JP2011053122A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱装置において、被加熱物のカロリーを非接触で簡易に算出することを目的とする。
【解決手段】テラHz帯の高周波通信手段10,11による吸収量、反射量から被加熱物5のカロリー情報を非接触で検出する被加熱物カロリー算出手段12と、被加熱物のカロリーを算出するために必要な重量、形状を測定する物理量検出手段13と、被加熱物を加熱する加熱手段1と、加熱手段等を制御する制御手段15により被加熱物のカロリーを算出する。これによって、非常に簡単に被加熱物の種類によらずカロリーを測定することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は食品などを加熱する加熱装置に関するものであり、被加熱物のカロリーを非接触で算出し、その技術を組込んだ加熱装置に関するものである。
近年、健康の意識向上のために、消費者の食事摂取量への関心や、食品にはカロリーを表示している。また、非接触でカロリーを測定する方法としては、近赤外領域の波長を用いて、食品の各成分を測定する方法も知られている。
これらは、専用の分析装置としては有用であるが、一般消費者への普及は浸透できているとは言えない。また、加熱機器への組込みとなる例は、殆どみられない(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−292128号公報
しかしながら、特許文献1に示されている方法によれば、専用の分析装置であり、非常に高価であり、一般家庭への加熱装置への組み込みに課題がある。また、近赤外領域の分析においては、液体のカロリーの測定はその特性から正確にはかりにくい課題がある。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、煩わしい操作を必要とせず、食品の種類を問わず加熱装置において、安価でカロリーを測定する加熱装置を提供することを目的とする。
本発明の加熱装置は、テラHz帯の高周波通信手段による吸収量、反射量から被加熱物のカロリー情報を非接触で検出する被加熱物カロリー算出手段と、被加熱物のカロリーを算出するために必要な重量、形状を測定する物理量検出手段、被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱手段等を制御する制御手段で構成される。
テラHz帯は、ある特定の物質と共振することで、近赤外線と同様に被加熱物の成分、たんぱく質、炭水化物、脂質をその吸収、反射量から測定することが可能である。また、テラHz帯域における液体の誘電率、誘電損失を測定することで、不得手である液体上の披加熱物のカロリーも測定することが可能となる。
また、テラHz帯はX線の領域まではいかないが、X線に近い特性として物体の形状を透視することも知られている。したがって、披加熱物のカロリーは、被加熱物の物理量をこれらによって、非接触で、被加熱物である食品のカロリーを測定することが可能となる。
本発明の加熱装置は、テラHz帯の高周波通信手段による吸収量、反射量から被加熱物のカロリー情報を非接触で検出する被加熱物カロリー算出手段と、被加熱物のカロリーを算出するために必要な重量、形状を測定する物理量検出手段、被加熱物を加熱する加熱手
段と、加熱手段等を制御する制御手段で構成されるので、非常に簡単に被加熱物の種類によらずカロリーを測定することが可能となる。
本発明の実施の形態1における加熱装置の構成を示すブロック構成図 本発明の実施の形態2における加熱装置の構成を示すブロック構成図 本発明の実施の形態3における加熱装置の構成を示すブロック構成図
第1の発明は、テラHz帯の高周波通信手段による吸収量、反射量から被加熱物のカロリー情報を非接触で検出する被加熱物カロリー算出手段と、被加熱物のカロリーを算出するために必要な重量、形状を測定する物理量検出手段、被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱手段等を制御する制御手段を有する構成としたものである。これによって、非常に簡単に被加熱物の種類によらずカロリーを測定することが可能となる。
第2の発明は、物理量検出手段において、テラHz帯の高周波通信手段による透過量から形状を算出する形状算出手段を有する構成とすることにより、披加熱物の形状と、重量から被加熱物の情報を識別することが可能となり、被加熱物を載せる皿、容器の影響を除外して測定することも可能となり使い勝手を向上できる。
第3の発明は、加熱開始前と加熱終了後にそれぞれ被加熱物カロリー算出手段の情報を、表示手段を有する構成とすることにより、加熱の進行とともに被加熱物から除かれる脂質などを測定すれば、最終消費者に調理した被加熱物のカロリー情報を提供することができる。
これらの発明はいずれも、加熱装置の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラムである。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ等のハードリソースを協働させて本発明の加熱装置の少なくとも一部を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態を説明するブロック構成図である。図1の場合は、加熱装置として高周波加熱装置の例で説明する。即ち高周波発生手段であるマグネトロン1から出た高周波は、導波管2、給電室3を介して加熱室4内に放射され、加熱室4内の被加熱物5を加熱する。給電室3内にはアンテナ6があり、アンテナ6は導波管モータ7で回転する構成としている。
載置台9には被加熱物を載せた皿8が載置される。テラHz帯高周波通信手段10、11は、テラHz帯の高周波を発振し受信する。カロリー算出手段12は、テラHz帯高周波通信手段で得られた電界強度から被加熱物に吸収、反射されてきた電波量からカロリーを算出する。
重量センサ13は、載置台9に付随して、被加熱物の重量を検出する物理量検出手段である。なお、本実施の形態では、重量による歪ゲージによる抵抗変化などで重量を検出する。温度センサ14は、加熱の進行とともに、被加熱物5の温度を検出する。制御手段15は、これら各手段の信号に基づいて加熱手段1などを制御する。カバー9は、給電室3を覆い、その上に被加熱物を載置する。これらにより加熱装置16が構成されている。
図1において、制御手段15はテラHz帯高周波通信手段が、被加熱物5に対して高周波を放射し、被加熱物5に吸収される電波量、反射される電波量を検出する。テラHz帯の高周波は、被加熱物5に含まれるたんぱく質、脂質、炭水化物のそれぞれにあわせて周波数を変化させてその吸収量,反射量をカロリー算出手段12により演算するとともに、物理量検出手段13の重量センサの信号から被加熱物の各成分の比率を算出する。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態を説明するブロック構成図である。第1の実施の形態と同様の構成には同じ番号を付している。
図2において、テラHz帯高周波通信手段10、11を対抗させた状態で、被加熱物5に高周波を放射させて、反射量から被加熱物の形状を推定することが可能である。
これは、テラHz帯のX線領域に近い特性を利用することによって、重量センサ13の信号と組み合わせることによって制御手段15による加熱手段1の制御時間の制御性能の向上が図れるものである。
(実施の形態3)
図3は本発明の第3の実施の形態を説明するブロック構成図である。第1および第2の実施の形態と同様の構成には同じ番号を付している。
図3において、制御手段15は、加熱開始前と加熱終了後にそれぞれ被加熱物カロリー算出手段からの情報を表示手段17で表示する。 制御手段15が、加熱手段1を制御し、被加熱物5が加熱されると、例えば肉類などから油分(脂質)が脱脂されカロリーを落とすことができる。
加熱開始前と加熱終了後にそれぞれ被加熱物カロリー算出手段の情報を、表示手段を有する構成とすることにより、加熱の進行とともに被加熱物から除かれる脂質などを測定すれば、最終消費者に調理した被加熱物のカロリー情報を提供することができ、健康に配慮した情報を提供する事も可能となる。
なお、本実施の形態で説明した制御手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体により新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明によれば、非常に簡単に被加熱物の種類によらずカロリーを測定することが可能となる。
1 加熱手段
10、11 テラHz帯高周波通信手段
12 カロリー算出手段
13 物理量検出手段
15 制御手段
16 加熱装置
17 表示手段

Claims (3)

  1. テラHz帯の高周波発振手段による吸収量、反射量から被加熱物のカロリー情報を非接触で検出する被加熱物カロリー算出手段と、前記被加熱物のカロリーを算出するために必要な重量、形状を測定する物理量検出手段、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段等を制御する制御手段とを有する加熱装置。
  2. 前記物理量検出手段において、テラHz帯の高周波通信手段による透過量から形状を算出する形状算出手段を有する請求項1記載の加熱装置。
  3. 前記制御手段は、加熱開始前と加熱終了後にそれぞれ被加熱物カロリー算出手段から読取った情報を表示手段で表示する請求項1記載の加熱装置。
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