JP2011056090A - 吸収パッド - Google Patents

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幸 大川
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亜希子 立川
Hiroshi Miyake
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Abstract

【課題】予め与えられたサイズのままでも良好に排泄液を吸収することができ、かつ、必要に応じて小さいサイズに切断して使用することもできる吸収パッドを提供する。
【解決手段】吸収パッド1は、液透過性の一対の表面シート11,12と、一対の表面シート11,12の間に配置された2つの吸収体21,22と、を備えている。また、隣り合う吸収体21,22の間には、3本の弾性部材31〜33が設けられている。吸収体21,22は、弾性部材31〜33の収縮力により、互いに接近した状態に維持されている。このため、吸収パッド1は、着用者の尿を良好に吸収することができる。また、隣り合う吸収体21,22の間において、一対の表面シート11,12及び弾性部材31〜33を切断すれば、より小さい吸収パッドを得ることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、着用者の排泄液を吸収する吸収パッドに関する。
従来、おむつとともに使用されて、おむつによる尿の吸収を補助する吸収パッドが知られている。このような吸収パッドの例として、特許文献1には、バックシートと液透性のトップシートとの間に吸収体が配置された、使い捨て補助パッドが記載されている。また、特許文献2には、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に複数の吸収体を並設し、吸収体間の接合部分にミシン目を施した吸収性物品が記載されている。
特許第4132465号公報 特開2008−73187号公報
おむつによる尿の吸収を適切に補助するためには、着用者の体型や、吸収パッドを配置する部位に応じて、吸収パッドの大きさを変更することが望ましい。しかしながら、特許文献1の吸収パッドは、予め与えられたサイズのまま使用することが想定されている。このため、特許文献1の吸収パッドを小さいサイズに切断して使用することは、困難であった。
特許文献2の吸収性物品は、ミシン目により、各区画を他の区画から切り離しできるようになっている。しかしながら、特許文献2の吸収性物品は、区画間の接合部分に吸収体が配置されていない。このため、特許文献2の吸収性物品を、予め与えられたサイズのまま使用しようとすると、区画間の接合部分において尿の吸収力が弱い、という問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、予め与えられたサイズのままでも良好に排泄液を吸収することができ、かつ、必要に応じて小さいサイズに切断して使用することもできる吸収パッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、着用者の排泄液を吸収する吸収パッドであって、液透過性の一対の表面シートと、前記一対の表面シートの間に配置された複数の吸収体と、を備え、隣り合う吸収体の間に、前記隣り合う吸収体の配列方向にのびる弾性部材が設けられていることを特徴とする。
本願の第2発明は、第1発明の吸収パッドであって、前記弾性部材は、前記一対の表面シートの間に設けられていることを特徴とする。
本願の第3発明は、第2発明の吸収パッドであって、前記弾性部材の両端部は、前記隣り合う吸収体に、それぞれ接合されていることを特徴とする。
本願の第4発明は、第3発明の吸収パッドであって、前記弾性部材の両端部は、前記隣り合う吸収体のそれぞれの一方の面に、接合されていることを特徴とする。
本願の第5発明は、第3発明又は第4発明の吸収パッドであって、前記弾性部材は、前記隣り合う吸収体の間において、前記一対の表面シートに接合されていないことを特徴とする。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明までのいずれかの吸収パッドであって、前記一対の表面シートが、前記隣り合う吸収体の間において、少なくとも部分的に接合されていることを特徴とする。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれかの吸収パッドであって、前記隣り合う吸収体の間に、複数の前記弾性部材が、均等に配置されていることを特徴とする。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれかの吸収パッドであって、前記一対の表面シートに、前記隣り合う吸収体の境界に沿ってのびる弱化線が形成されていることを特徴とする。
本願の第9発明は、第1発明から第8発明までのいずれかの吸収パッドであって、前記複数の吸収体は、一列に配列されていることを特徴とする。
本願の第10発明は、第1発明から第9発明までのいずれかの吸収パッドであって、前記複数の吸収体は、三角形状の吸収体を含むことを特徴とする。
本願の第1発明〜第10発明によれば、隣り合う吸収体が互いに接近した状態となるため、排泄液を良好に吸収することができる。また、隣り合う吸収体の間において、一対の表面シート及び弾性部材を切断すれば、より小さい吸収パッドを得ることもできる。
特に、本願の第2発明によれば、弾性部材が吸収パッドの表面に露出しないため、着用者の違和感を軽減できる。
特に、本願の第3発明によれば、隣り合う吸収体を、よりしっかりと接近させることができる。
特に、本願の第4発明によれば、隣り合う吸収体の間に発生する表面シートのひだを、吸収体に対して一方の空間へ引き出された状態とすることができる。このため、吸収パッドの他方の面を着用者に宛がうようにすれば、着用者の違和感を軽減できる。
特に、本願の第5発明によれば、弾性部材をより自由に伸縮させることができる。また、隣り合う吸収体の間において、一対の表面シートを、より自由に湾曲させることができる。これにより、隣り合う吸収体を、より接近させることができる。また、切断後の吸収パッドの端部から、弾性部材が露出することを、防止できる。
特に、本願の第6発明によれば、切断後に、切断部の近傍の一対の表面シートが開いたり、切断部から吸収体が漏れ出したりすることを、防止できる。
特に、本願の第7発明によれば、隣り合う吸収体を、より安定して接近させることができる。
特に、本願の第8発明によれば、弱化線を破断することにより、一対の表面シートを容易に切断できる。
特に、本願の第9発明によれば、吸収体の境界部のうち、任意の箇所で、一対の表面シート及び弾性部材を切断し、所望の長さの吸収パッドを得ることができる。また、吸収パッドの切断方向が一方向のみとなるため、切断作業が容易となる。
特に、本願の第10発明によれば、吸収パッドを、鋭角を含む形状に切断できる。このため、切断後の吸収パッドを、狭い隙間にフィットさせることができる。例えば、切断後の吸収パッドを、着用者の大腿部とおむつとの隙間を埋めるために、使用することができる。
吸収パッドの斜視図である。 吸収パッドの平面図である。 吸収パッドを図2中のIII−III位置から見た断面図である。 吸収パッドを図2中のIV−IV位置から見た断面図である。 図2中のV−V位置から見た間隙部13の断面図である。 隣り合う吸収体を離間させた吸収パッドの平面図である。 間隙部を切断するときの様子を示した図である。 折り畳まれた吸収パッドの斜視図である。 間隙部にミシン目が形成された吸収パッドの平面図である。 3つの吸収体を有する吸収パッドの平面図である。 部分的に折り畳まれた吸収パッドの斜視図である。 三角形状の吸収体を有する吸収パッドの平面図である。 切断後の三角形状の吸収パッドの使用例を示した図である。 表面シートの外側に弾性部材が設けられた吸収パッドの断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.一実施形態に係る吸収パッド>
図1は、本発明の一実施形態に係る吸収パッド1の斜視図である。図2は、吸収パッド1を表面シート11側から見た平面図である。また、図3及び図4は、吸収パッド1を、図2中のIII−III位置及びIV−IV位置からそれぞれ見た断面図である。
この吸収パッド1は、おむつの内側に敷いたり、おむつと着用者の肌との隙間に挿し込んだりして、おむつによる尿の吸収を補助するためのものである。おむつの着用者は、おむつとともに吸収パッド1を使用することにより、おむつからの尿の漏れ(隙間漏れや伝い漏れなど)を防止することができる。
図1〜図4に示したように、吸収パッド1は、一対の液透過性の表面シート11,12と、両シート11,12の間に挟まれた2つの吸収体21,22と、3本の弾性部材31〜33と、を備えている。おむつの着用者から排泄された尿が、表面シート11,12に接触すると、当該尿は、表面シート11,12を透過して、吸収体21,22に吸収保持される。
表面シート11,12は、例えば、親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布により構成される。また、表面シート11,12は、疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理して液透過性とした不織布により構成されていてもよい。
吸収体21,22は、それぞれ扁平な矩形状に形成されている。吸収体21,22は、各々の一端辺が隣り合い、全体として略同一平面上に位置するように、配置されている。吸収体21,22の一方の面(以下、「下面」という。)は、表面シート12に被覆されている。また、吸収体21,22の他方の面(以下、「上面」という。)は、表面シート11に被覆されている。
吸収体21,22は、例えば、顆粒状の高分子吸収体を平面状に分布させたものにより構成される。吸収体21,22は、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維などの親水性繊維の集合層に、顆粒状の高分子吸収体を混合した塊を、ティッシュペーパーなどの紙シート又は液透過性の不織布で被覆したものであってもよい。また、吸収体21,22は、一対の液透過性のシートの間に接着剤を介して高分子吸収体を固定した、シート状の吸収体であってもよい。
なお、吸収体21,22を、パルプ非存在の高分子吸収体により構成すれば、吸収体21,22を薄型化できる点で、好ましい。
弾性部材31〜33は、ポリウレタン等の弾性伸縮材料により構成された、糸状の部材である。弾性部材31〜33は、一対の表面シート11,12の間の、隣り合う吸収体21,22の境界部付近に、配置されている。図2に示したように、本実施形態では、3本の弾性部材31〜33が等間隔に配置されている。また、各弾性部材31〜33は、隣り合う吸収体の配列方向に沿って延びている。図3に示したように、各弾性部材31〜33の両端部は、接着剤41を介して、吸収体21,22の下面に、それぞれ接合されている。
吸収パッド1に外力が与えられていない状態では、弾性部材31〜33の収縮力により、吸収体21と吸収体22とが、互いに接近した状態に維持されている。これにより、吸収体21と吸収体22との間の吸収力の弱い部分が縮小されている。すなわち、後述する吸収パッド1の切断を行う前には、吸収体21と吸収体22とが、ほぼ連続的に配置されている。このため、吸収パッド1は、着用者から排泄された尿を、良好に吸収することができる。
隣り合う吸収体21,22の間(以下、「間隙部13」という。)には、表面シート11,12のひだ131が形成されている。ひだ131は、表面シート11,12の間隙部13に位置する部分が、吸収パッド1の下面側へ引き出されることにより、形成されている。上述の通り、本実施形態では、弾性部材31が、吸収体21,22の下面に接合されている。このため、ひだ131は、吸収パッド1の下面側に、安定して形成される。
吸収パッド1の上面は、ひだのない平らな面となる。吸収パッド1を使用するときには、吸収パッド1の上面、すなわち、表面シート11を、着用者の肌に宛がうようにすればよい。このようにすれば、着用者の肌にひだ131が当たらないため、着用者の違和感が軽減される。
図3及び図4に示したように、吸収体21,22は、一対の表面シート11,12の間に、接着剤41により固定されている。また、吸収パッド1の周縁部14においては、表面シート11,12同士が、接着剤41を介して、互いに接合されている。表面シート11,12と吸収体21,22との間には、周縁部14よりも低い密度で、接着剤41が塗布されている。これにより、表面シート11,12から吸収体21,22への尿の透過が、接着剤41により阻まれることが、抑制されている。
図5は、図2中のV−V位置から見た間隙部13の断面図である。図3〜図5に示したように、表面シート11,12は、間隙部13においても、接着剤41を介して互いに接合されている。ただし、図3や図5に示したように、間隙部13のうち、各弾性部材31〜33の近傍部位には、接着剤41が塗布されていない。すなわち、間隙部13においては、弾性部材31〜33が、表面シート11,12に接合されていない。このため、各弾性部材31〜33は、表面シート11,12に規制されることなく、伸縮することができる。また、表面シート11,12は、より自由に湾曲してひだ131を形成することができる。これにより、隣り合う吸収体21,22を、より十分に接近させることができる。
使用者は、必要に応じて、吸収パッド1を切断し、小さいサイズの吸収パッドを得ることができる。吸収パッド1を切断するときには、まず、図6のように、吸収パッド1の両端部を外側に引っ張り、吸収体21と吸収体22とを離間させる。このとき、間隙部13のひだ131は展張され、弾性部材31〜33は、自然長よりも伸張された状態となる。
その後、使用者は、図7のように、一対の表面シート11,12を、間隙部13に沿って、例えばハサミで切断する。このとき、一対の表面シート11,12とともに、弾性部材31〜33も切断する。これにより、切断前の吸収パッド1より小さいサイズの、2つの吸収パッドが得られる。
切断されていない吸収パッド1は、例えば、おむつの内側の比較的広い領域に敷いて、使用することができる。一方、切断後の吸収パッドは、例えば、着用者とおむつとの間の小さい隙間を埋めるために、使用することができる。
このように、使用者は、吸収パッド1を、予め与えられたサイズのままで使用することができるとともに、小さいサイズに切断して使用することもできる。すなわち、使用者は、吸収パッドのサイズを、状況に応じて選択することができる。これにより、着用者の体型や、吸収パッドを配置する部位に応じて、適当なサイズの吸収パッドを、無駄なく使用することができる。
上述の通り、弾性部材31〜33は、間隙部13において、表面シート11,12に接合されていない。このため、弾性部材31〜33を切断すると、各弾性部材31〜33は収縮し、図7中の矢印Aのように、表面シート11,12の間に引き込まれる。これにより、切断後の吸収パッドの端部から、切断後の弾性部材31〜33の端部が露出することが、防止される。
また、上述の通り、一対の表面シート11,12は、周縁部14において互いに接合されており、間隙部13においても、弾性部材31〜33の近傍部位を除いて、互いに接合されている。このため、切断後の吸収パッドも、周縁部において表面シート11,12同士が接合された状態となる。したがって、切断後の吸収パッドの周縁部において、表面シート11と表面シート12とが開いたり、切断後の吸収パッドの周縁部から吸収体21,22が漏れ出したりすることが、防止される。
また、使用者は、吸収パッド1を切断することなく、図8に示したように、吸収パッド1を折り畳んで使用することもできる。このようにすれば、2つの吸収体21,22が積層配置されるため、単位面積当たりの尿の吸収能力が向上する。使用者は、例えば、尿の漏れ量が多い箇所に、吸収パッド1を折り畳んで配置することができる。
<2.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、3本の弾性部材31〜33が均等に配置されていたが、弾性部材の数は3本でなくてもよく、弾性部材の間隔は均等でなくてもよい。ただし、隣り合う吸収体をより安定して接近させるためには、隣り合う吸収体の間に、複数本の弾性部材が配置されていることが望ましい。また、弾性部材の間隔は、均等であることが望ましい。
また、上記の実施形態では、各弾性部材31〜33の両端部が、吸収体21,22に接合されていたが、弾性部材31〜33の両端部は、表面シート12に接合されていてもよい。また、弾性部材31〜33の両端部は、吸収体21,22と表面シート12との双方に、接着剤で接合されていてもよい。ただし、隣り合う吸収体21,22をしっかりと接近させるためには、弾性部材31〜33の両端部が、少なくとも吸収体21,22に接合されていることが望ましい。
また、上記の実施形態では、糸状の弾性部材31が使用されたが、本発明の弾性部材は、ポリウレタンフィルムや天然ゴム等の平板状の弾性部材であってもよい。
また、上記の実施形態では、ハサミ等を使用して吸収パッド1を切断していたが、例えば、図9の吸収パッド1Aのように、一対の表面シート11,12に、予めミシン目15が形成されていてもよい。図9の例では、ミシン目15は、表面シート11,12の一方の端部から他方の端部まで、間隙部13に沿ってのびている。このようにすれば、ミシン目15を手動で破断し、弾性部材31〜33のみをハサミで切断することにより、吸収パッド1を容易に切断できる。
また、表面シート11,12に、図9のミシン目15に代えて、他の弱化線が設けられていてもよい。弱化線は、表面シート11,12を部分的に弱化させて、表面シート11,12の切断を容易にするものであればよい。例えば、表面シート11,12に、ミシン目に代えて、超音波融着、熱融着、エンボス加工等による弱化線が形成されていてもよい。
なお、表面シート11,12に弱化線を設ける場合には、一対の表面シート11,12の繊維の配向を、弱化線に沿う方向としておくことが望ましい。このようにすれば、使用者は、一対の表面シート11,12を、弱化線に沿う方向に、より容易に切断できる。
また、上記の実施形態では、一対の表面シート11,12の間に、2つの吸収体21,22が配置されていたが、一対の表面シート11,12の間に、3つ以上の吸収体が配置されていてもよい。例えば、図10の吸収パッド1Bのように、表面シート11と表面シート12との間に、3つの吸収体21〜23が配置されていてもよい。図10の例では、吸収体21と吸収体22との間に、吸収体21,22の配列方向にのびる弾性部材31〜33が設けられている。また、吸収体22と吸収体23との間に、吸収体22,23の配列方向にのびる弾性部材34〜36が設けられている。
図10のように、複数の吸収体を一列に配列すれば、任意の間隙部において表面シート及び弾性部材を切断することにより、所望の長さの吸収パッドを得ることができる。また、表面シートの切断方向は一方向のみとなり、かつ、切断すべき長さも一辺分のみとなるため、吸収パッドの切断作業が容易となる。
また、3つ以上の吸収体を配置した場合、吸収パッドを部分的に折り畳んで使用することが可能となる。図11は、図10の吸収パッド1Bを、吸収体22と吸収体23との間を境として折り畳んだ状態を示した斜視図である。図11の例では、吸収パッド1Bに含まれる3つの吸収体21〜23のうち、2つの吸収体22,23が積層された状態となっている。このようにすれば、例えば、尿の漏れ量が多い箇所に、積層された2つの吸収体22,23を配置し、尿の漏れ量が少ない箇所に残りの1つの吸収体21を配置する、といった使用の仕方が可能となる。
また、上記の実施形態では、平面視において矩形状の吸収体21,22が使用されていたが、各吸収体の形状は、矩形以外の形状であってもよい。例えば、図12の吸収パッド1Cのように、表面シート11と表面シート12との間に、平面視において三角形状の2つの吸収体24,25が配置されていてもよい。
図12の例では、2つの吸収体24,25は、平面視において略直角二等辺三角形状となっており、その斜辺同士が対向するように、配置されている。そして、吸収体24と吸収体25との間に、吸収体24,25の配列方向にのびる弾性部材37〜39が設けられている。
図12のように、三角形状の吸収体を含むようにすれば、吸収パッドを、鋭角を含む形状に切断できる。このため、切断後の吸収パッドを、狭い隙間にフィットさせることができる。例えば、図13に示したように、切断後の吸収パッドを、着用者の大腿部とおむつとの隙間を埋めるために、使用することができる。
また、上記の実施形態や変形例では、吸収パッドに含まれる複数の吸収体の形状や大きさが同じであったが、1つの吸収パッドに、形状や大きさの異なる2種類の吸収体が含まれていてもよい。例えば、1つの吸収パッドに、平面視において矩形状の吸収体と、平面視において三角形状の吸収体とが、混在していてもよい。
また、上記の実施形態では、弾性部材31〜33は、一対の表面シート11,12の間に配置されていたが、弾性部材31〜33は、表面シート11,12の外側に配置されていてもよい。例えば、図14の吸収パッド1Dのように、表面シート11の上面に、間隙部13を跨ぐように、弾性部材31が設けられていてもよい。このような形態であっても、弾性部材31の収縮力により、吸収体21と吸収体22とを接近状態に維持することができる。ただし、上記の実施形態のように、弾性部材31〜33が、一対の表面シート11,12の間に配置されていれば、弾性部材31〜33が吸収パッド1の表面に露出しないので、着用者の違和感を軽減できる。
また、上記の実施形態や変形例の吸収パッドは、おむつとともに使用されて補助的に尿を吸収するものであったが、本発明の吸収パッドは、おむつとは別に使用されるものであってもよい。また、本発明の吸収パッドは、尿以外の排泄液を吸収するものであってもよい。
また、本発明の吸収パッドは、成人を対象としたものであってもよく、幼児を対象としたものであってもよい。
1,1A,1B,1C,1D 吸収パッド
11,12 表面シート
13 間隙部
14 周縁部
15 ミシン目
21〜25 吸収体
31〜39 弾性部材
41 接着剤
131 ひだ

Claims (10)

  1. 着用者の排泄液を吸収する吸収パッドであって、
    液透過性の一対の表面シートと、
    前記一対の表面シートの間に配置された複数の吸収体と、
    を備え、
    隣り合う吸収体の間に、前記隣り合う吸収体の配列方向にのびる弾性部材が設けられていることを特徴とする吸収パッド。
  2. 請求項1に記載の吸収パッドであって、
    前記弾性部材は、前記一対の表面シートの間に設けられていることを特徴とする吸収パッド。
  3. 請求項2に記載の吸収パッドであって、
    前記弾性部材の両端部は、前記隣り合う吸収体に、それぞれ接合されていることを特徴とする吸収パッド。
  4. 請求項3に記載の吸収パッドであって、
    前記弾性部材の両端部は、前記隣り合う吸収体のそれぞれの一方の面に、接合されていることを特徴とする吸収パッド。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の吸収パッドであって、
    前記弾性部材は、前記隣り合う吸収体の間において、前記一対の表面シートに接合されていないことを特徴とする吸収パッド。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の吸収パッドであって、
    前記一対の表面シートが、前記隣り合う吸収体の間において、少なくとも部分的に接合されていることを特徴とする吸収パッド。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の吸収パッドであって、
    前記隣り合う吸収体の間に、複数の前記弾性部材が、均等に配置されていることを特徴とする吸収パッド。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の吸収パッドであって、
    前記一対の表面シートに、前記隣り合う吸収体の境界に沿ってのびる弱化線が形成されていることを特徴とする吸収パッド。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の吸収パッドであって、
    前記複数の吸収体は、一列に配列されていることを特徴とする吸収パッド。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の吸収パッドであって、
    前記複数の吸収体は、三角形状の吸収体を含むことを特徴とする吸収パッド。
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