JP2011047307A - 風車用減速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハブにおける座面の陥没の発生を抑制して締め付け力の低下を抑制し、部品点数を低減するとともに風車への取り付けの際の取り付け工数を低減する。
【解決手段】ケース12は、筒状に形成されるとともに外周においてハブ18がフランジ状に一体に形成され、減速機構11が内側に配置される。座金14は、ハブ18よりも硬度が高い材料で形成されるとともにハブ18に当接するように配置され、ハブ18を貫通してケース12を風車101に対して固定するボルト108における頭部108aと当接する。座金14は、ケース12の周方向に沿って配置される複数の座金部材20として設けられ、座金部材20には、複数のボルト108がそれぞれ貫通する複数のボルト貫通孔20aが形成されるとともに複数のボルト108が当接する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、風車に設けられ、風車における機器を駆動する減速装置として用いられる風車用減速装置に関する。
風車においては、風車のタワーの上部に設けられるナセルを旋回させるヨー駆動用の減速装置や、ナセルに取り付けられるブレードのピッチ角を変更するピッチ駆動用の減速装置のように、風車における機器を駆動する減速装置として用いられる風車用減速装置が設けられている。特許文献1では、このような風車用減速装置として、ヨー駆動用の減速装置が開示されている。この特許文献1に開示された風車用減速装置は、電動機(31)からの回転駆動力が伝達される減速機(50)として構成され、電動機(31)とともに旋回駆動装置(30A)に設けられている。そして、この風車用減速装置は、電動機(31)から入力された回転駆動力を減速して伝達する減速機構と、この減速機構が内側に配置されるケースとを備えて構成されている。減速機構は、風車のタワー(2)の上部のリングギア(内歯ギア13a)と噛み合うピニオン(53)が取り付けられた出力軸(52)から回転駆動力を出力するように構成されている。ケースは、筒状に形成されるとともに外周において風車への取り付け用のハブがフランジ状に一体に形成されている。そして、このハブを貫通するボルトのそれぞれが、ナセル(3)の床板(8)に螺合するとともにハブに対してその頭部が各座金を介して当接することで、ケースを風車に対して固定している。
特開2004−232500号公報(第6−7頁、第1図、第4図)
特許文献1に開示された風車用減速装置においては、ケースを風車に対して固定するための各ボルトにおける頭部が各座金を介してハブに当接している。この座金は、一般的な丸座金として構成されており、ボルトが貫通する孔が形成された環状に形成されている。このように、座金を介してボルトがハブに当接することで、ハブにおいてボルトからの締め付け力が作用する領域である座面を確保することが意図されている。しかし、風車用減速装置の場合、ケースが風車に対して強固に固定されるため、ボルトに対して相当に大きな締め付け力が付与されることになる。このため、特許文献1に開示されたような丸座金を介してボルトがハブに当接する場合、座面の面積が小さく、更に座金の剛性が小さくて変形し易いことから、座面の陥没が発生してしまい易い虞がある。そして、座面の陥没が発生すると、十分な締め付け力を確保することも困難となる。また、個々のボルトに対応させて座金を準備して取り付ける必要があるため、部品点数の増大を招いてしまうとともに、風車への取り付けの際の取り付け工数の増大を招いてしまうことになる。このため、コストの増大も招くことになる。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、座金を介してハブを貫通するボルトによりケースが風車に固定される風車用減速装置において、ハブにおける座面の陥没の発生を抑制して締め付け力の低下を抑制でき、部品点数を低減することができるとともに風車への取り付けの際の取り付け工数を低減することができる風車用減速装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1発明に係る風車用減速装置は、風車に設けられ、風車における機器を駆動する減速装置として用いられる風車用減速装置であって、電動機から入力された回転駆動力を減速して伝達するとともに、ピニオンが取り付けられた出力軸から出力する減速機構と、筒状に形成されるとともに外周において風車への取り付け用のハブがフランジ状に一体に形成され、前記減速機構が内側に配置されるケースと、前記ハブよりも硬度が高い材料で形成されるとともに前記ハブに当接するように配置され、前記ハブを貫通して前記ケースを風車に対して固定するボルトにおける頭部と当接する座金と、を備えている。そして、第1発明に係る風車用減速装置は、前記座金は、前記ケースの周方向に沿って配置される1つ又は複数の座金部材として設けられ、当該座金部材には、複数の前記ボルトがそれぞれ貫通する複数のボルト貫通孔が形成されるとともに複数の当該ボルトが当接することを特徴とする。
この発明によると、ケースを風車に固定するボルトの頭部が当接するとともにハブよりも高硬度でこのハブに当接する座金が、ケースの周方向に沿って配置される1つ又は複数の座金部材として設けられる。そして、この座金部材は、複数のボルトがそれぞれ貫通する複数のボルト貫通孔が形成され、複数のボルトが当接するように構成される。このため、座金とハブとの接触面積を大幅に増大させることができるとともに、座金自体の剛性を大幅に向上させることができる。これにより、ハブにおける座面の陥没の発生を抑制でき、ケースに損傷が生じることを抑制できるとともに、ボルトによる座金を介した締め付け力が低下してしまうことを抑制することができる。また、本発明における座金の座金部材は、複数のボルトが当接するように構成されるため、個々のボルトに対応させて座金を準備して取り付ける必要がない。このため、本発明の風車用減速装置によると、部品点数を低減することができるとともに、風車への取り付けの際の取り付け工数を低減することができ、コストを削減することができる。
従って、本発明によると、座金を介してハブを貫通するボルトによりケースが風車に固定される風車用減速装置において、ハブにおける座面の陥没の発生を抑制して締め付け力の低下を抑制でき、部品点数を低減することができるとともに風車への取り付けの際の取り付け工数を低減することができる。
第2発明に係る風車用減速装置は、第1発明の風車用減速装置において、前記座金は、前記ケースの周方向に沿って全周に亘って配置される1つのリング状の前記座金部材として設けられていることを特徴とする。
この発明によると、座金が、ケースの全周に亘って配置される1つのリング状の座金部材として設けられる。このため、座金を1つの座金部材だけで構成でき、大幅な部品点数の低減を図ることができる。そして、1つの座金部材をハブに配置するだけで座金のハブへの設置作業が終了することになり、その後は順次ボルトをボルト貫通孔とハブとに挿通してケースを風車に固定する作業が行われることになる。このため、取り付け工数の大幅な低減を図ることができる。
第3発明に係る風車用減速装置は、第1発明の風車用減速装置において、前記座金は、前記ケースの周方向に沿って順番にリング状に並んで配置される複数の円弧状の前記座金部材として設けられていることを特徴とする。
この発明によると、座金が、ケースの周方向に沿ってリング状に並んで配置される複数の円弧状の座金部材として設けられる。このため、1つのリング状に形成された座金部材をケースの端部からハブに当接する位置まで挿通させることが困難な外形を有するケースに対しても、複数の円弧状の座金部材をケースの外方から周方向に並べて配置することで、座金のハブへの設置作業を容易に行うことができる。また、複数の円弧状の座金部材をプレス加工やレーザ加工などによって、平板部材から抜き出して形成する場合には、抜き出させられる複数の円弧状の座金部材となる材料部分を効率よく密集して配置させた状態で抜き出す金型を用いることができる。このため、プレス加工などの際に、座金を形成するための材料の無駄が生じることを抑制でき、歩留まりを向上させることができる。
第4発明に係る風車用減速装置は、第1発明乃至第3発明のいずれかの風車用減速装置において、前記ボルトとは別部材として設けられ、前記座金を前記ハブに対して固定する補助ボルトが更に備えられていることを特徴とする。
この発明によると、ケースを風車に固定するボルトとは別部材として設けられて、座金をハブに対して固定する補助ボルトが更に備えられる。このため、ボルトによってケースを風車に固定する作業を行うに際して、まず、補助ボルトによって締め付けることで座金をハブに対して一体化することができる。これにより、座金がハブに対してずれることがないように安定して設置された状態で、順次ボルトを座金とハブとに挿通させてケースを風車に固定する作業を容易に行うことができる。また、座金とハブとの間に圧縮荷重を生じさせて座金とハブとを確実に密着させた状態で、ボルトの締め付け力を作用させることになるため、締め付け力の偏りが発生してしまうことを効率よく抑制することができる。また、風車用減速装置を風車に取り付ける際に、座金が固定されているから、作業性が向上できる。
第5発明に係る風車用減速装置は、第1発明乃至第4発明のいずれかの風車用減速装置において、前記座金部材の厚みは、複数の前記ボルトによる締め付け力が作用したときに、当該締め付け力による当該座金部材の弾性変形が当該座金部材の圧縮変形として吸収されて、当該座金部材における前記ハブに対向するハブ対向面の全体が当該ハブに当接したままの状態に維持される厚みが確保されるように、設定されていることを特徴とする。
この発明によると、座金部材の厚みは、複数のボルトの締め付け力が作用したときに座金部材の弾性変形が圧縮変形として吸収されてハブ対向面の全体がハブに当接したままの状態に維持される十分な厚みが確保されるように設定されている。このため、複数のボルトの締め付け力が作用したときに座金部材が反り返るように変形してしまうことが防止される。そして、座金部材とハブとの間において、締め付け力の偏りが発生してしまうことが抑制され、より平準化された状態の面圧を発生させることができる。
本発明によると、座金を介してハブを貫通するボルトによりケースが風車に固定される風車用減速装置において、ハブにおける座面の陥没の発生を抑制して締め付け力の低下を抑制でき、部品点数を低減することができるとともに風車への取り付けの際の取り付け工数を低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る風車用減速装置が適用される風車を示す斜視図である。 図1に示す風車におけるタワーに対するナセルの取り付け部分を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る風車用減速装置を示す正面図である。 図3に示す風車用減速装置の断面図である。 図4のA−A線矢視断面図である。 図3に示す風車用減速装置における座金の平面図である。 図3に示す風車用減速装置をナセルに取り付けた状態における取り付け部分の一部断面を拡大して示す拡大断面図である。 図6に示す座金における複数の座金部材がプレス加工によって1枚の鋼材から打ち抜かれる際における複数の座金部材となる材料部分の配置を示す平面図である。 変形例に係る座金を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の実施形態に係る風車用減速装置は、風車に設けられ、風車における機器を駆動する減速装置として広く用いることができ、とくに、ヨー駆動用の減速装置及びピッチ駆動用の減速装置として用いることができる。尚、本実施形態では、ヨー駆動用の減速装置として用いられる場合を例にとって説明するが、この例に限らず、ピッチ駆動用の減速装置を含む他の風車用減速装置に関して、広く適用することができるものである。
図1は、本発明の一実施の形態に係る風車用減速装置1が適用される風車101を示す斜視図である。図1に示すように、風車101は、タワー102、ナセル103、主軸部104、ブレード105等を備えている。タワー102は、地上から鉛直上方に向かって延びるように設置され、ナセル103は、タワー102に対して回転自在に支持されている。また、ナセル103は、後述する風車用減速装置1によって水平面内で旋回するように設置され、その内部には、図示しない動力伝達軸や発電機等が配置されている。主軸部104は、上記の動力伝達軸に連結され、ナセル103に対して回転可能に設けられている。そして、ブレード105は、複数枚(本実施形態では、3枚)設けられ、主軸部104に対して均等角度に放射状に延びるように取り付けられている。尚、ブレード105は、主軸部104に取り付けられている軸部分において、その軸心を中心として主軸部104に対して回転自在に支持されている。そして、ブレード105は、図示しないピッチ駆動用の減速装置によって回転駆動されることで、そのピッチ角の変更が行われるように構成されている。
また、図2は、タワー102に対するナセル103の取り付け部分を拡大して示す断面図を風車用減速装置1及びその駆動用の電動機100とともに示す図である。ナセル103は、その底部103aにおいて、タワー102の上部に対して軸受106を介して回転自在に支持されている。そして、タワー102の上部には、内周に内歯が形成されたリングギア107が設けられている(尚、図2では、リングギア107の内歯の各歯の図示を省略している)。ナセル103内においては、回転駆動力を入力する電動機100に連結された風車用減速装置1が、底部103aに対して取り付けられている。また、風車用減速装置1は、その出力用のピニオン10がナセル103の底部103aに形成された孔から下方に突出してリングギア107に噛み合うように配置されている。そして、風車用減速装置1は、リングギア107の内側の周方向に沿って複数個所(例えば、4箇所)に配置されている。
次に、本発明の一実施の形態に係る風車用減速装置1について詳しく説明する。図3は、本実施形態に係る風車用減速装置1を示す正面図であり、図4は、風車用減速装置1を示す断面図である。図2乃至図4に示す風車用減速装置1は、上述のようにナセル103の底部103aに配置され、ナセル103をタワー102に対して旋回させるヨー駆動用の減速装置として用いられる。この風車用減速装置1は、減速機構11、ケース12、モータフランジ13、座金14、補助ボルト15等を備えて構成されている。
風車用減速装置1は、下側に配置された一端側においてケース12から突出するように位置する出力軸16にピニオン10が取り付けられ、上側に配置された他端側においてモータフランジ13に対して電動機100が取り付けられる。尚、図2及び図3では、ピニオン10を模式的に示している。そして、風車用減速装置1は、上側に配置された電動機100から入力された回転駆動力をピニオン10に出力し、リングギア107に噛み合うこのピニオン10を回転させることで、ナセル103を旋回させる。尚、以下の説明においては、風車用減速装置1にて、出力軸16が配置される側である出力側を一端側として、電動機100が取り付けられる側である入力側を他端側として説明する。
図4に示す減速機構11は、電動機100から入力された回転駆動力を減速して伝達するとともに、ピニオン10が取り付けられた出力軸16から出力するように構成されている。減速機構11は、平歯車を備えて構成された平歯車減速機、太陽ギアと遊星ギアと遊星枠とを備えて構成された遊星歯車減速機、クランク軸と外歯歯車とキャリアとを備えて構成された偏心型減速機、又は、これらの任意の組み合わせによる減速機等を備えて構成される。図4では、出力軸16以外の部分については破線で示し、詳細な図示を省略している。
減速機構11としては、例えば、電動機100の出力軸100aに連結される入力軸17、入力軸17に連結される遊星歯車機構、遊星歯車機構に連結されるスパーギア、スパーギアに連結される偏心型減速機、偏心型減速機に連結される出力軸16、を備えた機構として構成することができる。
図2乃至図4に示すケース12は、両端部が開口した筒状に形成されており、一端側の開口部からは出力軸16が突出し、他端側の開口部はモータフランジ13により覆われている。そして、ケース12の内側には減速機構11が配置されている。また、ケース12の一端側の端部の内周には軸受19が嵌め込まれており、この軸受19を介して出力軸16がケース12に対して回転自在に保持されている。このケース12は、例えば、鋳鉄鋳物により形成され、種々の鉄系又は鋼系の材料を用いて形成することができる。
また、ケース12は、その外周において、風車101におけるナセル103の底部103aへの取り付け用のハブ18が形成されている。このハブ18は、一定の厚みでフランジ状に突出した部分としてケース12の周方向の全周に亘ってケース12に一体に形成されており、ケース12における一端側に配置されている。ハブ18において周方向に延びる一端側の端面及び他端側の端面は、平坦な面として形成されている。風車用減速装置1がナセル103に取り付けられる際には、図2によく示すように、底部103aに形成された孔の縁部に対して上方からハブ18が当接するように、風車用減速装置1がナセル103に配置されることになる。
また、ケース12における周方向に延びるハブ18には、その周方向に沿って順番に並ぶように配置されるとともに、後述するボルト108が挿通される複数のボルト用孔18aがそれぞれ貫通形成されている。これらの複数のボルト用孔18aは、ケース12の軸方向と平行に(即ち、風車用減速装置1の回転中心線方向と平行に)延びるようにそれぞれ貫通形成されている。また、ハブ18における所定のボルト用孔18a間の複数個所には、後述する補助ボルト15が螺合する雌ネジ部分が内周に設けられた複数の補助ボルト用孔18bがそれぞれ形成されている。これらの補助ボルト用孔18bも、ボルト用孔18aと同様に、ケース12の軸方向と平行に延びるようにそれぞれ形成されている。尚、本実施形態では、補助ボルト用孔18bがハブ18において貫通形成されているものを例示しているが、この通りでなくてもよく、貫通形成されておらずに底部を有する穴として補助ボルト用孔18bが設けられていてもよい。
モータフランジ13は、ケース12の他端側の開口部を覆う蓋状の部材として形成されており、一端側に向かって段状に拡径する外形となるように形成された筒状体として設けられている。このモータフランジ13の内側には入力軸17が配置されている。また、モータフランジ13の一端側の端部は、ケース12の他端側の端部に対してボルトにより固定されている。一方、モータフランジ13の他端側には、電動機100が取り付けられている。
図5は、図4のA−A線矢視断面図であり、図6は、座金14の平面図である。尚、図4の断面図は、図5におけるB−B線矢視位置での断面に対応している。図2乃至図6に示す座金14は、ケース12の周方向に沿ってハブ18に配置される複数の座金部材20として設けられている。各座金部材20は、その両側の端面が平坦な面として形成されるとともに、その外周側及び内周側の各側面が円弧状の面として周方向に延びるように形成されている。これにより、座金14は、ケース12の周方向に沿って順番にリング状に並んで配置される複数の円弧状の座金部材として設けられている(図5参照)。尚、本実施形態では、座金14として、約90°の中心角にそれぞれ対応する円弧状の側面を有する4つの座金部材20を備えて構成されたものを例示している(図6参照)。
図7は、ケース12をハブ18においてナセル103の底部103aに取り付けた状態におけるハブ18及びその近傍の一部断面を拡大して示す拡大断面図である。図2乃至図5及び図7に示すように、座金14は、各座金部材20における一方の端面がハブ18における他端側の端面に当接するように配置される。また、座金14は、各座金部材20における他方の端面が風車101への取り付け用の複数のボルト108における各頭部108aと当接するように構成される。各ボルト108は、その軸部が座金14及びハブ18を貫通し、先端側の外周に形成された雄ネジ部分がナセル103の底部103aに螺合するとともに、その頭部108aが座金14に当接することで、ケース12を風車101のナセル103に対して固定する締め付け力を発生させるように構成されている。そして、ハブ18の他端側の端面が、ハブ18においてボルト108からの締め付け力が作用する領域である座面18cを構成することになる。尚、ボルト108については、図2では一部の軸部のみ破線で残りは実線で図示しており、図3では二点鎖線で図示している。また、図7では、1つのボルト108の外形を模式的に図示している。
また、図4乃至図7に示すように、座金14における各座金部材20は、複数のボルト108がそれぞれ貫通する複数(本実施形態の例示では6つ)のボルト貫通孔20aが形成されており、各ボルト貫通孔20aを貫通した各ボルト108の頭部108aが各ボルト貫通孔20aの縁部分において当接するように構成されている。これらの複数のボルト貫通孔20aは、座金部材20の周方向に沿って順番に並ぶように配置されるとともに、座金部材20がハブ18に配置された状態でケース12の軸方向と平行に延びるようにそれぞれ貫通形成されている。
また、各座金部材20には、所定のボルト貫通孔20a間の複数個所(本実施形態の例示では2箇所)において、補助ボルト15がそれぞれ貫通する複数(本実施形態の例示では2つ)の補助ボルト貫通孔20bが形成されている。これらの複数の補助ボルト貫通孔20bも、ボルト貫通孔20aと同様に、座金部材20がハブ18に配置された状態でケース12の軸方向と平行に延びるようにそれぞれ貫通形成されている。
また、座金14の各座金部材20は、ハブ18よりも硬度が高い材料で形成されている。例えば、ハブ18を含むケース12が鋳鉄のような材料で形成されている場合であれば、鋳鉄よりも硬度の高い鋼材を用いて座金14の各座金部材20を形成することができる。また、各座金部材20の厚みは、座金部材20におけるハブ18に対向するハブ対向面20c(図7参照)の全体がハブ18に当接したままボルト108による締め付けが行われてケース12のナセル103への強固な固定が行われるような厚みとなるように設定されている。このように、風車用減速装置1においては、座金部材20の厚みは、複数のボルト108による締め付け力が作用したときに、この締め付け力による座金部材20の弾性変形が座金部材20の圧縮変形として吸収されて、ハブ対向面20cの全体がハブ18に当接したままの状態に維持される厚みが確保されるように設定されている。
補助ボルト15は、ボルト108とは別部材として設けられ、複数(本実施形態の例示では8つ)備えられている。これらの複数の補助ボルト15は、座金14をハブ18に対して固定する部材として設けられている。補助ボルト15による座金14のハブ18への固定が行われる際には、まず、各座金部材20が、ハブ18に対して、各補助ボルト貫通孔20bが各補助ボルト用孔18bにそれぞれ対向して連通する位置に位置するように、配置される。次いで、各補助ボルト15が、各補助ボルト貫通孔20bに対して貫通するよう挿入され、更に各補助ボルト用孔18bに対して螺合するように挿入される。そして、各補助ボルト15の頭部が座金部材20に当接し、補助ボルト15による締め付け力が生じることで、座金14のハブ18への固定が終了することになる。
ここで、風車101への風車用減速装置1の取り付けについて説明する。風車用減速装置1は、ボルト108によるケース12のナセル103への固定が行われることで、風車101に取り付けられる。この場合、まず、補助ボルト15によって各座金部材20がハブ18に固定された状態の風車用減速装置1が、ナセル103の底部103aに配置される。尚、各座金部材20は、補助ボルト15によって座金部材20がハブ18に固定された状態において、各ボルト貫通孔20aが各ボルト用孔18aにそれぞれ対向して連通する位置に位置するように、形成されている。
そして、風車用減速装置1が底部103aに配置される際には、底部103aに形成された孔に対してピニオン10及び出力軸16の先端側が挿入される。このとき、ピニオン10がリングギア107に噛み合うとともに、底部103aにおける上記孔の縁部分に形成されて各ボルト108の先端側が螺合する各ボルト取り付け穴(図示せず)にハブ18の各ボルト用孔18aがそれぞれ対向して連通する位置に位置するように、風車用減速装置1が底部103aに配置される。次いで、各ボルト108が、各ボルト貫通孔20a及び各ボルト用孔18aに対して貫通するよう挿入され、更に底部103における上記の各ボルト取り付け穴に対して螺合するように挿入される。そして、各ボルト108の頭部108aが座金部材20に当接し、ボルト108による締め付け力が生じることで、ケース12がナセル103へ固定され、風車用減速装置1の風車101への取り付けが終了することになる。
次に、上述した風車用減速装置1の作動について説明する。風車用減速装置1は、電動機100の運転が行われることにより作動する。電動機100の運転が開始されると、電動機100の出力軸100aから回転駆動力が減速機構11に入力され、この回転駆動力が減速機構11において減速して伝達されて出力軸16から出力される。そして、出力軸16の回転とともに大きなトルクがリングギア107に噛み合うピニオン10から出力される。これにより、ピニオン10の回転に伴って、ナセル103の底部103aにケース12において固定された風車用減速装置1とともに、ナセル103がタワー102に対して旋回することになる。
ここで、座金14の製造方法の一例について説明する。座金14は、前述のように、複数の円弧状の座金部材20として形成される。そして、複数の座金部材20は、例えば、平板部材として設けられた一枚の鋼材を材料としてこの鋼材からプレス加工によって打ち抜かれることで形成される。図8は、プレス加工によって1枚の鋼材から打ち抜かれる際における複数の座金部材20となる材料部分の配置を示す平面図である。尚、図8では、材料の鋼材の外形の図示は省略しており、複数の座金部材20となる材料部分について20の符号を付した実線で示している。また、図8では、参考のため、リング状に配置された座金14の大きさについても、14の符号を付した二点鎖線で図示している。図8に示すように、プレス加工の際には、打ち抜かれる複数の円弧状の座金部材20となる材料部分をそれらの円弧部分の向きを揃えて効率よく密集させて配置させた状態で打ち抜く金型を用いて、複数の座金部材20を形成することができる。従って、プレス加工の際には、図8に示すように複数の座金部材20となる材料部分を密集して配置することで、鋼材の歩留まりの向上を図ることができる。尚、座金14の加工としては、レーザ加工などでもよい。
以上説明した風車用減速装置1によると、ケース12を風車101に固定するボルト108の頭部108aが当接するとともにハブ18よりも高硬度でこのハブ18に当接する座金14が、ケース12の周方向に沿って配置される複数の座金部材20として設けられる。そして、この座金部材20は、複数のボルト108がそれぞれ貫通する複数のボルト貫通孔20aが形成され、複数のボルト108が当接するように構成される。このため、座金14とハブ18との接触面積を大幅に増大させることができるとともに、座金14自体の剛性を大幅に向上させることができる。これにより、ハブ18における座面18cの陥没の発生を抑制でき、ケース12に損傷が生じることを抑制できるとともに、ボルト108による座金14を介した締め付け力が低下してしまうことを抑制することができる。また、座金部材20は、複数のボルト108が当接するように構成されるため、個々のボルト108に対応させて座金を準備して取り付ける必要がない。このため、風車用減速装置1によると、部品点数を低減することができるとともに、風車101への取り付けの際の取り付け工数を低減することができ、コストを削減することができる。
従って、本実施形態によると、座金14を介してハブ18を貫通するボルト108によりケース12が風車101に固定される風車用減速装置1において、ハブ18における座面18cの陥没の発生を抑制して締め付け力の低下を抑制でき、部品点数を低減することができるとともに風車101への取り付けの際の取り付け工数を低減することができる。
また、風車用減速装置1によると、座金14が、ケース12の周方向に沿ってリング状に並んで配置される複数の円弧状の座金部材20として設けられる。このため、1つのリング状に形成された座金部材をケース12の端部からハブ18に当接する位置まで挿通させることが困難な段状の部分が設けられた外形を有するケース12に対しても、複数の円弧状の座金部材20をケース12の外方から周方向に並べて配置することができる。これにより、座金14のハブ18への設置作業を容易に行うことができる。また、複数の円弧状の座金部材20をプレス加工やレーザ加工などによって、平板部材から抜き出して形成する場合には、抜き出させられる複数の円弧状の座金部材20となる材料部分を効率よく密集して配置させた状態で抜き出す金型を用いることができる。このため、プレス加工などの際に、座金14を形成するための材料の無駄が生じることを抑制でき、歩留まりを向上させることができる。
また、風車用減速装置1によると、ケース12を風車101に固定するボルト108とは別部材として設けられて、座金14をハブ18に対して固定する補助ボルト15が更に備えられる。このため、ボルト108によってケース12を風車101に固定する作業を行うに際して、まず、補助ボルト15によって締め付けることで座金14をハブ18に対して一体化することができる。これにより、座金14がハブ18に対してずれることがないように安定して設置された状態で、順次ボルト108を座金14とハブ18とに挿通させてケース12を風車101に固定する作業を容易に行うことができる。また、座金14とハブ18との間に圧縮荷重を生じさせて座金14とハブ18とを確実に密着させた状態で、ボルト108の締め付け力を作用させることになるため、締め付け力の偏りが発生してしまうことを効率よく抑制することができる。また、風車用減速装置1を風車101に取り付ける際に、座金14が固定されているから、作業性が向上できる。
また、風車用減速装置1によると、座金部材20の厚みは、複数のボルト108の締め付け力が作用したときに座金部材20の弾性変形が圧縮変形として吸収されてハブ対向面20cの全体がハブ18に当接したままの状態に維持される十分な厚みが確保されるように設定されている。このため、複数のボルト108の締め付け力が作用したときに座金部材20が反り返るように変形してしまうことが防止される。そして、座金部材20とハブ18との間において、締め付け力の偏りが発生してしまうことが抑制され、より平準化された状態の面圧を発生させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができる。例えば、次のように変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、座金が複数の座金部材として設けられているものを例にとって説明したが、この通りでなくてもよく、座金が1つの座金部材として設けられているものであってもよい。図9は、変形例に係る座金21を示す図であって、1つの座金部材22によって構成された座金21を示す平面図である。尚、図9おいては、本実施形態に係る座金14と同様に構成されるボルト貫通孔20a及び補助ボルト貫通孔20bについては、本実施形態と同一の符号を付している。図9に示す変形例に係る座金21は、風車用減速装置のケースの周方向に沿って全周に亘って配置される1つのリング状の座金部材22として設けられている。尚、この座金21が適用される風車用減速装置においては、ケースは、その端部からハブに当接する位置まで座金21を挿通させることが可能なように形成される。例えば、このケースは、座金21が当接するハブから座金21の挿入が開始される端部にかけて、拡径した部分が設けられておらず、円筒状の外形、或いは縮径するような外形に形成される。
この変形例によると、座金21が、ケースの全周に亘って配置される1つのリング状の座金部材22として設けられる。このため、座金21を1つの座金部材22だけで構成でき、大幅な部品点数の低減を図ることができる。そして、1つの座金部材22をハブに配置するだけで座金21のハブへの設置作業が終了することになり、その後は順次ボルトをボルト貫通孔20aとハブとに挿通してケースを風車に固定する作業が行われることになる。このため、取り付け工数の大幅な低減を図ることができる。
(2)本実施形態では、座金が、4つの座金部材として設けられているものを例示したが、この通りでなくてもよく、2つ又は3つ或いは5つ以上の座金部材として座金が設けられているものであってもよい。
本発明は、風車に設けられ、風車における機器を駆動する減速装置として用いられる風車用減速装置として、広く適用することができるものである。
1 風車用減速装置
10 ピニオン
11 減速機構
12 ケース
14 座金
16 出力軸
18 ハブ
20 座金部材
20a ボルト貫通孔
100 電動機
101 風車
108 ボルト
108a 頭部

Claims (5)

  1. 風車に設けられ、風車における機器を駆動する減速装置として用いられる風車用減速装置であって、
    電動機から入力された回転駆動力を減速して伝達するとともに、ピニオンが取り付けられた出力軸から出力する減速機構と、
    筒状に形成されるとともに外周において風車への取り付け用のハブがフランジ状に一体に形成され、前記減速機構が内側に配置されるケースと、
    前記ハブよりも硬度が高い材料で形成されるとともに前記ハブに当接するように配置され、前記ハブを貫通して前記ケースを風車に対して固定するボルトにおける頭部と当接する座金と、
    を備え、
    前記座金は、前記ケースの周方向に沿って配置される1つ又は複数の座金部材として設けられ、当該座金部材には、複数の前記ボルトがそれぞれ貫通する複数のボルト貫通孔が形成されるとともに複数の当該ボルトが当接することを特徴とする、風車用減速装置。
  2. 請求項1に記載の風車用減速装置であって、
    前記座金は、前記ケースの周方向に沿って全周に亘って配置される1つのリング状の前記座金部材として設けられていることを特徴とする、風車用減速装置。
  3. 請求項1に記載の風車用減速装置であって、
    前記座金は、前記ケースの周方向に沿って順番にリング状に並んで配置される複数の円弧状の前記座金部材として設けられていることを特徴とする、風車用減速装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の風車用減速装置であって、
    前記ボルトとは別部材として設けられ、前記座金を前記ハブに対して固定する補助ボルトが更に備えられていることを特徴とする、風車用減速装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の風車用減速装置であって、
    前記座金部材の厚みは、複数の前記ボルトによる締め付け力が作用したときに、当該締め付け力による当該座金部材の弾性変形が当該座金部材の圧縮変形として吸収されて、当該座金部材における前記ハブに対向するハブ対向面の全体が当該ハブに当接したままの状態に維持される厚みが確保されるように、設定されていることを特徴とする、風車用減速装置。
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