JP2011046440A - ストロー内蔵紙容器、その紙容器を用いた飲料製品及びその紙容器の製造方法 - Google Patents

ストロー内蔵紙容器、その紙容器を用いた飲料製品及びその紙容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、複雑な動作を必要とせずにストローで飲用することができ、ストローの不測の変形、紛失又は輸送時若しくは陳列時のかさばりを防止し、かつ、容器を製造するにあたり、新規の生産設備を必要とせず、既存のゲーブルトップ型紙容器成形充填機で製造できるストロー内蔵紙容器を提供することである。
【解決手段】ストロー内蔵紙容器100は、ゲーブルトップ型紙容器本体10と、紙容器本体に内蔵されたストロー20と、を備えたストロー内蔵紙容器100において、ストロー全体が紙容器本体の内部に収容されており、ストローは、開口部側三角パネル5aの中央部及び胴部正面パネル2aの中央部に位置して固定されており、ストローの下端が紙容器本体の底まで至るように配置されており、かつ、ストローの上端部が開口部側三角パネルから離れて折曲状態とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、牛乳や清涼飲料を充填してなる紙容器に関するものである。より詳細にはストローを内蔵した飲料用ゲーブルトップ型飲料用紙容器に関するものである。
飲料用ゲーブルトップ型紙容器を利用した飲料製品は、紙容器の切妻屋根の貼り合わされた尾根部を開き、くちばし状の注出口を開口して使用する。この注出口の形状は、コップ等の別容器を利用する場合は注ぎやすいが、紙容器に直接口をつけて飲用する場合は飲みにくいために、開口した注出口にストローを差し込んで飲用することがある。ここでストローは、紙又は樹脂製フィルム等の外包装で包装された状態で紙容器本体に取り付けられているもの又は飲料製品を購入した店舗で提供を受けたものを使用する。
また、ストローを予め内蔵させた飲料用容器が提案されている(その一例として例えば、特許文献1を参照。)。
特表平10−506077号公報
紙容器本体にストローを差し込み飲用する場面としては、別容器を必要としない手軽さから、例えば、屋外、車中、オフィスである場合が多く、このような飲用場面では、複雑な動作を必要とせずに飲用できることが望まれる。しかし、紙容器にストローを差し込んで飲用する現状の紙容器では、外包装からストローを取り出し紙容器本体にストローを差し込む操作に手間がかかる、ストローを取り出した後の外包装は細かくなって散乱する可能性がある、ゴミ箱が近くにない場合は処分に困る、紙容器本体に差し込まれたストローの位置が安定せず飲みにくい、さらには、ストローの比重が内溶液よりも小さいときは紙容器内でストローが浮いて不安定さが増す、といった問題点があった。
また、ストローが紙容器の外部に添付されている又は店舗等で提供されるために、ストローの不測の変形、紛失又は輸送時若しくは陳列時のかさばりという問題点もあった。
また、ストローを予め内蔵させた飲料用容器を製造するには、容器本体の形状変更が必要となる、ストロー位置を安定させるための構造が複雑になるなどの理由により、新規の生産設備が必要となってしまう。
そこで、本発明の課題は、複雑な動作を必要とせずにストローで飲用することができ、ストローの不測の変形、紛失又は輸送時若しくは陳列時のかさばりを防止し、かつ、容器を製造するにあたり、新規の生産設備を必要とせず、既存のゲーブルトップ型紙容器成形充填機で製造できるストロー内蔵紙容器を提供することである。
本発明者らは、上記の課題を解決するために、鋭意検討した結果、ゲーブルトップ型紙容器の本体の内部にストロー全体を収容し、ストローを紙容器本体内部の所定の位置に固定することにより、既存のゲーブルトップ型紙容器の外観形状を変更させることなく、紙容器の注出口の開口に伴ってストローが紙容器本体から飛び出すことで飲用可能となり、ストローの不測の変形、紛失又は輸送時若しくは陳列時のかさばりを防止し、かつ、紙容器を製造するにあたり、既存の生産設備で対応できることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明に係るストロー内蔵紙容器は、4面の胴部パネル、該胴部パネルと罫線を介して下方に連設された底部及び前記胴部パネルと罫線を介して上方に連設された切妻屋根型の頂部を有するゲーブルトップ型紙容器本体と、該紙容器本体に内蔵されたストローと、を備えたストロー内蔵紙容器において、前記ストロー全体が前記紙容器本体の内部に収容されており、前記ストローは、前記頂部の開口部側に折り込まれて形成された開口部側三角パネルの中央部及び前記胴部パネルのうち前記開口部側三角パネルの下方に連設された胴部正面パネルの中央部に位置して固定されており、前記ストローの下端が前記紙容器本体の底まで至るように配置されており、かつ、前記ストローの上端部が前記開口部側三角パネルから離れて折曲状態とされていることを特徴とする。
本発明に係るストロー内蔵紙容器では、前記ストローが、折り曲げ可能な蛇腹部を有しており、該蛇腹部が、前記開口部側三角パネルの頂点部及び前記開口部側三角パネルと前記胴部正面パネルとの間の罫線部に配置されていることが好ましい。ストローがゲーブルトップ型紙容器本体の内面に沿うことで、ストローの意図しない位置での変形を防止することができる。この結果、飲用時の内溶液の流出がスムーズとなる。
本発明に係るストロー内蔵紙容器では、前記紙容器本体は、両面に熱可塑性樹脂をラミネートした紙材からなり、前記ストローは外壁が熱可塑性樹脂からなり、前記紙容器本体の内側樹脂層と前記ストローの外壁とが溶着固定されていることが好ましい。接着剤、粘着テープなどの副資材を必要としないため、衛生的である。
本発明に係る飲料製品は、本発明に係るストロー内蔵紙容器に、飲料が充填されていることを特徴とする。
本発明に係るストロー内蔵紙容器の製造方法は、原紙から、4面の胴部パネルと、該胴部パネルの下方に連設する底部と、前記胴部パネルの上方に連設する一対の三角パネル及び襞パネル並びに一対の切妻屋根パネル及び該切妻屋根パネルの各上端に連設する短冊状のトップシールパネルを有する頂部と、を区画するための罫線加工を施した1容器ごとに打ち抜かれたブランクシートを形成する工程と、該ブランクシートの裏面に、蛇腹部を有しL字状に折り曲げたストローの長辺部を、開口部側となる前記三角パネルの中央部及び前記胴部パネルのうち前記開口部側三角パネルの下方に連設する胴部正面パネルの中央部に配置するとともに、前記ストローの下端部を、前記胴部正面パネルの底辺に至るように配置し、かつ、前記ストローのL字状の折曲部を、前記開口部側三角パネルの頂点部に配置し、前記ストローの長辺部に設けた蛇腹部を、前記開口部側三角パネルと前記胴部正面パネルとの間の罫線部に配置する工程と、前記ストローを前記ブランクシートに固定する工程と、前記ストローが固定されたブランクシートの側胴部を貼り合わせて扁平状に折り畳み、筒状のカートンとする工程と、前記カートンをマンドレルに装着し、前記底部を密封し有底容器とする工程と、トップブレーカ受冶具を前記有底容器の内部に挿入して外部からトップブレーカにより前記頂部の罫線を仮折りする工程と、前記有底容器内に飲料を充填する工程と、前記飲料が充填された有底容器にストロー全体を収容した状態で前記有底容器を密封する工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、前記紙容器本体と前記ストローとを、超音波溶着によって溶着固定することが好ましい。超音波溶着は熱可塑性樹脂を微細な超音波振動と加圧力によって瞬時に溶融し、接合する加工技術である。短時間に、衛生的に、溶着することができ、また、既存生産設備への導入が容易である。
本発明に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、前記マンドレルは、溝部が設けられているか又は変形可能に形成されており、該溝部又は変形部に前記ストローを沿わせて前記マンドレルを前記ストローと非接触状態にて使用することが好ましい。ストローとマンドレルとの接触が原因となるストローの脱落又は変形を防止することができる。
本発明に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、前記トップブレーカ受冶具は、溝部が設けられているか又は変形可能に形成されており、該溝部又は変形部に前記ストローを沿わせて前記トップブレーカ受冶具を前記ストローと非接触状態にて使用することが好ましい。ストローとトップブレーカ受冶具との接触が原因となるストローの脱落又は変形を防止することができる。
本発明によれば、ストロー内蔵紙容器において、複雑な動作を必要とせずにストローで飲用することができ、ストローの不測の変形、紛失又は輸送時若しくは陳列時のかさばりを防止し、かつ、ストロー内蔵紙容器を製造するにあたり、新規の生産設備を必要とせず、既存のゲーブルトップ型紙容器成形充填機で製造できる。
本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の一例の概略形状を示す斜視図である。 本実施形態に係る紙容器本体の展開図である。 本実施形態に係るストロー内蔵紙容器に内蔵されているストローの一例の概略形状を示す正面図であり、(a)は蛇腹部が2箇所である場合、(b)は蛇腹部が1箇所である場合、を示す。 本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の使用方法の一例を示す図である。(a)は開封初期の状態、(b)は開封直後の状態、(c)は開封し、ストローを引き出した状態、(d)は容器本体の開口部を閉じて飲用に適した状態、を示す。 本実施形態に係るストロー内蔵紙容器のストローが固定されたブランクシートの一例を示す概略図である。 前記ブランクシートとストローとの固定位置の別の例を示した概略図であり、(a)は開口部側三角パネルにのみ固定する場合、(b)は開口部側三角パネル及び胴部正面パネルの底辺近傍に固定する場合、(c)は開口部側三角パネルから胴部正面パネルの底辺近傍までの範囲を固定する場合、を示す。 本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法に用いる溝部が設けられたマンドレルの一例の概略形状を示す斜視図である。 本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法に用いる溝部が設けられたトップブレーカ受冶具の一例の概略形状を示す斜視図である。
以下本発明について実施形態を示して詳細に説明するが本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。本発明の効果を奏する限り、実施形態は種々の変形をしてもよい。
図1は、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の一例の概略形状を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る紙容器本体の展開図である。ここで、図2は、原紙に罫線加工を施した1容器ごとに打ち抜かれたブランクシート60を示し、ブランクシート60を組み立てて紙容器本体10を形成する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器100は、4面の胴部パネル2(2a〜2d)、胴部パネル2と罫線42(42a〜42d)を介して下方に連設された底部3及び胴部パネル2と罫線41(41a〜41d)を介して上方に連設された切妻屋根型の頂部4を有するゲーブルトップ型紙容器本体10と、紙容器本体10に内蔵されたストロー20と、を備えたストロー内蔵紙容器100において、ストロー20全体が紙容器本体10の内部に収容されており、ストロー20は、頂部4の開口部側に折り込まれて形成された開口部側三角パネル5aの中央部及び胴部パネル2のうち開口部側三角パネル5aの下方に連設された胴部正面パネル2aの中央部に位置して固定されており、ストロー20の下端20bが紙容器本体10の底まで至るように配置されており、かつ、ストロー20の上端部20aが開口部側三角パネル5aから離れて折曲状態とされている。
ストロー内蔵紙容器100は、ゲーブルトップ型紙容器本体10と紙容器本体10に内蔵されたストロー20とを備える。紙容器本体10は、両面に熱可塑性樹脂をラミネートした紙材からなることが好ましい。紙材の両面にラミネートする熱可塑性樹脂は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・1−アルケン共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレートである。また、紙材と熱可塑性樹脂との間に、内容物の保護を目的として、例えば、アルミニウム箔、エチレンビニルアルコール共重合体若しくはポリエチレンテレフタレートの薄層、又は、アルミニウム若しくはシリカ若しくはアルミナの蒸着膜、などのガスバリア性を有する中間層を設けてもよい。ストロー20の外壁は、熱可塑性樹脂からなる。ストロー20の外壁となる熱可塑性樹脂は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンである。また、ストロー20が単一の熱可塑性樹脂からなっていてもよく、その場合、その外壁のみならず壁全体がその熱可塑性樹脂から形成されていることとなる。本実施形態に係るストロー内蔵紙容器では、ストロー20の材質構成、例えば単体、積層体に制限されるものではない。紙材の両面にラミネートする熱可塑性樹脂とストローの外壁との組み合わせとしては、同素材とすることが好ましい。例えば、紙材の両面にラミネートする熱可塑性樹脂をポリエチレン、ストローの外壁をポリエチレンとすることが好ましい。但し、本実施形態に係るストロー内蔵容器では、紙材の両面にラミネートする熱可塑性樹脂とストローの外壁とが同素材であることに限定されない。例えば、紙材の両面にラミネートする熱可塑性樹脂をポリエチレン、ストローの外壁をポリプロピレンとしてもよい。ストロー内蔵紙容器100の容量は、特にその容量に限定されるものではないが、例えば、100ml〜2000ml、特に500ml〜1000mlである。
紙容器10は、頂部4、4面の胴部パネル2(2a〜2d)、底部3が順に連接された形状を有する。頂部4は、妻側で折り込まれて形成された一対の三角パネル5(5a,5c)及び襞パネル6と、一対の切妻屋根パネル8(8b,8d)と、一対のトップシールパネル9(9b,9d)と、を有した切妻屋根型である。頂部4の妻側の一方は、注出口となる箇所であり、通常、注出口となる方には、開け口と明示されている。4面の胴部パネル2(2a〜2d)は、主として消費者に把持される箇所である。また底部3は、密封され底面を形成している。なお、底部3の折り畳み方は、図2に示した罫線に基づくものには限定されない。
ストロー20は、図1に示すように、開口部側三角パネル5aと胴部正面パネル2aの水平方向の中央部に位置して固定されている。より詳しくは、開口部側三角パネル5aの頂点のうち、開口部側三角パネル5aとトップシールパネル9との接点である頂点部Sと、開口部側三角パネル5aと胴部正面パネル2aとの間の罫線41aの中点部Tと、胴部正面パネル2aと底部3との間の罫線42aの中点部Uと、を結ぶ線上に配置され、かつ、少なくとも開口部側三角パネル5aの内面に固定されている。
図3は、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器に内蔵されているストローの一例の概略形状を示す正面図であり、(a)は蛇腹部が2箇所である場合、(b)は蛇腹部が1箇所である場合、を示す。ストロー20は、図3に示すように、折り曲げ可能な蛇腹部21(21a1,21a2又は21a3)を有しており、蛇腹部21が、開口部側三角パネル5aの頂点部S及び開口部側三角パネル5aと胴部正面パネル2aとの間の罫線部41aの中点部Tに配置されていることが好ましい。このように配置することで、紙容器本体10が組み立てられたときでも、ストロー20が紙容器本体10の内壁に沿うこととなり、ストローの意図しない位置での変形を防止することができる。この結果、飲用時の内容物の流出がスムーズとなる。
ストロー20の下端20bは、紙容器本体10の底部3から、1mm〜3mmに配置されていることが好ましい。3mm超であると、内容物を最後まで飲用することができない恐れがあり、1mm未満では、ストロー20と紙容器本体10の底面とが接触して吸引が困難となる恐れがある。また、ストロー20の上端部20aは、開口部側三角パネル5aから離れて容器の内部に向かって折曲状態とされており、折曲角度は70度〜110度であることが好ましい。
図1には、図3(a)のストローが図示されている。図1に示すとおり、蛇腹部21a1は、頂点部Sに配置され、かつ、蛇腹部21a2は、中点部Tに配置されている。ストロー20は、例えば、外径が6mm、厚さが0.15mm、ポリエチレンを射出成形した円筒状とすることが好ましく、さらには、ストローの上端部20aの長さは10mm以上開口部側三角パネル5aの底辺の2分の1又は胴部正面パネル2aの短辺の2分の1以下とし、蛇腹部21a1の蛇腹の段数を8段以上12段以下、蛇腹部21a2の蛇腹の段数を4段以上12段以下とすることが好ましい。なお、ストローの外径、厚さ及び材質は、前記仕様に限定されない。また蛇腹の段数も前記仕様に限定されるものではなく、ストローの外径、厚さ及び材質又は蛇腹のピッチにより仕様が異なる。
また、蛇腹部21は、図3(b)のように一連としてもよい。この場合、蛇腹部21a3の長さは、少なくとも頂点部Sから中点部Tに渡る長さとする。しかし、蛇腹部21は、図3(a)に示したように2箇所であることがより好ましい。ストロー20を開口部側三角パネル5aの内面に固定する際に、ストローのストレート部22と紙容器本体の内側樹脂層とを固定したほうが、接触面積が大きくなり、高い接着強度が望めるからである。また、蛇腹部が長すぎると、ストローの剛性が低くなる恐れがある。
本実施形態に係るストロー内蔵紙容器100では、紙容器本体10の内側樹脂層とストロー20の外壁とが溶着固定されていることが好ましい。溶着固定方法としては、例えば、超音波溶着、高周波溶着、熱溶着がある。この中で、特に、超音波溶着が好ましい。高周波溶着では、例えば対象となる材質が限られるといった問題点があり、熱溶着では、例えば、溶着するのに時間を要する、溶着しない箇所にまで熱の影響が及ぶ恐れがあるという問題点がある。一方、超音波溶着は、超音波の振動エネルギーを対象素材に伝達することで局部的に摩擦熱を発生させて溶着させる方法である。熱可塑性樹脂全般の溶着が可能であり、溶着時間が短い、接着剤、粘着テープなどの副資材を必要としないため内容物である飲料に副資材の成分が溶出する恐れが無い、既存生産設備への導入が容易であるという特長を有する。
紙容器本体10の内側樹脂層とストロー20の外壁とは、同素材にすることが好ましい。より好ましくは、紙容器本体10の内側樹脂層とストロー20の外壁とが、ポリエチレンであることである。紙容器本体10の内側樹脂層とストロー20の外壁とを同素材にした場合、接着し易い。
本実施形態に係るストロー内蔵紙容器100には、飲料が充填されていることが好ましい。飲料は、例えば、牛乳、清涼飲料水である。
本実施形態に係るストロー内蔵紙容器100は、上記のように構成されており、以下使用方法について説明する。図4は、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器100の使用方法の一例を示す図である。(a)は開封初期の状態、(b)は開封直後の状態、(c)は開封し、ストローを引き出した状態、(d)は容器本体の開口部を閉じて飲用に適した状態、を示す。まず、ストロー内蔵紙容器100の切妻屋根の貼り合わされたトップシールパネル9を開口部側の側端辺から中央まで開く(図4(a))。次に、三角パネル5aと襞パネル6とからなるくちばし状の注出口30を引き出すのに伴い、容器本体10に内蔵されたストロー20の上端部20aが飛び出てくる(図4(b))。そして、ストロー20の上端部20aを引き出して、ストロー20の中間に存在する蛇腹部21a1を引き伸ばす(図4(c))。最後に、容器本体10の注出口30を閉じて、飲用に適した状態にする(図4(d))。
また、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器100は、コップ等の別容器を利用する場合、ストローが固定された開口部側三角パネル5a及び胴部正面パネル2aと対向する側Cを開口することで、既存のゲーブルトップ型紙容器と同様に別容器に注出することができる。
飲用後に容器を廃棄する際には、ストローを強く引っ張ることで、ストローを容器から剥がせて容易に分別廃棄することができる。なお、容器包装リサイクル法によれば、容器質量の50%以上が紙であれば、その容器を紙として廃棄することができる。本実施形態に係るストロー内蔵紙容器は、容器本体に対するストローの重量比が2.0%〜2.5%であるため、紙容器の両面にラミネートした樹脂分を含めても分別しなくとも紙として廃棄することができる。
本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法は、以下に説明するブランクシート形成工程と、ブランクシートへのストロー配置工程と、ストロー固定工程と、カートン形成工程と、底部形成工程と、頂部仮折り工程と、充填工程と、トップシール工程と、を有する。
(ブランクシート形成工程)
図2を参照してブランクシート形成工程を説明する。本工程は、原紙から、4面の胴部パネル2(2a〜2d)と、胴部パネル2の下方に連設する底部3と、胴部パネル2の上方に連設する一対の三角パネル5(5a,5c)及び襞パネル6並びに一対の切妻屋根パネル8(8b,8d)及び切妻屋根パネル8の各上端に連設する短冊状のトップシールパネル9(9b,9d)を有する頂部4と、を区画するための罫線加工を施した1容器ごとに打ち抜かれたブランクシート60を形成する工程である。
ブランクシート形成工程は、表裏両面に熱可塑性樹脂がラミネートされたロール状の原紙に、印刷、所定形状への打抜、折罫線加工の各工程を有する。ブランクシート形成工程は、ゲーブルトップ型紙容器において、一般に、ロール状の原紙に印刷し、次に折罫線加工を施し、その後1容器ごとの所定形状に打ち抜く。しかし、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、これに限られるものではなく、例えば、原紙に印刷し、1容器ごとの所定形状に打ち抜いた後、折罫線加工を施す工程、あるいは、原紙に印刷し、折罫線加工と1容器ごとの所定形状への打ち抜きを同時に行う工程でもよい。
(ブランクシートへのストロー配置工程)
図5は、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器のストローが配置されたブランクシートの一例の概略形状を示す図である。ここで、図5を参照して、ブランクシートへのストロー配置工程について説明する。本工程は、ブランクシート60の裏面に、蛇腹部21(21a1,21a2)を有しL字状に折り曲げたストローの長辺部を、開口部側となる三角パネル5aの中央部及び胴部パネルのうち開口部側三角パネル5aの下方に連設する胴部正面パネル2aの中央部に配置するともに、ストローの下端部20bを、胴部正面パネル2aの底辺に至るように配置し、かつ、ストローのL字状の折曲部21a1を、開口部側三角パネル5aの頂点部Sに配置し、ストローの長辺部に設けた蛇腹部21a2を、開口部側三角パネル5aと胴部正面パネル2aとの間の罫線部41aに配置する工程である。
ストロー20は、ブランクシート60の裏面であり、かつ、注出口となる開口部側三角パネル5a胴部正面パネル2aの水平方向の中央部に位置して固定する。より詳しくは、開口部側三角パネル5aの頂点のうち、開口部側三角パネル5aとトップシールパネル9との接点となる頂点部Sと、開口部側三角パネル5aと胴部正面パネル2aとの間の罫線41aの中点部Tと、胴部正面パネル2aと底部3との間の罫線42aの中点部Uと、を結ぶ線上に配置し、かつ、少なくとも開口部側三角パネル5aの内面に固定する。ストローの下端部20bは、胴部正面パネル2aの底辺から1mm〜3mmに配置することが好ましい。3mm超であると、内容物を最後まで飲用することができない恐れがあり、1mm未満では、ストロー20と紙容器本体10の底面とが接触して吸引が困難となる恐れがある。
ストロー20は、蛇腹部21a1をL字状の折り曲げ状態とすることが好ましい。好ましくは、開口部側三角パネル5aとこれに隣接する襞パネルの上端辺である罫線43aに沿って折り曲げ状態とする。ここでは、予め蛇腹部21a1をL字状の折り曲げ状態にしたストロー20を、ブランクシート60に配置しているが、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、これに限定されるものではなく、例えば、ストロー20をストレートの状態でブランクシート60に配置し固定した後、蛇腹部21a1をL字状の折り曲げ状態としてもよいし、容器を成形・充填する工程上でストローを折り曲げる工程を設けてもよい。また、ここでは、蛇腹部21a1をL字状の折曲部としているが、これに限定されるものではなく、例えば、図3(b)に示すストロー20の蛇腹部21a3をL字状の折曲部としてもよい。好ましくは、開口部側三角パネル5aとこれに隣接する襞パネルの上端辺である罫線43aに沿って折り曲げ状態とする。
また、ストロー20の上端部20aは、10mm以上開口部側三角パネル5aの底辺の2分の1又は胴部正面パネル2aの短辺の2分の1以下とすることが好ましい。10mm未満では、容器を開封したときに、トップシールパネル9の上端辺からストロー20が突出しないので、飲用することができない。開口部側三角パネル5aの底辺の2分の1又は胴部正面パネル2aの短辺の2分の1超では、ストロー20の上端部20aが、製造工程において、成形・充填機の部品と干渉する恐れがある。
(ストロー固定工程)
本工程は、ストロー20をブランクシート60に固定する工程である。ストロー20とブランクシート60との固定は、紙容器本体10の内側樹脂層とストロー20の外壁とを、溶着固定したものであることが好ましい。さらには、超音波溶着であることがより好ましい。
また、ストロー20とブランクシート60とは、少なくとも、ストロー20と開口部三角パネル5aとが固定されていればよいが、より好ましくは、蛇腹部21a1及び蛇腹部21a2の間にあるストレート部61a1と開口部側三角パネル5a、蛇腹部21a2の下方部61a2と胴部正面パネル2a、及びストロー下端部20bの上方部61a3と胴部正面パネル2aの3箇所を固定する。ただし、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、これに限定されるものではなく、例えば、図6(a)〜(c)に示すように、(a)61a1にのみ固定する場合、(b)61a1と61a3とを固定する場合、又は(c)開口部側三角パネル5aから胴部正面パネルの底辺近傍までの範囲61a4を固定する場合、としてもよい。
(カートン形成工程)
本工程は、ストロー20が固定されたブランクシート60の側胴部を貼り合わせて扁平状に折り畳み、筒状のカートンとする工程である。カートン形成工程では、ストロー20の取り付けられたブランクシート60の側胴部を貼り合せて筒状とする。その後、扁平状に折り畳まれた筒状のカートンは、所定の数量で一束にまとめられ、紙容器充填機のマガジンに装填される。
(底部形成工程)
本工程は、カートンをマンドレルに装着し、底部3を密封し有底容器とする工程である。具体的には、マガジンからカートンを筒状に広げながら取り出してマンドレルに装着し、底部加熱装置により底部を加熱し、底部折り込み装置により加熱した底部を平坦に折り畳み、圧着し密封して、有底容器を成形する。
図7は、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法に用いる溝部が設けられたマンドレルの一例の概略形状を示す斜視図である。本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、マンドレル71は、溝部71aが設けられているか又は変形可能に形成されており、溝部71a又は変形部(不図示)にストロー20を沿わせてマンドレル71をストロー20と非接触状態にて使用することが好ましい。溝部71aは、図7の形状に限られるものではない。変形部は、図示していないが、例えば、カートンをマンドレルへ装着する前に、マンドレルの側壁のうち、ストローに接触する恐れがある部分が、マンドレルの内側に向かって凹状に変形する構造が挙げられる。溝部71a又は変形部(不図示)によって、ストロー20とマンドレル71との接触が原因となるストローの脱落又は変形を防止することができる。したがって、既存のゲーブルトップ型紙容器成形充填機の基本構造を変更することなく、マンドレルを専用の部品に交換することで対応することができる。
なお、既存のゲーブルトップ型紙容器成形充填機で用いられるマンドレルは、一般的に、H型で凹面を有しており、紙容器本体の内壁とマンドレルの凹面の窪んだ部分の距離は10mmである。ストローの外径が10mmより小さい場合は、溝部71a又は変形部(不図示)を設けなくてもよいが、図7に示すように溝部71a又は変形部(不図示)を設けた方が、ストロー20とマンドレル71との接触をより確実に防止することができる。
(頂部仮折り工程)
本工程は、トップブレーカ受冶具を有底容器の内部に挿入して外部からトップブレーカにより頂部4の罫線を仮折りする工程である。具体的には、有底容器の開放状態の頂部にトップブレーカ受冶具を挿入し、紙容器本体の頂部と胴部パネルとの間の罫線部において、四隅を内部から押さえ、外部からトップブレーカにより頂部の罫線を仮折りする。
図8は、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法に用いる溝部が設けられたトップブレーカ受冶具の一例の概略形状を示す斜視図である。本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法では、トップブレーカ受冶具72は、溝部72aが設けられているか又は変形可能に形成されており、溝部72a又は変形部(不図示)にストロー20を沿わせてトップブレーカ受冶具72をストロー20と非接触状態にて使用することが好ましい。溝部72aは、図8の形状に限られるものではない。変形部は、図示していないが、例えば、有底容器内部へ挿入時には、トップブレーカ受冶具がストローと干渉しない程度に折り畳まれて縮まり、紙容器本体の頂部と胴部パネルとの間の罫線部まで挿入したところで拡がってトップブレーカ受冶具を紙容器本体の四隅に押し当てるように変形する構造が挙げられる。溝部72a又は変形部(不図示)によって、ストロー20とトップブレーカ受冶具72との接触が原因となるストローの脱落又は変形を防止することができる。したがって、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器製造方法では、既存のゲーブルトップ型紙容器製造機の基本構造を変更することなく、トップブレーカ受冶具を専用の部品に交換することで対応することができる。
(充填工程)
本工程は、有底容器内に飲料を充填する工程である。具体的には、有底容器に充填ノズルから内溶液を充填する。なお、既存のゲーブルトップ型紙容器製造機で用いられる充填ノズルは、一般的に、紙容器本体の内壁と充填ノズルとの間には十分な隙間があるため、ストローとの接触の恐れはないが、充填ノズルの外寸を小さくしてもよい。
(トップシール工程)
本工程は、飲料が充填された有底容器にストロー20全体を収容した状態で有底容器を密封する工程である。具体的には、トップヒータでトップシール部を加熱した後、頂部4を屋根型に折り込み、トップシール部9を圧着して密封する。ストロー20の上端部20aは、当初、開口部側三角パネル5a及びそれに隣接する襞パネル6a1に沿って配置しているが、開口部側三角パネル5a及びそれに隣接する襞パネル6a1を内側に折り込む過程で、蛇腹部21a1が変形して、紙容器の内側に向いた折曲げ状態となる。
なお、本実施形態に係るストロー内蔵紙容器の製造方法は、各工程の順序に制限されるものではなく、例えば、ブランクシート形成工程、ブランクシートへのストロー配置工程、ストロー固定工程、カートン形成工程、底部形成工程、頂部仮折り工程、充填工程、トップシール工程の順としてもよいし、ブランクシート形成工程、ブランクシートへのストロー配置工程、ストロー固定工程、カートン形成工程、底部形成工程、充填工程、頂部仮折り工程、トップシール工程の順としてもよい。また、ここで記載した工程の他の工程を経てもよい。例えば、紙容器本体を殺菌する工程、日付などを印字する工程である。
100,ストロー内蔵紙容器
2(2a〜2d),胴部パネル
2a,胴部正面パネル
3,底部
4,頂部
5(5a,5c),三角パネル
5a,開口部側三角パネル
6,襞パネル
6a1,6a2,開口部側三角パネル5aに隣接した襞パネル
8(8b,8d),切妻屋根パネル
9(9b,9d),トップシールパネル
10,紙容器本体
20,ストロー
20a,ストローの上端部
20b,ストローの下端
21(21a1,21a2又は21a3),蛇腹部
30,くちばし状の注出口
41(41a〜41d),42(42a〜42d),43a,罫線
50,カートン
51,有底容器
60,ブランクシート
61(61a1,61a2,61a3,61a4),ブランクシートとストローとの固定箇所
71,マンドレル
71a,マンドレル71に設けられた溝部
72,トップブレーカ受冶具
72a,トップブレーカ受冶具72に設けられた溝部
S,開口部側三角パネル5aの頂点部
T,罫線41aの中点部
U,罫線42aの中点部
C,開口部側三角パネル5a及び胴部正面パネル2aと対向する方向

Claims (8)

  1. 4面の胴部パネル、該胴部パネルと罫線を介して下方に連設された底部及び前記胴部パネルと罫線を介して上方に連設された切妻屋根型の頂部を有するゲーブルトップ型紙容器本体と、該紙容器本体に内蔵されたストローと、を備えたストロー内蔵紙容器において、
    前記ストロー全体が前記紙容器本体の内部に収容されており、
    前記ストローは、前記頂部の開口部側に折り込まれて形成された開口部側三角パネルの中央部及び前記胴部パネルのうち前記開口部側三角パネルの下方に連設された胴部正面パネルの中央部に位置して固定されており、
    前記ストローの下端が前記紙容器本体の底まで至るように配置されており、
    かつ、前記ストローの上端部が前記開口部側三角パネルから離れて折曲状態とされていることを特徴とするストロー内蔵紙容器。
  2. 前記ストローが、折り曲げ可能な蛇腹部を有しており、
    該蛇腹部が、前記開口部側三角パネルの頂点部及び前記開口部側三角パネルと前記胴部正面パネルとの間の罫線部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のストロー内蔵紙容器。
  3. 前記紙容器本体は、両面に熱可塑性樹脂をラミネートした紙材からなり、前記ストローは外壁が熱可塑性樹脂からなり、前記紙容器本体の内側樹脂層と前記ストローの外壁とが溶着固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のストロー内蔵紙容器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のストロー内蔵紙容器に、飲料が充填されていることを特徴とする飲料製品。
  5. 原紙から、4面の胴部パネルと、該胴部パネルの下方に連設する底部と、前記胴部パネルの上方に連設する一対の三角パネル及び襞パネル並びに一対の切妻屋根パネル及び該切妻屋根パネルの各上端に連設する短冊状のトップシールパネルを有する頂部と、を区画するための罫線加工を施した1容器ごとに打ち抜かれたブランクシートを形成する工程と、
    該ブランクシートの裏面に、蛇腹部を有しL字状に折り曲げたストローの長辺部を、開口部側となる前記三角パネルの中央部及び前記胴部パネルのうち前記開口部側三角パネルの下方に連設する胴部正面パネルの中央部に配置するともに、前記ストローの下端部を、前記胴部正面パネルの底辺に至るように配置し、かつ、前記ストローのL字状の折曲部を、前記開口部側三角パネルの頂点部に配置し、前記ストローの長辺部に設けた蛇腹部を、前記開口部側三角パネルと前記胴部正面パネルとの間の罫線部に配置する工程と、
    前記ストローを前記ブランクシートに固定する工程と、
    前記ストローが固定されたブランクシートの側胴部を貼り合わせて扁平状に折り畳み、筒状のカートンとする工程と、
    前記カートンをマンドレルに装着し、前記底部を密封し有底容器とする工程と、
    トップブレーカ受冶具を前記有底容器の内部に挿入して外部からトップブレーカにより前記頂部の罫線を仮折りする工程と、
    前記有底容器内に飲料を充填する工程と、
    前記飲料が充填された有底容器にストロー全体を収容した状態で前記有底容器を密封する工程と、
    を有することを特徴とするストロー内蔵紙容器の製造方法。
  6. 前記紙容器本体と前記ストローとを、超音波溶着によって溶着固定することを特徴とする請求項5に記載のストロー内蔵紙容器の製造方法。
  7. 前記マンドレルは、溝部が設けられているか又は変形可能に形成されており、該溝部又は変形部に前記ストローを沿わせて前記マンドレルを前記ストローと非接触状態にて使用することを特徴とする請求項5又は6に記載のストロー内蔵紙容器の製造方法。
  8. 前記トップブレーカ受冶具は、溝部が設けられているか又は変形可能に形成されており、該溝部又は変形部に前記ストローを沿わせて前記トップブレーカ受冶具を前記ストローと非接触状態にて使用することを特徴とする請求項5又は6に記載のストロー内蔵紙容器の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019500287A (ja) * 2015-12-15 2019-01-10 ソン, ミョンチュルSONE, Myoungchool 残留防止機能を有するストロー内蔵型パウチ
CN110803367A (zh) * 2019-10-24 2020-02-18 唐相平 一种盒内同步自折饮管的液体包装
WO2023208237A1 (zh) * 2022-04-28 2023-11-02 黄泓润 一种包装结构、包装片材、包装结构组及制备方法

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