JP2011059420A - 呼吸誘導装置、呼吸誘導方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】時間軸に沿った各再生位置にそれぞれ対応するコンテンツ情報と、少なくとも一部の再生位置である各呼吸目標設定位置に対して予め定められた呼吸状態を特定するための呼吸目標情報と、を含む、呼吸分布付きコンテンツを記憶部に格納し、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの呼吸目標設定位置である第1設定位置の呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するための呈示変数情報を生成し、呈示変数情報によって特定される各誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示する。
【選択図】図1
Description
以下のように用語を定義する。
本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、呼吸誘導装置の機能構成を例示するためのブロック図である。
入力部10は、呼吸分布付きコンテンツ11aの入力を受け付ける機能部であり、入力部10の例は、入力ポート、入力インタフェース、読み出し装置、受信装置などである。
図2は、呼吸分布付きコンテンツ11aの一例を説明するための図である。
記憶部11は、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの情報記憶装置である。
本形態のコンテンツ再生制御部12は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態のコンテンツ再生制御部12は、記憶部11の呼吸分布付きコンテンツ11aから抽出されたコンテンツ情報を入力とし、予め定められた再生速度で各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を順次再生するための再生情報を出力する。例えば、コンテンツ再生制御部12は、コンテンツ情報d(τ)を記憶部11に格納された呼吸目標分布付きコンテンツ11aから抽出されたコンテンツ情報d(τ)を入力とし、予め定められたサンプル更新間隔S0で再生対象のサンプル点τを更新しつつ再生対象のサンプル点τに対応するコンテンツ情報d(τ)を再生するための再生情報r(τ)(音響信号等)を順次出力する。例えば、コンテンツ再生制御部12は、サンプル更新間隔S0で再生対象のサンプル点τを更新しつつ再生対象のサンプル点τに対応するコンテンツ情報d(τ)を呼吸目標分布付きコンテンツ11aから順次抽出し、抽出したコンテンツ情報d(τ)を再生するための再生情報r(τ)を順次出力する。
本形態の再生部13は、例えば、アンプ、スピーカー、画像表示装置などから構成される周知の呈示装置である。再生部13は、コンテンツ再生制御部12から出力された再生情報r(τ)を入力とし、再生情報r(τ)によって特定される音響情報等のコンテンツを出力する。
本形態の呈示変数演算部14は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呈示変数演算部14は、各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの呼吸目標設定位置である第1設定位置の呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するための呈示変数情報を生成し、当該呈示変数情報を出力する。なお、本形態の第1設定位置は、再生されるコンテンツ情報に対応する再生位置である呼吸目標設定位置であり、本形態の誘導呼吸状態は、第1設定位置の呼吸目標情報が示す呼吸状態である。
x(t)=mod(Φ(p(t)),π)+C1 …(2)
ただし、mod(Φ(p(t)),π)はΦ(p(t))をπで割った余りを表し、C,C0,C1は|C|≦C1、C≠0を満たす任意の定数を表す。
本形態の呼吸目標呈示部15は、呈示変数情報を入力とし、コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、呈示変数情報によって特定される各誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示する。また、本形態の呼吸目標呈示部15は、例えば、画像や光などの視覚情報や、音楽や音声などの聴覚情報や、振動などの触覚情報などを表示する周知の呈示装置である。呼吸目標呈示部15は、再生部13の一部であってもよいし、再生部13と別個に構成されてもよい。ただし、コンテンツ情報の再生によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別と、呼吸目標呈示部15による呈示によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別とが異なることが望ましい。例えば、コンテンツが音楽コンテンツであり、コンテンツ情報の再生によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別が音波である場合、呼吸目標呈示部15による呈示によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別は音波以外であることが望ましい。本形態では、呼吸目標呈示部15が視覚情報を呈示し、その呈示によって鑑賞者に知覚される物理現象が光である場合を例示する。すなわち、本形態の呼吸目標呈示部15は、呈示変数情報x(t)を視覚情報として出力する。
制御部19は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。制御部19は、呼吸誘導装置1の処理全体を制御する。
次に、本形態の呼吸誘導方法を例示する。
次に、第1実施形態の変形例1を説明する。なお、これ以降では、既に説明した事項との相違点を中心に説明し、既に説明した事項についての説明の繰り返しを省略する。また、既に説明した機能構成についてはそれらと同一の参照番号を用いて説明を省略する。
x(t1)=C・cos(θ(t1)+C0)+C1 …(4)
ただし、C,C0,C1は|C|≦C1、C≠0を満たす任意の定数を表す。
第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態の呼吸分布付きコンテンツは、さらに、少なくとも一部の再生位置である各同期重要度設定位置に対して予め定められた係数である同期重要度を含み、呈示変数演算部は、各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの同期重要度設定位置である第2設定位置の同期重要度を時間軸に沿って物理的に呈示するための呈示変数情報を生成し、呼吸目標呈示部は、コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、さらに、呈示変数情報によって特定される各同期重要度を時間軸に沿って物理的に呈示する。
図1に例示するように、第2実施形態の呼吸誘導装置2は、入力部20と、呼吸分布付きコンテンツ21aを格納する記憶部21と、コンテンツ再生制御部12と、再生部13と、呈示変数演算部24と、呼吸目標呈示部25と、制御部19とを有する。
入力部20は、呼吸分布付きコンテンツ21aの入力を受け付ける機能部であり、記憶部21は、呼吸分布付きコンテンツ21aを格納する。呼吸分布付きコンテンツ21aは、時間軸に沿った各再生位置にそれぞれ対応するコンテンツ情報と、少なくとも一部の再生位置である各呼吸目標設定位置に対して予め定められた呼吸状態を特定するための呼吸目標情報と、少なくとも一部の再生位置である各同期重要度設定位置に対して予め定められた係数である同期重要度を含むデータ構造からなるデータである。ここで、同期重要度は、それに対応する再生位置に対応する呼吸目標情報の重要度を示す。すなわち、同期重要度は、それに対応する再生位置に対応する呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態と、その再生位置に対応するコンテンツ情報が再生される時点での鑑賞者100の呼吸と、を同期させる重要度が大きいほど大きな値をとる。
本形態の呈示変数演算部24は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呈示変数演算部24が生成する呈示変数情報は、第1実施形態で説明した第1設定位置の呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態と、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの同期重要度設定位置である第2設定位置の同期重要度と、を時間軸に沿って物理的に呈示するためのものである。なお、本形態の第2設定位置は、再生されるコンテンツ情報に対応する再生位置である呼吸目標設定位置である。
ただしC2,C3はC2>0, C3>0を満たす任意の定数であり、log( )は対数関数である。
本形態の呼吸目標呈示部25は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呼吸目標呈示部25は、呈示変数情報を入力とし、コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、呈示変数情報によって特定される各誘導呼吸状態や同期重要度を時間軸に沿って物理的に呈示する。また、本形態の呼吸目標呈示部25は、例えば、画像や光などの視覚情報や、音楽や音声などの聴覚情報や、振動などの触覚情報などを表示する周知の呈示装置である。呼吸目標呈示部25は、再生部13の一部であってもよいし、再生部13と別個に構成されてもよい。ただし、コンテンツ情報の再生によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別と、呼吸目標呈示部25による呈示によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別とが異なることが望ましい。本形態では、呼吸目標呈示部25が視覚情報を呈示し、その呈示によって鑑賞者に知覚される物理現象が光である場合を例示する。すなわち、本形態の呼吸目標呈示部25は、呈示変数情報x(t),y(t)を視覚情報として出力する。
次に、図6を用いて本形態の再生速度同期方法を例示する。
図9は、第2実施形態の変形例1における呼吸分布付きコンテンツ21a’を例示した図である。
第2実施形態及びその変形例1では、誘導呼吸状態を呈示するための呈示変数情報と、同期重要度を呈示するための呈示変数情報とが、互いに独立した別個の情報であった。しかし、誘導呼吸状態と同期重要度とが1つの呈示変数情報によって表現されてもよい。例えば、第2実施形態及びその変形例1で例示したx(t)とy(t)との積x(t)・y(t)を呈示変数情報としてもよい。この場合、呼吸目標呈示部は、例えば、呈示変数情報に基づいて長さや大きさが定まる図形を表示することで、誘導呼吸状態と同期重要度とを同時に呈示できる。
第3実施形態は、第1,2実施形態及びそれらの変形例の変形例である。第3実施形態では、呈示変数情報に基づき、誘導呼吸状態や同期重要度を触覚的に呈示する例を示す。
図1に例示するように、第3実施形態の呼吸誘導装置3は、第1,2実施形態又はそれらの変形例の呼吸誘導装置が具備する呼吸目標呈示部15,25を、呼吸目標呈示部35に置換したものである。
図10は、第3実施形態の呼吸目標呈示部35の例を説明するための図である。ここで、図10(A)(C)は呼吸目標呈示部35の正面図の例であり、図10(B)(D)は呼吸目標呈示部35の右側面図の例である。
第4実施形態は、第1−3実施形態及びそれらの変形例の変形例である。第4実施形態では、再生対象となっている再生位置よりも後の再生位置に対応する呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態や同期重要度を呈示する。すなわち、本形態における第1設定位置又は第2設定位置は、再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも時間軸上で後に位置する。
図1に例示するように、第4実施形態の呼吸誘導装置4は、第1−3実施形態又はそれらの変形例の呼吸誘導装置が具備する呈示変数演算部14,24を、呈示変数演算部44に置換したものである。
本形態の呈示変数演算部44は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呈示変数演算部44は、再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも時間軸上で後に位置する再生位置を、第1設定位置又は第2設定位置として呈示変数情報を生成する。
Φ(p(t2))=Φ(p(t1)+Δt/S0) …(6)
となる。ただし、Δtは正の定数である。すなわち、サンプル点τ=p(t2)は、サンプル点τ=p(t1)のサンプル情報d(p(t1))が再生されてからΔt秒後に到達するサンプル点である。
x(t2)=C・cos(θ(t2)+C0)+C1 …(8)
ただし、C,C0,C1はC≦C1、C≠0を満たす任意の定数を表す。
α(p(t2))=α(p(t1)+Δt/S0) …(9)
となる。
第5実施形態は、第1−4実施形態及びそれらの変形例の変形例である。第5実施形態では、さらに、鑑賞者100の呼吸状態に呼吸目標分布付きコンテンツの呼吸目標情報が示す呼吸状態が同期するように、コンテンツ情報の再生位置を制御する。すなわち、第5実施形態では、さらに、鑑賞者を計測して得られる呼吸情報から当該鑑賞者の呼吸状態を特定するための呼吸指標を抽出し、第1設定位置に対応する呼吸目標情報によって特定される呼吸状態が、当該第1設定位置に対応するコンテンツ情報が再生される時点での鑑賞者の呼吸状態に近づくように、各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を時間軸に沿って順次再生する際の再生速度を設定し、当該再生速度で各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を順次再生する。
図1に例示するように、第5実施形態の呼吸誘導装置5は、第1−4実施形態又はそれらの変形例のコンテンツ再生制御部12がコンテンツ再生制御部52に置換され、さらに、呼吸計測部56、呼吸指数抽出部57及び再生速度演算部58が追加された構成である。
呼吸計測部56は、コンテンツの鑑賞者100の呼吸状態を計測し、それによって得られる呼吸情報を出力する周知の装置である。本形態の例では、胸部回りや腹部回りの長さに対応する情報(呼吸レベル)を呼吸情報とし、胸部や腹部に巻き付けられたゴム管の抵抗変化から呼吸を検出する装置(例えば、日本光電製のTR-753Tや、ADInstruments製のMLT1132)を呼吸計測部56とする。この例の呼吸計測部56は、設定されたある任意の周期T1で呼吸レベルV(t)を計測して出力する(図3参照)。なお、V(t)は時刻tでの呼吸レベルを表す。
本形態の呼吸指標抽出部57は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呼吸指標抽出部57は、鑑賞者を計測して得られる呼吸情報から当該鑑賞者の呼吸状態を特定するための呼吸指標を抽出し、当該呼吸指標を出力するものである。
例えば、呼吸目標情報が、周期的な呼吸運動の位相を特定するための情報Φ(τ)である場合、呼吸指標抽出部57は、例えば、以下のように時刻tの呼吸指標φ(t)を生成する。
例えば、呼吸目標情報が、呼気運動を開始する時点として望ましいサンプル点Bpe(μ)である場合、呼吸指標抽出部57は、呼吸計測部56から出力された呼吸レベルV(t)を入力とし、計測対象となる鑑賞者100の、時刻tからみた直近の未来の呼気開始時刻の予測値pbpe(n)を呼吸指標として出力する。ここで、nは説明上便宜的に付した指標であり、鑑賞者の呼吸回数に対応する整数である。
=2・bpe(n-1)-bpe(n-2) …(10)
ここでbpe(n-1)は、呼吸レベルV(t1), V(t1-1), V(t1-2),...を用いて算出された時刻tからみた直近の過去の呼気開始時刻を表し、bpe(n-2)は、呼吸レベルV(t1), V(t1-1), V(t1-2),...を用いて算出された呼気開始時刻bpe(n-1)からみた直近の過去の呼気開始時刻を表す。
再生速度演算部58は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。再生速度演算部58は、呼吸目標情報と呼吸指標とを入力とし、第1設定位置に対応する呼吸目標情報によって特定される呼吸状態が、当該第1設定位置に対応するコンテンツ情報が再生される時点での鑑賞者の呼吸状態に近づくように、各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を時間軸に沿って順次再生する際の再生速度を設定し、設定した再生速度を特定する再生速度情報を出力する。すなわち、再生速度演算部58は、第1設定位置に対応する呼吸目標情報によって特定される呼吸状態と、当該第1設定位置に対応するコンテンツ情報が再生される時点での鑑賞者の呼吸状態との相関が高くなるように、コンテンツの再生速度を設定する。
例えば、図12の例のように、呼吸目標情報が周期的な呼吸運動の位相を特定するための情報Φ(τ)である場合、再生速度演算部58は、第1設定位置に対応する呼吸目標情報によって特定される位相と、当該第1設定位置に対応するコンテンツ情報が再生される時点での呼吸指標よって特定される位相との差が小さくなるような再生速度を特定する再生速度情報を出力する。
If |R(t1)|>π then L(t1)=R(t1)-Sgn(R(t1))・2π
else L(t1)=R(t1) …(12)
ただし、Sgn(δ)は符号関数であり、その関数値は、δ<0のときはSgn(δ)=-1となり、δ=0のときはSgn(δ)=0となり、δ>0のときはSgn(δ)=1となる。L(t1)>0の場合、時刻t1において鑑賞者の呼吸が呼吸目標情報の示す呼吸より進んでいることになり、L(t1)<0の場合、時刻t1において鑑賞者の呼吸が呼吸目標情報の示す呼吸より遅れていることになる。図13に、呼吸指標φ(t1)と呼吸目標情報Φ(p(t1))とL(t1)との関係を例示する。なお、図13はL(t1)<0の例である。
ここで、CはC>0を満たす任意の定数である。なお、第1実施形態のように呼吸目標分布付きコンテンツに同期重要度α(τ)が設定されていない場合にはα(τ)=1として処理すればよい。
例えば、図14の例のように、呼吸目標情報が呼気運動を開始する時点として望ましい呼吸目標情報Bpe(μ)である場合、再生速度演算部58は、呼吸指標抽出部57から出力された呼吸指標である呼気開始時刻の予測値pbpe(n)と、呼吸目標分布付きコンテンツから抽出した第1設定位置の呼吸目標情報Bpe(m)、同期重要度α(p(t1))及びサンプル点τ=p(t1)とを入力とし、サンプル点τ=p(t1)の同期重要度α(p(t1))を考慮しつつ、呼気開始時刻の予測値pbpe(n)に、呼吸目標サンプル点Bpe(m)に対応するコンテンツ情報d(τ)の再生時刻が近づくように、サンプル更新間隔S(t1)を以下のように算出する。
ここで、α(p(t1)){((pbpe(n)-t1)/(Bpe(m)-p(t1)))-S0}は、サンプル更新間隔の変化量である。なお、第1実施形態の変形例1のように呼吸目標分布付きコンテンツに同期重要度α(τ)が設定されていない場合にはα(τ)=1として処理すればよい。
コンテンツ再生制御部52は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。コンテンツ再生制御部52は、再生速度情報とコンテンツ情報とを入力とし、当該再生速度情報で特定される再生速度で各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を順次再生するための再生情報を出力する。
次に、本形態の呼吸誘導方法を例示する。
第6実施形態は、第5実施形態の変形例である。本形態の呈示変数演算部は、さらに、再生速度情報を入力とし、本形態の第1設定位置又は第2設定位置は、再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも、再生速度情報で特定される再生速度に依存する値だけ、時間軸上で後に位置する。すなわち、第4実施形態の場合、サンプル更新間隔S0は一定であったため、式(6)や式(9)によって時刻t=t1からΔt秒後の時刻t=t2でのΦ(p(t2)),α(p(t2))を高い精度で特定することができた。しかし、第5実施形態のようにサンプル更新間隔S(t)が変化する場合、式(6)や式(9)では、時刻t=t1からΔt秒後の時刻t=t2での呈示変数情報の誤差が大きくなってしまう。そこで、本形態では、再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも、再生速度情報で特定される再生速度に依存する値だけ、時間軸上で後に位置する時点の呈示変数情報を生成する。例えば、式(6)や式(9)の代わりに、
Φ(p(t2))=Φ(p(t1)+Δt/S(t1)) …(15)
α(p(t2))=α(p(t1)+Δt/S(t1)) …(16)
を用いて、時刻t=t2での呈示変数情報を特定する。なお、式(15)(16)の例では、p(t1)+Δt/S(t1)が、第1,2設定位置に相当する。
図1に例示するように、第6実施形態の呼吸誘導装置6は、第5実施形態の呼吸誘導装置5の呈示変数演算部を、呈示変数演算部64に置換したものである。
本形態の呈示変数演算部64は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呈示変数演算部64は、さらに、再生速度情報を入力とし、本形態の第1設定位置又は第2設定位置は、再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも、再生速度情報で特定される再生速度に依存する値だけ、時間軸上で後に位置する。例えば、呈示変数演算部64は、再生速度演算部58から出力されたサンプル更新間隔S(t1)が入力され、式(15)や(16)を用いて、時刻t=t2での呈示変数情報を特定して出力する。
次に、図15を用いて本形態の再生速度同期方法を例示する。
第7実施形態は、第5実施形態の変形例である。本形態の呈示変数演算部は、再生速度情報と呼吸指標とを入力とし、誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するための呈示変数情報を生成する。また、本形態の誘導呼吸状態は、再生速度情報に依存する補正値を用いて呼吸指標を補正した補正呼吸指標によって特定される呼吸状態である。本形態の呈示変数演算部は、鑑賞者100の呼吸状態と再生速度情報とを考慮した誘導呼吸状態、すなわち、鑑賞者100の呼吸状態を基準として再生速度情報から定まる誘導呼吸状態を呈示する。
図1に例示するように、第7実施形態の呼吸誘導装置7は、第5実施形態の呼吸誘導装置7の呈示変数演算部14(24,44)が呈示変数演算部74に置換された構成である。
本形態の呈示変数演算部74は、例えば、CPUに所定のプログラムが読み込まれることで構成される処理部である。本形態の呈示変数演算部74は、再生速度情報と呼吸指標とを入力とし、再生速度情報に依存する補正値を用いて呼吸指標を補正した補正呼吸指標によって特定される呼吸状態を呈示するための呈示変数情報を生成する。
y(t)=C2・log(α(p(t)))+C3 …(18)
ただし、C,C2,C3,C4,C5,C6は、|C|≦C6、C≠0、C2>0、C3>0を満たす定数であり、log( )は対数関数である。なお、第5実施形態で説明したように、再生速度情報は、第1設定位置の呼吸目標情報に応じて定まる情報である。よって、再生速度情報と呼吸指標とを用いて生成される第7実施形態の呈示変数情報は、第1設定位置の呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態である。例えば、第5実施形態で例示したサンプル更新間隔S(t)(再生速度情報)は、サンプル点τ=p(t1)(第1設定位置)の呼吸目標情報Φ(p(t1))に応じて定まる情報である(式(11)-(13)参照)。よって、式(17)に例示した呈示変数情報x(t)は、サンプル点τ=p(t1)(第1設定位置)の呼吸目標情報Φ(p(t1))に応じて定まる情報であるといえる。
次に、図15を用いて本形態の呼吸誘導方法を例示する。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。
各実施形態により得られる効果を列挙する。
上述の構成をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
Claims (10)
- 時間軸に沿った各再生位置にそれぞれ対応するコンテンツ情報と、少なくとも一部の前記再生位置である各呼吸目標設定位置に対して予め定められた呼吸状態を特定するための呼吸目標情報と、を含む、呼吸分布付きコンテンツを格納する記憶部と、
各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの前記呼吸目標設定位置である第1設定位置の前記呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するための呈示変数情報を生成し、当該呈示変数情報を出力する呈示変数演算部と、
前記呈示変数情報を入力とし、前記コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、前記呈示変数情報によって特定される各誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示する呼吸目標呈示部と、
を有する呼吸誘導装置。 - 請求項1の呼吸誘導装置であって、
前記呼吸分布付きコンテンツは、さらに、少なくとも一部の前記再生位置である各同期重要度設定位置に対して予め定められた係数である同期重要度を含み、
前記呈示変数演算部は、各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの前記同期重要度設定位置である第2設定位置の前記同期重要度を時間軸に沿って物理的に呈示するための前記呈示変数情報を生成し、
前記呼吸目標呈示部は、前記コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、さらに、前記呈示変数情報によって特定される各同期重要度を時間軸に沿って物理的に呈示する、
ことを特徴とする呼吸誘導装置。 - 請求項1又は2の呼吸誘導装置であって、
前記第1設定位置又は前記第2設定位置は、前記再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも時間軸上で後に位置する、
ことを特徴とする呼吸誘導装置。 - 請求項1から3の何れかの呼吸誘導装置であって、
鑑賞者を計測して得られる呼吸情報から当該鑑賞者の呼吸状態を特定するための呼吸指標を抽出し、当該呼吸指標を出力する呼吸指標抽出部と、
前記呼吸目標情報と前記呼吸指標とを入力とし、前記第1設定位置に対応する前記呼吸目標情報によって特定される呼吸状態が、当該第1設定位置に対応する前記コンテンツ情報が再生される時点での前記鑑賞者の呼吸状態に近づくように、各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を時間軸に沿って順次再生する際の再生速度を設定し、設定した再生速度を特定する再生速度情報を出力する再生速度演算部と、
前記再生速度情報と前記コンテンツ情報とを入力とし、当該再生速度情報で特定される再生速度で各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報を順次再生するための再生情報を出力するコンテンツ再生制御部と、
をさらに有する呼吸誘導装置。 - 請求項4の呼吸誘導装置であって、
前記呈示変数演算部は、さらに、前記再生速度情報を入力とし、
前記第1設定位置又は前記第2設定位置は、前記再生される各コンテンツ情報に対応する再生位置よりも、前記再生速度情報で特定される再生速度に依存する値だけ、時間軸上で後に位置する、
ことを特徴とする呼吸誘導装置。 - 請求項1から5の何れかの呼吸誘導装置であって、
前記誘導呼吸状態は、前記第1設定位置の前記呼吸目標情報に対して定められた呼吸目標情報によって特定される呼吸状態である、
ことを特徴とする呼吸誘導装置。 - 請求項4の呼吸誘導装置であって、
前記呈示変数演算部は、前記再生速度情報と前記呼吸指標とを入力とし、前記誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するための前記呈示変数情報を生成し、
前記誘導呼吸状態は、前記再生速度情報に依存する補正値を用いて前記呼吸指標を補正した補正呼吸指標によって特定される呼吸状態である、
ことを特徴とする呼吸誘導装置。 - 請求項1から7の何れかの呼吸誘導装置であって、
前記コンテンツ情報の再生によって鑑賞者に知覚される物理現象の種別と、前記呼吸目標呈示部による呈示によって前記鑑賞者に知覚される物理現象の種別とは異なる、
ことを特徴とする呼吸誘導装置。 - 時間軸に沿った各再生位置にそれぞれ対応するコンテンツ情報と、少なくとも一部の前記再生位置である各呼吸目標設定位置に対して予め定められた呼吸状態を特定するための呼吸目標情報と、を含む、呼吸分布付きコンテンツを記憶部に格納するステップと、
各再生位置にそれぞれ対応する各コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、呈示変数演算部が、再生される各コンテンツ情報に対応する各再生位置に対して所定の関係にある何れかの前記呼吸目標設定位置である第1設定位置の前記呼吸目標情報に応じて定まる誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するための呈示変数情報を生成し、当該呈示変数情報を出力するステップと、
呼吸目標呈示部が、前記呈示変数情報を入力とし、前記コンテンツ情報が時間軸に沿って順次再生される際に、前記呈示変数情報によって特定される各誘導呼吸状態を時間軸に沿って物理的に呈示するステップと、
を有する呼吸誘導方法。 - 請求項1から8の何れかの呼吸誘導装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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