JP2011060035A - アプリケーションデプロイシステム、アプリケーションデプロイ方法及びプログラム - Google Patents

アプリケーションデプロイシステム、アプリケーションデプロイ方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションの動作に必要なOSとミドルウェアについてはセットアップを自動化できるが、アプリケーションソフトウェアの設定作業は自動化できない。
【解決手段】アプリケーションソフトウェアをVMに導入する際、アプリケーションソフトウェア毎に予め用意したプログラムにより、テンプレート内の設定対象項目の一部の値をユーザ毎に用意した設定値で自動的に置換し、当該置換によって生成される設定ファイルと設定スクリプトをVMに導入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク経由で接続された仮想マシンに外部からアプリケーションソフトウェアを導入する際の設定作業を自動化するシステム、方法及びプログラムに関する。
従来、サーバ装置へのソフトウェアのセットアップは、管理者がセットアップ用のメディアをサーバ装置に挿入して実行する手法が一般的である。このセットアップ手法は、サーバ装置の数が少ない場合には十分機能する。しかし、この手法は、データセンタその他の多数のサーバ装置を要する施設では、ソフトウェアのセットアップ回数が非常に多くなり、手間や時間の増大が顕著になる。
この課題を解決する技術に、仮想マシン(Virtual Machine、以下、「VM」という。)イメージファイルを使用した自動セットアップシステムがある。この自動セットアップシステムは、一度作成したVMの構成をファイルとして保存することができるサーバ仮想化技術の特性を利用する。具体的には、ソフトウェアをインストールしたVMイメージファイルを予め多数用意し、ソフトウェアが必要になった時点でVMイメージファイルを物理マシンに展開することにより、サーバ装置とソフトウェアとの一括利用を可能にする。
VMイメージファイルを使用したソフトウェアのセットアップ技術には、例えば特許文献1及び特許文献2がある。特許文献1には、VMイメージファイルを物理マシンの記憶領域内で移動させることによりVMの再配置を実行し、複数のVMで構成されるソフトウェアを提供する技術が開示されている。特許文献2には、コピー元サーバ装置から取得したディスクイメージに基づいて、コピー元サーバ装置と同じハードウェア構成のVMイメージファイルを作成し、このVMイメージファイルを物理マシンの記憶領域に展開することにより、サーバ装置とソフトウェアの一括利用を可能にする技術が開示されている。
特許3861087号公報 特開2009−122963号公報
しかし、いずれの従来技術の場合にも、ソフトウェアのインストール作業の自動化はできているが、VM作成後のソフトウェアの設定作業については自動化できていない。このため、従来は、VM作成後のソフトウェアの設定作業、特にアプリケーションソフトウェアの設定作業を管理者が手動で行う必要があり、設定に手間がかかっている。
実際、サーバ装置にソフトウェアをセットアップする場合、OSとデータベース等のミドルウェア及びアプリケーションソフトウェアのインストール後に、各ソフトウェアの設定を実行する必要がある。OSとミドルウェアの設定に関しては、多くのユーザ(顧客を含む。)で設定内容を共通化することができる。従って、VMイメージファイルに含めるように設定内容を予め作成しておくことは容易である。
しかし、アプリケーションソフトウェアの設定は、アプリケーションを使用するユーザ(顧客を含む。)の要求に応じて設定する値が多い。このため、VMイメージファイルに含めるように設定内容を予め作成しておくことは難しい。ここで、アプリケーションの設定とは、例えばサービスを公開するIPアドレスの設定、ドメイン名の設定、アプリケーションの管理者ユーザIDとパスワードの設定、ユーザパスワードポリシーの設定、初期登録ユーザの設定等をいう。
すなわち、従来技術は、アプリケーションの動作に必要なOSとミドルウェアのセットアップまでを自動化できるものの、アプリケーションソフトウェアのセットアップ(導入作業及び設定作業)の全体を自動化することはできなかった。
そこで、発明者は、アプリケーションソフトウェアを含むソフトウェアのVMへのセットアップを自動化できる仕組みを提供する。
本発明は、アプリケーションソフトウェアをVMに導入する際、アプリケーションソフトウェア毎に予め用意したプログラムにより、テンプレート内の設定対象項目の一部の値をユーザ毎に用意した設定値で自動的に置換し、当該置換によって生成される設定ファイルと設定スクリプトをVMに導入する。
なお、アプリケーションソフトウェアの動作に必要な1つ又は複数のソフトウェアを導入した仮想マシンイメージファイルと、アプリケーションソフトウェアの設定ファイルテンプレートと、アプリケーションソフトウェアの設定スクリプトテンプレートとは予め用意されているものとする。ここでのプログラムは、操作入力を通じて受け付けたユーザに固有の設定情報に基づいて、当該設定情報に関する内部設定情報を自動的に生成する機能と、生成された内部設定情報を設定ファイルテンプレートと設定スクリプトテンプレートに挿入して設定ファイルと設定スクリプトを生成する機能と、アプリケーションソフトウェアの導入先として選択された物理マシンに仮想マシンイメージファイルを展開して仮想マシンを作成すると共に、作成された仮想マシンに対して設定ファイルと設定スクリプトを送信してアプリケーションを設定する機能を有する。
本発明により、管理者は、アプリケーションソフトウェアの設定作業を含めたVMへのソフトウェアのセットアップ作業を自動化することができる。この結果、アプリケーションソフトウェアのVMへのセットアップに要する作業コスト、作業品質、作業時間の短縮を実現できる。
本発明に係るアプリケーションデプロイシステムの実施の形態で使用するシステム構成の一例を示す図。 アプリケーションテンプレートフォルダの内部構成例を示す図。 サーバ内に確保する保存領域の内部データ構造例を示す図。 アプリケーションテンプレートフォルダの生成処理手順の概要を説明するフローチャート。 アプリケーションデプロイプログラムの処理動作の概要を説明するフローチャート。 設定ファイル・設定スクリプト生成プログラムの処理動作の概要を説明するフローチャート。 アプリケーション設定プログラムの処理動作の概要を説明するフローチャート。 設定ファイルテンプレートと設定スクリプトテンプレートの内部構成例を示す図。 設定ファイルと設定スクリプトの内部構成例を示す図。 設定スクリプトパス定義ファイルの内部構成例を示す図。 置換キーワード定義ファイルの内部構成例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、後述する本発明の実施の形態は一例であって、公知又は周知の技術との組み合わせや置換によって他の形態を実現することもできる。
(用語の定義)
本明細書においては、サーバ装置にアプリケーションソフトウェアの動作に必要な一連のソフトウェアのインストールと設定処理を実行し、ユーザがアプリケーションを使える状態にすることをアプリケーションソフトウェアのデプロイという。
(アプリケーションデプロイシステム)
以下に示す実施の形態は、インターネット等のネットワークを通じてVM上で動作するアプリケーションソフトウェアを顧客に提供するデータセンタにアプリケーションソフトウェアをデプロイする場合を想定する。なお、アプリケーションソフトウェアのデプロイは、顧客からのアプリケーションソフトウェアの利用申し込みに基づいて、データセンタの管理者が対応するプログラムの実行を指示することにより開始される。
図1に、アプリケーションデプロイシステムの概略構成例を示す。図1に示すアプリケーションデプロイシステムは、クライアント端末101と、アプリケーションデプロイサーバ102と、アプリケーションレポジトリ103と、物理マシン105と、これらを接続する管理用ネットワーク104とで構築されている。なお、物理マシン105上で動作するVM112は、サービス提供用ネットワーク106とインターネットを介し、アプリケーションを利用する顧客側の端末(以下、「顧客端末」という。)と接続されている。
クライアント端末101は、アプリケーションデプロイシステムを利用するユーザ(管理者)が操作する端末である。クライアント端末101は、コンピュータを基本構成とし、ネットワークとの通信機能を有している。クライアント端末101は、アプリケーションデプロイサーバ102にパラメータを渡すためのキーボードその他の入力手段(ハードウェアだけでなく、GUIを含む。)と、アプリケーションデプロイサーバ102の処理結果を表示するディスプレイ等の表示手段とを少なくとも備える。
アプリケーションデプロイサーバ102は、アプリケーションデプロイプログラム108、VM管理ソフトウェア109、保存領域110を備え、アプリケーションソフトウェアのデプロイ処理を実行するサーバ装置である。このアプリケーションデプロイサーバ102の基本構成もコンピュータであり、ネットワークとの通信機能を有している。
アプリケーションレポジトリ103は、アプリケーションテンプレートフォルダ107を格納するデータベースシステムである。アプリケーションテンプレートフォルダ107は、全ての顧客に共通するアプリケーションの設定値と、顧客毎に異なる設定値をアプリケーションに反映させるためのプログラムを集約的に保存するフォルダである。
物理マシン105は、VM112を実行するコンピュータであり、ネットワークとの通信機能も有している。
アプリケーションデプロイプログラム108は、VM112上で動作するアプリケーションソフトウェアを物理マシン105に導入するプログラムである。処理動作の詳細は後述する。
VM管理ソフトウェア109は、VM制御ソフトウェア111をインストールした物理マシン105と、物理マシン上で動作するVM112を統合管理するソフトウェアである。また、VM管理ソフトウェア109は、指定した物理マシン105にVM112を作成するAPI(Application Programing Interface)や、管理下にある物理マシン105からVM112の状態を取得するAPIを提供する。VM管理ソフトウェア109には、例えばVMware VirtualCenter(登録商標)がある。
VM制御ソフトウェア111は、物理マシン105のハードウェア構成をソフトウェア技術でエミュレートし、任意のハードウェア構成をもつVM112を動作可能にするソフトウェアである。また、VM制御ソフトウェア112は、VM112の電源をコントロールするAPIやVM112上で動作するOSのファイルシステムを操作するAPIを提供する。VM制御ソフト112には、例えばVMware ESX(登録商標)がある。
(アプリケーションテンプレートフォルダの内部構成)
図2に、アプリケーションテンプレートフォルダ107の内部構成例を示す。アプリケーション名201は、アプリケーションテンプレートフォルダ107に格納されているアプリケーションを識別するために付与されるフォルダ名である。VMイメージファイル202は、VM管理ソフトウェア109がVM112を作成する際に使用するVM構成を保存するファイルである。
VMスペック記述ファイル203は、VMイメージファイル202の展開に必要なCPU、メモリ、ディスク容量といったコンピュータリソースの使用量を記述するファイルである。設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、VM112に送信する設定ファイルと設定スクリプトを生成するプログラムである。
アプリケーション設定プログラム205は、設定ファイルと設定スクリプトをVM112に送信し、アプリケーションの設定を更新するプログラムである。設定ファイルパス定義ファイル206は、VM112に送信する全ての設定ファイルのパスを記述したファイルである。図10に、設定ファイルパス定義ファイルの構成例を示す。
置換キーワード定義ファイル207は、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204で使用する置換キーワードが記述されたファイルである。図11に、置換キーワード定義ファイル207の構成例を示す。例えば「#IPADDRESS#」、「#HOSTNAME#」、「#FQDN#」、「#ADMINUSERNAME#」、「#ADMINPASSWORD#」で構成される。これらの置換キーワードは、設定ファイルテンプレートや設定スクリプトテンプレートの記述に使用される。最終的に、置換キーワードは、ユーザ(管理者)が個別に設定した値(設定値)又はユーザ(管理者)の設定に基づいて自動的に設定される値(内部設定情報)と置換される。
設定スクリプトテンプレート208は、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204が設定スクリプトを生成する際に使用するファイルである。設定スクリプトテンプレート208には、置換キーワード定義ファイル207で定義された置換キーワードが挿入されている。図8に、設定スクリプトテンプレート802の構成例を示す。図8に示すように、設定スクリプトテンプレート802の構成項目のうちユーザ毎に設定する必要がある情報部分に置換キーワードが埋め込まれている。図8では、該当する情報を太字で示す。図8に示す設定スクリプトテンプレート802の場合、「#ADMINUSERNAME#」と「#ADMINPASSWORD#」の2つが置換キーワードである。
設定ファイルテンプレート210は、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204が設定ファイルを生成する際に使用するファイルである。設定ファイルテンプレートは、設定ファイルパス定義ファイル206が示すフォルダ構成に従い、設定ファイルテンプレートフォルダ209内に保存される。また、設定ファイルテンプレート210には、置換キーワード定義ファイル207で定義された置換キーワードが挿入されている。図8に設定ファイルテンプレート801の構成例を示す。図8に示すように、設定ファイルテンプレート801の構成項目のうちユーザ毎に設定する必要がある情報部分に置換キーワードが埋め込まれている。図8では、該当する情報を太字で示す。図8に示す設定ファイルテンプレート801の場合、「#IPADDRESS#」、「#FQDN#」、「#HOSTNAME#」の3つが置換キーワードである。
(保存領域の内部構成例)
図3に、保存領域110の内部構成例を示す。保存領域110には、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204の実行結果が、アプリケーション名201を付したフォルダ内に保存される。フォルダ内には、設定スクリプト301と設定ファイル303が保存される。設定ファイル303は、設定ファイルフォルダ302に格納される。なお、設定ファイルフォルダ302は、設定ファイルテンプレートフォルダ209と同じフォルダ構成を有している。
図9に、設定ファイル901と設定スクリプト902の構成例を示す。図9は、図8と対応する。図9と図8を対比して分かるように、図9に示す設定ファイル901と設定スクリプト902では、設定ファイルテンプレート801と設定スクリプトテンプレート802の置換キーワードが、それぞれ対応する内部設定情報の値(ユーザ(管理者)が設定入力した顧客に固有の値)に置換されている。例えば「#IPADDRESS#」は「133.108.0.1」に、「#FQDN#」は「mailApp.companyA.co.jp」に、「#HOSTNAME#」は「mailApp」に、「#ADMINUSERNAME#」は「MailAppRoot」に、「#ADMINPASSWORD#」は「MailAppPassword」に置換されている。
(アプリケーションデプロイ動作)
続いて、アプリケーションデプロイシステムで実行されるアプリケーションデプロイ動作の一例を説明する。なお、以下の説明では、アプリケーションデプロイシステムは、物理マシン105をアプリケーションサーバとして動作させる上で必要なOS、ミドルウェア、アプリケーションの全てがインストール済みのVMイメージファイル202を使用する場合について説明する。
また、以下の説明では、本システムを利用するユーザ(管理者)が入力するアプリケーションソフトウェアの設定情報は、IPアドレス、ホスト名、ドメイン名、管理者ID、管理者パスワードであり、アプリケーションソフトウェアの内部設定情報は、IPアドレス、ホスト名、FQDN(Fully Qualified Domain Name)、管理者ID、管理者パスワードであるものとする。さらに、以下の説明では、アプリケーションソフトウェアの内部設定情報は、設定情報に基づいてVM管理ソフトウェア109が自動的に生成するものとする。
(1)初期設定動作例
図4に、アプリケーションデプロイシステムの初期設定手順、すなわちアプリケーションテンプレートフォルダ107の作成手順を説明する。この初期設定は、1つのアプリケーションソフトウェアに付き1度だけ実施される。
まず、VM管理ソフトウェア109が、アプリケーションソフトウェアの稼動に必要なコンピュータリソースを備えたVMを作成する(ステップ401)。
VM管理ソフトウェア109は、ステップ401で作成したVMのスペックをファイルに書き出し、VMスペック記述ファイル203を作成する(ステップ402)。
この後、VM管理ソフトウェア109は、ステップ401で作成したVMに、Windows(登録商標)やLinux(登録商標)等のOSと、データベースソフト等のミドルウェア及びアプリケーションをインストールする。次に、VM管理ソフト109は、インストールが完了したVMからVMイメージファイル202を作成する(ステップ403)。
次に、VM管理ソフトウェア109は、ステップ403でインストール作業を終えたVMから内部設定情報の設定に必要な設定ファイルと設定スクリプトを抽出する。例えばLinuxOSのIPアドレスを内部設定情報とする場合、VM管理ソフトウェア109は、「/etc/hosts」や「/etc/sysconfig/network」、「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0」といったファイルを抽出する(ステップ404)。
次に、VM管理ソフトウェア109は、ステップ404で抽出した全ての設定ファイルのパスをファイルに書き出し、設定ファイルパス定義ファイル206を作成する(ステップ405)。
この後、VM管理ソフトウェア109は、内部設定情報と置換キーワードとの対応関係を決定し、使用する全ての置換キーワードをファイルに書き出して置換キーワード定義ファイル207を作成する(ステップ406)。
次に、VM管理ソフトウェア109は、ステップ404で抽出した設定ファイルと設定スクリプトの内部設定情報の記述箇所に、ステップ406で決定された置換キーワードを挿入する。VM管理ソフトウェア109は、置換キーワードを挿入した設定ファイルと設定スクリプトをファイルに書き出し、設定ファイルテンプレート210と設定スクリプトテンプレート208を作成する。さらに、VM管理ソフトウェア109は、設定ファイルテンプレートフォルダ209を作成し、設定ファイルテンプレートを設定ファイルパス定義ファイル206に記載したパスの通りに、設定ファイルテンプレートフォルダに格納する(ステップ407)。
次に、VM管理ソフトウェア109は、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204と、アプリケーション設定プログラム205を実装する。ここで、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204には、例えば置換キーワード「#IPADDRESS#」をIPアドレスに置き換えるといった、置換キーワードと内部設定情報との対応関係を含めた置換処理を記述する(ステップ408)。
この後、VM管理ソフトウェア109は、アプリケーション名201をフォルダ名とするアプリケーションテンプレートフォルダ107を作成し、このフォルダにステップ401〜408で作成したファイルとプログラムを格納して、アプリケーションレポジトリ103に保存する(ステップ409)。
(2)アプリケーションデプロイプログラムの動作例
図5に、アプリケーションデプロイプログラム108の処理動作例を示す。なお、実施の形態に係るアプリケーションデプロイシステムの場合、アプリケーションデプロイプログラム108は、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204とアプリケーション設定プログラム205を呼び出して動作する。
アプリケーションデプロイプログラム108は、クライアント端末101からの要求に基づき実行される。アプリケーションデプロイプログラム108は、アプリケーションレポジトリ103内にある全てのアプリケーションテンプレートフォルダ107を参照し、アプリケーション名201の一覧をクライアント端末101に表示する(ステップ501)。
次に、アプリケーションデプロイプログラム108は、クライアント端末101にアプリケーションの選択画面を表示し、デプロイ対象とするアプリケーションソフトウェアの選択をユーザ(管理者)に要求する(ステップ502)。ここで、ユーザ(管理者)は、選択画面に従い、キーボードやマウスカーソル等を使用して、特定のアプリケーションソフトウェアを選択入力する。
アプリケーションデプロイプログラム108は、ステップ502で選択されたアプリケーションについて用意されているアプリケーションテンプレートフォルダ107を読み込み、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204を実行する。次に、アプリケーションデプロイプログラム108は、実行結果として、設定スクリプト301と設定ファイル303を保存領域110に取得する。また、アプリケーションデプロイプログラム108は、戻り値としてデプロイ先VM名を取得する(ステップ503)。
この後、アプリケーションデプロイプログラム108は、ステップ502で選択されたアプリケーションソフトウェアのVMスペック記述ファイル203を読み込む。さらに、VM管理ソフト109が提供するAPIを使用してVM管理ソフトウェア109の管理下にある全ての物理マシン105のコンピュータリソース情報を取得する。その後、アプリケーションデプロイプログラム108は、VMスペック記述ファイル203に記述された情報と、物理マシン105のコンピュータリソース情報とを比較し、VM112の作成に必要な未使用のコンピュータリソースを有する物理マシンを選択する(ステップ504)。
次に、アプリケーションデプロイプログラム108は、ステップ502で選択されたアプリケーションソフトウェアのVMイメージファイル202と、ステップ503で取得したデプロイ先VM名を引数に、VM管理ソフト109が提供するAPIを使用してVMイメージファイル202を物理マシン105に展開する。この処理により、物理マシン105には、アプリケーションソフトウェアの実行に必要なOS、ミドルウェア、アプリケーションがインストールされ、かつデプロイ先VM名を名前とするVM112が作成される(ステップ505)。
この後、アプリケーションデプロイプログラム108は、ステップ503で取得したデプロイ先VM名とステップ504で選択されたデプロイ先物理マシン名を引数に、ステップ502で選択されたアプリケーションソフトウェアのアプリケーション設定プログラム205を実行する。そして、実行結果として、アプリケーションデプロイプログラム108は、デプロイの完了通知を取得する(ステップ506)。
アプリケーションデプロイプログラム108は、デプロイの完了通知を受けてクライアント端末にデプロイ完了のメッセージを表示し、実行を終了する(ステップ507)。
(3)設定ファイル・設定スクリプト生成プログラムの動作例
図6に、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204で実行される動作の一例を説明する。
アプリケーションデプロイプログラム108から呼び出されると、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、クライアント端末101にデプロイ先VM名と設定情報の入力画面を表示し、ユーザ(管理者)に入力を要求する。この実施の形態の場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、設定情報としてIPアドレス、ホスト名、ドメイン名、アプリケーションソフトウェアの管理者ID、アプリケーションソフトウェアの管理者パスワードの入力を要求する(ステップ601)。
次に、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ601で取得した設定情報に基づいて内部設定情報を生成して変数に格納する。この実施の形態の場合、内部設定情報としてIPアドレス、ホスト名、FQDN、アプリケーションソフトウェアの管理者ID、アプリケーションソフトウェアの管理者パスワードを採用する。ここで、FQDNは、ホスト名の入力値とドメイン名の入力値とを連結して生成する。その他の内部設定情報は、ステップ601で取得した設定情報の値をそのまま変数に格納する(ステップ602)。
この後、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、以下に示すステップ603〜ステップ609の処理動作を実行する。ステップ603〜ステップ609は、設定ファイルフォルダ302と設定ファイル303を生成する処理である。
まず、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、設定ファイルパス定義ファイル206を1行読み込み、設定ファイルパスを取得する(ステップ603)。
次に、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、設定ファイルテンプレートフォルダ209から、ステップ603で取得した設定ファイルパスが示す設定ファイルテンプレート210を読み込む(ステップ604)。
続いて、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、置換キーワード定義ファイル207を1行読み込み、置換キーワードとして変数に取得する(ステップ605)。
次に、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ604で読み込んだ設定ファイルテンプレート内の置換キーワードを検索する。この検索後、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、発見した全ての置換キーワードを対応する内部設定情報の値に置換する(ステップ606)。
ここで、置換キーワード定義ファイル207に未処理の行が残っている場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、読み込む行を1行進めてステップ605へ戻る。置換キーワード定義ファイルの全ての行について処理が完了した場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ608へ進む(ステップ607)。
続いて、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、置換キーワードの置き換えが完了した設定ファイルテンプレートの内容を設定ファイル303として、設定ファイルフォルダ302内のステップ603で読み込んだ設定ファイルパスが示す位置に保存する。このとき、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、アプリケーション名のフォルダ、設定ファイルフォルダ、設定ファイルパス等の経路上のフォルダが存在しない場合は作成する(ステップ608)。
一方、設定ファイルパス定義ファイル206に未処理の行が残っている場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、読み込む行を1行進めてステップ603へ戻る。一方、設定ファイルパス定義ファイルの全ての行について処理が完了した場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ610へ進む(ステップ609)。
ステップ610〜ステップ614は、設定スクリプト301を生成する処理である。設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、設定スクリプトテンプレート208を読み込む(ステップ610)。
次に、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、置換キーワード定義ファイル207を1行読み込み、置換キーワードを取得する(ステップ611)。
続いて、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ610で読み込んだ設定スクリプトテンプレート内の置換キーワードを検索する。この検索後、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、発見した全ての置換キーワードを、対応する内部設定情報の値に置き換える(ステップ612)。
置換キーワード定義ファイル207に未処理の行が残っている場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、読み込む行を1行進めてステップ611へ戻る。一方、置換キーワード定義ファイル207の全ての行について処理が完了した場合、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ614へ進む。(ステップ613)。
この後、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、置換キーワードの置き換えが完了した設定スクリプトテンプレートの内容を、設定スクリプト301として、保存領域110に保存する。さらに、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204は、ステップ601で取得したデプロイ先VM名を返却して実行を完了する(ステップ614)。
(4)アプリケーション設定プログラムの動作例
図7に、アプリケーション設定プログラム205の処理動作例を示す。アプリケーションデプロイプログラム108から呼び出されると、アプリケーション設定プログラム205は、デプロイ先VM名とデプロイ先物理マシン名を引数から取得し、これをVM管理ソフト109に問い合わせてステップ505で作成したVMを制御するVM制御ソフト111を特定する(ステップ701)。
次に、アプリケーション設定プログラム205は、VM制御ソフト111が提供するAPIを使用してVMに接続し、VMの電源を入れる(ステップ702)。さらに、アプリケーション設定プログラム205は、VM制御ソフト111が提供するAPIを使用して、VM112上で動作するOSに接続する(ステップ703)。
この後、アプリケーション設定プログラム205は、設定ファイルパス定義ファイル206を1行読み込み、設定ファイルパスを取得する(ステップ704)。次に、アプリケーション設定プログラム205は、ステップ704で読み込んだ設定ファイルパスで示される設定ファイル303を保存領域110から読み込む(ステップ705)。
次に、アプリケーション設定プログラム205は、VM制御ソフト111が提供するAPIを使用して、VM112上で動作するOSのファイルシステムにアクセスし、ステップ704で読み込んだ設定ファイルパスで示される既存の設定ファイルを削除する(ステップ706)。
続いて、アプリケーション設定プログラム205は、VM制御ソフト111が提供するAPIを使用して、ステップ705で読み込んだ設定ファイルをVM上で動作するOSに送信する。この際、アプリケーション設定プログラム205は、設定ファイルを、ステップ704で読み込んだ設定ファイルパスが示す場所に保存する(ステップ707)。
この時点で、設定ファイルパス定義ファイル206に未処理の行が残っている場合、アプリケーション設定プログラム205は、読み込む行を1行進めてステップ704へ戻る。一方、設定ファイルパス定義ファイル206の全ての行について処理が完了した場合、アプリケーション設定プログラム205はステップ709に進む(ステップ708)。
次に、アプリケーション設定プログラム205は、ステップ707で送信した設定ファイルの内容を反映させるため、VM制御ソフト111が提供するAPIを使用してVMを再起動する(ステップ709)。VM制御ソフト111が提供するAPIを使用して、VM111上で動作するOSに接続する(ステップ710)。
この後、アプリケーション設定プログラム205は、保存領域110から設定スクリプト301を読み込む(ステップ711)。次に、アプリケーション設定プログラム205は、VM制御ソフト111が提供するAPIを使用して、VM112上で動作するOSのファイルシステムにアクセスし、ステップ711で読み込んだ設定スクリプトを送信し、実行する(ステップ712)。
ステップ712で実行した設定スクリプトの完了が通知されると、アプリケーション設定プログラム205は、呼び出し元のプログラムに対してアプリケーションソフトウェアのデプロイの完了通知を返却し、実行を終了する(ステップ713)。
(まとめ)
以上説明した実施の形態に係るシステム及び処理手法の採用により、アプリケーションソフトウェアの設定作業を含めたVMへのソフトウェアのセットアップを自動化することができる。すなわち、多数のVMにアプリケーションソフトウェアをセットアップする場合でも、個々の顧客に固有の内部設定情報で、設定ファイルと設定スクリプトに埋め込まれた置換キーワードの置換を通じて自動的に実行することができる。この結果、アプリケーションソフトウェアのVMへのセットアップに要する作業コスト、作業品質、作業時間を大幅に短縮できる。
(他の実施の形態)
(1) 前述した実施の形態では、OS、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェアをインストールしたVMイメージファイル202を使用してアプリケーションソフトウェアをデプロイする例を説明した。しかし、本発明に係るアプリケーションデプロイシステムは、OSとミドルウェアだけをインストールしたVMイメージファイルや、OSのみをインストールしたVMイメージファイルを使用してアプリケーションソフトウェアのデプロイを実行することができる。
例えばOSとミドルウェアをインストールしたVMイメージファイルを使用する場合には、OSとミドルウェアをインストール済みで、かつ、アプリケーションソフトウェアのインストーラファイルを保存したVMイメージファイルを使用し、さらに、設定スクリプトテンプレートにはアプリケーションソフトウェアのインストーラファイルを実行するスクリプトを記述すれば良い。また、OSだけをインストールしたVMイメージファイルを使用する場合には、OSをインストール済みで、かつ、ミドルウェアとアプリケーションソフトウェアのインストーラファイルを保存したVMイメージファイルを使用し、さらに、設定スクリプトテンプレートにはミドルウェアとアプリケーションソフトウェアのインストーラファイルを実行するスクリプトを記述すれば良い。
(2) また、前述した実施の形態では、1台のVMで構成されるアプリケーションソフトウェアをデプロイする例を説明した。しかし、本発明に係るアプリケーションデプロイシステムは、アプリケーションデプロイプログラムを繰り返し実行することにより、複数のVMで構成されるアプリケーションソフトウェアをデプロイすることもできる。この場合、図2に説明したアプリケーション名201を除くアプリケーションテンプレートフォルダ107の構成要素をそれぞれVM数分だけ用意し、アプリケーションデプロイプログラムのステップ503〜ステップ506の処理をそれぞれVM数分繰り返し実行し、最後のVMのデプロイ完了通知を受けた時点で、ステップ507へ進めば良い。
(3) また、前述した実施の形態におけるステップ504では、VMスペック記述ファイル203を使用してアプリケーションデプロイプログラム108がデプロイ先物理マシンを決定する例を説明した。しかし、このデプロイ先物理マシンはユーザ(管理者)が入力しても良い。この場合、例えば設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム204はステップ601でデプロイ先VM名と設定情報に加えてデプロイ先物理マシン名の入力をユーザ(管理者)に要求し、更にユーザ(管理者)が入力した物理マシン名をステップ614で返却するものする。さらに、アプリケーションデプロイプログラム108では、ステップ504を省き、ステップ505で設定ファイル・設定スクリプト生成プログラムから返却された物理マシンにVMイメージファイルを展開するものとする。
(4) また、前述した実施の形態におけるステップ601では、設定情報としてIPアドレスをユーザ(管理者)が直接入力する例を説明した。しかし、この処理は、VM管理ソフト109に問い合わせを行い、どの物理マシン105とVM112にも割り当てられていないIPアドレスのリストを取得した上で、ユーザ(管理者)に選択させるようにしても良い。すなわち、ステップ601の設定情報の取得処理は、設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム内で閉じた処理だけでなく、VM管理ソフト109やVM制御ソフト111など他のソフトへの問い合わせを含む処理であっても良い。同様に、ステップ602の設定情報からの内部設定情報の生成処理に関しても、VM管理ソフト109やVM制御ソフト111など他のソフトへの問い合わせを含む処理であっても良い。
(5) また、前述の実施の形態においては、アプリケーションデプロイシステムの管理者が顧客の要求に応じてVMの設定情報を入力する場合について説明した。すなわち、管理者とアプリケーションソフトウェアの利用者が異なる場合を想定した。しかし、管理者と利用者が同じ場合にも、同様の手順を適用できる。
(6) また、前述の実施の形態においては、仮想マシンを再起動した後に、設定スクリプトを指定した位置に保存して実行する場合について説明した。しかし、仮想マシンの再起動を省略して設定スクリプトを保存して実行しても良い。
101 クライアント端末
102 アプリケーションデプロイサーバ
103 アプリケーションレポジトリ
105 物理マシン
107 アプリケーションテンプレートフォルダ
108 アプリケーションデプロイプログラム
109 VM管理ソフトウェア
110 保存領域
111 VM制御ソフトウェア
112 VM
202 VMイメージファイル
204 設定ファイル・設定スクリプト生成プログラム
205 アプリケーション設定プログラム
208 設定スクリプトテンプレート
210 設定ファイルテンプレート
301 設定スクリプト
302 設定ファイル

Claims (12)

  1. アプリケーションソフトウェアの動作に必要な1つ又は複数のソフトウェアを導入した仮想マシンイメージファイルと、前記アプリケーションソフトウェアの設定ファイルテンプレートと、前記アプリケーションソフトウェアの設定スクリプトテンプレートとを保持する記憶媒体と、
    ユーザ操作を通じて入力を受け付けたアプリケーションソフトウェアの設定情報に基づいて、当該設定情報に関する内部設定情報を自動的に生成する第1の手段と、
    生成された内部設定情報を前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレートに挿入して、設定ファイルと設定スクリプトを生成する第2の手段と、
    アプリケーションソフトウェアの導入先として選択された物理マシンに仮想マシンイメージファイルを展開して仮想マシンを作成する第3の手段と、
    作成された仮想マシンに対して設定ファイルと設定スクリプトを送信してアプリケーションを設定する第4の手段と
    を有することを特徴とする仮想マシンにアプリケーションソフトウェアをデプロイするシステム。
  2. 請求項1に記載のアプリケーションデプロイシステムにおいて、
    前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレートには、前記内部設定情報を対応付ける置換キーワードが予め記述されており、
    前記第2の手段は、前記内部設定情報の生成後に、前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレート内の各置換キーワードを、対応する内部設定情報で置換することにより前記設定ファイルと前記設定スクリプトを生成する
    ことを特徴とするアプリケーションデプロイシステム。
  3. 請求項1に記載のアプリケーションデプロイシステムにおいて、
    前記第4の手段は、
    仮想マシンで動作するOSのファイルシステムに接続して前記設定ファイルを指定された位置に保存する手段と、
    前記設定スクリプトを指定された位置に保存して実行することにより、又は、前記仮想マシンを再起動させた後に、前記設定スクリプトを指定された位置に保存して実行することによりアプリケーションの設定を更新する手段と
    を有することを特徴とするアプリケーションデプロイシステム。
  4. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアプリケーションデプロイシステムにおいて、
    前記仮想マシンイメージファイルは、
    アプリケーションソフトウェアの動作に必要なOS、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェアを導入した仮想マシンのイメージファイルである
    ことを特徴とするアプリケーションデプロイシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアプリケーションデプロイシステムにおいて、
    前記仮想マシンイメージファイルは、
    アプリケーションソフトウェアの動作に必要なOSとミドルウェアが導入済みで、かつ、OSのファイルシステム上にアプリケーションのインストーラが保存された仮想マシンのイメージファイルであり、さらに、
    前記設定スクリプトテンプレートには、前記アプリケーションのインストーラを実行する命令が記述されており、仮想マシンの作成後に、アプリケーションの導入処理が実行される
    ことを特徴とするアプリケーションデプロイシステム。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアプリケーションデプロイシステムにおいて、
    前記仮想マシンイメージファイルは、
    アプリケーションソフトウェアの動作に必要なOSが導入済みで、かつ、OSのファイルシステム上にアプリケーションソフトウェアの動作に必要なミドルウェアのインストーラと、アプリケーションソフトウェアのインストーラが保存された仮想マシンのイメージファイルであり、さらに、
    前記設定スクリプトテンプレートには、前記ミドルウェアのインストーラを実行する命令と、前記アプリケーションのインストーラを実行する命令が記述されており、仮想マシンの作成後に、ミドルウェアとアプリケーションソフトウェアの導入処理が実行される
    ことを特徴とするアプリケーションデプロイシステム。
  7. アプリケーションソフトウェアの動作に必要な1つ又は複数のソフトウェアを導入した仮想マシンイメージファイルと、前記アプリケーションソフトウェアの設定ファイルテンプレートと、前記アプリケーションソフトウェアの設定スクリプトテンプレートとが記憶媒体に保持されている場合に、
    ユーザ操作を通じて入力を受け付けたアプリケーションソフトウェアの設定情報に基づいて、当該設定情報に関する内部設定情報を自動的に生成する第1のステップと、
    生成された内部設定情報を前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレートに挿入して、設定ファイルと設定スクリプトを生成する第2のステップと、
    アプリケーションソフトウェアの導入先として選択された物理マシンに仮想マシンイメージファイルを展開して仮想マシンを作成する第3のステップと、
    作成された仮想マシンに対して設定ファイルと設定スクリプトを送信してアプリケーションを設定する第4のステップと
    を有することを特徴とする仮想マシンにアプリケーションソフトウェアをデプロイする方法。
  8. 請求項7に記載のアプリケーションデプロイ方法において、
    前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレートには、前記内部設定情報を対応付ける置換キーワードが予め記述されており、
    前記第2のステップは、前記内部設定情報の生成後に、前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレート内の各置換キーワードを、対応する内部設定情報で置換することにより前記設定ファイルと前記設定スクリプトを生成する
    ことを特徴とするアプリケーションデプロイ方法。
  9. 請求項7に記載のアプリケーションデプロイ方法において、
    前記第4のステップは、
    仮想マシンで動作するOSのファイルシステムに接続して前記設定ファイルを指定された位置に保存するステップと、
    前記設定スクリプトを指定された位置に保存して実行することにより、又は、前記仮想マシンを再起動させた後に、前記設定スクリプトを指定された位置に保存して実行することによりアプリケーションの設定を更新するステップと
    を有することを特徴とするアプリケーションデプロイ方法。
  10. アプリケーションソフトウェアの動作に必要な1つ又は複数のソフトウェアを導入した仮想マシンイメージファイルと、前記アプリケーションソフトウェアの設定ファイルテンプレートと、前記アプリケーションソフトウェアの設定スクリプトテンプレートとが記憶媒体に保持されている場合に、
    ユーザ操作を通じて入力を受け付けたアプリケーションソフトウェアの設定情報に基づいて、当該設定情報に関する内部設定情報を自動的に生成する第1のステップと、
    生成された内部設定情報を前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレートに挿入して、設定ファイルと設定スクリプトを生成する第2のステップと、
    アプリケーションソフトウェアの導入先として選択された物理マシンに仮想マシンイメージファイルを展開して仮想マシンを作成する第3のステップと、
    作成された仮想マシンに対して設定ファイルと設定スクリプトを送信してアプリケーションを設定する第4のステップと
    をコンピュータに実行させることにより、仮想マシンにアプリケーションソフトウェアをデプロイさせるプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムにおいて、
    前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレートには、前記内部設定情報を対応付ける置換キーワードが予め記述されており、
    前記第2のステップは、前記内部設定情報の生成後に、前記設定ファイルテンプレートと前記設定スクリプトテンプレート内の各置換キーワードを、対応する内部設定情報で置換することにより前記設定ファイルと前記設定スクリプトを生成する
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 請求項10に記載のプログラムにおいて、
    前記第4のステップは、
    仮想マシンで動作するOSのファイルシステムに接続して前記設定ファイルを指定された位置に保存するステップと、
    前記設定スクリプトを指定された位置に保存して実行することにより、又は、前記仮想マシンを再起動させた後に、前記設定スクリプトを指定された位置に保存して実行することによりアプリケーションの設定を更新するステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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