JP2011048415A - 位置情報マーク作製装置および位置情報マークの製造方法 - Google Patents

位置情報マーク作製装置および位置情報マークの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サイズが過大とならない位置情報マークを提供する。また、その位置情報マークの作製方法を提供する。
【解決手段】 単色セルのサイズが、二次元コード内の特定の方向への変位に応じて単調に増加するように規定することで、単色セルのサイズが均一の二次元コードを位置情報マークとして利用する場合に比べ、読み取り失敗の可能性の抑制と、位置情報マークの設置面積の削減を両立できる。また、投影装置により位置情報マークの候補画像を所望の場所に投影し、カメラで撮影した画像の読み取り品質を算出、表示することにより候補画像の台形化パラメータを評価することができ、操作者が適切な台形化パラメータを決定できる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、移動体の位置および方位角を同定するためのマーク設置位置指示装置およびマーク設置方法に関する。
従来、移動体に搭載されたカメラで移動体経路近傍に設置された位置情報マークを撮影し、その画像に基づいてマークと移動体との相対的な位置関係を算出し、移動体の位置および方位角を同定する技術が知られている(特許文献1、特許文献2)。また、サイズが既知のダミーマークを所望の場所に設置し、位置と方位角が既知のカメラでダミーマークを撮影した画像に基づきダミーマークの真の位置を算出し、ダミーマークの替わりに設置されるべき位置情報マークを作製する技術が知られている(特許文献3)。
特開2006−195913号公報 特開2007−164441号公報 特開2008−311789号公報
特許文献1乃至3によれば、位置情報マークおよびダミーマークの例として、正方形の二次元バーコードの利用が有利であるとされる。しかしながら、位置情報マークの正面にカメラが位置する状況は稀であり、多くの場合、カメラ画像における二次元バーコード像は歪むため、カメラから遠ざかる方向に存在するセル(二次元バーコードを構成する単色小図形)ほど縮小された画像となる。したがって、想定される最小のセル画像サイズを基に、正方形のマーク全体のサイズの下限が決定されるが、マークのサイズが過大とならないことが一般に要請される。
そこで、本発明は、サイズが過大とならない位置情報マークの提供と、そのマークの作製方法の提供を目的とする。
本願で開示する発明の概要を説明すれば以下の通りである。
すなわち、複数の単色セルの組み合わせであるシンボルを形成し、第1の二次元射影変換パラメータに従い、前記シンボルから位置情報マークへ二次元射影変換し、第2の二次元射影変換パラメータに従い、前記位置情報マークを投影用画像へ二次元射影変換し、前記投影装置は、前記投影用画像を投影し、前記カメラは、投影された前記投影用画像を撮像し、前記情報処理装置は、前記カメラにより撮像された撮像画像と前記シンボルの各単色セルの色が一致する比率を算出することにより、前記投影用画像の読み取り品質を評価することを特徴とする位置情報マーク作成装置である。
本発明によれば、単色セルのサイズが均一の二次元コードを位置情報マークとして利用する場合に比べ、読み取り失敗の可能性の抑制と、位置情報マークの設置面積の削減を両立できる。
本発明の一実施形態の位置情報マークを利用した、店舗内ナビゲーションシステムの構成を示す図である。 従来一般に用いられている二次元コードのセル配置を示す図である。 正方形の二次元コードを下方から撮影した場合の変形を示す図である。 二次元射影変換を示す図である。 二次元射影変換を示す図である。 二次元射影変換の一種である台形化変換を示す図である。 本発明による位置情報マークの一例を示す図である。 本発明の一実施形態の位置情報マーク作製装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の位置情報マーク作製装置と位置情報マークが設置される場所との位置関係を示す図である。 本発明の一実施形態の位置情報マーク試作評価処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の位置情報マークを利用した、店舗内ナビゲーションシステムの構成を示す図である。
店舗900内部の壁901の表面の特定の場所902に、位置情報マーク100が設置されている。壁901は、通路903に隣接しており、通路903には買物客904が通行する。買物客904はカート800を利用して商品を運搬する。カート800には、位置方位角同定装置810と、情報表示装置870が搭載されている。位置方位角同定装置810には、カメラ811が備えられており、カメラ811は常時撮像する。位置情報マークが設置された場所902は、カメラ811よりも高所に位置する。カート800が通路903を通過する過程で、カメラ811が位置情報マーク100の撮影に成功すると、その結果得られた画像を基に、位置方位角同定装置810は、カート800の位置を示す座標値X、Yおよび方位角θを算出する。算出された座標値X、Yおよび方位角θを基に、カートを表す記号が、店舗内の地図と共に情報表示装置870に表示され、買物客904の利便性向上に供される。
なお、位置情報マーク100を設置する場所902は、壁の表面に限定されず、柱や梁や天井の表面であってもよい。また、設置場所902は、通路903に対し直角を成す平面に限定されない。
図2は、従来一般に用いられている二次元コードのセル配置を示す図である。二次元コード110には、単色セルが規則的に配置されており、各単色セルのサイズは等しい。すなわち、周囲との境界を表すクワイエットゾーン113を除くシンボル111の最上行に位置する単色セル112aと、最下行に位置する単色セル112bは、どちらも正方形であり、一辺の長さが等しい。このため、図3(a)に例示する二次元コード110aを、図1の場所902に設置し、カメラ811により下方から撮影すると、その画像は例えば図3(b)に示す図形110bのように変形し、上に位置する単色セルほどサイズが小さくなる。この変形は、座標変換の一種である平面図形の射影変換として一般に表現可能であるという性質がある。以下、平面図形の射影変換を、二次元射影変換と表記する。画像処理により二次元コードを正常にデコードするためには、画像内において最もサイズの小さくなる単色セルでも識別可能となるように、単色セル112aや112bの一辺の長さを十分に大きくする必要がある。その結果、位置情報マーク全体の面積が過剰に大きくなり、位置情報マークを所望の場所に設置する上での無視できない制約となっていた。
ここで、以下の説明の便宜のために、二次元射影変換の一般的な性質について説明する。
図4のような中心投影の視点を原点Oとする視点座標系において、カメラの焦点距離fに相当するz=fの位置に、透視投影面(カメラにより投影された撮影画像202を含んでいる平面)π2が存在する。この三次元空間内に存在する平面図形(原図)201を含んでいる平面π1は、一般に透視投影面π2と平行でなく、撮影画像202は、原図201のアフィン変換によって表現することができない。原図201を含んでいる平面π1を、z=ax+by+cと表すと、原図201上の点P(x,y,z)は、透視投影面π2では点Q(X,Y,f)に変換される。ただし、X=f・x/z=f・x/(ax+by+c)、Y=f・y/z=f・y/(ax+by+c)である。一方、原図201は、平面π1上の局所二次元直交座標系(u,v)で表現することができる。この(u,v)から(X,Y)への変換が、二次元射影変換である。二次元射影変換の逆変換も、二次元射影変換である。
二次元射影変換は、図5(a)に示すような(u,v)座標系における4点P1(0,0)、P2(1,0)、P3(1,1)、P4(0,1)の、図5(b)に示すような(X,Y)座標系における4点Q1(X1,Y1)、Q2(X2,Y2)、Q3(X3,Y3)、Q4(X4,Y4)への変換であり、8個の独立したパラメータで特定可能であるが、6個の独立したパラメータで特定可能なアフィン変換でない。上記のP1とQ1、P2とQ2のような変換前後の図形の対応点を、以下、標定点と表記する。また、二次元射影変換を特定するパラメータを、以下、二次元投影変換パラメータと表記する。
図6に示す座標変換は、一辺の長さが1の正方形221の、台形222への変換であり、二次元射影変換の特殊な例である。この変換を、以下、台形化変換と表記し、図中の3個のパラメータe(上底長さと下底長さの差の1/2倍)、g(下底長さ)、h(高さ)を、台形化パラメータと表記する。
図7は、本発明による位置情報マーク100の一例を示す図である。位置情報マーク100には、複数の単色セルの組み合わせであるデータセル群101が存在する。図7の例では、21行21列の合計441個の単色セルによりデータセル群101が構成されている。個々の単色セルは、明度の異なる2種類の色のいずれか一方でセル全体が塗られている。単色セルの2種類の色は、確実に区別されることが要請されるため、白と黒の2色であることが好ましいが、設置環境の美観等に配慮して、例えば白と青の2色のような、白と黒以外の組み合わせであってもよい。以下、白と黒の2色の場合を例に説明する。
データセル群101の外側には、白色領域103が存在する。データセル群101および白色領域103は、図2のシンボル111およびクワイエットゾーン113を台形化変換することにより作成できる。この変換により、位置情報マークは台形となり、個々の単色セルのサイズは、上への変位に応じて単調に増加する。すなわち、例えば最上行に位置する単色セル102aは、最下行に位置する単色セル102bよりもサイズが大きい。
白色領域103の外側には、周囲との境界を表す黒色領域104が存在し、白色領域103と黒色領域104の境界線105は、標定用シンボルとして機能する。すなわち、境界線105の4個の頂点105a、105b、105c、105dを標定点として、カメラ811により撮影された画像が正方形となるように二次元射影変換することにより、図2に例示する従来の二次元コードと同様のデコード手順を適用することが可能である。
位置情報マーク100に記載される情報符号は、データセル群101を構成する単色セルの組み合わせの形でエンコードされる。このエンコード方法は、エラー訂正符号を含む二次元コードのエンコード方法を利用することが有利である。例えば、図7に示す21行21列のデータセル群は、21×21モジュールで構成される1型の二次元コードと同じ配色パターンとすることが好ましい。
前述の情報符号の一例は、位置情報マーク100を構成する4個の標定点105a、105b、105c、105dの、場所902における4個の対応点165a、165b、165c、165dの三次元座標値である。これらの数値を直接記述する代わりに、代表となる点の座標と方向ベクトルや姿勢角との組み合わせの形で記述してもよい。また、前述の情報符号は位置情報マーク100を識別するためのID番号としてもよいが、この場合は、位置方位角同定装置810に、ID番号から全標定点の座標値を求めるデータベース機能を備える。
図8は、本発明の一実施形態の位置情報マーク作製装置300を構成を示す図である。また、図9は、位置情報マーク作製装置300と、位置情報マークが設置される場所902との位置関係を示す図である。
位置情報マーク作製装置300は、操作者の操作を受け付ける入力装置301、操作者に情報を提供する出力装置302、投影用画像を所望の場所に投影する投影装置303、所望の場所を撮影するカメラ304、位置情報マークを印刷する印刷装置305、各種の情報を処理する情報処理装置308により構成される。情報処理装置308は、正方形のシンボル111を作製する正方形シンボル作製部381、シンボル111を基に位置情報マークを作製するマーク作製部382、位置情報マークを基に投影用の画像を作製する投影用画像作製部383、カメラ304が撮影した画像を解析する画像解析部384、画像解析結果を基に投影用画像を評価する投影用画像評価部385、各部および装置を制御する制御部380により構成される。
入力装置301は、キーボード、マウス、タッチパネル、トラックボール等の、計算機の入力装置として一般に普及している装置である。
出力装置302は、計算機の出力装置として一般的な画像ディスプレイ装置である。
印刷装置305は、レーザープリンタやインクジェットプリンタ、感熱紙プリンタ等である。
カメラ304は、カラーまたはモノクロのいずれの型でもよいが、撮影された画像を非可逆圧縮して出力する型の場合、後述の画像解析処理による標定点の位置算出精度を低下させる恐れがあるため、非圧縮画像または可逆圧縮された画像を出力する型が好ましい。カメラ304は、所望の設置場所902に投影された位置情報マーク100を撮影することを目的としており、後述の試作評価処理の際には、事前に適切な位置および姿勢に設置される。
投影装置303は、位置情報マーク100を、所望の設置場所902に投影することを目的としており、後述の試作評価処理の際には、事前に適切な位置および姿勢に設置される。
図10は、本発明の一実施形態の位置情報マーク試作評価処理を示すフローチャートである。操作者390から入力装置301を介して与えられた処理開始の命令を制御部380が受信すると、制御部380が正方形シンボル作製部381に対し、シンボル111の作製を指示する(ステップs601)。正方形シンボル作製部381は、予め指定された特定の情報符号を基に、必要に応じてエラー訂正符号の付加やマスクパターンとの排他的論理和演算を施し、データセル群101の各単色セルの色を決定し、正方形のシンボル111を作製する。
シンボル111の作製が完了すると、制御部380はマーク作製部382に対し、位置情報マーク100の作成を指示する(ステップs602)。マーク作製部382は、ステップs601において作製されたシンボル111を基に、予め操作者390により入力された台形化パラメータに従い、ラスタ画像またはベクタ画像の形で位置情報マーク100を作製する。ここで、特定の情報符号とは、ID番号でもよいし、仮に与えられた標定点の座標値でもよいし、事前に操作者により入力された値でもよい。入力装置301は、操作者390による台形化パラメータの入力を随時受け付ける。台形化パラメータの変更操作を、本ステップの処理開始命令としてもよい。
位置情報マーク100の作製が完了すると、制御部380は、投影用画像作製部383に対し、投影用画像150の作製を指示する(ステップs603)。これは、後述のステップs604において、位置情報マーク設置場所902に位置情報マーク100が正しく台形として投影されるように、投影用の画像を作製することを目的としている。一般に投影装置303が位置情報マーク設置場所902の正面に位置していないため、位置情報マーク100をそのまま投影すると、その投影像160は台形とは異なる形状になってしまうため、この変換が必要とされる。投影用画像作製部383は、ステップs602において作製された位置情報マーク100を二次元射影変換することにより、投影用画像150を作製する。この際に用いられる二次元射影変換パラメータは、事前に操作者390により入力されていた値でもよく、制御部380が試行錯誤により決定する値でもよい。また、位置情報マーク設置場所902と、投影装置303の相対位置および相対姿勢が既知の場合は、その値を基に算出された値でもよい。
投影用画像150の作製が完了すると、制御部380は、投影装置303に対し、投影用画像150を送信し、投影開始を指示する(ステップs604)。
投影が開始されると、制御部380は、カメラ304に対し、撮影された画像の提供を指示する(ステップs605)。この結果、位置情報マーク設置位置902に、位置情報マークの投影像160が表示される。
制御部380は、カメラ304により撮影された撮影画像170の受信が完了すると、画像解析部384に対し、撮影画像170を送信し、位置情報マーク100の算出および読み取り品質の算出を指示する(ステップs606)。画像解析部384は、撮影画像170内の黒色領域104および白色領域103の候補となる部分画像をエッジ抽出手法により検出し、それらの境界線から標定点の候補となる4個の点175a、175b、175c、175dを算出するとともに、白色領域の候補の内側の部分画像をデータセル群101の候補とする。
次に画像解析部384は、投影装置の透視投影面259に含まれる投影用画像150を構成する4個の標定点155a、155b、155c、155dの座標値(2次元)と、カメラの透視投影面279に含まれる撮影画像170を構成する4個の標定点の候補175a、175b、175c、175dの座標値(2次元)と、投影装置303の位置および姿勢角と、カメラ304の位置および姿勢角とを基にして、位置情報マーク設置場所902に投影された4個の標定点の投影像165a、165b、165c、165dの座標値(3次元)を算出する(ステップs607)。なお、投影装置303の位置および姿勢角と、カメラ304の位置および姿勢角とは、事前に操作者390により入力装置301を介して入力されていた値を用いてもよいし、投影装置303やカメラ304が位置あるいは姿勢角の計測手段を備えていて、その計測値を用いてもよい。
さらに画像解析部384は、得られたデータセル群101の候補画像を、前記の標定点の候補175a、175b、175c、175dの座標値を基に正方形に二次元射影変換し、各単色セルの色が、ステップs602において作製された位置情報マーク100の単色セルの色と一致する比率(以下、一致率と表記する)を算出する(ステップs608)。黒色領域104および白色領域103の候補が複数存在する場合は、一致率が最大となる候補を真の位置情報マーク100とみなし、その候補の一致率を読み取り品質の値として採用する。
位置情報マーク設置位置902に投影された像160は、この位置に設置する位置情報マーク100の代わりに一時的に表示されるダミーマークとして機能することが求められるため、ステップs608において一致率が最大となる候補について、ステップs607で算出された4個の標定点の投影像165a、165b、165c、165dの座標値(3次元)は、同一平面上の台形であることが必要とされる。前記の読み取り品質の算出が完了すると、制御部380は、投影用画像評価部385に対し、この4点が台形か否かを評価する処理を指示する(ステップs609a)。この結果、台形でない場合は、ステップs602で用いた二次元射影変換パラメータが不適切であることを意味するので、制御部380は、新たな二次元射影変換パラメータを生成し、ステップs603へ戻る(ステップs609b)。
適切な二次元射影変換パラメータのもとで位置情報マーク100の算出と読み取り品質の算出が完了すると、制御部380は、出力装置302に対し、読み取り品質の値を送信し、読み取り品質の値の表示を指示する(ステップs610)。出力装置302は、読み取り品質の値を画面に表示することで、ステップs602で指定された台形化パラメータが適切であるか否かを判断する操作者390の利便性向上に寄与し、その結果、位置情報マーク100が過大な面積となることを避けられる。
なお、出力装置302が読み取り品質の値を表示する際に、ステップs602で指定された台形化パラメータや、ステップs606で算出された位置情報マーク100ならびに標定点座標値を、併せて表示してもよい。さらに、異なる複数の台形化パラメータとそれに対応する読み取り品質の値を並べて表示して、操作者390がその中から最も適切と判断する台形化パラメータを選択し易くしてもよい。
読み取り品質の値の表示が完了すると、制御部380は、入力装置301を介した操作者390の判断結果を待つ(ステップs611)。入力された判断結果が、台形パラメータの再指定を指示する内容であるならば、ステップs601へ戻る。
操作者390により入力された判断結果が、台形化パラメータの採用ならびに印刷開始を指示する内容である場合は、制御部380が印刷装置305に対し、採用された位置情報マーク100の印刷を指示する(ステップs612)。
投影装置303を同一の位置および姿勢に静置することで、投影装置303と位置情報マーク設置場所902との相対位置および相対姿勢角が保たれるので、ステップs603で用いられる二次元射影変換パラメータがひとたび定まれば、台形化パラメータが変更されても再度二次元射影変換パラメータを定める必要はない。その一方で、カメラ304の位置および姿勢角をカート800の可動範囲内で多様に変化させ、そのいずれの場合にも読み取り品質が高くエラー訂正符号により情報符号が正常にデコードされるように台形化パラメータを決定することが要請される。したがって、カメラ304が投影装置303に固定されていないことは実用上有利である。この場合、カメラ304として、実際にカート800に搭載されているカメラ811を用いてもよい。
また、実施例では、シンボル111は正方形としたが、これに限られるものではなく、例えば、長方形などでも良い。

Claims (6)

  1. 投影装置と、
    カメラと、
    情報処理装置とを有し、
    前記情報処理装置は、
    複数の単色セルの組み合わせであるシンボルを形成し、第1の二次元射影変換パラメータに従い、前記シンボルから位置情報マークへ二次元射影変換し、第2の二次元射影変換パラメータに従い、前記位置情報マークを投影用画像へ二次元射影変換し、
    前記投影装置は、前記投影用画像を投影し、
    前記カメラは、投影された前記投影用画像を撮像し、
    前記情報処理装置は、前記カメラにより撮像された撮像画像と前記シンボルの各単色セルの色が一致する比率を算出することにより、前記投影用画像の読み取り品質を評価することを特徴とする位置情報マーク作製装置。
  2. 請求項1に記載の位置情報マーク作製装置において、
    前記シンボルは、正方形であり、
    前記位置情報マークは、台形であり、
    前記第1の二次元射影変換パラメータは、正方形を台形へ変換する台形化パラメータであり、
    前記第2の二次元射影変換パラメータは、前記位置情報マーク作成装置の相対位置及び相対姿勢から算出されることを特徴とする位置情報マーク作製装置。
  3. 請求項1に記載の位置情報マーク作成装置において、
    前記情報処理装置は、特定の情報符号へエラー訂正符号の付加及びマスクパターンとの排他的論理和演算を施すことにより、前記シンボルの各単色セルの色を決定することを特徴とする位置情報マーク作製装置。
  4. 情報処理装置により、複数の単色セルの組み合わせであるシンボルを形成し、第1の二次元射影変換パラメータに従い、前記シンボルから位置情報マークへ二次元射影変換し、第2の二次元射影変換パラメータに従い、前記位置情報マークを投影用画像へ二次元射影変換し、
    投影装置により、前記投影用画像を投影し、
    カメラにより、投影された前記投影用画像を撮像し、
    前記情報処理装置により、前記カメラにより撮像された撮像画像と前記シンボルの各単色セルの色が一致する比率を算出することにより、前記投影用画像の読み取り品質を評価することを特徴とする位置情報マークの製造方法。
  5. 請求項4に記載の製造方法において、
    前記シンボルは、正方形であり、
    前記位置情報マークは、台形であり、
    前記第1の二次元射影変換パラメータは、正方形を台形へ変換する台形化パラメータであり、
    前記第2の二次元射影変換パラメータは、前記位置情報マーク作成装置の相対位置及び相対姿勢から算出されることを特徴とする位置情報マークの製造方法。
  6. 請求項4に記載の製造方法において、
    前記シンボルの各単色セルの色は、特定の情報符号へエラー訂正符号の付加及びマスクパターンとの排他的論理和演算を施すことにより決定されることを特徴とする位置情報マークの製造方法。
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