JP2011053595A - レーザポインタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プレゼンテーションの参加者らが容易にレーザ光を視認することに寄与し得るレーザポインタを提供する。
【解決手段】レーザポインタAは、筒状をなす筐体1と、この筒状の筐体1の一端面である前端面1aからレーザ光を照射するためのレーザ照射部2と、当該レーザ光の照射や上述のような情報処理装置へ所要の指令を与えるための操作部3と、基板とを主に具備している。またレーザポインタAは、上述した筐体1とレーザ照射部2に加えて、筐体1の側面1c、1d、1e及び前後の端面1a、1bのうち少なくとも二方に面するように設けられ、前記レーザ光の照射と同時に拡散光を発光する発光部たる発光枠体12を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ光をスクリーン等に照射することができ、またプレゼンテーション用のパーソナルコンピュータ等に所要の指令を与えることができるレーザポインタに関する。
従来、プレゼンテーションや会議等の場で使用され、プロジェクタやOHP等によりスクリーンに投射した画面の一部をレーザ光で指示するレーザポインタが周知である。
また、単にレーザ光を照射するのみならず、パーソナルコンピュータやその他の情報処理装置と無線交信して表示画面の変更等の遠隔操作を行ない得るものも開発されている。このようなレーザポインタでは、ペン型の筐体にレーザ照射用の操作部(押下ボタン)、ページ送り指令用の操作部、及びページ戻し指令用の操作部が設けられており、各操作部を操作することで、レーザ光を照射したり、情報処理装置にページ送りまたはページ戻し指令を与えたりすることができる。
そして現在、斯かるレーザポインタの全ての機種には、レーザ光を照射するタイミングに応じて発光する照射確認用のランプが筐体の所定の箇所に設けられている(例えば、特許文献1参照)。そうすることにより、プレゼンテーションの演者である使用者や、プレゼンテーションに参加している他の参加者は、実際にレーザ光が投射された箇所を視認する以外にも当該ランプの発光を視認することで、レーザの照射を確認することができる(例えば、特許文献1参照)。
このランプによって、使用者はレーザ光が照射されていることを容易に確認することができるとともに、参加者はまず筐体におけるランプの発光を確認し、しかる後にレーザ光の投射先の視認の要否を確認することができる。換言すれば、当該ランプの存在により、参加者は演者すなわち使用者の手元の発光を確認した場合のみレーザ光の投射先を確認すればよい。
特開2006−47567号公報
しかしながら、上記特許文献レーザポインタではレーザ照射時に発光する部分を延長させて形成しているため、レーザポインタの長尺化が避けられず、その結果コンパクト化への障壁になっているのが現状である。
また当該文献のレーザポインタは、発光する部分の光はレーザを照射する中央部分から半透明のカバーを介して発せられるため、いきおい発せられる光が弱いものとなっている。そのため、レーザ照射時に発せられる光はプレゼンテーションの演者すなわち使用者のみにしか確認し得ないものとなり、プレゼンテーションの参加者は、レーザの投射先を常に広い画面上から目で探索しなければならず、プレゼンテーション自体に十分に集中し得ないといったことも考えられる。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、プレゼンテーションの参加者らが容易にレーザ光を視認することに寄与し得るレーザポインタを提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち本発明に係るレーザポインタは、使用者が把持し得る筒状の筐体の一端面からレーザ光を照射し得るレーザポインタであって、前記筐体の一端面からレーザ光を照射し得るレーザ照射部と、前記筐体の面において少なくとも二方に面するように設けられ、前記レーザ光の照射と同時に拡散光を発光する発光部とを具備することを特徴とする。
ここで、「筐体の面」とは、筒状の筐体の側面のみならず端面をも含む概念であり、側面において二方に面するように設けた態様や、側面から端面に亘って二方に面するように設けた態様も含まれるという概念を意味している。
このようなものであれば、コンパクトな構成を維持しつつ、プレゼンテーションの演者である使用者は勿論のこと、参加者に対してもレーザ光の照射の有無を明確に認識させることができる。そうすることにより、発光部が発光していない状態を参加者が知ることで、そのタイミングではレーザの投光先を目で探索する無駄な作業をしなくても良いという事を明確に判らせることができる。その結果、プレゼンテーションに参加する使用者以外の参加者が、レーザの投光先を目で探索する作業の負担を軽減させることができる。
参加者が使用者の手元にある発光部の発光をより判り易くするためには、発光部を、筐体側面における端面に隣接する端縁に設けておくことが望ましい。
そして、広い角度から発光部の発光を視認させるための具体的な構成としては、発光部を、筐体が有する筒状をなす筒状体の端部周縁の全周に取り付けられた発光枠体とする態様を、実現し易い単純な構成として挙げることができる。
そして、プレゼンテーションの参加者に演者すなわち使用者がレーザポインタを使用するおおまかなタイミングを予め伝えておくことで参加者の作業負担を軽減するとともに、発射元であるレーザポインタ自体の位置を予め知らせておくことで参加者が容易に投光されたレーザ光を視認し易い状態としておくためには、発光部を、レーザ光の照射時とは別に、レーザポインタの電源をONとした時、すなわちレーザ照射ボタンの押下によってレーザが照射され得る照射可能状態となった時から所定時間発光し得るものとしておくことが望ましい。
そして上記の場合には、特に発光部を、レーザ光の照射時に当該レーザ光と同じ色の光を発光するとともに、照射可能状態となった時に発光する色をレーザ光の色とは異なる色としておけば、参加者は使用者のレーザポインタの操作をより明確に把握しておくことができるので、無駄にレーザ光を目で追う労力がさらに軽減され、その結果参加者はプレゼンテーションの内容自体により集中することができるものとなる。
本発明によれば、コンパクトな構成を維持しつつ、プレゼンテーションの参加者に対してレーザ光の照射の有無を明確に認識させることにより、発光部が発光していない状態を参加者が知ることで、そのタイミングではレーザの投光先を目で探索する無駄な作業をしなくても良いという事を明確に判らせることができる。すなわち本発明によれば、プレゼンテーションに参加する使用者以外の参加者が、レーザの投光先を目で探索する作業の負担を軽減させることができるレーザポインタを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザポインタを示す外観図。 同レーザポインタの斜視図。 同レーザポインタの他の斜視図。 同レーザポインタの筐体の側面を一方から見た図。 同レーザポインタの筐体の側面を他の一方から見た図。 同上。 同上。 同レーザポインタの筐体を前端面から見た図。 同レーザポインタの要部を示す分解図。 同レーザポインタの動作を示すフロー図。 同実施形態の変形例に係る斜視図。 同上。 同実施形態の他の変形例に係るレーザポインタの要部を示す図。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本実施形態のレーザポインタAは、レーザ光を照射することができ、また情報処理装置6に所要の指令を与えることができるものである。
一般に、プレゼンテーションや会議等の場では、スライドやページ等を表示したり、画像及び/または音声を再生したり、録画/録音したりするための情報処理装置6を使用する。情報処理装置6は、具体的にはパーソナルコンピュータ、多機能型のテレビジョン受像器、ディスク再生装置や記録装置等であり、図1に示しているように、必要に応じてプロジェクタ、モニタ、アンプ及びスピーカ、カメラ、マイク等の機器を接続する。
また、情報処理装置6には、レーザポインタAから発信される無線信号を受信する無線レシーバ5を接続する。尤も、情報処理装置6自体にレシーバ5を内蔵している場合や、レーザポインタAと情報処理装置6とを有線接続する場合にはこの限りでない。
レーザポインタAは、図1ないし図9に示すように、筒状をなす筐体1と、この筒状の筐体1の一端面である前端面1aからレーザ光を照射するためのレーザ照射部2と、当該レーザ光の照射や上述のような情報処理装置6へ所要の指令を与えるための操作部3と、図5、図7及び図8に破線で示すように筐体1内に内蔵され種々の回路等を支持している基板4とを主に具備している。なお本実施形態では、図2及び図3において後述する発光枠体12により発光する部分を薄墨を付して示している。
レーザ照射部2は、図2、図4ないし図8に破線で示すように、筐体1の前端面1a付近に位置付けられ、操作部3の操作によって、例えば緑色のレーザ光を、レーザ照射口11aを介して外部へ発振・照射するレーザ素子と、例えば基板4側に取り付けられてレーザ素子を制御するレーザ制御装置とを有しているものであるが、当該レーザ照射部2の具体的な構成については既存のものであるのでその詳細な説明を省略するものとする。なお当該レーザ照射部2は一例として緑色のレーザ光を照射する態様としているが、勿論赤色や青色のレーザ光を照射するものであってもよい。
操作部3は、側面1cに位置付けられたレーザ照射ボタン31並びにページ送り/戻しボタン32と、側面1fに位置付けられた電源スイッチ33並びにID設定スイッチ34とを有している。レーザ照射ボタン31は、基板4に電気的に接続されることにより、押下された状態でのみレーザ照射部2からレーザ光を照射させるためのものである。そして本実施形態では押下時には発光部たる後述する発光枠体12も発光するものとしている。ページ送り/戻しボタン32は、両端において隆起した箇所を押下することによって、情報処理装置6上で起動している、複数のページ(または、スライド)を順次画面に表示するプレゼンテーションソフトウェア等において、次のページ又は前のページに切り替えるためのものである。電源スイッチ33は、突出部分をスライドさせることで電源の入切を切り替える為のものであり、電源が「入」すなわちONの状態では、レーザ照射ボタン31の押下によるレーザ光の照射や、ページ送り/戻しボタン32の操作に係る情報処理装置6の操作が可能な状態となる。また本実施形態では、電源スイッチ33がONとされた瞬間からの5秒間のみ、後述の発光枠体12を青色に発光させるものとしているが、斯かる態様については後述する。そしてID設定スイッチ34は、主に初めてレーザポインタAを使用する場合や、場合によってはレシーバ5を介さずに情報処理装置6に内蔵された通信機能を利用する場合において用いられるものであり、押下されることによりID設定を行なって互いを正しく認識させることで、上述のページ送り/戻しボタン32を正しく作動させるものである。なお当該ID設定スイッチ34とレシーバ5並びに情報処理装置6との具体的な通信手順は、主に既存の手順を適用している。
基板4は、図5、図7及び図8に破線で示すように、レーザ照射部2や操作部3と電気的に接続するとともにレシーバ5を介して情報処理装置6との通信を正確に行なったり、レーザポインタAを正確に動作させたりし得るものであるが、当該基板4の構造については既存の構成を適用しているため、本実施形態での詳細な説明を省略するものとする。
ここで、本実施形態に係るレーザポインタAは、上述した筐体1とレーザ照射部2に加えて、筐体1の側面1c、1d、1e、1f及び前後の端面1a、1bの少なくとも二方に面するように設けられ、前記レーザ光の照射と同時にレーザ光ではない拡散光を発光する発光部たる発光枠体12を具備することを特徴とするものである。
以下、当該レーザポインタAにおける、筐体1の構成について詳述する。
筐体1は、前端面1a、後端面1b及び4つの側面1c、1d、1e、1fを有する概略四角柱状をなすものであり、断面視四角形状の筒形状をなす筒状体10と、当該筒状体10の前側においてレーザ照射口11aを有するとともに前端面1aの主体をなす前端板11と、筒状体10と前端板11との間の端縁1gに嵌め設けられた本発明の発光体たる発光枠体12と、電池残量通知ランプ13と、使用しないときに情報処理装置6から取り外されたレシーバ5を収容しておくためのレシーバ収容部14と、電源としての電池を収容するための電池収容部15とを有するとともに、操作部3に係る各構成要素を表出させているものである。
筒状体10は、前方を開口させた概略筒状のものであり、表面側では電池残量通知ランプ13、レシーバ収容部14、電池収容部15、そして操作部3を表出させるための開口を適宜設けるとともに、内部では図示しないが基板4を支持しているものである。前端板11は、筐体1の前端面1aにおいて筒状体10の開口を発光枠体12を介して蓋止しているものであり、中央部分にはレーザ照射部2によって照射されるレーザ光を通過させるためにレーザ照射口11aを配している。電池残量通知ランプ13は、図6に示す通り側面1eにおける端縁1g付近において筒状体10に対して面一に設けられており、電池収容部15に組み込まれた乾電池の電池残量が所定値よりも少なくなった場合に、例えば赤色で点滅することによってその旨を使用者に知らしめるためのものである。レシーバ収容部14は、筐体1の後端面1bと側面1cとに亘って設けられ、レーザポインタAを使用しない状態において、図1に図示しているレシーバ5を紛失しないように収容しておくためのものである。電池収容部15は、筐体1の後端面1bと側面1eとに亘って設けられ、例えば単三又は単四といった所定の規格の乾電池を2本並べて収容し、これを電源として利用すべく基板4に電気的に接続するように構成されたものである。
そして発光枠体12は、図1ないし図9に示すように、筐体1の4つの側面1c、1d、1e、1fにおける四方ともに面するように設けられているものである。具体的には発光枠体12は、図9に示すように、レーザ照射部2に近接した側すなわち前端面1aに接する側の端縁1gの全周に亘って筒状体10に取り付けられるとともに、内側に前端板11を嵌め入れているものである。そして発光枠体12が取り付けられた状態では同図に示す通り四つの側面並びに前端面1aの周縁に表出することにより、全ての側方と、前端面1a側から視認可能となっている。
また当該発光枠体12は、図10のフロー図に示すように、内部に図示しないLEDが適宜組み込まれ且つ基板4に対し電気的に接続されることによって、レーザ照射部2によるレーザ光の照射と同じタイミングでは例えばレーザ光の色と略等しい波長の緑色の拡散光を発光するとともに、電源がONとなってからの5秒間は青色に発光するものである。
以下、図10に基づいて、当該電源ON時からの発光枠体12の発光する手順について詳述する。
先ず、電源スイッチ33がONとなると(ステップS1)発光枠体12は内蔵された図示しない青色LEDに通電することにより青色に発光する(ステップS2)。そして電源スイッチ33がONとされてから5秒間が経過(ステップS7)すると、発光枠体12の青色の発光は停止される(ステップS8)。
そして本実施形態では、電源スイッチ33がONとされて5秒が経過する前に、レーザ照射ボタン31が押下される(ステップS3)と、レーザ照射部2からは緑色のレーザ光が照射されるとともに、発光枠体12の発光が内蔵された図示しない緑色LEDに通電することにより緑色に切り替わることとなる(ステップS4)。そしてレーザ照射ボタン31の押下が解除される(ステップS5)と、レーザ照射部2からのレーザ光の照射の停止とともに、発光枠体12の緑色の発光も停止されることとなる(ステップS6)。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係るレーザポインタAは、筐体1の一部を利用して発光部たる発光枠体12を発光さているので、コンパクトな構成を維持しつつ、プレゼンテーションの演者である使用者は勿論のこと、参加者に対してもレーザ光の照射の有無を明確に認識させることができる。そうすることにより、発光枠体12が発光していない状態を参加者が知ることで、そのタイミングではレーザ光の投光先を目で探索するといった無駄な作業をしなくても良いという事を明確に判らせ得るものとなっている。その結果、プレゼンテーションに参加する使用者以外の多くの参加者が、レーザ光の投光先を目で探索する作業の負担を軽減させ、プレゼンテーションに対する集中を好適に促し得るものとなっている。
そして、プレゼンテーションの参加者が使用者の手元にある発光枠体12の発光をより判り易くするために本実施形態では、発光枠体12を、筐体1の側面1c、1d、1e、1fの端面に隣接する先端側の端縁1gに設けて、より視認性を高めたものとしている。
加えて、使用者の周りの広い角度から発光枠体12の発光を明確に視認させるために本実施形態では、この発光枠体12を、端縁1gの全周に亘って設けたものとしている。詳細には、発光枠体12を、筐体1が有する筒状をなす筒状体10の端部周縁に取り付けられた発光枠体12とする態様として、シンプルな構成としながらも実現している。
加えて、プレゼンテーションの参加者に演者すなわち使用者がレーザポインタAを使用するおおまかなタイミングを予め伝えておくことで参加者の作業負担を軽減するとともに、発射元であるレーザポインタA自体を位置を予め知らせておくことで参加者が容易に投光されたレーザ光を視認し易い状態としておくために本実施形態では、発光枠体12を、レーザ光の照射時とは別に、レーザ照射ボタン31の押下によってレーザが照射され得る照射可能状態となった時から、一例として5秒間もの間発光するものとしている。
特に本実施形態では発光枠体12を、レーザ光の照射時に当該レーザ光と同じ緑色に発光するとともに、照射可能状態となった時に発光する色をレーザ光の色とは異なる青色とすることで、参加者は使用者のレーザポインタAの操作をより明確に把握しておくことができるので、無駄にレーザ光を目で追う労力がさらに軽減され、その結果参加者はプレゼンテーションの内容により集中することができ、参加者に十分に内容が伝わるプレゼンテーションに寄与するものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について詳述するが、当該各変形例において、上記実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略するものとする。
本発明に係る発光枠体12たる発光枠体12は上記実施形態の態様に限定されるものではなく、例えば図11ないし図13に示す態様のものとしてもよい。具体的には、図11に示すように、上記と同様の発光枠体12のように前端面1a側の端縁1gのみに設けるのみならず、後端面1b側の端縁1hにも発光枠体12aを設けたものとしてもよい。また、図12に示すように、発光枠体12bを前端面1a側の端縁のみならず、側面間に位置付けられた側縁1iにまで延伸させた形状のものとしてもよい。このようなものであれば、発光枠体12の発光時に合わせてレーザ光が照射される方向も容易に認識し得るものとなる。
また勿論、図13に示すように、本発明は四角柱上の筐体1にのみ限定されるものではなく、円柱状の筐体1の側面1c1に亘って発光枠体を適用してもよい。
また上記変形例の他にも、例えば、発光枠体はレーザ光の照射方向に沿った矢印状等といった種々の形状をなしたものや、端縁の任意の二方から視認され得る部分的な領域に位置付けられたものであってもよい。また操作部の形状や、他にマウス機能を付するなど、レーザポインタの機能の具体的な態様は上記実施形態のものに限定されることはなく、既存のものを含め、種々の態様のものを適用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…レーザポインタ
1…筐体
1a…一端面(前端面)
1c、1d、1e、1f、1c1…側面
1g、1h…端縁
10…筒状体
12、12a、12b…発光部(発光枠体)
2…レーザ照射部
31…レーザ照射ボタン

Claims (5)

  1. 使用者が把持し得る筒状の筐体の一端面からレーザ光を照射し得るレーザポインタであって、
    前記筐体の一端面からレーザ光を照射し得るレーザ照射部と、
    前記筐体の面において少なくとも二方に面するように設けられ、前記レーザ光の照射と同時に拡散光を発光する発光部とを具備することを特徴とするレーザポインタ。
  2. 前記発光部が、前記筐体側面における端縁に設けられている請求項1記載のレーザポインタ。
  3. 前記発光部が、前記筐体が有する筒状をなす筒状体の端部周縁の全周に取り付けられた発光枠体である請求項1又は2記載のレーザポインタ。
  4. 前記発光部が、前記レーザ光の照射時とは別に、レーザ照射ボタンの押下によってレーザが照射され得る照射可能状態となった時から所定時間発光し得るものである請求項1、2又は3記載のレーザポインタ。
  5. 前記発光部が、前記レーザ光の照射時に当該レーザ光と同じ色の光を発光するとともに、前記照射可能状態となった時に発光する色を前記レーザ光の色とは異なる色としている請求項4記載のレーザポインタ。
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