JP2011047850A - 加速度センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、加速度センサの検知精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するために本発明は、振動子11と、前記振動子11に設けられた駆動電極(図示せず)と、前記振動子11に設けられた検知電極(図示せず)と、を備え、前記駆動電極(図示せず)に入力された駆動信号により前記振動子11が振動し、前記振動子11の振動状態に基づき前記検知電極(図示せず)が検知信号を出力し、前記検知信号により前記振動子11に加わった加速度を検知する加速度センサにおいて、前記振動子11は、互いに対峙する支持部12、質量付加部13と、前記支持部12と前記質量付加部13との間を連結する第1、第2の梁14、15とを有し、前記第1、第2の梁14、15には第1、第2の括れ部16、17が設けられた加速度センサとしたものである。
【選択図】図1
【解決手段】上記目的を達成するために本発明は、振動子11と、前記振動子11に設けられた駆動電極(図示せず)と、前記振動子11に設けられた検知電極(図示せず)と、を備え、前記駆動電極(図示せず)に入力された駆動信号により前記振動子11が振動し、前記振動子11の振動状態に基づき前記検知電極(図示せず)が検知信号を出力し、前記検知信号により前記振動子11に加わった加速度を検知する加速度センサにおいて、前記振動子11は、互いに対峙する支持部12、質量付加部13と、前記支持部12と前記質量付加部13との間を連結する第1、第2の梁14、15とを有し、前記第1、第2の梁14、15には第1、第2の括れ部16、17が設けられた加速度センサとしたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、加速度センサに関するものである。
従来、この種の加速度センサは、図2に示すごとく、振動子1と、前記振動子1に設けられた駆動電極(図示せず)と、前記振動子1に設けられた検知電極(図示せず)と、を備え、前記駆動電極(図示せず)に入力された駆動信号により前記振動子1が振動し、前記振動子1の振動状態に基づき前記検知電極(図示せず)が検知信号を出力し、前記検知信号により前記振動子1に加わった加速度を検知する加速度センサにおいて、前記振動子1は、支持部2と、前記支持部2に対峙する質量付加部3と、前記支持部2と前記質量付加部3との間を連結する第1、第2の梁4、5とを有する構成としていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
このような従来の加速度センサでは、その感度が悪いことが問題となっていた。
すなわち、上記従来の構成においては、製造ばらつきにより前記第1、第2の梁4、5の幅が異なってしまうため、当該第1、第2の梁の固有共振周波数も異なってしまい、振動子全体としての共振の先鋭度(Q値)が悪化し、その結果として感度が悪くなってしまっていた。
そこで本発明は、加速度センサの検知精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、振動子と、前記振動子に設けられた駆動電極と、前記振動子に設けられた検知電極と、を備え、前記駆動電極に入力された駆動信号により前記振動子が振動し、前記振動子の振動状態に基づき前記検知電極が検知信号を出力し、前記検知信号により前記振動子に加わった加速度を検知する加速度センサにおいて、前記振動子は、支持部と、前記支持部に対峙する質量付加部と、前記支持部と前記質量付加部との間を連結する第1、第2の梁とを有し、前記第1、第2の梁には第1、第2の括れ部が設けられた加速度センサとしたものである。
このような構成により、前記第1、第2の梁に設けられた前記第1、第2の括れ部の大きさを調整することにより前記第1、第2の梁の固有共振周波数を近づけることができるため、振動子全体としての共振の先鋭度(Q値)を向上させることができ、その結果として感度を向上させることができるのである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における慣性センサについて図面を参照しながら説明する。本実施の形態における加速度センサは、図1に示すごとく、振動子11と、前記振動子11に設けられた駆動電極(図示せず)と、前記振動子11に設けられた検知電極(図示せず)と、を備え、前記駆動電極(図示せず)に入力された駆動信号により前記振動子11が振動し、前記振動子11の振動状態に基づき前記検知電極(図示せず)が検知信号を出力し、前記検知信号により前記振動子11に加わった加速度を検知する。
以下、本発明の実施の形態1における慣性センサについて図面を参照しながら説明する。本実施の形態における加速度センサは、図1に示すごとく、振動子11と、前記振動子11に設けられた駆動電極(図示せず)と、前記振動子11に設けられた検知電極(図示せず)と、を備え、前記駆動電極(図示せず)に入力された駆動信号により前記振動子11が振動し、前記振動子11の振動状態に基づき前記検知電極(図示せず)が検知信号を出力し、前記検知信号により前記振動子11に加わった加速度を検知する。
そして、前記振動子11は、支持部12と、前記支持部12に対峙する質量付加部13と、前記支持部12と前記質量付加部13との間を連結する第1、第2の梁14、15とを有し、前記第1、第2の梁14、15には第1、第2の括れ部16、17が設けられた構成としている。
より具体的には、前記括れ部16、17は、前記第1、第2の梁14、15における前記支持部12と前記質量付加部13との連結部近傍に設けている。
このような構成により、前記第1、第2の梁14、15に設けられた前記第1、第2の括れ部16、17の大きさを調整することにより前記第1、第2の梁14、15の固有共振周波数を近づけることができるため、振動子11全体としての共振の先鋭度(Q値)を向上させることができ、その結果として感度を向上させることができるのである。
また、前記第1、第2の括れ部16、17の存在により、前記第1、第2の梁14、15で発生した振動が前記支持部12と前記質量付加部13とを介して外部へ伝達されるのを抑制することができる。
更に、上述した感度の向上という第1の効果と、漏れ振動の抑制という第2の効果を、同一の括れ部16、17を設けることにより同時にかなえることができ、生産性高く、上記2つの効果を両立することができる。
なお、駆動電極(図示せず)と検知電極(図示せず)の配置としては、前記第1、第2の梁14、15のいずれかの場所に配置すれば問題ないが、第1の梁14に第1の駆動電極(図示せず)と第1の検知電極(図示せず)とを配置し、第2の梁15に第2の駆動電極(図示せず)と第2の検知電極(図示せず)とを配置することが望ましい。その理由としては、第1、第2の梁にそれぞれ駆動電極を配置する構成とすることにより、駆動効率を向上させることができると共に、第1、第2の梁にそれぞれ検知電極を配置することにより、検出効率を向上させることができるためである。
本発明の加速度センサは、その感度を向上させることができるという効果を有し、デジタルカメラ、カーナビゲーション等の各種電子機器や自動車において有用である。
11 振動子
12 支持部
13 質量付加部
14 第1の梁
15 第2の梁
16 第1の括れ部
17 第2の括れ部
12 支持部
13 質量付加部
14 第1の梁
15 第2の梁
16 第1の括れ部
17 第2の括れ部
Claims (1)
- 振動子と、
前記振動子に設けられた駆動電極と、
前記振動子に設けられた検知電極と、
を備え、
前記駆動電極に入力された駆動信号により前記振動子が振動し、
前記振動子の振動状態に基づき前記検知電極が検知信号を出力し、
前記検知信号により前記振動子に加わった加速度を検知する加速度センサにおいて、
前記振動子は、
支持部と、
前記支持部に対峙する質量付加部と、
前記支持部と前記質量付加部との間を連結する第1、第2の梁とを有し、
前記第1、第2の梁にはそれぞれ第1、第2の括れ部が設けられた
加速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197828A JP2011047850A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197828A JP2011047850A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 加速度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011047850A true JP2011047850A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43834321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009197828A Pending JP2011047850A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 加速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011047850A (ja) |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009197828A patent/JP2011047850A/ja active Pending
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