JP2011047994A - トナーリフレッシュ方法及び画像形成装置 - Google Patents
トナーリフレッシュ方法及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011047994A JP2011047994A JP2009194196A JP2009194196A JP2011047994A JP 2011047994 A JP2011047994 A JP 2011047994A JP 2009194196 A JP2009194196 A JP 2009194196A JP 2009194196 A JP2009194196 A JP 2009194196A JP 2011047994 A JP2011047994 A JP 2011047994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- consumption
- toner consumption
- waveform
- refresh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】2成分現像装置におけるトナーリフレッシュ方法において、所定のトナー消費パターンを現像したときの現像装置内のトナー濃度の変化をトナー濃度センサにより検知し、該検知した1回目のトナー濃度センサの出力波形に対して、2回目のトナー消費パターンを現像するときのトナー濃度センサの出力波形の位相がズレるようにトナー消費動作を行う。
【選択図】図6
Description
また、前記複数回のトナー消費動作は、最後のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の1周目のピーク部分が、前記1回目のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の現像剤循環による2周目のピーク部分に重ならないように実行すると好ましい。
また、現像装置内を現像剤が1周する循環周期をTとし、トナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の1周目のピーク部分の時間幅をt_sとしたとき、T/t_sの商の小数点以下を切り捨てた値をトナー消費動作を行う回数とすると好ましい。
また、トナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の現像剤循環による1周目の消費波形部分に加えて2周目以降の消費波形部分に対しても前記トナー補給動作を実行すると好ましい。
また、前記トナー補給動作は、トナー補給装置の駆動ON時間と駆動OFF時間を変更して行うと好ましい。
請求項5の構成により、1回目のトナー消費動作によって消費された箇所で再度トナー消費することを回避することができるため、より効果的に劣化トナーを消費することができる。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の一例であるフルカラープリンタの作像部を概略的に示す模式図である。この図に示すフルカラープリンタは、装置本体のほぼ中央部に4個の作像ユニット10(Y,C,M,Bk)を配設している。これら4個の作像ユニット10は、複数のローラに巻き掛けられた中間転写ベルト11の下側走行辺に沿って配置されている。
上記作像ユニット10の感光体ドラム1が図示しない駆動手段によって図中時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム1の表面が帯電手段2によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体表面には、光書き込み装置15からのレーザ光が照射され、これによって感光体ドラム1表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム1に露光される画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像に現像装置3から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。
図1,2に示すように、現像装置3は現像剤担持体である現像ローラ31を備えており、この現像ローラ31は感光体ドラム1に対向するように配置される。また、現像装置3は第一スクリュー32及び第二スクリュー33からなる2連の搬送スクリューを備えている。この2本の搬送スクリュー32,33により、図2に太矢印で示すように現像装置内を現像剤が循環搬送される。
図4は、A4横で全ベタ画像を現像し、その後トナー補給・消費をともに行わずに現像装置3の搬送スクリューを駆動し続けた場合のトナー濃度センサ34の出力値を示すグラフである。このグラフからわかるように、トナー消費を行うことでトナー濃度センサの出力値が変化している(このトナー消費パターンの作成によって生じるトナー濃度センサの出力値の変化を以後トナー消費波形と呼ぶ)。
図11のようにトナー消費の直後に片寄ってトナー補給動作を実施するのではなく、図13のトナー補給動作(a)に示すように、トナー消費波形の1回目の周期Tの間に複数回のトナー補給動作を分散させて実施する。このタイミングチャートの「ON」がトナー補給動作を実施している部分である。
このようなトナー補給システムではトナー補給装置の回転速度を速くすれば、単位時間あたりの補給量は多くなり、トナー補給装置の回転速度を遅くすれば、単位時間当たりの補給量を少なくすることができる。前記したようにトナー消費波形は予め分かっている。そのため図14に示すように、トナー消費波形を打ち消すように単位時間当たりのトナー補給量(トナー補給装置の回転速度)を変更してトナー補給を行えば、劣化トナーが消費された箇所に対して的確にトナー補給を行うことが可能となる。これにより、効果的なトナーリフレッシュを行うことができる 次に、トナー補給装置の単位時間当たりの補給量は一定で、トナー補給駆動のON時間とOFF時間を可変とすることができるシステムを用いた場合のトナー補給方法について説明する。
まず、現像モータの走行距離を取得する(S1)。これは、現像モータの駆動時間を取得し、モータの回転速度からモータ駆動距離(走行距離)を算出し取得する。
累積画像面積=前回までの累積画像面積+今回の画像面積・・・(式1)
なお、式1の画像面積の単位はすべて[cm^2]である。
必要リフレッシュ画像面積[cm^2]=現像モータ走行距離[m]×必要リフレッシュ閾値[cm^2/m]−累積画像面積[cm^2]・・・(式2)
取得した現像モータの走行距離が90[m]で累積画像面積が600[cm^2]であったとし、必要リフレッシュ閾値が25[cm^2/m]であるとすると、必要リフレッシュ画像面積は以下のように求められる。
必要リフレッシュ画像面積=90×25−600=1650[cm^2]
よって、画像面積1650[cm^2]のトナーを消費する必要がある。
必要リフレッシュ画像面積=90×25−3000=−750[cm^2]
と求められる。
以上のようにして、今回の必要リフレッシュ画像面積を算出する。そして、前回までの必要リフレッシュ面積に今回算出したリフレッシュ面積を加算し累積リフレッシュ面積とする(S4)。
累積リフレッシュ画像面積[cm^2]=累積リフレッシュ画像面積[cm^2]+必要リフレッシュ画像面積[cm^2]・・・(式3)
累積リフレッシュ画像面積[cm^2]=累積リフレッシュ画像面積[cm^2]−トナー消費画像面積[cm^2]・・・(式4)
本第2実施形態は、1回目のトナー消費波形の1周目の最大値と2周目のピーク値との間で複数回トナー消費動作を行うものである(図21参照)。なお、第2実施形態における装置の機械的構成は上記第1実施形態と同様であるため、重複する説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
これは、前記したように循環周期は同じであるが、「B」パターンの消費波形の幅が狭くなるためである。
図20はトナー消費動作を行った時のトナー消費波形を示している。まず1周目のトナー消費波形の出力が上昇し始める位置から現像剤が循環して2周目のトナー濃度センサの出力値が上昇し始めるまでの時間Tを測定する。この時間Tは現像剤が現像器内を一周する循環周期と一致する。
前述したように、作成するトナー消費パターンは毎回同じであるため、トナー消費波形も略同じ波形となる。そのため、このトナー消費波形を打ち消すようなタイミングでトナー補給動作を実行すればよい。図22のトナー補給動作(a)に示すように、複数回行われるトナー消費動作によって生じるトナー消費波形それぞれを打ち消すようにトナー補給動作を実行すれば劣化トナーが消費された箇所に対して的確にトナー補給を行うことができるため、効果的にトナーリフレッシュを行うことができる。
このようなトナー補給システムではトナー補給装置の回転速度を速くすれば、単位時間あたりの補給量は多くなり、トナー補給装置の回転速度を遅くすれば、単位時間当たりの補給量を少なくすることができる。前記したようにトナー消費波形は予め分かっている。そのため、図23の補給装置回転駆動(c)に示すように、トナー消費波形を打ち消すように単位時間当たりのトナー補給量(トナー補給装置の回転速度)を変更してトナー補給を行えば、劣化トナーが消費された箇所に対して的確にトナー補給を行うことが可能となるため、効果的なトナーリフレッシュを行うことができる。
3 現像装置
6 トナーボトル
10 作像ユニット
11 中間転写ベルト
15 光書き込み装置
18 定着装置
31 現像ローラ
32 第一スクリュー
33 第二スクリュー
34 トナー濃度センサ
35 トナー補給部
Claims (12)
- 2成分現像装置におけるトナーリフレッシュ方法において、
所定のトナー消費パターンを現像したときの現像装置内のトナー濃度の変化をトナー濃度センサにより検知し、該検知したトナー濃度センサの出力波形に対して、次回所定のトナー消費パターンを現像するときのトナー濃度センサの出力波形の位相がズレるようにトナー消費動作を行うことを特徴とするトナーリフレッシュ方法。 - 次回のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の最大値が、前回のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の最大値と現像剤循環による2周目のピークの間に来るように、前記次回のトナー消費動作を実行することを特徴とする、請求項1に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 前回のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形における最小値と、次回のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の最大値とがほぼ重なるように、前記次回のトナー消費動作を実行することを特徴とする、請求項1又は2に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 1回目のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の最大値と現像剤循環による2周目のピークとの間に複数回のトナー消費動作を実行することを特徴とする、請求項1に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 前記複数回のトナー消費動作は、最後のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の1周目のピーク部分が、前記1回目のトナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の現像剤循環による2周目のピーク部分に重ならないように実行することを特徴とする、請求項4に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 前記複数回のトナー消費動作が均等に分散して行われることを特徴とする、請求項4又は5に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 現像装置内を現像剤が1周する循環周期をTとし、トナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の1周目のピーク部分の時間幅をt_sとしたとき、T/t_sの商の小数点以下を切り捨てた値をトナー消費動作を行う回数とすることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載のトナーリフレッシュ方法。
- トナー消費動作を行ったときに生じるトナー濃度の変動を打ち消すようにトナー補給動作を実行することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のトナーリフレッシュ方法。
- トナー消費動作におけるトナー濃度センサ出力波形の現像剤循環による1周目の消費波形部分に加えて2周目以降の消費波形部分に対しても前記トナー補給動作を実行することを特徴とする、請求項8に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 前記トナー補給動作は、トナー補給装置の補給速度を変更して行うことを特徴とする、請求項8又は9に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 前記トナー補給動作は、トナー補給装置の駆動ON時間と駆動OFF時間を変更して行うことを特徴とする、請求項8又は9に記載のトナーリフレッシュ方法。
- 2成分現像装置を備え、請求項1〜11のいずれか1項に記載のトナーリフレッシュ方法によりトナーリフレッシュ動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009194196A JP5326933B2 (ja) | 2009-08-25 | 2009-08-25 | トナーリフレッシュ方法及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009194196A JP5326933B2 (ja) | 2009-08-25 | 2009-08-25 | トナーリフレッシュ方法及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011047994A true JP2011047994A (ja) | 2011-03-10 |
JP5326933B2 JP5326933B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=43834411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009194196A Expired - Fee Related JP5326933B2 (ja) | 2009-08-25 | 2009-08-25 | トナーリフレッシュ方法及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5326933B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011059178A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | 現像装置におけるトナー消費方法及び画像形成装置 |
JP2013257392A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US9182701B2 (en) | 2013-11-06 | 2015-11-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06186842A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-08 | Konica Corp | 画像形成装置の現像方法 |
JP2006047651A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びその方法 |
-
2009
- 2009-08-25 JP JP2009194196A patent/JP5326933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06186842A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-08 | Konica Corp | 画像形成装置の現像方法 |
JP2006047651A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びその方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011059178A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | 現像装置におけるトナー消費方法及び画像形成装置 |
JP2013257392A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US9182701B2 (en) | 2013-11-06 | 2015-11-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5326933B2 (ja) | 2013-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5979475B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5419657B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7831159B2 (en) | Image forming apparatus for forming toner image using developer made of toner and carrier | |
JP2021033020A (ja) | 画像形成装置 | |
US8437649B2 (en) | Developing device and image forming device | |
JP4923726B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP5326933B2 (ja) | トナーリフレッシュ方法及び画像形成装置 | |
JP2014224968A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017068191A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010204519A (ja) | 画像濃度制御方法及び画像形成装置 | |
JP5333079B2 (ja) | 現像装置におけるトナー消費方法及び画像形成装置 | |
JP2020170028A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017107075A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5297956B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4845546B2 (ja) | 現像装置の調整方法 | |
JP2011022193A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009186909A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009210810A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5873820B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6132191B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009181114A (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置の濃度制御方法 | |
JP5453900B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007010860A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014092558A (ja) | 現像装置、画像形成装置および現像方法 | |
JP2017102157A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130612 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130708 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5326933 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |