JP5347894B2 - 中継サーバおよび中継通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、互いに通信可能な複数の中継サーバと、複数のクライアント端末と、クライアント端末を中継サーバに接続するLANとを有する中継通信システムに関し、さらに中継通信システムに用いられる中継サーバに関する。
LANに接続されるクライアント端末が、WANを超えて遠隔のLANに接続される他のクライアント端末と通信することがある。VPN(Virtual Private Network)は、遠隔のLANが直接に接続されているかのようなネットワークを構築できる。しかし、VPNは、拡張性および柔軟性のあるネットワークを構築することが困難である。
特許文献1が開示する中継通信システムは、VPNと同様に、遠隔のLANが直接に接続されているかのようなネットワークを構築できる。そして、中継通信システムは、VPNと異なり、拡張性および柔軟性のあるネットワークを構築することが容易である。
特許文献1に記載の中継通信システムでは、各LANに接続されたクライアント端末の識別情報を共有することで、クライアント端末間での通信を可能としている。具体的には、中継サーバの識別情報とクライアント端末の識別情報との対応付け情報をネットワーク全体で共有することで、クライアント端末間の通信パケットを中継サーバが中継することを可能としている。
特開2008−129991号公報
特許文献1が開示する中継通信システムにおいて、LANおよびクライアント端末の増減状態および接続状態が変化することがある。しかし、クライアント端末および中継サーバが通信先を指定するにあたり、装置の増減状態および接続状態をリアルタイムに確認する具体的な手段は開示されていない。また、クライアント端末間の通信状態を、任意の端末から確認する具体的な手段は開示されていない。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、遠隔のLANに接続されるクライアント端末がWANを超えて通信することを可能にする中継通信システムにおいて、クライアント端末および中継サーバが通信先を指定するにあたり、装置の増減状態および接続状態をリアルタイムに確認する具体的な手段を提供することを目的とする。また、クライアント端末間の通信状態を任意の端末から確認する具体的な手段を提供することを目的とする。
本発明の一見地に係る中継サーバは、複数の中継サーバと通信可能であり、第1中継サーバとして機能する。中継サーバは、中継グループ情報格納部と、中継サーバ情報格納部と、監視通知部と、出力制御部と、を備える。中継グループ情報格納部には、第1中継サーバと、第1中継サーバと通信可能な複数の中継サーバとが、中継グループを構成することを示す中継グループ情報が、中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納されている。中継サーバ情報格納部には、中継グループ内の中継サーバの起動情報と、中継グループ内の中継サーバに接続されたクライアント端末の起動情報および登録情報と、を有する中継サーバ情報が、中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納されている。監視通知部は、中継サーバ情報に基づき、中継グループ内の中継サーバに接続された第1クライアント端末に対して、第1クライアント端末と、中継グループ内の中継サーバに接続された第2クライアント端末との間に確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することを示す監視情報を通知する。出力制御部は、第1クライアント端末から受領したセッション情報の出力を制御する。
ここでは、中継グループ内の中継サーバは、中継サーバ情報を共有する。第1中継サーバは、共有された中継サーバ情報を利用して、中継グループ内のどのクライアント端末が通信可能となっているかを確認できる。そして、第1中継サーバは、確認の結果、通信可能な第1クライアント端末に対して、第1クライアント端末と第2クライアント端末との間に確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することを示す監視情報を通知し、セッション情報の出力を制御する。このような第1中継サーバでは、共有された中継サーバ情報を用いることで、同一中継サーバ内におけるクライアント端末間に確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することができるようになる。
中継サーバは、第1クライアント端末に対するセッション情報の監視を無効化する監視機能制御部をさらに備えていてもよい。
中継サーバは、セッション情報を表示可能な表示装置をさらに備えていてもよい。
監視情報は、セッション情報の監視先としての第1クライアント端末に関する情報を含んでいてもよい。
監視情報は、セッション情報を監視する期間に関する情報を含んでいてもよい。
出力制御部は、第1クライアント端末から、一定の間隔でセッション情報を受領してもよい。
出力制御部は、第1クライアント端末から、メディアセッションの接続終了時に、セッション情報を受領してもよい。
出力制御部は、第1クライアント端末から、メディアセッションの確立時およびメディアセッションの接続終了時に、セッション情報を受領してもよい。
本発明の他の見地に係る中継通信システムは、第1中継サーバと、第1中継サーバと通信可能な複数の中継サーバと、第1中継サーバ及び一以上の中継サーバのいずれかに接続された第1クライアント端末および第2クライアント端末と、を含む。第1中継サーバおよび第1中継サーバと通信可能な一以上の中継サーバは、中継グループ情報格納部と、中継サーバ情報格納部と、を備える。中継グループ情報格納部には、第1中継サーバと、第1中継サーバと通信可能な一以上の中継サーバとが、中継グループを構成することを示す中継グループ情報が、中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納されている。中継サーバ情報格納部には、中継グループ内の中継サーバの起動情報と、中継グループ内の中継サーバに接続されたクライアント端末の起動情報および登録情報と、を有する中継サーバ情報が、中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納されている。第1中継サーバは、監視通知部と、出力制御部と、をさらに備える。監視通知部は、中継サーバ情報に基づき、第1クライアント端末に対して、第1クライアント端末と第2クライアント端末との間に確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することを示す監視情報を通知する。出力制御部は、第1クライアント端末からのセッション情報の出力を制御する。
第1中継サーバが、第1クライアント端末に対するセッション情報の監視を無効化する監視機能制御部をさらに備えていてもよい。
第1中継サーバが、セッション情報を表示可能な表示装置をさらに備えていてもよい。
監視情報は、セッション情報の監視先としての第1クライアント端末に関する情報を含んでいてもよい。
監視情報は、セッション情報を監視する期間に関する情報を含んでいてもよい。
出力制御部は、第1クライアント端末から、一定の間隔でセッション情報を受領してもよい。
出力制御部は、第1クライアント端末から、メディアセッションの接続終了時に、セッション情報を受領してもよい。
出力制御部は、第1クライアント端末から、メディアセッションの確立時およびメディアセッションの接続終了時に、セッション情報を受領してもよい。
本発明に係る中継サーバおよび中継通信システムでは、遠隔のLANに接続されるクライアント端末がWANを超えて通信することを可能にする中継通信システムにおいて、クライアント端末および中継サーバが通信先を指定するにあたり、装置の増減状態および接続状態をリアルタイムに確認することができる。また、中継サーバが、同一の中継グループ内にあるクライアント端末間におけるメディアセッションのセッション情報を監視することができるようになる。
中継通信システムの全体構成を示す模式図である。 第1中継サーバの構成要素を示すブロック図である。 第1クライアント端末の構成要素を示すブロック図である。 中継グループ情報の概略構成を示す図である。 中継グループ情報の詳細構成を示す図である。 中継サーバ情報の概略構成を示す図である。 中継サーバ情報の詳細構成を示す図である。 第1中継サーバに格納されたクライアント端末情報である。 第2中継サーバに格納されたクライアント端末情報である。 第3中継サーバに格納されたクライアント端末情報である。 中継グループの構築に関わる処理の流れを示す図である。 交換前の中継サーバ情報の詳細構成を示す図である。 交換前の中継サーバ情報の詳細構成を示す図である。 交換前の中継サーバ情報の詳細構成を示す図である。 中継グループ情報および中継サーバ情報の共有に関わる処理の流れを示す図である。 セッション情報の詳細構成を示す図である。 第1実施例におけるセッション情報監視に関わる処理の流れを示す図である。 データ転送前のセッション情報の詳細構成を示す図である。 第2実施例におけるセッション情報監視に関わる処理の流れを示す図である。
1. 中継通信システムの全体構成
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、中継通信システムの全体構成を示す。中継通信システムは、第1LAN1と、第2LAN2と、第3LAN3と、WAN4とから構成される。第1LAN1、第2LAN2、第3LAN3は、遠隔に構築される小規模なネットワークである。WAN4は、インターネットなどの大規模なネットワークである。
この実施形態では、後に詳細に説明するが、第1LAN1の第1中継サーバAと、第2LAN2の第2中継サーバBと、第3LAN3の第3中継サーバCとが、第1中継グループを構成している。
第1LAN1は、第4LAN6と、第5LAN7とを有しており、両者は、第1汎用ルータ8により接続されている。第4LAN6では、第1中継サーバAと、第1クライアント端末A1と、第1通信機器9とが互いに接続されている。第5LAN7では、第2クライアント端末A2と、第2通信機器10と、第3通信機器11とが互いに接続されている。
第2LAN2では、第2中継サーバBと、第3クライアント端末B1と、第4クライアント端末B2と、第4通信機器14とが互いに接続されている。
第3LAN3は、第6LAN16と、第7LAN17と、第8LAN18とを有している。第6LAN16と第7LAN17は第2汎用ルータ19により接続されており、第6LAN16と第8LAN18は第3汎用ルータ21により接続されている。第6LAN16には第3中継サーバCが所属している。第7LAN17では、第5クライアント端末C1と、第5通信機器22とが互いに接続されている。第8LAN18では、第6クライアント端末C2と、第6通信機器23とが互いに接続されている。
第1クライアント端末A1、第2クライアント端末A2、第3クライアント端末B1、第4クライアント端末B2、第5クライアント端末C1、および第6クライアント端末C2は、例えば、パーソナルコンピュータ等のコンピュータにOS(オペレーションシステム)、ブラウザなどが組み込まれたものである。第1通信機器9、第2通信機器10、第3通信機器11、第4通信機器14、第5通信機器22、および第6通信機器23も、例えば、パーソナルコンピュータである。
第1中継サーバA、第2中継サーバB、および第3中継サーバCは、第1クライアント端末A1、第2クライアント端末A2、第3クライアント端末B1、第4クライアント端末B2、第5クライアント端末C1、第6クライアント端末C2の相互間の通信を中継する。WAN4は、第1中継サーバA、第2中継サーバB、第3中継サーバCの相互間の通信を中継する。
なお、第1中継サーバA、第2中継サーバB、および第3中継サーバCの相互間の通信プロトコルとして、例えばSIPが利用される。しかし、これには限定されず、他のプロトコルが利用されてもよい。
2. 中継サーバの構成要素
中継サーバは、LANだけでなくWANにも接続されており、同一のLANに接続されている各クライアント端末と通信可能であるとともに、他のLANに配置された中継サーバと通信可能になっている。そのため、各中継サーバには、プライベートIPアドレスに加えて、グローバルIPアドレスが付与されている。
図2は、第1中継サーバAの構成要素を示す。なお、第2中継サーバBおよび第3中継サーバCの構成要素は、第1中継サーバAと同様であるので説明を省略する。
第1中継サーバAは、インターフェース121と、制御部122と、データベース格納部126と、を有している。
インターフェース121は、プライベートIPアドレスを利用して、第1LAN1内の端末に対して通信を実行する。インターフェース121は、グローバルIPアドレスを利用して、WAN4に対して通信を実行する。
制御部122は、例えば、制御および演算の機能を有するCPUであり、ロードされたプログラムにより各種処理を実行可能である。制御部122は、インターフェース121を介して行う様々な通信を制御する。また、制御部122は、データベース格納部126に格納される情報を、作成、更新または格納する。
本実施形態において、制御部122は、監視通知部123と、監視機能制御部124と、出力制御部125と、を含む。
監視通知部123は、他の中継サーバに接続されたクライアント端末に対して、そのクライアント端末において確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することを通知する。具体的には、監視元としての自身の識別情報と、監視先としてのクライアント端末の識別情報を含み、監視を指示する監視情報を、後述する中継サーバ情報を参照し、監視先のクライアント端末に通知する。
ここで、セッション情報とは、クライアント端末におけるメディアセッションの確立情報およびメディアセッションを介した通信状態を示す情報である。セッション情報の詳細については後述する。
監視機能制御部124は、セッション情報の監視機能を無効化する。
出力制御部125は、監視先であるクライアント端末から受領したセッション情報の出力を制御する。具体的に、出力制御部125は、受領したセッション情報を、ディスプレイに出力し表示させる制御を行う。また、出力制御部125は、受領したセッション情報を、プリンタに出力し印刷させる制御を行うことができ、さらに受領したセッション情報をデータベース格納部126に保存させることもできる。
出力制御部125は、監視先であるクライアント端末においてメディアセッションが確立している間に、監視先であるクライアント端末から、一定の間隔で、例えば5秒毎、10秒毎に、セッション情報を受領する。しかし、この例には限定されず、出力制御部125は、セッション情報に変更がある度にセッション情報を受領してもよい。また、出力制御部125は、メディアセッションの接続の終了時に、メディアセッションの確立時からのすべてのセッション情報を一度に受領してもよい。さらに、出力制御部125は、メディアセッションが確立されたときにセッション情報を受領し、さらにメディアセッションの接続の終了時に、メディアセッションの確立後のすべてのセッション情報を一度に受領してもよい。
制御部122を中心とした中継サーバの各機能については、後に詳述する。
データベース格納部126は、例えば、ハードディスクまたは不揮発RAMであり、各種データを保存可能である。本実施形態において、データベース格納部126は、中継グループ情報格納部127と、中継サーバ情報格納部128と、クライアント端末情報格納部129と、を含む。これら情報の具体例は後述する。
3. クライアント端末の構成要素
クライアント端末は、ユーザが直接操作できる端末である。クライアント端末は、例えば、ユーザによって日々の業務に利用されるパーソナルコンピュータである。クライアント端末には、同一のLAN内でユニークに管理されたプライベートIPアドレスが付与される。
図3は、第1クライアント端末の構成要素を示す。以下、第1クライアント端末A1について説明する。なお、第2クライアント端末A2、第3クライアント端末B1、第4クライアント端末C1、および第5クライアント端末C2の構成要素は、第1クライアント端末A1と同様であるので説明を省略する。
第1クライアント端末A1は、インターフェース221と、制御部222と、データベース格納部224と、を有している。
インターフェース221は、プライベートIPアドレスを利用して、第1LAN1に接続される第1中継サーバAに対して通信を実行する。
制御部222は、例えば、制御および演算の機能を有するCPUであり、ロードされたプログラムにより各種処理を実行可能である。制御部222は、インターフェース221を介して行う様々な通信を制御する。制御部222は、データベース格納部224に格納される情報およびセッション情報を、作成、更新または格納する。
本実施形態の制御部222は、セッション情報通知部223を含む。
セッション情報通知部223は、自端末に対してセッション情報の監視が通知された場合、セッション情報を監視先の中継サーバへ通知する。具体的には、受け取った監視情報により監視先の中継サーバを確認し、後述する中継サーバ情報を参照して、監視先の中継サーバにセッション情報を通知する。
制御部222を中心としたクライアント端末の機能については後に詳述する。
データベース格納部224は、例えば、ハードディスクまたは不揮発RAMであり、各種データを保存可能である。データベース格納部224は、中継グループ情報格納部225と、中継サーバ情報格納部226と、監視情報格納部227と、を含む。中継グループ情報および中継サーバ情報の具体例は後述する。監視情報格納部227には、監視情報を受け取った場合に、その監視情報が格納される。
4. 中継グループ情報の具体例
図4は、中継グループ情報20の概略構成を示す。中継グループ情報は、中継通信システムにおける各中継グループの概要を示す情報である。図4は、第1中継グループが、第1中継サーバAと、第2中継サーバBと、第3中継サーバCとから構成されていることを示す。
図5は、中継グループ情報20の詳細構成を示す。中継グループ情報20は、上位情報201、下位情報202から構成される。
上位情報201は、第1中継グループ自体についての情報である。「group id」は、中継グループの識別情報を示す。「lastmod」は、中継グループ情報の最新更新時刻を示す。「name」は、中継グループの名称を示す。
下位情報202は、第1中継サーバA、第2中継サーバB、第3中継サーバCについての情報である。「site id」は、中継サーバの識別情報を示す。「rel」は中継サーバが中継グループに参加することが許可されているか否かを示す。
中継グループ情報20は、同一の中継グループ内における中継サーバの中継グループ情報格納部127に格納される。すなわち、中継グループ情報20は、第1中継サーバAと、第2中継サーバBと、第3中継サーバCとの間で共有される。さらに、中継グループ情報20は、同一の中継グループ内におけるクライアント端末の中継グループ情報格納部225に格納される。その結果、中継グループ情報20は、同一の中継グループ内における中継サーバとクライアント端末との間で共有される。
5. 中継サーバ情報の具体例
図6は、中継サーバ情報30の概略構成を示す。中継サーバ情報は、中継通信システムを構成する中継サーバおよびクライアント端末の概要を示す情報である。
図6に示すように、第1中継サーバAには、第1クライアント端末A1および第2クライアント端末A2が接続されている。第2中継サーバBには、第3クライアント端末B1および第4クライアント端末B2が接続されている。第3中継サーバCには、第4クライアント端末C1および第5クライアント端末C2が接続されている。
図7は、中継サーバ情報30の詳細構成を示す。中継サーバ情報30は、上位情報301−1、301−2、301−3、および下位情報302−1、302−2、302−3から構成される。
上位情報301−1、301−2、301−3は、中継サーバについての情報である。「site id」は、中継サーバの識別情報を示す。「name」は、中継サーバの名称を示す。「stat」は、中継サーバが起動しているか否かについての情報を示す。
下位情報302−1、302−2、302−3は、クライアント端末についての情報である。「div」は、クライアント端末の部署名を示す。「group」は、クライアント端末が所属する中継グループの識別情報を示す。「id」は、クライアント端末の識別情報を示す。「name」は、クライアント端末の名称を示す。「site」は、クライアント端末がログオンしている場合にログオン先の中継サーバの識別情報を示す。
中継サーバ情報30は、同一の中継グループ内における中継サーバの中継サーバ情報格納部128において格納される。すなわち、中継サーバ情報30は、第1中継サーバA、第2中継サーバBおよび第3中継サーバC間で共有される。さらに、中継サーバ情報30は、同一の中継グループ内におけるクライアント端末の中継サーバ情報格納226に格納される。その結果、中継サーバ情報30は、中継サーバおよびクライアント端末間で共有される。
中継サーバが起動しているときには、上位情報301−1、301−2、301−3の「stat」が「active」になっている。中継サーバが起動していないときには、「stat」が空欄になっている。これにより、中継サーバが起動しているか否かについての情報が、中継通信システム全体として共有される。
クライアント端末が中継サーバにログオンしているときには、下位情報302−1、302−2、302−3の「site」にクライアント端末のログオン先の中継サーバの識別情報が記載されている。クライアント端末が中継サーバにログオンしていないときには、「site」は空欄になっている。これにより、クライアント端末が中継サーバにログオンしているか否かについての情報が、中継通信システム全体として共有される。
6. クライアント端末情報の具体例
図8、図9および図10は、クライアント端末情報の具体例として、クライアント端末情報40、50、60をそれぞれ示す。クライアント端末情報は、中継通信システムを構成するクライアント端末の詳細を示す情報である。
「addr」は、クライアント端末アドレス情報であり、具体的にはクライアント端末のIPアドレスを示す。「div」は、クライアント端末の部署名を示す。「expr」は、クライアント端末有効期限情報であり、具体的にはクライアント端末のレジスト有効期限を示す。「group」は、クライアント端末が所属する中継グループの識別情報を示す。「id」は、クライアント端末の識別情報を示す。「name」は、クライアント端末の名称を示す。「pass」は、クライアント端末のパスワードを示す。「port」は、クライアント端末ポート情報であり、具体的にはクライアント端末のポート番号を示す。
クライアント端末情報40は、第1中継サーバAのクライアント端末情報格納部129において格納される。クライアント端末情報50は、第2中継サーバBのクライアント端末情報格納部129において格納される。クライアント端末情報60は、第3中継サーバCのクライアント端末情報格納部129において格納される。
7. 初期設定
図11のシーケンス図を用いて、第1中継グループの初期設定について説明する。具体的には、図11は、中継グループ情報、中継サーバ情報、クライアント端末情報の作成に関連する処理の流れを示す。以下、第1中継サーバAの制御部を制御部122A、第2中継サーバBの制御部を制御部122B、第3中継サーバCの制御部を制御部122Cとして説明する。また、以下、図2および図3中の他部についても、それが属する中継サーバまたはクライアント端末に応じて、符号の末尾にそれぞれA、B、C、A1、B1、B2、C1、C2を付して説明する。
7−1. アカウントの作成
第1中継サーバAの管理者は、第1クライアント端末A1および第2クライアント端末A2のユーザに対して、アカウントを作成する(ステップS1、ステップS2:Create_Account())。第2中継サーバBの管理者は、第3クライアント端末B1および第4クライアント端末B2のユーザに対して、アカウントを作成する(ステップS3、ステップS4:Create_Account())。第3中継サーバCの管理者は、第5クライアント端末C1および第6クライアント端末C2のユーザに対して、アカウントを作成する(ステップS5、ステップS6:Create_Account())。
以上の処理において、第1中継サーバAの制御部122Aは、中継サーバ情報を作成し、中継サーバ情報格納部128Aに格納する。第2中継サーバBの制御部122Bおよび第3中継サーバCの制御部122Cは、第1中継サーバAと同様に、それぞれ中継サーバ情報を作成し、中継サーバ情報格納部128B、128Cに格納する。
また、第1中継サーバAの制御部122Aは、クライアント端末情報を作成して、クライアント端末情報格納部129Aに格納する。第2中継サーバBの制御部122Bおよび第3中継サーバCの制御部122Cは、第1中継サーバAと同様に、それぞれクライアント端末情報を作成して、クライアント端末情報格納部129B、129Cに格納する。
図12、図13および図14は、中継サーバ情報31−1、中継サーバ情報31−2、中継サーバ情報31−3を示す。中継サーバ情報31−1は、第1中継サーバAの制御部122Aが作成し保存する情報である。中継サーバ情報31−2は、第2中継サーバBの制御部122Bが作成し保存する情報である。中継サーバ情報31−3は、第3中継サーバCの制御部122Cが作成し保存する情報である。
図12において、上位情報311−1は、第1中継サーバAについての情報である。「site id」として、「serverA@relay.net」が設定されている。「name」として、「ServerA」が設定されている。「stat」として、「active」が設定されている。
下位情報312−1は、第1クライアント端末A1および第2クライアント端末A2についての情報である。
第1クライアント端末A1についての情報は、以下の通りである。「div」として、「dev」が設定されている。「group」として、「20070402133100@serverA.relay.net」が設定されている。「id」として、「clientA1@ServerA.relay.net」が設定されている。「name」として、「clientA1」が設定されている。なお、図12において「site」は、「serverA.relay.net」が設定されており、第1クライアント端末A1および第2クライアント端末A2のユーザは第1中継サーバAにログオンしていることになっているが、実際は図12のステップS1〜S6の段階では「site」は空欄になっている。
第2クライアント端末A2についての情報は、以下の通りである。「div」として、「dev」が設定されている。「group」として、「20070402133100@serverA.relay.net」が設定されている。「id」として、「clientA2@serverA.relay.net」が設定されている。「name」として、「clientA2」が設定されている。なお、「site」の表記は、第1クライアント端末A1の場合と同様である。
中継サーバ情報31−2および中継サーバ情報31−3の内容は、中継サーバ情報311の内容と同様であるので、説明を省略する。
7−2. 中継グループ情報の作成
図11において、第1中継サーバAは、第2中継サーバBに対して、中継通信システムのグループ構築を要求する(ステップS7:Set_Group())。第1中継サーバAの制御部122Aは、中継グループ情報を作成して中継グループ情報格納部127Aに格納する。また、第2中継サーバBの制御部122Bは、中継グループ情報を作成して中継グループ情報格納部127Bに格納する。次に、第1中継サーバAは、第2中継サーバBに対して中継サーバ情報の交換を要求する(ステップS8:Exchange(db))。これにより、第1中継サーバAは第2中継サーバBに対して中継サーバ情報を送信し、第2中継サーバBは第1中継サーバAに対して中継サーバ情報を送信する。第1中継サーバAの制御部122Aおよび第2中継サーバBの制御部122Bは、中継サーバ情報を合成して新たな中継サーバ情報を作成し、それをそれぞれ中継サーバ情報格納部128A、128Bに格納する。なお、図示していないが、ステップS7およびステップS8と同様の処理は、第1中継サーバAと第3中継サーバCとの間でも実行され、さらに、第2中継サーバBと第3中継サーバCとの間でも実行される。その結果、第1中継サーバA、第2中継サーバB、および第3中継サーバCの間で共通の中継サーバ情報が保有される。
7−3. ログオン動作時における中継サーバ情報の更新
第2クライアント端末A2のユーザは、第2クライアント端末A2の識別情報とパスワードを入力して、第1中継サーバAにログオンする(ステップS9:Register)。第1中継サーバAの制御部122Aは、クライアント端末情報を参照して、第2クライアント端末A2のユーザ認証を行う。制御部122Aは、クライアント端末情報を更新する。
続いて、第2クライアント端末A2は、第1中継サーバAに対して、中継グループ情報および中継サーバ情報の提供を要求する(ステップS10:Get())。第1中継サーバAは、第2クライアント端末A2に対して、中継グループ情報および中継サーバ情報を送信する。第2クライアント端末A2の制御部222A2は、中継グループ情報および中継サーバ情報を格納する。
第1中継サーバAの制御部122Aは、中継サーバ情報を参照し、第2中継サーバBに関する「stat」が「active」になっていることを確認した後に、中継サーバ情報が更新されたことを第2中継サーバBに通知すべきと判断する。そこで第1中継サーバAは、第2中継サーバBに対して、中継サーバ情報が更新されたことを通知する(ステップS11:Notify())。第2中継サーバBの制御部122Bは、中継サーバ情報を更新し、それを中継サーバ情報格納部128Bに格納する。なお、第1中継サーバAは、中継サーバ情報が更新されたことを、第3中継サーバCにも通知する(ステップS12:Notify())。
第1クライアント端末A1、第3クライアント端末B1、第4クライアント端末B2、第5クライアント端末C1、第6クライアント端末C2のユーザが各中継サーバにログオンすれば、同様にして中継サーバにおける中継サーバ情報が更新される。また、同様にして、各クライアント端末のユーザがログオフした場合にも中継サーバにおける中継サーバ情報が更新される。
8. 各情報の共有
8−1. 中継グループ情報の共有
まず、中継グループの情報が変更された場合の共有処理について説明する。
図15は、中継グループ情報および中継サーバ情報の共有に関わる処理の流れを示す図である。図15において、第1中継グループに変更が生じると、例えば、第1中継サーバAは、第2中継サーバBに対して、変更された中継グループ情報を送信する(ステップS21:Set_Group(中継グループ情報))。すると、第2中継サーバBは、第3クライアント端末B1と第4クライアント端末B2に中継グループ情報を送信する(ステップS21.1、ステップS21.2:Set_Group(中継グループ情報))。第3クライアント端末B1および第4クライアント端末B2からそれぞれOKレスポンスが返ってくると、第2中継サーバBは第1中継サーバAにOKレスポンスを返す。
さらに、第1中継サーバAは、第2クライアント端末A2に変更された中継グループ情報を送信する(ステップS22:Set_Group(中継グループ情報))。第2クライアント端末A2は、第1中継サーバAにOKレスポンスを返す。第1中継サーバAは、第1クライアント端末A1に、変更された中継グループ情報を送信する(ステップS23:Set_Group(中継グループ情報))。第1クライアント端末A1は第1中継サーバAにOKレスポンスを返す。
第1中継サーバAは、第3中継サーバCに対して、変更された中継グループ情報を送信する(ステップS21.3:Set_Group(中継グループ情報))。すると、第3中継サーバCは、第4クライアント端末C1と第5クライアント端末C2に、中継グループ情報を送信する(ステップS21.3.1、ステップS21.3.2:Set_Group(中継グループ情報))。第4クライアント端末C1および第5クライアント端末C2からそれぞれOKレスポンスが返ってくると、第3中継サーバCは第1中継サーバAにOKレスポンスを返す。
以上の処理により、第1中継グループ内の全ての中継サーバおよびクライアント端末が中継グループ情報を共有する。
8−2. 中継サーバ情報の共有
次に、中継サーバ情報の共有について説明する。ここでは、共有のための処理は、イベント通知のフレームワークを用いる。イベント通知において、購読者はリソースの状態通知を要求するエージェントであり、通知者はリソースの状態を通知するエージェントである。購読期間中にリソースの状態に変化があったときには、通知者から購読者に変化が通知される。
第1中継サーバAは、第2中継サーバBに対して、中継サーバ情報の購読を申し込む(ステップS24:Subscribe())。第2中継サーバBの制御部122Bは、中継サーバ情報が示す状態に変更があった場合には、自ら保持している中継サーバ情報を更新する。そして、第2中継サーバBは、更新した中継サーバ情報を第1中継サーバAに送信する。第1中継サーバAの制御部122Aは、第2中継サーバBから送信されてきた中継サーバ情報を利用して、中継サーバ情報を更新する。第1中継サーバAは、中継サーバ情報が更新されたことを第1クライアント端末A1に通知し(ステップS25:Notify(中継サーバ情報))、さらに第2クライアント端末A2に通知する(ステップS26:Notify(中継サーバ情報))。
次に、第1中継サーバAは、第3中継サーバCに対して、中継サーバ情報の購読を申し込む(ステップS27:Subscribe())。第3中継サーバCの制御部122Cは、中継サーバ情報が示す状態に変更があった場合に、自ら保持している中継サーバ情報を更新する。そして、第3中継サーバCは、更新した中継サーバ情報を第1中継サーバAに送信する。第1中継サーバAの制御部122Aは、第3中継サーバCから送信されてきた中継サーバ情報を利用して、中継サーバ情報を更新する。第1中継サーバAは、中継サーバ情報が更新されたことを第1クライアント端末A1に通知し(ステップS28:Notify(中継サーバ情報))、さらに第2クライアント端末A2に通知する(ステップS29:Notify(中継サーバ情報))。
第2中継サーバBは、第1中継サーバAに対して、中継サーバ情報の購読を申し込む(ステップS30:Subscribe())。第1中継サーバAの制御部122Aは、中継サーバ情報が示す状態に変更があった場合に、自ら保持している中継サーバ情報を更新する。そして、第1中継サーバAは、更新した中継サーバ情報を第2中継サーバBに送信する。第2中継サーバBの制御部122Bは、第1中継サーバAから送信されてきた中継サーバ情報を利用して、中継サーバ情報を更新する。第2中継サーバBは、中継サーバ情報が更新されたことを第3クライアント端末B1に通知し(ステップS31:Notify(中継サーバ情報))、さらに第4クライアント端末B2に通知する(ステップS32:Notify(中継サーバ情報))。
第2中継サーバBは、第3中継サーバCに対して、中継サーバ情報の購読を申し込む(ステップS33:Subscribe())。第3中継サーバCの制御部122Cは、中継サーバ情報が示す状態に変更があった場合に、自ら保持している中継サーバ情報を更新する。そして、第3中継サーバCは、更新した中継サーバ情報を第2中継サーバBに送信する。第2中継サーバBの制御部122Bは、第3中継サーバCから送信されてきた中継サーバ情報を利用して、中継サーバ情報を更新する。第2中継サーバBは、中継サーバ情報が更新されたことを第3クライアント端末B1に通知し(ステップS34:Notify(中継サーバ情報))、さらに第4クライアント端末B2に通知する(ステップS35:Notify(中継サーバ情報))。
第3中継サーバCは、第2中継サーバBに対して、中継サーバ情報の購読を申し込む(ステップS36:Subscribe())。第2中継サーバBの制御部122Bは、中継サーバ情報が示す状態に変更があった場合に、自ら保持している中継サーバ情報を更新する。そして、第2中継サーバBは、更新した中継サーバ情報を第3中継サーバCに送信する。第3中継サーバCの制御部122Cは、第2中継サーバBから送信されてきた中継サーバ情報を利用して、中継サーバ情報を更新する。第3中継サーバCは、中継サーバ情報が更新されたことを第5クライアント端末C1に通知し(ステップS37:Notify(中継サーバ情報))、さらに第6クライアント端末C2に通知する(ステップS37:Notify(中継サーバ情報))。
第3中継サーバCは、第1中継サーバAに対して、中継サーバ情報の購読を申し込む(ステップS39:Subscribe())。第1中継サーバAの制御部122Aは、中継サーバ情報が示す状態に変更があった場合に、自ら保持している中継サーバ情報を更新する。そして、第1中継サーバAは、更新した中継サーバ情報を第3中継サーバCに送信する。第3中継サーバCの制御部122Cは、第1中継サーバAから送信されてきた中継サーバ情報を利用して、中継サーバ情報を更新する。第3中継サーバCは、中継サーバ情報が更新されたことを第5クライアント端末C1に通知し(ステップS40:Notify(中継サーバ情報))、さらに第6クライアント端末C2に通知する(ステップS41:Notify(中継サーバ情報))。
以上の処理により、第1中継サーバA、第2中継サーバB、第3中継サーバCは、中継サーバ情報が更新された場合にも、直ちに更新された中継サーバ情報を共有する。したがって、第1中継サーバA、第2中継サーバBおよび第3中継サーバCは、他の中継サーバの起動状態、中継サーバに接続されているクライアント端末の種類およびログオン状態を常に知ることができる。
8−3. 情報共有のまとめ
中継通信システムにおいて、LANおよびクライアント端末の増減状態および接続状態が変化した場合、一の中継サーバは、状態変化を認識したときには、その内容に応じて、中継グループ情報、中継サーバ情報、クライアント端末情報を直ちに更新する。
そして、一の中継サーバは、中継グループ情報および中継サーバ情報に記載されている他の中継サーバに、中継グループ情報および中継サーバ情報が更新されたことを直ちに通知する。さらに、一の中継サーバは、クライアント端末情報に記載されているクライアント端末に、中継グループ情報および中継サーバ情報が更新されたことを直ちに通知する。
しかし、一の中継サーバは、他の中継サーバが中継グループ情報および中継サーバ情報に記載されているとしても、他の中継サーバが未接続状態にあると判断したときには、他の中継サーバに直ちに通知することはない。さらに、一の中継サーバは、クライアント端末がクライアント端末情報に記載されているとしても、クライアント端末が未接続状態にあると判断したときには、クライアント端末に直ちに通知することはない。
これにより、LANおよびクライアント端末の増減状態および接続状態についての情報は、中継通信システム全体としてリアルタイムに共有される。
9. セッション情報監視の処理の流れ
次に、同一中継グループに属する中継サーバおよびクライアント端末内で、中継グループ情報、中継サーバ情報およびクライアント端末情報が共有されている場合に、中継サーバが、自身とは異なるLANに接続されたクライアント端末のセッション情報を監視する処理の流れを説明する。
以下では、第1中継サーバA、第2中継サーバB、第3中継サーバC、第1クライアント端末A1、第3クライアント端末B1、第4クライアント端末B2、および第5クライアント端末C1が、第1中継グループを構成しているとする。
前述のとおり、セッション情報とは、クライアント端末におけるメディアセッションの確立情報およびメディアセッションを介した通信状態を示す。
図16は、セッション情報の詳細構成を示す図である。セッション情報70は、セッション確立情報701およびパケット情報702を含む。
セッション確立情報701において、「ssn ID」は、メディアセッションの識別情報を示す。「src」とは、メディアセッションを介してデータ転送を行う転送元であるクライアント端末情報の識別情報を示す。「dst」は、メディアセッションを介したデータ転送の転送先であるクライアント端末情報の識別情報を示す。「starttime」は、メディアセッションが確立された時刻を示す。「lastmod」は、メディアセッションの最終更新時刻を示す。「endtime」は、メディアセッションの終了時刻を示す。
パケット情報702は、送信パケット情報702−1と受信パケット情報702−2とを含む。
送信パケット情報702−1は、メディアセッションを介してクライアント端末が転送したデータに関し、「tx packet」は、送信したパケット数を示す。「bytes」は、送信したパケットのバイト数を示す。「lastmod」は、送信パケット情報の最終更新時刻を示す。
受信パケット情報702−1は、メディアセッションを介してクライアント端末が受信したデータに関し、「rx packet」は、受信したパケット数を示す。「bytes」は、受信したパケットのバイト数を示す。「lastmod」は、受信パケット情報の最終更新時刻を示す。
セッション情報70は、他のクライアント端末とのメディアセッションが確立された際に、クライアント端末の制御部222によって作成される。そして、セッション情報に変化が起きた場合には、例えばメディアセッションを介してクライアント端末間でデータの転送がされた場合には、クライアント端末の制御部222によって、随時更新される。
9−1. 第1実施例
以下、第1中継サーバAが、第3クライアント端末B1のセッション情報を監視する例を説明する。
図17は、第1実施例におけるセッション情報監視に関わる処理の流れを示す図である。
第1中継サーバAの制御部122Aは、中継グループ情報を参照し、第2中継サーバBに対して、第3クライアント端末B1のセッション情報を監視すること示す監視情報を通知する(ステップS51:Notify_Monitor())。第2中継サーバBの制御部122Bは、中継グループ情報を参照し、第3クライアント端末B1に対して監視情報を通知する(ステップS51.1:Notify_Monitor())。
前述のとおり、監視情報は、監視先のクライアント端末のセッション情報を監視する指示を示し、具体的には、監視元としての中継サーバの識別情報および監視先としてのクライアント端末の識別情報を含む。監視情報は、例えば、第1中継サーバAの管理者の操作により第1中継サーバAにて作成される。第1中継サーバAの管理者は、中継サーバ情報を参照し、第1中継グループ内のどのクライアント端末がログオン状態であるかを確認することができる。確認の結果、第1中継サーバAの管理者は、第3クライアント端末B1のセッション情報の監視を希望するときには、第3クライアント端末B1を監視先として選択する。そして、その選択に基づき、第1中継サーバAにより監視情報が作成される。本実施形態では、監視情報には、第3クライアント端末B1が監視先であり、第1中継サーバAが監視元であるとの情報が含まれる。なお、ここでは、第3クライアント端末B1を監視先とした。しかし、第1中継サーバAは、中継サーバ情報を参照することで、同一中継グループ内であって他の中継サーバに接続されたクライアント端末のなかから、その他のログイン状態のクライアント端末を選択し、監視することも当然に可能である。
監視情報が通知された第3クライアント端末B1の制御部222B1は、監視情報を監視情報格納部227B1に格納する。続いて、制御部222B1は、第2中継サーバBに対してOKレスポンスを返す。OKレスポンスを受けた第2中継サーバBは、第1中継サーバAに対してOKレスポンスを返す。
この状態において、第3クライアント端末B1に、第1クライアント端末A1との間で通信を行う必要性が生じたとする。例えば、第3クライアント端末B1のユーザが、第1クライアント端末A1対してデータを転送するように指示を行ったとする。
すると、第3クライアント端末B1は、以下のように第1クライアント端末A1との間にメディアセッションを確立させる。
まず、第3クライアント端末B1の制御部222B1は、中継サーバ情報を参照し、第2中継サーバBに対して、メディアセッションを確立するための開始要求を行う(ステップS52:Invite(clientA1,clientB1))。このInviteコマンドには、送信元としての第3クライアント端末B1と送信先としての第1クライアント端末A1の指定が含まれている。
開始要求を受けた第2中継サーバBの制御部122Bは、中継サーバ情報を参照し、第1中継サーバAに対して、メディアセッションを確立するための開始要求を行う(ステップS52.1:Invite(clientA1,clientB1))。続いて、第1中継サーバAの制御部122Aは、中継サーバ情報を参照し、第1クライアント端末A1に対してメディアセッションを確立するための開始要求を行う(ステップS52.1.1:Invite(clientA1,clientB1))。
ここで、第1クライアント端末A1から、第1中継サーバAおよび第2中継サーバBを介して第3クライアント端末B1にOKレスポンスが返されると、第3クライアント端末B1は、第2中継サーバBにACKを送信する(ステップS53:ACK())。第2中継サーバBは、第1中継サーバAに対してACKを送信する(ステップS53.1:ACK())。第1中継サーバAは、第1クライアント端末A1に対してACKを送信する(ステップS53.1.1:ACK())。
第1クライアント端末A1がACKを受信したとき、第1中継サーバAおよび第2中継サーバBを介して、第3クライアント端末B1と第1クライアント端末A1との間でメディアセッションが確立される。すなわち、メディアセッションを介して、第3クライアント端末B1および第1クライアント端末A1同士が双方向に通信データの転送を行うことが可能となる。
メディアセッションが確立されると、第3クライアント端末B1は、監視情報格納部227の監視情報を参照し、監視元である第1中継サーバAに対して、セッション情報を通知する。
まず、第3クライアント端末B1の制御部222B1は、中継サーバ情報を参照し、第2中継サーバBに対して、セッション情報を通知する(ステップS54:Notify_Monitor(session_info))。続いて、第2中継サーバBの制御部122Bは、中継サーバ情報を参照し、第1中継サーバAに対して、セッション情報70を通知する(ステップS54.1:Notify_Monitor(session_info))。
ここで通知されるセッション情報70は、例えば図18のように表される。図18は、データ転送前のセッション情報70の詳細構成を示す図である。図18において、「src」は、第3クライアント端末B1を示し「dst」は、第1クライアント端末A1を示す。また、これまでに第3クライアント端末B1から第1クライアント端末A1に対してデータの転送はなされていないため、「lastmod」、「endtime」およびパケット情報は空欄である。このセッション情報は、単に第3クライアント端末B1と第1クライアント端末A1との間に、メディアセッションが確立されたということを示す。
セッション情報が通知された第1中継サーバAの制御部122Aは、第2中継サーバBに対してOKレスポンスを返す。続いて、制御部122Aは、通知されたセッション情報を、第1中継サーバAに接続されたディスプレイに出力し、セッション情報を表示させる。第2中継サーバBは、第3クライアント端末C1に対してOKレスポンスを返す。
以上の処理により、セッション情報が表示されたディスプレイを参照することで、第1中継サーバAの管理者は、第3クライアント端末と第1クライアント端末との間にメディアセッションが確立されたことを確認することができる。
その後、第3クライアント端末B1が、メディアセッションを介して第1クライアント端末A1に対して通信データを転送する(ステップS55:send(data))。第1クライアント端末A1は、第3クライアント端末B1に対して、recv(data)を通知する。
このとき、第3クライアント端末B1は、セッション情報を更新し、更新したセッション情報を、以下のように第1中継サーバAに対して通知する。
すなわち、第3クライアント端末B1の制御部222B1は、中継サーバ情報を参照し、第2中継サーバBに対して更新されたセッション情報を通知する(ステップS56:Notify_Monitor(session_info))。続いて、第2中継サーバBの制御部122Bは、第1中継サーバAに対して、更新されたセッション情報を通知する(ステップS56.1:Notify_Monitor(session_info))。
ここで通知されるセッション情報は、例えば前述の図16のように示される。図18に示されるデータ通信前のセッション情報とは異なり、パケット情報702には、ステップS55におけるデータ転送に関する情報が示される。すなわち、送信パケット情報702−1では、第3クライアント端末B1から第1クライアント端末A1に対して転送されたデータのパケット数、そのパケットのバイト数、および更新時刻が示される。また、受信パケット情報702−2では、第3クライアント端末B1が第1クライアント端末A1から受領した「OK」レスポンスに関するデータのパケット数、パケットのバイト数、および更新時刻が示される。さらに、セッション確立情報701の「lastmod」の欄には、送信パケット情報702−1および受信パケット情報702−2の最終更新時刻のうち、より新しいほうの最終更新時刻が示される。
第1中継サーバAの制御部122Aは、第2中継サーバBに対してOKレスポンスを返すとともに、通知されたセッション情報を、第1中継サーバAに接続されたディスプレイに出力し、セッション情報を表示させる。第2中継サーバBは、第3クライアント端末C1に対してOKレスポンスを返す。
なお、第1中継サーバAによる出力によってディスプレイに表示されたセッション情報は、最新のセッション情報のみが表示されてもよい。一方、複数のセッション情報が、例えばステップS54で通知されたセッション情報とステップS56で通知されたセッション情報とが、同時に表示されてもよい。
また、第1中継サーバAは、受領したセッション情報を、ディスプレイに表示させるのではなく、プリンタに出力し印刷させてもよいし、データベース格納部126Aに出力して保存してもよい。
データの転送が終了した場合、第3クライアント端末B1は、第1クライアント端末A1に対して、接続終了要求を通知する(ステップS57:BYE())。接続終了要求を通知された第1クライアント端末A1がOKレスポンスを返すと、実際に接続が終了される。
第1中継サーバAの制御部122Aは、第3クライアント端末B1のセッション情報の監視を終了する場合は、第2中継サーバBを介して、第3クライアント端末B1に監視終了要求を通知する(ステップS58、S58.1:Notify_MonitorEnd())。監視終了要求を通知された第3クライアント端末B1が、OKレスポンスを返すと、実際にセッション情報の監視が終了される。
なお、上記では、説明を容易にするために、メディアセッションの確立時およびメディアセッションを介したデータの転送時、すなわちセッション情報の変更時に、第3クライアント端末B1が、セッション情報を第1中継サーバAに対して通知する例を挙げて説明した。
しかし、この例には限定されず、第3クライアント端末B1は、以下のようなタイミングで、セッション情報を第1中継サーバAに対して通知してもよい。
例えば、第3クライアント端末B1と第1クライアントA1との間でメディアセッションが確立されている間に、第3クライアント端末B1は、一定の間隔で、例えば5秒毎、10秒毎に、セッション情報を第1中継サーバAに通知してもよい。
また、第3クライアント端末B1は、一定の間隔で第1中継サーバAに通知するのではなく、メディアセッションの接続の終了時にそれらセッション情報を一度に第1中継サーバAに通知してもよい。
さらに、第3クライアント端末B1は、第3クライアント端末B1と第1クライアントA1との間でメディアセッションが確立された際に、まずセッション情報を第1中継サーバAに通知し、その後のセッション情報についてはメディアセッションの接続の終了時に、一度に第1中継サーバAに通知してもよい。
本実施例によると、従来は困難であった、自身とは異なる中継サーバに接続されたクライアント端末の通信状況の確認が可能になる。
つまり、クライアント端末間においてメディアセッションが確立されると、クライアント端末間で直接データ転送がなされる。そのため、これまでは、中継サーバが、他のLANに接続されたクライアント端末に確立されたメディアセッションのセッション状態を取得し確認することが困難であった。
しかし、本実施例によると、上記のとおり、中継サーバ情報を用いることで、第1中継サーバAは、第3クライアント端末B1におけるセッション情報を監視し、通信状況を確認することができるようになる。
9−2. 第2実施例
図19は、セッション情報監視に関わる処理の流れの第2実施例を示す。ここでは、第1中継サーバAが、第5クライアント端末C1のセッション情報を監視する例を説明する。
図19で示す第2実施例が上述の第1実施例と異なる点は、第1中継サーバAが、第2中継サーバBに接続されたクライアント端末と、第1中継サーバAとは異なる第3中継サーバCに接続されたクライアント端末との間で確立されたメディアセッションのセッション情報を監視する点にある。その他については、第1実施例と同様の処理を行う。
この実施例では、第1中継サーバAは、第3中継サーバCを介して、第5クライアント端末C1に対して、セッション情報を監視することを通知する(ステップS61、S61.1:Notify_Monitor())。
監視の通知を受けた第5クライアント端末C1に、第4クライアント端末B2との間でデータ転送の必要が生じると、これらクライアント端末の間に、メディアセッションが確立される(ステップS62、S63)。
メディアセッションが確立されると、第5クライアント端末C1は、第3中継サーバCを介して、セッション情報を第1中継サーバAに通知する(ステップS64、64.1:Notify_Monitor(session_info))。このセッション情報は、第5クライアント端末C1と第4クライアント端末B2との間に、メディアセッションが確立されたことを示す。
第5クライアント端末C1は、第4クライアント端末B2に対してデータを転送する(ステップS65:send(data))。すると、第4クライアント端末B2は、第5クライアント端末C1に対して、recv(data)を通知する。
このとき、第5クライアント端末C1は、セッション情報を更新し、第3中継サーバCを介して、第1中継サーバAに対して更新したセッション情報を通知する(ステップS66:Notify_Monitor(session_info))。このセッション情報は、ステップS65におけるデータ転送に関する情報を示す。
第1中継サーバAの制御部122Aは、第3中継サーバCに対してOKレスポンスを返すとともに、通知されたセッション情報を、第1中継サーバAに接続されたディスプレイに対して出力し、セッション情報を表示させる。
データの転送が終了した場合、第5クライアント端末C1は、第4クライアント端末B2に対して、接続終了要求を通知する(ステップS67:BYE())。接続終了要求を通知された第4クライアント端末B2がOKレスポンスを返すと、実際に接続が終了される。
第1中継サーバAの制御部122Aは、第5クライアント端末C1のセッション情報の監視を終了する場合は、第3中継サーバCを介して、第5クライアント端末C1に監視終了要求を通知する(ステップS68、S68.1:Notify_MonitorEnd())。監視終了要求を通知された第5クライアント端末C1が、OKレスポンスを返すと、実際にセッション情報の監視が終了される。
このようにして、第1中継サーバAの管理者は、第1中継サーバAとは異なる第2中継サーバおよび第3中継サーバにそれぞれ接続されたクライアント端末間における、セッション情報を監視することができる。
このような第2実施例は、遠隔保守システムに適用されることができる。例えば、図1において、第2LAN2を、ユーザが使用するユーザネットワークとする。また、第1LAN1および第3LAN3を、第2LAN2の遠隔保守を行う保守会社が使用するネットワークであると仮定する。そして、第1LAN1は、ユーザからの問い合わせ等を受け付けるコールセンタとし、第3LAN3は、保守会社のサービスマンのコンピュータと接続された保守センタと仮定する。
この場合において、ユーザが使用する第4クライアント端末B2に何らかのトラブルが発生したとき、サービスマンは、第5クライアント端末C1を使用して第4クライアント端末B2の遠隔保守を行う。このとき、コールセンタの第1中継サーバAは、サービスマンの第5クライアント端末C1に対してセッション情報を監視することを通知し、ユーザの使用する第4クライアント端末B2との間で何らかのデータ転送が行われていることを確認することができる。
10.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)セッション情報の監視先のクライアント端末および監視先のクライアント端末との間でメディアセッションが確立されるクライアント端末は、同一の中継グループ内であれば、いずれのクライアント端末でもあり得る。従って、例えば第1中継サーバAが監視元である場合に、監視先となるクライアント端末が同一LAN内に接続された第1クライアント端末A1であり、第1クライアント端末A1との間にメディアセッションが確立されるクライアント端末が、同一LAN内に接続された第2クライアント端末A2であってもよい。
(2)セッション情報の監視は、監視先のクライアント端末が、監視情報を参照して終了させてもよい。具体的には、監視情報に、監視元としての中継サーバの識別情報および監視先としてのクライアント端末の識別情報だけでなく、監視期間に関する情報を含ませておく。そして、監視先であるクライアント端末は、その監視期間情報に基づき、監視元の中継サーバに対するセッション情報の通知を終了し、中継サーバによるセッション情報の監視を終了させる。
ここで、監視期間情報は、具体的な監視終了時刻を含むものであってもよい。また、メディアセッションが確立されている期間が監視期間であることを指示するものであってもよい。すなわち、セッション情報におけるメディアセッションの終了時刻を示す「endtime」が、セッション情報の監視の終了時であることを指示するものであってもよい。
(3)複数のセッション情報監視が一度に行われてもよい。すなわち、第1中継サーバAより、第3クライアント端末B1および第5クライアント端末C1に対して、同時にメディアセッションを監視することを示す通知がなされ、上記の第1実施例および第2実施例におけるセッション情報監視の処理が同時に進行されてもよい。
(4)セッション情報が出力されるディスプレイまたはプリンタは、第1中継サーバAに接続されたものには限定されない。例えば、その中継サーバと同一LAN内に接続されたクライアント端末に接続されていてもよい。
本発明は、互いに通信可能な複数の中継サーバと、複数のクライアント端末と、クライアント端末を中継サーバに接続するLANとを有する中継通信システム、およびそれに用いられる中継サーバに広く適用できる。
1 第1LAN
2 第2LAN
3 第3LAN
4 WAN
30 中継サーバ情報
40 クライアント端末情報
50 クライアント端末情報
60 クライアント端末情報
70 セッション情報
121 インターフェース
122 制御部
126 データベース格納部
221 インターフェース
222 制御部
224 データベース格納部
A 第1中継サーバ
B 第2中継サーバ
C 第3中継サーバ
A1 第1クライアント端末
A2 第2クライアント端末
B1 第3クライアント端末
B2 第4クライアント端末
C1 第5クライアント端末
C2 第6クライアント端末

Claims (16)

  1. 一以上の中継サーバと通信可能であり、第1中継サーバとして機能する中継サーバであって、
    前記第1中継サーバと、前記第1中継サーバと通信可能な一以上の中継サーバとが、中継グループを構成することを示す中継グループ情報が、前記中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納される中継グループ情報格納部と、
    前記中継グループ内の中継サーバの起動情報と、前記中継グループ内の中継サーバに接続されたクライアント端末の起動情報および登録情報と、を有する中継サーバ情報が、前記中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納される中継サーバ情報格納部と、
    前記中継サーバ情報に基づき、前記中継グループ内の中継サーバに接続された第1クライアント端末に対して、前記第1クライアント端末と、前記中継グループ内の中継サーバに接続された第2クライアント端末との間に確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することを示す監視情報を通知する監視通知部と、
    前記第1クライアント端末から受領した前記セッション情報の出力を制御する出力制御部と、
    備え、前記監視情報は、監視元としての中継サーバの識別情報を含む、中継サーバ。
  2. 前記第1クライアント端末に対する前記セッション情報の監視を無効化する監視機能制御部をさらに備える、請求項1に記載の中継サーバ。
  3. 前記セッション情報を表示可能な表示装置をさらに備える、請求項1〜2に記載の中継サーバ。
  4. 前記監視情報は、前記セッション情報の監視先としての前記第1クライアント端末に関する情報を含む請求項1〜3のいずれかに記載の中継サーバ。
  5. 前記監視情報は、前記セッション情報を監視する期間に関する情報を含む請求項1〜4のいずれかに記載の中継サーバ。
  6. 前記出力制御部は、前記第1クライアント端末から、一定の間隔で前記セッション情報を受領する請求項1〜5のいずれかに記載の中継サーバ。
  7. 前記出力制御部は、前記第1クライアント端末から、前記メディアセッションの接続終了時に、前記セッション情報を受領する請求項1〜5のいずれかに記載の中継サーバ。
  8. 前記出力制御部は、前記第1クライアント端末から、前記メディアセッションの確立時および前記メディアセッションの接続終了時に、前記セッション情報を受領する請求項1〜5のいずれかに記載の中継サーバ。
  9. 第1中継サーバと、
    前記第1中継サーバと通信可能な一以上の中継サーバと、
    前記第1中継サーバ及び前記一以上の中継サーバのいずれかに接続された第1クライアント端末および第2クライアント端末と、
    を含み、
    前記第1中継サーバおよび前記第1中継サーバと通信可能な一以上の中継サーバは、
    前記第1中継サーバと、前記第1中継サーバと通信可能な一以上の中継サーバとが、中継グループを構成することを示す中継グループ情報が、前記中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納される中継グループ情報格納部と、
    前記中継グループ内の中継サーバの起動情報と、前記中継グループ内の中継サーバに接続されたクライアント端末の起動情報および登録情報と、を有する中継サーバ情報が、前記中継グループ内の中継サーバ間で共有されて格納される中継サーバ情報格納部と、
    を備え、
    前記第1中継サーバは、
    前記中継サーバ情報に基づき、前記第1クライアント端末に対して、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末との間に確立されたメディアセッションのセッション情報を監視することを示す監視情報を通知する監視通知部と、
    前記第1クライアント端末から受領した前記セッション情報の出力を制御する出力制御部と、
    をさらに備え、前記監視情報は、監視元としての中継サーバの識別情報を含む、中継通信システム。
  10. 前記第1中継サーバは、前記第1クライアント端末に対するセッション情報の監視を無効化する監視機能制御部をさらに備える、請求項9に記載の中継通信システム。
  11. 前記第1中継サーバは、前記セッション情報を表示可能な表示装置をさらに備える、請求項9〜10に記載の中継通信システム。
  12. 前記監視情報は、前記セッション情報の監視先としての前記第1クライアント端末に関する情報を含む請求項9〜11のいずれかに記載の中継通信システム。
  13. 前記監視情報は、前記セッション情報を監視する期間に関する情報を含む請求項9〜12のいずれかに記載の中継通信システム。
  14. 前記出力制御部は、前記第1クライアント端末から、一定の間隔で前記セッション情報を受領する請求項9〜13のいずれかに記載の中継通信システム。
  15. 前記出力制御部は、前記第1クライアント端末から、前記メディアセッションの接続終了時に、前記セッション情報を受領する請求項9〜13のいずれかに記載の中継通信システム。
  16. 前記出力制御部は、前記第1クライアント端末から、前記メディアセッションの確立時および前記メディアセッションの接続終了時に、前記セッション情報を受領する請求項9〜13のいずれかに記載の中継通信システム。
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