JP2011055565A - 個別計量機能を備えた分電盤及び個別の使用量が記載された帳票 - Google Patents

個別計量機能を備えた分電盤及び個別の使用量が記載された帳票 Download PDF

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Abstract

【課題】家電製品毎に電気の使用量を計量することで、どの家電製品が前月より多く使用され、又は無駄な使用がされているかどうかを詳細に把握することができ、その内容を帳票に詳細に表示することで、需要家が節電意識の向上を図る。
【解決手段】各分電用遮断器3に、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける個別の電気使用量を計量する個別計量器4をそれぞれ設け、主遮断器2に接続した電力量計5で、需要家における全体の電気使用量を計量すると共に、個別計量器4により、各分電用遮断器3毎の個々の家電製品の電気使用量を計量するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、主遮断器、分電用遮断器等から成る分電盤と「電気使用量のお知らせ」と称される帳票に係り、特に家庭内で使用する個々の家電製品毎の電気使用量を計量できる個別計量機能を備えた分電盤と、その使用量の詳細を容易に把握することができる個別使用量が記載された帳票に関する。
従来の分電盤51は、図7の概略説明図に示すように、主遮断器52と、この主遮断器52に接続した複数の分電用遮断器53・・・により構成されている。全回路の過電流に対しては主遮断器52により電流の自動遮断を行い、各分電回路の過電流に対しては各分電用遮断器53により電流の自動遮断を行う。遮断に対する復帰動作は手動により行う。建物内の配線や電気器具の漏電、例えば15〜30mA程度の漏電を素早く感知し、電気容量のチェックや屋内配線の安全確保に寄与している。
分電盤51は、例えば家電製品等の電気器具やコードの故障で短絡した時や、使い過ぎにより過電流が流れた場合に電気を自動的に遮断する。回路の設定を照明用・コンセント用に分け、エアコンなどの大型電気器具は専用回路にすることで、異常時の影響を少なくすることができる。
分電盤51において電気使用量を容易に知ることができる技術としては、特許文献1の特許第2541049号公報「電気使用量計量部付ブレーカを備えた分電盤および外部出力装置」のように、メインブレーカおよび複数の回路ブレーカはそれぞれ計量部と、使用電力量が所定値を超えた場合に警報で報知する報知部とを備え、測定データは同じ分電盤に配置された集中管理装置により記録され、測定データは外部出力装置の表示部で確認できる分電盤が提案されている。
特開2006−246684
また、各需要家の電気使用量について、例えば毎月検針員が屋外の計器ボックスのメータを見てその検針結果を現場でハンディターミナルに入力し、ハンディプリンタで印刷している。このプリンタHPで印刷した帳票「電気ご使用量のおしらせ」を、ポスト等に投函して各需要家へ通知している。
この「電気ご使用量のお知らせ」の帳票61の印刷面には、図8の説明図に示すように、例えば紙面の左半分に需要家の氏名、名称等の情報62、契約番号・契約種別63、電気使用量・請求予定額64、今月指示数65、前月指示数66、メータ番号67及び電力会社の取扱店名、検針員名等が印刷されている。一方、紙面の右半分は、電気料金口座振替済領収証部分であり、需要家の氏名、名称等の情報62、契約番号・契約種別63、前月の領収金額68等の内容が記載されている。
需要家は、電力会社から通知される「電気ご使用量のお知らせ」の帳票61に記載されている当月の電気使用量を参考にして、どの程度の電力を使用しているのかを把握している。無駄に電気を使用していないかどうかを判断して電気使用量を減らすことに努めている。その際に、「電気ご使用量のお知らせ」の帳票61における、今月の請求予定額64と、前月の領収金額68とを比較する。更に、前月指示数65と今月指示数66の差を比較することで、需要家における電気使用量の状況を把握することができる。
上記の従来の分電盤51では、各分電用遮断器53毎の電気使用量を計量しても、エアコン等の空調用の各分電用遮断器53、照明灯用の各分電用遮断器53、その他コンセント用といった大まかな分け方であった。これでは電気の無駄な使用がされているかどうかの判断は可能である。しかし、この分電盤51ではどの部屋のどの家電製品に無駄な使用がされていたかどうかについて詳細な判断はできないという問題を有していた。
また、上記の従来の帳票61の印刷面情報では、具体的な電気使用量が明らかではない。例えば、エアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジ、テレビ、ビデオ、パソコン、洗濯機、冷蔵庫、照明灯のような様々な家電製品のどれについて無駄な電気を使用しているのか一見して判断できなかった。実際、何に電気を多く使っているのかが、電気使用量の合計額だけでは、需要家は判断できないという問題を有していた。
需要家は、家庭内でどの家電製品に電気の無駄な使用がされているのかが把握できないと、節電の方向性を定めることができなかった。そこで、需要家は電気使用量の合計、その使用金額に加えて、どの家電製品が前月より多く使用、又は無駄な使用がされているのかどうかを詳細に把握できる「電気ご使用量のお知らせ」の帳票51の提案を要望していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、家電製品毎に電気の使用量を計量することで、どの家電製品が前月より多く使用され、又は無駄な使用がされているかどうかを詳細に把握することができ、その内容を帳票に詳細に表示することで、需要家が節電意識の向上を図ることができる個別計量機能を備えた分電盤及び個別の使用量が記載された帳票を提供することにある。
本発明の分電盤によれば、主遮断器(2)と複数の分電用遮断器(3)とを有する分電盤(1)であって、各分電用遮断器(3)に、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける個別の電気使用量を計量する個別計量器(4)をそれぞれ設け、前記主遮断器(2)に接続した電力量計(5)で、前記需要家における全体の電気使用量を計量すると共に、前記個別計量器(4)により、各分電用遮断器(3)毎の個々の家電製品の電気使用量を計量するように構成した、ことを特徴とする個別計量機能を備えた分電盤が提供される。
例えば、前記分電盤(1)に、前記個別計量器(4)の測定信号を送信する発信機(6)を設け、需要家の屋外に備える計器ボックス(7)に、前記発信機(6)からの測定信号を受信する受信機(8)を設け、前記分電用遮断器(3)が検知する家電製品毎の電気使用量を、前記計器ボックス(7)に表示するように構成することができる。
前記分電用遮断器(3)は、キッチンにおけるIHコンロ、電子レンジ、冷蔵庫の1群(A)、リビングに設備したエアコン、照明灯とコンセントの1群(B)、各居室におけるエアコン、照明灯とコンセントの1群(C,D,E)、及び電気温水器(F)の1群毎に検知をする共に、それぞれの個別計量器(4)で電気使用量を個別に計量する。
前記分電用遮断器(3)は、エアコンの1群(M)、IHコンロ(N)、電気温水器(O)、電子レンジ(P)、冷蔵庫(Q)のような季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品毎の1群毎に検知をする共に、それぞれの個別計量器(4)で電気使用量を個別に計量する。
前記分電用遮断器(3)は、個々のエアコン毎、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫、1居室内の照明灯、1居室内のコンセント群のように細かく分けて家電製品毎の検知をする共に、それぞれの個別計量器(4)で電気使用量を個別に計量する。
本発明の帳票によれば、需要家における月単位の電気使用量を通知するために、需要家の氏名、名称等の情報(22)、契約番号・契約種別(23)、電気使用量・請求予定額(24)、前月の領収金額(25)等の内容が記載された帳票(21)であって、電力量計(5)で測定した全体の電気使用量を記載する全体使用量欄(24)の他に、分電盤(1)における分電用遮断器(3)の個別計量器(4)で計量した、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける電気使用量を個別に記載する個別使用量欄(26)を設けた、ことを特徴とする個別の使用量が記載された帳票が提供される。
例えば、前記個別使用量欄(26)に、キッチンにおけるIHコンロ、電子レンジ、冷蔵庫の1群、リビングに設備したエアコン、照明灯とコンセントの1群、各居室におけるエアコン、照明灯とコンセントの1群及び電気温水器の1群毎の電気使用量を個別に記載した。
前記個別使用量欄(26)に、エアコンの1群、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫のような季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品毎の電気使用量を個別に記載した、ことを特徴とする請求項6の個別の使用量が記載された帳票。
前記個別使用量欄(26)に、個々のエアコン毎、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫、1居室内の照明灯と1居室内のコンセント群のように細かく分けて家電製品毎の電気使用量を個別に記載した。
前記個別使用量欄(26)に、家電製品毎について前月と今月の電気料金のピークとの差、前月と今月の電気使用量のピークとの差、家電製品毎の1日負荷曲線のような電力使用に関する変化情報を更に記載することができる。
本発明の構成の分電盤では、分電用遮断器(3)単位又は家電製品群の単位で電気使用量を計量し、測定結果を分電盤(1)および計器ボックス(7)等において表示するので、個別の電気使用量を容易に確認することができる。分電用遮断器(3)毎に家電製品の電気使用量が確認できるので、電力遮断を簡単に予防することができ。
個別に電気使用量を把握することで、過負荷によるブレーカ動作の故障件数を減少させることができる。
特に、個別の電気使用量について、リビング、キッチン、各居室といった部屋単位で測定することにより、詳細な個別の使用量を把握することができる。または、季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品、例えばエアコン、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫毎に測定することにより、詳細な個別の使用量を把握することができる。更に、家電製品個別について測定することにより、より詳細な個別の使用量を把握することができる。
本発明の構成の帳票では、電力量計(5)で計量した全体の電気使用量を記載する全体使用量欄(24)の他に、分電盤(1)における分電用遮断器(3)の個別計量器(4)で計量した、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける個別の電気使用量を記載する個別使用量欄(26)を設けたので、需要家が電気使用量を具体的に把握することにより、節電意識の向上に寄与することができる。
本発明の分電盤と屋外計器ボックスとを示す概略説明図である。 実施例1の個別計量機能を備えた分電盤を示す概略説明図である。 実施例1の個別計量機能を備えた分電盤のキッチンとリビングの配線図の一例である。 実施例1の別の使用量が記載された帳票を示す説明図である。 実施例2の個別計量機能を備えた分電盤を示す概略説明図である。 実施例2の個別の使用量が記載された帳票を示す説明図である。 従来の分電盤を示す概略説明図である。 従来の帳票を示す説明図である。
本発明の個別計量機能を備えた分電盤は、家庭内で使用する個々の家電製品における個別の電気使用量を計量する個別計量器を備え、主遮断器に接続した電力量計で、全体の電気使用量を計量し、個別計量器による各分電用遮断器毎の電気使用量を計量するように構成したものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の分電盤と屋外計器ボックスとを示す概略説明図である。
本発明の個別計量機能を備えた分電盤1は、主遮断器2と複数の分電用遮断器3とを有する。各分電用遮断器3に、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントの電気使用量を個別に計量する個別計量器4を設けた。電力量計5と個別計量器4の測定信号は、例えば発信機6で送信し、屋外に備えた計器ボックス7の受信機8でこの測定信号を受信する。勿論無線ではなく有線を用いることもできる。
主遮断器2に接続した電力量計5で、全体の電気使用量を計量する。更に、本発明では個別計量器4による各分電用遮断器3毎の電気使用量を計量することにより、分電用遮断器3が検知しようとする家電製品毎の電気使用量を計量する。勿論、分電用遮断器3は、家電製品、コンセントやコードの故障で短絡したとき、または使い過ぎて過電流が流れた場合に電気を自動的に遮断する。全回路の過電流に対しては主遮断器2により電流の自動遮断を行う。なお、図示例の分電盤1は1個の主遮断器2と12個の分電用遮断器3を設けた概略図を示しているがこの個数に限定されない。
図2は実施例1の個別計量機能を備えた分電盤を示す概略説明図である。図3は実施例1の個別計量機能を備えた分電盤のキッチンとリビングの配線図の一例である。
実施例1の個別計量機能を備えた分電盤1では、分電用遮断器3は、キッチンにおけるIHコンロ、電子レンジ、冷蔵庫の1群(A)、リビングで使用するエアコン、照明灯とコンセントの1群(B)、各居室におけるエアコン、照明灯とコンセントの1群(C,D,E)及び電気温水器の1群(F)毎の検知をするように構成した。それぞれの個別計量器4で個別の電気使用量を計量し、上述するように発信機6と受信機8で屋外に備えた計器ボックス7に測定信号を送信する。
分電盤1は、図3に示すように、単相3線分電盤ではキッチン(A)に関する分電用遮断器3でも冷蔵庫は100ボルト、IHコンロ、電子レンジは200ボルトの負荷のものに分岐する。同様に、リビング(B)に関する分電用遮断器3でも照明灯、コンセントは100ボルトで、エアコンは200ボルトの負荷のものに分岐する。
実施例1では、分電用遮断器3単位の1群で電気使用量を計量し、その計量結果を分電盤1、計器ボックス7等において表示するので、個別の電気使用量を容易に確認することができる。分電用遮断器3毎の使用量が確認できるので、電力遮断を簡単に予防することができ。
特に、個別の電気使用量について、リビング、キッチン、各居室といった部屋単位(1群)で計量することにより、個別の詳細な使用量を把握することができる。例えば、居室において、エアコン或いは照明灯などの付けっ放しによる無駄な電気使用が容易に判明する。キッチンにおいては、冷蔵庫の冷却能力の低下などが容易に判明する。更には、個別に電気使用量を把握することで、過負荷によるブレーカ動作の故障件数を減少させることができる。
図4は実施例1の個別の使用量が記載された帳票を示す説明図である。
本発明の帳票21は、需要家の氏名、名称等の情報22、契約番号・契約種別23、全体の電気使用量・請求予定額24、前月の領収金額25等の内容が記載された印刷物であり、需要家における月単位の電気使用量を通知するものである。本発明の帳票21には、電力量計5で計量した全体の電気使用量を記載する全体使用量欄(電気使用量・請求予定額24)の他に個別使用量欄26を設けている。この個別使用量欄26は、分電盤1における分電用遮断器3の個別計量器4で計量した、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける個別の電気使用量を記載する欄である。
図4の帳票21における個別使用量欄26には、キッチンにおける「今月の指示数」、「前月の指示数」及び「使用量」が記載されている。同様にリビング、温水器、居室1、居室2、居室3について記載されている。なお、この帳票21は記載例の一例であり、この記載内容に限定されない。
この個別使用量欄26に記載した今月の指示数、前月の指示数及び使用量は、キッチンにおけるIHコンロ、電子レンジ、冷蔵庫の1群(A)、リビングに設備したエアコン、照明灯とコンセントの1群(B)、各居室におけるエアコン、照明灯とコンセントの1群(C,D,E)及び電気温水器(F)の1群毎の個別の電気使用量に関するものである。なお、各1群における組み合わせは一例であり、この組み合わせ内容に限定されない。
このように電力量計5で測定した全体の電気使用量を記載する全体使用量欄(電気使用量・請求予定額24)の他に、分電盤1における分電用遮断器3の個別計量器4で計量した、エアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける個別の電気使用量を記載した個別使用量欄26を有する。この帳票21から需要家は電気使用量を具体的に把握することができ、節電意識の向上に寄与することができる。
この帳票21には、家電製品毎について前月と今月の電気料金のピークとの差、前月と今月の電気使用量のピークとの差、更には家電製品毎の1日負荷曲線を記載することができる(図示していない)。このような詳細な使用状況を示すデータを種々記載することで、使用の節約の必要性を類推させることも可能である。
図5は実施例2の個別計量機能を備えた分電盤を示す概略説明図である。
実施例2の個別計量機能を備えた分電盤1は、エアコンの1群(M)、IHコンロ(N)、電気温水器(O)、電子レンジ(P)、冷蔵庫(Q)のような季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品毎の検知をする共に、それぞれの個別計量器4で個別の電気使用量を計量する。例えば、夏季の暑い時期は、エアコンの「冷房」、「ドライ機能」を長時間使用する傾向にある。夜通し冷房する機会も多い。このようなときは、エアコンの電気使用量が極端に増大する。冷蔵庫もドアの開閉回数が多くなり、電気使用量が増大することがある。逆に、冬季では電気温水器に給水される水温が低いため夏季に比べて、電気使用量が増大することがある。
一方、季節に応じて電気使用量が極端に変化しない家電製品については、照明灯の1群(R)とコンセントの1群(S)については、それぞれまとめて個別計量器4で電気使用量を個別に計量する。
このように季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品、例えばエアコン、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫毎に測定することで、詳細な個別の使用量を把握することができる。季節単位で節電意識の向上を図ることができる。
図6は実施例2の個別の使用量が記載された帳票を示す説明図である。
実施例2の帳票21の個別使用量欄26には、エアコンの1群(M)、電気温水器(O)、電子レンジ(P)、冷蔵庫(Q)のような季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品毎の個別の電気使用量を記載した。この帳票21における個別使用量欄26にも、それぞれ「今月の指示数」、「前月の指示数」及び「使用量」が記載されている。なお、この帳票21は記載例の一例であり、この記載内容に限定されない。
更に、実施例3の分電用遮断器3は、個々のエアコン毎、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫、1居室内の照明灯、1居室内のコンセント群のように細かく分けて家電製品毎の検知をする共に、それぞれの個別計量器4で電気使用量を個別に計量することができる(図示していない)。個々の家電製品について計量することにより、より詳細な個別の使用量を把握することができる。
実施例3の帳票21は、個別使用量欄26に、個々のエアコン毎、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫、1居室内の照明灯と1居室内のコンセント群のように細かく分けて家電製品毎の個別の電気使用量を記載する。例えば「今月の指示数」、「前月の指示数」及び「使用量」を記載する
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、家電製品毎に電気の使用量を計量することで、どの家電製品が前月より多く使用され、又は無駄な使用がされているかどうかを詳細に把握することができ、その内容を帳票21に表示することで、需要家が節電意識の向上を図ることができる構成であれば、図示したような構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の個別計量機能を備えた分電盤及び個別の使用量が記載された帳票は、家庭用分電盤に利用するだけでなく、店舗等の業務用の分電盤においても利用することができる。
1 分電盤
2 主遮断器
3 分電用遮断器
4 個別計量器
5 電力量計
6 発信機
7 計器ボックス
8 受信機
21 帳票
22 需要家の氏名、名称等の情報
23 契約番号・契約種別
24 全体使用量欄(電気使用量・請求予定額)
25 前月の領収金額
26 個別使用量欄

Claims (10)

  1. 主遮断器(2)と複数の分電用遮断器(3)とを有する分電盤(1)であって、
    各分電用遮断器(3)に、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける個別の電気使用量を計量する個別計量器(4)をそれぞれ設け、
    前記主遮断器(2)に接続した電力量計(5)で、前記需要家における全体の電気使用量を計量すると共に、
    前記個別計量器(4)により、各分電用遮断器(3)毎の個々の家電製品の電気使用量を計量するように構成した、ことを特徴とする個別計量機能を備えた分電盤。
  2. 前記分電盤(1)に、前記個別計量器(4)の測定信号を送信する発信機(6)を設け、
    需要家の屋外に備える計器ボックス(7)に、前記発信機(6)からの測定信号を受信する受信機(8)を設け、
    前記分電用遮断器(3)が検知する家電製品毎の電気使用量を、前記計器ボックス(7)に表示するように構成した、ことを特徴とする請求項1の個別計量機能を備えた分電盤。
  3. 前記分電用遮断器(3)は、キッチンにおけるIHコンロ、電子レンジ、冷蔵庫の1群(A)、リビングに設備したエアコン、照明灯とコンセントの1群(B)、各居室におけるエアコン、照明灯とコンセントの1群(C,D,E)、及び電気温水器(F)の1群毎に検知をする共に、それぞれの個別計量器(4)で電気使用量を個別に計量する、ことを特徴とする請求項1の個別計量機能を備えた分電盤。
  4. 前記分電用遮断器(3)は、エアコンの1群(M)、IHコンロ(N)、電気温水器(O)、電子レンジ(P)、冷蔵庫(Q)のような季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品毎の1群毎に検知をする共に、それぞれの個別計量器(4)で電気使用量を個別に計量する、ことを特徴とする請求項1の個別計量機能を備えた分電盤。
  5. 前記分電用遮断器(3)は、個々のエアコン毎、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫、1居室内の照明灯、1居室内のコンセント群のように細かく分けて家電製品毎の検知をする共に、それぞれの個別計量器(4)で電気使用量を個別に計量する、ことを特徴とする請求項1の個別計量機能を備えた分電盤。
  6. 需要家における月単位の電気使用量を通知するために、需要家の氏名、名称等の情報(22)、契約番号・契約種別(23)、電気使用量・請求予定額(24)、前月の領収金額(25)等の内容が記載された帳票(21)であって、
    電力量計(5)で測定した全体の電気使用量を記載する全体使用量欄(24)の他に、
    分電盤(1)における分電用遮断器(3)の個別計量器(4)で計量した、需要家に備えられたエアコン、IHコンロ、電気温水器、電子レンジなど個々の家電製品とコンセントにおける電気使用量を個別に記載する個別使用量欄(26)を設けた、ことを特徴とする個別の使用量が記載された帳票。
  7. 前記個別使用量欄(26)に、キッチンにおけるIHコンロ、電子レンジ、冷蔵庫の1群、リビングに設備したエアコン、照明灯とコンセントの1群、各居室におけるエアコン、照明灯とコンセントの1群及び電気温水器の1群毎の電気使用量を個別に記載した、ことを特徴とする請求項6の個別の使用量が記載された帳票。
  8. 前記個別使用量欄(26)に、エアコンの1群、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫のような季節に応じて電気使用量が極端に変化する家電製品毎の電気使用量を個別に記載した、ことを特徴とする請求項6の個別の使用量が記載された帳票。
  9. 前記個別使用量欄(26)に、個々のエアコン毎、電気温水器、電子レンジ、冷蔵庫、1居室内の照明灯と1居室内のコンセント群のように細かく分けて家電製品毎の電気使用量を個別に記載した、ことを特徴とする請求項6の個別の使用量が記載された帳票。
  10. 前記個別使用量欄(26)に、家電製品毎について前月と今月の電気料金のピークとの差、前月と今月の電気使用量のピークとの差、家電製品毎の1日負荷曲線のような電力使用に関する変化情報を更に記載した、ことを特徴とする請求項6,7,8又は9の個別の使用量が記載された帳票。
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