JP2011060484A - コネクタの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け作業を容易にしつつハウジングと基板との固定を強固にすることができるコネクタの固定構造を提供する。
【解決手段】基板2に設けた貫通孔22にハウジングに設けた一対の係止突起31cを挿入して、一対の係止突起31cの先端に設けた係止爪31c−1を基板2に係止させることにより、基板2にコネクタを固定する。上記基板2に一対の係止突起31cの間に挟まれ、一対の係止突起31cを押し広げるガイド部23を設ける。さらに、一対の係止突起31cが、先端に向かうに従って互いに距離が離れるように設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタの固定構造に係り、基板にコネクタを固定するためのコネクタの固定構造に関するものである。
従来、上述したコネクタの固定構造として、例えば、図12に示されたものが提案されている(特許文献1)。同図に示すように、従来のコネクタの固定構造1は、基板2と、この基板2に固定されたコネクタ3と、を備えている。上記コネクタ3には、基板2に実装される絶縁性のハウジング31と、このハウジング31に保持されると共に基板2に電気的に接続された端子32と、が設けられている。
上記コネクタ3と基板2との固定は、下記のように行われる。まず、ハウジング31から外部に引き出された端子32のリード部を基板2に設けたスルーホール21に通し、端子32のリード部を基板2上に設けた回路に半田付けする。その後、ネジNによりハウジング31と基板2とを固定する。
しかしながら、上述したネジNによる固定では下記に示すような問題点が発生する。まず、ネジNの締め付けトルクを管理する必要があり、組み付け作業を容易に行うことができない。このトルク管理を怠ると空転や完全に着座しない恐れがある。また、ハウジング31に設けた図示しないネジ穴の形状によっては、ネジNの締め付け時にネジNがネジ穴に斜めに入ってしまい、完全に着座しない恐れがあり、組み付け作業を容易に行うことができない。さらに、ハウジング31の材料の変更により、ハウジング31に設けたネジ穴の径を変更する必要がある。
そこで、上記問題を解決するために例えば図13に示すようなコネクタの固定構造1が提案されている(特許文献2)。図13に示すコネクタの固定構造1は、基板2に設けた貫通孔22にハウジング31に設けた一対の係止突起31cを挿入して、一対の係止突起31cの先端に設けた係止爪31c−1を基板に係止させることにより、基板2にコネクタ3を固定している。上述した係止による固定は、ネジNのトルク管理をする必要もなく、基板2に設けた貫通孔22に係止突起31cを挿入するだけでよいので、取り付け作業を容易に行うことができる。しかしながら、上述した係止による固定は、ネジNによる固定に比べて固定力が弱く、例えばコネクタ3に相手コネクタを嵌合させる際に係止突起31cに力が加わると係止が外れてしまう恐れがあった。
特開2002−216878号公報
そこで、本発明は、組み付け作業を容易にしつつハウジングと基板との固定を強固にすることができるコネクタの固定構造を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、基板と、前記基板に実装されるハウジング、及び、前記ハウジングに保持されると共に前記基板に電気的に接続された端子、が設けられたコネクタと、を備え、前記基板に設けた貫通孔に前記ハウジングに設けた一対の係止突起を挿入して、前記一対の係止突起の先端に設けた係止爪を前記基板に係止させることにより、前記基板に前記コネクタを固定するコネクタの固定構造において、前記一対の係止突起の間に挟まれ、前記一対の係止突起を押し広げるガイド部を前記基板に設けたことを特徴とするコネクタの固定構造に存する。
請求項2記載の発明は、前記一対の係止突起が、先端に向かうに従って互いの距離が離れるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの固定構造に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、ネジのトルク管理をする必要もなく、基板に設けた貫通孔に係止突起を挿入するだけでよいので、取り付け作業を容易に行うことができる。しかも、一対の係止突起の間に挟まれた基板上に設けたガイド部が、一対の係止突起を押し広げるので、係止突起が基板に押し付けられ、ハウジングと基板との固定を強固に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、先端における一対の係止突起間の距離が広いので、一対の係止突起を貫通孔に挿入しやすくなり、より一層、取り付け作業を容易に行うことができる。
本発明のコネクタの固定構造の一実施形態を示す斜視図である。 (A)〜(D)は各々、図1に示すコネクタの固定構造を示す上面図、正面図、背面図及び側面図である。 図2(A)のA−A線断面図である。 図3のB部の拡大図である。 図1に示すコネクタの固定構造を構成するコネクタの斜視図である。 (A)〜(D)は各々、図5に示すコネクタの上面図、正面図、下面図及び側面図である。 図6(A)のC−C線断面図である。 図1に示すコネクタの固定構造を構成する基板の斜視図である。 (A)〜(C)は各々、図8に示す基板の上面図、正面図及び下面図である。 図9(A)のD−D線断面図である。 (A)は図7のE部の拡大図であり、(B)は図10のF部の拡大図である。 従来のコネクタの固定構造の一例を示す部分断面図である。 従来のコネクタの固定構造の一例を示す部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1などに示すように、本発明のコネクタの固定構造1は、基板2と、この基板2に固定されたコネクタ3と、を備えている。上記基板2は、図8、図9などに示すように、後述するコネクタ3の端子32が通されるスルーホール21と、コネクタ3の係止突起31cが通される貫通孔22などが設けられている。
上記コネクタ3は、図1などに示すように、基板2に実装される合成樹脂製の絶縁性のハウジング31と、このハウジング31に保持されると共に基板2に電気的に接続された端子32と、が設けられている。上記端子32は、ハウジング31内に保持されていて、相手コネクタの雄端子が嵌合される図示しない雌端子部と、ハウジング31から引き出されて基板2に電気的に接続されるリード部32aと、が長手方向に連なって設けられている。
上記ハウジング31は、箱型に設けられていて、図6などに示すように、後述する端子収容室31a−1が設けられた本体部31aと、この本体部31aを挟むように設けられた一対のフランジ部31bと、一対のフランジ部31bのそれぞれの下面に設けられた一対の係止突起31cと、を備えている。上記本体部31aには、図6(B)などに示すように、端子収容室31a−1が二段に各々12個づつ設けられている。各端子収容室31a−1には、端子32の図示しない雌端子部が収容されている。
上記各端子収容室31a−1は、端子32の長手方向両側に開口が設けられていて、長手方向の相手コネクタ側の開口から図示しない相手コネクタの雄端子部が進入して雌端子部に嵌合される。また、相手コネクタから離れた側の開口からリード部32aが引き出されている。ハウジング31から引き出されたリード部32aは各々、図1などに示すように、略直角に折り曲げられて、基板2に設けたスルーホール21に挿入され、半田付けにより基板2に電気的に接続される。
上記一対のフランジ部31bは、本体部31aの相手コネクタ側、かつ、基板2側に設けられている。この一対のフランジ部31bから基板2に向かって突出する一対の係止突起31cが設けられている。一対の係止突起31cは、図4などに示すように、互いに接離する方向に撓むように設けられていて、その先端に互いに離れる方向に向かって突出する係止爪31c−1が設けられている。一対の係止突起31cは、基板2に設けた貫通孔22に挿入されると、図4に示すように係止爪31c−1が基板2に係止する。
上記基板2には、図9などに示すように、ガイド部23が設けられ、このガイド部23を挟むように一対の貫通孔22が設けられている。このガイド部23は、図4などに示すように、一対の貫通孔22にそれぞれ一対の係止突起31cを通すと、一対の係止突起31c間に挟まれるように設けられている。
次に、一対の係止突起31cの寸法について図11を参照にして説明する。同図に示すように、一対の係止突起31cは、先端に向かうに従って互いの距離が離れるように設けられている。そして、先端における一対の係止突起31c間の距離eは、ガイド部23の幅iよりも大きく設けられている。また、係止爪31c−1の幅gは、貫通孔22の幅hよりも小さくなるように設けられている。これにより、スムーズに一対の係止突起31c−1を貫通孔22に通すことができる。さらに、上記一対の係止突起31cは、先端から離れるに従って互いの距離が近づくように設けられていて、その中間部の距離fがガイド部23の幅iよりも狭くなっている。これにより、貫通孔22に一対の係止突起31cを中間部まで挿入すると、ガイド部23が一対の係止突起31cを互いに離れる方向に押し広げる。
次に、上述した構成のコネクタの固定構造1の取り付け手順について説明する。まず、コネクタ3を基板2に近づけて、端子32のリード部32aを基板2に設けたスルーホール21に通す。さらに、コネクタ3を基板2に近づけて、一対の係止突起31cをガイド部23に沿って貫通孔22に通し、係止爪31c−1を基板2の裏側に係止させる。このとき、ガイド部23により一対の係止突起31cが押し広げられているので、係止突起31cが基板2に押し付けられ、強固に係止される。
上述したコネクタの固定構造1によれば、ネジのトルク管理をする必要もなく、基板2に設けた貫通孔22に係止突起31cを挿入するだけでよいので、取り付け作業を容易に行うことができる。しかも、一対の係止突起31cの間に挟まれた基板2上に設けたガイド部23が、一対の係止突起31cを押し広げるので、ハウジング31と基板2との固定を強固に行うことができる。
また、上述したコネクタの固定構造1によれば、一対の係止突起31cが、先端に向かうに従って互いの距離が離れるように設けられているので、先端における一対の係止突起31c間の距離が広く、一対の係止突起31cを貫通孔22に挿入しやすくなり、より一層、取り付け作業を容易に行うことができる。
なお、上述した実施形態では、一対の係止突起31cが、先端に向かうに従って互いの距離が離れるように設けられているが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、先端からフランジ部31b側にかけて一対の係止突起31cの距離が同じになるように設けても良い。
また、上述した実施形態では、端子32としては雌端子であったが、本発明はこれに限ったものではなく、雄端子であってもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コネクタの固定構造
2 基板
3 コネクタ
22 貫通孔
23 ガイド部
31 ハウジング
31c 係止突起
31c−1 係止爪
32 端子

Claims (2)

  1. 基板と、
    前記基板に実装されるハウジング、及び、前記ハウジングに保持されると共に前記基板に電気的に接続された端子、が設けられたコネクタと、を備え、
    前記基板に設けた貫通孔に前記ハウジングに設けた一対の係止突起を挿入して、前記一対の係止突起の先端に設けた係止爪を前記基板に係止させることにより、前記基板に前記コネクタを固定するコネクタの固定構造において、
    前記一対の係止突起の間に挟まれ、前記一対の係止突起を押し広げるガイド部を前記基板に設けた
    ことを特徴とするコネクタの固定構造。
  2. 前記一対の係止突起が、先端に向かうに従って互いの距離が離れるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタの固定構造。
JP2009206746A 2009-09-08 2009-09-08 コネクタの固定構造 Withdrawn JP2011060484A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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