JP2011046489A - 印刷装置 - Google Patents

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隆志 坂元
Muneyuki Kikuchi
宗志 菊池
Soichi Nakazawa
聡一 中澤
Hidenori Takayasu
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Abstract

【課題】ウェブに最適な張力を付与するべく、ウェブの張力の発生し易さをウェブの搬送抵抗力として検出し、搬送抵抗力から張力の設定を行えるようにする。
【解決手段】偏心した回転軸を中心として偏心回転してウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて駆動手段を駆動して張力発生ロールの回転位置を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、張力発生ロールを回転させて所定の回転位置に固定し、テンションアームの位置をテンションアーム位置検出手段により検出し、テンションアーム位置検出手段により検出した位置情報に基づいてウェブの搬送抵抗力を求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、連続的に搬送されるウェブに画像を形成する印刷装置に係り、特に搬送中のウェブの搬送抵抗力を求める手段を備えた印刷装置に関するものである。
連続したウェブに画像を形成する印刷装置においては、ウェブの搬送安定性を確保して転写ぶれを抑制することが要求される。転写ぶれはウェブの搬送開始時における加速や、ウェブに対する急激な負荷の変動が原因で発生する。転写ぶれを軽減する方法として、搬送開始時のウェブに張力を与えて、ウェブの搬送を安定させる方法が知られている。
例えば特許文献1には、転写部に対してウェブ搬送方向の上流側におけるウェブ走行位置と張力を制御する制御機構と、転写部に対しウェブ搬送方向下流側におけるウェブの走行位置と張力を制御する制御機構を設けることにより、高精度の搬送を可能にした印刷装置が記載されている。
また、特許文献2には、ウェブを転写部へ搬送する搬送機構の上流側に張力発生機構により、予め搬送開始前のウェブに一定の張力を与えることで、搬送開始時の加速による急激な負荷の変動を抑制して、転写ぶれを軽減する発明が記載されている。
また、特許文献3には、張力発生ロールとは別に動作する張力調整ガイドを備え、張力が加わりにくいウェブを搬送する場合は、張力発生ロールと張力調整ガイドとにより搬送するウェブに張力を与えることで、適正な張力を付与することが可能な印刷装置が記載されている。
従来、搬送開始時のウェブに与える張力の大きさは、予めウェブの幅や種類に対応した設定値を用意しておき、ウェブの搬送前に設定値の中から適切な値を選ぶことにより決定していた。
しかしこの方法では、ウェブの材質や幅に応じて大量の設定値を用意する必要がある。また、同じ材質や同じ幅のウェブであっても、印刷済みのウェブに再度印刷を行う場合や、長期保存により劣化したウェブへ印刷を行う場合は、ウェブ毎に品質が異なるために、固定された設定値を用いると最適な張力を与えることが出来ない場合がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、ウェブの種類や状態毎に変化する搬送時の張力の発生し易さをウェブの搬送抵抗力として検出し、搬送抵抗力から張力の設定を行うことにより、ウェブに最適な張力を付与し、安定したウェブの搬送を行うことが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、搬送されるウェブに画像を転写する転写部と、該転写部に前記ウェブを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される前記ウェブに張力を付与するための張力発生機構と、を備えた印刷装置であって、前記張力発生機構は、偏心した回転軸を中心として偏心回転して前記ウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、前記ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、前記テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて前記駆動手段を駆動して前記張力発生ロールの回転位置を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記張力発生ロールを回転させて所定の回転位置に固定し、前記テンションアームの位置を前記テンションアーム位置検出手段により検出し、前記テンションアーム位置検出手段により検出した位置情報に基づいて前記ウェブの搬送抵抗力を求める印刷装置を特徴とする。
請求項2記載の発明は、搬送されるウェブに画像を転写する転写部と、該転写部に前記ウェブを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される前記ウェブに張力を付与するための張力発生機構と、を備えた印刷装置であって、前記張力発生機構は、偏心した回転軸を中心として偏心回転して前記ウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、前記ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、前記テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて前記駆動手段を駆動して前記張力発生ロールの回転位置を制御する制御手段と、を備え、前記ウェブの搬送中に、前記張力発生ロールの少なくとも2か所の回転停止位置における前記テンションアームの位置情報を前記テンションアーム位置検出手段によりそれぞれ検出し、該位置情報の差と該位置情報から求められる前記ウェブの有する張力の差に基づいて前記ウェブの搬送抵抗力を求める印刷装置を特徴とする。
請求項3記載の発明は、搬送されるウェブに画像を転写する転写部と、該転写部に前記ウェブを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される前記ウェブに張力を付与するための張力発生機構と、を備えた印刷装置であって、前記張力発生機構は、偏心した回転軸を中心として偏心回転して前記ウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、前記ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、前記テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて前記駆動手段を駆動して前記張力発生ロールの張力付与強度を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記張力発生ロールを所定の回転位置に停止させるとともに、少なくとも2つの異なる搬送速度における前記テンションアームの位置情報を前記テンションアーム位置検出手段によりそれぞれ検出し、前記搬送速度の差と前記位置情報の差に基づいて前記ウェブの搬送抵抗力を求める印刷装置を特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ウェブの搬送速度の差と、前記テンションアームの位置情報の差と、前記ウェブの搬送抵抗力と、を関連づけたテーブルを備え、前記制御手段は前記テーブルに基づいて搬送抵抗力を求める請求項3記載の印刷装置を特徴とする。
本発明によれば、従来の構成に対して新たにセンサ等を追加する必要なく、手動搬送制御時にウェブの搬送抵抗力を求めることが可能となる。センサ等を追加する必要がないため、コストの増加を招くこともなく、ウェブに適切な張力を付与することが可能となる。
本発明によるウェブの搬送抵抗力検出手段を備えた印刷装置の一部を示す図である。 張力発生機構の構成を示す概略図である。 テンションアームの回転位置を示した模式図である。 張力発生機構の制御方法について説明するためのフローチャートである。 第一の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を検出する手順を示したフローチャートである。 張力発生機構の動作を説明するための概略図である。 ウェブの搬送抵抗力とテンションアームの位置から導かれる張力との関係を示すグラフ図である。 第二の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を検出する手順を示したフローチャートである。 第三の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を判定する手順を示したフローチャートである。 張力発生機構の動作を説明するための概略図である。 第四の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を検出する手順を示したフローチャートである。 搬送抵抗力を求めるためのデータテーブルの一例を示す図である。
以下に、本発明を適用した具体的な印刷装置の実施例について説明する。
図1は本発明によるウェブの搬送抵抗力検出手段を備えた印刷装置の一部を示す図である。給紙装置(図示省略)から搬送されたウェブ1は、搬送機構6を構成する搬送ローラ対6aにより感光ドラム9上まで搬送され、転写器8によってウェブ1のドラム側の面にトナー像を転写される。転写器8よりもウェブ搬送方向下流側には、搬送機構6を構成する搬送ベルト6bが配置されており、ウェブ1は吸引ブロア7のエア吸引により搬送ベルト6bに吸着されながら搬送される。この時、ウェブ1の搬送を安定させるため、搬送機構6のウェブ搬送方向上流側に設置された張力発生機構2によって、ウェブ1に張力が付与される。
転写器8によってトナー像が転写されたウェブ1は、搬送方向下流側に位置する定着機構11に搬送される。搬送機構6と定着機構11との間にはバッファプレート10が配置されており、ウェブ1はバッファプレート10により搬送機構6と定着機構11との搬送速度差を吸収されながら定着機構11に搬送される。定着機構11は、予備加熱板14と加熱ロール12と加圧ロール13とによって構成され、予備加熱板14により予め加熱されたウェブ1は、加熱ロール12と加圧ロール13とによって加熱加圧作用を与えられながら狭持搬送され、転写されたトナー像を熱定着して印刷装置の外へ排出される。
張力発生機構2について、図2を用いて説明する。図2は、張力発生機構の構成を示す概略図である。
張力発生機構2は、偏心した位置にある回転軸3aを中心として駆動手段(図示省略)により回転駆動し、張力発生ロール位置検出手段16により検出した所定の回転位置に停止、固定できる張力発生ロール3と、張力発生ロール3にウェブ1を押し付けて搬送中のウェブ1に張力を発生させる押し付けロール4と、搬送中のウェブ1に発生した張力の大きさに応じて揺動するテンションアーム5と、テンションアーム5の位置を検出するテンションアーム位置検出手段15と、張力発生ロール3の回転位置を検出する張力発生ロール位置検出手段16と、テンションアーム位置検出手段15の検出した位置情報に基づいて張力発生ロール3の回転駆動を制御するメイン制御部17と、メイン制御部17の有する記憶装置18と、によって構成される。
テンションアーム5は、軸5aを中心に揺動可能に支持されており、テンションスプリング5bによって図中矢印E方向に付勢されている。
張力発生ロール3は、張力発生ロール位置検出手段16により回転位置が検出されると共に、所定の回転位置に停止又は固定が可能な構成となっている。ウェブ1の搬送開始前においては、メイン制御部17の制御により張力発生ロール3を所定の回転位置に固定し、搬送開始時の加速による負荷の変動でウェブ1が蛇行しないよう、適切な張力を与えている。これにより搬送開始時のウェブ1の搬送を安定させている。また、印刷中や定着搬送中においても、テンションアーム5が一定の位置を維持するように張力発生ロール3の回転位置をメイン制御部17により制御する。これにより、張力発生ロール3、押し付けロール4及びテンションアーム5が搬送中のウェブ1に適切な張力を与え、ウェブ1の搬送を安定させている。
テンションアームの回転位置とウェブへ付与する張力との関係について、図3に基づいて説明する。図3は、テンションアームの回転位置を示した模式図である。
テンションアーム5は、回転位置Bにある時に、テンションスプリング5bの付勢力により搬送中のウェブ1へ適切な張力を与えることが出来る。また、回転位置Cに近づくほど、テンションスプリング5bの変位が小さく、テンションアーム5がウェブ1に与える張力は弱くなる。逆に、回転位置Dに近づくほど与える張力は強くなる。本実施形態においては、テンションアーム5の回転位置を検出することにより、ウェブ1に与える張力の強度を判定し、張力発生ロール3の回転位置を制御して、ウェブ1に適切な張力を与えるようにしている。
ここで、張力発生機構の制御方法について説明する。図4は、ウェブの搬送を安定させる張力発生機構の制御方法について説明するためのフローチャートである。
メイン制御部17は、ウェブ1の搬送を開始する前に、張力発生ロール3を回転させて、所定の回転位置に停止させる(S1)。所定の回転位置とは、ウェブ1の搬送開始時や搬送中に、張力発生ロール3と押し付けロール4がウェブ1に適切な張力を与える位置であり、ウェブの種類や状態によって変化する。この回転位置は、予め実験で得た結果に基づいて定められるとともに、搬送するウェブ1の種類や状態に応じて設定できることが望ましい。
ウェブ1の搬送を開始し(S2)、テンションアーム位置検出手段15によりテンションアーム5の位置を検出する(S3)。
ウェブ1へ付与する張力が強すぎると判断した場合(即ち、テンションアーム5が図3の回転位置D側にあるとき)(S4:Yes)、ステップS5に進み、ウェブ1へ与える張力を弱める方向(即ち、図3の回転位置B側)へ張力発生ロール3を回転させる(S5)。
一方、ウェブ1へ付与する張力が強すぎないと判断した場合(S4:No)にはステップS6に進み、ウェブ1へ付与する張力が弱すぎるか否かを判断する。ウェブ1へ付与する張力が弱すぎると判断した場合(即ち、テンションアーム5が図3の回転位置C側にあるとき)(S6:Yes)ステップS7に進み、ウェブ1へ与える張力を強める方向(即ち、図3の回転位置B側)へ張力発生ロール3を回転させる(S7)。
最後に、ウェブ1の搬送が継続中か否かを判断する(S8)。搬送が継続中の場合(S8:Yes)、ステップS3に戻り、再度テンションアーム5の位置を判断し、必要に応じて張力発生ロール3を制御する。
以上のようにメイン制御部17は、ウェブ1を搬送する間、継続してテンションアーム5が回転位置Bを維持するように張力発生ロール3を制御し、ウェブ1の搬送を安定させる。
〔第一実施形態〕
本発明の第一の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を検出する方法について説明する。
まず、ウェブ1の自動装填制御時に、装填するウェブ1の搬送抵抗力を検出する方法について説明する。なお、ウェブの自動装填制御とは、オートロード機能のように、オペレータがスイッチを操作した時に自動でウェブを印刷に最適な位置にセットする制御のことである。図5は、ウェブの自動装填制御時にウェブの搬送抵抗力を検出する手順を示したフローチャートである。図6は、張力発生機構の動作を説明するための概略図である。
まず、ウェブ1の自動装填制御開始前に張力発生ロール3を、図6の概略図に示す所定の回転位置Aに停止して固定する(S11)。回転位置Aは、自動装填制御時に張力発生ロール3と押し付けロール4がウェブ1に与える張力により、テンションアーム5が揺動して振り切れないと予想される回転位置が望ましい。なお、振り切れるとは、ウェブ1の張力に応じて揺動することができなくなる状態のことである。
次に自動装填制御を開始する(S12)。搬送経路上にウェブ1が装填されるまでの間、張力発生ロール3と押し付けロール4により搬送中のウェブ1に張力が発生し、テンションアーム5が揺動する。
テンションアーム5の位置をテンションアーム位置検出手段15から検出し、メイン制御部17はテンションアーム5の位置を記憶装置18に記憶させる(S13)。自動装填制御が継続中かを判断し(S14)、自動装填制御が継続する間(S14:Yes)、テンションアーム5の位置の検出を続ける(S13)。
ウェブ1が搬送経路上に装填され、自動装填制御が終了すると、メイン制御部17は記憶装置18に記憶したテンションアーム5の位置情報に基づいてウェブ1の搬送抵抗力を判定する(S15)。即ち、予め実験により張力発生ロール3の回転位置を変化させときの夫々のウェブ1の搬送抵抗力とテンションアーム5の位置を求めておくことにより、テンションアーム5の位置から逆にウェブ1の搬送抵抗力を判定することができる。尚、テンションアーム5の位置と張力の対応関係は、テンションアームの形状とテンションスプリング5bのバネ定数から容易に算出することができる。また、テンションゲージにより実測することも可能である。
テンションアーム5はウェブ1に作用している張力の大きさに応じて揺動して、位置が変化する。ウェブ1の搬送抵抗力が大きい場合、発生する張力は大きくなり、テンションアーム5は張力が大きくなる方へ移動する。また、ウェブ1の搬送抵抗力が小さい場合、発生する張力は小さくなり、テンションアーム5は張力が小さくなる方へ移動する。図7は、ウェブの搬送抵抗力とテンションアームの位置から導かれる張力との関係を示すグラフ図である。この関係より、テンションアーム位置検出手段15が検出した位置から、ウェブ1の搬送抵抗力を求めることが出来る。
以上のように本実施形態によれば、従来の構成に対して新たにセンサ等を追加する必要なく、自動装填制御時にウェブの搬送抵抗力を求めることが可能となる。センサ等を追加する必要がないため、コストの増加を招くこともない。
〔第二実施形態〕
次に、ウェブ1の手動搬送制御時に、装填するウェブ1の搬送抵抗力を検出する方法を図8のフローチャートを用いて示す。図8は、ウェブの搬送抵抗力を検出する手順を示したフローチャートである。手動搬送制御とは、マニュアルペーパーフィード機能のように、オペレータが前進スイッチや後退スイッチを操作して搬送経路上のウェブを任意の位置に前進、後退させるときに行う制御のことである。
まず、ウェブ1の手動搬送制御を開始する(S21)。
次に、張力発生ロール3を図6の概略図に示す所定の回転位置Aに停止して固定する(S22)。張力発生ロール3と押し付けロール4により、手動搬送中のウェブ1に張力が発生し、テンションアーム5が揺動する。回転位置Aは、手動搬送制御時に張力発生ロール3と押し付けロール4がウェブ1に与える張力により、テンションアーム5が揺動して振り切れないと予想される回転位置が望ましい。
次に、テンションアーム位置検出手段15によりテンションアーム5の位置を検出し、メイン制御部17はテンションアーム5の位置を記憶装置18に記憶させる(S23)。手動搬送制御が継続中かを判断し(S24)、ウェブ1の搬送が継続する間(S24:Yes)、テンションアーム5の位置の検出を続ける(S23)。
手動搬送制御が終了すると、メイン制御部17は記憶装置18に記憶したテンションアーム5の位置情報に基づいて、予め実験で求めた張力発生ロール3の回転位置Aに対するテンションアーム5の位置と搬送抵抗力との関係から、ウェブ1の搬送抵抗力を判定する(S25)。
以上のように本実施形態によれば、従来の構成に対して新たにセンサ等を追加する必要なく、手動搬送制御時にウェブの搬送抵抗力を求めることが可能となる。センサ等を追加する必要がないため、コストの増加を招くこともない。
〔第三実施形態〕
第一及び第二の実施形態においては、張力発生ロール3を1箇所の回転位置に固定してウェブの搬送抵抗力を判定する例を示したが、本実施形態においては、張力発生ロール3を複数の回転位置に固定して搬送抵抗力を判定する。
図9は、第三の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を判定する手順を示したフローチャートである。図10は、張力発生機構の動作を説明するための概略図である。
まず、ウェブ1の自動装填制御又は手動搬送制御を開始する(S31)。
次に、張力発生ロール3を、図6の概略図に示す所定の回転位置Aに停止して固定する(S32)。張力発生ロール3と押し付けロール4により、搬送中のウェブ1に張力が発生し、テンションアーム5が揺動する。回転位置Aは、自動装填制御時や手動搬送制御時において張力発生ロール3と押し付けロール4がウェブ1に与える張力により、テンションアーム5が揺動して振り切れないと予想される回転位置が望ましい。
次に、テンションアーム位置検出手段15によりテンションアーム5の位置を検出し、メイン制御部17はテンションアーム5の位置を記憶装置18に記憶させる(S33)。テンションアーム位置検出手段15の検出したテンションアーム5の位置から、テンションアーム5が揺動する幅が十分に小さくなり安定しているか否かを判断する(S34)。テンションアーム5が安定していないと判断された場合は(S34:Yes)、安定するまでの間、テンションアーム5の位置の検出を続ける(S33)。
テンションアーム5が安定した段階で、張力発生ロール3を再度回転させ、図10の概略図に示す所定の回転位置A´に停止して固定する(S35)。これにより、搬送中のウェブ1に発生している張力が変化し、テンションアーム5が揺動する。
回転位置A´は、回転位置Aにおけるテンションアーム5の位置に応じて決定することが望ましい。具体的には、回転位置Aにある時にウェブ1に発生した張力により、張力が大きい方(図3に示す回転位置D側)へテンションアーム5が移動した場合は、ウェブ1に発生する張力でテンションアーム5が揺動して振り切れない程度に、張力が小さくなる方へ張力発生ロール3を回転させる方が望ましい。また、回転位置Aにある時にウェブ1に発生した張力により、張力が小さい方(図3に示す回転位置C側)へテンションアーム5が移動した場合は、ウェブ1に発生する張力でテンションアーム5が揺動して振り切れない程度に、張力が大きくなる方へ張力発生ロール3を回転させる方が望ましい。
次に、テンションアーム位置検出手段15からテンションアーム5の位置を検出し、メイン制御部17はテンションアーム5の位置を記憶装置18に記憶させる(S36)。テンションアーム位置検出手段15の検出したテンションアーム5の位置から、テンションアーム5が揺動する幅が十分に小さくなり、安定しているか否かを判断する(S37)。テンションアーム5が安定していないと判断された場合は(S37:Yes)、テンションアーム5が安定するまでの間、テンションアーム5の位置の検出を続ける(S36)。
テンションアーム5が安定した後、メイン制御部17は、張力発生ロール3が回転位置Aにある時にテンションアーム5が安定した位置情報に基づいて、ウェブ1に発生した張力を判定する。同様に、張力発生ロール3が回転位置A´にある時にテンションアーム5が安定した位置情報に基づいて、ウェブ1に発生した張力を判定する。回転位置Aと回転位置A´の差と発生した張力の差から、予め実験で求めた張力発生ロール3の回転位置に対する張力と搬送抵抗力のデータより、ウェブ1の搬送抵抗力を計算して求める。
本実施形態においては、張力発生ロール3の回転位置Aと回転位置A´の2箇所からウェブ1の搬送抵抗力を検出したが、張力発生ロール3の回転位置は3箇所以上としてもよい。
以上のように本実施形態によれば、従来の構成に対して新たにセンサ等を追加する必要なく、自動装填制御時や手動搬送制御時にウェブの搬送抵抗力を求めることが可能となる。センサ等を追加する必要がないため、コストの増加を招くこともない。また、張力発生ロールの回転位置におけるテンションアームが安定した位置の検出回数を増やすことで、より正確に搬送抵抗力を求めることが可能となる。
〔第四実施形態〕
第一乃至第三実施形態の変形例として、ウェブの搬送速度を変えて複数の搬送速度でウェブの搬送抵抗力を検出する方法について説明する。
本実施形態は、ウェブ1の自動装填制御時や手動搬送制御時に、張力発生ロール3を所定の回転位置に停止して固定し、ウェブ1の搬送速度を変えて2つの速度でテンションアーム5が安定した位置を検出する点に特徴がある。検出した搬送速度の差とテンションアーム5の位置の変化から、ウェブ1の搬送抵抗力を検出するものである。
図11は、第四の実施形態に係るウェブの搬送抵抗力を検出する手順を示したフローチャートである。
まず、ウェブ1の自動装填制御又は手動搬送制御を開始する(S41)。
次に、張力発生ロール3を、図6の概略図に示す所定の回転位置Aに停止して固定する(S42)。張力発生ロール3と押し付けロール4により、搬送中のウェブ1に張力が発生し、テンションアーム5が揺動する。回転位置Aは、自動装填制御時や手動搬送制御時において張力発生ロール3と押し付けロール4がウェブ1に与える張力により、テンションアーム5が揺動して振り切れないと予想される回転位置が望ましい。
次に、テンションアーム位置検出手段15によりテンションアーム5の位置を検出し、メイン制御部17はテンションアーム5の位置を記憶装置18に記憶させる(S43)。テンションアーム位置検出手段15が検出したテンションアーム5の位置から、テンションアーム5が揺動する幅が十分に小さくなり安定しているか否かを判断する(S44)。テンションアーム5が安定していないと判断された場合は(S44:Yes)、安定するまでの間、テンションアーム5の位置の検出を続ける(S43)。
テンションアーム5が安定した段階で、ウェブ1の搬送速度を変更する(S45)。これによりウェブ1に発生している張力が変化し、テンションアーム5が揺動する。
次に、テンションアーム位置検出手段15によりテンションアーム5の位置を検出し、メイン制御部17はテンションアーム5の位置を記憶装置18に記憶させる(S46)。テンションアーム位置検出手段15の検出したテンションアーム5の位置から、テンションアーム5が揺動する幅が十分に小さくなり、安定しているか否かを判断する(S47)。テンションアーム5が安定していないと判断された場合は(S47:Yes)、テンションアーム5が安定するまでの間、テンションアーム5の位置の検出を続ける(S46)。
テンションアーム5が安定したと判断された後(S47:No)、メイン制御部17は、検出した搬送速度の差と、それぞれの搬送速度においてテンションアーム位置検出手段15が検出した位置の差とから、搬送中のウェブ1の搬送抵抗力を求める(S48)。搬送抵抗力は、予め実験で求めた図12に示すデータテーブルに当てはめることにより求める。
図12は、搬送抵抗力を求めるためのデータテーブルの一例を示す図である。このテーブルは、ウェブの搬送速度の差と、それぞれの搬送速度においてウェブ1に発生した張力の変化により揺動したテンションアーム5の移動量を示すテンションアーム位置検出手段15の出力の差とが、それぞれ大中小の3段階に分けて記載されている。例えば、搬送速度の差が“大”で、テンションアーム位置検出手段15の出力の差が“中”の場合、搬送抵抗力“b”が求められる。
以上のように本実施形態によれば、従来の構成に対して新たにセンサ等を追加する必要なく、自動装填制御時や手動搬送制御時にウェブの搬送抵抗力を求めることが可能となる。センサ等を追加する必要がないため、コストの増加を招くこともない。
〔第五実施形態〕
以上説明した第一乃至第四の実施形態にて求めた搬送抵抗力に基づいて、搬送されるウェブに適切な張力を与える方法について説明する。
第一乃至第四の実施形態にて求められた搬送抵抗力に基づいて、ウェブ搬送開始時(加速時)に張力発生ロール3を所定の回転位置に固定するとともに、張力発生ロール3と押し付けロール4とにより搬送開始時のウェブに一定の張力を与えて搬送を安定させる。この際、搬送抵抗力が大きく張力がかかりやすいウェブを搬送する場合は張力発生ロール3と押し付けロール4が与える張力を小さく、搬送抵抗力が小さく張力がかかりにくいウェブを搬送する場合は張力発生ロール3と押し付けロール4が与える張力を大きく設定する。
以上のように制御すれば、ウェブ搬送開始の加速時に張力発生ロールを制御する回転位置を搬送抵抗力に基づいて設定するので、搬送するウェブの種類や状態によらず適切な張力を与え、安定したウェブの搬送が可能となる。
印刷中や定着搬送中においても同様に、ウェブの搬送を安定させる制御を行うことができる。即ち、テンションアーム5を一定の位置を維持するように張力発生ロール3の回転位置を制御する際、第一乃至第四の実施形態にて求めた搬送抵抗力に基づいて、搬送抵抗力が大きく張力がかかりやすいウェブを搬送する場合は、テンションアーム5が与える張力を小さく設定し、搬送抵抗力が小さく張力がかかりにくいウェブを搬送する場合は、テンションアーム5が与える張力を大きくするように張力発生ロール3を制御してテンションアーム5の維持する位置を設定する。
以上のように制御すれば、求められた搬送抵抗力に基づいて、張力発生ロールを制御してテンションアームの維持する位置を設定するので、搬送するウェブの種類や状態によらず適切な張力を与え、安定したウェブの搬送が可能となる。
1…ウェブ、2…張力発生機構、3…張力発生ロール、3a…回転軸、4…押し付けロール、5…テンションアーム、5a…軸、5b…テンションスプリング、6…搬送機構、6a…搬送ローラ対、6b…搬送ベルト、7…吸引ブロア、8…転写器、9…感光ドラム、10…バッファプレート、11…定着機構、12…加熱ロール、13…加圧ロール、14…予備加熱板、15…テンションアーム位置検出手段、16…張力発生ロール位置検出手段、17…メイン制御部、18…記憶装置
特開2001−335206公報 特許第3925791号 特開2006−248722公報

Claims (4)

  1. 搬送されるウェブに画像を転写する転写部と、該転写部に前記ウェブを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される前記ウェブに張力を付与するための張力発生機構と、を備えた印刷装置であって、
    前記張力発生機構は、偏心した回転軸を中心として偏心回転して前記ウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、前記ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、前記テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて前記駆動手段を駆動して前記張力発生ロールの回転位置を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記張力発生ロールを回転させて所定の回転位置に固定し、前記テンションアームの位置を前記テンションアーム位置検出手段により検出し、前記テンションアーム位置検出手段により検出した位置情報に基づいて前記ウェブの搬送抵抗力を求めることを特徴とする印刷装置。
  2. 搬送されるウェブに画像を転写する転写部と、該転写部に前記ウェブを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される前記ウェブに張力を付与するための張力発生機構と、を備えた印刷装置であって、
    前記張力発生機構は、偏心した回転軸を中心として偏心回転して前記ウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、前記ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、前記テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて前記駆動手段を駆動して前記張力発生ロールの回転位置を制御する制御手段と、を備え、
    前記ウェブの搬送中に、前記張力発生ロールの少なくとも2か所の回転停止位置における前記テンションアームの位置情報を前記テンションアーム位置検出手段によりそれぞれ検出し、該位置情報の差と該位置情報から求められる前記ウェブの有する張力の差に基づいて前記ウェブの搬送抵抗力を求めることを特徴とする印刷装置。
  3. 搬送されるウェブに画像を転写する転写部と、該転写部に前記ウェブを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送される前記ウェブに張力を付与するための張力発生機構と、を備えた印刷装置であって、
    前記張力発生機構は、偏心した回転軸を中心として偏心回転して前記ウェブに張力を付与する張力発生ロールと、該張力発生ロールを回転駆動するとともに任意の回転位置にて停止させる駆動手段と、前記ウェブに発生する張力の大きさに応じて揺動するテンションアームと、該テンションアームの位置を検出するテンションアーム位置検出手段と、前記テンションアーム位置検出手段の位置情報に基づいて前記駆動手段を駆動して前記張力発生ロールの張力付与強度を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記張力発生ロールを所定の回転位置に停止させるとともに、少なくとも2つの異なる搬送速度における前記テンションアームの位置情報を前記テンションアーム位置検出手段によりそれぞれ検出し、前記搬送速度の差と前記位置情報の差に基づいて前記ウェブの搬送抵抗力を求めることを特徴とする印刷装置。
  4. 前記ウェブの搬送速度の差と、前記テンションアームの位置情報の差と、前記ウェブの搬送抵抗力と、を関連づけたテーブルを備え、前記制御手段は前記テーブルに基づいて搬送抵抗力を求めることを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015020911A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 画像形成システムの後処理機器におけるロール紙印刷のための選択可能なロール位置決めを実現するためのシステムおよび方法
US9352922B2 (en) 2011-09-19 2016-05-31 Ricoh Company, Ltd. Web conveying device, printing apparatus, and tension control method
US11577532B2 (en) 2020-10-13 2023-02-14 Ricoh Company, Ltd. Tension applying device, sheet conveyance device, and image forming apparatus

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