JP2011056137A - 耳式体温計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被検者と測定者の双方にとって使いやすい耳式体温計を目的とする。
【解決手段】 被検者の体温を測定する耳式体温計であって、体温の測定開始を指示する指示部103と、指示部103が配された位置に対向する位置において、前記耳式体温計のハウジングの表面形状に沿って回動するように構成された回転部105と、回転部105が回動する面の法線方向に対して、所定の角度をもって回転部105に接続され、その先端位置に赤外線センサとサーミスタとが搭載されたプローブ102とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被検者の体温を測定する耳式体温計に関するものである。
電子体温計の1つとして、プローブを耳孔に挿入し、耳腔内の温度測定部から放射される赤外線を用いて体温を測定する耳式体温計(以下、赤外線式の耳式体温計と称す)が知られている(たとえば特許文献1、2参照)。一般に赤外線式の耳式体温計は、本体部とプローブ部とから構成されており、被検者は本体部を支持しながら、プローブ部を耳孔に挿入し、その状態で測定スイッチを押圧することで体温測定行う。
特開2008−241364号公報 特開平11−123179号公報
ここで、上記赤外線式の耳式体温計の場合、本体部とプローブ部とは所定の角度(被検者が本体部を支持しながらプローブ部を耳孔に挿入した状態を維持しやすい角度)に固定されている。これは、標準的な体形の被検者においては、本体部を支持しながらプローブ部を耳孔に挿入した状態を維持するのに適した角度が、被検者間で変化せず、たとえ本体部とプローブ部との角度が固定されていたとしても問題はないからである。
一方で、被検者と測定者とが別人であった場合、測定者が、本体部を支持しながらプローブ部を被検者の耳孔に挿入した状態を維持するのに適した角度と、被検者が、自分自身で本体部を支持しながら耳孔に挿入した状態を維持するのに適した角度とは、必ずしも一致しない。
このため、上記赤外線式の耳式体温計のように、本体部とプローブ部とのなす角度が固定であった場合、被検者以外の測定者にとっては、体温測定が行いにくいという問題がある。例えば、睡眠中の被検者の体温を赤外線式の耳式体温計を用いて測定するような場合、被検者の耳孔にプローブ部をまっすぐ挿入しその状態を維持することは、測定者にとって困難であり、測定者は無理な姿勢を強いられることとなる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、測定者自身が被検者として体温測定する場合と、被検者が乳幼児等で測定者により体温測定する場合のいずれの場合にも、使いやすい耳式体温計を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る耳式体温計は以下のような構成を備える。即ち、
被検者の耳腔内を測定対象として被検者の体温を測定する耳式体温計であって、
体温の測定開始を指示する指示部と、
前記耳式体温計のハウジング上であって、前記指示部が配された位置に対向する位置において、該ハウジングの表面形状に沿って回動するように構成された回転部と、
前記回転部が回動する面の法線方向に対して、所定の角度をもって前記回転部に接続され、その先端位置に赤外線センサとサーミスタとが搭載されたプローブ部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、測定者自身が被検者として体温測定する場合と、被検者が乳幼児等で測定者により体温測定する場合のいずれの場合にも、被検者と測定者の双方にとって使いやすい耳式体温計を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる耳式体温計100の外観構成を示す図であり、A)は背面を、B)は正面を、C)は側面をそれぞれ表している。 プローブ部及び回転部の内部構成を示す図である。 検出素子収容体の内部構成を示す図である。 回転部の回動に伴ってプローブ部が移動する様子を示す図である。 耳式体温計100を側面から見た場合の、本体部とプローブ部との最小角度(A)及び最大角度(B)を説明するための図である。 耳式体温計100の機能構成を示す図(ブロック図)である。 耳式体温計100の使用例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<1.耳式体温計の外観構成>
図1は本発明の一実施形態にかかる耳式体温計100の外観構成を示す図である。図1において、101は本体部であり、図7を用いて後述するように、そのハウジング内には体温測定処理を行うために必要な種々の部品が収納されている。なお、被検者または測定者は、本体部101を支持しながら、被検者の体温測定を行う。
102はプローブ部であり、体温測定時に耳孔内に挿入される。プローブ部102には赤外線センサ及びサーミスタ(詳細は後述)が内蔵されている。なお、プローブ部102は、耳孔内に挿入した際に耳壁に当たっても、被検者に痛みを与えることがないよう、柔軟な素材(弾性素材)により構成されているものとする。
プローブ部102の先端位置には開口部(図1において不図示)が設けられており、耳腔内の測定対象(好ましくは鼓膜)から放射された赤外線は当該開口部を介して赤外線センサに到達する。なお、開口部の直径は、赤外線センサが測定対象から放射される赤外線だけを検出することができるように(即ち、赤外線センサの視野を、正面に位置する測定対象である鼓膜及びその近傍の外耳道のみに限定するように)調整されているものとする。
103は測定開始を指示する測定スイッチ(指示部)であり、被検者または測定者によって押下されると、耳式体温計100では、体温測定を開始する。測定スイッチ103は、プローブ102が配された位置に対向する対向位置に設けられているため、被検者は、プローブ102を耳孔に挿入された状態であっても容易に測定スイッチ103を押圧することができる。
104は電源スイッチであり、被検者または測定者によって押下されると、耳式体温計100の各部に電源が供給される。
なお、図1の例では、測定スイッチ103と電源スイッチ104とを別々に設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、測定スイッチ103が、所定時間以上続けて押下された場合に、耳式体温計100の電源が抜入または切断されるように構成してもよい(つまり、測定スイッチ103を電源スイッチとしても機能させるようにしてもよい)。
105は回転部である。回転部105の表面形状は、本体部101のハウジング上においてその表面形状と一体化するように形成されており、回転部105の中心位置において法線方向に延びる架空線(詳細は後述)を回転軸として、円周方向に回転するよう構成されている。なお、回転部105の回転機構は特に限定されるものではないが、例えば、回転部105の外周面を、本体部101側に設けられた、回転部105の外形寸法に略等しい大きさの回転部固定穴(回転部105が嵌合され、回転部105を支持する穴。図1において不図示)の内周面に対して摺動することにより、回転する構成であってもよい。
このように形成することで、回転部105が回動した場合であっても、本体部101と回転部105との一体化した表面形状を維持することができる。
なお、後述するように、回転部105は、その回転軸に対して所定の角度をもって、かつ回転部105の中心位置からずれた位置においてプローブ部102を支持している。
106は液晶画面等からなる表示部であり、測定結果を表示する。
<2.プローブ及び回転部の内部構成>
図2は、プローブ102の内部構成を示す図である。図2に示すように、プローブ102は、その先端位置に開口部201が形成された弾性素材からなる中空筒状体202により構成されており、中空筒状体202の先端位置付近には、赤外線センサ及びサーミスタが収容された検出素子収容体203が搭載されている。
回転部105において中空筒状体202が接続されている位置には、開口部204が設けられており、これにより、検出素子収容体203のケーブル205は、本体部101に設けられた基板206に直接接続されている。中空筒状体202の基部には、プローブ102の挿入深さを規定するためのアダプター102aを基部に着脱自在に螺合または嵌め込みできるようにするとよい。
回転部105の外周面には溝207が設けられており、本体部101の回転部固定穴208の内周面209に設けられた凸部210と嵌合することにより、回転部105は、本体部101の回転部固定穴208内において回動自在に支持されることとなる。
<3.検出素子収容体の構成>
図3は、検出素子収容体203の一部を破断して示した外観斜視図である。図3に示すように、検出素子収容体203は、取付け基部材301を備え、取付け基部材301上には、環境温度を検出する温度検出素子であるサーミスタ302と、耳腔内の測定対象から放射される赤外線を検出する赤外線検出素子303とが固定されている。
サーミスタ302は、使用環境温度である絶対温度を計測できるように調整されている。また、外気温度がサーミスタ302に伝達するよう、取付け基部材301はアルミ材等の良熱伝導体により構成されており、かつ、サーミスタ302は、取付け面の表面積が大きくなるように取付け基部材301に固定されている。
更に、サーミスタ302には、電極リード304が取付けられており、測定結果は該電極リード304を介して出力される。
一方、赤外線IRを検出する赤外線検出素子303は、相対温度を検出するように調整されている。
このように、耳式体温計100では、被検体の体温は、温度検出素子により検出された検出温度に、赤外線検出素子により検出された検出温度を加えることで算出している。なお、この算出処理の詳細については、例えば特開平11−123179号公報に詳しく記載されているので、ここで説明を省略する。
本実施形態に係る耳式体温計100では、赤外線検出素子303として、熱電対型(サーモパイル型)の検出素子を用いている。このため、図3に示すように、取付け基部材301の台座301b上に固定されるウエハ担体301c上には、花弁状に形成された温接点303aと、冷接点303bとが形成されている。各温接点303aと冷接点303bとは異種金属から形成され、かつ直列に接続され、それぞれの接点には電極リード305が取り付けられている。
なお、温接点303aで囲まれる領域は、赤外線を吸収しやすくするために黒色塗装されているものとする。
このような構成のもと、赤外線検出素子303では、各接点間において発生した起電力に基づいて、相対温度の検出を行う。
検出素子収容体203は、2つの検出素子を囲い込むように形成された筒状の容器部材306を備え、容器部材306は、外周面306aと、孔307を有する天井面とから構成されている。
なお、容器部材306も取付け基部材301と同様にアルミ材、ステンレス材等の良熱伝導体により形成されており、外気温度をサーミスタ302に伝達させやすい構成となっているものとする。また、孔307には赤外線を透過させるセラミック素材からなる窓部材308が固定されている。
<4.回転部の回転とプローブ角度との関係>
次に、図4及び図5を用いて、耳式体温計100における回転部105の回動とプローブ部102の角度との関係について説明する。
本体部にプローブ部が直接固定されている従来の耳式体温計とは異なり、本実施形態に係る耳式体温計100では、プローブ部102が、回転軸(回転部105の中心位置において法線方向に延びる架空線)105Aに対して所定の角度を持って回転部105に接続されている。このため、回転部105を回動させることによってプローブ部102が移動し、本体部101とプローブ部102との間の角度を変化させることができる。
図4は、回転部105を回動させることにより、プローブ部102が移動する様子を示した図であり、図4(A)は耳式体温計100の正面図を、図4(B)は耳式体温計100の側面図をそれぞれ示している。
また、図5は回転部105の回動により、プローブ部102の本体部101に対する角度が変化する様子を示した図である。
図4(A)に示すように、回転部105を円周方向に回動させることで、耳式体温計100の短軸方向(X軸方向)における、プローブ部102の回転軸105Aに対する角度を調整することができる。例えば、プローブ部102が位置401または位置403にある場合、プローブ部102の回転軸105Aに対するX軸方向の角度は0度となる。また、プローブ部102が位置402にある場合、プローブ部102の回転軸105Aに対するX軸方向の角度は−θ度となる。一方、プローブ部102が位置404にある場合、プローブ部102の回転軸105Aに対するX軸方向の角度は+θ度となる。
また、図4(B)に示すように、回転部105を円周方向に回転させることで、耳式体温計100の長軸方向(Y軸方向)における、プローブ部102の回転軸105Aに対する角度を調整することができる。例えば、プローブ部102が位置401または位置403にある場合、プローブ部102の回転軸105Aに対するY軸方向の角度は、それぞれ、+θ度、−θ度となる。また、プローブ部102が位置402または位置404にある場合、プローブ部102の回転軸105Aに対するX軸方向の角度は0度となる。
図5は、図4(B)を用いて説明した、回転部105の回動に伴うプローブ部102のY軸方向における角度変化を、本体部101との関係で示したものである。
図5において、501は本体部101の長軸を示している。回転部105の回転軸105Aと長軸501との角度をΘとすると、プローブ部102が位置401にある場合、プローブ部102の長軸501に対する角度は、(Θ+θ)度となる。また、プローブ部102が位置403にある場合、プローブ部102の長軸501に対する角度は、(Θ−θ)度となる。
つまり、回転部105が回動することにより、プローブ部102は、本体部101の長軸501に対して、(Θ−θ)度から(Θ+θ)度の範囲で変化する。なお、Θを120〜130度、θを30〜45度とすると、被検者自ら測定者で体温測定を行なう場合には、(Θ+θ)が140〜160度となり、被検者が、自分自身で本体部を支持しながら耳孔に挿入した状態を維持するのに適した角度となり、保護者等の測定者で被検者が乳幼児の場合には、(Θ−θ)が、100度程度となり、測定者が、本体部を支持しながらプローブ部を被検者の耳孔に挿入した状態を維持するのに適した角度となる。
図5(A)に示すように、本実施形態に係る耳式体温計100では、プローブ部102が位置401にある場合、プローブ部102は、本体部101の長軸501に対してほぼ直角となるため、例えば被検者が自ら体温測定を行う場合に使い勝手がよくなる。
また、図5(B)に示すように、本実施形態に係る耳式体温計100では、プローブ部102が位置403にある場合、プローブ部102は、本体部101の長軸501に対してほぼ平行となるため、例えば、被検者とは異なる測定者が、被検者の体温測定を行う場合に(つまり、被検者と測定者との間に一定の距離がある場合に)使い勝手がよくなる。
なお、上記説明では、位置401〜404のいずれかにプローブ部102がある場合について説明したが、耳式体温計100の回転部105の回動は、円周方向の任意の位置に静止させることができるため、被検者または測定者は、回転部105を回動させることで、プローブ部102を所望の角度に設定することができる。
つまり、本実施形態に係る耳式体温計100は、被検者及び測定者の様々な位置関係に対応することができる構成となっている。
<5.耳式体温計の機能構成>
図6は耳式体温計100の機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、耳式体温計の本体部101は、制御部610と、2つの増幅部622及び632と、表示部640と、電源650とを備える。また、耳式体温計のプローブ102は赤外線センサ621と、サーミスタ631とを含む。
本体部101に含まれる制御部610は、耳式体温計100の全体を制御するCPU611と、体温測定に使用されるプログラムや測定結果などを記憶するROM612及びRAM613とを備える。
また、本体部101に含まれる増幅部622及び632は、それぞれ赤外線センサ621及びサーミスタ631から出力された信号を増幅し、制御部610に転送する。制御部610に転送された信号は、制御部610によって温度値に換算され、表示部640に表示される。
一方、プローブ部102は、測定対象からの赤外線を検知する赤外線センサ621と、使用環境温度を検知するサーミスタ631とを備える。赤外線センサ621及びサーミスタ631はそれぞれ、本体部101の増幅部622及び増幅部632にケーブルを介して接続されている。これらの2つのセンサを用いることで絶対温度を検出することができる。
<6.耳式体温計の使用例>
次に、本実施形態に係る耳式体温計100の使用例について説明する。図7は、耳式体温計100の異なる2つの使用例を示しており、図7(A)は、回転部105を回動させ、プローブ部102を位置401にした場合の使用例を、図7(B)は、回転部105を回動させ、プローブ部102を位置403にした場合の使用例をそれぞれ示している。
図7(B)に示すように、耳式体温計100は、プローブ部102を位置403にすることで、従来の耳式体温計と同様に被検者自ら体温測定を行うのに適した角度を提供することができる。
更に、図7(A)に示すように、耳式体温計100は、プローブ部102を位置401にすることで、従来の耳式体温計では実現することができなかった角度(測定者が被検者の体温測定を行うのに適した角度)を提供することができる。
更に、図7には示されていないが、プローブ部102は、本体部101の長軸501に対して(Θ−θ)度から(Θ+θ)度の範囲内の任意の角度に設定できるため、様々な状況において最も適切な角度を自由に選択することができる。つまり、被検者と測定者との間のあらゆる相対位置関係に対応した、被検者と測定者の双方にとって使いやすい耳式体温計を提供することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る耳式体温計100では、回転部105を設けることで、プローブ102の本体部101の長軸501に対する角度を調整できる構成とした。この結果、被検者と測定者の双方にとって使いやすい耳式体温計を実現することが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、回転部105の外周面に溝207を設け、本体部101の回転部固定穴208の内周面209に設けられた凸部210に嵌合させることで、回転部105が、本体部101の回転部固定穴208内において回動自在となるようにしたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、基板206上にレールを設け、回転部105の底面が当該レールに沿って摺動するように構成してもよい。あるいはその他の方法を用いて、回転部105を回動自在に支持するように構成してもよい。
また、上記第1の実施形態では、回転部105が複数回回転できるように構成したが、本発明はこれに限られず、例えば、回転部105が回転可能な角度を限定するように構成してもよい。
また、上記第1の実施形態では、検出素子収容体203のケーブル205が、基板206に直接接続される構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、スリップリングを介して基板206に接続されるように構成してもよい。

Claims (3)

  1. 被検者の耳腔内を測定対象として被検者の体温を測定する耳式体温計であって、
    体温の測定開始を指示する指示部と、
    前記耳式体温計のハウジング上であって、前記指示部が配された位置に対向する位置において、該ハウジングの表面形状に沿って回動するように構成された回転部と、
    前記回転部が回動する面の法線方向に対して、所定の角度をもって前記回転部に接続され、その先端位置に赤外線センサとサーミスタとが搭載されたプローブと
    を備えることを特徴とする耳式体温計。
  2. 前記プローブは、前記回転部の中心位置からずれた位置において、前記回転部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の耳式体温計。
  3. 前記プローブは弾性素材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の耳式体温計。
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