JP2011061535A - 通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法 - Google Patents
通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011061535A JP2011061535A JP2009209470A JP2009209470A JP2011061535A JP 2011061535 A JP2011061535 A JP 2011061535A JP 2009209470 A JP2009209470 A JP 2009209470A JP 2009209470 A JP2009209470 A JP 2009209470A JP 2011061535 A JP2011061535 A JP 2011061535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication traffic
- amount
- control
- communication
- traffic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】通信トラヒック制御をより迅速で的確に行うことができる通信トラヒック制御装置を提供する。
【解決手段】通信トラヒック量取得部601が、分割エリア毎の通信トラヒック量を継続的に取得する。予測トラヒック量推定部603は、分割エリアのうち制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び制御対象エリアの周辺エリアの通信トラヒック量の変化量を算出する。更に、予測トラヒック量推定部603は、算出された制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて、制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する。通信トラヒック制御部604は、予測トラヒック量推定部によって推定された予測トラヒック量に基づいて、制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行う。
【選択図】図1
【解決手段】通信トラヒック量取得部601が、分割エリア毎の通信トラヒック量を継続的に取得する。予測トラヒック量推定部603は、分割エリアのうち制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び制御対象エリアの周辺エリアの通信トラヒック量の変化量を算出する。更に、予測トラヒック量推定部603は、算出された制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて、制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する。通信トラヒック制御部604は、予測トラヒック量推定部によって推定された予測トラヒック量に基づいて、制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信トラヒック量を制御する通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法に関する。
従来、移動機と無線基地局等との間の通信トラヒック量を測定し、測定結果に基づいて通信トラヒック制御を行う技術として、例えば特許文献1に記載されたものがある。ここでは、所定の位置登録エリア内における移動機の通信トラヒック量を測定し、測定結果に基づいて位置登録エリアを構成する無線基地局の数を増減させることによって通信トラヒック制御を行っている。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、測定された現在の通信トラヒック量に基づいて通信トラヒック制御を行うものであり、通信トラヒック量が急激に変化する状況では、迅速で的確な通信トラヒック制御を行うことが困難な場合があった。例えば、通信トラヒック量の多いエリアが時間とともに移動しており、通信トラヒック量の多いエリアの移動によって所定のエリアの通信トラヒック量が急激に増えた場合には、通信トラヒック量の測定が行われた時点で既に膨大な量の通信トラヒックが当該エリアに発生しており、通信トラヒック制御が間に合わないといった問題があった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、通信トラヒック制御をより迅速で的確に行うことができる通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の通信トラヒック制御装置は、移動機が在圏するセクタを制御する基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続された通信トラヒック制御装置であって、予め定められた分割エリア毎の前記移動機の通信トラヒック量を継続的に取得する通信トラヒック量取得部と、前記通信トラヒック量取得部によって継続的に取得された前記分割エリア毎の通信トラヒック量に基づいて、前記分割エリアのうち制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び前記制御対象エリアの周辺エリアの通信トラヒック量の変化量を算出し、算出された前記制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて、前記制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する予測トラヒック量推定部と、前記予測トラヒック量推定部によって推定された前記予測トラヒック量に基づいて、前記制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行う通信トラヒック制御部と、を備える。
また、本発明の通信トラヒック制御方法は、移動機が在圏するセクタを制御する基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続された通信トラヒック制御装置、により実行される通信トラヒック制御方法であって、予め定められた分割エリア毎の前記移動機の通信トラヒック量を継続的に取得する通信トラヒック量取得ステップと、前記通信トラヒック量取得ステップにより継続的に取得された前記分割エリア毎の通信トラヒック量に基づいて、前記分割エリアのうち制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び前記制御対象エリアの周辺エリアの通信トラヒック量の変化量を算出し、算出された前記制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて、前記制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する予測トラヒック量推定ステップと、前記予測トラヒック量推定ステップにより推定された前記予測トラヒック量に基づいて、前記制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行う通信トラヒック制御ステップと、を備える
この発明によれば、制御対象エリア及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定し、推定された予測トラヒック量に基づいて制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行うことにより、周辺エリアの通信トラヒック量の変化量をも考慮して制御対象エリアの通信トラヒック制御を行うことが可能となり、より迅速で的確な通信トラヒック制御を実行することができる。
なお、通信トラヒック制御部による通信トラヒック制御として、輻輳状態を未然に防止するための通信トラヒック規制制御、または、消費電力を最小化するための縮退運転制御を挙げることができる。
本発明によれば、予測トラヒック量推定部が、推定対象エリアとその周辺の周辺エリアにおける通信トラヒック量の変化量に基づいて今後の予測トラヒック量を推定し、通信トラヒック制御部が、推定された予測トラヒック量に基づいて通信トラヒック制御を行うため、より迅速で的確な通信トラヒック制御を実行することができる。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[通信システムの構成]
図1は、本実施形態の通信システム10のシステム構成を示す図である。図1に示すように、この通信システム10は、複数のBTS(基地局)200それぞれが制御するセクタに在圏する複数の移動機100と、BTS200を制御するRNC300(無線ネットワーク制御装置)と、通信接続処理を行う交換機400と、通信トラヒック制御装置600と、を含んで構成される。
図1は、本実施形態の通信システム10のシステム構成を示す図である。図1に示すように、この通信システム10は、複数のBTS(基地局)200それぞれが制御するセクタに在圏する複数の移動機100と、BTS200を制御するRNC300(無線ネットワーク制御装置)と、通信接続処理を行う交換機400と、通信トラヒック制御装置600と、を含んで構成される。
通信トラヒック制御装置600は、後述する通信トラヒック量取得部601、通信トラヒック量記憶部602、予測トラヒック量推定部603、通信トラヒック制御部604を含んで構成されている。
通信トラヒック制御装置600の通信トラヒック量取得部601は、交換機400を介して、予め定められた分割エリア毎の通信トラヒック量を継続的に取得するものである。また、通信トラヒック量取得部601は、取得した通信トラヒック量の情報を、随時通信トラヒック量記憶部602内に格納する。ここで、地理的にトラヒック量を把握する方法として、各BTS200、RNC300、交換機400の設置位置を装置位置情報として管理し、各装置から取得するトラヒック量と装置位置情報とを関連付けすることにより、地理的にトラヒック量を把握する方法などがある。
予測トラヒック量推定部603は、通信トラヒック量記憶部602に格納された通信トラヒック量に基づいて、分割エリアの中で通信トラヒック量の推定を行う推定対象エリアにおける通信トラヒック量の変化量や、推定対象エリアの周辺エリアにおける通信トラヒック量の変化量を算出するものである。更に、予測トラヒック量推定部603は、算出した通信トラヒック量の変化量に基づいて、推定対象エリアの今後の通信トラヒック量を推定するものである(以下、推定された今後の通信トラヒック量を、予測トラヒック量ともいう)。通信トラヒック制御部604は、予測トラヒック量推定部603で推定された今後の予測トラヒック量に基づいて、対応する分割エリアの通信トラヒック制御を行う部分である。通信トラヒック制御処理については、例えば、輻輳状態を未然に防止するための通信トラヒック規制制御と、消費電力を最小化するための縮退運転制御とを、図4、図5に基づき、後に説明する。
[通信トラヒック量予測処理]
次に、図2、図3を用いて、予測トラヒック量推定部603にて実行される通信トラヒック量予測処理について説明する。図2は、通信トラヒック量予測処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、通信トラヒック量が多い分割エリアが移動する様子を示す図である。ここでは、図3に示す分割エリアAを、予測トラヒック量の推定を行う推定対象エリアとし、分割エリアAについて通信トラヒック量の予測を行う場合について説明する。
次に、図2、図3を用いて、予測トラヒック量推定部603にて実行される通信トラヒック量予測処理について説明する。図2は、通信トラヒック量予測処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、通信トラヒック量が多い分割エリアが移動する様子を示す図である。ここでは、図3に示す分割エリアAを、予測トラヒック量の推定を行う推定対象エリアとし、分割エリアAについて通信トラヒック量の予測を行う場合について説明する。
予測トラヒック量推定部603は、通信トラヒック量記憶部602より、分割エリアA及びその周辺の周辺エリアについて、X分前の通信トラヒック量を収集する(ステップS11)。次に、予測トラヒック量推定部603は、通信トラヒック量記憶部602より、分割エリアA及びその周辺の周辺エリアについて、現在の通信トラヒック量を収集する(ステップS12)
次に、予測トラヒック量推定部603は、収集した通信トラヒック量に基づいて、分割エリアA及び周辺エリアのそれぞれについて、X分前から現在までの通信トラヒック量の変化量を算出する(ステップS13)。ここで、算出された通信トラヒック量の変化量のうち、分割エリアAにおける通信トラヒック量の変化量を変化量Zとする。
次に、予測トラヒック量推定部603は、ステップS13で算出された分割エリアA及び周辺エリアにおける通信トラヒック量の変化量に基づいて、分割エリアAにおけるX分後の通信トラヒック量の予測を行う(ステップS14)。
この予測は、例えば、分割エリアAにおける現在の通信トラヒック量をT1とした場合、分割エリアAにおけるX分後の通信トラヒック量を、以下の式(1)によって求めることができる。
現在の通信トラヒック量T1+変化量Z+地理的補正係数α (1)
現在の通信トラヒック量T1+変化量Z+地理的補正係数α (1)
ここで、地理的補正係数αは、所定時間前から現在までの周辺エリアの通信トラヒック量の変化が、将来における推定対象エリアの通信トラヒック量に与える影響を考慮するためのものである。具体的には、例えば図3に示すように、X分前の時点において分割エリアCの通信トラヒック量が分割エリアA,Bに対して多く、現在の時点において分割エリアBの通信トラヒック量が分割エリアA,Cに対して多い場合、通信トラヒック量が多いエリアが分割エリアA側に移動してきているため、分割エリアAに近い将来大量の通信トラヒック量が発生することが予測される。この場合には、地理的補正係数αを大きな値に設定する。
以上のように、推定対象エリアの通信トラヒック量の変化量のみならず、周辺エリアにおける通信トラヒック量の変化が推定対象エリアの通信トラヒック量にあたえる影響も考慮して、推定対象エリアの通信トラヒック量を予測することができる。
[通信トラヒック制御処理:通信トラヒック規制制御]
次に、通信トラヒック制御部604が行う通信トラヒック制御として、予測された通信トラヒック量に基づく通信トラヒック規制制御について説明する。なお、「基地局単位」での通信トラヒック規制制御を以下に例示するが、「交換機単位」で通信トラヒック規制制御を行ってもよい。図4は、通信トラヒック制御部604が行う通信トラヒック規制制御の処理の流れを示す図である。図4に示すように、通信トラヒック制御部604は、予測トラヒック量推定部603において推定された予測トラヒック量を参照し(ステップS21)、ある分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X以上であるか否かを判断する(ステップS22)。なお、予測トラヒック量が第1の閾値X以上である分割エリアが、後述のステップS24,ステップS25においてアクセス規制を行う対象となり、特許請求の範囲における制御対象エリアとなる。
次に、通信トラヒック制御部604が行う通信トラヒック制御として、予測された通信トラヒック量に基づく通信トラヒック規制制御について説明する。なお、「基地局単位」での通信トラヒック規制制御を以下に例示するが、「交換機単位」で通信トラヒック規制制御を行ってもよい。図4は、通信トラヒック制御部604が行う通信トラヒック規制制御の処理の流れを示す図である。図4に示すように、通信トラヒック制御部604は、予測トラヒック量推定部603において推定された予測トラヒック量を参照し(ステップS21)、ある分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X以上であるか否かを判断する(ステップS22)。なお、予測トラヒック量が第1の閾値X以上である分割エリアが、後述のステップS24,ステップS25においてアクセス規制を行う対象となり、特許請求の範囲における制御対象エリアとなる。
分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X未満であれば、分割エリアにおける通信トラヒック量が、通信トラヒック制御を要するレベルにまで増加する可能性は低いと予想されるため、アクセス規制制御は行わずに、処理を終了する。
一方、分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X以上であれば、第1の閾値Xより大きい第2の閾値Yを用いて、分割エリアの予測トラヒック量が第2の閾値Y以上であるか否かを判断する(ステップS23)。ここで、分割エリアの予測トラヒック量が第2の閾値Y以上であれば、分割エリアにおける通信トラヒック量がかなり増加する可能性が高いと予想されるため、規制レベルの高いアクセス規制制御(yy%のアクセス規制)を行う(ステップS24)。一方、分割エリアの予測トラヒック量が第2の閾値Y未満(即ち、第1の閾値X以上で第2の閾値Y未満)であれば、分割エリアにおける通信トラヒック量がある程度増加し、多少のアクセス規制制御を要する事態となる可能性が高いと予想されるため、規制レベルの低いアクセス規制制御(yy%よりも低いxx%のアクセス規制)を行う(ステップS25)。
以上のようにして、分割エリアの予測トラヒック量に基づく通信トラヒック規制制御が行われる。なお、図4の処理は、予め定められた単位時間おきに繰り返される。また、図4の処理は、通信トラヒック制御の実施時の処理であり、通信トラヒック制御の解除についても同様のロジックで実行される。
[通信トラヒック制御処理:縮退運転制御]
次に、通信トラヒック制御部604が行う通信トラヒック制御として、予測された通信トラヒック量に基づく縮退運転制御について説明する。なお、「基地局単位」での縮退運転制御を以下に例示するが、「交換機単位」で縮退運転制御を行ってもよい。また、ここでの「縮退運転」とは、例えば仮想化技術を利用してネットワーク全体のリソース量を必要分のみに縮退して運転すること、無線チャネルのうち不要な無線チャネルを一時的に停波すること、一部の基地局の出力を上げてエリアを広げることで周辺基地局の運転そのものを停止することなどを示している。但し、これらに限定するものではない。
次に、通信トラヒック制御部604が行う通信トラヒック制御として、予測された通信トラヒック量に基づく縮退運転制御について説明する。なお、「基地局単位」での縮退運転制御を以下に例示するが、「交換機単位」で縮退運転制御を行ってもよい。また、ここでの「縮退運転」とは、例えば仮想化技術を利用してネットワーク全体のリソース量を必要分のみに縮退して運転すること、無線チャネルのうち不要な無線チャネルを一時的に停波すること、一部の基地局の出力を上げてエリアを広げることで周辺基地局の運転そのものを停止することなどを示している。但し、これらに限定するものではない。
図5は、通信トラヒック制御部604が行う縮退運転制御の処理の流れを示す図である。図5に示すように、通信トラヒック制御部604は、予測トラヒック量推定部603において推定された予測トラヒック量を参照し(ステップS21)、ある分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X以上であるか否かを判断する(ステップS22)。なお、予測トラヒック量が第1の閾値X以上である分割エリアが、後述のステップS26,ステップS27において縮退運転制御を行う対象となり、特許請求の範囲における制御対象エリアとなる。
分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X未満であれば、縮退運転制御は行わずに、処理を終了する。
一方、分割エリアの予測トラヒック量が第1の閾値X以上であれば、第1の閾値Xより大きい第2の閾値Yを用いて、分割エリアの予測トラヒック量が第2の閾値Y以上であるか否かを判断する(ステップS23)。ここで、分割エリアの予測トラヒック量が第2の閾値Y以上であれば、分割エリアにおける通信トラヒック量が突発的に増加する可能性があると予想されるため、縮退させる率を最小限にして縮退運転制御(縮退させる率がbb%の縮退運転制御)を行う(ステップS26)。一方、分割エリアの予測トラヒック量が第2の閾値Y未満(即ち、第1の閾値X以上で第2の閾値Y未満)であれば、分割エリアにおける通信トラヒック量はある程度増加するものの、突発的に増加する可能性は低いと予想されるため、縮退させる率を最大限にして縮退運転制御(縮退させる率がaa%(bb%よりも高い率)の縮退運転制御)を行う(ステップS27)。
以上のようにして、分割エリアの予測トラヒック量に基づく縮退運転制御が行われる。なお、図5の処理は、予め定められた単位時間おきに繰り返される。また、図5の処理は、通信トラヒック制御の実施時の処理であり、通信トラヒック制御の解除についても同様のロジックで実行される。
以上説明した実施形態によれば、予測トラヒック量推定部603が、推定対象エリアとその周辺の周辺エリアにおける通信トラヒック量の変化量を算出し、算出結果に基づいて推定対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する。通信トラヒック制御部604は、推定された予測トラヒック量に基づいて通信トラヒック制御を行う。これにより、周辺エリアの通信トラヒック量の変化量をも考慮して制御対象となる分割エリアの通信トラヒック制御を行うことが可能となり、より迅速で的確な通信トラヒック制御を実行することができる。そのため、例えば、通信トラヒック規制制御によって輻輳状態を未然に防止でき、縮退運転制御によって、消費電力を最小化することができる。
10…通信システム、100…移動機、200…BTS、300…RNC、400…交換機、600…通信トラヒック制御装置、601…通信トラヒック量取得部、602…通信トラヒック量記憶部、603…予測トラヒック量推定部、604…通信トラヒック制御部。
Claims (3)
- 移動機が在圏するセクタを制御する基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続された通信トラヒック制御装置であって、
予め定められた分割エリア毎の前記移動機の通信トラヒック量を継続的に取得する通信トラヒック量取得部と、
前記通信トラヒック量取得部によって継続的に取得された前記分割エリア毎の通信トラヒック量に基づいて、前記分割エリアのうち制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び前記制御対象エリアの周辺エリアの通信トラヒック量の変化量を算出し、算出された前記制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて、前記制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する予測トラヒック量推定部と、
前記予測トラヒック量推定部によって推定された前記予測トラヒック量に基づいて、前記制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行う通信トラヒック制御部と、
を備える通信トラヒック制御装置。 - 前記通信トラヒック制御部は、前記通信トラヒック制御として、通信トラヒック規制制御、または、縮退運転制御を行う請求項1に記載の通信トラヒック制御装置。
- 移動機が在圏するセクタを制御する基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続された通信トラヒック制御装置、により実行される通信トラヒック制御方法であって、
予め定められた分割エリア毎の前記移動機の通信トラヒック量を継続的に取得する通信トラヒック量取得ステップと、
前記通信トラヒック量取得ステップにより継続的に取得された前記分割エリア毎の通信トラヒック量に基づいて、前記分割エリアのうち制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び前記制御対象エリアの周辺エリアの通信トラヒック量の変化量を算出し、算出された前記制御対象エリアの通信トラヒック量の変化量及び周辺エリアの通信トラヒック量の変化量に基づいて、前記制御対象エリアの今後の予測トラヒック量を推定する予測トラヒック量推定ステップと、
前記予測トラヒック量推定ステップにより推定された前記予測トラヒック量に基づいて、前記制御対象エリアに対し通信トラヒック制御を行う通信トラヒック制御ステップと、
を備える通信トラヒック制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009209470A JP2011061535A (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | 通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009209470A JP2011061535A (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | 通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011061535A true JP2011061535A (ja) | 2011-03-24 |
Family
ID=43948662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009209470A Pending JP2011061535A (ja) | 2009-09-10 | 2009-09-10 | 通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011061535A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016042666A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | Kddi株式会社 | 通信トラヒック予測方法、プログラムおよび装置 |
JP2016082366A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | Kddi株式会社 | エリア毎のデータトラヒック量を推定する装置、プログラム及び方法 |
WO2019187302A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | Kddi株式会社 | ノード装置及びその制御方法、並びにプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005025261A1 (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-17 | Fujitsu Limited | ダイナミックトラフィック制御方法及びその装置 |
JP2008512063A (ja) * | 2004-08-31 | 2008-04-17 | エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション | 無線lanにおいてチャネルを割り当てるためのシステムおよび方法 |
-
2009
- 2009-09-10 JP JP2009209470A patent/JP2011061535A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005025261A1 (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-17 | Fujitsu Limited | ダイナミックトラフィック制御方法及びその装置 |
JP2008512063A (ja) * | 2004-08-31 | 2008-04-17 | エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション | 無線lanにおいてチャネルを割り当てるためのシステムおよび方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016042666A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | Kddi株式会社 | 通信トラヒック予測方法、プログラムおよび装置 |
JP2016082366A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | Kddi株式会社 | エリア毎のデータトラヒック量を推定する装置、プログラム及び方法 |
WO2019187302A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | Kddi株式会社 | ノード装置及びその制御方法、並びにプログラム |
US11871275B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-01-09 | Kddi Corporation | Node apparatus, method for controlling the same, and storage medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6692336B2 (ja) | 管理装置及びその制御方法、並びにプログラム | |
JP5962013B2 (ja) | 省電力運用支援装置、省電力運用支援方法、記録媒体、および基地局 | |
WO2014049911A1 (ja) | 移動通信システム、移動予測装置及びページングエリアの決定方法 | |
JP5696541B2 (ja) | 通信制御装置及び方法並びに無線通信システム | |
US10542465B2 (en) | Analytics driven wireless device session context handover in operator cloud | |
WO2017037985A1 (ja) | 移動無線端末および制御方法 | |
WO2014136739A1 (ja) | 無線通信システム、制御装置、制御方法及びプログラム | |
CN103781133A (zh) | 一种异构蜂窝网下的切换方法 | |
JP2011061535A (ja) | 通信トラヒック制御装置及び通信トラヒック制御方法 | |
JP6627752B2 (ja) | 無線通信システムにおける無線通信制御方法および装置、ならびに無線通信装置 | |
WO2015071793A1 (en) | Method for operating a cellular radio network | |
JP2013535164A (ja) | 通信システムにおける送信状態間の変化のための方法および装置 | |
JP5993572B2 (ja) | 無線基地局及び無線システム間遷移制御方法 | |
JP6859960B2 (ja) | 無線品質予測装置、無線基地局、無線端末、無線品質予測方法および無線品質予測プログラム | |
JP2009225011A (ja) | 基地局装置、及びハンドオーバ制御方法 | |
JP2015220715A (ja) | 移動通信システム、基地局制御装置、基地局制御方法およびプログラム | |
Ei et al. | A trajectory-aware handoff algorithm based on GPS information | |
US20170070926A1 (en) | Triggering performance level re-configuration in radio base stations | |
WO2016037336A1 (en) | Data throughput control in a mobile wireless communication environment | |
EP3162113B1 (en) | Methods, nodes and system for enabling redistribution of cell load | |
EP2963984A1 (en) | A Method for resource allocation in a telecommunication system | |
JP4642612B2 (ja) | 無線通信制御システム及び無線通信制御方法 | |
CN111602431B (zh) | 控制通信网络的基站的设备和方法 | |
CN103152827B (zh) | Wcdma与wlan异构网络环境中移动用户位置预测方法 | |
JP6187198B2 (ja) | 通信遅延予測装置、通信遅延予測プログラム、及び、通信遅延予測方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130709 |