JP2011049522A - エピタキシャルウェーハの評価方法及びエピタキシャルウェーハの製造方法 - Google Patents

エピタキシャルウェーハの評価方法及びエピタキシャルウェーハの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エピタキシャルウェーハに形成されたエピタキシャル層の表面に生じる、転位や微細な結晶欠陥や研磨に起因した欠陥をより高感度に検出できるエピタキシャルウェーハの評価方法及びエピタキシャルウェーハの製造方法を提供する。
【解決手段】エピタキシャルウェーハ1の評価方法は、半導体単結晶基板10の主表面にエピタキシャル層11を有するエピタキシャルウェーハ1についてエピタキシャル層11の表面の状態を評価する方法であって、エピタキシャルウェーハ1のエピタキシャル層11に、気相成長法により被評価層2aを形成する被評価層形成工程と、被評価層2aの表面の状態を評価することによりエピタキシャル層11の表面の状態を評価する評価工程と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体単結晶基板の主表面にエピタキシャル層を有するエピタキシャルウェーハの評価方法及びエピタキシャルウェーハの製造方法に関する。
近年、半導体回路の高集積化及び微細化の進展に伴い、半導体デバイス(以下、単に「デバイス」ともいう)が作成される半導体基板(以下、単に「基板」ともいう)の表面の近傍において結晶欠陥が少ないことが求められている。ここで、基板の表面の近傍におけるグローイン(Grown−in)欠陥等の結晶欠陥を低減させた基板として、CZ(チョクラルスキー法)等によって成長したインゴットをスライスして得られる半導体単結晶基板にエピタキシャル層を形成した基板(エピタキシャルウェーハ)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、エピタキシャル層の表面は、転位や微細な結晶欠陥によって凹凸が生じ易い。エピタキシャル層の表面の凹凸は、基板のエピタキシャル層の表面にデバイスを形成したときに、デバイスに悪影響が及ぶ原因となる。特に、近年のデバイスの微細化に伴い、通常の評価手段で検出できないほど小さい凹凸であっても、デバイスに悪影響を及ぼす原因となることが多い。
そこで、半導体単結晶基板へのエピタキシャル層の形成の際に生じた結晶欠陥を除去しつつ、エピタキシャル層の平坦度を向上させた基板として、半導体単結晶基板に形成されたエピタキシャル層の表面を研磨した基板が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載のようなエピタキシャル層の表面を研磨した基板では、エピタキシャル層の表面に生じていた凹凸は、通常の評価手段で検出できないほどに小さくなるまで研磨されていることも多い。
特開平06−112173号公報 特開平02−295235号公報
しかし、このようにエピタキシャル層の表面が研磨された基板であっても、エピタキシャル層の表面には転位や微細な結晶欠陥や研磨に起因した欠陥が残されていることが多く、これらの転位や微細な結晶欠陥や研磨に起因した欠陥がデバイスに悪影響を及ぼす原因となることがある。
従って、本発明は、エピタキシャルウェーハに形成されたエピタキシャル層の表面に生じる、転位や微細な結晶欠陥や研磨に起因した欠陥をより高感度に検出できる、エピタキシャルウェーハの評価方法及びエピタキシャルウェーハの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法は、半導体単結晶基板の主表面にエピタキシャル層を有するエピタキシャルウェーハについて前記エピタキシャル層の表面の状態を評価する方法であって、前記エピタキシャルウェーハの前記エピタキシャル層に、気相成長法により被評価層を形成する被評価層形成工程と、前記被評価層の表面の状態を評価することにより前記エピタキシャル層の表面の状態を評価する評価工程と、を備える。
前記エピタキシャルウェーハとして、前記エピタキシャル層を研磨する研磨工程が行われたものを用いることが好ましい。
前記被評価層形成工程の前に、前記エピタキシャルウェーハを加熱処理する加熱処理工程を更に備えることが好ましい。
前記被評価層は、前記エピタキシャル層の1.0〜3.0倍の厚さを有することが好ましい。
前記被評価層形成工程は、ガスエッチングの行われていない前記エピタキシャル層に前記被評価層を形成することが好ましい。
本発明のエピタキシャルウェーハの製造方法は、半導体単結晶基板の主表面に研磨されたエピタキシャル層を有するエピタキシャルウェーハの製造方法であって、複数枚の前記半導体単結晶基板を1ロットとして前記半導体単結晶基板に前記エピタキシャル層を形成した後で前記エピタキシャル層を研磨し、複数枚の研磨されたエピタキシャルウェーハを得るエピタキシャル層形成工程と、前記1ロットの前記エピタキシャルウェーハから一部を検査用ウェーハとして抜き取る抜取工程と、前記検査用ウェーハの前記エピタキシャル層に、気相成長法により被評価層を形成する被評価層形成工程と、前記被評価層の表面の状態を評価する評価工程と、前記評価工程において前記被評価層の表面の状態が不良と評価された場合に、前記検査用ウェーハが属する前記1ロットのエピタキシャル層の形成及び研磨の少なくとも一方が異常であると判定する判定工程と、を備える。
ここで、各ロットを構成する複数枚の半導体単結晶基板は、例えばシリコン単結晶を切り分けたブロックからスライスされた基板のことである。この1ロットを単位にして、半導体単結晶基板の加工、エピタキシャル層の形成、及びエピタキシャル層を形成した後の研磨が施される。
本発明によれば、エピタキシャルウェーハに形成されたエピタキシャル層の表面に生じる、転位や微細な結晶欠陥や研磨に起因した欠陥をより高感度に検出できる、エピタキシャルウェーハの評価方法、及びエピタキシャルウェーハの製造方法を提供することができる。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法を含むエピタキシャルウェーハの製造方法の一実施態様を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、本実施態様のエピタキシャルウェーハの評価方法によるエピタキシャルウェーハの主表面近傍の変化を順次示す部分断面図である。 (a)及び(b)は、本実施態様のエピタキシャルウェーハの評価方法の変形例におけるエピタキシャルウェーハの主表面近傍の変化を順次示す部分断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施例及び比較例における、エピタキシャルウェーハの主表面で検出される凹凸の分布を示す平面図である。
次に、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の実施態様について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法を含むエピタキシャルウェーハの製造方法の一実施態様を示すフローチャートである。図2の(a)〜(c)は、本実施態様のエピタキシャルウェーハの評価方法によるエピタキシャルウェーハの主表面近傍の変化を順次示す部分断面図である。図3の(a)及び(b)は、本実施態様のエピタキシャルウェーハの評価方法の変形例におけるエピタキシャルウェーハの主表面近傍の変化を順次示す部分断面図である。
〔実施態様〕
本実施態様の評価方法は、図2に示すように、エピタキシャルウェーハの主表面に有するエピタキシャル層の表面の状態を評価するものである。この評価方法は、気相成長法を用いてエピタキシャル層11に被評価層2aを形成する被評価層形成装置と、被評価層2aの表面の状態を評価する品質評価装置と、を備える評価システム(図示せず)を用いて行う。
ここで、被評価層形成装置は、気相成長法を用いてエピタキシャル層11に被評価層2aをエピタキシャル成長できるエピタキシャル層形成装置を適宜用いることができる。気相成長法としては、各層の膜厚をnm単位で制御することが容易になる点で、分子線エピタキシー(MBE)や化学気相成長法(CVD)が好ましい。化学気相成長法(CVD)を用いる場合、特に言及しない限り、気相成長温度及び成長時間は、各層の結晶状態や厚さに応じて適宜選択される。
品質評価装置は、被評価層2aを含んだエピタキシャル層11の表面の凹凸を評価できる装置を適宜用いることができる。このような装置としては、例えばレーザーパーティクルカウンターや、コンフォーカル光学系によるレーザー顕微鏡、原子間力顕微鏡(AFM)等の公知の装置を用いることができる。
この評価システムを用いた本実施形態の評価方法は、図1に示すように、エピタキシャルウェーハ1のエピタキシャル層11に、気相成長法により被評価層2aを形成する被評価層形成工程S4と、被評価層2aの表面の状態を評価することによりエピタキシャル層11の表面の状態を評価する評価工程S5と、を備える。
また、本実施態様のエピタキシャルウェーハの製造方法は、本実施形態の評価方法を含むものであり、エピタキシャル層形成工程S1と、研磨工程S2と、抜取工程S3と、被評価層形成工程S4と、評価工程S5と、判定工程S6とを備える。
ここで、エピタキシャル層形成工程S1は、複数枚の半導体単結晶基板10を1ロットとして半導体単結晶基板10にエピタキシャル層11を形成し、複数枚のエピタキシャルウェーハ1を得る工程である。研磨工程S2は、エピタキシャルウェーハ1に形成されたエピタキシャル層11(研磨前エピタキシャル層11a)を研磨する工程である。抜取工程S3は、1ロットのエピタキシャルウェーハ1から一部を検査用ウェーハとして抜き取る工程である。判定工程S6は、被評価層2aの表面の状態が不良と評価された場合に、検査用ウェーハが属する1ロットの全部のエピタキシャルウェーハ1は、エピタキシャル層の形成及び研磨の少なくとも一方が異常であると判定する工程である。
次に、本実施態様のエピタキシャルウェーハ1の製造方法における各工程(S1〜S6)について更に説明する。
(S1)エピタキシャル層形成工程
半導体単結晶基板10の主表面にエピタキシャル層11を形成する。これにより、図2(a)に示すように、半導体単結晶基板10の主表面に生じていたグローイン(Grown−in)欠陥等の結晶欠陥18を跨ぐようにエピタキシャル層11が成長し、又は結晶欠陥19を基点として高い成長速度でエピタキシャル層11が成長するため、主表面における凹凸が低減されたエピタキシャルウェーハ1が形成される。なお、後述する研磨工程S2が行われる前のエピタキシャル層11を、研磨前エピタキシャル層11aともいう。また、研磨の有無を特に限定しない場合は、単に「エピタキシャル層11」と記載する。
ここで、半導体単結晶基板10は、例えばシリコン単結晶からなるが、エピタキシャル層11が形成できる単結晶であれば、特に限定されない。このうち、シリコン単結晶は、ノンドープのシリコンウェーハであってもよく、P++型、P+型、N++型、N+型等のドープされたシリコンウェーハであってもよい。また、半導体単結晶基板10の結晶面は、エピタキシャル層11を形成できる結晶面の中から適宜選択される。
エピタキシャル層11を形成する方法は、各層の膜厚をnm単位で制御することが容易になる点で、分子線エピタキシー(MBE)や化学気相成長法(CVD)が好ましい。化学気相成長法(CVD)を用いる場合、気相成長温度及び成長時間は、各層の結晶状態や厚さに応じて適宜選択される。
エピタキシャル層11としてシリコン層を形成する場合、半導体単結晶基板10の主表面の温度は、1100℃以上1150℃以下であることが好ましい。特に、半導体単結晶基板10の主表面の温度を1100℃以上にすることにより、エピタキシャル層11の単結晶性が保たれ、エピタキシャル層11に結晶欠陥や転位が形成され難くなる。そのため、被評価層形成工程S4に供される検査用ウェーハを含めたエピタキシャルウェーハ1の表面をより平坦にでき、評価工程S5において不良と評価されるエピタキシャルウェーハ1を低減できる。一方、半導体単結晶基板10の主表面の温度を1150℃以下にすることにより、半導体単結晶基板10の主表面にエピタキシャル層11が堆積し易くなる。そのため、エピタキシャルウェーハ1を効率よく形成できる。
エピタキシャル層形成工程S1で得られるエピタキシャル層11(研磨前エピタキシャル層11a)には、図2(a)に示すように、エピタキシャル層11の内部や半導体単結晶基板10の結晶欠陥19を基点として、転位31が形成されていることがある。また、研磨前エピタキシャル層11aの表面には、結晶欠陥をはじめとする凹部32、33や、ヒロックをはじめとする凸部34が形成されていることもある。
(S2)研磨工程
エピタキシャル層形成工程で形成される研磨前エピタキシャル層11aに対して研磨を行う。これにより、研磨前エピタキシャル層11aの形成の際に生じた転位31、研磨前エピタキシャル層11aの表面に生じた凹部32、33及び凸部34等が磨かれる。そのため、図2(b)に示すように、研磨前エピタキシャル層11aの表面に形成されていた深い凹部32や転位31が小さくなって浅い凹部32a、浅い転位31aになり、その一方で、凸部34や、浅い凹部33や浅い転位(図示せず)が除去された研磨後エピタキシャル層11bを形成できる。
ここで、研磨前エピタキシャル層11aを研磨する手段としては、例えば図示しない研磨装置の所定の位置にエピタキシャルウェーハ1を設置し、研磨パッドをエピタキシャルウェーハ1の表面に押し当てて回転させる手段が挙げられる。なお、研磨前エピタキシャル層11aを研磨する手段は、これに限定されず、研磨前エピタキシャル層11aの表面粗さを小さくできる手段から適宜選択される。
これらエピタキシャル層形成工程S1及び研磨工程S2では、複数枚の半導体単結晶基板10を1ロットとして扱い、同一のロットの半導体単結晶基板10に対して実質的に同一の条件で研磨後エピタキシャル層11bを形成する。これにより、同一のロットの半導体単結晶基板10から、同じような表面状態を有する研磨後エピタキシャル層11bが形成されるため、評価工程S5においてロットの一部のエピタキシャルウェーハ1の表面の状態を評価することで、そのロットの全体での表面の状態を推測できる。
ここで、実質的に同一の条件で研磨後エピタキシャル層11bを形成する手段としては、1枚の半導体単結晶基板10に対して同じ成膜条件で研磨前エピタキシャル層11aを繰返し形成し、これら研磨前エピタキシャル層11aを同じ研磨条件で繰返し研磨する手段が挙げられる。これにより、エピタキシャル層形成装置や研磨装置の内部における研磨前エピタキシャル層11aの形成量や研磨量のばらつきを低減でき、同じような表面状態を有する研磨後エピタキシャル層11bを形成できる。
なお、略同一の条件で研磨後エピタキシャル層11bを形成する手段は、上記に限定されず、複数枚の半導体単結晶基板10に対して同時に研磨前エピタキシャル層11aを形成し、これら研磨前エピタキシャル層11aを同時に研磨する手段でもよい。
(S3)抜取工程
1ロットのエピタキシャルウェーハ1から、一部を検査用ウェーハとして抜き取る。これにより、1ロットのエピタキシャルウェーハ1は、表面の状態を評価する検査用ウェーハと、その他のエピタキシャルウェーハ1と、に分けられる。そのため、検査用ウェーハを除くエピタキシャルウェーハ1に対して、被評価層形成工程S4で表面状態を荒らすことなく、エピタキシャルウェーハ1の表面状態を評価できる。
(S4)被評価層形成工程
抜き取られたエピタキシャルウェーハ1のエピタキシャル層11(図2(b)の研磨後エピタキシャル層11b)に、気相成長法により被評価層2aを形成する。これにより、図2(c)に示すように、エピタキシャル層11の表面のうち転位31aや凹部32aが生じていた部分で、気相成長が優先的に進められて被評価転位21a、22aが形成され、被評価層2aが厚くなる。そのため、エピタキシャル層11の表面の状態を評価する際に、転位31aや凹部32aを検出し易くできる。
被評価層形成工程S4を行うまでの間、被評価層2aを形成するエピタキシャル層11の表面には、塩化水素等によるガスエッチングが行われていないことが好ましい。これにより、エピタキシャル層11の表面に形成されていた転位31aが除去されずに残されたまま、微小な転位31aが形成された部分において被評価層2aの厚さが増加する。そのため、転位31aをガスエッチングで除去した後に形成されるエッチピットによっても検出が困難であるような微小な転位31aがあっても、微小な転位31aを容易に検出できる。
一方で、このエピタキシャルウェーハ1(検査用ウェーハ)に対して、被評価層形成工程S4を行うまでの間に、水素雰囲気中で加熱処理が行われていることが好ましい。これにより、エピタキシャルウェーハ1の表面に形成された自然酸化膜等が除去される。そのため、特に表面に自然酸化膜が形成され易いシリコン層をエピタキシャル層11として形成した場合に、被評価層2aを確実に形成できることから、エピタキシャルウェーハ1の表面の状態をより確実に評価することができる。
ここで、水素雰囲気中で加熱処理を行う時間は、5秒以上30秒以下であることが好ましい。特に、加熱処理を5秒以上行うことにより、シリコン層に結合した酸素原子が還元されて雰囲気中に拡散されるため、エピタキシャルウェーハ1の表面に結合した酸素原子を低減できる。一方、加熱処理を行う時間を30秒以下にすることにより、熱によるエピタキシャルウェーハ1の内部における結晶構造の変動が抑えられるため、より高精度にエピタキシャルウェーハ1の表面の状態を検出できる。
また、特にエピタキシャル層11としてシリコン層を形成した場合、水素雰囲気中での加熱処理の温度は、1100℃以上1190℃以下であることが好ましい。特に、加熱処理の温度を1100℃以上にすることにより、シリコン層に結合した酸素原子が還元され易くなるため、エピタキシャルウェーハ1の表面の自然酸化膜を除去し易くできる。一方、加熱処理の温度を1190℃以下にすることにより、熱によるエピタキシャルウェーハ1の変形が抑えられるため、エピタキシャル層11の表面により確実に被評価層2aを形成でき、エピタキシャルウェーハ1の表面の状態をより検出し易くできる。
被評価層2aの平均の厚さは、被評価層2aが形成されるエピタキシャル層11の1.0〜3.0倍であることが好ましい。被評価層2aの厚さをエピタキシャル層11の1.0倍以上にすることにより、エピタキシャル層11の表面のうち転位31aや凹部32aが生じていた部分の被評価層2aの被評価転位21a、22aと、これらが生じていない部分の被評価層2aとの間で、厚さに明確な差異が生じる。そのため、転位31aや凹部32aが生じていた部分の検出を容易にできる。一方、被評価層2aの厚さをエピタキシャル層11の3.0倍以下にすることにより、被評価転位21a、22aに隣接する被評価層2aが被評価転位21a、22aの影響を受けて厚くなることが抑えられるため、転位31aや凹部32aが生じていた部分を明瞭に検出できる。
被評価層2aの組成は、エピタキシャル層11にエピタキシャル成長しうる組成の中から適宜選択される。その中でも、被評価層2aは、エピタキシャル層11と同様の組成からなることが好ましい。これにより、被評価層2aとエピタキシャル層11との間で格子不整合が起こり難くなり、被評価層2aの内部における意図しない結晶欠陥が低減される。そのため、エピタキシャル層11の表面の状態に関する評価の精度を高めることができる。
被評価層2aの形成に用いられる反応ガスは、形成しようとする被評価層2aの組成に応じて適宜選択される。例えば、被評価層2aとしてシリコン層を形成する場合、反応ガスはSiソースであるSiHClと水素ガスとを混合したものを用いることができる。
被評価層2aを形成する際におけるエピタキシャル層11の主表面の温度は、目的とする被評価層2aの組成や、反応ガスの種類に応じて適宜選択される。
特に、SiHClを用いてシリコン層を形成する場合、エピタキシャル層11の主表面の温度は、1100℃以上1150℃以下であることが好ましい。エピタキシャル層11の主表面の温度を1100℃以上にすることにより、転位31aや凹部32aが生じていない部分における被評価層2aの単結晶性が保たれ、被評価層2aの内部に新たな結晶欠陥や転位が形成され難くなる。そのため、エピタキシャル層11の表面の状態に関する評価の精度を高めることができる。一方、エピタキシャル層11の主表面の温度を1150℃以下にすることにより、転位31aや凹部32aが生じている部分における結晶性が低くなり、その部分の気相成長速度が高められる。そのため、転位31aや凹部32aが生じていた部分を検出し易くできる。
(S5)評価工程
被評価層形成工程S4により形成された被評価層2aについて、表面の状態を評価する。これにより、エピタキシャル層11の表面に生じていた転位31aや凹部32aの位置や数量が、被評価層2aの表面に生じた凹凸の位置や数量として評価される。そのため、エピタキシャル層11の転位31aや凹部32aの表面が所望の状態にあるかを定量的に評価できる。
ここで、被評価層2aの表面の状態を評価する品質評価装置(図示せず)は、被評価層2aを含んだエピタキシャル層11の表面の凹凸を評価できる装置の中から適宜選択される。この品質評価装置として、例えばレーザーパーティクルカウンターや、コンフォーカル光学系によるレーザー顕微鏡、原子間力顕微鏡(AFM)等の公知の装置を用いることができる。
この品質評価装置(図示せず)を用いて評価する対象箇所は、より正確な評価ができる観点からは、被評価層2aを含んだエピタキシャル層11の表面の全体であることが好ましい。一方で、より短時間で効率的に評価ができる観点からは、被評価層2aを含んだエピタキシャル層11の表面の一部であることが好ましい。
(S6)判定工程
評価工程S5において被評価層2aの表面の状態が不良と評価された場合に、表面の状態を評価したエピタキシャルウェーハ1(検査用ウェーハ)が属する1ロットのエピタキシャル層11の形成及び研磨の少なくとも一方が異常であると判定する。一方で、評価工程S5において被評価層2aの表面の状態が良と評価された場合に、検査用ウェーハが属する1ロットの全部のエピタキシャルウェーハ1を良と判定する。これにより、表面の状態が不良と評価された検査用ウェーハと同じ条件で作製され、検査用ウェーハと同じような表面の状態にあると推測されるエピタキシャルウェーハ1の1ロットの全てが不良と判定される。そのため、エピタキシャル層11の表面の状態が良いと推測されるエピタキシャルウェーハ1のみをデバイスの形成に供することができる。
ここで、不良と判定されたロットの検査用ウェーハを除くエピタキシャルウェーハ1に対しては、研磨工程S2が異常であったと解析された場合、それぞれについて再び研磨工程S2以降の工程を行うようにしてもよい。これにより、エピタキシャル層11の表面に形成された凹凸や転位が除去され、再度の判定工程S6で良と判定される可能性があるため、ひとたび不良と判定されたエピタキシャルウェーハ1に対してデバイスの形成に供する途を開くことができる。
本実施態様のエピタキシャルウェーハの評価方法によれば、例えば以下の効果が奏される。
本実施態様のエピタキシャルウェーハの評価方法は、被評価層形成工程S4と、評価工程S5と、とを備える。
これにより、エピタキシャル層11の表面のうち転位31aや結晶欠陥等の凹部32aが生じていた部分で、被評価層2aの気相成長が優先的に進められ、転位31aや凹部32aが生じていない部分との厚さに差異が生じる。そのため、エピタキシャル層11の表面に生じた転位31aや凹部32aを、より高感度に検出できる。
特に、研磨後エピタキシャル層11bを有するエピタキシャルウェーハ1aでは、研磨前エピタキシャル層11aの内部の転位に起因して生じていた研磨前エピタキシャル層11aの表面の凹凸が研磨によって取り除かれてしまうため、転位31aの検出が困難であった。しかしながら、研磨後エピタキシャル層11bに被評価層2aを形成することにより、気相成長によって転位31aが生じていた部分に再び凹凸が形成されるため、ひとたび検出が困難になった転位31aをも高感度に検出できる。
以上、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法と、これを備えたエピタキシャルウェーハの製造方法について説明したが、本発明は、前述した実施態様に制限されるものではない。
例えば図3(a)に示すように、エピタキシャル層形成工程S1によって形成された研磨前エピタキシャル層11aに対して、研磨工程S2を省略した場合にも本発明を適用することができる。このとき、図3(b)に示すように、研磨前エピタキシャル層11aの主表面に被評価層2bを形成することになる。これにより、研磨前エピタキシャル層11aの主表面に形成された転位31や結晶欠陥等の凹部32、33のみならず、研磨前エピタキシャル層11aの主表面に形成されたヒロック等の凸部34が形成された位置においても、被評価層2bの形成される速度が速められ、被評価転位21〜24が形成される。そのため、研磨前エピタキシャル層11aの主表面に形成された凸部34を大きくすることができ、評価工程S5における凸部34の検出を容易にできる。特に、5μm以下の薄いエピタキシャル層11の表面の状態を評価する場合には、好適である。
また、抜取工程S3は、エピタキシャル層11の形成された全てのロットから検査用ウェーハを抜き取る形態に限定されず、例えば、公知の評価手段で表面の状態が良いものと評価された一部のロットから、検査用ウェーハを抜き取るようにしてもよい。これにより、公知の評価手段で不良と評価されるような明らかな不良ロットが、抜取工程S3に先立って取り除かれるため、被評価層形成工程S4を行うべきエピタキシャルウェーハ1の枚数を低減できる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。図4(a)〜(c)は、本発明の実施例及び比較例における、エピタキシャルウェーハ1の主表面で検出される凹凸の分布を示す平面図である。
〔実施例1〕
本実施態様の図1に示されるS1〜S6の各工程を行い、図2に示すようにエピタキシャルウェーハ1を製造し、そのエピタキシャル層11の表面状態を評価した。エピタキシャルウェーハ1は、半導体単結晶基板10の主表面にエピタキシャル層11を有するものである。以下に詳述する。
半導体単結晶基板10として、主表面が(100)面である直径300mmのp++ドープされたシリコンウェーハ(両面研磨品)を用い、半導体単結晶基板10を主表面が露出するようにエピタキシャル層形成装置の所定の位置に載せた。
半導体ソースガスのSiHClガス(流量:7.0×10−3/s、約7.0slm)と、キャリアガスのHガス(流量:40.0×10−3/s、約40.0slm)とを混合してエピタキシャル層形成装置に1.5分間供給しつつ、半導体単結晶基板10の主表面を1100℃に加熱して、半導体単結晶基板10の主表面にSiからなる厚さが4.0μmの研磨前エピタキシャル層11aを形成させ、エピタキシャル層形成装置から取り出した。得られた研磨前エピタキシャル層11aに対して、主表面が鏡面になるように研磨を行った。研磨前エピタキシャル層11aに対する研磨は、半導体単結晶基板10の厚さ方向に0.5μm行った。
研磨により研磨後エピタキシャル層11bが形成された半導体単結晶基板10を、エピタキシャル層形成装置の所定の位置に載せ、1100℃に加熱された水素雰囲気中で熱処理を20秒間行い、エピタキシャルウェーハ1の表面に形成された自然酸化膜を除去させた。
熱処理を行った後、半導体ソースガスのSiHClガス(流量:7.0×10−3/s、約7.0slm)と、キャリアガスのHガス(流量:40.0×10−3/s、約40.0slm)を混合してエピタキシャル層形成装置に1.5分間供給しつつ、研磨後エピタキシャル層11bの主表面を1100℃に加熱して、研磨後エピタキシャル層11bの主表面にSiからなる平均の厚さが4μmの被評価層2aを形成した。
被評価層2aの形成された研磨後エピタキシャル層11bの表面の状態は、レーザーパーティクルカウンターSurfscan SP1(KLA−Tencor社製)により、被評価層2a及び研磨後エピタキシャル層11bの表面に形成された凹凸(サイズ;0.09μm以上)をカウントすることで評価した。
実施例1の被評価層2aの形成された研磨後エピタキシャル層11bにおいてカウントされた凹凸の数は、エピタキシャルウェーハ1枚当たり207個であった。また、実施例1で得られたエピタキシャルウェーハ1について、レーザーパーティクルカウンターにより検出された凹凸の分布は、図4(c)に示すようになった。
〔比較例1〕
実施例1に比して、被評価層形成工程S4を省略した。すなわち、形成された研磨前エピタキシャル層11aが鏡面になるように研磨を行った後、形成された研磨後エピタキシャル層11bの表面の状態を評価した。それ以外は実施例1と同様である。
比較例1の研磨後エピタキシャル層11bにおいてカウントされた凹凸の数は、エピタキシャルウェーハ1枚当たり3個であった。また、比較例1で得られたエピタキシャルウェーハ1について、レーザーパーティクルカウンターにより検出された凹凸の分布は、図4(b)に示すようになった。
〔比較例2〕
実施例1に比して、研磨工程S2及び被評価層形成工程S4を省略した。すなわち、形成された研磨前エピタキシャル層11aについて、その表面の状態を評価した。それ以外は実施例1と同様である。
比較例2の研磨前エピタキシャル層11aにおいてカウントされた凹凸の数は、エピタキシャルウェーハ1枚当たり11個であった。また、比較例2で得られたエピタキシャルウェーハ1について、レーザーパーティクルカウンターにより検出された凹凸の分布は、図4(a)に示すようになった。
前記各実施例及び比較例の結果から、例えば以下のことがわかる。
被評価層形成工程S4を省略した比較例1に比して、被評価層形成工程S4を行った実施例1は、より多くの凹凸を評価工程S5で検出できることがわかる。
また、研磨前エピタキシャル層11aに対して直ちに評価工程S5を行った比較例2に比しても、被評価層形成工程S4を行った実施例1は、より多くの凹凸が検出されている。そのため、実施例1の評価方法は、通常は検出が困難な欠陥や転位をも検出できることもわかる。
1、1a エピタキシャルウェーハ
2a 被評価層
2b 被評価層
10 半導体単結晶基板
11 エピタキシャル層
11a 研磨前エピタキシャル層
11b 研磨後エピタキシャル層
21a、22a 被評価転位
21〜24 被評価転位
31、31a 転位
32、32a 凹部
33 凹部
34 凸部
S1 エピタキシャル層形成工程
S2 研磨工程
S3 抜取工程
S4 被評価層形成工程
S5 評価工程
S6 判定工程

Claims (6)

  1. 半導体単結晶基板の主表面にエピタキシャル層を有するエピタキシャルウェーハについて前記エピタキシャル層の表面の状態を評価する方法であって、
    前記エピタキシャルウェーハの前記エピタキシャル層に、気相成長法により被評価層を形成する被評価層形成工程と、
    前記被評価層の表面の状態を評価することにより前記エピタキシャル層の表面の状態を評価する評価工程と、を備えるエピタキシャルウェーハの評価方法。
  2. 前記エピタキシャルウェーハとして、前記エピタキシャル層を研磨する研磨工程が行われたものを用いる請求項1記載のエピタキシャルウェーハの評価方法。
  3. 前記被評価層形成工程の前に、前記エピタキシャルウェーハを加熱処理する加熱処理工程を更に備える請求項1又は2記載のエピタキシャルウェーハの評価方法。
  4. 前記被評価層は、前記エピタキシャル層の1.0〜3.0倍の厚さを有する請求項1から3のいずれか記載のエピタキシャルウェーハの評価方法。
  5. 前記被評価層形成工程は、ガスエッチングの行われていない前記エピタキシャル層に前記被評価層を形成する請求項1から4のいずれか記載のエピタキシャルウェーハの評価方法。
  6. 半導体単結晶基板の主表面に研磨されたエピタキシャル層を有するエピタキシャルウェーハの製造方法であって、
    複数枚の前記半導体単結晶基板を1ロットとして前記半導体単結晶基板に前記エピタキシャル層を形成した後で前記エピタキシャル層を研磨し、複数枚の研磨されたエピタキシャルウェーハを得るエピタキシャル層形成工程と、
    前記1ロットの前記エピタキシャルウェーハから一部を検査用ウェーハとして抜き取る抜取工程と、
    前記検査用ウェーハの前記エピタキシャル層に、気相成長法により被評価層を形成する被評価層形成工程と、
    前記被評価層の表面の状態を評価する評価工程と、
    前記評価工程において前記被評価層の表面の状態が不良と評価された場合に、前記検査用ウェーハが属する前記1ロットの前記エピタキシャル層の形成及び研磨の少なくとも一方が異常であると判定する判定工程と、を備えるエピタキシャルウェーハの製造方法。
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