JP2011053758A - 宿泊予約代行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】宿泊申込者の携帯端末における簡単な操作で、当日の宿泊施設の予約を完了させることができる宿泊予約代行システムを提供することを課題とする。
【解決手段】利用者は、メールアドレス、宿泊地条件、及び宿泊料金条件等を事前に登録し、宿泊予約代行サーバ101から定期的に送信されてくる返信用メールに、所在位置を特定して返信することにより、宿泊申込を行う。宿泊予約代行サーバ101は、宿泊地及び/又は宿泊料金が適合する宿泊施設(ホテルや旅館)を選定して、予約の手続を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、宿泊予約を申し込む利用者の簡易な操作によって、宿泊施設に対する予約の手続きを行う宿泊予約代行システムに関するものである。
特許文献1(「ホテル予約システム」)には、位置認識機能を有する携帯電話からホテルの宿泊を予約するシステムにおいて、予約を受付ける受付窓口が携帯電話から送信された位置情報を認識し、受付窓口で認識された携帯電話の位置から最も近いホテルを推薦する技術が開示されている。
しかし、従来技術においては、利用者自らが複雑な予約の手続きをしなければならない。特許文献1の位置認識機能は、如何なる操作・処理によって位置を認識するか不明であり、携帯電話が能動的に位置を把握するようには構成されていない。すなわち、利用者の簡易な操作によって携帯電話の位置を認識することの解決策は実現されない。
また例えば、会議中のように周囲への配慮が必要な状況下であっても、周囲に悟られることなく予約手続きを完了させる要望があるが、ホテル等の宿泊施設の予約手続には、宿泊施設の立地だけでなく、人数を特定したり、部屋数を特定したりすることが必要である。
特開2002−175457号公報
本願発明では、簡単な操作で、宿泊施設の位置、宿泊人数および部屋数を特定した宿泊施設の予約を完了させることを課題とする。
本願発明に係る宿泊予約代行サーバは、
宿泊申込者携帯端末と接続可能であって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)宿泊申込者携帯端末から、宿泊申込者携帯端末が取得した現在位置である宿泊申込者の所在位置を含む宿泊申込メールを受信する宿泊申込メール受信部
(2)宿泊施設毎に、宿泊施設の所在地を記憶する宿泊施設テーブル
(3)受信した宿泊申込メールに含まれる宿泊申込者の所在位置と、宿泊施設デーブルに記憶している宿泊施設の所在地の地理的位置関係に基づいて、宿泊施設を選定する宿泊施設選定部
(4)選定した宿泊施設の予約を管理する予約管理システムに対して、宿泊申込者の宿泊を予約する宿泊施設予約部。
また、宿泊予約代行サーバは、更に、
宿泊申込者となる利用者毎に、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の地理的位置関係の制限を定めた宿泊地条件を記憶する利用者情報テーブルと、
受信した宿泊申込メールの宿泊申込者である利用者を特定する利用者特定部を有し、
前記宿泊施設選定部は、特定した利用者に対応する宿泊地条件を利用者情報テーブルから取得し、宿泊地条件を満たす所在地の宿泊施設を選定することを特徴とする。
また、宿泊地条件は、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の距離制限であることを特徴とする。
また、宿泊地条件は、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の行政区画の範囲制限であることを特徴とする。
また、前記宿泊施設テーブルは、宿泊施設毎に、宿泊料金を記憶し、
前記利用者情報テーブルは、宿泊申込者となる利用者毎に、宿泊料金の範囲を定めた宿泊料金条件を記憶し、
前記宿泊施設選定部は、受信した宿泊申込メールの宿泊申込者の宿泊料金条件を利用者情報テーブルから取得し、宿泊施設テーブルに記憶している宿泊施設の宿泊料金が宿泊料金条件を満たすか否かを判定し、宿泊料金条件を満たさない宿泊料金である宿泊施設を選定しないことを特徴とする。
また、利用者情報テーブルは、利用者毎に、宿泊地条件と宿泊料金条件のいずれを優先するかを定めた優先条件を記憶し、
前記宿泊施設選定部は、宿泊地条件を満たす所在地であり、且つ宿泊料金条件を満たす宿泊料金である宿泊施設が無い場合に、利用者情報テーブルから宿泊申込者に対応する優先条件を取得し、優先条件として宿泊地条件を定めている場合には、宿泊地条件を満たす所在地である宿泊施設を選定し、優先条件として宿泊料金条件を定めている場合には、宿泊料金条件を満たす宿泊料金である宿泊施設を選定することを特徴とする。
また、前記宿泊施設選定部は、前記優先条件として宿泊地条件を定めている場合には、宿泊料金条件との差が最も小さい宿泊料金の宿泊施設を選択することを特徴とする。
また、前記宿泊施設選定部は、前記優先条件として宿泊料金条件を定めている場合には、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の距離が最も小さい宿泊施設を選択することを特徴とする。
また、宿泊予約代行サーバは、更に、
宛先アドレスに、利用者のメールアドレスを設定し、送信者アドレスに、前記利用者を識別できるローカル部と宿泊予約代行サーバを識別するドメインからなるアドレスを設定した返信用メールを生成する返信用メール生成部と、
生成した返信用メールを送信する返信用メール送信部を有し、
前記宿泊申込メール受信部は、返信用メールに対する返信である宿泊申込メールを受信し、
宿泊予約代行サーバは、更に、
受信した宿泊申込メールに設定されている宛先アドレスのローカル部を読み取り、ローカル部から利用者を特定する利用者特定部を有することを特徴とする。
また、前記利用者情報テーブルは、利用者毎に利用者のメールアドレスを記憶し、
前記利用者特定部は、利用者テーブルから、特定した利用者のメールアドレスを取得し、受信した宿泊申込メールに設定されている送信者アドレスと、利用者のメールアドレスを比較し、一致する場合に、宿泊申込メールを真正と判断することを特徴とする。
また、前記返信用メール生成部は、返信用メールに所定の件名を設定し、
前記利用者特定部は、受信した宿泊申込メールに設定されている件名が、前記返信用メールの所定件名に対して返信において生成される件名と比較し、一致する場合に、宿泊申込メールを真正と判断することを特徴とする。
また、前記利用者情報テーブルは、利用者毎に返信用メールを配信する時機を定めたメール配信条件を記憶し、
前記返信用メール送信部は、メール配信条件で定められた時機に返信用メールを送信することを特徴とする。
また、返信用メール生成部は、送信者アドレスのローカル部に、宿泊人数を識別できるアドレスを設定した返信用メールを生成し、
受信した宿泊申込メールに設定されている宛先アドレスのローカル部を読み取り、ローカル部から利用者と宿泊人数を特定する利用者特定部を有することを特徴とする。
また、返信用メール生成部は、送信者アドレスのローカル部に、部屋数を識別できるアドレスを設定した返信用メールを生成し、
受信した宿泊申込メールに設定されている宛先アドレスのローカル部を読み取り、ローカル部から利用者と部屋数を特定する利用者特定部を有することを特徴とする。
本願発明に係る宿泊予約代行方法は、
宿泊施設毎に宿泊施設の所在地を記憶する宿泊施設テーブルを有し、宿泊申込者携帯端末と接続可能な宿泊予約代行サーバによる宿泊予約代行方法であって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)宿泊申込者携帯端末から、宿泊申込者携帯端末が取得した現在位置である宿泊申込者の所在位置を含む宿泊申込メールを受信する宿泊申込メール受信工程
(2)受信した宿泊申込メールに含まれる宿泊申込者の所在位置と、宿泊施設デーブルに記憶している宿泊施設の所在地の地理的位置関係に基づいて、宿泊施設を選定する宿泊施設選定工程
(3)選定した宿泊施設の予約を管理する予約管理システムに対して、宿泊申込者の宿泊を予約する宿泊施設予約工程。
本願発明に係るプログラムは、
宿泊施設毎に宿泊施設の所在地を記憶する宿泊施設テーブルを有し、宿泊申込者携帯端末と接続可能な宿泊予約代行サーバとなるコンピュータに、以下の手順を実行させることを特徴とする
(1)宿泊申込者携帯端末から、宿泊申込者携帯端末が取得した現在位置である宿泊申込者の所在位置を含む宿泊申込メールを受信する宿泊申込メール受信手順
(2)受信した宿泊申込メールに含まれる宿泊申込者の所在位置と、宿泊施設デーブルに記憶している宿泊施設の所在地の地理的位置関係に基づいて、宿泊施設を選定する宿泊施設選定手順
(3)選定した宿泊施設の予約を管理する予約管理システムに対して、宿泊申込者の宿泊を予約する宿泊施設予約手順。
宿泊申込者は、宿泊施設選定条件を予め登録しておくことにより、簡単な操作で適切な宿泊施設を予約することができる。
宿泊施設選定条件は宿泊料金の条件を含むので、位置関係のみならず費用を考慮した選択を任せることができる。
また、宿泊地条件と宿泊料金条件について優先する条件を選択することにより、次善の選択における適性を高めることができる。
更に、返信メールの送信により予約を申し込むので、簡単な操作により、利用者を特定し、宿泊予約の申込を確定できる。
図1は宿泊予約代行システムのネットワーク概要を示す図である。 図2は宿泊予約代行サーバによる利用者登録の処理フローを示す図である。 図3は利用者登録に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。 図4は利用者情報受付画面の例を示す図である。 図5は利用者情報テーブルの例を示す図である。 図6は返信用メールの例を示す図である。 図7は宿泊予約代行サーバによる返信用メール配信の処理フローを示す図である。 図8は返信用メール配信に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。 図9は配信対象抽出処理フローを示す図である。 図10は宿泊申込メールの例を示す図である。 図11は宿泊申込者携帯端末による宿泊申込メール発信処理フローを示す図である。 図12は宿泊申込メール発信に係る宿泊申込者携帯端末の構成を示す図である。 図13は宿泊予約代行サーバによる宿泊施設手配の処理フローを示す図である。 図14は宿泊施設手配に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。 図15は宿泊施設テーブルの例を示す図である。 図16は宿泊施設選定処理フローを示す図である。 図17は全条件判定処理フローを示す図である。 図18は宿泊地優先判定処理フローを示す図である。 図19は宿泊料金優先判定処理フローを示す図である。 図20は予約完了メールの例を示す図である。 図21は実施例2に係る返信用メールの例を示す図である。 図22は実施例2に係る返信用メール配信の処理フローを示す図である。 図23は実施例2に係る宿泊申込メールの例を示す図である。 図24は実施例2に係る宿泊施設手配に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。 図25は実施例2に係る予約完了メールの例を示す図である。
本願発明に係る宿泊予約代行システムでは、利用者の事前登録に基づいて、宿泊予約の申込を受け付け、宿泊予約を代行する。利用者は、定期的に送信されてくる返信用メールに対して返信することにより、宿泊施設の位置、宿泊人数および部屋数を特定した当日の宿泊予約の申込が行える。その返信の際、GPS等を利用して所在位置を特定し、その所在位置を宿泊予約代行業者に通知する。そして、宿泊予約代行業者は、所在地近隣の宿泊施設(ホテルや旅館など)を手配する。
例えば、ビジネスマンが日帰りの予定で出掛けた出張先での商用(商談、会議、或いは接待など)が長引き、宿泊せざるを得なくなった場合に、当該商用中に簡単な操作で宿泊施設の予約を確保できる点で有用である。
図1は、宿泊予約代行システムのネットワーク概要を示す図である。宿泊予約代行サーバ101は、インターネットと携帯電話網を介して宿泊申込者携帯端末102と接続できるように構成されている。宿泊予約代行サーバ101と宿泊申込者携帯端末102は、メールを送受信する機能を備えている。また、宿泊申込者携帯端末102はブラウザを備えている。
宿泊予約代行システムは、以下の手順で宿泊予約代行のサービスを提供する。
(イ)まず、事前に利用者登録の手順で、宿泊申込者携帯端末102から宿泊予約代行サーバ101へ利用者の情報を登録する。利用者情報には、本サービスを享受する際の条件も含まれる。
(ロ)そして、宿泊予約代行サーバ101の返信用メール配信の手順で、登録された利用者の宿泊申込者携帯端末102に対して定期的に返信用メールを配信する。
(ハ)利用者が宿泊予約を申し込む場合には、宿泊申込者携帯端末102による宿泊申込メール発信の手順で、配信されている返信用メールに対して、返信するメールを生成し、所在位置を付加して、発信する。この返信メールが、宿泊の予約を申込む宿泊申込メールとなる。
(ニ)宿泊予約代行サーバ101は宿泊申込メールを受信すると、宿泊施設手配と予約完了メール返信の手順で、宿泊申込メールに含まれる所在位置により、利用者の現在位置を特定し、宿泊料金の条件も加味した上で、その近隣の宿泊施設を手配し、予約した結果を予約完了メールとして宿泊申込者携帯端末102に返信する。
以下、(イ)〜(ニ)の各手順について説明する。まず、(イ)利用者登録の手順について、図2〜図5を用いて説明する。
図2は、宿泊予約代行サーバによる利用者登録の処理フローを示す図である。宿泊予約代行サーバ101は、利用者情報受付処理(S201)で、宿泊申込者携帯端末102から利用者の情報を受け付け、利用者情報登録処理(S202)で、受信した利用者情報を内部に登録する。
図3は、利用者登録に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。利用者情報受付部301は、図2の利用者情報受付処理(S201)を行う。具体的には、宿泊申込者携帯端末102よりアクセスを受けると、利用者情報の入力を促す利用者情報受付画面を宿泊申込者携帯端末102に返信し、宿泊申込者携帯端末102のブラウザに表示された利用者情報受付画面に入力された利用者情報を受信する。利用者情報には、利用者氏名、住所、携帯電話番号、メールアドレス、利用者コード、宿泊施設選定条件、及びメール配信条件が含まれる。利用者コードは、利用者を特定する情報の例である。
図4は、利用者情報受付画面の例を示す図である。この図では、特に宿泊施設選定条件とメール配信条件の入力インターフェースの部分を示している。
宿泊施設選定条件は、宿泊施設を選定する際の条件であって、宿泊料金条件と宿泊地条件と優先条件からなる。
宿泊料金条件は、宿泊料金の範囲制限であって、上限金額と下限金額からなる。上限金額と下限金額の両方を設定する場合の他、下限金額のみの設定や、上限金額のみの設定も有効である。この例では、上限金額として、「上限無し」の他、「20,000円」、[19,000円]等千円単位で具体的な金額を選択できるように構成されている。但しこの例によらずに、1円単位で任意の金額を入力できるように構成することもできる。また、この例では、下限金額として、「下限無し」の他、「3,000円」、[4,000円]等千円単位で具体的な金額を選択できるように構成されている。但しこの例によらずに、1円単位で任意の金額を入力できるように構成することもできる。
宿泊地条件は、利用者の所在位置と宿泊施設の所在地の地理的位置関係の制限を定める条件である。この例では、利用者の所在位置と宿泊施設の距離の上限を条件としている。例えば、「500m以内」、「1km以内」、「2km以内」など、所定距離以内を選択できるように構成されている。また、m単位やkm単位で任意の距離を入力できるように構成することもできる。あるいは、行政区画に基づいて地理的位置関係を限定するようにすることも可能である。この場合は、「同市・区内」、「隣接市・区内」などの設定が考えられる。
優先条件は、宿泊料金条件と宿泊地条件のAND条件で宿泊施設を探した結果、該当する宿泊施設が得られなかった場合に、次善の対応として優先する条件を特定する。例えば、優先条件として「宿泊料金」を選択している場合には、次善対応として宿泊地条件に適合しない宿泊施設も含めて、宿泊料金条件に適合するものを探し出すことを意味する。他方、優先条件として「宿泊地」を選択している場合には、次善対応として宿泊料金条件に適合しない宿泊施設も含めて、宿泊地条件に適合するものを探し出すことを意味する。
メール配信条件は、返信用メールを配信する時機を特定する条件である。この例では、期日と指定時間を設定できるように構成されている。期日は、配信する時機を日単位で特定する条件である。この例では、各曜日(月曜日、火曜日など)の他、平日、休日、毎日などの設定ができるように構成されている。指定時間は、配信する時機を時間で特定する条件である。この例では、1時間単位で選択できるように構成されているが、10分単位で選択できるように、あるいは1分単位で任意に入力するように構成することもできる。
図3の利用者情報登録部302、は、図2の利用者情報登録処理(S202)を行う。具体的には、利用者IDを割り当て、利用者情報受付部301で受信した利用者情報を利用者情報テーブル303の新たなレコードに記憶させる。
図5は、利用者情報テーブルの例を示す図である。利用者毎のレコードを設け、利用者ID、利用者氏名、住所、携帯電話番号、メールアドレス、利用者コード、宿泊施設選定条件(宿泊料金条件、宿泊地条件、優先条件)、及びメール配信条件(期日、指定時間)を対応付けて記憶するように構成されている。
以上で(イ)利用者登録の手順の説明を終える。次に、(ロ)返信用メール配信の手順について、図6〜図9を用いて説明する。
この手順では、図で例示する返信用メールを宿泊申込者携帯端末102に配信する。 図6は、返信用メールの例を示す図である。送信者は、送信元を特定するメールアドレスであり、利用者コード("satohichiro")と予約の旨("yoyaku")を組み合せたローカル部と、宿泊予約代行サーバ101のホスト名であるドメイン("hotel123.jp")から構成されている。また、宛先は、受信先を特定するメールアドレスであり、利用者のメールアドレス("satoh@abc.ne.jp")が設定される。件名には、所定の文句(図示の通り)が設定される。また、本文にも、所定の文句(図示の通り)が設定される。更に、利用者毎に設定されているホテル選定条件と利用者の氏名を記載する。尚、利用者コードは、利用者を特定する情報の例である。利用者コードに代えて、宿泊予約代行サーバ101の内部で管理する利用者IDのように、他に利用者を特定できる情報を用いてローカル部を生成することも有効である。
返信用メール配信の処理について説明する。図7は、返信用メール配信の処理フローを示す図である。配信対象抽出処理(S701、図9)で、配信の時機(タイミング)を待って、メールの配信対象となる利用者を抽出し、配信対象の利用者毎に以下の処理を繰り返す(S702)。返信用メール生成処理(S703)で、利用者毎の返信用メールを生成し、返信用メール送信処理(S704)で、インターネットを介して、生成した返信用メールを送信する。そして、すべての配信対象について処理した時点で(S705)、S701に戻る。
図8は、返信用メール配信に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。利用者情報テーブル303は、前述の通り(図5)である。配信対象抽出部801は、配信対象抽出処理(S701)を行う。図9を用いて、詳述する。
図9は、配信対象抽出処理フローを示す図である。判定時刻まで待機する(S901)。判定時刻は、メール配信条件の指定時間として設定可能な時刻である。この例では、1時間おきの各時00分(8:00、9:00等)を設定できるようにしているので、各時00分に至るまで待機を繰り返す。そして、判定時刻に至ると、利用者レコード毎に以下の処理を繰り返す(S902)。
まず、期日を判定する(S903)。当該レコードのメール配信条件の期日を取得し、処理当日(本日)の曜日をカレンダー部(図示せず)から取得し、処理当日の曜日が期日に適合するか判定する。メール配信条件の期日が曜日で設定されている場合には、曜日が一致する場合に適合すると判定する。同期日が平日と設定されている場合には、処理当日の曜日が月曜日から金曜日の場合に適合すると判定する。同期日が休日と設定されている場合には、処理当日の曜日が土曜あるいは日曜の場合と祝日の場合に、適合と判定する。同期日が毎日と設定されている場合には、すべて適合と判定する。一致しない場合は、不適合と判定する。
次に、指定時間を判定する(S904)。当該レコードのメール配信条件の指定時刻を取得し、S901で至った判定時刻と一致するか判定する。一致する場合に適合すると判定する。一致しない場合は、不適合と判定する。
期日と指定時刻の両方が適合する場合に、当該レコードの利用者IDを特定して、配信対象とする(S905)。少なくとも期日と指定時刻のいずれかが不適合の場合には、当該利用者を配信対象としない(S906)。そして、すべての利用者について処理した時点で終了する(S907)。
図8の返信用メール生成部802は、図7の返信用メール生成処理(S703)を行う。具体的には、利用者情報テーブル303から利用者IDに対応する利用者コード("satohichiro")を取得し、予約の旨("yoyaku")を組み合せてメールアドレスのローカル部とする。更に、宿泊予約代行サーバ101を識別するドメイン("hotel123.jp")を加えて、送信者のメールアドレスに設定する。また、利用者情報テーブル303から利用者IDに対応する利用者のメールアドレスを取得して、宛先に設定する。件名と本文に、それぞれ所定の文句を設定する。更に、利用者情報テーブル303から利用者IDに対応するホテル選定条件と利用者の氏名を取得し、本文に設定する。
返信用メール送信部803は、図7の返信用メール送信処理(S704)を行う。具体的には、返信用メール生成処理(S703)で生成した返信用メールを、インターネットを介して送信する。
以上で(ロ)返信用メール配信の手順の説明を終える。続いて、(ハ)宿泊申込メール発信の手順について、図10〜図12を用いて説明する。
図10は、宿泊申込メールの例を示す図である。本メールは、返信用メールに対する返信メール生成処理により生成されるメールを基礎とする。従って、送信者には、返信用メールの宛先のアドレス("satohichiroyoyaku@hotel123.jp")が自動的に設定され、宛先には、返信用メールの宛先のアドレス("satoh@abc.ne.jp")が自動的に設定される。件名には、返信用メールのタイトルがコピーされ、返信を示すコード("Re:")が付加される。また、本文には、予約申込者の所在位置を示すデータ(緯度と経度)が設定される。緯度と経度に代えて、行政区画による住所としてのデータが設定されるようにすることもできる。
図11は、宿泊申込者携帯端末による宿泊申込メール発信処理フローを示す図である。宿泊申込者携帯端末102は、現在位置取得処理(S1101)で、GPS機能などにより宿泊申込者携帯端末102の現在位置を取得し、宿泊申込メール生成処理(S1102)で、返信用メールに返信するメールの本文に現在位置を書込み、宿泊申込メールを生成し、宿泊申込メール送信処理(S1103)で、携帯電話網とインターネットを介して宿泊申込メールを送信する。
図12は、宿泊申込メール発信に係る宿泊申込者携帯端末の構成を示す図である。返信用メール記憶部1201には、配信された返信用メールが記憶されている。現在位置取得部1202は、現在位置取得処理(S1101)を行う。GPS機能を用いる方法以外に、携帯電話の基地局データにより現在位置を特定する機能を用いる方法も有効である。宿泊申込メール生成部1203は、宿泊申込メール生成処理(S1102)を行う。返信用メール記憶部1201から返信用メールを読み取り、返信用メールに対する返信メールを生成する。そして、その返信メールの本文に、現在位置情報を利用者(宿泊申込者)の所在位置を示す情報として書き込むことにより、宿泊申込メールを生成する。宿泊申込メール送信部1204は、宿泊申込メール送信処理(S1103)を行う。生成した宿泊申込メールを携帯電話のインターネット接続サービスを利用して送信する。
尚、返信用メール記憶部1201にその他の受信メールも共に記憶している場合には、宿泊申込メール生成部1203は、受信メールの情報群を返信用メール記憶部1201から取得し、受信メールの件名リストを表示して、返信用メールを選択するように利用者に促す。そして、選択された返信用メールを読み込み、返信メール生成処理をするように動作する。
以上で(ハ)宿泊申込メール発信の手順の説明を終える。最後に、(ニ)宿泊施設手配と予約完了メール返信の手順について、図13〜図20を用いて説明する。
図13は、宿泊予約代行サーバによる宿泊施設手配の処理フローを示す図である。宿泊予約代行サーバ101は、宿泊申込メール受信処理(S1301)で、宿泊申込メールを受信すると、利用者特定処理(S1302)で、宿泊申込メールに基づいて宿泊申込者である利用者を特定する。そして、宿泊施設選定処理(S1303)で、宿泊予約メールに含まれる所在位置と事前に登録されている利用者情報の宿泊施設選定条件に基づいて、宿泊施設を選定し、宿泊施設予約処理(S1304)で、選定した宿泊施設での当日の宿泊を予約する。予約が完了すると、予約完了メール生成処理(S1305)で、宿泊申込者携帯端末102へ予約の完了と予約の内容を通知するメールを生成し、予約完了メール返信処理(S1306)でインターネットを介して送信する。
図14は、宿泊施設手配に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。宿泊申込メール受信部1401は、宿泊申込メール受信処理(S1301)を行う。具体的には、宛先アドレス(前述の返信用メール(図6)で設定した送信者のアドレスと同じ)に転送されてきた宿泊申込メールを受信する。宿泊申込メール受信部1401は、宿泊予約代行サーバ101のホスト名であるドメインを含むメールをすべて受信するように動作する。受信した宿泊申込メールは、宿泊申込メール記憶部1402に記憶される。そして、利用者特定部1403は、利用者特定処理(S1302)を行う。具体的には、宛先アドレスに含まれる利用者コードを特定する。そして、当該利用者コードを含む利用者レコードを検索することにより、検索されたレコードで対応付けられている利用者IDとメールアドレスを特定する。そして、宿泊申込メールの送信者アドレスを取得し、送信者アドレスと利用者のメールアドレスを比較する。一致する場合に、正常(宿泊申込メールが真正)と判断し、以降の処理を継続する。他方、一致しない場合には、エラー(宿泊申込メールが不正)と判断し、中断する。つまり、以降の処理を行わない。
利用者特定部1403は、更に、宿泊申込メールの件名が、返信用メールに対する返信による件名に相当するかを判定するようにすることも有効である。その場合、宿泊申込メールの件名を取得し、返信用メールの件名に対する返信時の件名と一致するかを判定する。返信時の件名は、返信用メールの件名の先頭に、返信である旨のコード(例えば、"Re:")を加えて生成することができる。一致する場合に、正常(宿泊申込メールが真正)と判断し、以降の処理を継続する。他方、一致しない場合には、エラー(宿泊申込メールが不正)と判断し、中断する。つまり、以降の処理を行わない。
宿泊施設選定部1404は、宿泊施設選定処理(S1303)を行う。この処理では、宿泊施設テーブル1405から宿泊施設条件(図4、図5参照)に合う宿泊施設を選び出す。選定のロジックとしては、まず宿泊施設条件に含まれる宿泊料金条件と宿泊地条件の両方を満足し、空室がある宿泊施設を選び出し、その中から予約する宿泊施設を決定する。両条件を満足し、空室を備えた宿泊施設がない場合には、優先する条件(宿泊料金条件か宿泊地条件のいずれか一方)を満たし、空室を有する宿泊施設を見つけ出して、予約の対象とする。
選定対象となる宿泊施設のデータは、宿泊施設テーブル1405で管理している。図15は、宿泊施設テーブルの例を示す図である。宿泊施設毎にレコードを設け、宿泊施設ID、宿泊施設名、所在地、アクセス方法、連絡先、HPアドレス、及び宿泊料金を対応付けて記憶するように構成されている。
具体的な宿泊施設選定処理(図13のS1303)について詳述する。図16は、宿泊施設選定処理フローを示す図である。まず、全条件判定処理(S1601)で、宿泊料金条件と宿泊地条件の両方を満足する宿泊施設を選び出す。
図17は、全条件判定処理フローを示す図である。宿泊施設テーブル1405の宿泊施設レコード毎に以下の処理を行う(S1701)。まず、宿泊地条件判定(S1702)を行う。当該宿泊施設レコードに含まれる所在地と、宿泊申込メールに含まれる所在位置から、宿泊施設と所在位置の距離を算出する。この例では、地図データベース(図示せず)を用いて、所在地を緯度と経度に変換して、所在位置との緯度差と経度差を算出し、両度差(両座標差)を緯度方向の距離と経度方向の距離に変換し、両方向の距離の自乗和の平方根を算出することにより、宿泊施設と所在位置の距離を求める。あるいは、地図データ上で、宿泊施設の位置の座標と、所在位置の座標を特定し、地図上の座標間の間隔を算出し、地図上の座標間の間隔に地図の縮尺に応じた倍数を乗ずることにより、地理上の距離に変換することもできる。その他、地図データベースの距離算出機能を用いることにより、宿泊施設と所在位置の距離を算出してもよい。つまり、従来知られている手段によって宿泊施設の所在地と所在位置の距離を算出することができる。次に、図14の利用者特定部1403で特定した利用者のIDに対応する宿泊施設選定条件に含まれる宿泊地条件を利用者情報テーブル303から取得し、算出した距離が当該宿泊地条件を満たしているか判定する。条件を満たす場合に適合とし、満たさない場合を不適合とする。例えば、宿泊地条件が1km以内であって、算出した距離が900mの場合には、適合と判定する。他方、算出した距離が1100mの場合には、不適合と判定する。不適合と判定した場合には、当該宿泊施設に対する処理を終え、S1706に移行する。
適合と判定した場合には、続いて宿泊料金条件判定(S1703)を行う。当該宿泊施設レコードから宿泊料金を読み取り、更に利用者情報テーブル303(図5参照)から、図14の利用者特定部1403で特定した利用者のIDに対応する宿泊施設選定条件に含まれる宿泊料金条件を取得する。そして、読み取った宿泊料金が、宿泊料金条件を満たすか判定する。条件を満たす場合に適合とし、満たさない場合を不適合とする。例えば、宿泊料金条件の「上限無し〜5,000円」であって、宿泊料金が6,000円の場合には、適合と判定する。他方、宿泊料金が4,000円の場合には、不適合と判定する。不適合と判定した場合には、当該宿泊施設に対する処理を終え、S1706に移行する。
適合と判定した場合には、続いて空室判定(S1704)を行う。この処理では、当該宿泊施設の予約管理システムと、インターネットあるいは専用線などのネットワークを介して通信を行い、空室の有無を問い合わせる。その回答により空室の有無を得る。つまり、空室照会の要求を送信し、返信される空室数を受信する。空室が無い場合には、当該宿泊施設に対する処理を終え、S1706に移行する。
空室が有る場合には、当該宿泊施設を選定候補とし、当該宿泊施設レコードの宿泊施設IDを特定する。(S1705)。そして、宿泊施設テーブル1405のすべての宿泊施設について処理した時点で終了する(S1706)。これにより、図16の全条件判定処理(S1601)を終える。
全条件判定処理(図16のS1601)で選択候補を得た場合には(S1602)、宿泊施設選択処理(S1603)で1件の宿泊施設に絞り込む。例えば、料金を基準とする場合には、各選定候補について、宿泊施設テーブル1405から宿泊施設IDに対応する宿泊料金を取得し、最も小さい候補を選択する。あるいは、最も大きい宿泊料金の候補を選択する。距離を基準とする場合には、宿泊地条件判定(S1702)と同様に距離を算出し、距離が最も小さい候補を選択する。あるいは、宿泊施設の宿泊施設名、所在地、アクセス方法、宿泊料金等を宿泊施設テーブル1405から取得し、一覧として宿泊予約代行サーバ101の表示部に表示し、宿泊予約代行サーバ101の操作者の操作により任意に宿泊施設を選択させるようにすることもできる。選択候補が1件の場合には、自動的にその候補を選択する。
一方、S1601で選択候補が得られなかった場合には、次善の対応として、優先条件による判定を行なう(S1602)。利用者IDに対応する優先条件を利用者情報テーブル303から取得する。優先条件が宿泊地である場合には(S1604)、宿泊地優先判定処理(S1605)を行う。他方、優先条件が宿泊料金である場合には、宿泊料金優先判定処理(S1606)を行う。
宿泊地優先判定処理(S1605)について詳述する。図18は、宿泊地優先判定処理フローを示す図である。図17の全条件判定処理(S1602)と同様に、宿泊施設毎に以下の処理を行う(S1801)。宿泊地条件判定(S1802)と空室判定(S1803)も、全条件判定処理(S1602)と同様である。そして、宿泊地条件判定(S1802)で適合と判定され、空室判定(S1803)で空室有と判定された場合に、当該宿泊施設を選定候補とし(S1804)、宿泊料金の差額を算出する(S1805)。差額は、宿泊料金が宿泊料金条件の上限金額より大きい場合には、宿泊料金から上限金額を差し引いて差額を求める。宿泊料金が宿泊料金条件の下限金額より小さい場合には、下限金額から宿泊料金を差し引いて差額を求める。そして、すべての宿泊施設について処理した時点で(S1806)、宿泊料金差額が最も小さい選定候補を選択し、当該宿泊施設のIDを特定する(S1807)。
宿泊料金優先判定処理(S1606)について詳述する。図19は、宿泊料金優先判定処理フローを示す図である。図17の全条件判定処理(S1602)と同様に、宿泊施設毎に以下の処理を行う(S1901)。宿泊料金条件判定(S1902)と空室判定(S1903)も、全条件判定処理(S1602)と同様である。そして、宿泊料金条件判定(S1902)で適合と判定され、空室判定(S1903)で空室有と判定された場合に、当該宿泊施設を選定候補とし(S1904)、前述と同じ方法で宿泊施設までの距離を算出する(S1905)。そして、すべての宿泊施設について処理した時点で(S1906)、距離が最も小さい選定候補を選択し、当該宿泊施設のIDを特定する(S1907)。
以上で、図14の宿泊施設選定部1404による宿泊施設選定処理(図13のS1303、図16)が完了する。
図14の宿泊施設予約部1406は、宿泊施設予約処理(図13のS1304)を行う。具体的には、選択された宿泊施設のIDにより特定される予約管理システムと通信を行い、宿泊の予約の手続を処理する。その際、利用者情報テーブル303より利用者IDに対応する利用者氏名と携帯電話番号を取得し、シングルルーム、1名、本日宿泊の旨とともに、インターネットあるいは専用線などのネットワークを介して、予約管理システムに対して送信する。そして、予約管理システムから予約完了の返信を受信して終了する。予約管理システムは、宿泊施設の宿泊予約を管理するシステムである。外部の予約管理システムによらず、宿泊施設のIDにより特定される予約管理を内部の予約管理システムで行っている場合には、ネットワークを介さずに予約管理システムに対する宿泊の予約の手続を処理する。
図14の予約完了メール生成部1407は、予約完了メール生成処理(S1305)を行う。具体的には、宿泊施設テーブル1405から、選定された宿泊施設のIDに対応する宿泊施設名、所在地、アクセス方法、連絡先、HPアドレスを取得し、これらの宿泊施設の情報と予約が完了した旨をメールの件名又は本文に書き込む。宛先には、予約申込者のアドレスを設定する。予約申込者のアドレスは、予約申込メールの送信者アドレスを読み取り、あるいは、利用者IDに対応するメールアドレスを利用者情報テーブル303から取得して、それを用いる。
予約完了メール送信部1408は、予約完了メール返信処理(S1306)を行う。この処理で、インターネットを介して予約完了メールを送信する。
図20は、予約完了メールの例を示す図である。
本実施例では、宿泊人数と部屋数も特定する返信用メールを用いる形態について説明する。
図21は、実施例2に係る返信用メールの例を示す図である。宿泊人数や部屋数を識別できるローカル部を採用することが好ましい。併せて、宿泊人数や部屋数を特定できる件名を採用することが好ましい。例えば、宿泊人数が1人で部屋数が1部屋を識別できるように、宿泊人数("1")と部屋数("1")と利用者コード("satohichiro")と予約の旨("yoyaku")を組み合せたローカル部を採用し、「1−1・リプライで宿泊予約申込!」の件名を採用することで、宿泊申込者は返信用メールを一読するだけ予約操作を簡易に行うことができる。また例えば、、宿泊人数が2人で部屋数が1部屋を識別できるように、宿泊人数("1")と部屋数("2")と利用者コード("satohichiro")と予約の旨("yoyaku")を組み合せたローカル部を採用し、「2−1・リプライで宿泊予約申込!」の件名を採用することで、宿泊申込者は返信用メールを一読するだけ予約操作を簡易に行うことができる。これらの返信用メールを同時に送信したり、時間をおいて送信することで、メールを選別して返信することで予約操作を簡略化することができる。
図22は、実施例2に係る返信用メール配信の処理フローを示す図である。配信対象抽出処理(S2201)で、配信の時機(タイミング)を待って、メールの配信対象となる利用者を抽出し、配信対象の利用者毎に以下の処理を繰り返す(S2202)。人数・部屋数条件毎に(S2203)、返信用メール生成処理(S2204)で、利用者毎の返信用メールを生成し、返信用メール送信処理(S2205)で、インターネットを介して、生成した返信用メールを送信する。人数・部屋数条件は、例えば、一人一部屋、二人一部屋、二人二部屋、三人一部屋、三人二部屋、三人三部屋等の人数と部屋数を組み合せた所定の条件である。すべての人数・部屋数条件について処理を繰り返すことにより(S2206)、人数・部屋数条件の異なる複数の返信用メールを送ることになる。そして、すべての配信対象について処理した時点で(S2207)、S2201に戻る。
図23は、実施例2に係る宿泊申込メールの例を示す図である。本メールは、返信用メールに対する返信メール生成処理により生成されるメールを基礎とする。従って、送信者には、返信用メールの宛先のアドレス("1-1satohichiroyoyaku@hotel123.jp")が自動的に設定される。
図24は、実施例2に係る宿泊施設手配に係る宿泊予約代行サーバの構成を示す図である。利用者特定部1403は、更に、宛先アドレスに含まれる人数と部屋数を特定する。更に、宿泊申込メールの件名に含まれる人数と部屋数と一致するか確認することも有効である。一致する場合に、正常(宿泊申込メールが真正)と判断し、以降の処理を継続する。他方、一致しない場合には、エラー(宿泊申込メールが不正)と判断し、中断する。つまり、以降の処理を行わない。
宿泊施設予約部1406は、人数と部屋数の条件から、部屋数分の部屋タイプと利用人数の組を特定する。例えば、一人一部屋の条件では、シングルタイプ・一人、二人一部屋の条件では、ツインタイプ・二人、二人二部屋の条件では、シングルタイプ・一人とシングルタイプ・一人、三人一部屋の条件では、トリプルタイプ・三人、三人二部屋の条件では、シングルタイプ・一人とツインタイプ・二人、三人三部屋の条件では、シングルタイプ・一人とシングルタイプ・一人とシングルタイプ・一人のように、部屋タイプと利用人数の組を特定する。そして、利用者情報テーブル303より利用者IDに対応する利用者氏名と携帯電話番号を取得し、部屋数分の部屋タイプと利用人数の組、本日宿泊の旨とともに、インターネットあるいは専用線などのネットワークを介して、予約管理システムに対して送信する。
予約完了メール生成部1306は、更に本文に人数・部屋数を加える。図25は、実施例2に係る予約完了メールの例を示す図である。
宿泊予約代行サーバ101は、コンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行することができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
宿泊申込者携帯端末102も同様に、コンピュータとしての機能を備え、各要素はプログラムにより処理を実行することができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
101 宿泊予約代行サーバ
102 宿泊申込者携帯端末
301 利用者情報受付部
302 利用者情報登録部
303 利用者情報テーブル
801 配信対象抽出部
802 返信用メール生成部
803 返信用メール送信部
1201 返信用メール記憶部
1202 現在位置取得部
1203 宿泊申込メール生成部
1204 宿泊申込メール送信部
1401 宿泊申込メール受信部
1402 宿泊申込メール記憶部
1403 利用者特定部
1404 宿泊施設選定部
1405 宿泊施設テーブル
1406 宿泊施設予約部
1407 予約完了メール生成部
1408 予約完了メール送信部



Claims (16)

  1. 宿泊申込者携帯端末と接続可能であって、以下の要素を有することを特徴とする宿泊予約代行サーバ
    (1)宿泊申込者携帯端末から、宿泊申込者携帯端末が取得した現在位置である宿泊申込者の所在位置を含む宿泊申込メールを受信する宿泊申込メール受信部
    (2)宿泊施設毎に、宿泊施設の所在地を記憶する宿泊施設テーブル
    (3)受信した宿泊申込メールに含まれる宿泊申込者の所在位置と、宿泊施設デーブルに記憶している宿泊施設の所在地の地理的位置関係に基づいて、宿泊施設を選定する宿泊施設選定部
    (4)選定した宿泊施設の予約を管理する予約管理システムに対して、宿泊申込者の宿泊を予約する宿泊施設予約部。
  2. 宿泊予約代行サーバは、更に、
    宿泊申込者となる利用者毎に、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の地理的位置関係の制限を定めた宿泊地条件を記憶する利用者情報テーブルと、
    受信した宿泊申込メールの宿泊申込者である利用者を特定する利用者特定部を有し、
    前記宿泊施設選定部は、特定した利用者に対応する宿泊地条件を利用者情報テーブルから取得し、宿泊地条件を満たす所在地の宿泊施設を選定することを特徴とする請求項1記載の宿泊予約代行サーバ。
  3. 宿泊地条件は、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の距離制限であることを特徴とする請求項2記載の宿泊予約代行サーバ。
  4. 宿泊地条件は、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の行政区画の範囲制限であることを特徴とする請求項2記載の宿泊予約代行サーバ。
  5. 前記宿泊施設テーブルは、宿泊施設毎に、宿泊料金を記憶し、
    前記利用者情報テーブルは、宿泊申込者となる利用者毎に、宿泊料金の範囲を定めた宿泊料金条件を記憶し、
    前記宿泊施設選定部は、受信した宿泊申込メールの宿泊申込者の宿泊料金条件を利用者情報テーブルから取得し、宿泊施設テーブルに記憶している宿泊施設の宿泊料金が宿泊料金条件を満たすか否かを判定し、宿泊料金条件を満たさない宿泊料金である宿泊施設を選定しないことを特徴とする請求項2記載の宿泊予約代行サーバ。
  6. 利用者情報テーブルは、利用者毎に、宿泊地条件と宿泊料金条件のいずれを優先するかを定めた優先条件を記憶し、
    前記宿泊施設選定部は、宿泊地条件を満たす所在地であり、且つ宿泊料金条件を満たす宿泊料金である宿泊施設が無い場合に、利用者情報テーブルから宿泊申込者に対応する優先条件を取得し、優先条件として宿泊地条件を定めている場合には、宿泊地条件を満たす所在地である宿泊施設を選定し、優先条件として宿泊料金条件を定めている場合には、宿泊料金条件を満たす宿泊料金である宿泊施設を選定することを特徴とする請求項5記載の宿泊予約代行サーバ。
  7. 前記宿泊施設選定部は、前記優先条件として宿泊地条件を定めている場合には、宿泊料金条件との差が最も小さい宿泊料金の宿泊施設を選択することを特徴とする請求項6記載の宿泊予約代行サーバ。
  8. 前記宿泊施設選定部は、前記優先条件として宿泊料金条件を定めている場合には、宿泊申込者の所在位置と宿泊施設の所在地の距離が最も小さい宿泊施設を選択することを特徴とする請求項6記載の宿泊予約代行サーバ。
  9. 宿泊予約代行サーバは、更に、
    宛先アドレスに、利用者のメールアドレスを設定し、送信者アドレスに、前記利用者を識別できるローカル部と宿泊予約代行サーバを識別するドメインからなるアドレスを設定した返信用メールを生成する返信用メール生成部と、
    生成した返信用メールを送信する返信用メール送信部を有し、
    前記宿泊申込メール受信部は、返信用メールに対する返信である宿泊申込メールを受信し、
    宿泊予約代行サーバは、更に、
    受信した宿泊申込メールに設定されている宛先アドレスのローカル部を読み取り、ローカル部から利用者を特定する利用者特定部を有することを特徴とする請求項1記載の宿泊予約代行サーバ。
  10. 前記利用者情報テーブルは、利用者毎に利用者のメールアドレスを記憶し、
    前記利用者特定部は、利用者テーブルから、特定した利用者のメールアドレスを取得し、受信した宿泊申込メールに設定されている送信者アドレスと、利用者のメールアドレスを比較し、一致する場合に、宿泊申込メールを真正と判断することを特徴とする請求項9記載の宿泊予約代行サーバ。
  11. 前記返信用メール生成部は、返信用メールに所定の件名を設定し、
    前記利用者特定部は、受信した宿泊申込メールに設定されている件名が、前記返信用メールの所定件名に対して返信において生成される件名と比較し、一致する場合に、宿泊申込メールを真正と判断することを特徴とする請求項9記載の宿泊予約代行サーバ。
  12. 前記利用者情報テーブルは、利用者毎に返信用メールを配信する時機を定めたメール配信条件を記憶し、
    前記返信用メール送信部は、メール配信条件で定められた時機に返信用メールを送信することを特徴とする請求項9記載の宿泊予約代行サーバ。
  13. 返信用メール生成部は、送信者アドレスのローカル部に、宿泊人数を識別できるアドレスを設定した返信用メールを生成し、
    受信した宿泊申込メールに設定されている宛先アドレスのローカル部を読み取り、ローカル部から利用者と宿泊人数を特定する利用者特定部を有することを特徴とする請求項9記載の宿泊予約代行サーバ。
  14. 返信用メール生成部は、送信者アドレスのローカル部に、部屋数を識別できるアドレスを設定した返信用メールを生成し、
    受信した宿泊申込メールに設定されている宛先アドレスのローカル部を読み取り、ローカル部から利用者と部屋数を特定する利用者特定部を有することを特徴とする請求項9記載の宿泊予約代行サーバ。
  15. 宿泊施設毎に宿泊施設の所在地を記憶する宿泊施設テーブルを有し、宿泊申込者携帯端末と接続可能な宿泊予約代行サーバによる宿泊予約代行方法であって、以下の要素を有することを特徴とする宿泊予約代行方法
    (1)宿泊申込者携帯端末から、宿泊申込者携帯端末が取得した現在位置である宿泊申込者の所在位置を含む宿泊申込メールを受信する宿泊申込メール受信工程
    (2)受信した宿泊申込メールに含まれる宿泊申込者の所在位置と、宿泊施設デーブルに記憶している宿泊施設の所在地の地理的位置関係に基づいて、宿泊施設を選定する宿泊施設選定工程
    (3)選定した宿泊施設の予約を管理する予約管理システムに対して、宿泊申込者の宿泊を予約する宿泊施設予約工程。
  16. 宿泊施設毎に宿泊施設の所在地を記憶する宿泊施設テーブルを有し、宿泊申込者携帯端末と接続可能な宿泊予約代行サーバとなるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム
    (1)宿泊申込者携帯端末から、宿泊申込者携帯端末が取得した現在位置である宿泊申込者の所在位置を含む宿泊申込メールを受信する宿泊申込メール受信手順
    (2)受信した宿泊申込メールに含まれる宿泊申込者の所在位置と、宿泊施設デーブルに記憶している宿泊施設の所在地の地理的位置関係に基づいて、宿泊施設を選定する宿泊施設選定手順
    (3)選定した宿泊施設の予約を管理する予約管理システムに対して、宿泊申込者の宿泊を予約する宿泊施設予約手順。

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