのLED照明装置B1をNo.1〜8として以下の説明を行う。No.1〜8のLED照明装置B1が立ち上げられると(図5のステップSc4,Sc5,Sc8)、それぞれが、無線コントローラ8の無線親機部80との通信を試みる(図5のステップSc9)。この仮グループ接続が完了すると、No.1,2のLED照明装置B1が、LED照明装置グループGr1に属するものとして、このグループを担当する無線親機部80と関連付けられる。同様に、No.3,4のLED照明装置B1は、LED照明装置グループGr2に属するものとして、このグループを担当する無線親機部80と関連付けられる。No.5,6のLED照明装置B1は、LED照明装置グループGr3に属するものとして、このグループを担当する無線親機部80と関連付けられる。No.7,8のLED照明装置B1は、LED照明装置グループGr4に属するものとして、このグループを担当する無線親機部80と関連付けられる。
次に、無線コントローラ8は、No.1〜8のLED照明装置B1のMACアドレスから、それぞれのLED照明装置B1が属すべきLED照明装置グループを、EEPROM84から読み取る(図4のステップSp3)。そして、No.1〜8のLED照明装置B1に対して、属すべきグループ番号を本グループ設定として送信する(図4のステップSp9)。このデータに基づいて、No.1〜8のLED照明装置B1は、属すべきLED照明装置グループを担当する無線親機部80と関連付けられる(図5のステップSc15〜ステップSc15e)。これにより、本グループ接続が完了する。
図7は、本グループ接続が完了した後の、LED照明システムC1の装置構成を示している。LED照明装置グループGr1〜Gr6には、No.1〜8のLED照明装置B1を含め、本グループ接続が完了した複数のLED照明装置B1が属している。こののちは、各LED照明装置グループごとに独立して、発光量指示無線信号などを対象とした無線通信が行われる。
無線コントローラ8からLED照明装置B1に送られる発光量指示無線信号は、たとえば図8に示す調光年間スケジュールによって設定される。カレンダから現在日に相当するパターンが選択され、選択されたパターンと現在時刻からシーンが選択される。選択されたシーンには、各LED照明装置グループに属するLED照明装置B1の色合いおよび照度の設定値が格納されている。
たとえば、指定された色合いが色温度3,600Kであった場合、図9に示すように、LEDモジュール103Aの発光時間率を30%とし、LEDモジュール103Bの発光時間率を70%とする。さらに、この発光時間率に、指定された照度の最大照度に対する割合を乗ずる。この結果得られた発光時間率にしたがって、LEDモジュール103A,103BをPWM制御することにより、このLED照明装置B1は、色温度3,600Kの色合いで、指定の照度で発光する。
また、無線コントローラ8からLED照明装置B1に送られる発光量指示無線信号には、発光時間率を変化させるときの変化速度が情報として含まれている。この変化速度は、たとえば、調光年間スケジュールによって設定されるか、あるいはパーソナルコンピュータPCによって使用者が指定する。本実施形態においては、変化速度は、16種類用意されている。無線コントローラ8から各LED照明装置B1に変化速度が指定される。具体的には、16段階の変化速度に対して1〜16の番号を付す。
無線コントローラ8から変化速度の番号が指定されると、LED照明装置B1は、その番号によって定められた変化速度でLEDモジュール103AおよびLEDモジュール103Bの発光時間率を変化させる。さらに、たとえば、指定された発光時間率の変化量がLEDモジュール103AよりもLEDモジュール103Bの方が大である場合、まず、LEDモジュール103Bの発光時間率を指定された変化速度で変化させるのに要する時間が算出される。そして、この時間で発光時間率の変化をちょうど完了できるように、LEDモジュール103Aの変化速度が設定される。
さらに、LED照明装置B1の構成について、図12〜図23を参照しつつ、以下に詳述する。
図12〜図15に示すように、LED照明装置B1は、複数のLEDユニットA1および支持カバー101を備えている。LED照明装置B1は、たとえば図12および図13に示すように、事務机Dの上部に配置されており、天井Wと事務机Dの天面とを照らすように構成されている。
支持カバー101は、全体として細長筒状とされており、図12および図13に示すように、x方向が長手方向となる姿勢で、事務机Dの上部に対して取り付けられている。図14および図15に示すように、支持カバー101は、1対の円弧部111および1対の中板部112を備えている。1対の円弧部111は、同一円の一部ずつに相当し、互いにy方向において離間している。円弧部111は、LEDユニットA1からの光が意図しない方向に漏れることを防止するとともに、LED照明装置B1の外観をスマートな印象を抱かせるものとすることが期待されている。各中板部112は、各円弧部111から上記同一円の中心に向かってy方向に延びている。中板部112は、LEDユニットA1を支持する部分である。
LEDユニットA1は、図16に示すように、基板102、複数のLEDモジュール103、支持部材104、カバー105、第1および第2の電源部106A,106Bを備えている。さらに、LED照明装置B1に備えられた複数のLEDユニットA1のうちの一つは、無線子機ユニット7(図20参照)を備えている。LEDユニットA1は、x方向に延びる細長状であり、LED照明装置B1の発光機能を果たすユニットである。本実施形態においては、LEDユニットA1は、x方向寸法が1227mm、y方向寸法が33mm、z方向寸法が30mmとされている。LED照明装置B1においては、図14および図15に示すように、z方向上側に複数のLEDユニットA1が互いに並行に2列に配置され、z方向下側に複数のLEDユニットA1が1列に配置されている。上側の2列のLEDユニットA1は、図12および図13における天井Wを照らし、下側の1列のLEDユニットA1は、事務机Dの天面を照らす。
基板102は、図16および図17に示すように、x方向を長手方向、y方向を幅方向とする帯状であり、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる。本実施形態においては、基板102は、x方向寸法が204mm、y方向寸法が30mmとされており、1つのLEDユニットA1に6枚の基板102が設けられている。1枚の基板102には、288個のLEDモジュール103が搭載されている。これらのLEDモジュール103に対して後述する給電を行うために、基板102は、積層基板とされている。図17に示すように、隣り合う基板102どうしは、そのx方向端面どうしがほとんど隙間を生じさせない程度に近接して配置されている。隣り合う基板102に形成された配線パターン(図示略)どうしは、配線121によって互いに接続されている。
複数のLEDモジュール103は、LEDユニットA1の光源となるモジュールであり、図17に示すように基板102上に2列に配置されている。本実施形態においては、複数のLEDモジュール103は、LEDモジュール103AとLEDモジュール103Bとによって構成されている。LEDモジュール103A,103Bは、発する光の波長が互いに異なっており、たとえばLEDモジュール103Aは、色温度5,000K程度のいわゆる昼白色を発し、LEDモジュール103Bは、色温度3,000K程度のいわゆる電球色を発する。図17の左側の部分拡大図に示すように、LEDモジュール103AとLEDモジュール103Bとは、x方向において交互に配置されている。さらに、たとえば図17の右側の部分拡大図に示された部分においては、図中左側の基板102の右端にはLEDモジュール103Bが搭載されており、図中右側の基板102の左端には、LEDモジュール103Aが搭載されている。これにより、LEDユニットA1全体において、LEDモジュール103A,103Bがx方向において交互に配置されている。LEDユニットA1には、LEDモジュール103AとLEDモジュール103Bとが432個ずつ搭載されており、合計で864個のLEDモジュール103が用いられている。LEDモジュール103A,103Bは、平面視寸法が4.0mm×2.0mm程度である。
図18に示すように、LEDモジュール103A,103Bは、1対のリード131、LEDチップ132、封止樹脂133、およびリフレクタ134を備えている。1対のリード131は、たとえばCu合金からなり、その一方にLEDチップ132が搭載されている。リード131のうちLEDチップ132が搭載された面と反対側の面は、LEDモジュール103を面実装するために用いられる実装端子131aとされている。LEDチップ132は、LEDモジュール103の光源であり、たとえば青色光を発光可能とされている。封止樹脂133は、LEDチップ132を保護するためのものである。封止樹脂133は、LEDチップ132からの光によって励起されることにより黄色光を発する蛍光物質を含む透光樹脂を用いて形成されている。LEDモジュール103AとLEDモジュール103Bとでは、封止樹脂133の構成が異なる。この相違によって、LEDモジュール103Aからは昼白色が、LEDモジュール103Bからは電球色が、それぞれ発せられる。上記蛍光物質としては、黄色光を発するものに代えて、赤色光を発するものと緑色光を発するものとを混合して用いてもよい。リフレクタ134はたとえば白色樹脂からなり、LEDチップ132から側方に発された光を上方に反射するためのものである。
図16に示すように、支持部材104は、たとえばアルミ製であり、底部141、2つの側板部142、および2つの押さえ板146を有する断面コの字状である。底部141の外側には、基板102が取り付けられている。本実施形態においては、底部141と基板102とは、y方向寸法がほぼ同じとされている。2つの側板部142には、係止溝143,144が形成されている。係止溝143,144は、x方向に延びており、y方向内方に窪んでいる。2つの押さえ板146は、側板部142の下端に取り付けられている。
カバー105は、図14に示すようにx方向に延びる断面円弧状の帯状であり、LEDモジュール103からの光を拡散しつつ透過するたとえば乳白色の樹脂からなる。図16に示すように、カバー105の両端縁には、係止片151,152が形成されている。係止片151,152は、ともにx方向に延びており、y方向内方に向かって突出している。係止片151は、係止溝143と係合しており、係止片152は、係止溝144と係合している。
電源部106A,106Bは、ケース161、電源基板162および複数の電子部品163からなり、支持部材104に収容されている。ケース161は、断面コの字状であり、たとえば金属製である。ケース161には、電源基板162が取り付けられている。図19に示すように、電源基板162は、長矩形状であり、複数の電子部品163が実装されている。複数の電子部品163は、たとえば、コンデンサ163a、ダイオード163b、回路保護素子163c、ドライバIC163d(上述したLEDドライバ75A,75Bとして機能する)、コイル163e、抵抗器163f、たとえばパワーMOSFETからなるトランジスタ163gなどである。電源部106A,106Bからは、図示しないコネクタが延びている。図16に示すように電源部106A,106Bは、それぞれのケース161が押さえ板146によって押さえられることによって支持部材104に対して固定されている。押さえ板146とケース161とは、たとえば図示しないボルトによって結合されている。
本実施形態においては、1つのLEDユニットA1に2つずつの電源部106A,106Bが設けられている。各電源部106Aは、216個ずつのLEDモジュール103Aに対して電源供給を行い、各電源部106Bは、216個ずつのLEDモジュール103Bに対して電源供給を行う。各LEDモジュール103には、たとえば最大で電圧が3V程度、電流が20mA程度の直流電力が供給される。
図20は、LED照明装置B1をz方向上方から見た図であり、x方向左端にあるLEDユニットA1以外のLEDユニットA1を省略している。同図から理解されるように、LED照明装置B1のz方向上方、すなわち図12における天井W側には、互いに平行に並べられた2列のLEDユニットA1が臨んでいる。これらの2列のLEDユニットA1は、天井Wの照明に用いられる。z方向上側に設けられたLEDユニットA1は、図21に示す構成とされており、支持カバー101の中板部112に対してz方向上側に設置されている。
図22は、LED照明装置B1に設けられたz方向上側のLEDモジュールA1を省略した図である。z方向下側に配置されたLEDユニットA1には、図23に示すようにそのx方向両端にホルダ145が設けられている。ホルダ145は、y方向両側に延出している。このLEDユニットA1を支持カバー101に取り付けるには、図15に示す1対の中板部112どうしの隙間にカバー105および支持部材104を挿入する。すると、y方向に延出するホルダ145が中板部112に引っかかる格好となる。これにより、LEDユニットA1が中板部112によって支持される。
図20に示すように、本実施形態においては、無線子機ユニット7は、直方体のケースに無線子機部70およびMCU74が内蔵された形態とされており、LEDユニットA1の支持部材104およびカバー105に対してx方向において隣接する位置に配置されている。
次に、LED照明システムC1の作用について説明する。
本実施形態によれば、各LED照明装置B1は、該当するLED照明装置グループを担当する無線親機部80と関連付けられた状態で無線通信を行う。このため、いずれかの無線親機部80が意図しないほどの多数のLED照明装置B1と無線通信するという事態を回避することができる。これにより、複数のLED照明装置B1の無線通信が互いに干渉してしまうことを防止可能であり、無線コントローラ8と複数のLED照明装置B1とをスムーズに無線通信させることができる。
各無線親機部80は、それぞれ専用のサブMPU86によって制御される。言い換えると、各サブMPU86は、1つの無線親機部80のみを制御すればよい。これにより、サブMPU86から無線親機部80への指令が遅延するおそれがほとんどなく、スムーズな無線通信の実現に有利である。また、7つのサブMPU86をメインMPU83によって統括的に制御することにより、複数の無線親機部80の通信処理を互いに好適なタイミングで行わせることができる。
本実施形態によれば、複数のLED照明装置B1は、LEDモジュール103A,103Bそれぞれが発する色温度の間で、任意の色温度の光を発することができる。この色温度や照度の調整を無線通信を用いて自動的に行うことが可能であるため、使用者が都度LED照明装置B1を操作する必要がない。
LED照明装置B1においては、LEDモジュール103AとLEDモジュール103Bとが交互に配置されている。これにより、電球色の光と昼白色の光とを適切に混色させることが可能であり、LED照明装置B1が指定した色温度で均一に発光しているように見せることができる。
同じLED照明装置グループに属するLED照明装置B1に対するデータ送信をスムーズに完了させることができる。これは、同じ条件で調光したいLED照明装置B1をほぼ同時に調光動作させるのに適している。また、調光速度を設定可能であることにより、同じLED照明装置グループに属するLED照明装置B1は、同じタイミングで調光を開始し、かつ使用者にとって快適な変化速度で調光を完了させることができる。
無線子機ユニット7が金属製の支持部材104によって覆われない位置に設けられていることにより、無線コントローラ8の無線親機部80からの発光量指示無線信号を適切に受信することができる。これは、スムーズな無線通信の実現に有利である。
図24〜図36は、LED照明装置B1と同様にLED照明システムC1に用いられるLED照明装置の他の例を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図24〜図26は、LED照明システムC1に用いられるLED照明装置の他の例を示している。本実施形態のLED照明装置B2は、複数のLEDユニットA1の配置が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、支持カバー101において中板部112に対してz方向上方にのみ、複数のLEDユニットA1が2列で配置されている。図25および図26に示すように、支持カバー101は、遮蔽ブラケット113を有している。遮蔽ブラケット113は、1対の円弧部111において、中板部112に対してz方向下側の空間にはめ込まれている。遮蔽ブラケット113のz方向下面は断面円弧状とされており、この円弧状の下面が1対の円弧部111と連続となっている。遮蔽ブラケット113は、たとえば不透明な樹脂によって形成されている。このようなLED照明装置B2は、たとえば図12および図13における天井Wのみを照らす目的で用いられる。本実施形態から理解されるように、LEDユニットA1を用いることにより、照明が必要な方向を照らしつつ、LED照明装置B2に搭載されるLEDユニットA1の本数を必要最低限に抑えることが可能であり、合理的である。
図27および図28は、LED照明システムC1に用いられるLED照明装置のさらに他の例を示している。本実施形態のLED照明装置B3は、複数のLEDユニットA1の配置が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、支持カバー101において中板部112に対してz方向下方にのみ、複数のLEDユニットA1が1列で配置されている。このようなLED照明装置B3は、たとえば図12および図13における事務机Dの天面のみを照らす目的で用いられる。本実施形態からも理解されるように、LEDユニットA1を用いることにより、照明が必要な方向を照らしつつ、LED照明装置B3に搭載されるLEDユニットA1の本数を必要最低限に抑えることが可能であり、合理的である。
図29〜図32は、LED照明システムC1に用いられるLED照明装置のさらに他の例を示している。本実施形態のLED照明装置B4は、異なる種類のLEDユニットA1,A2を備えている点が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、LEDユニットA1とLEDユニットA2とが、z方向において支持プレート115を挟んで配置されている。LEDユニットA2は、LEDユニットA1と比べて、y方向寸法が顕著に大とされている。図32に示すように、LEDユニットA2においては、複数のLEDモジュール103が4列に配置されている。この4列のLEDモジュール103は、2本のLEDモジュールA1を並列に並べた場合に存在するLEDモジュール103の個数に相当する。
支持部材104は、y方向に比較的幅広の断面コの字状とされている。支持部材104が幅広であることにより、電源部106A,106Bの収容に充てられる空間が大きい。このため、電源部106A,106Bの占有空間のx方向寸法を縮小することが可能である。
このような構成によれば、2列に配置されたLEDユニットA1、A2によって、図12および図13における天井Wおよび事務机Dの天面を照らすことができる。たとえば、LED照明装置B1のように3列のLEDユニットA1を用いた構成と比べてシンプルな構成とすることができる。
図33〜図36は、LED照明システムC1に用いられるLED照明装置のさらに他の例を示している。本実施形態のLED照明装置B5は、LEDユニットA2のみを備えている点が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、z方向上方を照らすLEDユニットA2のみが用いられている。すなわち、LEDユニットA2そのものが、LED照明装置B5を兼ねているといえる。このような実施形態から理解できるように、上述したLEDユニットA1,A2は、給電されれば、それ自体で発光機能を果たすことが可能である。これにより、LEDユニットA1、A2のみから構成されるLED照明装置から、多数のLEDユニットA1,A2を組み合わせて構成されるLED照明装置など、さまざまなLED照明装置を実現することができる。
図10は、本発明の第2実施形態に基づくLED照明装置C2を示している。本実施形態のLED照明システムC2は、複数のLED照明装置B6を備える点が、上述したLED照明システムC1と異なるが、それ以外の構成は、LED照明システムC1と同様である。LED照明装置B6は、作業する場を直接照らす、いわゆるタスクライトとして用いられるものである。
図11に示すように、LED照明装置B6は、AC/DC変換器71からの直流24Vを直流5Vに変換するDC/DC変換器72を備えている。また、タッチセンサ265と、これを制御するセンサI/F76を備えている。
タッチセンサ265は、使用者がLED照明装置B6のON/OFF、色合い調整、照度調整を手動で行うためのものである。このため、LED照明装置B6の動作フローは、LED照明システムC1と若干異なる。すなわち、図5のステップSc12において、LED照明装置B6のモードを確認する。このモードがLED照明装置B6の場合、タスクライトとして認識される。すると、ステップSc12aにおいて、タッチセンサ265からの入力の有無を確認する。タッチセンサ265からの入力があると、ステップSc12bにおいて、無線による調光フラグをOFFとし、無線無効とする。この状態では、LED照明装置B6は、無線コントローラ8からの発光量指示無線信号を受け付けず、タッチセンサ265からの入力のみにしたがって、調光を行う。
さらに、LED照明装置B6の構成について、図12、図13、および図37〜図65を参照しつつ、以下に詳述する。
LED照明装置B6は、図12および図13に示すように、たとえば屋内において事務机Dの天面を照らすために用いられるものである。図37〜図42に示すように、LED照明装置B6は、ケース201、基板202、複数のLEDモジュール203、内ケース204、電源部206、無線子機ユニット7、およびタッチセンサ265を備えている。LED照明装置B6は、無線子機ユニット7を備えることにより、後述するLED照明システムC2を構成可能である。
ケース201は、全体として球形状であり、たとえば鉄製である。図43〜図45に示すように、ケース201には、開口211、ケーブル孔212A、複数の通気孔212、および背面孔213が形成されている。開口211は、球形状の一部を切り取ったときの切断面に相当する形状とされている。ケーブル孔212Aは、図43の一点鎖線方向から見た中央付近に形成されている。複数の通気孔212は、ケーブル孔212Aを囲むように同心円状に配置されている。背面孔213は、開口211と反対側に設けられている。本実施形態においては、ケース201の外形が120mm、開口211の直径が90mm程度、ケーブル孔212Aの直径が8mm程度、各通気孔212の直径が3mm程度、背面孔213の直径が40mm程度とされている。また、ケース201は、厚さが1mm程度の鉄板を加工することによって形成されている。
図41および図46〜図48に示すように、ケース201には、ブラケット216が取り付けられている。ブラケット216は、ケース201と同様にたとえば厚さ1mmの鉄板を加工することにより形成されており、接合部216a、筒状部216b、内ケース支持部216c、およびセンサステー216eを有する。接合部216aは、ケース201のうち背面孔213が形成された部分に沿うように形成された球面状であり、ケース201に対して溶着されている。筒状部216bは、接合部216aにつながっており、円筒形状とされている。内ケース支持部216cは、筒状部216bから内側に折り返された円環枠状部分である。内ケース支持部216cには、樹脂ピン孔216dが設けられている。センサステー216eは、接合部216aの内側にもうけられており、比較的細い円環状部が4つの橋絡部によって支持された構造とされている。本実施形態においては、筒状部216bの直径が84mm程度、接合部216aと筒状部216bとを合わせた高さが57mm程度、内ケース支持部216cの内径が71mm程度、樹脂ピン孔216dの直径が3.5mm程度、センサステー216eの内径が32mm程度とされている。
図41および図49〜図51に示すように、内ケース204は、底部241および筒状部242を有しており、たとえばアルミからなる。底部241には、複数の樹脂ピン孔241aが形成されている。筒状部242からは4つの舌部243が径方向外方に延出している。各舌部243には、樹脂ピン孔243aが形成されている。図41に示すように、内ケース204は、樹脂ピン245を介してブラケット216に対して固定されている。樹脂ピン245は、内ケース204の樹脂ピン孔243aとブラケット216の樹脂ピン孔216dとに挿通されており、これらに嵌まり込んでいる。本実施形態においては、底部241の直径が70mm程度、厚さが4.5mm程度、筒状部242の直径が70mm程度、厚さが2.5mm程度とされている。
図41、図42、図58に示すように、基板202は、略円形状とされており、たとえば熱伝導率を高めるためのフィラーが混入されたガラスエポキシ樹脂からなる。基板202は、内ケース204の底部241の外面に設けられている。基板202には、複数のLEDモジュール203が搭載されている。本実施形態においては、基板202の直径が65mm程度、厚さが1mm程度とされている。複数のLEDモジュール203が搭載されている領域は、直径50mm程度の円形領域である。
複数のLEDモジュール203は、LED照明装置B6の光源となるモジュールであり、図58に示すように基板202上に搭載されている。図42に示すように、複数のLEDモジュール203は、ケース201の開口211から外方に臨んでいる。本実施形態においては、複数のLEDモジュール203は、LEDモジュール203AとLEDモジュール203Bとによって構成されている。LEDモジュール203A,203Bは、発する光の波長が互いに異なっており、たとえばLEDモジュール203Aは、色温度5,000K程度のいわゆる昼白色を発し、LEDモジュール203Bは、色温度3,000K程度のいわゆる電球色を発する。複数のLEDモジュール203は、LEDモジュール203AとLEDモジュール203Bとがそれぞれ列をなすように配置されている。LEDモジュール203Aの列とLEDモジュール203Bの列とは、互いに交互に配置されている。LED照明装置B6には、LEDモジュール203AとLEDモジュール203Bとが300個ずつ搭載されており、合計で600個のLEDモジュール203が用いられている。このような多数のLEDモジュール203が直径50mm程度の領域に配置されることにより、これらのLEDモジュール203が点灯すると、基板202が面状に発光しているように認識される。すなわち、複数のLEDモジュール203は、面状光源を構成している。
図59および図60に示すように、LEDモジュール203A,203Bは、LEDチップ232、封止樹脂233、基板235、および1対の実装端子234を備えている。LEDモジュール203は、幅が0.8mm、長さが1.6mm、厚さが0.5mm程度とされており、小型でありかつ非常に薄型のLEDモジュールとして構成されている。
基板235は、平面視略矩形状であり、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる絶縁基板である。基板235の表面には、LEDチップ232が搭載されている。基板235の裏面には、1対の実装端子234が形成されている。基板235の厚さは、0.08〜0.1mm程度とされている。LEDチップ232は、LEDモジュール203A,203Bの光源であり、たとえば青色光を発光可能とされている。封止樹脂233は、LEDチップ232を保護するためのものである。封止樹脂233は、LEDチップ232からの光によって励起されることによりたとえば黄色光を発する蛍光物質を含む透光樹脂を用いてモールド成形されている。LEDモジュール203AとLEDモジュール203Bとでは、封止樹脂233の構成が異なる。この相違によって、LEDモジュール203Aからは昼白色が、LEDモジュール203Bからは電球色が、それぞれ発せられる。上記蛍光物質としては、黄色光を発するものに代えて、赤色光を発するものと緑色光を発するものとを混合して用いてもよい。
図41に示すように、基板202とケース201の開口211との間には、リフレクタ214が設けられている。図54〜図57に示すように、リフレクタ214は、たとえばABS樹脂からなり、パラボラ状の部分を有しており、その内面が反射面214aとされている。反射面214aは、複数のLEDモジュール203からの光を外部に向けて拡散させつつ反射する。反射面214aは、金属光沢面ほどの高反射率の面とはされておらず、たとえば微細な凹凸が適度に形成された白色の面である。リフレクタ214には、複数の舌部214bが形成されている。複数の舌部214bは、同一円上に配置されており、それぞれが図55における上方に延びている。図41に示すように、リフレクタ214は、舌部214bによって内ケース204を挟むことにより、内ケース204に対して取り付けられている。リフレクタには、透過プレート215が取り付けられている。透過プレート215は、透明な樹脂またはガラスからなり、基板202を覆っている。本実施形態においては、反射面214aの最大直径が87mm程度、最小直径が52mm程度とされている。また、リフレクタ214の高さが25mm程度とされている。
電源部206は、複数のLEDモジュール203に電力を供給するためのものであり、図41、図52、図53に示すように、電源基板261および複数の電子部品262からなる。電源基板261は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなり、本実施形態においては、直径が60mm程度とされている。図52および図53に示すように複数の電子部品262は、電源基板261に搭載されている。複数の電子部品262は、たとえばコンデンサ262a、コイル262b、直流変換素子262c、およびタッチセンサ基板262dからなる。また、本実施形態においては、無線子機ユニット7が電源基板261に実装されている。電源部206には、図38および図39に示すケーブル264がつなげられている。ケーブル264は、図45に示すケーブル孔212Aに挿通されている。
図41に示すように、電源部206は、内ケース204内に収容されている。電源基板261は、樹脂ピン245を介して内ケース204の底部241に固定されている。この樹脂ピン245は、電源基板261に設けられた孔と図49〜図51に示す内ケース204の底部241に設けられた樹脂ピン孔241aとに挿通されておりこれらに嵌めこまれている。電源部206は、複数のLEDモジュール203Aと複数のLEDモジュール203Bとに対してそれぞれ独立に電力を供給しており、それぞれの発光量を独立に制御可能である。
タッチセンサ265は、使用者が指で接触したことを検出するセンサであり、電源部206に対してケーブルを介して接続されている。使用者は、タッチセンサ265を用いて、LED照明装置B6の発光量および色合い(複数のLEDモジュール203の発光量)を調節可能である。タッチセンサ265は、図64および図65に示すように、円形状の頭部265aとこれに繋がる軸部265bとを有している。図37に示すように、本実施形態においては、5つのタッチセンサ265が設けられている。たとえば、中央のタッチセンサ265は、LED照明装置B6のON/OFF切り替えに用いられる。残りの4つのタッチセンサ265のうち、中央のタッチセンサ265を挟んで離間配置された1対のタッチセンサ265は、LED照明装置B6の明暗を調節するために用いられ、残りの1対のタッチセンサ265は、LED照明装置B6の色合いを調節するために用いられる。
図41に示すように、タッチセンサ265は、センサ支持部266によって支持されている。図61〜図63に示すように、センサ支持部266は、円形状とされており、たとえばABS樹脂からなる。センサ支持部266には、5つのセンサ孔266aが形成されている。各センサ孔266aには、タッチセンサ265の軸部265bがはめ込まれる。これにより、5つのタッチセンサ265がセンサ支持部266に支持される。図41および図62に示すように、センサ支持部266は、ケース201の背面孔213内に配置されており、図47に示すセンサステー216eによって支持されている。図62に示すように、センサ支持部266とケース201との間には、ケース201の内外に通じる隙間67が設けられている。
図39および図41に示すように、本実施形態のLED照明装置B6は、ケース201を支持する支持プレート210をさらに備えている。支持プレート210は、たとえば透明なアクリル樹脂からなり、事務机Dに対して固定されている。支持プレート210には、円形孔210aが形成されている。円形孔210aは、その直径が108mm程度とされており、ケース201の直径よりも若干小である。ケース201は、円形孔210aに嵌めこまれている。ケース201は、開口211を鉛直方向真下に向けた状態から18度傾けた状態で支持プレート210に対して固定されている。
無線子機ユニット7は、たとえばIEEE802.15.4規格にしたがった物理層を有する無線子機部70とこれを制御するMCU74とからなる(図11参照)。図41、図52、図53に示すように、本実施形態においては、無線子機ユニット7は、電源部206の電源基板261に搭載されている。さらに、無線子機ユニット7は、電源基板261のほぼ中央に位置している。この位置は、図41に示すように、背面孔213がケース201を貫通する方向において、背面孔213と重なっている。
本実施形態によっても、各LED照明装置B6は、該当するLED照明装置グループを担当する無線親機部80と関連付けられた状態で無線通信を行う。このため、いずれかの無線親機部80が意図しないほどの多数のLED照明装置B6と無線通信するという事態を回避することができる。これにより、複数のLED照明装置B6の無線通信が互いに干渉してしまうことを防止可能であり、無線コントローラ8と複数のLED照明装置B6とをスムーズに無線通信させることができる。
LED照明装置B6においては、LEDモジュール203AとLEDモジュール203Bとがそれぞれ列をなして交互に配置されている。これにより、電球色の光と昼白色の光とを適切に混色させることが可能であり、LED照明装置B6が指定した色温度で面状にかつ均一に発光しているように見せることができる。
無線子機ユニット7が背面孔213と重なる位置に設けられていることにより、無線コントローラ8の無線親機部80からの発光量指示無線信号がケース201によって不当に遮蔽されてしまうことを防止可能である。これは、スムーズな無線通信の実現に有利である。
本発明に係るLED照明システムは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明システムの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2 LEDユニット
B1〜B5 (細長状発光)LED照明装置
B6 (面状発光)LED照明装置
C1,C2 LED照明システム
W 天井
x (第1の)方向
y 方向
z 方向
7 無線子機ユニット
70 無線子機部
71 AC/DC変換器
72 DC/DC変換器
73 レギュレータ
74 MCU(制御部)
75A (第1の)LEDドライバ
75B (第2の)LEDドライバ
76 センサI/F
8 無線コントローラ
80 無線親機部
81 AC/DC変換器
82 レギュレータ
83 メインMPU(主制御部)
84 EEPROM
85 RTC
86 サブMPU(副制御部)
87 LANユニット
101 支持カバー
102 基板
103 LEDモジュール
103A (第1の)LEDモジュール
103B (第2の)LEDモジュール
104 支持部材
105 カバー
106A 電源部
106B 電源部
111 円弧部
112 中板部
113 遮蔽ブラケット
115 支持プレート
131 リード
131a 実装端子
132 LEDチップ
133 封止樹脂
134 リフレクタ
141 底部
142 側板部
143,144 係止溝
145 ホルダ
146 押さえ板
151,152 係止片
161 ケース
162 電源基板
163 電子部品
163a コンデンサ
163b ダイオード
163c 回路保護素子
163d ドライバIC
163e コイル
163f 抵抗器
163g トランジスタ
201 ケース
202 基板
203 LEDモジュール
203A (第1の)LEDモジュール
203B (第1の)LEDモジュール
204 内ケース
206 電源部
210 支持プレート
210a 円形孔
211 開口
212 通気孔
212A ケーブル孔
213 背面孔(無線信号通過孔)
214 リフレクタ
215 透過プレート
216 ブラケット
216a 接合部
216b 筒状部
216c 内ケース支持部
216d 樹脂ピン孔
216e センサステー
232 LEDチップ
233 封止樹脂
234 実装端子
235 基板
241 底部
242 筒状部
243 舌部
243a 樹脂ピン孔
245 樹脂ピン
261 電源基板
262 電子部品
262a コンデンサ
262b コイル
262c 直流変換素子
262d タッチセンサ基板
264 ケーブル
265 タッチセンサ
266 センサ支持部
267 隙間

Claims (11)

  1. 複数のLEDチップ、上記LEDチップを発光制御するLEDドライバ、上記LEDドライバに対して発光量指示信号を送信する制御部、および発光量指示無線信号を受信可能であり、上記制御部に対して全体発光量指示信号を送信する無線子機部、を備える複数のLED照明装置と、
    上記発光量指示無線信号を送信する複数の無線親機部と、を備えており、
    上記複数のLED照明装置は、複数のLED照明装置グループに区分けされており、
    上記複数のLED照明装置のうち同一の上記LED照明装置グループに属するものは、同一の上記無線親機部から上記発光量指示無線信号を受信することを特徴とする、LED照明システム。
  2. 上記各LED照明装置は、上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを認識していない状態で、上記複数の無線親機部のいずれかとの通信を開始し、
    上記各無線親機部は、上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを認識していない状態の上記LED照明装置に対して、上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを設定するグループ設定信号を送信する、請求項1に記載のLED照明システム。
  3. 上記複数の無線親機部と、上記各無線親機部の通信制御を各別に独立して行う複数の副制御部と、上記複数の副制御部の動作を制御する主制御部と、を備える無線親機ユニットをさらに備える、請求項2に記載のLED照明システム。
  4. 上記複数の無線親機部は、それぞれが1つの上記副制御部を備える、請求項3に記載のLED照明システム。
  5. 上記主制御部は、上記複数のLED照明装置が上記複数のLED照明装置グループのいずれに属するかを設定するグループ設定情報を記憶可能であり、かつ上記各副制御部は、上記主制御部から得た上記グループ設定情報に基づいて、上記グループ設定信号を対応する上記無線親機部に送信する、請求項3または4に記載のLED照明システム。
  6. 上記各LED照明装置は、それぞれが上記LEDチップを有しており、互いに異なる波長の光を発する複数の第1のLEDモジュールおよび複数の第2のLEDモジュールと、複数の上記LEDドライバとしての、上記第1のLEDモジュールを発光制御する第1のLEDドライバ、および上記第2のLEDモジュールを発光制御する第2のLEDドライバと、を備えており、
    上記発光量指示無線信号は、上記LED照明装置が発する光の色合い情報および照度情報を含み、
    上記制御部は、上記第1および第2のLEDドライバに対して上記第1および第2のLEDモジュールの発光時間率情報を含む第1および第2の発光量指示信号を送信する、請求項1ないし5のいずれかに記載のLED照明システム。
  7. 上記発光量指示無線信号は、上記LED照明装置が発する光の色合いおよび照度の少なくともいずれかを変化させるときの変化速度情報を含み、
    上記制御部は、上記変化速度情報にもとづいて、上記第1および第2の発光量指示信号を変化させる、請求項6に記載のLED照明システム。
  8. 上記複数のLED照明装置は、上記複数の第1および第2のLEDモジュールの少なくともいくつかずつが、第1の方向に沿って列をなして配置されており、かつ複数の上記第1のLEDモジュールと複数の上記第2のLEDモジュールとが交互に配置された細長状発光LED照明装置を含んでいる、請求項6または7に記載のLED照明システム。
  9. 上記細長状発光LED照明装置は、上記第1の方向に延びており、上記複数の第1および第2のLEDモジュールが搭載された基板と、上記第1の方向に延びており、上記基板が取り付けられた支持部材と、を備えており、
    上記無線子機部は、上記支持部材に対して上記第1の方向において隣り合う位置に設けられている、請求項8に記載のLED照明システム。
  10. 上記複数のLED照明装置は、複数の上記第1のLEDモジュールと、複数の上記第2のLEDモジュールとが、それぞれが列をなして配置されており、かつ上記第1のLEDモジュールの列と上記第2のLEDモジュールの列とが交互に配置された面状発光LED照明装置を含んでいる、請求項6または7に記載のLED照明システム。
  11. 上記面状発光LED照明装置は、上記複数の第1および第2のLEDモジュールを露出させる開口と、上記発光量指示無線信号を通過させる無線信号通過孔とを有するケースをさらに備えており、
    上記無線信号通過孔が上記ケースを貫通する方向視において、上記無線信号通過孔と上記無線子機部とが重なっている、請求項10に記載のLED照明システム。
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