JP2011055455A - 管理中継サーバ及び中継通信システム - Google Patents

管理中継サーバ及び中継通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】管理対象である中継サーバが通信不能になったことを自動的に検出して対応を行う管理中継サーバを提供する。
【解決手段】コールセンターサーバR1は、通信管理情報データベースと、制御部と、を備える。通信管理情報データベースは、中継サーバ同士の接続状況を記憶する。コールセンターサーバR1の制御部は、通信可能な状態か否かを監視する対象である客先サーバR3に対して、通信が正常に行えることを確認するための信号である接続確認信号を送信する。そして、コールセンターサーバR1の制御部は、所定時間が過ぎても当該接続確認信号に対する返信が確認できなければ、客先サーバR3が通信不能であることを、他の中継サーバ(客先サーバR3の復旧作業で使用されることになる派遣先サーバR2を含む)に対して通知する。
【選択図】図16

Description

本発明は、主要には、異なるLAN(Local Area Network)に接続されている端末間の通信を可能とする中継サーバに関する。
従来から、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network、VPN)と呼ばれる通信システムが知られている。このVPNは、例えば、複数のLANに接続されたクライアント端末同士でインターネットを介して通信を行い、あるクライアント端末を遠隔保守する用途に用いられている。前記VPNを利用すれば、保守対象のクライアント端末は、遠隔地にある他のLANに繋がった機器上からリモートメンテナンス等を受けることができる。
特許文献1は、この種のネットワークを介した管理システムを開示する。この管理システムは、ビルオーナ、設備保守会社、及び電気設備メーカーに跨る形で構築されている。ビルオーナは、自己が保有するビルに、電気設備及びこれを制御するための運転制御管理装置を設置している。この運転制御管理装置は、インターネット等のネットワークを介してアクセス可能に構成されている。設備保守会社は、ビルオーナから電気設備の管理を委託され、運転制御管理装置にアクセスする許可を電気設備メーカーから得ている。従って、設備保守会社は、インターネット等のネットワークを介して遠隔地から電気設備を管理することができる。
特開2003−223521号公報
ところで、保守が行われる拠点のローカルネットワークに接続されるサーバを介して上記のような遠隔保守を行う場合において、保守対象の機器が、熱暴走及びケーブルの損傷等により通信不能に陥ってしまうことがある。この状態では、保守作業を行うことができず、異常が発生しても報知できないため、素早く回復させる必要がある。また、保守作業の担当者が、通信不能になったサーバ及びに対してもアクセスを試みることもあり得るため、情報の管理という面でも一層望ましい運用が求められていた。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、その主要な目的は、管理対象である中継サーバが通信不能な状態になったことを検出することで、システムの効率的な運用を実現できる管理中継サーバを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の管理中継サーバが提供される。即ち、この管理中継サーバは、通信管理情報記憶部と、送受信部と、通知部と、を備える。前記通信管理情報記憶部は、中継サーバ同士の接続状況を記憶する。前記送受信部は、通信可能な状態か否かを監視する対象となる前記中継サーバである監視対象中継サーバに対して、通信が正常に行えることを確認するための信号である接続確認信号を送信し、当該接続確認信号に対する応答を受信可能である。前記通知部は、所定の時間が経過しても前記監視対象中継サーバからの応答がない場合は、前記監視対象中継サーバが通信不能であることを、他の中継サーバに対して通知する。
これにより、複数の中継サーバの管理を行う管理中継サーバが、中継サーバ同士の接続状況に加えて、監視対象中継サーバの通信状況を把握することができるため、中継サーバに関する情報をより集約して記憶しておくことができる。また、監視対象サーバの通信状況が通知された中継サーバは、当該監視対象サーバの通信状況に応じて接続を行うべきか否かを決定することができる。
前記の管理中継サーバにおいては、前記監視対象中継サーバと、当該監視対象中継サーバが通信不能になったときの復旧作業に用いられるメンテナンス用中継サーバと、を対応付けて記憶する復旧関係情報記憶部を備えることが好ましい。
これにより、監視対象中継サーバと、当該監視対象中継サーバの復旧作業に適したメンテナンス用中継サーバと、を対応付けて事前に記憶することができる。従って、監視対象中継サーバが通信不能になった場合でも、メンテナンス作業に使用する中継サーバを素早く決定できるので、監視対象中継サーバを障害から復旧させる作業を早期に開始することができる。
前記の管理中継サーバにおいては、通信不能になった前記監視対象中継サーバに対して、前記メンテナンス用中継サーバを介して復旧作業が行われたことにより、当該監視対象中継サーバが通信可能な状態に回復した場合は、前記送受信部は、前記監視対象中継サーバが通信可能になった旨の通知を、前記監視対象中継サーバ及び前記メンテナンス用中継サーバのうち少なくとも一方から受信可能に構成されていることが好ましい。
これにより、管理中継サーバは、監視対象中継サーバが回復した時点で、メンテナンス作業を行ったメンテナンス用中継サーバ、又は監視対象中継サーバから通知を受けることができる。従って、管理中継サーバが迅速に監視対象中継サーバの回復を認識して、運用を早期に再開することができる。
本発明の第2の観点によれば、以下の構成の中継通信システムが提供される。即ち、この中継通信システムは、管理中継サーバと、中継サーバと、を備える。前記中継サーバは、通信可能な状態か否かが前記管理中継サーバによって監視される1又は複数の監視対象中継サーバを含む。前記管理中継サーバは、通信管理情報記憶部と、送受信部と、通知部と、を備える。前記通信管理情報記憶部は、前記中継サーバ同士の接続状況を記憶する。前記送受信部は、前記監視対象中継サーバに対して、通信が正常に行えることを確認するための信号である接続確認信号を送信し、当該接続確認信号に対する応答を受信可能である。前記通知部は、所定の時間が経過しても前記監視対象中継サーバからの応答がない場合は、前記監視対象中継サーバが通信不能であることを他の中継サーバに対して通知する。
これにより、監視対象中継サーバが通信可能な状態にあるか否かを、迅速に知ることができる。更に、監視対象中継サーバが通信不能になったことを素早く検知して効率的に復旧させることが可能な中継通信システムを実現できる。
本発明の一実施形態に係る中継通信システムの全体構成を示す説明図。 外部サーバの機能ブロック図。 コールセンターサーバの機能ブロック図。 クライアント端末情報の内容を示す図。 中継サーバ情報の内容を示す図。 中継グループ情報の内容を示す図。 アクセス許可情報データベースの内容を示した表。 通信管理情報データベースの内容を示した表。 復旧関係情報データベースの内容を示した表。 ルーティング処理を説明する説明図。 LAN検索結果情報の内容を示す図。 経路探索結果情報の内容を示す図。 ルーティンググループ情報の内容を示す図。 本実施形態の通常の通信処理を示すシーケンス図。 接続確認信号とその応答のやり取りを説明するシーケンス図。 接続確認信号に対して応答がなかった場合の通信処理を示すシーケンス図。
次に発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る中継通信システムの全体構成を示す説明図である。
本実施形態の中継通信システムは、装置又は機械の遠隔保守を目的として構築された遠隔保守システムであり、コールセンターと、前記装置又は機械の設置先(客先工場)と、サービスマン派遣先と、の3拠点を、インターネットを介して接続するものである。
なお、コールセンターとは、客先工場に導入した装置又は機械の保守を行うためのサービス拠点であり、例えば前記装置又は機械の製造元メーカーに設置される。サービスマン派遣先はサービスマンが派遣される場所であり、遠隔保守サービスを提供するための拠点としてコールセンターとは別に設置される。本実施形態の中継通信システムは、客先工場の装置又は機械を、サービスマン派遣先に待機しているサービスマンがインターネットを介して遠隔保守する、といった状況を想定して構築されている。
図1に示すように、中継通信システムは、WANに接続された複数のLAN91〜93で構成されている。WAN(Wide Area Network)は、異なるLANを相互に接続するネットワークである。本実施形態ではWANとしてインターネットが使用されている。LAN(Local Area Network)は、限定された場所で構築されるネットワークである。LANは複数存在し、互いに物理的に離れた場所に構築されている。
LAN(コールセンターLAN)91はコールセンターに構築され、LAN(派遣先LAN)92はサービスマン派遣先に構築され、LAN(客先LAN)93は客先工場に構築されている。これら3つのLAN91,92,93は、グローバルなネットワークであるインターネットにそれぞれ接続されている。
また、LAN91〜93には、それぞれ中継サーバ1が設置されている。以下の説明において、各LANに配置される中継サーバ1を区別するために、LAN91に配置された中継サーバ1のことをコールセンターサーバ(relay server 1)R1と呼ぶことがある。また、LAN92に配置された中継サーバ1のことを派遣先サーバ(relay server 2)R2と呼び、LAN93に配置された中継サーバ1のことを客先サーバ(relay server 3)R3と呼ぶことがある。
コールセンターサーバR1には、中継通信を行うための各種の設定等を行うクライアント端末5がLAN91を介して接続されている。派遣先サーバR2には、サービスマンが遠隔保守を行う際に直接操作するクライアント端末5がLAN92を介して接続されている。
客先工場には、サービスマンが遠隔保守を行う対象であるクライアント端末5が配置されている。この客先工場のクライアント端末5そのものが製造元メーカーが製造した装置又は機械であることもあれば、客先工場のクライアント端末5は装置又は機械を制御するための制御端末に過ぎない場合もある。何れの場合であっても、サービスマンは、この客先工場のクライアント端末5にアクセスすることにより、遠隔保守サービスを提供する。客先工場に配置されるクライアント端末5は、LAN93を介して客先サーバR3に接続されている。
それぞれのLAN91〜93に接続されるクライアント端末5はユーザが直接操作できる端末であり、例えばユーザによって日々の業務に使用されるパーソナルコンピュータ(PC)等が該当する。従って、LAN内には通常多数のクライアント端末5が存在する。各クライアント端末5には、同一のLANの中で一意に管理されたプライベートIPアドレスが付与されている。
なお、図1に図示されているコールセンターサーバR1、派遣先サーバR2及び客先サーバR3以外にも、物理的に離れた場所にLANが構築されており、当該LANに中継サーバ1が配置されている。これらの中継サーバ1は、外部サーバ2にインターネットを介して複数接続されている。
より具体的には、図1で示すサービスマン派遣先にはLAN92が設置されているが、これ以外にも図示しない派遣先が幾つか存在する。そして、図示されない派遣先においてもそれぞれLANが構築されるとともに、当該LANにも、派遣先サーバとしての中継サーバ1が(図1のLAN92の場合と同様に)接続される。また、図1で示す客先工場にはLAN93が設置されているが、これ以外にも図示しない客先工場(保守対象の機械又は装置が設置されている客先)が存在する。そして、図示されない客先工場にもそれぞれLANが設置されるとともに、当該LANにも、客先サーバとしての中継サーバ1が(図1のLAN93の場合と同様に)接続されている。
そして、本実施形態においては、客先サーバ(中継サーバ1)ごとに複数の派遣先サーバとしての中継サーバ1が設定されている。なお、以下の説明において、「派遣先サーバとしての中継サーバ1」を単に「派遣先サーバ」と称し、「客先サーバとしての中継サーバ1」を単に「客先サーバ」と称することがある。
次に、外部サーバ2の構成について説明する。この外部サーバ2は、各LANに配置された中継サーバ1間での通信に用いられる装置であり、インターネット上に設置されている。本実施形態の外部サーバ2は、SIP(Session Initiaion Protocol)サーバとしての機能を備えている。具体的には、外部サーバ2は、SIPメソッド及びレスポンス等を中継するSIPプロキシサーバとしての機能と、中継サーバ1のアカウントを登録するSIPレジストラサーバとしての機能を備える。
外部サーバ2は、図2に示すように、WANインタフェース201と、制御部202と、中継サーバアカウント情報データベース203と、を主要な構成として備えている。
WANインタフェース201は、グローバルIPアドレスを使用して、インターネットに接続された中継サーバ1等の各装置と通信を行うインタフェースである。
中継サーバアカウント情報データベース203は、中継通信システムを構成する中継サーバ1のアカウントをグローバルIPアドレスと対応付けて管理するデータベースである。本実施形態の中継サーバアカウント情報データベース203には、コールセンターサーバR1、派遣先サーバR2及び客先サーバR3のアカウントとグローバルIPアドレスとが、対応付けて中継サーバ1ごとにそれぞれ登録されている。
制御部202は、WANインタフェース201を介して行う様々な通信を制御する処理部であり、TCP/IP、UDP又はSIP等のプロトコルに従った通信処理を制御する。この制御部202は、例えば、それぞれの中継サーバ1から当該中継サーバ1のアカウントに関する情報を受信し、中継サーバアカウント情報データベース203に登録する処理を行う。また、中継サーバ1から送信された様々なSIPメソッド又はレスポンス等の通信データを他の中継サーバ1に中継する処理等を行う。
次に、LAN91〜93に配置される中継サーバ1の構成について説明する。LAN91〜93に配置される各中継サーバ1は、各LANに配置されているクライアント端末5に通信可能に接続されるとともに、インターネットにも接続されている。そして、各中継サーバ1(即ち、コールセンターサーバR1、派遣先サーバR2及び客先サーバR3)には、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの両方が付与されている。これにより、各中継サーバ1は、前記外部サーバ2を介して相互に中継通信を行うことが可能になっている。中継サーバ1はSIPレジストラサーバとしての機能を備えており、各中継サーバ1と各クライアント端末5との間の通信はSIPを使用して行われる。なお、各中継サーバ1と各クライアント端末5との間の通信はSIPを用いたものに限定される訳ではなく、TCP/IP、UDP等の適宜のプロトコルに従った通信を行うことも可能である。
図3を参照して、LAN91に配置されるコールセンターサーバR1を例にして中継サーバ1について説明する。図3はコールセンターサーバR1の機能ブロック図である。
コールセンターサーバR1は、図3に示すように、LANインタフェース501と、WANインタフェース502と、制御部503と、クライアント端末情報データベース511と、アクセス許可情報データベース513と、通信管理情報データベース515と、復旧関係情報データベース517と、を主要な構成要素として備えている。
LANインタフェース501は、自装置と同一のLANに接続されたクライアント端末5との通信を、プライベートIPアドレスを使用して行うインタフェースである。
WANインタフェース502は、グローバルIPアドレスを使用して、インターネットに接続された外部サーバ2等の各装置と通信を行うインタフェースである。
制御部503は、LANインタフェース501及びWANインタフェース502を介して行う様々な通信を制御する処理部であり、TCP/IP、UDP及びSIP等のプロトコルに従った様々な通信処理を制御する。
クライアント端末情報データベース511は、LAN91を介してコールセンターサーバR1とローカルに接続しているクライアント端末5のアカウント情報をプライベートIPアドレスと対応付けて管理するデータベースである。
クライアント端末情報データベース511に格納されるクライアント端末情報の記憶内容例を図4に示す。図4に示すように、クライアント端末情報においては、LAN91に接続しているクライアント端末5ごとに、当該クライアント端末5に関する属性情報を含むnodeタグが記述される。クライアント端末5に関する属性情報としては、クライアント端末5のプライベートIPアドレス(「addr」)、識別情報(「id」)、名称(「name」)及びポート情報(「port」)等がある。なお、図4に示す記憶内容例において、client11及びclient12以外のクライアント端末5の記述を省略したが、実際には、LAN91を介して中継サーバ1に接続している他のクライアント端末5(例えば、client13)に関する属性情報についても記述されている。
中継サーバ情報データベース512は、中継通信を行う中継サーバ1とそれぞれの中継サーバ1に接続されるクライアント端末5の情報を管理するデータベースである。
中継サーバ情報データベース512に格納される中継サーバ情報の記憶内容例を図5に示す。図5に示す中継サーバ情報は、中継通信を行う中継サーバ1(コールセンターサーバR1、派遣先サーバR2及び客先サーバR3等)のそれぞれで作成されたものを合成したものである。この中継サーバ情報は、コールセンターサーバR1が、中継通信を行う他の中継サーバ1から受信したそれぞれの中継サーバ情報に、コールセンターサーバR1自身で作成した中継サーバ情報を合成して作成したものである。
図5に示す中継サーバ情報においては、中継サーバ1ごとに記述されるsiteタグと、前記siteタグを親要素とする子要素のnodeタグと、が記述されている。siteタグには中継サーバ1に関する属性情報が含まれており、この属性情報としては、中継サーバ1の識別情報(「id」)、中継サーバ1の名称(「name」)及び起動情報(「stat」)等がある。siteタグの子要素であるnodeタグには、中継サーバ1にログオンするクライアント端末5に関する属性情報が含まれている。クライアント端末5に関する属性情報としては、当該クライアント端末5の識別情報(「id」)及びクライアント端末5の名称(「name」)等がある。なお、図5の記憶内容例において、relayserver1及びrelayserver2以外の中継サーバ1の記述を省略したが、実際には、外部サーバ2を介して接続される他の中継サーバ1(例えば、relayserver3)に関する属性情報についても記述されている。また、図5においては、図4と同様に、クライアント端末5に関する記述を一部省略している。
中継グループ情報データベース521は、中継通信を行う中継グループ情報を管理するデータベースである。
中継グループ情報データベース521に格納される中継グループ情報の記憶内容例を図6に示す。図6に示すように、中継グループ情報においては、groupタグと、このグループタグを親要素とする子要素のsiteタグと、が記述されている。groupタグには中継グループに関する属性情報が含まれており、この属性情報としては、中継グループの識別情報(「id」)及び中継グループの名称(「name」)等がある。siteタグには、中継グループに含まれる中継サーバ1に関する属性情報が含まれており、この属性情報としては、当該中継サーバ1の識別情報(「id」)等がある。また、中継グループは追加作成が可能であり、その場合、新しい中継グループには、他の中継グループと異なる一意の識別情報が付与される。これにより、中継グループ内だけでデータのやり取りを行う等の設定が可能になっている。
ルーティンググループ情報データベース522は、中継通信システムを利用したルーティング処理を行うために用いられるルーティンググループ情報を管理するデータベースである。なお、ルーティンググループ情報及びこのルーティンググループ情報を用いたルーティング処理の詳細については後述する。
なお、図4で示したクライアント端末情報の記憶内容例、図5で示した中継サーバ情報の記憶内容例及び図6で示した中継グループ情報の記憶内容例はあくまで一例であり、適宜の属性情報及び要素情報を追加又は削除できることは勿論である。
アクセス許可情報データベース513は、コールセンターサーバR1以外で通信が許可されている中継サーバの識別情報及び各種の設定等を客先サーバごとに管理するデータベースである。ここでいう客先サーバは、図1に図示される客先サーバR3を含めた中継サーバ1を意味している。このアクセス許可情報データベース513は、例えば、どのサービスマン派遣先がどの客先工場の遠隔保守を担当するかが予め決まっている場合、担当のサービスマン派遣先のみが遠隔保守を実施できるように、客先サーバへのアクセス制限を行うためのものである。
このアクセス許可情報データベース513について、図7を参照して具体的に説明する。図7は、アクセス許可情報データベース513の内容を示した表である。
また、前述のように、本実施形態のコールセンターサーバR1は、派遣先サーバR2及び客先サーバR3に対してだけでなく、多数の中継サーバ1と接続されている。図7においては、これの中継サーバ1のうち、客先サーバを、relayserver3,31,32,33,34と表し、派遣先サーバを、relayserver2,21,22,23と表している。
図7の表において、targetの列には客先サーバが記述されている。一方、permitの列には派遣先サーバが記述されている。そして、この表では、ある客先サーバに対して通信が許可されている派遣先サーバが、当該客先サーバに対応付けられた形で記述されている。例えば、relayserver3は、relayserver2,21,23からの通信を許可している。
前記制御部503は、例えば、派遣先サーバR2から接続要求があった場合は、アクセス許可情報データベース513に登録されている情報に基づいてアクセス許可リストを作成し、当該派遣先サーバR2に送信する。このアクセス許可リストは、派遣先サーバR2からの通信が許可されている中継サーバ1、及び当該通信条件を示すリストである。
なお、制御部503は、アクセス許可リストを作成せずに、アクセス許可情報データベース513に登録されている情報を派遣先サーバR2に送信しても良い。派遣先サーバR2は、この情報に対して適宜の処理を行うことで、自らが通信可能な客先サーバを把握することができる。
通信管理情報データベース515は、客先サーバR3と派遣先サーバR2の接続時間及び接続状況等を管理するデータベースである。
通信管理情報データベース515について、図8を参照して具体的に説明する。図8は、通信管理情報データベース515の内容を示した表である。図8の表において、それぞれの行が、中継サーバ1間に確立されたメディアセッションを示している。activeの列にはアクセスを要求した側の中継サーバ1が、passiveの列にはアクセスを要求された側の中継サーバ1が、それぞれ記載されている。また、start−timeの列にはメディアセッションの開始時刻が、end−timeの列にはメディアセッションの終了時刻が記載されている。なお、メディアセッションが継続中の場合、end−timeの列には「connecting」と記録されている。
復旧関係情報データベース517は、客先サーバが通信を行えなくなったときに、対応を行うことが好ましいサービスマン派遣先を示した復旧関係情報を管理するデータベースである。
復旧関係情報データベース517について、図9を参照して具体的に説明する。図9は、復旧関係情報データベース517の内容を示した表である。図9の表において、targetの列には客先サーバが記述されている。一方、help1及びhelp2の列には派遣先サーバが記述されている。そして、この表では、ある客先サーバが通信不能になった場合に、当該客先サーバに対するメンテナンス作業等を行うにあたって使用することが最適なサービスマン派遣先の派遣先サーバが、help1の行に記述されている。そして、次に対応を取ることが好ましいサービスマン派遣先の派遣先サーバがhelp2の行に記述されている。なお、客先サーバが通信不能になったことをコールセンターサーバR1が検出する構成については後述する。
派遣先サーバR2及び客先サーバR3は、LANインタフェースと、WANインタフェースと、制御部と、を備えている。派遣先サーバR2及び客先サーバR3の構成は、図3に示すコールセンターサーバR1の構成からアクセス許可情報データベース513及び通信管理情報データベース515を省略した構成にほぼ相当しているので、各部の構成の説明は省略する。
次に、本実施形態の中継通信システムにおけるパケットのルーティング制御について説明する。本実施形態においては、遠隔地のLANに属するクライアント端末5同士で、WANを意識することなく相互に通信可能とするために、アプリケーション層でパケットのルーティング処理を行うことが可能に構成されている。以下、図10を参照して説明する。なお、以下の説明において、各クライアント端末5を区別するため、符号の末尾にアルファベットを付して、クライアント端末5a、クライアント端末5b・・・のように表示する場合がある。
以下の説明では、サービスマンが客先工場のクライアント端末5を遠隔保守する場合を想定し、派遣先LAN92と客先LAN93との間でパケットのルーティングを行う場合について説明する。なお、以下のルーティングに関する説明において、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間には、既にメディアセッションが確立されているものとする。派遣先サーバR2と客先サーバR3との間でメディアセッションを確立するための処理については、後述する。
本実施形態の中継通信システムにおいて、WANを介して互いに接続されたLAN91〜93には、それぞれプライベートIPアドレスが割り振られている。なお、各プライベートアドレスは、中継通信システムの中で一意に決まるように管理されている。例として図10に示すように、派遣先LAN92のアドレスは「172.16.1.0/24」、客先LAN93のアドレスは「172.30.2.0/24」である場合を想定して説明する。
本実施形態の中継通信システムにおいて、パケットのルーティングを行う際には、まず、ルーティング可能なLANの検索を行う。具体的には、何れかのクライアント端末5から中継サーバ1に対して、ルーティング可能LAN検索コマンド(以下、単にLAN検索コマンド)を送信する。以下では、具体的に、クライアント端末5bが、派遣先サーバR2に対してルーティング可能LAN検索コマンドを送信したとして説明する。
ここで、「ルーティング可能なLAN」とは、ルーティング装置としての中継サーバ1又はクライアント端末5を備えているLANのことである。なお、図10においては、派遣先LAN92及び客先LAN93は1つずつとして説明しているが、実際には、各中継サーバ1には複数のLANが接続され得るし、それぞれのLANが必ずしもルーティング可能とは限らない。そこで、このようにルーティング可能なLANの検索が必要となる。
LAN検索コマンドを受信した派遣先サーバR2は、中継グループ情報を参照することにより、中継グループを構成する他の中継サーバ1(コールセンターサーバR1、客先サーバR3)に対してLAN検索コマンドを転送する。そして、LAN検索コマンドを受信した各中継サーバ1(コールセンターサーバR1、派遣先サーバR2、客先サーバR3)は、クライアント端末情報データベース511に登録された各クライアント端末5と通信を行い、自身が接続されているLANの中にルーティング装置として機能できるクライアント端末5が存在するか否かを調べる。ルーティング装置としての機能を備えたクライアント端末5が見つかった場合、当該クライアント端末5を備えるLANはルーティング可能なLANである。また、中継サーバ1自身がルーティング装置として機能できる場合も、当該中継サーバ1を備えるLANはルーティング可能なLANである。このような場合、中継サーバ1は、当該LANはルーティング可能なLANである旨と、当該LANのプライベートIPアドレスと、を関連付けたLAN検索応答情報を生成する。
続いて、コールセンターサーバR1及び客先サーバR3は、生成したLAN検索応答情報を派遣先サーバR2へ送信する。派遣先サーバR2においては、自身が生成したLAN検索応答情報と、各中継サーバ1から受信したLAN検索応答情報と、を合成した合成LAN検索応答情報を生成する。派遣先サーバR2は、当該合成LAN検索応答情報を、クライアント端末5bに転送する。クライアント端末5bには、この合成LAN検索応答情報に基づいて、LAN検索結果情報が生成されて記憶される。
クライアント端末5bに記憶されるLAN検索結果情報の例を、図11に示す。LAN検索結果情報においては、routing_networkタグを親要素とする子要素のnetworkタグが記述されている。各networkタグには、ルーティング可能なLANのプライベートIPアドレス情報(「addr」)が記載されている。このように、LAN検索コマンドの送信元のクライアント端末において、中継通信システムの中でルーティング可能なLANのプライベートIPアドレスを特定することができる。例えば本実施形態では、図11に示すように、派遣先LAN92(addr=“172.16.1.0/24”)及び客先LAN93(addr=“172.30.2.0/24”)が、ルーティング可能なLANとして特定される。
次に、ルーティング可能なLANを特定したクライアント端末5bにおいて、ルーティング経路の探索(より詳細に言うと、ルーティングポイントの特定)が行われる。当該クライアント端末5bは、ルーティング可能なLANの中からルーティング対象LANを指定したうえで、ルーティング経路探索コマンド(以下、単に経路探索コマンド)を派遣先サーバR2に送信する。以下、ルーティング対象LANとして、派遣先LAN92と客先LAN93が指定された場合について説明する。
経路探索コマンドを受信した派遣先サーバR2は、中継グループ情報を参照することにより、中継グループを構成する他の中継サーバ1(コールセンターサーバR1、客先サーバR3)に対して経路探索コマンドを転送する。
そして、経路探索コマンドを受信した各中継サーバ1(コールセンターサーバR1、派遣先サーバR2、客先サーバR3)は、クライアント端末情報データベース511に登録された各クライアント端末5と通信することにより、自身が接続されているLANの中に、ルーティング対象LANとして指定されたLANのルーティング装置として機能できるクライアント端末5が存在するか否かを調べる。
例えば本実施形態の場合、クライアント端末5dは、ルーティング対象LANとして指定されたLAN(客先LAN93)のルーティング装置として機能できる。このようにルーティング対象LANのルーティング装置として機能できるクライアント端末5dは、指定されたLANの間(派遣先LAN92と客先LAN93の間)でパケットをルーティングする際のルーティングポイントとして機能することができる。ルーティングポイントとして機能できるクライアント端末5dが見つかった場合、客先サーバR3は、当該客先LAN93のプライベートIPアドレスと、当該クライアント端末5dの識別情報と、を関連付けた経路探索応答情報を生成する。
一方、ルーティング対象LANとして指定されたLANのルーティング装置として中継サーバ1自身が機能できる場合、当該中継サーバ1は、自身がルーティングポイントとして機能できる。例えば本実施形態では、派遣先サーバR2は、ルーティング対象LANとして指定されたLAN(派遣先LAN92)のルーティング装置として機能できる。このような場合、当該派遣先サーバR2は、当該派遣先LAN92のプライベートIPアドレスと、自身の識別情報と、を関連付けた経路探索応答情報を生成する。
続いて、客先サーバR3は、生成した経路探索応答情報を派遣先サーバR2へ送信する。派遣先サーバR2においては、客先サーバR3から受信した経路探索応答情報と、自身が生成した経路探索応答情報と、を合成した合成経路探索応答情報を生成する。派遣先サーバR2は、当該合成経路探索応答情報を、クライアント端末5bに転送する。クライアント端末5bには、この合成経路探索応答情報に基づいて、経路探索結果情報が生成されて記憶される。
クライアント端末5bに記憶される経路探索結果情報の例を、図12に示す。経路探索結果情報においては、routing_networkタグを親要素とする子要素のnetworkタグが記述されている。各networkタグには、ルーティング可能なLANのプライベートIPアドレス情報(「addr」)と、ルーティングポイントとして機能できる装置の識別情報(「router」)と、が関連付けられて記載されている。このように、ルーティング対象LANとして指定したLANの間でのルーティング経路の探索(即ちルーティングポイントの特定)を実現することができる。
次に、ルーティングセッションの確立を行う。ルーティングセッションとは、本実施形態の中継通信システムでパケットのルーティング制御に用いられるメディアセッションである。
ルーティングセッションを確立するため、クライアント端末5bは、ルーティングセッションで用いるルーティングポイントを指定する情報を、派遣先サーバR2へ送信する。派遣先サーバR2においては、上記経路探索結果情報に基づいて、ルーティンググループ情報が生成される。ルーティンググループ情報は、中継通信システムを利用したルーティング制御を実行するためのルーティング設定情報であり、ルーティンググループ情報データベース522に格納される。
ルーティンググループ情報データベース522に格納されるルーティンググループ情報の例を、図13に示す。ルーティンググループ情報において、networkタグには、ルーティング対象LANのローカルIPアドレスと、ルーティングポイントと使用する装置の識別情報と、が関連付けられて記述されている。routing_sessionタグを親要素とする子要素のsessionタグには、当該ルーティングセッションの始点(「start」)と終点(「end」)が記述されている。
続いて、派遣先サーバR2は、ルーティンググループ情報を、次のルーティングポイントであるクライアント端末5dに転送する。これにより、各ルーティングポイントにおいて、ルーティング対象LANの間のルーティング経路に関する情報が共有される。
各ルーティングポイントが前記ルーティンググループ情報を受信した後、当該ルーティングポイントの間で、複数のメディアセッションからなるルーティングセッションが確立される。具体的には、客先サーバR3とクライアント端末5dとの間でメディアセッションが確立される。また前述のように、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間には、既にメディアセッションが確立されている。この2つのメディアセッションにより、ルーティングポイント同士(派遣先サーバR2とクライアント端末5d)を結ぶルーティングセッションが構成される。
次に、派遣先LAN92内の端末5aから、客先LAN93内のクライアント端末5fに対して、ルーティングセッションを介してパケットを送信する場合について説明する。この場合、クライアント端末5aは、クライアント端末5fのプライベートIPアドレス(172.30.2.3)を指定したパケットを作成する。続いて、クライアント端末5aは、当該クライアント端末5a自身が属しているLAN(派遣先LAN92)のルーティングポイントである派遣先サーバR2へ、パケットを転送する。
ルーティングポイントとしての派遣先サーバR2は、ルーティングの対象となるパケットを受信した場合、宛先のプライベートIPアドレス(172.30.2.3)に基づいて、当該パケットを届けるべきLANを特定する。今回の説明では、パケットの届け先のLANは客先LAN93(プライベートIPアドレスは172.30.2.0/24)となる。次に、派遣先サーバR2は、前記ルーティンググループ情報を参照することにより、客先LAN93との間で有効なルーティングセッションが確立されているか否かを判定する。例えば現在説明中の例では、ルーティンググループ情報を参照することにより、客先LAN93との間に既にルーティングセッションが確立されていることがわかるので、当該ルーティングセッションを用いてパケットの送信を行えば良いことになる。なお、ここでルーティングセッションが確立されていない場合は、ルーティングセッションを介したパケットの送信が不可能であるためエラーとなる。
パケットの送信に使用するルーティングセッションを特定した後、ルーティングポイントとしての派遣先サーバR2は、クライアント端末5aから受信したパケットを、ルーティングセッションを介して送り出す。これにより、前記パケットは、次のルーティングポイントであるクライアント端末5dに受信される。
次のルーティングポイントであるクライアント端末5dは、宛先として指定されたプライベートIPアドレス(172.30.2.3)に対して、当該パケットを転送する。これにより、クライアント端末5fにパケットが届けられる。なお、逆方向への通信(クライアント端末5fからクライアント端末5aへパケットを送信する場合)も同様に、ルーティングセッションを介してパケットのルーティングを行うことができる。
以上で説明したルーティング関係の処理、即ち、ルーティング可能なLANの検索、ルーティング経路の探索等の処理などは、アプリケーション層で行われる。このように、本実施形態では、アプリケーション層のルーティングセッションで、ルーティング対象のデータを流すように構成されている。従って、以上で説明したルーティングは、通常のIPルーティングとは異なっている。
このようにアプリケーション層でルーティングを行うことにより、WANを意識することなく遠隔地のLAN同士がプライベートIPアドレスを利用して相互に通信できるだけでなく、ルーティング経路等を中継通信システムの構成に応じて柔軟に構築できる。なお、ルーティングセッションを確立するまでもない単発的な情報の送受信を行う場合には、上記のルーティングを行わない通常の方法でパケットを送受信しても良いことは勿論である。
本実施形態において、サービスマン派遣先のサービスマンは、以上で説明したルーティングセッションを介して、客先工場のクライアント端末5の遠隔保守を行うことができる。ところで、上記のようにして確立されたルーティングセッションには、中継サーバ1同士のメディアセッションが含まれている。例えば上記の例では、クライアント端末5aとクライアント端末5fとの間でパケットの送受信を行う際のルーティングセッションには、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間に確立されたメディアセッションが含まれている。従って、サービスマンは、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間に確立されたメディアセッションを介して、遠隔保守を行うと言うことができる。なお、以下の説明においては、サービスマンが遠隔保守を行う場合であっても、ルーティングセッション全体の説明は省略し、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間に確立されたメディアセッションの部分のみを説明する場合がある。
このように、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間にメディアセッションが確立されると、客先サーバR3のクライアント端末5に対して、稼動状況の確認及びソフトウェアの更新等のリモートメンテナンス作業を行うことができる。また、クライアント端末5に不具合が生じた場合は、復旧用のアプリケーションを適用する等の復旧作業を行うこともできる。
次に、図14のシーケンス図を参照して、本実施形態の中継通信システムを用いて遠隔保守を行う際の処理の流れについて説明する。
リモートメンテナンス等の遠隔保守を行う場合、サービスマンはクライアント端末5を操作し、派遣先サーバR2を介して、コールセンターサーバR1を送信先としたアクセス許可リスト要求(GETメソッド)を送信する(シーケンス番号1)。
このように、本実施形態ではクライアント端末5から各中継サーバ1を介して要求等が送信されることがあるが、以下の説明においては、クライアント端末5を操作する処理の具体的な説明を省略することがある。
また、このアクセス許可リスト要求では、送信先のコールセンターサーバR1のアカウントが指定されている。外部サーバ2は、中継サーバアカウント情報データベース203を参照することでコールセンターサーバR1のグローバルIPアドレスを取得し、派遣先サーバR2からの上記要求をコールセンターサーバR1に中継する。
以上のように、本実施形態の各中継サーバ1間の通信は外部サーバ2を経由して行われ、以下においても同様である。従って、以下の説明では、外部サーバ2を経由する通信処理の具体的な説明を省略することがある。
上記のアクセス許可リスト要求を受信したコールセンターサーバR1は、アクセス許可情報データベース513に基づいて、派遣先サーバR2がアクセス可能な中継サーバを示したアクセス許可リストを作成する。そして、コールセンターサーバR1は、このアクセス許可リストを派遣先サーバR2へ送信する。
そして、サービスマンは、このアクセス許可リストに基づいて、自らが通信すべき客先サーバを選択する。本実施形態においては、この接続先の客先サーバとして客先サーバR3が選択されたとする。
しかし、前述のとおり、客先サーバR3はコールセンターサーバR1以外からの通信を通常は受け付けていない。この通信を開始するためには、コールセンターサーバR1から客先サーバR3へアクセス元(派遣先サーバR2)が通知される必要がある。そのため、サービスマンは、派遣先サーバR2を介して、アクセス先通知(Accessメソッド)をコールセンターサーバR1に対して送信する(シーケンス番号2)。
なお、客先サーバの選択及びアクセス先の通知は、予め設定された方法によって、派遣先サーバR2又はクライアント端末5が自動的に行う構成にしても良い。
この通知を受信したコールセンターサーバR1は、派遣先サーバR2が客先サーバR3に対する通信を希望している旨を通信管理情報データベース515に格納する。そして、コールセンターサーバR1は、客先サーバR3へ、派遣先サーバR2に対するアクセス許可要求(ACCESS_PERMITメソッド)を送信する(シーケンス番号2.2)。
このアクセス許可要求を受信した客先サーバR3は、派遣先サーバR2からの通信を受け付ける処理を行うとともに、コールセンターサーバR1に対してOKレスポンスを返す。コールセンターサーバR1は、客先サーバR3からOKレスポンスを受信した後、前記アクセス許可要求に対するOKレスポンスを派遣先サーバR2に対して返す。
派遣先サーバR2は、このOKレスポンスを受けると、客先サーバR3に対して接続要求(INVITEメソッド)を送信する(シーケンス番号3)。これに対するOKレスポンスを受信した派遣先サーバR2は、客先サーバR3に対して、INVITEに対する最終レスポンス(ACKメソッド)を送信する(シーケンス番号4)。そして、客先サーバR3が派遣先サーバR2に対してMediaSessionコマンドを送信する。このコマンドによって、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間に通信経路(ルーティングセッション)が確立される(シーケンス番号5)。
通信経路が確立されると、派遣先サーバR2は、コールセンターサーバR1に対して、ルーティングセッションの確立を通知する(NOTIFY_ESTABLISHMENTメソッド、シーケンス番号5.1)。そして、コールセンターサーバR1は、派遣先サーバR2が客先サーバR3に対して中継通信を行っている旨を通信管理情報データベース515へ格納し、ルーティングセッション確立の通知に対するOKレスポンスを派遣先サーバR2に対して返す。
そして、サービスマンは、派遣先サーバR2を介して、客先サーバR3(又は、客先サーバR3に接続されているクライアント端末5)に対して保守作業を行う。このような保守作業においては、派遣先サーバR2から客先サーバR3に対してメンテナンス等に用いられる情報が送信されるだけでなく、客先サーバR3から派遣先サーバR2に対してもサービスマンからの要求に答える形で情報が送信されている。例えば、サービスマンが、客先サーバR3等に対して稼動状況を要求し、客先サーバR3がその稼動状況レポートを送信すること等が考えられる。
サービスマンは、保守作業が終了した後に、派遣先サーバR2を介して、客先サーバR3に対し通信切断要求(BYEメソッド)を送信する。これによって、確立されていた通信経路が切断される(シーケンス番号6)。以上により通信が終了し、派遣先サーバR2は、コールセンターサーバR1に対してルーティングセッションの終了を通知する(NOTIFY_TERMINATIONメソッド、シーケンス番号6.1)。これを受信したコールセンターサーバR1は、派遣先サーバR2と客先サーバR3との間の通信経路が切断された旨を通信管理情報データベース515へ格納する。
次に、図15及び図16を参照して、本実施形態のコールセンターサーバR1が客先サーバR3の通信状況を確認する処理について説明する。図15は、客先サーバR3が通信可能な状態であるときのシーケンス図である。図16は、客先サーバR3が通信不能な状態であるときのシーケンス図である。
客先サーバR3が通信可能な状態か否かを監視するために、コールセンターサーバR1の制御部503は、客先サーバR3に対して、接続確認信号(SENDメソッド、シーケンス番号11)を送信する。このように、本実施形態のコールセンターサーバR1の制御部503は、送受信部として機能している。
そして、コールセンターサーバR1は、接続確認信号を送信した後に時間をカウントしている(reply timeout、シーケンス番号12)。そして、所定時間内に客先サーバR3から応答が得られると、通信可能であると判断され、応答が得られないと、通信不能であると判断される。この所定時間は、中継サーバ間の通信環境等に基づいて適宜の値が設定されている。
客先サーバR3では、上記の接続確認信号を受信すると、直ちに応答(OK)を返すように構成されている。従って、客先サーバR3が正常な状態である場合、応答は、上記の所定時間内にコールセンターサーバR1に到達する。これにより、コールセンターサーバR1の制御部は、客先サーバR3が正常な状態であり、接続状況に異常はないと判断する。
一方、図16には、接続確認信号に対して客先サーバR3が応答を返さない場合が示されている。このように、コールセンターサーバR1が接続確認信号を客先サーバR3に送信しても前記の所定時間内に応答が得られない場合、コールセンターサーバR1の制御部は、客先サーバR3が通信不能な状態であると判断する。
コールセンターサーバR1が応答を受信できない主要な原因としては、接続確認信号を客先サーバR3が受信できなくなっていること、過負荷や熱暴走等のために客先サーバR3が応答信号を送信不能になっていること、客先サーバR3が送信した応答をコールセンターサーバR1が受信できなくなっていることを挙げることができる。何れにせよ、コールセンターサーバR1と客先サーバR3との通信が不能になると、当然客先工場のクライアント端末5にも接続することができない。そのため、インターネットを通じて客先工場にデータを送ることもできず、更に客先サーバR3が通信不能であることも伝えることができない。
このように、コールセンターサーバR1は、客先サーバR3が通信不能になった場合、この客先サーバR3に対して直接的な措置を取ることができない。そのため、本実施形態では、コールセンターサーバR1は、自らが管理する中継サーバ1(派遣先サーバR2を含む)に対して以下の2つの措置をとることとしている。
措置の1つ目として、コールセンターサーバR1は、自らが管理する全ての派遣先サーバに対して、客先サーバR3が通信不能である旨を送信する。これにより、通信不能な客先サーバR3に派遣先サーバがアクセスしようとする無駄な処理を省くことができる。
なお、派遣先サーバに上記情報を送信することに代えて、アクセス許可情報データベース513の客先サーバR3を一時的にデータベースから削除することもできる。この場合、派遣先サーバからアクセス許可リストの要求があって、通常時は当該派遣先サーバと客先サーバR3との通信が許可されていたとしても、このアクセス許可リストに客先サーバR3は記述されない。そのため、上記と同様に無駄な処理を省くことができる。
措置の2つ目として、コールセンターサーバR1は、客先サーバR3の復旧に適したサーバを前記復旧関係情報データベース517に基づいて選択し、選択されたサーバに対し、客先サーバR3の復旧が必要になった旨を通知する。
具体的に説明すると、今回の例では復旧関係情報データベース(図9)において、客先サーバのhelp1として派遣先サーバR2が記述されている。従って、客先サーバR3を障害から復旧させる作業を行うのに最適な派遣先サーバとしては、派遣先サーバR2が選択される。
そして、コールセンターサーバR1の制御部503は、復旧作業を行うのに最適なサーバとして選択された派遣先サーバR2に対して、客先サーバR3が通信不能になった旨の通知(NOTIFY_BOXDOWNメソッド、シーケンス番号13)を行う。このように、本実施形態のコールセンターサーバR1の制御部503は、通知部としても機能している。
そして、この通知を受けた派遣先サーバR2のサービスマンは、客先サーバR3を運用している責任者等に対して、客先サーバR3が通信不能になっていること、復旧のための措置(例えばサーバの再起動)等を、有効な通信手段を用いて通知する。このときの通信手段としては、例えば電話、ファクシミリ等の一般的な手段を用いればよい。
なお、客先サーバの運用責任者等に対して復旧の措置を連絡するだけでは復旧が困難な場合も考えられ、この場合は、サービスマンが客先サーバR3の設置場所へ直接出向くこともあり得る。そのため、復旧関係情報データベース517においては、客先サーバの近距離圏に設置されている派遣先サーバがhelp1として登録されることが好ましい。
そして、上記の処理が行われることで、客先サーバR3は、再び通信可能な状態に回復する。そして、通信可能な状態に回復した客先サーバR3は、コールセンターサーバR1に対して、通信可能に回復した旨の通知(NOTIFY_BOXRECOVERメソッド、シーケンス番号14)が行われる。このように、本実施形態のコールセンターサーバR1の制御部503は、送受信部としても機能している。
以上の通信処理により、コールセンターサーバR1は客先サーバR3の通信状況を適宜のタイミングで監視でき、通信不能な状態に陥った場合には適切な復旧作業を行うことができる。
以上に説明したように、本実施形態のコールセンターサーバR1は、通信管理情報データベース515と、送受信部及び通知部として機能する制御部503と、を備える。通信管理情報データベースは、中継サーバ1同士の接続状況を記憶している。送受信部としての制御部503は、通信可能な状態か否かを監視する対象となる客先サーバR3に対して、通信が正常に行えることを確認するための信号である接続確認信号を送信し、当該接続確認信号に対する応答を受信可能である。通知部としての制御部503は、所定の時間が経過しても客先サーバR3からの応答がされない場合は、客先サーバR3が通信不能である旨を派遣先サーバR2に対して通知している。
これにより、複数の中継サーバ1の管理を行うコールセンターサーバR1が、中継サーバ1同士の接続状況に加えて、客先サーバの通信状況を把握することができるため、中継サーバ1に関する情報をより集約して記憶しておくことができる。また、客先サーバR3の通信状況が通知された派遣先サーバR2は、客先サーバR3の通信状況に応じて接続を行うべきか否かを決定することができる。
また、本実施形態のコールセンターサーバR1は、客先サーバR3と、当該客先サーバR3が通信不能になったときの復旧作業に用いられるメンテナンス用中継サーバとしての派遣先サーバR2と、を対応付けて記憶する復旧関係情報データベース517を備えている。
これにより、客先サーバR3と、当該客先サーバR3に障害が発生した場合の復旧作業に適したメンテナンス用中継サーバ(派遣先サーバR2)とを、対応付けて事前に記憶することができる。従って、客先サーバR3が通信不能になった場合でも、メンテナンス作業に使用する中継サーバ1を素早く決定できるので、客先サーバR3を障害から復旧させる作業を早期に開始することができる。
また、本実施形態のコールセンターサーバR1においては、客先サーバR3に対する復旧作業が派遣先サーバR2を用いて行われたことにより、当該客先サーバR3が通信可能な状態に回復した場合は、送受信部としての制御部503は、客先サーバR3が通信可能になった旨の通知を、客先サーバR3及びメンテナンス用中継サーバとしての派遣先サーバR2のうち少なくとも一方から受信可能である。
これにより、コールセンターサーバR1は、客先サーバR3が回復した時点で、メンテナンス作業を行ったメンテナンス用中継サーバとしての派遣先サーバR2、又は客先サーバR3から通知を受けることができる。従って、コールセンターサーバR1が迅速に中継サーバ1の回復を認識して、運用を早期に再開することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記クライアント端末情報、中継サーバ情報、中継グループ情報、ルーティンググループ情報等は、図面を参照して説明する際にXML形式のデータとして説明したが、上記各情報を格納する形式はこれに限定されず、適宜の形式で各情報を格納することができる。
接続確認通知を送信するタイミングは任意であり、例えば所定の時間間隔で周期的に送信する構成にすることができる。更に、接続確認通知の履歴を記憶して、その履歴に基づいて送信のタイミングを決定しても良い。
客先サーバR3が通信不能から通信可能に回復した旨の通知は、本実施形態では客先サーバR3が行っているが、復旧作業に関与した派遣先サーバR2が行うこともできる。
R1 コールセンターサーバ(管理中継サーバ)
R2 派遣先サーバ(メンテナンス用中継サーバ)
R3 客先サーバ(監視対象中継サーバ)
503 制御部(送受信部、通知部)
515 通信管理情報データベース(通信管理情報記憶部)
517 復旧関係情報データベース(復旧関係情報記憶部)

Claims (4)

  1. 中継サーバ同士の接続状況を記憶する通信管理情報記憶部と、
    通信可能な状態か否かを監視する対象となる前記中継サーバである監視対象中継サーバに対して、通信が正常に行えることを確認するための信号である接続確認信号を送信し、当該接続確認信号に対する応答を受信可能な送受信部と、
    所定の時間が経過しても前記監視対象中継サーバからの応答がない場合は、前記監視対象中継サーバが通信不能であることを他の中継サーバに対して通知する通知部と、
    を備えることを特徴とする管理中継サーバ。
  2. 請求項1に記載の管理中継サーバであって、
    前記監視対象中継サーバと、当該監視対象中継サーバが通信不能になったときの復旧作業に用いられるメンテナンス用中継サーバと、を対応付けて記憶する復旧関係情報記憶部を備えることを特徴とする管理中継サーバ。
  3. 請求項2に記載の管理中継サーバであって、
    通信不能になった前記監視対象中継サーバに対して、前記メンテナンス用中継サーバを介して復旧作業が行われたことにより、当該監視対象中継サーバが通信可能な状態に回復した場合は、
    前記送受信部は、前記監視対象中継サーバが通信可能になった旨の通知を、前記監視対象中継サーバ及び前記メンテナンス用中継サーバのうち少なくとも一方から受信可能に構成されていることを特徴とする管理中継サーバ。
  4. 管理中継サーバと、
    通信可能な状態か否かが前記管理中継サーバによって監視される1又は複数の監視対象中継サーバを含む中継サーバと、
    を備え、

    前記管理中継サーバは、
    前記中継サーバ同士の接続状況を記憶する通信管理情報記憶部と、
    前記監視対象中継サーバに対して、通信が正常に行えることを確認するための信号である接続確認信号を送信し、当該接続確認信号に対する応答を受信可能な送受信部と、
    所定の時間が経過しても前記監視対象中継サーバからの応答がない場合は、前記監視対象中継サーバが通信不能であることを他の中継サーバに対して通知する通知部と、
    を備えることを特徴とする中継通信システム。
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