JP2011062909A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 商業用の専用システムで生成された画像データ及び一般アプリケーションで生成された画像データそれぞれを適切な処理で印刷する印刷装置を提供する。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、入力された画像データフォーマットから画像データを抽出する、画像データ抽出手段と、前記、画像データからRIPの解釈可能な中間データを生成し、該中間データをRIPでラスタライズすることにより、印刷データを生成する第一の印刷データ生成手段と、前記、画像データから直接、印刷データを生成する、第2の印刷データ生成手段と、前記、第1の印刷データ生成手段と、第2の印刷データ生成手段を選択する選択手段を持つことを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、入力された画像データフォーマットから画像データを抽出する、画像データ抽出手段と、前記、画像データからRIPの解釈可能な中間データを生成し、該中間データをRIPでラスタライズすることにより、印刷データを生成する第一の印刷データ生成手段と、前記、画像データから直接、印刷データを生成する、第2の印刷データ生成手段と、前記、第1の印刷データ生成手段と、第2の印刷データ生成手段を選択する選択手段を持つことを有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ホストコンピュータ上でラスタ画像を生成し、デジタル印刷機で印刷する印刷システムに関する。
近年、小部数やバリアブルデータ等の商業印刷ではデジタル複合機の利用が増えている。前記商業印刷では、パーソナルユースのプリントやオフィスでのプリントに比べ、より高い印刷品位が求められる。特に印刷データの作成者・データの入稿者の意図どおりの印刷画像を出力することが求められる。
上記、高品位の印刷出力を得るために、商業印刷のシステムでは、専用のホストシステムを構築し、ユーザからの印刷データの入稿、入稿されたデータからの印刷画像の作成(ラスタライズ処理)、印刷画像のデジタル複合機への通知・印刷処理を行なう。前記、ラスタライズ処理で作成された印刷画像は、ピクセル単位でのレイアウト処理、色処理、画像処理が実施済みであり、そのままピクセルbyピクセルで印刷すれば良い形式となっている。また、専用のホストシステムが生成する印刷画像は、印刷対象のデジタル印刷機を制限しないようにRAWデータTIFF等のいわゆる標準画像フォーマットで生成される。
一方、デジタル複合機は予めホストコンピュータで作成した画像データ(TIFFやJPEG)や印刷データ(PDLデータ)をラスタライズ・印刷する機能を備えている。ラスタライズ処理の過程ではデジタル複合機の都合に合わせた、色処理等の画像処理や微妙な変倍処理等の行なう場合がある。しかしながら、前記商業印刷専用のシステムで構築した印刷画像を、画像データでとして印刷を行う場合、前述のように、専用ホストシステムでは意図しない色処理や画像処理が行われてしまう場合があるとともに、パフォーマンスが劣化する場合がある。
印刷パフォーマンスに関しては、ホストコンピュータ側でラスタライズを行い、印刷装置にラスタライズした情報とラスタライズ済みであることを通知することで、印刷装置でラスタライズすることなしに出力することで高速化する提案が行われている(例えば、特許文献1)。
上述の印刷装置では、ラスタライズ済みであるという情報を必要とするため、専用ホストシステムに追加モジュールが必要となってしまうという課題がある。
上記課題を解決可能な一つの手段として、印刷装置に入力される、標準画像フォーマットをすべてラスタライズ済み画像とみなし印刷することが考えられる。
しかしながら、印刷装置が受け付けるデータは、前述の商業印刷用専用システムからだけではなく、一般のオフィスアプリケーションや画像アプリケーションで作成されたものが含まれる。一般アプリケーションで作成されたデータは、印刷装置の解像度や色特製等を意識したものではなく、印刷装置でラスタライズ処理を行い、色処理や画像処理を施すことが好ましい。さらに、一般アプリケーションが作成するデータはトナー載り量等の印刷装置の制限を考慮していないため、印刷装置で制限をかける処理を行わないと、印刷装置を壊す可能性もある。
上記課題を解決する本発明の画像形成装置は、入力された画像データフォーマットから画像データを抽出する、画像データ抽出手段と、
前記、画像データからRIPの解釈可能な中間データを生成し、該中間データをRIPでラスタライズすることにより、印刷データを生成する第一の印刷データ生成手段と、
前記、画像データから直接、印刷データを生成する、第2の印刷データ生成手段と、
前記、第1の印刷データ生成手段と、第2の印刷データ生成手段を選択する選択手段を持つことを特徴とする。
前記、画像データからRIPの解釈可能な中間データを生成し、該中間データをRIPでラスタライズすることにより、印刷データを生成する第一の印刷データ生成手段と、
前記、画像データから直接、印刷データを生成する、第2の印刷データ生成手段と、
前記、第1の印刷データ生成手段と、第2の印刷データ生成手段を選択する選択手段を持つことを特徴とする。
以上の構成において、商業用の専用システムで生成された画像データ及び一般アプリケーションで生成された画像データそれぞれを適切な処理で印刷する印刷装置を提供する。
(実施例1)
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(システム構成)
図1は本発明の一実施形態に係る画像処理システム全体構成を示す図である。プリントサーバ100及びカラー複合機200が、LAN10に接続され、相互に通信可能である。なお、LAN10には図示されない、他のホストコンピュータや印刷装置、複合機等の機器が接続されていてもよいことは言うまでも無い。また、本実施例の画像処理システムを構成する機器は、カラー複合機に限られるものではなく、モノクロ複合機やプリンタ専用機等、他の印刷装置であってもよいことは言うまでも無い。
図1は本発明の一実施形態に係る画像処理システム全体構成を示す図である。プリントサーバ100及びカラー複合機200が、LAN10に接続され、相互に通信可能である。なお、LAN10には図示されない、他のホストコンピュータや印刷装置、複合機等の機器が接続されていてもよいことは言うまでも無い。また、本実施例の画像処理システムを構成する機器は、カラー複合機に限られるものではなく、モノクロ複合機やプリンタ専用機等、他の印刷装置であってもよいことは言うまでも無い。
プリントサーバ100のCPU101は、中央処理装置であって、図2以降で説明するプリントサーバ100上で動作するソフトウェアは全てこの上で動作する。RAM102は、システムワークメモリであり、前期CPU101で動作するソフトウェアがデータの保存や自分自身の動作のために使用する。HDD208はハードディスクドライブであり、アプリケーションソフトウェアやアプリケーションデータ等を保存する。ネットワークインターフェース103は、LAN10に接続し、LAN10上の各機器と通信可能とする。
カラー複合機200のコントロールユニット290は、画像入力デバイスであるスキャナ201や画像出力デバイスであるプリンタエンジン202と接続し、画像データの読み取りやプリント出力のための制御を行う。また、コントロールユニット290は、LAN10や公衆回線204と接続することで、画像情報やデバイス情報をネットワーク経由で入出力するためのコントロールでもある。
図1のコントロールユニット290において、CPU205はシステム全体を制御するための中央処理装置である。RAM206は、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。さらに、ROM207はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD208はハードディスクドライブであり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び入力された画像データや文書ファイル等を格納する。
さらに、操作部I/F209は、画像データ等を表示可能な表示画面を有する操作部210に対するインタフェース部であり、当該操作部210に対して画像データを出力する。また、操作部I/F209は、操作部210から操作者(すなわち、本画像処理システムの使用者)が入力した情報をCPU205に伝える役割をする。さらに、ネットワークインタフェース211は、例えばLANカードで実現され、LAN1に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。さらにまた、モデム212は公衆回線204に接続し、外部装置との間で情報の入出力を行う。
本実施形態に係るコントロールユニット290では、以上のデバイスがシステムバス213上に配置されている。
次に、コントロールユニット290のイメージバスI/F214は、システムバス213と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス215は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。そして、画像バス215上には、以下で説明するRIP216、デバイスI/F217、スキャナ画像処理部218、プリンタ画像処理部219、リコンフィギュアブルプロセッサ(RCP)220といったデバイスが接続される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)216は、ディスプレイリスト(DL)を解釈しラスタイメージ及びラスタイメージの各ピクセルに対応する属性ビットを作成(レンダリング)する。
デバイスI/F部217は、スキャナ201やプリンタエンジン202とコントロール200とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部218は、入力画像データに対して、補正、加工、編集等の各種処理を行う。
プリンタ画像処理部219は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換、画像フォーマット変換等の処理を行う。また、プリンタ画像処理部では、プリンタエンジン保護のため、トナー載り量検知部と、トナー載り量制限部を持つ。トナー載り量検知部は、各画素毎にCMYKの各値の総計が既定の値に収まっているか否かを検知する。トナー載り量制限部は、画素毎にCMYKの各値の総計が既定の値に収まるようなフィルタ処理を行う。
RCP220はリコンフィギュアブルプロセッサであり、CPU205の指示に基づいて、画像処理を実行するデバイスとして機能する。RCP220は、画像処理機能として、画像データの回転や、画像データの圧縮伸長処理および、RIP216の生成した属性ビットに基づいた各種画像処理、プロファイルやキャリブレーションデータに基づいた、色変換処理の1つ、または複数を実行可能である。但し、RCP220の実行能力は限定的であるため、複数の機能を同時実行する場合、各機能の処理の能力は減少する。
(ソフトウェア構成)
図2は、本実施形態に係るプリントサーバ100及びカラー複合機200のコントロールユニット290上で動作する、ソフトウェアのモジュール構成の一例を示すブロック図である。
図2は、本実施形態に係るプリントサーバ100及びカラー複合機200のコントロールユニット290上で動作する、ソフトウェアのモジュール構成の一例を示すブロック図である。
図2の302〜304の各ソフトウェア処理は主にプリントサーバ100のCPU101上で動作する。図2のアプリケーション301は、ユーザから操作に基づいてドキュメント生成・編集・印刷を行うアプリケーションソフトウェアである。アプリケーション301は、ユーザからドキュメントの印刷指示を受けると、RIP処理302、TIFF生成処理303およびネットワーク処理304を制御し、印刷用のTIFFデータを生成後、カラー複合機200に送信・印刷指示する。RIP処理302は、指定されたドキュメントの各ページをラスタライズし、ラスタイメージを生成する。RIP処理302で生成される、ラスタイメージは印刷に適した画像であり、印刷に必要な各縮/回転を含めたレイアウト処理、プロファイルに基づいた色処理、エンジン特性に合わせた、各種フィルタ処理が適用されている。TIFF生成処理303は、RIP処理302で生成されたラスタ画像をTIFFフォーマットにラッピングして、TIFFデータを生成する。また、TIFF生成処理303は、TIFFデータ生成時にラスタ画像をZIP等の可逆圧縮を施す。ネットワーク処理304は、ネットワークIF211を介して、TIFF生成処理303をカラー複合機200に送信する。また、ネットワーク処理304は、カラー複合機200からの状態通知を受信し、受信した内容をアプリケーション301通知する。
図2の401〜411の各ソフトウェア処理は主に、カラー複合機200のCPU205上で動作する。
図2に示すジョブコントロール処理401は図示/不図示の各ソフトウェアモジュールを統括・制御し、カラー複合機200内で発生するあらゆるジョブの制御を行う。ネットワーク処理402は、主にネットワークI/F211を介して行われる、外界との通信を制御するモジュールであり、LAN10上のプリントサーバ100等の各機器との通信制御を行う。
ネットワーク処理部402はLAN10の各機器からの制御コマンドやデータを受信すると、その内容を、ジョブコントロール処理401へ通知する。また、ジョブコントロール処理401からの指示に基づき、LAN10の各機器へ制御コマンドやデータの送信を行う。ネットワーク処理部402はさらに、外部エクスポート機能を備えており、HDD208上に構築されているファイルシステム上のディレクトリの一部を、LAN10上の各機器に公開している。公開されるディレクトリは、予め設定しておくことが可能である。また、ディレクトリ毎にアクセス可能な機器およびユーザを設定することが可能である。
UI処理403は、主に操作部210に係る制御をおこなう。操作者が操作部210を操作した内容を、ジョブコントロール処理401へ通知すると共に、ジョブコントロール処理401からの指示に基づいて、操作部210上の表示画面の表示内容を制御する。
FAX処理404は、FAX機能の制御をおこなう。FAX処理404は、モデム212を介してFAX受信を行い、FAX画像特有の画像処理を施した後、受信画像をジョブコントロール処理401へ通知する。また、ジョブコントロール処理401からの指定される画像を、指定通知先へFAX送信を行う。
PDL決定処理405は、ジョブコントロール処理301の指示に基づいて、入力されたデータの先頭128byteを解析し、入力されたデータ種別を判定し、判定結果をジョブコントロール処理401へ通知する。
TIFF解析処理406は、前記PDL決定処理405のデータ種別判定の結果、入力データがTIFFデータである場合に動作する処理であり、TIFFデータを解析後、画像データまたは、RIP処理411で処理可能なDLを生成する。
PDL解析処理408は、前記、PDL決定処理405の判定の結果、入力データがTIFF以外のPDLデータである場合に動作する処理であり、PDLデータを解析し、RIP処理411で処理可能なDLを生成し、ジョブコントロール処理401へ通知する。
RIP処理411は、TIFF解析処理406及びPDL処理408で生成したDLを、RIP216を制御しレンダリングすることで、ラスタイメージ及びラスタイメージの各ピクセルに対応する属性ビットを作成し、ジョブコントロール処理401へ通知する。
プリント処理407は、ジョブコントロール処理401の指示に基づいて、プリンタエンジン202を制御し、指定画像の印刷処理を行う。
プリント処理407は、ジョブコントロール処理401より、画像データ、画像情報(画像データのサイズ、カラーモード、解像度)、レイアウト情報(オフセット、拡大縮小、面つけ)および出力用紙情報(サイズ、印字方向)の情報を受けつける。続いて、RCP220およびプリンタ画像処理219を制御して、画像データに対して適切な画像処理を施す。さらに、プリント処理407は、ジョブコントロール処理401の指示に基づいて載り量検知処理409または、載り量制限処理410を起動し、画像データに対して載り量検知または載り量制御を施した後、画像データの印刷を行なう。
載り量検知処理409は、プリント処理407の指示に基づいて、プリンタ画像処理部219のトナー載り量検知部を制御し、指示画像に対して、トナー載り量検知処理を行なう。載り量検知の結果は、プリント処理407を会してジョブコントロール処理401へ通知される。
載り量制限処理410は、プリント処理407の指示に基づいて、プリンタ画像処理部219のトナー載り量制限部を制御し、指示画像に対して、既定の載り量以下になるように載り量制限を行なう。
スキャン処理412は、ジョブコントロール処理401の指示に基づいて、スキャナ201およびスキャナ画像処理218を制御して、スキャナ201上にある原稿の読み込みを行う。ジョブコントロール処理401の指示には、カラーモードが含まれており、スキャン処理412ではカラーモードに応じた処理が行われる。すなわち、カラーモードがカラーであれば、原稿をカラー画像として入力し、カラーモードがモノクロであれば、原稿をモノクロ画像として入力する。また、カラーモードがAutoである場合には、プレスキャンにより原稿のカラー/モノクロ判定を行った後、判定結果に基づいた画像として入力する。スキャン処理410は、スキャナ201の原稿台にある原稿のスキャンを実行し、デジタルデータとして画像の入力を行う。入力した画像のカラー情報は、ジョブコントロール処理401へ通知される。さらに、スキャン処理410は入力画像に対し、スキャナ画像処理218を制御して画像の圧縮等、適切な画像処理を施した後、ジョブコントロール処理401へ画像処理済みの入力画像を通知する。
(印刷処理)
ここで、本実施例に係る、カラー複合機200が、プリントサーバ100で生成されたTIFFデータを受信した時の動作を図3のフローチャートを参照し説明する。
ここで、本実施例に係る、カラー複合機200が、プリントサーバ100で生成されたTIFFデータを受信した時の動作を図3のフローチャートを参照し説明する。
カラー複合機200は、IPP(InternetPrintProtocol)やLPRの印刷プロトコルで、印刷データを受信すると(S501)、ジョブコントロール処理401へ通知する。ジョブコントロール処理401は、印刷データの通知を受けると、PDL決定処理405を起動し、データ種別の判定を行なう(S502)。PDL決定処理405は、先頭4byteを確認し“0x42422A00"または”0x4D4D002A"の場合、TIFFデータであると判断し、それ以外の場合は他PDLであると判断する。他のPDLである場合には、後続の124byteを参照しながら、PDL種を決定する。
ジョブコントロール処理401は、S503で、S502で決定したデータ種別に応じて処理を切り替える。入力データがTIFFデータある場合には、S504でTIFF解析処理406を起動しTIFFデータの解析・展開処理を行なう。また、入力データが他のPDLデータである場合にはS515でPDL解析処理408を解析しPDLの解析・展開処理を行なう。
なお、S504からS509、及びS516、S517はTIFF解析処理406上で行なわれる処理である。
TIFF解析処理406ではS504でTIFFデータのタグ情報を解析し、画像フォーマット、画像サイズ、解像度情報、画像のレイアウト情報(オフセット、画像の配置方法)を読み出し、S505へ進む。
S505で、TIFF解析処理406は、予め設定されているダイレクトモードのフラグを参照し、処理を切り替える。ダイレクトモードのフラグが立っていれば、S506へ進み、ダイレクトモードのフラグたっていなければS516進む。
なお、ダイレクトモードフラグはあらかじめ設定されているとしているが、TIFFデータのタグ情報から取得した情報および、ユーザがあらかじめ設定しているパネル情報をより、設定されるようにしてもよい。例えば、パネル情報でTIFFデータに対する、色処理設定がOFFで、「用紙サイズに拡大」設定や「Nin1」設定等の拡大・縮小設定が行われておらず、さらに出力解像度とタグで設定されている解像度情報が一致した場合、ダイレクトモードと判断する。これにより、ユーザが明示的にダイレクトモードを設定していなくとも、条件に一致するTIFFデータはダイレクトモード処理パスで処理され、高速出力することができる。
S506で、TIFF解析処理406よりTIFF解析情報の通知を受けた、ジョブコントロール処理401は、TIFFデータの画像フォーマットを参照し、入力されたTIFFデータがCMYKデータであるかRGBデータであるか判断する。CMYKデータである場合にはS507へ進み、RGBデータである場合にはS508へ進む。
S508で、ジョブコントロール処理401は、ユーザが予め設定済みのRGB出力モードを確認することで、RGBデータの出力の有無を判断し、RGB出力モードが“出力する”であれば処理を継続し、“出力しない”であればS515へ進む。なお、S508で設定済みのRGB出力モードを確認するとしているが、UI処理403を介して操作部210上に、パネル表示することで出力の可否をユーザに問い合わせてもよい。また、ネットワーク処理402を介して、プリントサーバ100へ出力可否を問い合わせてもよい。
S515で、ジョブコントロール処理401は、入力されたTIFFデータがRGBデータであったことを操作部210上にパネル表示した上で、TIFF解析処理406を停止後、入力データの処理をキャンセルして終了する。
S507で、TIFF解析処理406は、RCP220を制御し、ZIP展開用の設定することで、TIFFデータに含まれる、ZIP圧縮データの展開処理を行なう。この時、RCP220を使用する他のモジュールは無いので、RCP220の全ての処理能力をZIP展開を行なうように設定する。
S509で、TIFF解析処理406は、S507で展開した画像データをプリンタエンジン202で印刷可能な形式にパッケージ化して、パッケージ化データとした上、ジョブコントロール処理401へ通知する。
S509で生成されたパッケージ化データの通知を受けたジョブコントロール処理401は、プリント処理407を起動し、パッケージ化データの印刷処理を行なう。
S510からS514及び後述のS521からS524の処理は、プリント処理407上の処理である。
S510で、プリント処理407は、ジョブコントロール処理401より通知を受けたカラーモードを確認し、カラーモードがRGBであればS512へ進み、カラーモードがCMYKであればS511へ進む。
S512で、プリント処理407は、プリント画像時処理219の画像フォーマット変換部を制御し、パッケージ化データのRGB→CMYK変換を行なった上で、S511へ進む。
S511で、プリント処理407は、載り量検知処理409を起動し、パッケージ化データの載り量検知を行なう。
S513で、プリント処理407は、載り量検知の結果及びダイレクトモードのパネル設定値に基づき処理を切り替える。載り量検知の結果、パッケージ化データの載り量が予め設定されている規定値以上且つダイレクトモードのパネル設定値がONであれば、ジョブコントロール処理401へ載り量オーバであることを通知し、S515へ進む。載り量検知の結果、パッケージ化データの載り量が予め設定されている規定値以上且つダイレクトモードのパネル設定値がOFFであればS524へ進む。載り量検知の結果、パッケージ化データの載り量が規定値より小さければS514へ進む。なお、前記、載り量の規定値はユーザによる、操作部210の操作で設定できるようにすることが好ましい。
S515で、ジョブコントロール処理401は、操作部210上に、載り量オーバであること及び超過した載り量情報をパネル表示したうえ、入力データの処理をキャンセルして終了する。
S514で、プリント処理407は、プリンタエンジン202を制御し、パッケージ化データの印刷処理を行ない終了する。
一方、S505でダイレクトモードのフラグが立っていない場合の処理であるS516で、TIFF解析処理406は、RCP220を制御し、ZIP展開用の設定することで、TIFFデータに含まれる、ZIP圧縮データの展開処理を行なう。この時、RCP220は、後段の処理でも使用される可能性があるため、RCP220の処理能力の50%を使用してZIP展開を行なうように設定する。なお、ZIP圧縮処理に使用する処理能力を50%としているが、TIFFデータの情報を参照し、必要な画像処理機能を見積もった上で、使用する処理能力を変更するようにしてもよい。
S517で、TIFF解析処理406は、予め設定されている入力カラープロファイル、出力カラープロファイルに基づいて、S516で展開された画像データに対し色変換処理を行なう。このとき、上記色変換処理は、TIFF解析処理406が、RCP220を制御し、色変換処理用の設定を行うことで実行する。
S518で、TIFF解析処理406は、S517で色処理済みの画像データからRIP220でRIP処理可能なDLの生成を行ない、作成したDLをジョブコントロール処理401へ通知する。作成されたDLにはラスタライズに必要な、解像度情報や、解像度情報、画像のレイアウト情報が含まれる。
S519で、ジョブコントロール処理401は、RIP処理411を起動し、通知を受けたDLのレンダリング処理を行う。RIP処理411は、RIP216を制御して、DLをレンダリングすることで指定画像サイズのラスタイメージおよび属性ビットを生成する。
S520で、RIP処理411は、S519で生成したラスタイメージおよび属性ビットをプリンタエンジン202で印刷可能な形式にパッケージ化して、パッケージ化データとした上、ジョブコントロール処理401へ通知する。
S520で生成されたパッケージ化データの通知を受けたジョブコントロール処理401は、プリント処理407を起動し、パッケージ化データの印刷処理を行う。
S521で、プリント処理407は、ジョブコントロール処理401より通知を受けたカラーモードを確認し、カラーモードがRGBであればS522へ進み、カラーモードがCMYKであればS523へ進む。
S522で、プリント処理407は、プリント画像処理219の画像フォーマット変換部を制御し、パッケージ化データのRGB→CMYK変換を行った上で、S523へ進む。
S523で、プリント処理407は、プリント画像処理219及びRCP220を制御し、パッケージ化データに対し、属性ビットに基づいた画像処理やプリンタ補正処理を施す。
S524で、プリント処理407は、載り量制限処理410を起動し、画像処理済みのパッケージ化データに対しトナー載り量制限を施し、トナー載り量が一定以下になることを保証したうえで、S514でパッケージ化データの印刷処理を行い終了する。
本実施例によれば、カラー複合機200で、ユーザが操作部210上からダイレクトモードにしているか又はプリントサーバ100から通知されるTIFFデータがダイレクトモードの条件に一致している場合、ダイレクトモードとしての処理が実行される。
ダイレクトモードでは、色処理やDL生成、RIP処理、画像処理が行われず、さらにRCPの処理能力をすべてZIP展開に使用するため高速なTIFFの印刷処理が行われると共に、入力画像に対しユーザの意図しない処理が行われることはない。
また、ダイレクトモードでは載り量制限処理ではなく、載り量検知処理が実施されることにより、入力画像に対して意図しない処理が行われないばかりでなくプリンタエンジンの故障を保護する。さらに、載り量検知処理で載り量オーバであった場合に、ユーザに通知する構成をとることにより、ユーザまたはプリントサーバはキャンセルされた原因を認識することが可能となる。
100 プリントサーバ
101 プリントサーバのCPU
200 カラー複合機
205 カラー複合機のCPU
220 Reconfigurable Processor(RCP)
290 プリンタコントローラ
401 ジョブコントロール処理
406 TIFF解析処理
407 プリント処理
409 載り量検知処理
410 載り量制限処理
101 プリントサーバのCPU
200 カラー複合機
205 カラー複合機のCPU
220 Reconfigurable Processor(RCP)
290 プリンタコントローラ
401 ジョブコントロール処理
406 TIFF解析処理
407 プリント処理
409 載り量検知処理
410 載り量制限処理
Claims (6)
- 画像形成装置に、入力された画像データフォーマットから画像データを抽出する、画像データ抽出手段と(405)、
前記、画像データからRIPの解釈可能な中間データを生成し、該中間データをRIPでラスタライズすることにより、印刷データを生成する第一の印刷データ生成手段と(S515-S520)、
前記、画像データから直接、印刷データを生成する、第2の印刷データ生成手段と(S508-S509)、
前記、第1の印刷データ生成手段と、第2の印刷データ生成手段を選択する選択手段(S505)を持つことを特徴とする画像形成装置。 - 請求請1の画像形成装置において、前記選択手段は、入力された画像データフォーマットに含まれる情報と、画像形成装置に設定されているパラメータによる決定することを特徴とする(S505) 画像形成装置。
- 請求請2の画像形成装置において、画像データフォーマットに含まれる情報はデータ解像度情報であり、画像形成装置に設定されているパラメータは、色変換情報、拡縮を伴うレイアウト情報、出力解像度情報であり、前記データ解像度情報と前記出力解像度情報が一致し、色変換情報が色変換を行わない設定であり、且つ拡縮を伴うレイアウト情報が設定されていない時、前記選択手段は第2の印刷データ生成手段を選択することを特徴とする(S505)画像形成装置。
- 請求請1〜3の画像形成装置において、印刷データが印刷デバイスに破壊的な負荷を掛ける可能性があるか否かを検知する、デバイス付加検知手段と(409)、印刷データが印刷デバイスに破壊的な負荷を掛けるデータである場合に、正常に動作できるレベルの出力データに変換する、デバイス保護手段(410)と、前記第2の印刷データ生成手段が選択された場合に、前記デバイス付加検知手段を動作し、前記第1の印刷データ生成手段が選択された場合に、前記デバイス保護手段を動作させる手段(S505)を持つことを特徴とする画像形成装置。
- 請求請4の画像形成装置において、前記デバイス付加検知手段は、印刷データのトナー載り量を検知する、トナー載り量検知手段であり、前記デバイス保護手段は、印刷データのトナー載り量が一定以上の場合、一定以下のレベルになるように印刷データを変換するトナー載り量制限手段である画像形成装置。
- 請求請5の画像形成装置において、前記トナー載り量検知手段はさらに、超過した載り量を検知する手段を持ち、トナー載り量検知手段が、一定以上のトナー載り量を検知した場合、該情報をユーザに載り量が超過したこと及び超過した載り量を通知する手段と、前記印刷データの印刷を中止する手段(S515)を持つことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009215503A JP2011062909A (ja) | 2009-09-17 | 2009-09-17 | 画像形成装置 |
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JP2009215503A JP2011062909A (ja) | 2009-09-17 | 2009-09-17 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011062909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016055566A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 富士ゼロックス株式会社 | プリンタシステム、プリンタシステム制御プログラム |
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2009
- 2009-09-17 JP JP2009215503A patent/JP2011062909A/ja active Pending
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JP2016055566A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 富士ゼロックス株式会社 | プリンタシステム、プリンタシステム制御プログラム |
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