JP2011048763A - メモリ診断方法及びメモリ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ回路において、運用中に自動でメモリ全体の故障検出を行うことを目的とする。
【解決手段】ネットワークから受信したフレームのフレーム間ギャップを含む空きタイムスロットで、メモリのテストを行うためのテストアドレスを順次変化させて生成するテストアドレス生成手段と、メモリのテストアドレスから読み出したデータを退避する退避手段と、メモリのテストアドレスにテストデータを書き込むテスト書き込み手段と、メモリのテストアドレスからテストデータを読み出すテスト読み出し手段と、テスト読み出し手段で読み出されたテストデータを予め保持している基準データと比較して障害の有無を判定する判定手段と、退避手段に退避されているデータを前記メモリの前記テストアドレスに書き戻す書き戻し手段とを有する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ネットワークから受信したフレームを書き込まれるメモリの診断方法及びメモリ回路に関する。
イーサネット(登録商標)等のLANフレームの伝送を行う伝送装置では、入力インタフェース部でネットワークから受信したフレームデータをユーザ毎にメモリに書き込む。そして、スケジューラの制御で上記メモリからフレームデータを読み出してスイッチング部に供給し、宛先に応じてクロスコネクト処理を行う。クロスコネクトされたフレームデータは出力インタフェース部からネットワークに送出される。このように、伝送装置のメモリは伝送フレーム処理で常にアクセスされており、メモリへのアクセス頻度が高い。また、1つのメモリ空間を複数のユーザが分割して使用している。
図1は従来のメモリ回路の一例の構成図を示す。LANフレーム(入力データ)はライト制御部1に供給される。ライト制御部1は入力データをワード単位とし、ユーザ毎に使用領域を異ならせてライトアドレスを生成し、上記入力データをワード単位でメモリ2に書き込む。リード制御部3はリードアドレスを生成してメモリ2からデータを読み出し、読み出されたデータは後続回路に供給される。
故障診断プログラムを起動してメモリの診断を行い、メモリにおける故障アドレスを検出してレジスタに格納しておき、メモリをアクセスするアドレスが故障アドレスと一致したときセレクタによりメモリに代えて救済用レジスタを選択することで、メモリの故障アドレスを救済用レジスタに置き換えてメモリの故障救済を行う方法が従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−181806号公報
一般的なメモリのチェック方法として、パリティコードや誤り訂正コード(ECC)を用いたチェック方法があるが、以下のようなデメリットがある。パリティチェックは、偶数又は奇数のチェックであるため確率論で必ずしもエラーが検出できるとは限らない。ECCチェックは、チェックのための冗長ビットが必要であり、メモリ容量や回路規模が増大する。
従来、伝送装置では出荷試験においてメモリ診断が行われるだけであり、出荷後は運用状態でメモリ診断を実施することは時間制約上難しかった。このため、経年変化でメモリ故障が発生しても、メモリ故障を検出することができなかった。また、使用されていないメモリ空間に対する診断も十分でないという問題があった。
開示のメモリ回路は、運用中に自動でメモリ全体の故障検出を行うことを目的とする。
開示の一実施形態によるメモリ回路は、ネットワークから受信したフレームをユーザ毎に領域を割り当てたメモリに書き込み、前記メモリから各ユーザのフレームデータを読み出して後続回路に供給するメモリ回路において、
前記ネットワークから受信したフレームのフレーム間ギャップを含む空きタイムスロットで、前記メモリのテストを行うためのテストアドレスを順次変化させて生成するテストアドレス生成手段と、
前記メモリの前記テストアドレスから読み出したデータを退避する退避手段と、
前記メモリの前記テストアドレスにテストデータを書き込むテスト書き込み手段と、
前記メモリの前記テストアドレスからテストデータを読み出すテスト読み出し手段と、
前記テスト読み出し手段で読み出されたテストデータを予め保持している基準データと比較して障害の有無を判定する判定手段と、
前記退避手段に退避されているデータを前記メモリの前記テストアドレスに書き戻す書き戻し手段と、を有する。
本実施形態によれば、運用中に自動でメモリ全体の故障検出を行うことができる。
従来のメモリ回路の一例の構成図である。 伝送装置の一実施形態の構成図である。 メモリ回路の一実施形態の構成図である。 LANフレーム間ギャップを示す図である。 メモリチェック処理の一実施形態のフローチャートである。 メモリチェックの信号タイミングチャートを示す図である。 メモリチェックの信号タイミングチャートを示す図である。 障害メモリ管理テーブルの一実施形態を示す図である。 ユーザ領域が故障した場合の障害メモリ管理テーブルの例を示す図である。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する。
<伝送装置の構成>
図2は伝送装置の一実施形態の構成図を示す。図2において、インタフェースユニット10には複数の光トランシーバ11−0〜11−7が設けられている。各光トランシーバ11−0〜11−7にはネットワークから光信号が供給され電気信号に変換される。なお、ネットワークから入来するLANフレームはTPID(タグプロトコル識別子:0x8100)とタグ制御情報からなるVLANタグを有している。上記タグ制御情報内には3ビットのユーザプライオリティと12ビットのVID(仮想LAN識別子)が含まれている。
各光トランシーバ11−0〜11−7から出力されるLANフレームはMAC処理部12に供給され、MACアドレスの終端等のMAC処理が行われる。その後、LANフレームは優先度制御部13に供給される。
優先度制御部13内のフレーム識別部14はLANフレームのVIDを識別し、識別したVIDをリード・ライト制御部16に供給し、LANフレームをポリサー15に供給する。ポリサー15はLANフレームの流量制限を行う。
リード・ライト制御部16はVIDに応じてメモリのライトアドレスを発生し、入力LANフレームはライトアドレスによってメモリ17のVIDに応じた領域に書き込まれる。スケジューラ18は読み出し順序の調整を行う。
リード・ライト制御部16はスケジューラ18の調整に応じたリードアドレスを生成してメモリ17に供給し、メモリ17のリードアドレスで指示された領域からLANフレームが読み出される。メモリ17から読み出されたLANフレームはインタフェース部20を経てスイッチファブリックユニット30に供給される。また、リード・ライト制御部16はメモリ17の障害を検出すると障害情報を障害メモリ管理部19に通知し、障害情報は障害メモリ管理部19にて保持管理される。
スイッチファブリックユニット30はLANフレームに対し宛先に応じてクロスコネクト処理を行い、クロスコネクトされたLANフレームは宛先に応じたインタフェースユニット35の光トランシーバ36からネットワークに送出される。
また、CPUユニット40により、インタフェースユニット10,スイッチファブリックユニット30,インタフェースユニット35それぞれのCPU21,31,37に対し、フローエントリ設定と監視が行われている。
<伝送装置の構成>
図3はメモリ回路の一実施形態の構成図を示す。このメモリ回路は図2におけるリード・ライト制御部16及びメモリ17に対応する。図3において、端子50からのLANフレーム(入力データ)はライト制御部51に供給される。
ライト制御部51は障害メモリ管理部19又はCPU21からユーザ毎の使用領域を指示されており、入力データをワード単位とし、ユーザ毎に使用領域を異ならせてライトアドレスを生成する。上記入力データとライトアドレスはデータセレクタ52とアドレスセレクタ53を介してメモリ54に供給され、入力データはワード単位でメモリ54に書き込まれる。メモリ54は図2におけるメモリ17に対応する。
また、リード制御部55はリードアドレスを生成する。リードアドレスはアドレスセレクタ56を介してメモリ54に供給され、メモリ54から読み出されたデータは端子57から後続回路に供給される。なお、読み出されたデータはテンポラリフリップフロップ(temp−FF)58及びテストリード制御及びチェック部62に供給される。テンポラリフリップフロップ58は格納データをデータセレクタ52に供給する。
端子60にはフレーム識別部14から空きタイムスロット指示信号が供給されており、この空きタイムスロット指示信号はテストライト制御部61,データセレクタ52,アドレスセレクタ53,56それぞれに供給される。
テストライト制御部61は空きタイムスロットの期間においてテストデータ0xAA,0x55(0xは16進表示を示す)を生成すると共に、内蔵するアドレスカウンタにてライトアドレスを生成する。また、テストライト制御部61は空きタイムスロットの期間の1番タイムスロットでデータセレクタ52にテストデータ(テストライト制御部61の出力)を選択させ、5番タイムスロットで退避データ(テンポラリフリップフロップ58の出力)を選択させる選択信号を生成する。上記選択信号はデータセレクタ52に供給される。上記テストデータとライトアドレスはデータセレクタ52とアドレスセレクタ53を介してメモリ54に供給されて、テストデータ又は退避データがワード単位でメモリ54に書き込まれる。
なお、テストデータ0xAAは2進表示の‘1010’つまり1,0が交番する第1の値であり、テストデータ0x55は2進表示で‘0101’つまり0,1が交番する第2の値であり、同一アドレスに2つのテストデータ0xAA,0x55それぞれを書き込み、上記アドレスから読み出したテストデータを基準データ0xAA,0x55それぞれと比較する2回のチェックを行うことで、メモリ54の1アドレス分の正確な故障検出を行うことができる。
また、テストリード制御及びチェック部62は、空きタイムスロットの期間において内蔵するアドレスカウンタにてリードアドレスを生成する。リードアドレスはアドレスセレクタ56を介してメモリ54に供給され、メモリ54からテストデータが読み出されてテストリード制御及びチェック部62に供給される。テストリード制御及びチェック部62はメモリ54から読み出されたテストデータを予め保持している基準データ0xAA,0x55と比較して、不一致の場合にチェック結果とリードアドレス(テストアドレス)を含む故障情報を故障障害メモリ管理部19に対して通知する。
<LANフレーム間ギャップ>
図4にLANフレーム間ギャップを示す。LANフレームは、先行するLANフレームとの間に少なくとも12バイト分のIFG(Interframe Gap)がある。LANフレームの先頭には7バイト分のプリアンブルと、1バイト分のSFD(Start Frame Delimeter:フレーム開始分界点)があり、その後に最大9600バイトの可変長のLANフレーム(ペイロード領域)が続いている。このため、IFGとプリアンブルとSFDの計20バイト分を空きタイムスロットとしてメモリ54のチェックを行う。
<メモリチェック処理>
図5にメモリ回路が空きタイムスロットに実行するメモリチェック処理の一実施形態のフローチャートを示す。図5において、ステップS1でテストライト制御部61とテストリード制御及びチェック部62が生成するリードアドレス及びライトアドレスであるテストアドレスをメモリ54の先頭アドレスに設定する。このとき、テストデータとして0xAAを設定する。
ステップS2でテストリード制御及びチェック部62からのリードアドレスをメモリ54に供給して、メモリ54から読み出されたデータをテンポラリフリップフロップ58に書き込んで退避する。
次に、ステップS3でテストライト制御部61からのテストデータ(0xAA又は0x55)をメモリ54のライトアドレスに書き込む。なお、上記テストリード制御及びチェック部62とテストライト制御部61は同期しており、上記リードアドレスとライトアドレスは同一である。そして、テストリード制御及びチェック部62からのリードアドレスをメモリ54に供給して、メモリ54から読み出されたテストデータをテストリード制御及びチェック部62に供給する。
ステップS4でテストリード制御及びチェック部62はメモリ54から読み出されたテストデータを予め保持している基準データ(0xAA又は0x55)と比較して正常(一致)であればステップS5に進み、異常(不一致)であればステップS6に進む。
ステップS5ではテストライト制御部61からのライトアドレスとテンポラリフリップフロップ58の退避データをメモリ54に供給し、退避データをメモリ54の退避時と同一アドレスに書き戻す。
ステップS6ではテストリード制御及びチェック部62は故障情報を故障障害メモリ管理部19に対して通知し、障害メモリ管理部19は障害メモリ管理テーブルの故障と判定された領域を未使用領域とする。
ステップS5又はS6の実行後、ステップS7で直前に使用したテストデータが0xAAであるか否かを判別する。直前のテストデータが0xAAの場合にはステップS8でテストデータとして0x55を設定してステップS2に進む。直前のテストデータが0x55の場合にはステップS9でテストデータとして0xAAを設定し、更に、テストアドレスとしてのリードアドレス及びライトアドレスを1だけカウントアップしてステップS2に進む。
<信号タイミングチャート>
図6及び図7にメモリチェックの信号タイミングチャートを示す。図6(B)に示すLANフレームの間に、図6(C)にハイレベルで示す20クロック分の空きタイムスロットがある。なお、図6(C)におけるクロックは、図6(A)に示す100MHzのシステムクロックを基にしてLANフレームの1バイトの期間を1周期で示すクロックである。
上記20クロック分の空きタイムスロットの期間において、ライト制御部51は図6(D)に示すように、アドレスの生成(通常アドレスのカウント)を停止している。この空きタイムスロットの期間にテストライト制御部61及びテストリード制御及びチェック部62は図6(E),(F)に示すように、テストアドレス(即ち、ライトアドレス及びリードアドレス)を0,1,2と3回カウントアップする。なお、図6(A)〜(E)に対し図6(F)〜図6(J)は時間軸(横軸)を拡大して表している。
そして、図6(F)に示す各テストアドレスの発生期間を図6(G)に示す0番から5番までの6タイムスロットに分割する。
0番タイムスロットでは、図6(H)に示すように、メモリ54のテストアドレスからデータを読み出してテンポラリフリップフロップ58に退避する。
1番タイムスロットでは、図6(I)に示すように、メモリ54のテストアドレスにテストデータ0xAAを書き込む。
2番タイムスロットでは、図6(H)に示すように、メモリ54のテストアドレスからテストデータを読み出してテストリード制御及びチェック部62で基準データ0xAAと比較する。
3番タイムスロットでは、図6(I)に示すように、メモリ54のテストアドレスにテストデータ0x55を書き込む。
4番タイムスロットでは、図6(H)に示すように、メモリ54のテストアドレスからテストデータを読み出してテストリード制御及びチェック部62で基準データ0x55と比較する。
5番タイムスロットでは、図6(I)に示すように、メモリ54のテストアドレスにテンポラリフリップフロップ58の退避データを書き戻す。
図6ではメモリ54のテストアドレスから基準データと一致するテストデータが読み出されて故障が検出されないため、テストリード制御及びチェック部62の出力するチェック結果は、図6(J)に示すように故障なしを示すローレベルを維持する。
このようにして、メモリ54の1アドレスについてのチェックが行われ、20クロック分の空きタイムスロットの期間において、メモリ54の3つのテストアドレスのチェックがなされる。
図6はメモリ54に故障がない場合を示しているのに対し、図7はメモリ54に故障がある場合を示している。図7(B)に示すLANフレームの間に、図7(C)にハイレベルで示す20クロック分の空きタイムスロットがある。
上記20クロック分の空きタイムスロットの期間において、ライト制御部51は図7(D)に示すように、アドレスの生成(通常アドレスのカウント)を停止している。この空きタイムスロットの期間にテストライト制御部61及びテストリード制御及びチェック部62は図7(E),(F)に示すように、テストアドレス(即ち、ライトアドレス及びリードアドレス)を300,301,302と3回カウントアップする。なお、図7(A)〜(E)に対し図7(F)〜図7(J)は時間軸(横軸)を拡大して表している。
図7(F)に示す各テストアドレスの発生期間を図7(G)に示す0番から5番までの6タイムスロットに分割する。
テストアドレス300の0番タイムスロットでは、図7(H)に示すように、メモリ54のテストアドレスからデータを読み出してテンポラリフリップフロップ58に退避する。
テストアドレス300の1番タイムスロットでは、図7(I)に示すように、メモリ54のテストアドレスにテストデータ0xAAを書き込む。
テストアドレス300の2番タイムスロットでは、図7(H)に示すように、メモリ54のテストアドレスからテストデータ0xAAを読み出してテストリード制御及びチェック部62で基準データ0xAAと比較する。
テストアドレス300の3番タイムスロットでは、図7(I)に示すように、メモリ54のテストアドレスにテストデータ0x55を書き込む。
テストアドレス300の4番タイムスロットでは、図7(H)に示すように、メモリ54のテストアドレスからテストデータ0x15を読み出してテストリード制御及びチェック部62で基準データ0x55と比較する。
テストアドレス300の5番タイムスロットでは、図7(I)に示すように、メモリ54のテストアドレスにテンポラリフリップフロップ58の退避データを書き戻す。
図7(I)の3番タイムスロットでテストデータ0x55をメモリ54のテストアドレスに書き込んだにも拘わらず、図7(H)の4番タイムスロットでメモリ54のテストアドレスからテストデータ0x15が読み出され、故障が検出されないため、テストリード制御及びチェック部62の出力するチェック結果は、図7(J)に示すように5番タイムスロットで故障ありを示すハイレベルとなる。
図8に障害メモリ管理部19に内蔵される障害メモリ管理テーブルの一実施形態を示す。図8では、図7のチェック結果を反映して、メモリ54のアドレス300−3FFのユーザ領域に対するメモリ診断結果を異常としている。このようにユーザ毎に使用されるメモリ領域の一部が異常であった場合は、その領域を未使用領域としてユーザにはアサインされないようにしている。
図9は、ユーザflow−0に使用していたアドレス000−0FFのユーザ領域が故障した場合の障害メモリ管理テーブルの例を示す。使用されているメモリ空間(ユーザ領域)が異常と判定された場合は、そのメモリ空間を未使用領域とすると共に、代替の例えばアドレス500−5FFを使用領域としてユーザflow−0に再度アサインする。
このように障害メモリ管理部19の障害メモリ管理テーブルで、ユーザ領域が有効か無効(正常か異常)かの判定結果とユーザflow−No情報を格納することで、ユーザ毎のメモリ空間の管理が可能となり、正常なメモリ空間を使用することが可能となる。
なお、上記メモリ54の使用前提としてLANフレーム(SFD以降のペイロード領域)を格納することを想定している。従って、診断結果が異常であったメモリ領域は未使用とし、異常であったメモリ領域に既に格納されていたデータは廃棄する。そして、次に入力されるデータから新しいメモリ空間に格納し、正常に処理する構成としている。
このようにして、運用中に自動でメモリ全体の故障検出を行うことができ、異常があった場合は、その領域はユーザに開放せず未使用として扱い、メモリ空間が正常の領域にユーザの入力データがエントリされることで、メモリ回路の信頼性を確保することができる。
(付記1)
ネットワークから受信したフレームをユーザ毎に領域を割り当てたメモリに書き込み、前記メモリから各ユーザのフレームデータを読み出して後続回路に供給するメモリ回路において、
前記ネットワークから受信したフレームのフレーム間ギャップを含む空きタイムスロットで、前記メモリのテストを行うためのテストアドレスを順次変化させて生成するテストアドレス生成手段と、
前記メモリの前記テストアドレスから読み出したデータを退避する退避手段と、
前記メモリの前記テストアドレスにテストデータを書き込むテスト書き込み手段と、
前記メモリの前記テストアドレスからテストデータを読み出すテスト読み出し手段と、
前記テスト読み出し手段で読み出されたテストデータを予め保持している基準データと比較して障害の有無を判定する判定手段と、
前記退避手段に退避されているデータを前記メモリの前記テストアドレスに書き戻す書き戻し手段と、
を有することを特徴とするメモリ回路。
(付記2)
付記1記載のメモリ回路において、
前記判定手段で障害と判定されたアドレスを含むユーザの領域を障害領域として管理し前記障害領域に割り当てられていたユーザに別の障害のない領域を割り当てる障害メモリ管理手段
を有することを特徴とするメモリ回路。
(付記3)
付記2記載のメモリ回路において、
前記テストデータは、1,0が交番する第1の値と0,1が交番する第2の値であることを特徴とするメモリ回路。
(付記4)
ネットワークから受信したフレームをユーザ毎に領域を割り当てたメモリに書き込み、前記メモリから各ユーザのフレームデータを読み出して後続回路に供給するメモリ回路を診断するメモリ診断方法において、
前記ネットワークから受信したフレームのフレーム間ギャップを含む空きタイムスロットで、前記メモリのテストを行うためのテストアドレスを順次変化させて生成する第1ステップと、
前記メモリの前記テストアドレスから読み出したデータを退避する第2ステップと、
前記メモリの前記テストアドレスにテストデータを書き込む第3ステップと、
前記メモリの前記テストアドレスからテストデータを読み出す第4ステップと、
前記第4ステップで読み出されたテストデータを予め保持している基準データと比較して障害の有無を判定する第5ステップと、
前記第2ステップで退避されているデータを前記メモリの前記テストアドレスに書き戻す第6ステップと、
前記第1乃至第6ステップを繰り返すことを特徴とするメモリ診断方法。
(付記5)
付記4記載のメモリ診断方法において、
前記第5ステップで障害と判定されたアドレスを含むユーザの領域を障害領域として管理し、前記障害領域に割り当てられていたユーザに別の障害のない領域を割り当てることを特徴とするメモリ診断方法。
(付記6)
付記5記載のメモリ診断方法において、
前記テストデータは、1,0が交番する第1の値と0,1が交番する第2の値であり、
前記第1ステップは、前記第1の値のテストデータを用いて前記第2乃至第7ステップを実行し、前記第2の値のテストデータを用いて前記第2乃至第7ステップを実行したのち前記テストアドレスを変化させることを特徴とするメモリ診断方法。
(付記7)
付記3記載のメモリ回路において、
前記空きタイムスロットは、前記フレーム間ギャップとフレーム先頭のプリアンブルとフレーム開始分界点を含む期間であることを特徴とするメモリ回路。
(付記8)
付記6記載のメモリ診断方法において、
前記空きタイムスロットは、前記フレーム間ギャップとフレーム先頭のプリアンブルとフレーム開始分界点を含む期間であることを特徴とするメモリ診断方法。
10 インタフェースユニット10
11−0〜11−7 光トランシーバ
12 MAC処理部
13 優先度制御部
14 フレーム識別部
15 ポリサー
16 リード・ライト制御部
17 メモリ
18 スケジューラ
19 障害メモリ管理部
20 インタフェース部
30 スイッチファブリックユニット
40 CPUユニット
51 ライト制御部
52,データセレクタ
53,56 アドレスセレクタ
54 メモリ
55 リード制御部
58 テンポラリフリップフロップ
61 テストライト制御部
62 テストリード制御及びチェック部

Claims (6)

  1. ネットワークから受信したフレームをユーザ毎に領域を割り当てたメモリに書き込み、前記メモリから各ユーザのフレームデータを読み出して後続回路に供給するメモリ回路において、
    前記ネットワークから受信したフレームのフレーム間ギャップを含む空きタイムスロットで、前記メモリのテストを行うためのテストアドレスを順次変化させて生成するテストアドレス生成手段と、
    前記メモリの前記テストアドレスから読み出したデータを退避する退避手段と、
    前記メモリの前記テストアドレスにテストデータを書き込むテスト書き込み手段と、
    前記メモリの前記テストアドレスからテストデータを読み出すテスト読み出し手段と、
    前記テスト読み出し手段で読み出されたテストデータを予め保持している基準データと比較して障害の有無を判定する判定手段と、
    前記退避手段に退避されているデータを前記メモリの前記テストアドレスに書き戻す書き戻し手段と、
    を有することを特徴とするメモリ回路。
  2. 請求項1記載のメモリ回路において、
    前記判定手段で障害と判定されたアドレスを含むユーザの領域を障害領域として管理し前記障害領域に割り当てられていたユーザに別の障害のない領域を割り当てる障害メモリ管理手段
    を有することを特徴とするメモリ回路。
  3. 請求項2記載のメモリ回路において、
    前記テストデータは、1,0が交番する第1の値と0,1が交番する第2の値であることを特徴とするメモリ回路。
  4. ネットワークから受信したフレームをユーザ毎に領域を割り当てたメモリに書き込み、前記メモリから各ユーザのフレームデータを読み出して後続回路に供給するメモリ回路を診断するメモリ診断方法において、
    前記ネットワークから受信したフレームのフレーム間ギャップを含む空きタイムスロットで、前記メモリのテストを行うためのテストアドレスを順次変化させて生成する第1ステップと、
    前記メモリの前記テストアドレスから読み出したデータを退避する第2ステップと、
    前記メモリの前記テストアドレスにテストデータを書き込む第3ステップと、
    前記メモリの前記テストアドレスからテストデータを読み出す第4ステップと、
    前記第4ステップで読み出されたテストデータを予め保持している基準データと比較して障害の有無を判定する第5ステップと、
    前記第2ステップで退避されているデータを前記メモリの前記テストアドレスに書き戻す第6ステップと、
    前記第1乃至第6ステップを繰り返すことを特徴とするメモリ診断方法。
  5. 請求項4記載のメモリ診断方法において、
    前記第5ステップで障害と判定されたアドレスを含むユーザの領域を障害領域として管理し、前記障害領域に割り当てられていたユーザに別の障害のない領域を割り当てることを特徴とするメモリ診断方法。
  6. 請求項5記載のメモリ診断方法において、
    前記テストデータは、1,0が交番する第1の値と0,1が交番する第2の値であり、
    前記第1ステップは、前記第1の値のテストデータを用いて前記第2乃至第7ステップを実行し、前記第2の値のテストデータを用いて前記第2乃至第7ステップを実行したのち前記テストアドレスを変化させることを特徴とするメモリ診断方法。
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