JP2011050248A - 3相pwm信号発生装置および3相電圧型インバータ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】3相PWM信号発生装置8は、4種類の基本電圧ベクトル、および基本電圧ベクトルの発生時間比率に基づくスイッチングにより得られるゼロベクトルの組み合わせを用いてPWM信号を作製するPWM信号作製部12を備えている。
【選択図】図15
Description
図1は本発明の実施の形態1に係る3相PWM信号発生装置が適用された3相電圧型インバータ装置の構成を示すブロック図、図2は基本電圧ベクトル、スイッチングパターンおよび検出相電流の関係を示す図、図3は基本電圧ベクトルの位相関係およびインバータ回転角と電圧指令ベクトルとの関係を示す図、図4は実施の形態1に係る3相PWM信号発生装置のPWM信号作製部の構成を示すブロック図である。
インバータ主回路1のスイッチング素子4a〜4fは、各相において、正極側および負極側のスイッチング素子(4a、4b)、(4c、4d)、(4e、4f)の何れか一方がオン状態のときもう一方がオフ状態となるため、8(=23 )通りのスイッチングパターンが存在する。各スイッチングパターンによる出力電圧は電動機6に印加される。
なお、電流を検出できる最低限の時間はシステムによって異なってくる。また、基本電圧ベクトルV3 を基に所定値を決定するのか、基本電圧ベクトルV5 を基に所定値を決定するのか、ということもシステムによって異なるため、その判断も所定値決定部18で行うことになる。
なお、分割することにより、基本電圧ベクトルV1 の発生時間比率は短くなるが、前半に配置された方を電流検出可能な最低限の長さにして、残りの発生時間比率を後半に持っていくことで、基本電圧ベクトルV1 に対応する電流を検知可能となる。また、前記条件で分割するのに十分に長さがない場合には、電流を検出する基本電圧ベクトルをV1 、V3 からV3 、V5 に変更することにより、電動機6を制御するのに必要な2相分の電流の検知が可能となる。
図15は本発明の実施の形態2に係る3相PWM信号発生装置のPWM信号作製部の構成を示すブロック図である。このPWM信号作製部が搭載されている3相PWM信号発生装置を備えたインバータ装置については、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
図中に示すPWM信号作製部12は、電圧指令ベクトル演算部11から電圧指令ベクトルV* を受けてベクトルを作製し直すベクトル作製部14と、ベクトル作製部14の出力を受けてPWM信号のデューティを再配分し直し、通電時間信号Tup、Tun、Tvp、Tvn、Twp、Twnに変え、それらをPWM信号発生部13に出力するPWM信号デューティ再配分設定部15とで構成されている。
なお、電流を検出できる最低限の時間はシステムによって異なってくる。また、基本電圧ベクトルV3 を基に所定値を決定するのか、基本電圧ベクトルV5 を基に所定値を決定するのか、ということもシステムによって異なるため、その判断も所定値決定部18で行うことになる。
Claims (7)
- 3相電圧型インバータ装置の半導体スイッチング素子をPWM信号により駆動し、3相電圧型インバータ装置の母線に流れる電流を検出する3相PWM信号発生装置において、
4種類の基本電圧ベクトル、および基本電圧ベクトルの発生時間比率に基づくスイッチングにより得られるゼロベクトルの組み合わせを用いてPWM信号を作製するPWM信号作製手段を備えたことを特徴とする3相PWM信号発生装置。 - 前記PWM信号作製手段は、
電圧指令ベクトルを挟む60度の位相差を持つ2種類の基本電圧ベクトルに与える発生時間比率を前記電圧指令ベクトルに基づいて割り付け、60度の位相差を持つ2種類の基本電圧ベクトルを作製する作製手段と、
前記2種類の基本電圧ベクトルのうち電圧指令ベクトルに近い基本電圧ベクトルの成分の一部を、その電圧指令ベクトルに近い基本電圧ベクトルを中央として両側に60度の位相差をそれぞれ持つ2種類の基本電圧ベクトルに振り分ける再分配手段と、
中央の基本電圧ベクトルを除く2種類の基本電圧ベクトルのうち、片方の基本電圧ベクトル、およびその基本電圧ベクトルと180度の位相差のある基本電圧ベクトルにそれぞれ同じ値を加えてベクトルを変形させる変形手段と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の3相PWM信号発生装置。 - 前記PWM信号作製手段は、
電圧指令ベクトルを挟む60度の位相差を持つ2種類の基本電圧ベクトルに与える発生時間比率を前記電圧指令ベクトルに基づいて割り付け、60度の位相差を持つ2種類の基本電圧ベクトルを作製する作製手段と、
前記2種類の基本電圧ベクトルのうち電圧指令ベクトルに近い基本電圧ベクトルの成分の一部を、その電圧指令ベクトルに近い基本電圧ベクトルを中央として両側に60度の位相差をそれぞれ持つ2種類の基本電圧ベクトルに振り分ける再分配手段と、
中央の基本電圧ベクトルを除く2種類の基本電圧ベクトルのうち、片方の基本電圧ベクトル、およびその基本電圧ベクトルと180度の位相差のある基本電圧ベクトルにそれぞれ同じ値を加えてベクトルを変形させる変形手段と、
前記3相電圧型インバータ装置が駆動する電動機のインバータ回転角の角度範囲に基づき、前記変形手段で値を与えるベクトルを切り替える切替手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の3相PWM信号発生装置。 - 前記PWM信号作製手段は、
4種類の基本ベクトルを2つずつの基本ベクトルの組に分ける分割手段と、
分けられた2つの基本電圧ベクトルの組を1キャリア周期内の前半と後半にそれぞれ配置させる配置決定手段と
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の3相PWM信号発生装置。 - 前記PWM信号作製手段は、
4種類の基本ベクトルを2つずつの基本ベクトルの組に分ると共に、基本電圧ベクトルの発生時間比率に基づくスイッチングにより得られるゼロベクトルを2種類のゼロベクトルに分け、かつ1種類のゼロベクトルの発生期間を2つに分ける分割手段と、
分けられた2つの基本電圧ベクトルの組を1キャリア周期内の前半と後半にそれぞれ配置させ、分けられた2つのゼロベクトルの発生期間を1キャリア周期内の前半と後半にそれぞれ配置させる配置決定手段と
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の3相PWM信号発生装置。 - 前記PWM信号作製手段は、
4種類の基本ベクトルを2つずつの基本ベクトルの組に分けると共に、基本電圧ベクトルの発生時間比率に基づくスイッチングにより得られるゼロベクトルをほぼ2等分して2種類のゼロベクトルに分け、かつ1種類のゼロベクトルの発生期間を2つに分ける分割手段と、
分けられた2つの基本電圧ベクトルの組を1キャリア周期内の前半と後半にそれぞれ配置させ、かつ分けられた2つのゼロベクトルの発生期間を1キャリア周期内の前半と後半にそれぞれ配置させ、もう1種類のゼロベクトルの発生期間の中心を1キャリア周期の中心に合わせるように配置させる配置決定手段と
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の3相PWM信号発生装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の3相PWM信号発生装置を備え、この3相PWM信号発生装置によるPWM信号により駆動することを特徴とする3相電圧型インバータ装置。
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