JP2011053196A - ゼンマイ巻込み器 - Google Patents
ゼンマイ巻込み器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011053196A JP2011053196A JP2009221525A JP2009221525A JP2011053196A JP 2011053196 A JP2011053196 A JP 2011053196A JP 2009221525 A JP2009221525 A JP 2009221525A JP 2009221525 A JP2009221525 A JP 2009221525A JP 2011053196 A JP2011053196 A JP 2011053196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mainspring
- spring
- shaft
- winding
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Springs (AREA)
Abstract
【課題】従来のゼンマイ巻込み器はゼンマイが飛び出してくる危険性が高いといった問題点があった。
【解決手段】ゼンマイ巻込み軸とハンドル、ゼンマイ収納部を一体型とし、且つ飛び出し防止用の蓋を独立した部品として構成することによりゼンマイが飛び出す危険性を防止することが出来る。
また、ゼンマ巻込み軸を内部収納式としたため、この点でもゼンマイの飛び出しを防止できるとともに、香箱に香箱真を取り付けた状態でのゼンマイ挿入を可能にした。
【選択図】図1
【解決手段】ゼンマイ巻込み軸とハンドル、ゼンマイ収納部を一体型とし、且つ飛び出し防止用の蓋を独立した部品として構成することによりゼンマイが飛び出す危険性を防止することが出来る。
また、ゼンマ巻込み軸を内部収納式としたため、この点でもゼンマイの飛び出しを防止できるとともに、香箱に香箱真を取り付けた状態でのゼンマイ挿入を可能にした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ゼンマイにより駆動する時計等の機器に対し、ゼンマイを収納する手段として好適なゼンマイ巻込み器の構造に関する。
従来、ゼンマイを巻込むための工具は存在し、ゼンマイ式時計のゼンマイを香箱に入れる際に用いられている。
上記従来のゼンマイ巻込み器の構造としては、ゼンマイ収納部の蓋の役割にもなる、ゼンマイを巻くためのハンドル付きの軸に、ゼンマイ内端を接続し、その軸を箱状のゼンマイ収納部中心の穴に差し込んで巻込み、巻込み完了時に軸を引き抜く構造のものが知られている。
しかしながら、上記従来のゼンマイ巻込み器の機構においては、ゼンマイを巻くためのハンドル付き軸とゼンマイを巻込むための箱状のゼンマイ収納部が別々の構造となっており、ゼンマイ巻込み時においてゼンマイが飛び出してくる危険性があるといった問題点があった。
また、ゼンマイ巻くためのハンドル付きの軸においては、ハンドル取手部分は軸中心から離れており、巻込む際に非常に不安定であるといった問題点があった。
ゼンマイ巻込み完了時には蓋の役目をするハンドル付きの軸を引き抜かねばならず、ゼンマイが収納部から飛び出す危険性があるといった問題点があった。
上記課題を解決するために本発明のゼンマイ巻込み器の機構は、ゼンマイ巻上げ軸とそれを回転させるためのハンドル、ゼンマイを収納する収納部、ゼンマイの飛び出しを防止するための蓋が全て同一軸上に構成されており、前記収納部と前記ゼンマイ巻上げ軸、ハンドルが一体型となっており、ゼンマイ巻上げ軸がバネにより可動することにより香箱に香箱真を取り付けた状態でゼンマイを挿入できることを特徴とする。
この発明によれば、ゼンマイ収納部とゼンマイ巻上げ軸、ハンドルが同一軸上にあるため安定してゼンマイを巻き込むことができる。
また、ゼンマイ収納部とゼンマイ巻上げ軸、ハンドルが一体型でなおかつゼンマイ巻上げ軸がバネによりゼンマイ収納部内部に収まるため、後からゼンマイがゼンマイ収納部から飛び出す方向に軸を引き抜く必要がなく、ゼンマイが飛び出す危険を回避できる。
さらに、安全性を確保するための蓋は独立した部品として、軸中心に取り付け可能なため蓋を外す際にゼンマイがゼンマイ収納部から飛び出す作用を与えない。
以下、本発明の実施形態を図1〜3に基づいて説明する。
図において2はゼンマイ収納部分でありゼンマイ巻込み口2aを授けてある。1のハンドル部分を固定した場合、軸に対して平行に可動する。
1はゼンマイ巻上げ軸3を回転させるハンドル部分であり、内部にはゼンマイ巻上げ軸を可動させるバネ5が内蔵されている。
以下、上記構成の動作を説明する。ゼンマイ巻上げ軸3の引っ掛け部分3aにゼンマイ中心の引っ掛け穴を取り付け、ゼンマイ収納部分の巻込み口1aからゼンマイが逃げる様にゼンマイ収納部分を動かす。
ゼンマイ巻上げ軸3の中心のネジ穴3bに飛び出し防止用の蓋を取り付ける。
ゼンマイ収納部2を固定し1のハンドルを回転させることにより1のハンドルに取り付けられたゼンマイ巻上げ軸3が同様に回転しゼンマイをゼンマイ収納部に巻込む。
飛び出し防止用の蓋を取り外し、香箱真を組み込んだ状態の香箱内部にゼンマイ収納部分2を挿入する。同時にゼンマイ巻上げ軸3は香箱真に押されゼンマイ巻上げ軸可動バネ5を押し内部に収納される。
ハンドル部1を固定し、ゼンマイ収納部2をハンドル側に移動させることによりゼンマイがゼンマイ巻込み器より香箱内部に移し込まれる。
以上の様に本実施形態によればゼンマイの巻上げをより簡易にし、かつ安全性を確保することが出来る。
1 ハンドル部
2 ゼンマイ収納部
2a ゼンマイ巻込み口
3 ゼンマイ巻上げ軸
3a ゼンマイ引っ掛け用フック
3b 飛び出し防止用蓋取り付けネジ部
4 ハンドル、ゼンマイ巻上げ軸固定ピン
5 ゼンマイ巻上げ軸可動用バネ
2 ゼンマイ収納部
2a ゼンマイ巻込み口
3 ゼンマイ巻上げ軸
3a ゼンマイ引っ掛け用フック
3b 飛び出し防止用蓋取り付けネジ部
4 ハンドル、ゼンマイ巻上げ軸固定ピン
5 ゼンマイ巻上げ軸可動用バネ
Claims (4)
- ゼンマイ巻上げ軸とそれを回すハンドル、ゼンマイ収納部分、飛び出し防用の蓋を同軸上に構成したゼンマイ巻込み器。
- ゼンマイ巻上げ軸をゼンマイ巻込み器内部に収納可能なゼンマイ巻込み器。
- ゼンマイ飛び出し防止用の蓋を独立した部品として取り付け可能なゼンマイ巻込み器。
- 香箱に香箱真を取り付けた状態でゼンマイの挿入を可能にしたゼンマイ巻込み器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221525A JP2011053196A (ja) | 2009-09-02 | 2009-09-02 | ゼンマイ巻込み器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221525A JP2011053196A (ja) | 2009-09-02 | 2009-09-02 | ゼンマイ巻込み器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011053196A true JP2011053196A (ja) | 2011-03-17 |
Family
ID=43942342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009221525A Pending JP2011053196A (ja) | 2009-09-02 | 2009-09-02 | ゼンマイ巻込み器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011053196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101352228B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2014-01-15 | 이태언 | 시계 태엽용 와인더 |
-
2009
- 2009-09-02 JP JP2009221525A patent/JP2011053196A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101352228B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2014-01-15 | 이태언 | 시계 태엽용 와인더 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102585188B1 (ko) | 낚시용 릴의 스풀 제동 장치 | |
US20110177750A1 (en) | Spinner for toy top | |
US9247722B2 (en) | Fishing reel | |
EP1950413B1 (en) | Recoil starter | |
US9642349B2 (en) | Fishing reel | |
JP2019069121A5 (ja) | ||
US9668466B2 (en) | Apparatus for attaching and detaching a cover of a bait casting reel | |
JP2011053196A (ja) | ゼンマイ巻込み器 | |
JP2014236728A (ja) | 釣り針保持手段を備えた釣り用リール | |
JP2019198306A (ja) | スピニングリール | |
JP6029473B2 (ja) | リコイルスタータ | |
CN204528868U (zh) | 一种应用于漆包线轴的放线装置 | |
KR101352228B1 (ko) | 시계 태엽용 와인더 | |
JP3195769U (ja) | 巻尺 | |
JP6976814B2 (ja) | スピニングリール | |
JP2007097424A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
EP2898772B1 (en) | Fishing reel | |
JP2012106831A (ja) | コードリール | |
JP2008041450A (ja) | 充電器 | |
JP2006034195A (ja) | 魚釣用リール | |
JP6259970B2 (ja) | 食品用ラップ飛び出しや巻き付きや巻き戻りの防止補助器具 | |
JP2010269840A (ja) | 環形ランプ収容箱 | |
JP2007289055A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP3874651B2 (ja) | クローズドフェースリール | |
JP2016222214A (ja) | フック装置 |