JP2011061964A - 継電器、及び、電力供給システム - Google Patents

継電器、及び、電力供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】過剰な逆潮流電力が発生することを抑制する。
【解決手段】
継電器611は、需要家1での気温を検出する温度センサ63からの検出信号が入力される入力部611aと、第1遮断器613の開閉を制御する第1制御信号を出力する第1制御信号出力部611dと、第2遮断器614の開閉を制御する第2制御信号を出力する第2制御信号出力部611eと、制御部611bとを有する。制御部611bは、温度センサ63からの検出信号が発電部4での発電で逆潮流が生じると想定されるレベルの場合に、第1遮断器613を開放するための第1制御信号、及び、第2遮断器614を閉成するための第2制御信号を出力させて蓄電池5へ電力を供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、継電器、及び、電力供給システムに関する。
ソーラーパネル(太陽電池)で得られた電力を蓄電器に蓄えて用いる太陽光発電システムが提案されている(例えば特許文献1を参照)。このシステムにおいて、蓄電器は、ソーラーパネルの出力変動を抑制して出力安定化を図るために充放電され、ソーラーパネルの発電に起因して生じた余剰電力は、逆潮流電力として電力会社の系統へ供給される。
特開2009−33797号公報
近年、エネルギーについての関心は高く、今後多くの需要家がソーラーパネル等の発電システムを導入することが考えられる。そうすると、天候や気温等の環境条件によっては、大量の逆潮流電力が生じることとなり、電力会社は、環境条件の変化に応じた受給調整を余儀なくされる。ここで、逆潮流電力が過剰に発生してしまうと、受給調整が追いつかず、系統動揺等の不具合が生じる可能性がある。また、配電系統の末端部分で電圧上昇が発生した場合、配電系統上流部における発電量制御だけでは、電圧の維持が困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、過剰な逆潮流電力の発生を抑えることにある。
上記の目的を達成するため本発明の継電器は、
気温や日照などで変化する需要家の環境状況を検出するセンサからの、検出信号が入力されるセンサ入力部と、
前記需要家が備える発電部と配電盤との間の第1配線に設けられた第1遮断器の開閉を制御する、第1制御信号を出力する第1制御信号出力部と、
前記発電部と蓄電器との間の第2配線に設けられた第2遮断器の開閉を制御する、第2制御信号を出力する第2制御信号出力部と、
前記検出信号が、前記発電部での発電で逆潮流が生じると想定されるレベルの場合に、前記第1遮断器を開放するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を閉成するための前記第2制御信号を前記第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記蓄電 器へ電力を供給し、且つ、前記逆潮流が生じると想定されないレベルの場合に、前記第1遮断器を閉成するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を開放するための前記第2制御信号を第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記配電盤へ電力を供給する制御部と、
を有することを特徴とする。
この継電器によれば、需要家での環境状況に応じ、発電部で発電された電力を蓄電池に供給して充電するので、過剰な逆潮流電力が発生することを抑制できる。また、配電系統上流部における発電量制御では対応が困難な電圧の維持にも対応できる。
前述の継電器において、前記発電部は、複数の発電ユニットを備え、前記第1遮断器及び前記第2遮断器は、前記発電ユニット毎に設けられ、前記制御部は、前記需要家での消費電力が少ない程に前記蓄電器へ電力を供給する前記発電ユニットの数が増えるよう、前記第1制御信号及び前記第2制御信号を出力させることが好ましい。
この継電器によれば、発電ユニットで発電された余剰な電力を、効率よく蓄電器に蓄えることができる。
前述の継電器において、前記センサは、前記需要家での気温を検出する温度センサであり、前記制御部は、前記検出信号が、前記発電部での発電で逆潮流が生じると想定される温度範囲を示すレベルの場合に、前記第1制御信号として前記第1遮断器を開放するための信号を出力させるとともに前記第2制御信号として前記第2遮断器を閉成するための信号を出力させ、前記逆潮流が生じると想定されない温度範囲を示すレベルの場合に、前記第1制御信号として前記第1遮断器を閉成するための信号を出力させるとともに前記第2制御信号として前記第2遮断器を開放するための信号を出力させることが好ましい。
この継電器によれば、温度センサの検出信号によって需要家での消費電力を予測でき、蓄電池への充電を簡便な設備で制御できる。
前述の継電器において、前記センサ入力部には、前記第1配線及び前記第2配線の電流を検出する変流器からの他の検出信号が入力され、前記制御部は、前記他の検出信号が電流過多を示すレベル以上の場合に、前記第1遮断器を開放するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を開放するための前記第2制御信号を前記第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記発電部を系統から切り離すことが好ましい。
この継電器によれば、蓄電器に対する充電の制御と過電流の保護とが行える。
また、上記の目的を達成するため本発明の電力供給システムは、
気温や日照などで変化する需要家の環境状況を検出するセンサと、
前記需要家が備える発電部と配電盤との間の第1配線に設けられた第1遮断器と、
前記発電部と蓄電器との間の第2配線に設けられた第2遮断器と、
前記センサからの検出信号のレベルに応じて、前記第1遮断器の開閉を制御する第1制御信号、及び、前記第2遮断器の開閉を制御する第2制御信号を出力する継電器とを有する電力供給システムであって、
前記継電器は、
前記センサからの検出信号が入力されるセンサ入力部と、
前記第1制御信号を出力する第1制御信号出力部と、
前記第2制御信号を出力する第2制御信号出力部と、
前記検出信号が、前記発電部での発電で逆潮流が生じると想定されるレベルの場合に、前記第1遮断器を開放するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を閉成するための前記第2制御信号を前記第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記蓄電器へ電力を供給し、且つ、前記逆潮流が生じると想定されないレベルの場合に、前記第1遮断器を閉成するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を開放するための前記第2制御信号を第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記配電盤へ電力を供給する制御部と、
を有することを特徴とする。
この電力供給システムによれば、需要家の環境状況に応じ、発電部で発電された電力を蓄電池に供給して充電するので、過剰な逆潮流電力が発生することを抑制できる。
本発明によれば、過剰な逆潮流電力が発生することを抑えることができる。
第1実施形態の配電系統を説明する図である。 (a)は第1開閉器の構成を説明する図である。(b)は第1開閉器の動作を説明する図である。 第1実施形態の動作を説明する図であり、日差しは強いが中程度の温度下での動作を説明する図である。 第1実施形態の動作を説明する図であり、日差しが強く高温下での動作を説明する図である。 第1実施形態の動作を説明する図であり、日差しがなく中程度の温度下での動作を説明する図である。 第2実施形態の配電系統を説明する図である。 第2実施形態の動作を説明する図であり、日差しは強いが、冷暖房器具を動作させる必要のない温度下での動作を説明する図である。 第2実施形態の動作を説明する図であり、日差しは強いが、冷暖房器具を弱めに動作させる程度の温度下での動作を説明する図である。 第2実施形態の動作を説明する図であり、日差しが強く高温下での動作を説明する図である。
===第1実施形態===
<全体構成について>
以下、本発明の第1実施形態について説明する。まず図1を参照し、配電系統について説明する。例示した配電系統では、配電線PLが配電柱PPに架設されている。この配電線PLからは高圧引下げ線SL1が分岐し、変圧器Tに接続されている。変圧器Tの低圧側には引込線SL2が接続されている。需要家1には、発電システム2及び配電盤3を有する電力供給システムが設けられている。発電システム2は、自家用発電設備に相当し、本実施形態では2組のソーラーパネル41,42を用いて太陽光発電を行う。配電盤3は、発電システム2が発電した電力(自家発電の電力)及び変圧器Tからの電力(商用電源の電力)を、分電盤(不図示)を介して需要家1の屋内配線11に供給する。この屋内配線11には、電気冷暖房器具としてのエアコン12、照明13、テレビ14といった各種の電気機器(負荷)が接続される。
<発電システム2について>
発電システム2は、発電部4と、蓄電池5と、切り替え部6と、パワーコンディショナ7とを有する。
発電部4は、直流電力を生成する部分であり、本実施形態では第1ソーラーパネル41、第2ソーラーパネル42、第1接続箱43、及び、第2接続箱44によって構成されている。第1ソーラーパネル41と第2ソーラーパネル42は、太陽光から直流電力を生成するものであり、例えば建物の屋根に設置されている。第1接続箱43は、第1ソーラーパネル41が有する複数のモジュールで発電された直流電力を1つにまとめて出力する。同様に、第2接続箱44は、第2ソーラーパネル42が有する複数のモジュールで発電された直流電力を1つにまとめて出力する。従って、この発電部4は、ソーラーパネルと接続箱からなる発電ユニットを2つ備えているといえ、第1ソーラーパネル41で発電された直流電力と、第2ソーラーパネル42で発電された直流電力とを個別に扱うことができる。
蓄電池5は、発電部4で発電された電力のうちの余剰分(余剰電力)を蓄え、蓄えた余剰電力を補助電力として供給する。本実施形態では、発電部4と蓄電池5との間に切り替え部6が設けられており、切り替え部6の動作によって蓄電池5への蓄電と需要家1への電力供給とが選択的に行われる。なお、切り替え部6については、後で詳しく説明する。
パワーコンディショナ7は、発電部4で発電された直流電力や蓄電池5から供給された直流電力を交流電力に変換し、需要家用の電力として配電盤3に供給する。なお、発電部4で発電された電力が需要家1での消費電力を越えた場合、越えた分の電力は逆潮流になる。
<切り替え部6について>
逆潮流が多くの需要家1で生じた場合、電力会社の系統へ供給される電力が過度に多くなってしまい、系統動揺の原因となる。この系統動揺を抑制するため、電力会社では、発電施設で発電量を調整したり、電圧調整器で電圧を調整したりして電力の需給調整を行うが、逆潮流の電力があまりに大きい場合、あるいは、配電系統の末端部分で過度の余剰電力が発生した場合には、調整しきれない可能性がある。
このような事情に鑑み、この発電システム2では、切り替え部6にて電力消費に大きな影響を与える気温を検出し、検出した気温に応じて発電部4で発電された電力を配電盤3に供給するか、蓄電池5に供給するかを定めている。
すなわち、需要家1での気温と消費電力及び発電量との関係を予め把握しておき、温度センサ63による検出信号のレベルが逆潮流を生じると想定されるレベルの範囲内にある場合、発電部4からの電力が蓄電池5に供給されるように切り替え部6を動作させて充電経路を形成する。前述したように、この発電システム2では、第1ソーラーパネル41からの電力と第2ソーラーパネル42からの電力とを個別に扱うことができる。そこで、この発電システム2では、第2ソーラーパネル42からの電力を配電盤3に供給したり、蓄電池5に供給したりしている。
図1に示す切り替え部6は、第1開閉器61と、第2開閉器62と、温度センサ63と、日照センサ64とを有している。第1開閉器61は、需要家1での外気温を検出する温度センサ63からの検出信号のレベルに応じ、第2接続箱44(第2ソーラーパネル42)からの直流電力を配電盤3に供給したり、蓄電池5に供給したりする。なお、第1開閉器61については後で説明する。
第2開閉器62は、第1開閉器61と同様に構成され、需要家1での日差しの強さを検出する日照センサ64からの検出信号のレベルに応じ、第2接続箱44からの直流電力を蓄電池5に供給したり、蓄電池5からの直流電力を配電盤3に供給したりする。そして、日照センサ64からの検出信号が所定レベル以上の場合、すなわち第2ソーラーパネル42による発電に十分な照度の場合には、第2接続箱44からの直流電力が蓄電池5に供給されるように、第2開閉器が有する遮断器を制御して充電経路を形成する。具体的には、遮断器を第1開閉器61側の配線に接続する。一方、日照センサ64からの検出信号が所定レベル未満の場合、すなわち第2ソーラーパネル42による発電量が不十分となる照度の場合には、第2接続箱44からの直流電力が配電盤3に供給されるように上記の遮断器を制御して放電経路を形成する。具体的には、遮断器をパワーコンディショナ7側の配線に接続する。
<第1開閉器61について>
図2(a)に示すように、第1開閉器61は、継電器611と、電流センサ612と、第1遮断器613と、第2遮断器614とを有している。
継電器611は、入力部611aと、制御部611bと、出力部611cとを有し、温度センサ63からの検出信号や電流センサ612からの検出信号のレベルに応じて、第1遮断器613や第2遮断器614へ所定の制御信号を出力する。この制御信号は、第1遮断器613や第2遮断器614の開閉状態を定める。入力部611aは、各センサからの検出信号が入力されるセンサ入力部である。本実施形態では、温度センサ63や電流センサ612からの検出信号が入力部611aに入力される。制御部611bは、入力部611aに入力された検出信号のレベルに応じた制御信号を、出力部611cから出力させる。この制御部611bは、リレー、抵抗、ダイオードなどの回路素子で構成してもよいし、CPUやメモリを有するマイコンで構成してもよいし、回路素子とマイコンの組み合わせで構成してもよい。なお、検出信号のレベルと制御信号との関係については、継電器611の動作説明の中で述べる。出力部611cは、第1遮断器613用の第1制御信号を出力する第1制御信号出力部611dと、第2遮断器614用の第2制御信号を出力する第2制御信号出力部611eとを有する。
電流センサ612は、第2接続箱44と第1開閉器61とを接続する配線を流れる電流の大きさに応じたレベルの検出信号を出力する。この配線は、配電盤3側の配線(第1配線)と蓄電池5側の配線(第2配線)とが分岐する位置よりも、第2接続箱44側に配置されている。従って、この配線は、配電盤3へ電力を供給する第1配線としても、蓄電池5へ電力を供給する第2配線としても機能する。すなわち、共通配線として機能する。そして、この共通配線の電流を検出するように電流センサ612を設けているので、1つの電流センサ612で、配電盤3への電力供給時における電流と、蓄電池5への電力供給時における電流とを検出でき、構成の簡素化が図れる。
第1遮断器613は、第2接続箱44とパワーコンディショナ7とを接続する配線の途中に設けられ、閉成状態において第2接続箱44とパワーコンディショナ7とを電気的に接続し、第2ソーラーパネル42からの直流電力を配電盤3に供給させる。第2遮断器614は、第2接続箱44と蓄電池5とを接続する配線の途中に設けられ、閉成状態において第2接続箱44と蓄電池5とを電気的に接続し、第2ソーラーパネル42からの電力を蓄電池5に供給させる。本実施形態において、継電器611は、第1遮断器613と第2遮断器614の一方を閉成状態にするとき他方を開放状態にする。従って、第2ソーラーパネル42からの電力は、パワーコンディショナ7(配電盤3)と蓄電池5の何れかに供給される。
<継電器611の動作について>
次に、継電器611の動作について説明する。図2(b)に示すように、継電器611は、需要家1における気温の高さ、すなわち温度センサ63からの検出信号のレベルと、共通配線を流れる電流の大きさ、すなわち電流センサ612からの検出信号のレベルとに応じて、第1遮断器613用の第1制御信号と第2遮断器614用の第2制御信号とを出力する。
この継電器611において、電流センサ612からの検出信号は、温度センサ63からの検出信号よりも優先度が高く定められている。すなわち、電流センサ612からの検出信号で電流の大きさが判断基準値よりも大きい場合には「超過」とされ、温度センサ63からの検出信号のレベルに関わらず、第1制御信号及び第2制御信号として開放を指示する信号が出力される。これにより、第1制御信号を受信した第1遮断器613と第2制御信号を受信した第2遮断器614の何れも開放状態になる。その結果、パワーコンディショナ7や蓄電池5への、第2ソーラーパネル42からの電力供給が断たれ、過剰な大きさの電流によってパワーコンディショナ7や蓄電池5などに悪影響が生じる不具合を抑制できる。
電流センサ612からの検出信号が「通常」のレベルを示している場合、継電器611は、温度センサ63からの検出信号のレベルに応じた内容の第1制御信号及び第2制御信号を出力する。例えば、電気暖房器具(例えばエアコン12)の所定負荷以上での運転(強運転)が必要な「低温」(例えば10℃未満)の場合、継電器611は、第1制御信号として閉成を指示する信号を出力し、第2制御信号として開放を指示する信号を出力する。これにより、第2ソーラーパネル42からの電力は、配電盤3に供給され、需要家1での使用に供される。また、電気冷房器具(例えばエアコン12)の所定負荷以上での運転が必要な「高温」(例えば28℃以上)の場合も同様である。この場合も、継電器611は、第1制御信号として閉成を指示する信号を出力し、第2制御信号として開放を指示する信号を出力する。一方、電気冷暖房器具の運転が不要か、或いは、所定負荷未満での運転(弱運転)で足りる「中温」(例えば10℃以上28℃未満)の場合、継電器611は、第1制御信号として開放を指示する信号を出力し、第2制御信号として閉成を指示する信号を出力する。これにより、第2ソーラーパネル42からの電力は蓄電池5に供給されて蓄えられる。
以上の動作を継電器611に行わせることで、発電部4での発電量が過多になり、逆潮流が生じると想定され得る状況下において、第2ソーラーパネル42からの電力が蓄電池5に蓄えられる。これにより、電力会社の系統へ供給される電力量を抑えることができ、系統動揺を抑制できる。また、配電系統の末端部分で過度の余剰電力が発生しても、配電系統上流部における発電量制御によらずに電圧を維持できる。
<システムの動作について>
次に、図3〜図5を参照して電力供給システムの動作について説明する。
図3は、日差しは強いが、エアコン12等の冷暖房器具の運転が不要か、弱運転で済む程度の中温の場合(CASE1A)の動作を説明する図である。この例において、温度センサ63からの検出信号が中温を示すレベルのため、第1開閉器61は、第1制御信号として開放を指示する信号を出力し、第2制御信号として閉成を指示する信号を出力する。また、日差しが強いので、第2開閉器62は、遮断器を制御して第2接続箱44側の配線に接続をしている。
これにより、第2ソーラーパネル42からの電力は、第2接続箱44でまとめられた後、第1開閉器61及び第2開閉器62を通じて蓄電池5に供給される。一方、第1ソーラーパネル41からの電力は、第1接続箱43でまとめられて、パワーコンディショナ7を介して配電盤3に供給され、需要家1における各種電気機器12〜14の動作に用いられる。このように、第1ソーラーパネル41からの電力で需要家1で消費される電力を賄い、余剰電力である第2ソーラーパネル42からの電力を蓄電池5に蓄えているので、余剰電力が電力会社の系統へ供給されること(逆潮流)を抑制できる。
図4は、日差しが強く、需要家1での気温も高い状況下の場合(CASE1B)での動作を説明する図である。この例において、温度センサ63からの検出信号が高温を示すレベルのため、第1開閉器61は、第1制御信号として閉成を指示する信号を出力し、第2制御信号として開放を指示する信号を出力する。なお、第2開閉器62は、日差しの強さで制御されるため、第2接続箱44側の配線に接続をしている。
この場合、第2ソーラーパネル42からの電力は、パワーコンディショナ7を介して配電盤3に供給される。同様に、第1ソーラーパネル41からの電力も、パワーコンディショナ7を介して配電盤3に供給される。そして、需要家1での気温が高いことから、エアコン12等の電気冷房器具が強運転されていることが予想されるが、各ソーラーパネル41,42からの電力も供給されているので、商用電源の電力消費を抑制することができる。従って、この点でも系統動揺の抑制に寄与する。
図5は、日差しがなく、需要家1での気温が中温の夜間(CASE1C)での動作を説明する図である。この例において、温度センサ63からの検出信号が中温を示すレベルのため、第1開閉器61は、第1制御信号として開放を指示する信号を出力し、第2制御信号として閉成を指示する信号を出力する。また、第2開閉器62は、遮断器を制御して、パワーコンディショナ7側の配線に接続をしている。
この場合、日差しがないので、各ソーラーパネル41,42からは電力が供給されないが、蓄電池5に蓄えられた電力が放出される。すなわち、蓄電池5からの電力は、パワーコンディショナ7にて交流に変換され、配電盤3に供給される。そして、需要家1における各種電気機器12〜14の動作に用いられる。これにより、商用電源の使用量を低減することができる。
===第2実施形態===
前述の第1実施形態では、第2ソーラーパネル42からの電力を蓄電池5に蓄えたり、配電盤3に供給したりしていた。ここで、第1ソーラーパネル41からの電力も蓄電池5に蓄えたり、配電盤3に供給したりしてもよい。すなわち、発電部4は、複数の発電ユニットを備えており、各発電ユニットで発電された電力を、蓄電池5に対して段階的に供給するようにしてもよい。
以下、このように構成した第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態で説明したものについては同じ符号を付して示し、説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態の電力供給システムでは、第1接続箱43とパワーコンディショナ7とを接続する配線の途中に第3開閉器65を設けている。この第3開閉器65は、第1開閉器61と同様な構成を有する。すなわち、継電器と第1遮断器と第2遮断器を有している(図2(a)を参照)。そして、第3開閉器65が有する第1遮断器は、配線を介してパワーコンディショナ7と電気的に接続されている。また、第2遮断器と蓄電池5とは、配線を介して電気的に接続されている。
この第3開閉器65の第1開閉器61との違いは、第1遮断器や第2遮断器を動作させる際の検出温度にある。そこで、電力供給システムの動作説明の中で、この点についての説明をする。
図7は、日差しは強いが、電気冷暖房器具の運転が不要な程度の第1中温の場合(CASE2A)での動作を説明する図である。この例において、温度センサ63からの検出信号が第1中温を示すレベルのため、第1開閉器61及び第3開閉器65は、第1制御信号として開放を指示する信号を出力し、第2制御信号として閉成を指示する信号を出力する。また、日差しが強いので、第2開閉器62は、遮断器を制御して第2接続箱44側の配線に接続をしている。
これにより、各ソーラーパネル41,42からの電力は、各接続箱43,44にて発電ユニット毎にまとめられ、その後に蓄電池5へ供給される。このように、需要家1での消費電力が極めて少なく、各ソーラーパネル41,42(各発電ユニット)からの電力の多くが余剰電力となり得る場合であっても、第2実施形態の電力供給システムでは、各ソーラーパネル41,42からの電力を蓄電池5に蓄えているので、電力会社の系統への逆潮流を抑制できる。
図8は、日差しは強いが、電気冷暖房器具を弱運転する程度の第2中温の場合(CASE2B)での動作を説明する図である。この例において、温度センサ63からの検出信号が第2中温を示すレベルのため、第1開閉器61は、第1制御信号として開放を指示する信号を出力し、第2制御信号として閉成を指示する信号を出力する。一方、第3開閉器65は、第1制御信号として閉成を指示する信号を出力し、第2制御信号として開放を指示する信号を出力する。そして、第2開閉器62は、遮断器を制御して第2接続箱44と蓄電池5とを電気的に接続する。
これにより、第1ソーラーパネル41からの電力はパワーコンディショナ7を介して配電盤3に供給され、第2ソーラーパネル42からの電力は蓄電池5に蓄えられる。このように、各ソーラーパネル41,42で発電された一部の電力を需要家1で消費し、残りの電力を蓄電池5に蓄えているので、必要な電力を消費しつつ、逆潮流を抑制できる。
図9は、日差しが強く、電気冷房器具を強運転する必要のある高温の場合(CASE2C)での動作を説明する図である。この例において、温度センサ63からの検出信号が高温を示すレベルのため、第1開閉器61及び第3開閉器65は、第1制御信号として閉成を指示する信号を出力し、第2制御信号として開放を指示する信号を出力する。なお、第2開閉器62は、日差しによって制御されるので、遮断器を閉成するが、第1開閉器61の第2遮断器614が開放されているので、蓄電池5は切り離された状態にある。
これにより、第1ソーラーパネル41からの電力及び第2ソーラーパネル42からの電力は、それぞれパワーコンディショナ7を介して配電盤3に供給される。このように、発電されたすべての電力を需要家1で消費しているので、商用電源からの電力の供給をその分だけ抑制できる。
このように、第2実施形態の電力供給システムでは、需要家1での消費電力が少ない程に蓄電池5へ電力を供給する発電ユニットの数が増えるよう、第1制御信号及び第2制御信号を出力させている。これにより、きめ細かな電力の供給制御ができ、ソーラーパネルで発電された余剰な電力を効率よく蓄電池5に充電できる。
なお、第2実施形態でも第1実施形態と同様、夜間においては蓄電池5に蓄えられた電力を需要家1へ供給し、商用電源の電力消費を抑えている。
また、第1ソーラーパネル41と第2ソーラーパネル42の発電量が異なる場合、本第2実施形態では、より細やかな屋内需給調整が可能であるため、系統動揺抑制効果が高まる。
===その他の実施形態===
本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示されるものである。このため、本発明は、前述の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱することのない範囲で、変更、改良され得る。そして、本発明には、次の変形例も含まれる。
例えば、発電部4に関し、2組のソーラーパネルを例示したが、これに限定されない。3組以上であってもよいし、1組だけであってもよい。
発電部4としてソーラーパネル41,42等を例示したが、発電部4はこれに限定されず、需要家1で発電が行えるものであればよい。例えば、風力発電機であってもよい。風力発電機を用いた場合、温度センサ63によってその需要家1での消費電力を予測し、予測した需要に応じて第1開閉器61や第2開閉器62を制御し、発電された電力の供給先を定めればよい。この時、日照センサ64の代わりに、風力センサを用いてもよい。
第2開閉器62に関し、前述の実施形態では、日照センサ64からの検出信号のレベルに応じて制御をしたが、次のように制御してもよい。すなわち、蓄電池5の充電量を検出し、蓄電池5が満充電された後は、ソーラーパネル41,42からの電力をパワーコンディショナ7に供給してもよい。これにより、蓄電池5に対する過充電を抑制でき、蓄電池5を保護できる。なお、このような制御を行うと、余剰電力は電力会社の系統に供給されて逆潮流となるが、蓄電池5の充電時間分だけ逆潮流の発生時間が遅延されていること、及び、逆潮流の遅延時間は需要家1毎にばらつきがあることから、系統動揺を抑制できる。
蓄電器に関し、各実施形態では蓄電池5を例示したが、これに限定されない。電力を蓄えることができ、蓄えた電力を放出できれば蓄電池5以外のものを用いてもよい。例えば、電力を気体圧力に変換して貯蔵し、気体圧力から電力を取り出すような蓄電器であってもよい。
需要家1の環境状況を検出するセンサとして温度センサ63を例示したが、これに限定されない。例えば、日差しの強さを検出する日照センサであってもよいし、降水量を検出する降水量センサであってもよい。また、インターネット等の通信回線を通じて取得した気象情報であってもよい。
1…需要家,11…屋内配線,12…エアコン,13…照明,14…テレビ,2…発電システム,3…配電盤,4…発電部,41…第1ソーラーパネル,42…第2ソーラーパネル,43…第1接続箱,44…第2接続箱,5…蓄電池,6…切り替え部,61…第1開閉器,611…継電器,611a…入力部,611b…制御部,611c…出力部,611d…第1制御信号出力部,611e…第2制御信号出力部,612…電流センサ,613…第1遮断器,614…第2遮断器,62…第2開閉器,63…温度センサ,64…日照センサ,65…第3開閉器,7…パワーコンディショナ,PL…配電線,PP…配電柱,T…変圧器,SL1…高圧引下げ線,SL2…引込線

Claims (5)

  1. 気温や日照などで変化する需要家の環境状況を検出するセンサからの、検出信号が入力されるセンサ入力部と、
    前記需要家が備える発電部と配電盤との間の第1配線に設けられた第1遮断器の開閉を制御する、第1制御信号を出力する第1制御信号出力部と、
    前記発電部と蓄電器との間の第2配線に設けられた第2遮断器の開閉を制御する、第2制御信号を出力する第2制御信号出力部と、
    前記検出信号が、前記発電部での発電で逆潮流が生じると想定されるレベルの場合に、前記第1遮断器を開放するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を閉成するための前記第2制御信号を前記第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記蓄電器へ電力を供給し、且つ、前記逆潮流が生じると想定されないレベルの場合に、前記第1遮断器を閉成するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を開放するための前記第2制御信号を第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記配電盤へ電力を供給する制御部と、
    を有することを特徴とする継電器。
  2. 前記発電部は、複数の発電ユニットを備え、
    前記第1遮断器及び前記第2遮断器は、前記発電ユニット毎に設けられ、
    前記制御部は、前記需要家での消費電力が少ない程に前記蓄電器へ電力を供給する前記発電ユニットの数が増えるよう、前記第1制御信号及び前記第2制御信号を出力させる、ことを特徴とする請求項1に記載の継電器。
  3. 前記センサは、前記需要家での気温を検出する温度センサであり、
    前記制御部は、前記検出信号が、前記発電部での発電で逆潮流が生じると想定される温度範囲を示すレベルの場合に、前記第1制御信号として前記第1遮断器を開放するための信号を出力させるとともに前記第2制御信号として前記第2遮断器を閉成するための信号を出力させ、前記逆潮流が生じると想定されない温度範囲を示すレベルの場合に、前記第1制御信号として前記第1遮断器を閉成するための信号を出力させるとともに前記第2制御信号として前記第2遮断器を開放するための信号を出力させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の継電器。
  4. 前記センサ入力部には、前記第1配線及び前記第2配線の電流を検出する変流器からの他の検出信号が入力され、
    前記制御部は、前記他の検出信号が電流過多を示すレベル以上の場合に、前記第1遮断器を開放するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を開放するための前記第2制御信号を前記第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記発電部を系統から切り離す、ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の継電器。
  5. 気温や日照などで変化する需要家の環境状況を検出するセンサと、
    前記需要家が備える発電部と配電盤との間の第1配線に設けられた第1遮断器と、
    前記発電部と蓄電器との間の第2配線に設けられた第2遮断器と、
    前記センサからの検出信号のレベルに応じて、前記第1遮断器の開閉を制御する第1制御信号、及び、前記第2遮断器の開閉を制御する第2制御信号を出力する継電器とを有する電力供給システムであって、
    前記継電器は、
    前記センサからの検出信号が入力されるセンサ入力部と、
    前記第1制御信号を出力する第1制御信号出力部と、
    前記第2制御信号を出力する第2制御信号出力部と、
    前記検出信号が、前記発電部での発電で逆潮流が生じると想定されるレベルの場合に、前記第1遮断器を開放するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を閉成するための前記第2制御信号を前記第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記蓄電器へ電力を供給し、且つ、前記逆潮流が生じると想定されないレベルの場合に、前記第1遮断器を閉成するための前記第1制御信号を前記第1制御信号出力部から、前記第2遮断器を開放するための前記第2制御信号を第2制御信号出力部からそれぞれ出力させて、前記配電盤へ電力を供給する制御部と、
    を有することを特徴とする電力供給システム。
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