JP2011064375A - 空調管理システム - Google Patents

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聡 遠藤
Toshiyasu Higuma
利康 樋熊
Yoshiaki Koizumi
吉秋 小泉
Naoyuki Hihara
直之 樋原
Takuya Mukai
卓也 向井
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Abstract

【課題】空調機器と設置場所との対応付けを容易にかつ適切に行う空調管理システムを提供する。
【解決手段】温度センサ端末2は、他の温度センサ端末との距離から自身の位置情報を取得し、取得した位置情報を統括コントローラ3に送信する。位置情報を取得した統括コントローラ3は、温度センサ端末2と空調機器とを対応付ける。統括コントローラ3は、対応付けた情報と温度センサ端末2から取得した温度情報とに基づいて空調機器を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測位機能を備えた空調管理システムに関する。
屋内の温度等を測定し、得られた温度情報等に基づいて適切に空調管理を行う技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、空調制御を統括するコントローラと各エリアに配置された端末とが無線通信によって温度情報等のやりとりを行い、空調管理を行うシステムが提案されている。
特開平10−311590号公報
特許文献1のシステムでは、各エリアに配置された端末から、統括コントローラに対して情報を送る。そして、対象のエリアの空調を行うためには、統括コントローラの中で、各エリアに配置された端末と、それに対応した空調機器とを対応付ける必要がある。この対応付けは、人手により行われており、対応付けを誤る危険性と確認作業を行う手間があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、空調機器と設置場所との対応付けを容易にかつ適切に行う空調管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の空調管理システムは、複数の端末装置と、複数の空調機器を制御する統括コントローラと、から構成される空調管理システムである。
前記端末装置は、周囲の温度を測定する温度測定手段と、自らの位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記温度測定手段が測定した温度情報と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報と、を前記統括コントローラに送信する送信手段と、を備える。
前記統括コントローラは、前記端末装置の温度情報と位置情報とを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記端末装置の位置情報に基づいて、当該端末装置と前記空調機器とを対応付ける対応付け手段と、前記取得手段が取得した前記端末装置の温度情報に基づいて、対応する前記空調機器を制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、空調機器と設置場所との対応付けを容易にかつ適切に行うことができ、誤った対応付けを防止することができる。
実施の形態1の測位機能を備えた空調管理システムの概略図である。 実施の形態1の温度センサ端末の機能の概略的なブロック図である。 実施の形態1の温度センサ端末の位置測定の方法を示す概略図である 実施の形態1の統括コントローラの機能の概略的なブロック図である。 実施の形態2の測位機能を備えた空調管理システムの概略図である。 実施の形態2の操作端末の機能の概略的なブロック図である。 実施の形態2の操作端末の位置測定の方法を示す概略図である 実施の形態2の統括コントローラの機能の概略的なブロック図である。 実施の形態3の測位機能を備えた空調管理システムの概略図である。 実施の形態3の温度センサ端末の位置測定の方法を示す概略図である。 実施の形態4の測位機能を備えた空調管理システムの概略図である。 実施の形態4の操作端末の位置測定の方法を示す概略図である
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における測位機能を備えた空調管理システム100の概略的な構成要素を示すものである。図1に示すように、空調管理システム100は、空調機1と、複数の温度センサ端末2と、統括コントローラ3と、から構成される。
空調機1は、還気ダクト9から空気を取り込み、給気ダクト8を介して、各エリアAR1〜AR4に送風を行う。給気ダクト8内には、空気の通過とせき止めを切り替える複数のダンパ4が各エリアAR1〜AR4に対応して設置されている。
空調機1は通信線6を介して統括コントローラ3と接続されている。また、各ダンパ4は通信線5を介して統括コントローラ3と接続されている。空調機1及び各ダンパ4は、統括コントローラ3の制御により動作する。統括コントローラ3は、空調機1及び各ダンパ4(以下、これらをまとめて空調機器ともいう)を制御することによって、各エリアAR1〜AR4の空調を管理する。
温度センサ端末2は、空調の対象となる各エリアAR1〜AR4に設置される。各温度センサ端末2は、通信線7を介して統括コントローラ3と接続されている。温度センサ端末2は、各エリアAR1〜AR4の温度を測定し、温度情報を統括コントローラ3に送信する。
複数の温度センサ端末2は、それぞれ自身の位置情報を保持する。しかし、特定の温度センサ端末2の設置場所を変更する場合や新たに温度センサ端末2を設置する場合には、その温度センサ端末2に位置情報を取得させる必要がある。この場合に、設置者が、設置場所を変更した温度センサ端末2に位置情報を取得させるため、温度センサ端末2を操作して、温度センサ端末2による位置情報の取得動作を開始させる。
図2は、実施の形態1における温度センサ端末2の機能の概略的なブロック図である。図2に示すように、温度センサ端末2は、温度センサ11と、温度検知部12と、測距実行部13と、タイマ14と、外部入力部15と、送受信部16と、アンテナ17と、測距応答部18と、測位計算部19と、から構成される。
温度センサ11は、周囲の温度を測定するセンサである。温度検知部12は、温度センサ11から温度情報を取得する。
測距実行部13は、外部入力部15から所定の入力があったことに応答して、タイマ14による計時をスタートさせる。また、測距実行部13は、タイマ14による計時をスタートさせると同時に他の温度センサ端末2に測距を依頼する信号(以下、測距依頼信号と称す)をアンテナ17からブロードキャストで送信する。タイマ14は、時間を計測する。外部入力部15は、ユーザの操作を受け付けるユーザインターフェースである。ユーザは、外部入力部15を操作することで測距実行部13による測距を開始できる。
送受信部16は、他の温度センサ端末2や統括コントローラ3と通信するための通信インターフェースである。送受信部16には、他の温度センサ端末2と無線通信するためのアンテナ17が接続される。
測距応答部18は、自身の位置情報を保持する。なお、この位置情報はGPS(Global Positioning System)の位置情報など、温度センサ端末2の位置を特定できるものであればよい。測距応答部18は、他の温度センサ端末2から測距依頼信号を受けた場合、測距依頼信号の送信元となる温度センサ端末2へ、測距依頼信号に対する応答の信号(以下、測距応答信号と称す)と自身の位置情報とを送信する。
測位計算部19は、他の温度センサ端末2から測距応答信号とその端末の位置情報とを受け取ると、タイマ14から伝送時間を受け取る。測位計算部19は、計三つの温度センサ端末2との伝送時間と位置情報とを受け取ると、他の温度センサ端末2との伝送時間と位置情報とから、自身の位置を算出する。自身の位置を算出すると、測位計算部19は、自身の位置情報と識別情報を、統括コントローラ3に送信する。
また、温度センサ端末2が、統括コントローラ3から温度情報を取得するための信号(以下、温度取得依頼信号と称す)を受け取った場合は、温度検知部12が温度センサ11から温度情報を取得し、自身の温度センサ端末2の識別情報と取得した温度情報とを統括コントローラ3に送信する。
なお、温度検知部12、測距実行部13、測距応答部18、測位計算部19は、物理的にはCPU(Central Processing Unit)やプログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)や記憶領域となるRAM(Random Access Memory)などから構成される。
図3は、温度センサ端末2の位置測定の方法を概略的に示す図である。図3では、温度センサ端末2として測距依頼元温度センサ端末23、測距依頼先温度センサ端末24a、24b、24cが設けられている場合に、温度センサ端末23が位置情報を取得する場合の例について説明する。
温度センサ端末23は、自身の位置を取得するために、UWB(Ultra Wide Band)等の無線通信手段を用いて、自身の識別情報を含む測距依頼信号をブロードキャストで送信する。温度センサ端末23は、同時に温度センサ端末23内部のタイマ14で時間計測を開始する。
温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cは、自らの位置情報を保持している。温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cは、温度センサ端末23から送信された測距依頼信号を受信すると、測距応答信号と自身の位置情報とを温度センサ端末23に送信する。
温度センサ端末23は、温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cから送信された測距応答信号と位置情報とを受信する。測距依頼信号を送信してから測距応答信号を受信するまでの時間差(以下、伝送時間と称す)から、温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cまでのそれぞれの距離である距離26a、距離26b、距離26cを求める。
さらに、温度センサ端末23は、温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cから受け取った位置情報と、距離26a、距離26b、距離26cから、温度センサ端末23の位置を求める。温度センサ端末23は、自身の位置情報を通信線25によって統括コントローラ3に送信する。このようにして自身の位置情報を取得した温度センサ端末23は、温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cと同様に自身の位置情報を保持する温度センサ端末となる。
図4は、実施の形態1における統括コントローラ3の機能の概略的なブロック図である。図4に示すように、統括コントローラ3は、温度センサ端末側送受信部31と、空調機器側送受信部33と、外部入力部35と、対応付け部36と、温度情報取得部37と、空調機器制御部38と、から構成される。
温度センサ端末側送受信部31は、温度センサ端末2と通信するための通信インターフェースであり、通信線7と接続される温度センサ端末ポート32を有する。
空調機器側送受信部33は、空調機器(空調機1及びダンパ4)と通信するための通信インターフェースであり、通信線5、6と接続される空調機器ポート34を有する。
外部入力部35は、ユーザの操作を受け付けるユーザインターフェースである。空調機器ポート34を介して接続されている空調機器(空調機1及びダンパ4)の空調機器情報が、外部入力部35によって予め入力され、統括コントローラ3内に記憶されているものとする。空調機器情報は、空調機器の識別情報と、管轄エリアの位置情報と、を含む。
対応付け部36は、温度センサ端末2と空調機器の対応付けを行う。温度センサ端末側送受信部31が、温度センサ端末ポート32から、温度センサ端末2の識別情報と位置情報とを受け取った場合、対応付け部36が、それらの情報と空調機器情報とから温度センサ端末2と空調機器の対応付けを行う。具体的には、対応付け部36は、温度センサ端末2の位置が含まれる空調機器の管轄エリア(図1では、エリアAR1〜AR4のいずれか)を抽出し、温度センサ端末2の識別情報と空調機器の識別情報とを結びつける。なお、すでに設置済みの温度センサ端末2と空調機器は予め対応付けが完了しているものとする。
温度情報取得部37は、定期的に、空調機器と対応付けが完了している温度センサ端末2から温度情報と識別情報とを取得する。空調機器制御部38は、取得した温度情報と識別情報とに基づき、対応する空調機器を空調機器側送受信部33を介して適切に制御する。
なお、対応付け部36、温度情報取得部37、空調機器制御部38は、物理的にはCPUやプログラムなどを記憶するROMや記憶領域となるRAMなどから構成される。また、統括コントローラ3は、空調機器情報や温度センサ端末2と空調機器の対応付けの情報を記憶する記憶領域(フラッシュメモリなど)を有する。
以上のように、温度センサ端末2は自らの位置を測定し、統括コントローラ3は温度センサ端末2と空調機器の位置関係から温度センサ端末2と空調機器を自動的に対応付けることが可能になる。そして、統括コントローラ3は、温度センサ端末2が取得した温度情報から、その温度センサ端末2の存在するエリアを担当する空調機器を制御することができる。
なお、本実施の形態では、図3において、温度センサ端末23の測位に必要な温度センサ端末を、温度センサ端末24a、温度センサ端末24b、温度センサ端末24cの三つとして説明したが、三つ以上であればよく、測位に必要な温度センサ端末の数を制限するものではない。
(実施の形態2)
続いて、本発明の実施の形態2の空調管理システム200について説明する。実施の形態2の空調管理システム200は、ユーザの操作に基づいて空調制御を行う。
図5は、実施の形態2の測位機能を備えた空調管理システム200の概略図である。なお、図1に示した実施の形態1における空調管理システム100と同じ構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
図5に示すように、空調管理システム200は、空調機1と、複数の操作端末50と、統括コントローラ52と、から構成される。温度センサ端末2に代えて、各エリアAR1〜AR4に操作端末50が設置されている点が実施の形態1と異なる。
空調機1は通信線6を介して統括コントローラ52と接続されている。また、各ダンパ4は通信線5を介して統括コントローラ52と接続されている。空調機1及び各ダンパ4は、統括コントローラ52の制御により動作する。統括コントローラ52は、空調機1及び各ダンパ4(空調機器)を制御することによって、各エリアAR1〜AR4の空調を管理する。
操作端末50は、空調の対象となる各エリアAR1〜AR4に設置される。各操作端末50は、通信線51によって統括コントローラ52と接続されている。操作端末50は、ユーザが空調機器を操作するための端末であり、ユーザからの操作情報を統括コントローラ52に送信する。
複数の操作端末50は、それぞれ自身の位置情報を保持する。しかし、特定の操作端末50の設置場所を変更する場合や操作端末50を新たに設置する場合には、その操作端末50に位置情報を取得させる必要がある。この場合に、設置者が、設置場所を変更した操作端末50に位置情報を取得させるため、操作端末50を操作して、操作端末50による位置情報の取得動作を開始させる。即ち、実施の形態2の操作端末50は、実施の形態1の温度センサ端末2と同様に、自身の位置情報を取得する機能を有する。
図6は、実施の形態2における操作端末50の機能の概略的なブロック図である。図6に示すように、操作端末50は、設定部21と、測距実行部13と、タイマ14と、外部入力部15と、送受信部16と、アンテナ17と、測距応答部18と、測位計算部19と、から構成される。なお、測距実行部13、タイマ14、外部入力部15、送受信部16、アンテナ17、測距応答部18、測位計算部19は、図2における温度センサ端末2の構成と同様である。これらの構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
設定部21は、外部入力部15により空調機器の設定を変更する操作がされたときに、自身の操作端末2の識別情報とその操作に対応した設定情報とを、送受信部16を介して統括コントローラ52に送信する。なお、設定部21は、物理的にはCPUやプログラムなどを記憶するROMや記憶領域となるRAMなどから構成される。
図7は、操作端末50の位置測定の方法を概略的に示す図である。図7では、操作端末50として測距依頼元操作端末55、測距依頼崎操作端末56a、56b、56cが設けられている場合に、操作端末55が位置情報を取得する場合の例について説明する。
操作端末55は、自身の位置を取得するために、UWB等の無線通信手段を用いて、自身の識別情報を含む測距依頼信号をブロードキャストで送信する。操作端末55は、同時に操作端末55内部のタイマ14で時間計測を開始する。
操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cは、自らの位置情報を保持している。操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cは、操作端末55から送信された測距依頼信号を受信すると、測距応答信号と自身の位置情報とを操作端末55に送信する。
操作端末55は、操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cから送信された測距応答信号と位置情報とを受信する。伝送時間から、操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cまでのそれぞれの距離である距離58a、距離58b、距離58cを求める。
さらに、操作端末55は、操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cから受け取った位置情報と、距離56a、距離56b、距離56cから、操作端末55の位置を求める。操作端末55は、自身の位置情報を通信線57によって統括コントローラ52に送信する。このようにして自身の位置情報を取得した操作端末55は、操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cと同様に自身の位置情報を保持する操作端末となる。
図8は、実施の形態2における統括コントローラ52の機能の概略的なブロック図である。図8に示すように、統括コントローラ52は、操作端末側送受信部41と、空調機器側送受信部33と、外部入力部35と、対応付け部43と、設定情報取得部44と、空調機器制御部45と、から構成される。なお、空調機器側送受信部33、外部入力部35は、図4における統括コントローラ3の構成と同様である。これらの構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
操作端末側送受信部41は、操作端末50と通信するための通信インターフェースであり、通信線51と接続される操作端末ポート42を有する。
対応付け部43は、操作端末50と空調機器の対応付けを行う。操作端末側送受信部41が、操作端末ポート42から、操作端末50の識別情報と位置情報とを受け取った場合、対応付け部43が、それらの情報と空調機器情報とから操作端末50と空調機器の対応付けを行う。具体的には、対応付け部43は、操作端末50の位置が含まれる空調機器の管轄エリア(図5では、エリアAR1〜AR4のいずれか)を抽出し、操作端末50の識別情報と空調機器の識別情報とを結びつける。なお、すでに設置済みの操作端末50と空調機器は予め対応付けが完了しているものとする。
設定情報取得部44は、空調機器と対応付けが完了している操作端末50から設定情報と識別情報とを取得する。空調機器制御部45は、取得した設定情報と識別情報とに基づき、対応する空調機器を空調機器側送受信部33を介して適切に制御する。
なお、対応付け部43、設定情報取得部44、空調機器制御部45は、物理的にはCPUやプログラムなどを記憶するROMや記憶領域となるRAMなどから構成される。
以上のように、操作端末50は自らの位置を測定し、統括コントローラ52は操作端末50と空調機器の位置関係から操作端末50と空調機器を自動的に対応付けることが可能になる。そして、統括コントローラ52は、操作端末50から取得した設定情報から、その操作端末50の存在するエリアを担当する空調機器を制御することができる。
なお、本実施の形態では、図7において、操作端末55の測位に必要な操作端末を、操作端末56a、操作端末56b、操作端末56cの三つとしたが、三つ以上であればよく、測位に必要な操作端末の数を制限するものではない。
(実施の形態3)
続いて、本発明の実施の形態3の空調管理システム300について説明する。実施の形態3の空調管理システム300は、複数の測距支援端末59が設けられている点が実施の形態1の空調管理システム100と異なる。
図9は、実施の形態3の測位機能を備えた空調管理システム300の概略図である。なお、図1に示した実施の形態1における空調管理システム100と同じ構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
図9に示すように、空調管理システム300は、空調機1と、複数の温度センサ端末2と、統括コントローラ3と、測距支援端末59と、から構成される。
測距支援端末59は、各温度センサ端末2から測距が可能な位置に配置されている。測距支援端末59は、自身の位置情報を保持し、温度センサ端末2からの測距依頼信号を受信すると、測距応答信号と自身の位置情報とを温度センサ端末2に送信する機能を有する。即ち、測距支援端末59は、図2に示した温度センサ端末2における測距応答部18や送受信部16及びアンテナ17と同様の機能を有する端末である。
図10は、本実施の形態の温度センサ端末2の位置測定の方法を概略的に示す図である。図10では、温度センサ端末2として測距依頼元温度センサ端末60が設けられ、測距支援端末59として測距依頼先測距支援端末62a、62b、62cが設けられている場合に、温度センサ端末60が位置情報を取得する場合の例について説明する。
温度センサ端末60は、自身の位置を取得するために、UWB等の無線通信手段を用いて、自身の識別情報を含む測距依頼信号をブロードキャストで送信する。温度センサ端末60は、同時に温度センサ端末60内部のタイマ14で時間計測を開始する。
測距支援端末62a、測距支援端末62b、測距支援端末62cは、自らの位置情報を保持している。測距支援端末62a、測距支援端末62b、測距支援端末62cは、温度センサ端末60から送信された測距依頼信号を受信すると、測距応答信号と自身の位置情報とを温度センサ端末60に送信する。
温度センサ端末60は、測距支援端末62a、測距支援端末62b、測距支援端末62cから送信された測距応答信号と位置情報とを受信する。測距依頼信号を送信してから測距応答信号を受信するまでの時間差(以下、伝送時間と称す)から、測距支援端末62a、測距支援端末62b、測距支援端末62cまでのそれぞれの距離である距離63a、距離63b、距離63cを求める。
さらに、温度センサ端末60は、測距支援端末62a、測距支援端末62b、測距支援端末62cから受け取った位置情報と、距離63a、距離63b、距離63cから、温度センサ端末60の位置を求める。温度センサ端末60は、自身の位置情報を通信線25によって統括コントローラ3に送信する。
このように、実施の形態3では、温度センサ端末60の測距可能な範囲内に他の温度センサ端末が存在しなかったとしても、温度センサ端末60の測位が可能である。
なお、温度センサ端末60の測位を行うために、他の温度センサ端末及び測距支援端末を測距に利用しても良い。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4の空調管理システム400について説明する。実施の形態4の空調管理システム400は、複数の測距支援端末64が設けられている点が実施の形態2の空調管理システム200と異なる。
図11は、実施の形態4の測位機能を備えた空調管理システム400の概略図である。なお、図5に示した実施の形態2における空調管理システム200と同じ構成要素には同一の符号を付与し、説明を省略する。
図11に示すように、空調管理システム400は、空調機1と、複数の操作端末50と、統括コントローラ52と、測距支援端末64と、から構成される。
測距支援端末64は、各操作端末50から測距が可能な位置に配置されている。測距支援端末64は、自身の位置情報を保持し、操作端末50からの測距依頼信号を受信すると、測距応答信号と自身の位置情報とを操作端末50に送信する機能を有する。即ち、測距支援端末64は、図6に示した操作端末50における測距応答部18や送受信部16及びアンテナ17と同様の機能を有する端末である。
図12は、本実施の形態の操作端末50の位置測定の方法を概略的に示す図である。図12では、操作端末50として測距依頼元操作端末70が設けられ、測距支援端末64として測距依頼先測距支援端末72a、72b、72cが設けられている場合に、操作端末70が位置情報を取得する場合の例について説明する。
操作端末70は、自身の位置を取得するために、UWB等の無線通信手段を用いて、自身の識別情報を含む測距依頼信号をブロードキャストで送信する。操作端末70は、同時に操作端末70内部のタイマ14で時間計測を開始する。
測距支援端末72a、測距支援端末72b、測距支援端末72cは、自らの位置情報を保持している。測距支援端末72a、測距支援端末72b、測距支援端末72cは、操作端末70から送信された測距依頼信号を受信すると、測距応答信号と自身の位置情報とを操作端末70に送信する。
操作端末70は、測距支援端末72a、測距支援端末72b、測距支援端末72cから送信された測距応答信号と位置情報とを受信する。測距依頼信号を送信してから測距応答信号を受信するまでの時間差(以下、伝送時間と称す)から、測距支援端末72a、測距支援端末72b、測距支援端末72cまでのそれぞれの距離である距離73a、距離73b、距離73cを求める。
さらに、操作端末70は、測距支援端末72a、測距支援端末72b、測距支援端末72cから受け取った位置情報と、距離73a、距離73b、距離73cから、操作端末70の位置を求める。操作端末70は、自身の位置情報を通信線57によって統括コントローラ52に送信する。
このように、実施の形態4では、操作端末70の測距可能な範囲内に他の操作端末が存在しなかったとしても、操作端末70の測位が可能である。
なお、操作端末70の測位を行うために、他の操作端末及び測距支援端末を測距に利用しても良い。
上記各実施の形態は、本発明の一例であって、種々の変形や応用が可能である。例えば、上記実施の形態では、温度を測定する機能を有する温度センサ端末2やユーザが設定操作する操作端末50が、それぞれ自身の位置情報を取得する例を説明したが、温度センサ端末2及び操作端末50の機能を有する端末装置が自身の位置情報を取得するようにしてもよい。この場合、統括コントローラは端末装置から送信された温度情報及び設定情報に基づいて、空調機器を制御するようにすればよい。
本発明の活用例として、無線端末の設置場所を変更する際、無線端末と空調エリアの対応付けを変更する作業を統括コントローラで自動的に行い、変更作業を容易にすることがあげられる。また、外部PCから統括コントローラにアクセスすることで、無線端末と各空調エリアの位置情報と対応付け情報、および各エリアの空調状況を取得し、故障時の対応や管理を容易にすることもできる。
1 空調機
2 温度センサ端末
3 統括コントローラ
4 ダンパ
5、6、7 通信線
8 給気ダクト
9 還気ダクト
11 温度センサ
12 温度検知部
13 測距実行部
14 タイマ
15 外部入力部
16 送受信部
17 アンテナ
18 測距応答部
19 測位計算部
21 設定部
31 温度センサ端末側送受信部
32 温度センサ端末ポート
33 空調機器側送受信部
34 空調機器ポート
35 外部入力部
36、43 対応付け部
37 温度情報取得部
38、45 空調機器制御部
41 操作端末側送受信部
42 操作端末ポート
44 設定情報取得部
100、200、300、400 空調管理システム
23 測距依頼元温度センサ端末
24a、24b、24c 測距依頼先温度センサ端末
25 通信線
26a 温度センサ間距離1
26b 温度センサ間距離2
26c 温度センサ間距離3
50 操作端末
51 通信線
52 統括コントローラ
55 測距依頼元操作端末
56a、56b、56c 測距依頼先操作端末
57 通信線
58a 操作端末間距離1
58b 操作端末間距離2
58c 操作端末間距離3
59 測距支援端末
60 測距依頼元温度センサ端末
62a、62b、62c 測距依頼先測距支援端末
63a 測距支援端末−温度センサ端末間距離1
63b 測距支援端末−温度センサ端末間距離2
63c 測距支援端末−温度センサ端末間距離3
64 測距支援端末
70 測距依頼元操作端末
72a、72b、72c 測距依頼先測距支援端末
73a 測距支援端末−操作端末間距離1
73b 測距支援端末−操作端末間距離2
73c 測距支援端末−操作端末間距離3

Claims (6)

  1. 複数の端末装置と、複数の空調機器を制御する統括コントローラと、から構成される空調管理システムであって、
    前記端末装置は、
    周囲の温度を測定する温度測定手段と、
    自らの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記温度測定手段が測定した温度情報と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報と、を前記統括コントローラに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記統括コントローラは、
    前記端末装置の温度情報と位置情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記端末装置の位置情報に基づいて、当該端末装置と前記空調機器とを対応付ける対応付け手段と、
    前記取得手段が取得した前記端末装置の温度情報に基づいて、対応する前記空調機器を制御する制御手段と、
    を備える
    ことを特徴とする空調管理システム。
  2. 複数の端末装置と、複数の空調機器を制御する統括コントローラと、から構成される空調管理システムであって、
    前記端末装置は、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    自らの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記操作受付手段が受け付けたユーザの操作情報と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報と、を前記統括コントローラに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記統括コントローラは、
    前記端末装置の操作情報と位置情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記端末装置の位置情報に基づいて、当該端末装置と前記空調機器とを対応付ける対応付け手段と、
    前記取得手段が取得した前記端末装置の操作情報に基づいて、対応する前記空調機器を制御する制御手段と、
    を備える
    ことを特徴とする空調管理システム。
  3. 前記対応付け手段は、前記空調機器が空調を行うエリアの位置情報を予め記憶し、当該位置情報と前記端末装置の位置情報とに基づいて、前記端末装置と前記空調機器とを対応付ける
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空調管理システム。
  4. 前記位置情報取得手段は、無線端末から当該無線端末の位置情報を取得するとともに、当該無線端末までの距離を測定することで、自らの位置情報を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空調管理システム。
  5. 前記無線端末は、前記複数の端末装置に含まれる、自らの位置情報を保持する端末装置であることを特徴とする請求項4に記載の空調管理システム。
  6. 前記無線端末は、前記複数の端末装置以外の、自らの位置情報を保持する測距支援端末であることを特徴とする請求項4に記載の空調管理システム。
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