JP2011046355A - 飛行体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機体の外周に放射状に配設された複数のアームと、複数のアームの長手方向の途中に配設されたロータと、各々のアームのロータの取付位置から少なくともロータのロータブレードの先端外周位置まで延設された延設部と、を備えている。
【選択図】図1
Description
これらの問題点を解決するために、例えば、(特許文献1)には、「上下方向の通風を可能とした機枠の周辺部に、複数の揚力発生用プロペラユニットを配設し、いずれか1つの揚力発生用プロペラユニットが作動不能となった際、他の異状のない揚力発生用プロペラユニットを、作動不能となった揚力発生用プロペラユニットに近付けることにより、機全体としての総合的な揚力の中心線を、機の重心を通る垂直線に接近もしくは一致させるようにしたことを特徴とする垂直離着陸航空機。」が開示されている。
尚、(特許文献1)は、有人の垂直離着陸航空機に関する発明であるが、前述の問題点は、機体の大小や有人、無人に関わらず、共通に発生する問題である。
特に、近年では、航空写真の撮影、上空からの各種測量、農場などにおける農薬散布等のために遠隔操縦で作業が可能な産業用無人ヘリコプタが使用されており、強風時の飛行安定性、操作性や安全性の向上が強く望まれていた。
(1)(特許文献1)では、複数の揚力発生用プロペラユニットを有することにより、いずれか1つの揚力発生用プロペラユニットが作動不能となった際に、他の異状のない揚力発生用プロペラユニットで揚力中心の変位を補償することができるが、揚力発生用プロペラユニットが機枠の周辺部に配設されているため、面外への捩れや振動が発生し易く、揚力発生用プロペラユニットの位置がぶれて、揚力を鉛直上向きに安定して保持することが困難で、姿勢の安定性に欠けるという課題を有していた。
(2)また、機枠の内と外で、気流(ダウンフロー)が非対称になって、外側の気流を内側に巻き込み、姿勢制御が困難で、操作性が低下し易いという課題を有していた。
(3)さらに、中央のハブと機枠の環状レールとの間を腕杆で連結するだけでは、揚力発生用プロペラユニットの質量によって周辺部(環状レール)が撓み易く、これを低減するためには腕杆を強固に補強しなければならず、質量が増加して、飛行時の省エネルギー性を低下させるという課題を有していた。
(4)揚力発生用プロペラユニットのエンジンが機枠の環状レールに固定され、揚力発生用プロペラが機枠の外周よりも外方に突出しているので、飛行時に揚力発生用プロペラが木の枝、送電線、建物などの障害物に直接接触して破損し易く、耐久性、取扱い性、安全性に欠けるという課題を有していた。
本発明の請求項1に記載の飛行体は、機体に複数のロータが配設された飛行体であって、前記機体の外周に放射状に配設された複数のアームと、複数の前記アームの長手方向の途中に配設された前記ロータと、各々の前記アームの前記ロータの取付位置から少なくとも前記ロータのロータブレードの先端外周位置まで延設された延設部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)機体の外周に放射状に配設された複数のアームを有するので、機体の周囲をアームで保護することができ、障害物などから機体を保護でき、取扱い性に優れると共に、機体を常に中心(重心)位置に保持することができ、姿勢制御が容易で飛行の安定性に優れる。
(2)複数のアームの長手方向の途中に配設されたロータを有するので、ロータの位置(支点)が固定され、揚力を鉛直上向きに安定して保持することができ、姿勢の安定性に優れる。
(3)各々のアームのロータの取付位置から少なくともロータのロータブレードの先端外周位置まで延設された延設部を有するので、飛行時にロータブレードがアーム(延設部)の先端よりも外周方向に突出することがなく、水平移動時に延設部よりも先にロータブレードが木の枝、送電線、建物などの障害物に直接接触し難く、耐久性、取扱い性、安全性に優れる。
(4)ロータの取付位置から少なくともロータのロータブレードの先端外周位置まで延設部が延設されていることにより、気流(ダウンフロー)がアームの直下を対称的に通過して合流するので、姿勢が安定し易く、定点保持や姿勢制御が容易で、操作性に優れる。
(5)複数のロータを有することにより、飛行に必要な推力を分散させて、個々のロータの推力を小さく抑えることができ、幾つかのロータが破損しても、飛行を続けることが可能で、飛行の信頼性に優れると共に、ロータブレードに手や指などが接触しても怪我などをするおそれがなく、安全性に優れる。
(6)複数のロータを有するので、回転数によって個々のロータの揚力を調整するだけで機体の姿勢を制御することができ、ロータの角度制御機構が不要で、部品点数を低減して軽量化を図ることができ、量産性、省エネルギー性に優れると共に、複雑な制御が不要で、操作性、取扱い性に優れる。
尚、アームの数や配置は、ロータの数に応じて、適宜、選択することができるが、機体の重心位置を中心として放射状に配置することが好ましい。特に、機体の重心位置に対してアームを点対称に配置したり、機体の重心位置を通る水平軸に対してアームを線対称に配置したりすることにより、飛行体が点対称或いは線対称な形状となり、飛行時に重心が安定し、飛行の安定性、姿勢制御の容易性に優れる。また、各々のアームに複数個のロータを取付けることも可能である。これにより、ロータの数を減らすことなく、アームの数を減らして軽量化を図ることができ、量産性に優れる。
また、揚力や推力を大きくするために、同一のモータ(駆動部)に複数のロータを取付けてもよい。
この構成により、請求項1に記載の作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)アームが、機体に接続される基部と、基部から分岐してロータが少なくとも1つずつ配設される2本のロータ取付部と、を有するY字型に形設されることにより、アームの剛性を高め、部品点数を低減して、軽量化を図ることができ、耐久性、量産性に優れる。
尚、アームはY字型以外にX字型、T字型、V字型、U字型等に形成してもよい。
また、基部とロータ取付部は、同等の太さに形成してもよいが、基部を太くすることにより、機体への固定安定性、剛性を高めることができ、耐久性に優れる。
ロータ保護部の材質としてはアームと同様のものが好適に用いられる。また、ロータ保護部の形状は、ロータブレードの先端部を保護できるものであれば、直線状でも曲線状でもよい。また、各々のアームの延設部に独立して設けてもよいし、隣接するアームの延設部同士を連結するように設けてもよい。ロータ保護部を各々のロータブレードの先端が描く円形の軌跡と同心円の円弧状に形成した場合、障害物等との接触からロータブレードを保護することができ、故障が発生し難く、耐久性、取扱い性に優れる。また、ロータブレード外周の気流の向きが均一になり、飛行時の姿勢を安定化させることができる。
この構成により、請求項1又は2に記載の作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)延設部の先端に配設され隣接するアーム同士を連結するフレームを有することにより、延設部の先端を強固に固定して、アーム全体の面外への振動やぶれを確実に防止することができ、アームに取り付けられたロータの位置(支点)を固定して、揚力を常に鉛直上向きに安定して保持することができ、飛行時の姿勢の安定性、姿勢制御の容易性に優れる。
(2)フレームによってアームの外周を囲繞することができ、内側に配設されるロータと障害物との接触を防止して、ロータブレードや障害物(被接触物)の破損が発生し難く、耐久性、取扱い性、飛行の安定性に優れる。特に、水平方向からのロータブレードへの接触を確実に防止することができ、人体が直接、ロータブレードに接触する危険性が極めて低く、安全性に優れる。
尚、フレームの材質としてはアームと同様のものが好適に用いられる。
請求項1に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)複数のアームの長手方向の途中にロータを配設することにより、ロータの位置(支点)を固定し、揚力を鉛直上向きに安定して保持することができ、気流(ダウンフロー)がアームの直下を対称的に通過して合流し、気流が均一化して、定点保持や姿勢制御が容易で、操作性、姿勢安定性に優れた飛行体を提供することができる。
(1)剛性の高いY字型のアームを用いることにより、部品点数を低減して、軽量化を図ることができる耐久性、量産性に優れた飛行体を提供することができる。
(1)アームの外周を囲繞するフレームにより、延設部の先端を強固に固定して、アーム全体の面外への振動やぶれを確実に防止することができ、アームに取り付けられたロータの位置(支点)を固定して、揚力を常に鉛直上向きに安定して保持することができる飛行時の姿勢の安定性、姿勢制御の容易性、操作性に優れた飛行体を提供することができる。
(2)フレームによってアームの外周を囲繞することにより、内側に配設されるロータと周囲の障害物が接触し難く、特に、水平方向からのロータブレードへの接触を確実に防止することができ、人体が直接、ロータブレードに接触する危険性が極めて低く、ロータブレードや障害物(被接触物)の破損、怪我などが発生し難く、耐久性、取扱い性、飛行の安定性に優れた飛行体を提供することができる。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における飛行体の模式斜視図であり、図2は実施の形態1における飛行体の模式平面図であり、図3は実施の形態1における飛行体の模式側面図である。
図1乃至図3中、1は本発明の実施の形態1における飛行体、2は略半球状や略円錐状のドーム型に形成され重心位置底部に撮影や観測を行うためのカメラ等の撮影機器が内蔵された飛行体1の機体、3は機体2の底部の両側に配設された飛行体1の一対の支脚(図1,3)、4は一対の支脚3,3の下端部を連結するように略楕円状に形成された飛行体1のスキッド、5はアルミニウム製のパイプで略Y字型に形成され機体2の重心位置を中心として機体2の外周の四方に放射状に配設された飛行体1のアーム、5aは機体2に固定されたアーム5の基部、5bは開度が60度〜120度となるように基部5aから分岐して後述するロータ7が1つずつ配設されるアーム5の2本のロータ取付部、5cはロータ7の取付位置からロータ7のロータブレード7bの先端外周位置まで延設されたアーム5の延設部、6はアーム5の長手方向の途中に固設された飛行体1のモータなどの駆動部、7は駆動部6によって駆動される飛行体1のロータ、7aは駆動部6によって回転するロータ7のドライブシャフト、7bはドライブシャフト7aに配設されたロータ7のロータブレード、8はアーム5の延設部5cの先端で隣接するアーム5同士を連結するようにアルミニウム製のパイプで略円形に形設された飛行体1のフレーム、r1はロータブレード7bの先端が描く円形の軌跡を示す仮想線(図2)、r2はロータ7の取付位置を結んだ円形の仮想線(図2)である。
アーム5の2本のロータ取付部5bがなす角度は、ロータ7の数に応じて、適宜、選択することができるが、本実施の形態では、各々のアーム5の2本のロータ取付部5bがなす角度を60度〜120度とし、8個のロータ7を等角度間隔で効率的に配置して、軽量化を図ると共に、高い剛性を確保した。尚、ロータ取付部5bがなす角度は、これに限定されるものではなく、基部5aの長さとロータ取付部5bの長さとの比によって、適宜、選択することができる。
また、アーム5の基部5aとロータ取付部5bは、同等の太さに形成してもよいが、基部5aを太くすることにより、機体2への固定安定性、剛性を高めることができ、耐久性に優れる。ロータ取付部5bと延設部5cは、ロータ7の下部周辺の気流を均一化するために同程度の太さに形成することが好ましいが、ロータ取付部5bで確実にロータ7を支持すると共に、ロータ7の取付位置よりも外方の質量が増加するのを防ぐために、延設部5cよりもロータ取付部5bを太く形成してもよい。
本実施の形態では、放射状に配置されたアーム5の延設部5cの先端を円形のフレーム8で囲繞して簡素な構成で各々のロータ7を確実に保護できるようにし、量産性、耐久性、安全性を向上させた。これにより、飛行体1全体として、揚力、推力を均一化させることができ、姿勢が安定化し、飛行の信頼性に優れる。尚、フレーム8は円形以外に楕円形状や多角形状などに形成してもよい。
尚、アーム5の延設部5cをロータ7の取付位置から少なくともロータブレード7aの先端外周位置まで突出させて設けることにより、気流(ダウンフロー)がアーム5の直下を対称的に通過して合流し、姿勢が安定し易く、定点保持や姿勢制御が容易となるが、延設部5cの先端をロータブレード7aの先端外周位置よりも突出させることにより、延設部5cやフレーム8でロータブレード7aを確実に保護することができ、取扱い性、安全性に優れる。
また、本実施の形態では、ロータ7の数を8個にしたが、これに限定されるものではなく、ロータ7を同一円周上に配置する場合は、4〜8個、好ましくは6〜8個の中から、適宜、選択することができる。ロータ7の数が6個より少なくなると、いずれかのロータ7が故障した時に、姿勢が不安定になり易く、操作性が低下する傾向が見られ、8個より大きくなると、飛行体1が大型化し、質量が増加し易く、省エネルギー性が低下する傾向が見られ、特に、ロータ7の数が4個より少なくなると、いずれかのロータ7が故障した時に、姿勢の維持や安定した飛行を行うことが困難になり、操作性が著しく低下することがわかったためである。
尚、本実施の形態では、ロータ7を同一平面上(同一高さ)に配置したが、アーム5を上下二段に配設するなどして、隣接するロータ7の高さ方向の位置を互い違いにすれば、隣接するロータ7が干渉せず、アーム7の長さをさらに短くして軽量化を図ることができる。また、各々のアーム5のロータ取付部5bに複数個のロータ7を取付け、ロータ7の数を減らすことなく、アーム5の数を減らして軽量化を図り、量産性を向上できる。さらに、揚力や推力を大きくするために、同一の駆動部6に複数のロータ7を取付けてもよい。
尚、アーム5の形状は、本実施の形態に限定されるものではなく、ロータ7の数や配置等に応じて、X字型、T字型、V字型、U字型等の様々な形状に形成することができる。
(1)機体2の重心位置を中心として外周方向に放射状に配設された複数のアーム5を有するので、機体2の周囲をアーム5で保護することができ、障害物などから機体2を保護でき、取扱い性に優れると共に、機体2を常に重心位置に保持することができ、姿勢制御が容易で飛行の安定性に優れる。
(2)複数のアーム5の長手方向の途中に配設されたロータ7を有するので、ロータ7の位置(支点)が固定され、揚力を鉛直上向きに安定して保持することができ、姿勢の安定性に優れる。
(3)アーム5のロータ7の取付位置からロータ7のロータブレード7bの先端外周位置まで延設された延設部5cを有するので、水平移動時に延設部5cよりも先にロータブレード7bが木の枝、送電線、建物などの障害物に直接接触し難く、耐久性、取扱い性、安全性に優れる。
(4)ロータ7の取付位置から外周方向に延設された延設部5cが、ロータブレード7bの先端外周位置まで延設されていることにより、気流(ダウンフロー)がアーム5の直下を対称的に通過して合流するので、姿勢が安定し易く、定点保持や姿勢制御が容易で、機体2に搭載したカメラなどの撮影機器でブレのない高品質な写真撮影を行うことができ、操作性に優れる。
(5)複数のロータ7を有することにより、飛行に必要な推力を分散させて、個々のロータ7の推力を小さく抑えることができ、幾つかのロータ7が破損しても、飛行を続けることが可能で、飛行の信頼性に優れると共に、ロータブレード7bに手や指などが接触しても怪我などをするおそれがなく、安全性に優れる。
(6)複数のロータ7を有するので、回転数によって個々のロータ7の揚力を調整するだけで機体2の姿勢を制御することができ、ロータ2の角度制御機構が不要で、部品点数を低減して軽量化を図ることができ、量産性、省エネルギー性に優れると共に、複雑な制御が不要で、操作性、取扱い性に優れる。
(7)アーム5が、機体2に接続される基部5aと、基部5aから分岐してロータ7が1つずつ配設される2本のロータ取付部5bと、を有するY字型に形設されることにより、アーム5の剛性を高め、部品点数を低減して、軽量化を図ることができ、耐久性、量産性に優れる。
(8)延設部5cの先端に配設され隣接するアーム5同士を連結するフレーム8を有することにより、延設部5cの先端を強固に固定して、アーム5全体の面外への振動やぶれを確実に防止することができ、アーム5に取り付けられたロータ7の位置(支点)を固定して、揚力を常に鉛直上向きに安定して保持することができ、飛行時の姿勢の安定性、姿勢制御の容易性に優れる。
(9)アーム5の延設部5cの先端が、ロータブレード7bの先端外周位置まで突出しているので、延設部5cの先端を連結するようにフレーム8を配設することにより、フレーム8によってアーム5の外周を囲繞することができ、内側に配設されるロータ7を障害物との接触から確実に保護して、ロータブレード7bや障害物(被接触物)の破損を防止することができ、耐久性、取扱い性、飛行の安定性に優れる。特に、水平方向からのロータブレード7bへの接触を確実に防止することができ、人体が直接、ロータブレード7bに接触する危険性が極めて低く、安全性に優れる。
図4は実施の形態2における飛行体の模式平面図である。尚、図4中、実施の形態1と同様のものは同一の符号を付し説明を省略する。
図4において、実施の形態2における飛行体1aが、実施の形態1における飛行体1と異なる点は、フレーム8Aが、各々のロータブレード7の先端が描く円形の軌跡(r1)と同心円の半円弧状に形成されたロータ保護部8aを連結して形成されている点である。
(1)各々のロータブレード7bの先端が描く円形の軌跡と同心円の半円弧状のロータ保護部8aを連結してフレーム8を形成することにより、各々のロータブレード7bを確実に保護できると共に、気流の向きが均一になり、飛行時の姿勢を安定化させることができる。
図5は実施の形態3における飛行体の模式平面図である。尚、図5中、実施の形態1と同様のものは同一の符号を付し説明を省略する。
図5において、実施の形態3における飛行体1bが、実施の形態1における飛行体1と異なる点は、各々のアーム5Aが1本の棒状に形成されている点と、フレーム8を備えていない点と、隣接するアーム5Aの長手方向の途中を連結する補強連結部9を有する点である。
補強連結部9は適宜、配設することができるが、本実施の形態では、アーム5Aの機体2側の根元からロータ取付位置までの距離のほぼ中間位置で、隣接するアーム5A同士を連結した。これにより、飛行体1bの質量を増加させることなく、確実かつ効率的にアーム5Aを補強して、振動の発生を抑えることできる。
尚、アーム5Aの延設部5cの先端には、ロータブレード7bを保護するロータ保護部を設けてもよい。アーム5Aの延設部5cの先端が、ロータブレード7bの先端外周位置まで突出しているので、延設部5cの先端にロータ保護部を配設することにより、ロータブレード7bの先端部(外周)との間に隙間を形成することができ、ロータブレード7bを保護するバンパーの役目を果たすことができる。尚、ロータ保護部の材質としてはアーム5Aと同様のものが好適に用いられる。また、ロータ保護部の形状は、ロータブレード7bの先端部を保護できるものであれば、直線状でも曲線状でもよい。
以上のように実施の形態3の飛行体は構成されているので、実施の形態1の(1)乃至(6)の作用と同様の作用が得られる。
(実験例1)
実施の形態1で説明した飛行体につき、ロータ直下における気流(ダウンフロー)の向きを観察した。
観察には、実施の形態1の飛行体1からフレーム8を取り除き、アーム5のロータ取付部5b及び延設部5cの長手方向の合計5箇所に吹き流しを取り付けた飛行体を用いた。
この飛行体のロータ7を回転させ、ロータ取付位置及びその両側における吹き流しの流れる向きを撮影した。
延設部5cを取り外した以外は、実験例1と同様にして、ロータ取付位置及び飛行体の中心側における吹き流しの流れる向きを撮影した。
図6(a)に示した実験例1では、ロータ7の直下における気流が、ロータ取付位置を中心としてほぼ対称な流れとなっていることがわかった。
これに対し、図6(b)に示した延設部5cのない比較例1では、ロータ7の直下(ロータ取付位置)及びロータ取付位置よりも中心側のいずれにおいても、吹き流しが飛行体の中心側(内側)に向かって流れており、気流を内側に巻き込むような非対称な流れとなっていることがわかった。
以上の結果から、フレーム8がない場合でも、延設部5cを有することにより、ロータ7の直下におけるアーム5の周りの気流が均一化、安定化され、流体力学特性が改善されて、飛行時の姿勢安定性、姿勢制御の容易性が向上することが明らかとなった。
尚、実施の形態1と同様に、フレーム8を設ければ、ロータ7の位置(支点)を確実に固定することができ、揚力を常に鉛直上向きに安定して保持することができ、姿勢の安定性をさらに向上できることは明らかである。
2 機体
3 支脚
4 スキッド
5,5A アーム
5a 基部
5b ロータ取付部
5c 延設部
6 駆動部
7 ロータ
7a ドライブシャフト
7b ロータブレード
8,8A フレーム
8a ロータ保護部
9 補強連結部
Claims (3)
- 機体に複数のロータが配設された飛行体であって、前記機体の外周に放射状に配設された複数のアームと、複数の前記アームの長手方向の途中に配設された前記ロータと、各々の前記アームの前記ロータの取付位置から少なくとも前記ロータのロータブレードの先端外周位置まで延設された延設部と、を備えたことを特徴とする飛行体。
- 前記アームが、前記機体に接続される基部と、前記基部から分岐して前記ロータが少なくとも1つずつ配設される2本のロータ取付部と、を有するY字型に形設されたことを特徴とする請求項1記載の飛行体。
- 前記延設部の先端に配設され隣接する前記アーム同士を連結するフレームを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の飛行体。
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