JP2011061288A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の表示部を配置する際に制約を受けず、非接触状態で撮影者の接眼状況を検知して、表示部をオフ(OFF)にすることが可能となるカメラを提供する。
【解決手段】カメラの背面に配置され、画像を表示する表示手段と、
前記カメラの背面に配置されるファインダ窓を有するファインダと、前記カメラの背面であって、前記ファインダ窓の近傍に配置される操作部材と、
赤外光を投光する投光素子と、
前記投光素子によって投光された前記赤外光を受光する受光素子と、
前記操作部材の表面に配置され、前記投光素子から投光される前記赤外光をファインダ窓を覗く撮影者に向けて投光する投光光学部材と、
前記操作部材の表面に配置され、前記赤外光を前記受光素子へ導く受光光学部材と、前記受光素子が前記赤外光を受光する際に前記表示手段による前記画像の表示をオフする制御手段とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明はカメラ、特に、撮影者の接眼状態を検知する接眼検知手段と本体裏面に配置された表示装置およびカメラ状態を制御する操作部材のレイアウトを考慮したカメラに関する。
カメラにおいて、撮影者の接眼状態を検知する接眼検知手段を備えたカメラが知られている。
このようなカメラにおいて、特許文献1では、撮影者の状態を検知し、撮影者がカメラ接眼部を覗いている際はカメラ本体背面に配置された表示部材をオフ(OFF)にする非接触型の検知手段を備えたカメラの実装方法が開示されている。また、特許文献2では、つぎのように構成した操作者の使用状態を検出可能としたカメラが開示されている。
このカメラでは、接触型の接眼検知手段としては、接眼ファインダと撮影者の手動操作によって第一操作信号を発するレリーズボタンと、撮影者の顔の一部と接触することにより第二操作信号を発する表示手段を有した接触検知式の操作部材と、を備える。
また、これらの第一操作信号と第二操作信号が通信可能に接続され、各操作部材の入力状態が検出可能な検出手段を備え、第一操作信号と第二操作信号が同時に検出されるように構成されている。
そして、第一操作信号と第二操作信号が同時に検出されることにより、撮影者がファインダを覗いている状態であると判定し、該表示手段の表示をオフ(OFF)にするように構成されている。
特開平05−72599号公報 特開平2007−86460
ところで、近年ではデジタルカメラ背面に配置された表示手段においては、撮影者の利便性の向上を図るために、より大型の表示部を配置することが求められる。
一方、カメラ全体の大きさに対しては、より小さくすることが求められている。これらの要求を満たすた上で、カメラ背面における機能部材の配置に制限を受けることとなることから、上記従来例のものにおいては、つぎのような課題が生じる。
例えば、上記従来例の特許文献1においては、接眼検知ユニットを配置する際、撮影者の接眼状況を把握するという性質上、機能部材は接眼ユニット近傍に配置する必要があり、接眼ユニットと表示部の間に配置される可能性が高い。
このような配置が採られる場合、表示部を縦方向に拡大させる際などにおいて制約を受ける。
また、上記従来例の特許文献2のような構成を採った場合、表示部の拡大という観点においては接眼検知ユニットを別途配置する必要が無いため有利ではある。しかしながら、撮影者が表示部材に触れることにより、表示部が汚れ見えにくくなってしまう恐れがある。
また、撮影者が眼鏡等を着用していた場合には眼鏡とファインダ窓が先に接触し、カメラ表示部と撮影者の顔が接触しない場合も起こり得る。
そうした場合には、撮影者がファインダを覗いた状態であっても、カメラ背面の表示手段はオン(ON)状態のままとなり、撮影者の利便性を損なう可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑み、大型の表示部を配置する際に制約を受けず、非接触状態で撮影者の接眼状況を検知して、表示部をオフ(OFF)にすることが可能となるカメラの提供を目的とする。
本発明のカメラは、カメラの背面に配置され、画像を表示する表示手段と、前記カメラの背面に配置されるファインダ窓を有するファインダと、前記カメラの背面であって、前記ファインダ窓の近傍に配置される操作部材と、赤外光を投光する投光素子と、前記投光素子によって投光された前記赤外光を受光する受光素子と、前記操作部材の表面に配置され、前記投光素子から投光される前記赤外光をファインダ窓を覗く撮影者に向けて投光する投光光学部材と、前記操作部材の表面に配置され、前記赤外光を前記受光素子へ導く受光光学部材と、前記受光素子が前記赤外光を受光する際に前記表示手段による前記画像の表示をオフする制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、大型の表示部を配置する際に制約を受けず、非接触状態で撮影者の接眼状況を検知して、表示部をオフ(OFF)にすることが可能となるカメラを実現することができる。
本実施の実施例1におけるデジタル一眼レフカメラの主要な電気的構成を示すブロック図。 本実施の実施例1におけるカメラ前面側より見た斜視図。 本実施の実施例1におけるカメラを撮影者側(背面側)から見た斜視図。 本実施の実施例1におけるカメラの接眼検知手段を一体的に配置した操作部材の構成を説明する図。 本実施の実施例1におけるカメラの接眼検知手段を一体的に配置した操作部材の分解斜視図。 本実施の形態に係るカメラの接眼検知手段の検知範囲を示した光路図。 本実施の実施例1におけるカメラの接眼検知手段と表示装置の制御に関するチャート図。 本実施の実施例1におけるカメラの接眼検知手段を一体的に配置した操作部材の望ましい配置領域について説明する図。 本実施の実施例1におけるカメラの表示領域について説明するカメラ背面図。
本発明の実施形態における接眼検知機能を有するカメラの構成について説明する。
本実施形態においては、接眼状態を検知する非接触型の接眼検知手段がカメラの動作状態を制御するカメラ操作部材の中(例えば、図3に示される表示切替ボタン531の中)に構成される。
また、このカメラ操作部材は、前記接眼ファインダ(例えば、図3に示される接眼ファインダ520)の近傍に配置される。
これらにより、画像を表示する表示手段(例えば、図3に示される表示手段529)とカメラ操作部材とがカメラ背面に配置された構成のもとで、カメラ背面に於ける表示手段以外の機能部材の占有面積を縮小させることができる。
したがって、カメラ背面に設けられた表示手段の表示面積を撮影者の利便性を損なうことなく拡大することができる。
また、前記操作部材の中に構成された接眼検知手段は非接触の検知手段であることから、カメラ背面に配置された表示手段に、直接撮影者が接触せずにこの表示手段をオフ(OFF)にすることができ、表示部材を汚すことを防ぐことができる。
また、前記接眼検知手段を、カメラ背面に設けられたカメラ表示手段の表示状態を制御する操作ボタンの中に配置する構成を採ることがき、撮影者の利便性を損なわないようにすることができる。
また、前記接眼検知手段を、撮影者がカメラ本体を正位置で構えたときにその指が、前記カメラ操作部材に掛からない位置に配置することにより、撮影者が意図しない時にカメラ背面の表示手段がオフ(OFF)することを抑制する構成とすることができる。
つぎに、図を参照して、本発明を適用して構成した実施例におけるデジタル一眼レフカメラの具体的構成について説明する。
図1乃至図9は、本実施例のデジタル一眼レフカメラ構成を説明する図であり、図1はその主要な電気的構成を示すブロック図である。
なお、図1には図2〜3と共通する部分には同一の符号が付されている。
本実施例においては、カメラ本体1に内蔵されたマイクロコンピュータからなる中央処理装置(以下、これを「MPU」と記す)100は、カメラの動作制御を司るものであり、各要素に対して様々な処理や指示を実行する。
MPU100に内蔵されたEEPROM100aは、時刻計測回路109の計時情報やその他の情報を記憶することができる。
MPU100には、ミラー駆動回路101、焦点検出回路102、シャッタ駆動回路103、映像信号処理回路104、スイッチセンス回路105、測光回路106、ストロボ駆動回路113が接続されている。
ストロボ駆動回路113により、ストロボユニット504の動作が制御される。また、LCD駆動回路107、バッテリチェック回路108、時刻計測回路109、電力供給回路110、圧電素子駆動回路111が接続されている。これらの回路は、MPU100の制御により動作するものである。
MPU100は、撮影レンズユニット200a内のレンズ制御回路201とマウント接点507を介して通信を行う。
マウント接点507は、撮影レンズユニット200aが接続されるとMPU100へ信号を送信する機能も有する。
これにより、レンズ制御回路201は、MPU100との間で通信を行い、AF駆動回路202及び絞り駆動回路203を介して撮影レンズユニット200a内の撮影レンズ200及び絞り204の駆動を行う。
なお、図1では便宜上1枚の撮影レンズ200のみを図示しているが、実際は多数のレンズ群によって構成される。
AF駆動回路202は、例えばステッピングモータによって構成され、レンズ制御回路201の制御により撮影レンズ200内のフォーカスレンズ位置を変化させ、撮像素子33に撮影光束の焦点を合わせるように調整する。
絞り駆動回路203は、例えばオートアイリス等によって構成され、レンズ制御回路201の制御により絞り204を変化させ、光学的な絞り値を得る。
メインミラー512は、図1に示す撮影光軸50に対して45°の角度に保持された状態で、撮影レンズ200を通過する撮影光束をペンタダハミラー22へ導くと共に、その一部を透過させてサブミラー30へ導く。
サブミラー30は、メインミラー512を透過した撮影光束を焦点検出センサユニット31へ導く。
ミラー駆動回路101は、例えばDCモータとギヤトレイン等によって構成され、メインミラー512を、ファインダにより被写体像を観察可能とする位置と、撮影光束から待避する位置とに駆動する。メインミラー512が駆動すると、同時にサブミラー30も、焦点検出センサユニット31へ撮影光束を導く位置と、撮影光束から待避する位置とに移動する。
焦点検出センサユニット31は、不図示の結像面近傍に配置されたフィールドレンズ、反射ミラー、2次結像レンズ、絞り、複数のCCDからなるラインセンサ等によって構成され、位相差方式の焦点検出を行う。
焦点検出センサユニット31から出力される信号は、焦点検出回路102へ供給され、被写体像信号に換算された後、MPU100に送信される。MPU100は、被写体像信号に基づいて位相差検出法による焦点検出演算を行う。
そして、デフォーカス量及びデフォーカス方向を求め、これに基づいて、レンズ制御回路201及びAF駆動回路202を介して撮影レンズ200内のフォーカスレンズを合焦位置まで駆動する。
ペンタダハミラー22は、メインミラー512により反射された撮影光束を正立正像に変換反射する。
撮影者はファインダ光学系を介して接眼ファインダ窓を有する接眼ファインダ520から被写体像を観察することができる。ペンタダハミラー22は、撮影光束の一部を測光センサ46へも導く。
測光回路106は、測光センサ46の出力を得て、観察面上の各エリアの輝度信号に変換し、MPU100に出力する。MPU100は、輝度信号に基づいて露出値を算出する。
シャッタユニット(機械フォーカルプレーンシャッタ)32は、撮影者がファインダにより被写体像を観察している時には、シャッタ先幕が遮光位置にあると共に、シャッタ後幕が露光位置にある。
次いで、撮影時には、シャッタ先幕が遮光位置から露光位置へ移動する露光走行を行って被写体からの光を通過させ、撮像素子33で撮像を行う。
所望のシャッタ秒時の経過後、シャッタ後幕が露光位置から遮光位置へ移動する遮光走行を行って撮影を完了する。
機械フォーカルプレーンシャッタ32は、MPU100の指令を受けたシャッタ駆動回路103により制御される。
撮像ユニット400は、光学ローパスフィルタ410、圧電部材である圧電素子430、撮像素子33が後述する他の部品と共にユニット化されたものである。撮像素子33は、被写体像を光電変換するものであり、本実施例ではCMOSセンサが用いられるが、その他にもCCD型、CMOS型及びCID型等様々な形態があり、いずれの形態の撮整像デバイスを採用してもよい。
撮像素子33の前方に配置された光学ローパスフィルタ410は、水晶からなる1枚の複屈折板であり、その形状は矩形状である。
圧電素子430は、単板の圧電素子(ピエゾ素子)であり、MPU100の指示を受けた圧電素子駆動回路111により加振され、その振動を光学ローパスフィルタ410に伝えるように構成されている。
クランプ/CDS(相関二重サンプリング)回路34は、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うものであり、クランプレベルを変更することも可能である。
AGC(自動利得調整装置)35は、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うものであり、AGC基本レベルを変更することも可能である。
A/D変換器36は、撮像素子33のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
映像信号処理回路104は、デジタル化された画像データに対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、モニタ表示用の情報合成処理等、ハードウエアによる画像処理全般を実行する。
この映像信号処理回路104からのモニタ表示用の画像データは、カラー液晶駆動回路112を介してカラー液晶モニタ529に表示される。
また、映像信号処理回路104は、MPU100の指示に従って、メモリコントローラ38を通じてバッファメモリ37に画像データを保存することもできる。さらに、映像信号処理回路104は、JPEG等の画像データ圧縮処理を行うこともできる。
連写撮影等、連続して撮影が行われる場合は、一旦バッファメモリ37に画像データを格納し、メモリコントローラ38を通して未処理の画像データを順次読み出すこともできる。
これにより、映像信号処理回路104は、A/D変換器36から入力されてくる画像データの速度に関わらず、画像処理や圧縮処理を順次行うことができる。
メモリコントローラ38は、外部インタフェース40から入力される画像データを外部メモリ39に記憶し、外部メモリ39に記憶されている画像データを外部インタフェース40から出力する機能を有する。
なお、外部インタフェース40は、ビデオ信号出力用ジャック及びUSB出力用コネクタが相当する。外部メモリ39としては、カメラ本体に着脱可能なフラッシュメモリ等が用いられる。
スイッチセンス回路105は、各スイッチの操作状態に応じて入力信号をMPU100に送信する。
スイッチSW1(510a)は、レリーズボタン510の第1ストローク(半押し)によりONする。
スイッチSW2(510b)は、レリーズボタン510の第2ストローク(全押し)によりONする。スイッチSW2(510b)がONされると、撮影開始の指示がMPU100に送信される。
また、メイン操作ダイヤル503、撮影モード設定ダイヤル502、電源スイッチ501、クリーニング指示操作部材が接続されている。
LCD駆動回路107は、MPU100の指示に従って、ファインダ内液晶表示装置41を駆動する。
バッテリチェック回路108は、MPU100の指示に従って、バッテリチェックを行い、その検出結果をMPU100に送信する。電源42は、カメラの各要素に対して電源を供給する。
時刻計測回路109は、電源スイッチ501がOFFされて次にONされるまでの時間や日付を計測し、MPU100からの指示に従って、計測結果をMPU100に送信する。
図2および図3は、本実施例に係るデジタル一眼レフカメラの外観を示す図である。
具体的には、図2はカメラ前面側より見た斜視図であって、撮影レンズユニットを外した状態を示している。図3は、カメラを撮影者側(背面側)から見た斜視図である。
図2において1はカメラ本体であり、撮影時に使用者がカメラを安定して握り易いように前方に突出したグリップ部513が設けられている。
501はカメラの電源スイッチであり、電源スイッチ501の操作により、カメラの動作を起動もしくは停止させる。
カメラには使用者が撮影時に使用者がカメラを安定して握り易いように前方に突出したグリップ部513が設けられている。
511はカメラ筐体内に配置されたミラーボックスで、撮影レンズを通過した撮影光束はここへ導かれる。
ミラーボックス511の内部には、メインミラー512が配設されている。
メインミラー512は、撮影光束をペンタダハミラー22(図1参照)の方向へ導くために撮影光軸に対して45°の角度に保持される状態と、撮像素子33(図1参照)の方向へ導くために撮影光束から退避した位置に保持される状態とを取り得る。
ペンタダハミラー22内に投光された撮影光束は接眼レンズ部18を介し不図示の撮影者瞳内で結像される。
また、カメラ上部中央には、カメラ本体に対してポップアップするカメラ内蔵型ストロボユニット504が設けられており、被写体に照明光を照射する。
カメラ上部右寄りには、撮影者がカメラの撮影モードを設定するための撮影モード設定ダイヤル502が設けらている。
そして、撮影シーンに合わせたオート撮影モードや、シャッタスピード及びレンズ絞り値の各々を撮影者の意志により設定するマニュアル撮影モードなどを選択することが可能とされている。
また、メイン電子ダイヤル503の操作によって撮影時の動作モードに応じてシャッタスピードやレンズ絞り値を設定することが可能である。
505aおよび505bはカメラ本体へストラップを取り付けるためのストラップ取り付け部材であり、略中央部に設けられた穴にストラップ紐がかけられるようになっている。
508はマウント部であり、着脱可能な撮影レンズユニット(不図示)をカメラ本体に固定させる。
レンズロック解除ボタン506を押し込むことにより撮影レンズユニットをカメラ本体から取り外す際ことが可能となっている。
また、マウント接点507は、カメラ本体と撮影レンズユニットとの間で制御信号、状態信号、データ信号などを介在すると共に、撮影レンズユニット側に電力を供給する機能を有する。また、マウント接点507は電気通信のみならず、光通信、音声通信などを可能なように構成してもよい。
カメラのグリップ513の上部側には、撮影開始の起動スイッチとしてのレリーズボタン510が配置さている。
そして、第1ストロークによってSW1がONし、撮影準備動作(焦点調節動作および測光動作)が開始され、第2ストロークにてSW2がONし、撮影動作が開始される。
509はカメラ本体へ撮影画像を記録する外部メモリ(不図示)を収納するための収納口である。
また、図3に示すように、カメラ背面側には上方に接眼ファインダ窓を有する接眼ファインダ520の他、カメラの撮影前情報や設定内容、また、撮影した画像などを表示可能なカラー液晶モニタ529が設けられている。
カメラ背面側には、つぎのような各ボタンが配置されている。
すなわち、AFフレーム選択ボタン522、AEロックボタン523、撮影した画像の再生等の操作を行う再生ボタン526、撮影した画像の消去等の操作を行う消去ボタン524が配置されている。
また、撮影した画像の印刷等の操作を行うイージーダイレクトボタン527、露出補正設定ボタン528、メニュー画面の呼び出し等の操作を行うMENUボタン530が配置されている。
また、液晶表示装置529の表示/非表示の切替等の操作を行う表示切替ボタン(DISPボタン)531の他、各種設定時に決定を行うための選択決定ボタン525が配置されている。
また、カメラ上部右側には、撮影者が撮影時のISO感度設定を選択可能なモードへ移行するためのISO感度設定ボタン521が設けられている。
つぎに、図4及び図5を用いて、非接触型接眼検知部材と操作部材との一体構成について説明する。
図4は図3に示す表示切替ボタン531の構成を模式的に示した図で有り、図4(a)は斜視図、図4(b)は正面図、図4(c)は図4(b)における断面線A−Aでの断面図である。
図5は図4に記載のボタン構成の分解斜視図である。
本実施例においては、後述するように、カメラの動作状態を制御するカメラ操作部材によって、液晶表示装置(表示部)529の表示状態を制御して表示オン・オフの切替等の操作を行う表示切替ボタン(DISPボタン)531を構成することが望ましい。
aはボタン部材b1〜b3が一体となった状態で嵌合する穴a1をもち、遮光部材により成型されたボタン部材であり、b1は赤外光透過部材により成型された受光光学部材である。このように表示切替ボタン531(カメラ操作部材)の中央部が光を透過する部材で構成される。
b2は遮光性部材により成型された遮光部材であり、b3は赤外光透過部材で成型された投光光学部材であり、cは面c1に導電性の樹脂を持つゴムボタン部品であり、dは赤外受光素子d1と赤外投光LEDd2とをもつ電気素子である。また、eは面e1に電気的に導通可能な導体露出部を持つ電気基板である。
前記のようにボタン部材b1〜b3は3部品が一体となった状態でボタン部材aに成型された穴a1に嵌合した状態でボタン部材aの表面に保持され、ボタン部材aは外周部a2が不図示のカメラ背面部材に設けられた穴にスライド可能に保持されている。
ゴム部材cは不図示のカメラ背面部材に設けられたリブ形状に対し、面c3が勘合状態で保持されカメラ背面部材に対し全体として動かない構成となっている。電気素子dは電気基板eの面e2に対し実装されており、電気基板eは不図示の保持部材により、カメラ背面部材に対し固定されている。
操作者が上記説明した構成の操作部材を押した場合、ボタンaがカメラ背面部材に対しスライドし、ボタン部材bに設けられた面bがゴム部材cの頂点の面c1を押すことになる。
ボタンaが完全に押し込まれた状態にあるとき、ゴム部材cの下面に配置された導電性ゴム面c2が基板e上に設けられた導体露出部e1に接触し、導体露出部e1上に設けられた不図示のパターンが導通されボタンが押されたことを検出する。
本実施例では、一般的なゴムスイッチによる構成を例として用いたが代わりに実装型のスイッチであるタクトスイッチやゴム部材cの代わりにメタルドームを貼り付ける構成としてももちろん良く、スイッチとしての構成はこの限りではない。
つぎに、図6を用いて、本実施例における接眼検知手段の構成と接眼検知方法について説明する。
まず、接眼検知手段の構成について説明する。d2は投光素子であり、ここでは電流を流した場合に主に赤外光を発光するLEDであり、その光の波長は主に700nm以上である。
d1は投光素子d2から放射された光の反射光を検出する受光素子であり、受光した光の波長や強度によって電流を発生させる受光センサーである。
b3は投光部前面に配置されたボタン部材としての機能とLEDからの投光を導くライトガイドとしての機能も有する部材であり、投光素子d2側に投光用の光学面として正のパワーを持つレンズである凸レンズが形成されている。
b1は受光部前面に配置されたボタン部材としての機能とLEDからの投光が対象物に当たり反射した反射光を導くライトガイドとしての機能も有する部材である。受光素子d1側に受光用の光学面として正のパワーを持つレンズである凸レンズが形成されている。投光用のボタン部材b3および受光用のボタン部材b1は第一の波長(ここでは720nm)以上の波長の光を透過する材料で形成されている。
次に、検知手段の撮影者検知方法について説明する。
投光素子d2から投光用ボタンb3を通して放射された光は、投光用ボタンb3に形成された正のパワーを持つレンズである凸レンズによりある程度集光される。
そして、接眼ファインダ520における接眼ファインダ窓の中心軸でもあるファインダー光軸gと交差する第一の投光光路f1を進む。
受光素子d1は受光用のボタン部材b1に形成された正のパワーを持つレンズである凸レンズにより、前記ファインダー光軸gと交差する第一の受光光路f2から集光された光を受光する。
この結果として、近接検知限界距離L1から遠方検知限界位置L2までの間に撮影者が存在する場合には検出有効領域AREA10に赤外光反射面となる撮影者が存在することになる。
そして、投光素子d2から放射された光は撮影者で反射し、受光素子d1にてその反射光を受光して撮影者を検知することができる。
以上のように接眼検知手段を構成し、表示装置を制御する際のフローチャートを図7に示す。
つぎに、非接触型接眼検知手段を一体的に構成するようにした操作部材について説明する。
図1〜図3で説明したように本発明を実施するカメラ構成に於いては、様々な機能ボタンが配置されている。
ここでは、接眼検知機能を持たすようにしたカメラ操作部材について説明する。撮影者の接眼状況を赤外LEDの投光反射を検知し制御するという性質上、接眼機能を持たせるべきボタンはカメラ背面に配置されたボタンである必要がある。また撮影者がカメラ状態を変更する際に画面表示を確認しながら操作を行うボタンに接眼検知手段を設けた場合は次のような問題点が起こりうる。
撮影者がカメラ状態を変更しようと前記ボタンに指を掛けた場合、ボタン内に配置された接眼検知手段が撮影者の指を対象物と検知し、カメラ背面の表示部をOFFにしてしまうことになる。
このような構成ではカメラ制御状態を変更するために設けられた前記ボタンの機能を阻害してしまうことになる。
本実施例における前記カメラ背面の表示状態を確認しながら操作を行うボタンには、つぎのようなボタンが含まれる。
すなわち、AFフレーム選択ボタン522、AEロックボタン523、撮影した画像の再生等の操作を行う再生ボタン526、撮影した画像の消去等の操作を行う消去ボタン524。
あるいは、撮影した画像の印刷等の操作を行うイージーダイレクトボタン527、露出補正設定ボタン528、メニュー画面の呼び出し等の操作を行うMENUボタン530、各種設定時に決定を行うための選択決定ボタン525、等のボタンが含まれる。
これらのボタンには上記問題点のため接眼検知手段を設けることは難しい。
本発明を実施するカメラ構成において、接眼検知手段を設けるのにもっとも適したボタンは、液晶表示装置529の表示/非表示の切替等の操作を行う表示切替ボタン(DISPボタン)531である。
このボタンは液晶表示装置529の表示/非表示を撮影者の意図で切り替えるためのボタンである。
表示装置529が表示状態にある時、撮影者の指が表示切換ボタンに掛かり表示装置529が一時的非表示状態となったとしても、それは撮影者の意志によるものであり、撮影者の利便性を損なうことは無い。
つぎに、本実施例における非接触型接眼検知手段のレイアウトについて説明する。
以上説明してきた非接触型接眼検知手段を内蔵したカメラ操作部材(表示切替ボタン531)の配置としては、撮影者がカメラ本体を正位置で構えたときに該撮影者の指が該カメラ操作部材掛に掛からない位置に配置されていることが望ましい。
例えば、図8に図示したAREA20に配置することが望ましく、逆にAREA30に配置した場合には撮影者の利便性を損なう可能性がある。
それは、AREA30は撮影者がカメラを正位置で保持した場合に撮影者の指が掛かる可能性がある領域であり、仮に撮影者の指が掛かった場合、撮影者が意図しない状態で表示装置が非表示状態に制御され、撮影者の利便性を損なう可能性が高いからである。
以上のようにAREA20に前記操作手段を配置することが望ましい。
すなわち、これによりカメラを正位置で保持した場合に撮影者の指が掛かることが無く、且つファインダ近傍に前記操作部材を配置することができるため、接眼検知精度を向上させることができる面からもAREA20に前記操作手段を配置することが望ましい。
つぎに、非接触型接眼検知部材と操作部材との一体構成による背面表示部の拡大について説明する。
図9を用いて本発明を実施した場合のカメラ背面表示装置の表示領域拡大について説明する。
図9(a)は従来の非接触型接眼検知装置を配置したカメラ背面図であり、V1は表示装置の縦方向の長さを表す。
従来例のカメラ背面には非接触型の接眼検知装置1000がファインダと表示装置に挟まれた空間に配置されている。
図9(b)は本発明を実施したカメラの背面図であり、V2は表示装置の縦方向の長さを表す。
非接触型の接眼検知装置は表示切替ボタン531内に配置されている。
図9(b)に示すように、本発明による非接触型の接眼検知装置を持つカメラは従来構成のカメラに比べ、(V2−V1)分カメラ背面の表示装置を縦方向に拡大することが出来る。
520:接眼ファインダ
521:ISO感度設定ボタン
522:AFフレーム選択ボタン
523:AEロックボタン
524:消去ボタン
525:決定ボタン
526:再生ボタン
527:イージーダイレクトボタン
528:露出補正設定ボタン
529:カラー液晶モニタ(液晶表示装置)
530:MENUボタン
531:DISPボタン

Claims (4)

  1. カメラの背面に配置され、画像を表示する表示手段と、
    前記カメラの背面に配置されるファインダ窓を有するファインダと、
    前記カメラの背面であって、前記ファインダ窓の近傍に配置される操作部材と、
    赤外光を投光する投光素子と、
    前記投光素子によって投光された前記赤外光を受光する受光素子と、
    前記操作部材の表面に配置され、前記投光素子から投光される前記赤外光をファインダ窓を覗く撮影者に向けて投光する投光光学部材と、
    前記操作部材の表面に配置され、前記赤外光を前記受光素子へ導く受光光学部材と、
    前記受光素子が前記赤外光を受光する際に前記表示手段による前記画像の表示をオフする制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 前記操作部材は、前記表示手段による前記画像の表示をオン・オフするボタンであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記操作部材は、前記撮影者が前記カメラを正位置で構えたときに、前記撮影者の指が前記操作部材に掛からない位置に配置されている操作部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記操作部材の中央部に、前記投光光学部材と前記受光光学部材との間に遮光部材を挟んで配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカメラ。
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